JP2022123671A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、システム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、システム Download PDF

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Abstract

【課題】遠隔操作で車両の窓を開閉するときにユーザが開閉中の窓に接触することを抑制する。【解決手段】車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、窓の開閉を開始する指令を車両へ送信することと、窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、車内に人が存在すると判定した場合に、窓の開閉を停止する指令を車両へ送信することと、を実行する制御部を備える情報処理装置。【選択図】図10

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及び、システムに関する。
キーを持ったユーザが車両から一定時間離れたことを検知し、且つ、車両の窓が開いていることを検知した場合に、車両の窓を自動的に閉める技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006-307592号公報
本開示の目的は、遠隔操作で車両の窓を開閉するときにユーザが開閉中の窓に接触することを抑制することにある。
本開示の態様の一つは、
車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信することと、
前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、
前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信することと、
を実行する制御部を備える情報処理装置である。
本開示の他の態様の一つは、
コンピュータが、
車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信することと、
前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、
前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信することと、
を実行する情報処理方法である。
本開示の他の態様の一つは、
車両とサーバとを備えるシステムであって、
前記車両は、
窓の開閉についての所定の条件に関する情報を前記サーバへ送信し、
前記サーバから前記窓の開閉を開始する指令を受信すると、前記窓の開閉を開始し、
前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否かに関する情報を前記サーバへ送信し、
前記サーバから前記窓の開閉を停止する指令を受信すると、前記窓の開閉を停止し、
前記サーバは、
前記車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信し、
前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を前記車両から取得し、
前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信する、
システムである。
また、本開示の他の態様は、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、そのプログラムを非一時的に記憶した記憶媒体である。
本開示によれば、遠隔操作で車両の窓を開閉するときにユーザが開閉中の窓に接触することを抑制できる。
実施形態に係るシステムの概略構成を示す図である。 実施形態に係るシステムを構成する車両、ユーザ端末、及び、センタサーバのそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 センタサーバの機能構成を例示した図である。 車両の機能構成を例示した図である。 ユーザ端末の機能構成を例示した図である。 窓を閉めるか否かの問い合わせに対応してディスプレイに表示される画像の一例である。 窓を閉めている途中に制御部がディスプレイに表示させる画像の一例を示した図である。 窓を閉めることが完了した場合に、制御部がディスプレイに表示させる画像の一例を示した図である。 窓を閉めることに失敗した場合に、制御部がディスプレイに表示される画像の一例を示した図である。 実施形態に係るセンタサーバの処理のフローチャートである。 閉窓制御のフローチャートである。 実施形態に係る車両の処理のフローチャートである。 実施形態に係るユーザ端末の第一の処理のフローチャートである。 実施形態に係るユーザ端末の第二の処理のフローチャートである。
本開示の態様の一つである情報処理装置は、制御部を備える。制御部は、車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信することと、前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信することと、を実行する。
所定の条件は、車両の窓の開閉を開始する条件である。所定の条件は、車両が駐車されたことが分かる条件である。例えば、運転者が車両の機能を停止して車両から離れたことを検知した場合に所定の条件が成立したと判断される。一方、窓の開閉を開始した後は、車内に人が存在することが窓の開閉を停止させる条件の一つとなる。このように、窓の開閉を開始する条件と、窓の開閉を停止させる条件とが異なっていてもよい。
