JP2022122011A - 予約処理プログラム、予約処理方法および情報処理装置 - Google Patents

予約処理プログラム、予約処理方法および情報処理装置 Download PDF

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Abstract

Figure 2022122011000001
【課題】患者に適した予約枠を正確に予約できるようにする。
【解決手段】記憶部2は、年齢についての複数の範囲ごとに個別に1以上設定され、かつ、これらの複数の範囲ごとに異なる時間的長さが設定された複数の予約枠11a~11dを示す予約枠情報を記憶する。処理部3は、生体検査の予約が指示されると、検査対象の患者の年齢を取得し、予約枠情報に基づき、複数の予約枠11a~11dの中から、上記の複数の範囲のうち取得した患者の年齢が属する範囲に対応する予約枠11c,11dを抽出して表示装置に表示させ、予約枠11c,11dの中から予約する予約枠の選択を受け付ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、予約処理プログラム、予約処理方法および情報処理装置に関する。
近年、医療機関では電子カルテシステムの導入が進んでいる。このような電子カルテシステムでは、診察や検査の予約処理機能が統合されているものも多い。
ここで、予約処理に関しては次のような提案がある。例えば、患者に対する各々の必要処置に対する適切な処置時間が設定され、設定された処置時間を基に患者に対する予約が設定される歯科予約装置が提案されている。また、ユーザの前回受診日からの日数に応じて65歳以上の運転者適齢診断の提案期間を設定し、当該期間に用意された受診講座の時限を表示して予約申し込みを可能にした予約システムが提案されている。
特開2016-219016号公報 特開2020-42542号公報
ところで、CT(Computed Tomography)検査やMRI(Magnetic Resonance Imaging)検査などの少なくとも一部の生体検査では、患者の年齢によって検査にかかる時間が異なる場合がある。例えば、一定の年齢以下の患者は長い時間静止することが難しかったり、検査の準備に手間取ることがあるため、検査の終了までに長い時間がかかってしまう場合がある。
一方、生体検査の予約枠は、通常、年齢に関係なく共通に設定されている。この場合に、上記のように年齢に応じた適切な時間的長さの予約枠を予約できるようにするには、例えば、検査時間が長くなる年齢の患者に対しては、連続する時間帯の予約枠を複数選択して予約する方法が考えられる。しかし、この方法では、オペレータが患者の年齢を判別して適切な数の予約枠を選択しなければならないので、操作ミスが発生しやすいという問題がある。
1つの側面では、本発明は、患者に適した予約枠を正確に予約できるようにした予約処理プログラム、予約処理方法および情報処理装置を提供することを目的とする。
1つの案では、コンピュータに、生体検査の予約が指示されると、検査対象の患者の年齢を取得し、年齢についての複数の範囲ごとに個別に1以上設定され、かつ、複数の範囲ごとに異なる時間的長さが設定された複数の予約枠の中から、複数の範囲のうち取得した患者の年齢が属する範囲に対応する1以上の第1の予約枠を抽出して表示装置に表示させ、1以上の第1の予約枠の中から予約する第2の予約枠の選択を受け付ける、処理を実行させる予約処理プログラムが提供される。
また、1つの案では、上記の予約処理プログラムに基づく処理と同様の処理をコンピュータが実行する予約処理方法が提供される。
さらに、1つの案では、上記の予約処理プログラムに基づく処理と同様の処理を実行する情報処理装置が提供される。
1つの側面では、患者に適した予約枠を正確に予約できる。
第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例および処理例を示す図である。 第2の実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 サーバのハードウェア構成例を示す図である。 生体検査のオーダ画面の例を示す図である。 生体検査の予約画面の比較例を示す図である。 第2の実施の形態における生体検査予約画面の例を示す第1の図である。 第2の実施の形態における生体検査予約画面の例を示す第2の図である。 サーバが備える処理機能の構成例を示す図である。 患者データベースのデータ構成例を示す図である。 予約枠設定テーブルのデータ構成例を示す図である。 年齢別予約枠設定マスタのデータ構成例を示す図である。 予約情報テーブルのデータ構成例を示す図である。 予約オーダテーブルのデータ構成例を示す図である。 生体検査の予約処理手順を示すフローチャートの例(その1)である。 生体検査の予約処理手順を示すフローチャートの例(その2)である。 生体検査の予約処理手順の変形例を示すフローチャートの例である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る情報処理装置の構成例および処理例を示す図である。図1に示す情報処理装置1は、生体検査の予約処理を実行する装置であり、記憶部2と処理部3を備える。
記憶部2は、情報処理装置1が備える図示しない記憶装置の記録領域として実現される。記憶部2には、各種の生体検査についての予約枠を示す予約枠情報を記憶する。予約枠情報は、例えば、生体検査の種別ごとの予約枠テーブル11,12,13,・・・を含む。
ここで、生体検査の種別によっては、検査対象の患者の年齢の範囲(年齢範囲)ごとに個別に設