窓の開閉を開始する指令を車両へ送信すると、車両において窓の開閉が開始される。ここで、車両のドライバーが車内の人に気が付かずに車両を離れた場合等には、所定の条件が成立して窓の開閉が開始されてしまうことがある。この場合、車内に残された人が窓に接触する虞がある。そこで、制御部は、窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定する。この判定には、例えば、車両から送信される動体を検出するセンサの検出値を用いるこ
とができる。例えば、車内に動体を検出した場合には、車内に人が存在すると判定してもよい。そして、車内に人が存在すると判定した場合に、窓の開閉を停止する指令を車両へ送信することにより、車両において窓の開閉が停止されるので、車内の人が窓に接触することを抑制できる。なお、本開示において車両の窓には、サンルーフを含むことができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。また、以下の実施形態は可能な限り組み合わせることができる。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態に係るシステム1の概略構成を示す図である。システム1は、車両10の窓10Aを遠隔操作によって開閉可能なシステムである。遠隔操作による窓10Aの開閉は、所定の条件が成立したときに実行される。ここで、車内に人が存在しないことをセンサで検出することを所定の条件に含まない場合には、所定の条件が成立した場合であっても、車内に人が存在している場合もある。例えば、ユーザが車内に人がいることを忘れていて駐車して車両から離れてしまう場合がある。このような場合に、遠隔操作で窓10Aの開閉を行うと、車内に残された人が開閉中の窓10Aに接触する虞がある。
これに対してセンタサーバ30は、窓10Aの開閉中に車内で人が検出されたときに、窓10Aの開閉を停止させる。窓10Aの開閉を停止させた場合には、その旨をユーザ端末20へ通知する、または、車内に人が存在することをユーザ端末20へ通知する。
図1の例では、システム1は、車両10、ユーザ端末20、及び、センタサーバ30を含む。ユーザ端末20はユーザが所持する携帯端末である。また、車両10は、ユーザ端末20に関連付いた車両である。車両10、ユーザ端末20、及び、センタサーバ30は、ネットワークN1によって相互に接続されている。なお、ネットワークN1は、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網でありWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークN1は、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。さらに、車両10は、近距離無線通信等を含むネットワークN2を介して、ユーザ端末20に接続される。図1には、例示的に1台の車両10を図示しているが、車両10は複数存在し得る。また、車両10の数に応じてユーザ及びユーザ端末20も複数存在し得る。
図2に基づいて、車両10、ユーザ端末20、及び、センタサーバ30のハードウェア構成及び機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係るシステム1を構成する車両10、ユーザ端末20、及び、センタサーバ30のそれぞれの構成の一例を概略的に示すブロック図である。
センタサーバ30は、一般的なコンピュータの構成を有している。センタサーバ30は、プロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33、及び、通信部34を有する。これらは、バスにより相互に接続される。
プロセッサ31は、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)等である。プロセッサ31は、センタサーバ30を制御し、様々な情報処理の
演算を行う。主記憶部32は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。補助記憶部33は、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハー
ドディスクドライブ(HDD、Hard Disk Drive)、リムーバブルメディア等である。補
助記憶部33には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。補助記憶部33に格納されたプログラムをプロセッ
サ31が主記憶部32の作業領域にロードして実行し、このプログラムの実行を通じて各構成部等が制御される。これにより、所定の目的に合致した機能をセンタサーバ30が実現する。主記憶部32および補助記憶部33は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体である。なお、センタサーバ30は、単一のコンピュータであってもよいし、複数台のコンピュータが連携したものであってもよい。また、補助記憶部33に格納される情報は、主記憶部32に格納されてもよい。また、主記憶部32に格納される情報は、補助記憶部33に格納されてもよい。なお、プロセッサ31は、本開示に係る制御部の一例である。
通信部34は、ネットワークN1経由で車両10、及び、ユーザ端末20と通信を行う手段である。通信部34は、例えば、LAN(Local Area Network)インターフェースボード、無線通信のための無線通信回路である。LANインターフェースボードや無線通信回路は、ネットワークN1に接続される。
なお、センタサーバ30で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
次に、ユーザ端末20について説明する。ユーザ端末20は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、個人情報端末、ウェアラブルコンピュータ(スマートウォッチ等)、パーソナルコンピュータ(Personal Computer、PC)といった小型のコンピュータである。ユーザ端末20は、プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、入力部24、ディスプレイ25、通信部26、及び、位置情報センサ27を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23については、センタサーバ30のプロセッサ31、主記憶部32、補助記憶部33と同様であるため、説明を省略する。
入力部24は、ユーザが行った入力操作を受け付ける手段であり、例えば、タッチパネル、マウス、キーボード、または、押しボタン等である。ディスプレイ25は、ユーザに対して情報を提示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、または、EL(Electroluminescence)パネル等である。入力部24及びディスプレイ25は、
1つのタッチパネルディスプレイとして構成してもよい。
通信部26は、ユーザ端末20をネットワークN1またはネットワークN2に接続するための通信手段である。通信部26は、例えば、移動体通信サービス(例えば、5G(5th Generation)、4G(4th Generation)、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)等の電話通信網)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録
商標)等の無線通信網を利用して、ネットワークN1またはネットワークN2経由で他の装置(例えば車両10またはセンタサーバ30等)と通信を行うための回路である。
位置情報センサ27は、ユーザ端末20の位置情報(例えば緯度、経度)を取得する。位置情報センサ27は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信部、無線L
AN通信部等である。
次に、車両10について説明する。車両10は、プロセッサ11、主記憶部12、補助記憶部13、ウィンドウアクチュエータ14、ウィンドウセンサ15、通信部16、施解錠部17、IGスイッチ18、及び、侵入センサ19、を有する。これらは、バスにより相互に接続される。プロセッサ11、主記憶部12、補助記憶部13、及び、通信部16については、ユーザ端末20のプロセッサ21、主記憶部22、補助記憶部23、及び、通信部26と同様であるため、説明を省略する。
ウィンドウアクチュエータ14は、窓ガラスを開閉させるためのアクチュエータであり
、典型的には電動モータである。ウィンドウセンサ15は、窓ガラスの開度を検出するセンサである。なお、ウィンドウセンサ15は、窓ガラスの開度が所定の開度であることを検出するセンサであってもよい。例えば、ウィンドウセンサ15は、窓が全閉であるか否かを検出可能なセンサであってもよい。
施解錠部17は、車両10のドアの施解錠を行う。IGスイッチ18は、ユーザが押すことで車両10を起動させたり、または、車両10の機能を停止させたりするためのスイッチである。侵入センサ19は、車内に人が侵入したこと又は車内に人がいることを検出するセンサであり、典型的には、赤外線センサ、イメージセンサ、超音波センサ、レーダセンサ、振動センサ、または、マイクロフォンなどである。侵入センサ19は、セキュリティシステムで利用されるセンサと兼用することができる。この場合、侵入センサ19を新たに設ける必要がない。
次に、センタサーバ30の機能について説明する。図3は、センタサーバ30の機能構成を例示した図である。センタサーバ30は、機能構成要素として、制御部301、及び、車両情報DB311を備える。センタサーバ30のプロセッサ31は、主記憶部32上のコンピュータプログラムにより、制御部301の処理を実行する。
車両情報DB311は、プロセッサ31によって実行されるデータベース管理システム(Database Management System、DBMS)のプログラムが、補助記憶部33に記憶されるデータを管理することで構築される。車両情報DB311は、例えば、リレーショナルデータベースである。
なお、制御部301の処理の一部は、ネットワークN1に接続される他のコンピュータにより実行されてもよい。
制御部301は、車両10に関する情報(以下、車両情報ともいう。)を取得する。車両情報は、車両10とユーザ端末20とを紐付けるための情報である。車両情報には、車両10に固有な識別子である車両ID、ユーザに固有な識別子であるユーザID、及び、ユーザ端末20に固有な識別子であるユーザ端末IDが格納されている。この情報は、予めユーザがユーザ端末20を利用してセンタサーバ30に登録しておく。制御部301は、車両情報を取得すると、車両情報DB311に格納する。
制御部301は、所定の条件が成立しているときに、遠隔操作によって車両10の窓10Aを開閉する。そのため、制御部301は、所定の条件が成立しているか否か判定する。所定の条件は、車両10が駐車されていることを判定するための条件である。別法として、所定の条件は、ユーザが車両10を運転する状態でないことを判定するための条件としてもよい。車両10が駐車されている場合には、車両10の窓10Aの開閉をユーザがすぐに行うことができない。したがって、例えば、ユーザが窓10Aを閉め忘れた場合には、窓10Aが開いたままになってしまう。
所定の条件は、例えば、車両10の機能が停止している状態(シャットダウンされている状態)であること、及び、ユーザが車両10から離れていることである。このような状態であれば、車両10は駐車状態であるといえる。制御部301は、後述するスマートキー101Aの機能を利用して、車内に後述する電子キー201Aが存在するか否か判定する。電子キー201Aが車内に存在しなければ、ユーザが電子キー201Aを持って車両10を降りたと考えられる。また、制御部301は、車両10の起動状態を取得する。すなわち、ユーザがIGスイッチ18を押すことで車両10をシャットダウンしたか否かを取得する。車両10が駐車状態であれば、ユーザがすぐには車両10を運転しないと考えられる。
制御部301は、車両10から送信される、電子キー201Aの検出状態及び車両10の起動状態に基づいて、所定条件が成立しているか否か判定する。すなわち、車両10によって電子キー201Aが検出されており、且つ、車両10の機能が停止されている状態(シャットダウンされている状態)であれば、所定の条件が成立していると判定される。電子キー201Aの検出状態及び車両10の起動状態は、車両10から所定の間隔で送信されてもよく、電子キー201Aの検出状態または車両10の起動状態が変化したときに送信されてもよい。
なお、本実施形態においては、所定の条件が成立しているか否かを電子キー201Aの検出状態、及び、車両10の起動状態に基づいて判定しているが、所定の条件はこれらに限らない。例えば、電子キー201Aの検出状態に代えて、ドアロックの状態を条件としてもよい。すなわち、車両の外からドアがロックされ、且つ、車両10がシャットダウンされている状態であれば、所定の条件が成立していると判定してもよい。また、例えば、車両10がシャットダウンされており、且つ、ドアが1回開閉された場合には、運転者が車両から降りたと考えられるので、所定の条件が成立していると判定してもよい。
また、制御部301は、車両10から送信される、ウィンドウセンサ15の検出値に基づいて、窓10Aが開いているか否か判定する。ウィンドウセンサ15の検出値は、例えば、上記の電子キー201Aの検出状態と同時に送信されてもよく、車両10がシャットダウンされたとき(すなわち、IGスイッチ18が押されたとき)に1回だけ送信されてもよい。
そして、制御部301は、例えば、上記の所定の条件が成立しており、且つ、窓10Aが開いている場合には、窓10Aを閉めるか否かの問い合わせを生成してユーザ端末20へ送信する。そして、制御部301は、ユーザ端末20から窓10Aを閉める旨の回答を受信した場合に、窓10Aを閉める指令を生成して車両10へ送信する。なお、別法として車両10の窓10Aの開閉は、ユーザからの要望にかかわらず行ってもよい。例えば、所定の条件が成立しており、且つ、窓10Aが開いている場合には、窓10Aを閉めてもよい。また、ユーザへの問い合わせも必須ではない。窓10Aを開けて駐車したことに気が付いたユーザからの要望があり、且つ、上記の所定の条件が成立している場合に、窓10Aを閉める指令を生成して車両10へ送信してもよい。さらに、別法として、制御部301は、例えば、上記の所定の条件が成立しており、且つ、窓10Aが開いている場合には、窓10Aが開いていることをユーザ端末20へ通知するだけでもよい。その結果、ユーザがユーザ端末20から窓10Aを閉めることを要求した場合に、窓10Aを閉める指令を生成して車両10へ送信してもよい。
また、制御部301は、窓10Aを閉める指令を車両10へ送信した後に、車両10から侵入センサ19の検出値を受信する。そして、制御部301は、侵入センサ19の検出値に基づいて、車内に人が存在するか否か判定する。そして、車内に人が存在すると判定した場合には、窓10Aの開閉を停止させるための指令を生成して車両10へ送信する。また、窓10Aの開閉を停止させたことに関する情報を生成して、ユーザ端末20へ送信する。この情報には、車内に人が存在することをユーザに知らせるための情報が含まれていてもよい。
次に、車両10の機能について説明する。図4は、車両10の機能構成を例示した図である。車両10は、機能構成要素として、制御部101を備える。車両10のプロセッサ11は、主記憶部12上のコンピュータプログラムにより、制御部101の処理を実行する。ただし、制御部101の処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。
制御部101は、ユーザ端末20からの信号に基づいて施解錠部17を操作することによりドアの施解錠を行うスマートキー101Aの機能を有する。制御部101は、このスマートキー101Aの機能を利用して、後述する電子キー201Aと近距離無線通信を行う。そして、例えば、スマートキー101Aが電子キー201Aと通信できているか否かに関する情報、または、電子キー201Aからの電波の強度に関する情報を、電子キー201Aの検出状態としてセンタサーバ30に送信する。
制御部101は、ウィンドウセンサ15の検出値、電子キー201Aの検出状態、侵入センサ19の検出値、及び、車両10の起動状態を所定の間隔でセンタサーバ30へ送信する。なお、これらの情報の送信は、検出値等に変化があったものに限ってもよい。また、制御部301は、通信部16を介してセンタサーバ30から指令を受信すると、その指令に応じた処理を実行する。
ウィンドウセンサ15の検出値は、窓が開いているか否か、または、窓の開度に関連する情報である。電子キー201Aの検出状態は、スマートキー101Aと電子キー201Aとの通信状態を示しており、車内に電子キー201Aを持ったユーザが存在するか否かを判断可能な情報である。侵入センサ19の検出値は、車内に人が存在するか否かを判断可能な情報である。車両10の起動状態は、車両10が起動しているのか、または、機能を停止しているのかを判断可能な情報である。車両10の起動状態は、例えば、ユーザがIGスイッチ18を押すことにより変化する。
制御部101は、センタサーバ30から窓10Aを閉める指令を受信した場合に、ウィンドウアクチュエータ14を作動させて窓10Aを閉める。このときには、ウィンドウセンサ15により検出される窓10Aの開度が全閉になるまでウィンドウアクチュエータ14を作動させる。なお、別法として、センタサーバ30から窓10Aの開度を所定開度にする指令を受信した場合には、ウィンドウセンサ15により検出される窓10Aの開度が所定の開度になるまでウィンドウアクチュエータ14を作動させてもよい。
また、制御部101は、センタサーバ30からの指令に基づいてウィンドウアクチュエータ14を作動させているときに、侵入センサ19の検出値をセンタサーバ30へ送信する。侵入センサ19の検出値は、所定の時間毎にセンタサーバ30へ送信してもよく、検出値が変化したときにセンタサーバ30へ送信してもよい。侵入センサ19の検出値をセンタサーバ30へ送信した後に、センタサーバ30から窓10Aの開閉を停止させる指令を受信した場合には、制御部101がウィンドウアクチュエータ14を停止させる。制御部101は、ウィンドウアクチュエータ14を停止させた場合に、ウィンドウアクチュエータ14を停止させたことをセンタサーバ30へ通知してもよい。
次に、ユーザ端末20の機能について説明する。図5は、ユーザ端末20の機能構成を例示した図である。ユーザ端末20は、機能構成要素として、制御部201を備える。ユーザ端末20のプロセッサ21は、主記憶部22上のコンピュータプログラムにより、制御部201の処理を実行する。ただし、制御部201の処理の一部がハードウェア回路により実行されてもよい。制御部201は、スマートキーシステムの電子キー201Aの機能を有する。なお、別法として、ユーザ端末20とは別に電子キーの機能を持つ端末をユーザが所持していてもよい。制御部201(電子キー201A)は、車両10のスマートキー101Aとの通信を確立して、車両10の施解錠を行わせる。
また、制御部201は、センタサーバ30から窓10Aの開閉に関する問い合わせを受信する。例えば、窓10Aが開いている場合に、窓10Aを閉めてもよいか否かの問い合わせを受信する。この問い合わせを受信すると、制御部201は、ディスプレイ25に問い合わせの内容及び回答を促す文言を表示させる。図6は、窓10Aを閉めるか否かの問
い合わせに対応してディスプレイ25に表示される画像の一例である。ユーザが「窓を閉める」ボタンを押すことにより、制御部201は、窓を閉めることを要求する情報を生成してセンタサーバ30へ送信する。なお、制御部201は、ユーザ端末20を操作しているユーザが、正規のユーザであるか否か確認するために、窓を閉めることを要求する情報を生成する前に、ユーザに対してパスワード等の入力を求めてもよい。
図7は、窓10Aを閉めている途中に制御部201がディスプレイ25に表示させる画像の一例を示した図である。窓10Aを閉めている途中では、図7に示す画像がディスプレイ25に表示されることで、窓10A閉めていることをユーザが知ることができる。図8は、窓10Aを閉めることが完了した場合に、制御部201がディスプレイ25に表示させる画像の一例を示した図である。窓10Aを閉めることが完了した場合には、図8に示す画像がディスプレイ25に表示されることで、窓10Aを閉めたことをユーザが知ることができる。一方、図9は、窓10Aを閉めることに失敗した場合に、制御部201がディスプレイ25に表示される画像の一例を示した図である。窓10Aを閉めることに失敗した場合には、図9に示した画像をディスプレイ25に表示させてユーザに通知する。図6、図7、図8、及び、図9に示した画像は、センタサーバ30からの指令に基づいて、制御部201がディスプレイ25に表示させる。
次に、センタサーバ30における処理について説明する。図10は、本実施形態に係るセンタサーバ30の処理のフローチャートである。図10に示した処理は、センタサーバ30において、各車両10について所定の時間毎に繰り返し実行される。なお、車両情報DB311には、必要な情報が格納されているものとして説明する。また、以下では、窓10Aを閉める場合について説明する。
ステップS101において制御部301は、車両10から情報を取得する。このときに取得される情報は、所定の条件に関する情報、及び、窓10Aの開度に関する情報である。ステップS102において制御部301は、所定の条件が成立しているか否か判定する。例えば、制御部301は、車両10がシャットダウンされており、且つ、電子キー201Aとスマートキー101Aとの通信が確立されていないか否か判定する。ステップS102で肯定判定された場合にはステップS103へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS103において制御部301は、窓10Aが開いているか否か判定する。制御部301は、車両10から取得したウィンドウセンサ15の検出値が、窓10Aが開いていることを示す値であるか否か判定する。ステップS103で肯定判定された場合にはステップS104へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS104において制御部301は、ユーザ端末20へ送信するための問い合わせを生成する。この問い合わせは、窓10Aを閉めるか否かについての問い合わせである。ステップS105において制御部301は、問い合わせをユーザ端末20へ送信する。
ステップS106において制御部301は、ユーザ端末20から窓10Aを閉める回答があったか否か判定する。制御部301は、ユーザ端末20から窓10Aを閉めることを希望する回答を受信した場合に、窓10Aを閉める回答があったと判定する。一方、制御部301は、ユーザ端末20から窓10Aを閉めることを希望しない回答を受信した場合、または、所定の時間待ってもユーザ端末20から回答がない場合には、窓10Aを閉める回答がなかったものとして扱う。ステップS106で肯定判定された場合にはステップS107へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS107において制御部301は、閉窓制御を実行する。閉窓制御は、窓10
Aを閉めるときに実行される制御である。ここで、図11は、閉窓制御のフローチャートである。ステップS201において制御部301は、閉窓指令を車両10へ送信する。閉窓指令は、窓10Aを閉める指令であり、制御部301によって生成される。
ステップS202において制御部301は、閉窓中画像をディスプレイ25に表示させるための指令をユーザ端末20へ送信する。閉窓中画像は、図7に示した画像であり、窓10Aを閉めている途中であることを示す画像である。
ステップS203において制御部301は、車両10から情報を取得する。ここで取得する情報には、ウィンドウセンサ15の検出値及び侵入センサ19の検出値が含まれる。ステップS204において制御部301は、窓10Aが開いているか否か判定する。ステップS204で肯定判定された場合にはステップS206へ進み、否定判定された場合にはステップS205へ進む。
ステップS205において制御部301は、閉窓完了画像をディスプレイ25に表示させるための指令をユーザ端末20へ送信する。閉窓完了画像は、図8に示した画像であり、窓10Aを閉めることが完了したことを示す画像である。なお、後述の閉窓完了情報(ステップS307参照)を受信した後に、閉窓完了画像をディスプレイ25に表示させるための指令をユーザ端末20へ送信してもよい。
ステップS206において制御部301は、車内に人が存在しているか否か判定する。制御部301は、侵入センサ19の検出値が、車内に人が存在していることを示す値である場合に、車内に人が存在していると判定する。ステップS206で肯定判定された場合にはステップS207へ進み、否定判定された場合にはステップS203へ戻る。
ステップS207において制御部301は、窓停止指令を生成する。窓停止指令は、車両10の窓10Aの開閉を停止させるための指令である。ステップS208において制御部301は、窓停止指令を車両10へ送信する。また、ステップS209において制御部301は、閉窓失敗画像をディスプレイ25に表示させるための指令をユーザ端末20へ送信する。閉窓失敗画像は、図9に示した画像であり、窓10Aを閉めることに失敗したことを示す画像である。この指令を送信することにより、ユーザ端末20へ窓10Aを閉めることに失敗したことを通知している。なお、後述する閉窓停止情報(ステップS310参照)を受信した後に、閉窓失敗画像をディスプレイ25に表示させるための指令をユーザ端末20へ送信してもよい。その後、本ルーチンを終了させる。これにより、図10に示したルーチンも終了する。
次に、車両10における処理について説明する。図12は、本実施形態に係る車両10の処理のフローチャートである。図12に示した処理は、車両10において、所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS301において制御部101は、車両10に関する情報を取得する。ここで取得する情報は、ステップS101においてセンタサーバ30が受信する情報に対応する情報である。すなわち、制御部101は、電子キー201Aの検出状態、車両10の起動状態、及び、ウィンドウセンサ15の検出値を取得する。ステップS302において制御部101は、取得した車両10に関する情報をセンタサーバ30へ送信する。ステップS303において制御部101は、センタサーバ30から閉窓指令を受信したか否か判定する。この閉窓指令は、図11のステップS201においてセンタサーバ30から送信される。ステップS303で肯定判定された場合にはステップS304へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS304において制御部101は、窓10Aを閉めるようにウィンドウアクチュエータ14の作動を開始させる。ステップS305において制御部101は、ウィンドウセンサ15の検出値を取得する。すなわち、制御部101は、窓10Aの開度を取得する。ステップS306において制御部101は、ウィンドウセンサ15の検出値に基づいて、窓10Aが全閉となっているか否か判定する。すなわち、制御部101は、窓10Aを閉じることが完了したか否か判定する。ステップS306で肯定判定された場合にはステップS307へ進み、否定判定された場合にはステップS308へ進む。
ステップS307において制御部101は、閉窓完了情報をセンタサーバ30へ送信する。閉窓完了情報は、窓10Aを閉めることが完了したことを示す情報である。なお、ステップS307の処理は省略することができる。一方、ステップS308において制御部101は、センタサーバ30から窓停止指令を受信したか否か判定する。窓停止指令は、図11のステップS208においてセンタサーバ30から送信される。ステップS308で肯定判定された場合にはステップS309へ進み、否定判定された場合にはステップS305へ戻る。
ステップS309において制御部101は、ウィンドウアクチュエータ14を停止させる。そして、ステップS310において制御部101は、閉窓停止情報をセンタサーバ30へ送信する。閉窓停止情報は、窓10Aを閉めることを停止したことを示す情報である。なお、ステップS310の処理は省略することができる。
次に、ユーザ端末20の第一の処理について説明する。図13は、本実施形態に係るユーザ端末20の第一の処理のフローチャートである。第一の処理は、センタサーバ30からの問い合わせに回答するための処理である。図13に示した第一の処理は、ユーザ端末20において、所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS401において制御部201は、センタサーバ30から問い合わせを受信したか否か判定する。この問い合わせは、窓10Aを閉めるか否かの問い合わせであり、図10のステップS105においてセンタサーバ30から送信される問い合わせである。ステップS401で肯定判定された場合にはステップS402へ進み、否定判定された場合には本ルーチンを終了させる。
ステップS402において制御部201は、窓10Aを閉めるか否かの問い合わせに対応した画像をディスプレイ25に表示させる。このときには、図6に示した画像を表示させる。
ステップS403において制御部201は、問い合わせに対する回答を取得する。制御部201は、「窓を閉める」ボタンをユーザが押した場合には、ユーザが窓を閉めることを希望しているとの回答を取得する。一方、ユーザが所定時間「窓を閉める」ボタンを押さなかった場合には、ユーザが窓を閉めることを希望していないとの回答を取得する。
そして、ステップS404において制御部201は、ステップS403で取得した回答をセンタサーバ30へ送信する。
次に、ユーザ端末20の第二の処理について説明する。図14は、本実施形態に係るユーザ端末20の第二の処理のフローチャートである。第二の処理は、窓10Aの状態をユーザに通知するための処理である。図14に示した第二の処理は、ユーザ端末20において、所定の時間毎に繰り返し実行される。
ステップS501において制御部201は、センタサーバ30から閉窓中画像の表示指
令を受信したか否か判定する。閉窓中画像の表示指令は、図11のステップS202においてセンタサーバ30から送信される指令である。ステップS501で肯定判定された場合にはステップS502へ進んで、制御部201が閉窓中画像をディスプレイ25に表示させる。このときには、図7に示した画像を表示させる。ステップS501で否定判定された場合には、ステップS503へ進む。
ステップS503において制御部201は、センタサーバ30から閉窓失敗画像の表示指令を受信したか否か判定する。閉窓失敗画像の表示指令は、図11のステップS209においてセンタサーバ30から送信される指令である。ステップS503で肯定判定された場合にはステップS504へ進んで、制御部201が閉窓失敗画像をディスプレイ25に表示させる。このときには、図9に示した画像を表示させる。ステップS503で否定判定された場合には、ステップS505へ進む。
ステップS505において制御部201は、センタサーバ30から閉窓完了画像の表示指令を受信したか否か判定する。閉窓完了画像の表示指令は、図11のステップS205においてセンタサーバ30から送信される指令である。ステップS505で肯定判定された場合にはステップS506へ進んで、制御部201が閉窓完了画像をディスプレイ25に表示させる。このときには、図8に示した画像を表示させる。ステップS505で否定判定された場合、及び、ステップS506の処理が終了した場合には、本ルーチンを終了させる。
以上説明したように本実施形態によれば、車両10の窓10Aを遠隔操作で開閉する途中で車内に人が検出された場合には、窓10Aの開閉を停止させることにより、作動中の窓10Aに人が接触することを抑制できる。
<その他の実施形態>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。例えば、センタサーバ30の機能の一部または全部を車両10が有していてもよい。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1 システム
10 車両
10A 窓
20 ユーザ端末
30 センタサーバ
31 プロセッサ
32 主記憶部
33 補助記憶部
34 通信部

Claims (20)

  1. 車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信することと、
    前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信することと、
    を実行する制御部を備える情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記車内に人が存在するか否か判定するための情報として、前記車内の動体を検知するセンサの検出値を受信することと、
    前記車内に人が存在するか否かを、前記センサの検出値に基づいて判定することと、
    を実行する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ前記車内に人が存在することに関する情報を送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ前記窓の開閉を停止したことに関する情報を送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ、前記車内に人が存在することを前記ユーザ端末のディスプレイに表示させる指令を送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ、前記窓の開閉を停止したことを前記ユーザ端末のディスプレイに表示させる指令を送信する、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の条件と、前記車内に人が存在すると判定する条件とが異なる、
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記所定の条件が成立した後に、前記車両に関連付いたユーザ端末に、前記車両の窓を開閉するか否かの問い合わせを送信し、
    前記ユーザ端末から前記車両の窓を開閉する旨の回答を取得した場合に、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信する、
    請求項1から7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. コンピュータが、
    車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信することと、
    前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を取得することと、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ
    送信することと、
    を実行する情報処理方法。
  10. コンピュータが、
    前記車内に人が存在するか否か判定するための情報として、前記車内の動体を検知するセンサの検出値を受信することと、
    前記車内に人が存在するか否かを、前記センサの検出値に基づいて判定することと、
    を実行する請求項9に記載の情報処理方法。
  11. コンピュータが、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ前記車内に人が存在することに関する情報を送信する、
    請求項9または10に記載の情報処理方法。
  12. コンピュータが、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ前記窓の開閉を停止したことに関する情報を送信する、
    請求項9または10に記載の情報処理方法。
  13. コンピュータが、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ、前記車内に人が存在することを前記ユーザ端末のディスプレイに表示させる指令を送信する、
    請求項9または10に記載の情報処理方法。
  14. コンピュータが、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ、前記窓の開閉を停止したことを前記ユーザ端末のディスプレイに表示させる指令を送信する、
    請求項9または10に記載の情報処理方法。
  15. 前記所定の条件と、前記車内に人が存在すると判定する条件とが異なる、
    請求項9から14の何れか1項に記載の情報処理方法。
  16. コンピュータが、
    前記所定の条件が成立した後に、前記車両に関連付いたユーザ端末に、前記車両の窓を開閉するか否かの問い合わせを送信し、
    前記ユーザ端末から前記車両の窓を開閉する旨の回答を取得した場合に、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信する、
    請求項9から15の何れか1項に記載の情報処理方法。
  17. 車両とサーバとを備えるシステムであって、
    前記車両は、
    窓の開閉についての所定の条件に関する情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバから前記窓の開閉を開始する指令を受信すると、前記窓の開閉を開始し、
    前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否かに関する情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバから前記窓の開閉を停止する指令を受信すると、前記窓の開閉を停止し、
    前記サーバは、
    前記車両の窓の開閉についての所定の条件が成立すると、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信し、
    前記窓の開閉中に車内に人が存在するか否か判定するための情報を前記車両から取得し、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記窓の開閉を停止する指令を前記車両へ送信する、
    システム。
  18. 前記車両は、
    前記車内の動体を検知するセンサを備え、
    前記車内に人が存在するか否か判定するための情報として、前記車内の動体を検知するセンサの検出値を前記サーバへ送信する、
    請求項17に記載のシステム。
  19. 前記サーバは、
    前記車内に人が存在すると判定した場合に、前記車両に関連付いたユーザ端末へ前記車内に人が存在することに関する情報を送信する、
    請求項17または18に記載のシステム。
  20. 前記サーバは、
    前記所定の条件が成立した後に、前記車両に関連付いたユーザ端末に、前記車両の窓を開閉するか否かの問い合わせを送信し、
    前記ユーザ端末から前記車両の窓を開閉する旨の回答を取得した場合に、前記窓の開閉を開始する指令を前記車両へ送信する、
    請求項17から19の何れか1項に記載のシステム。
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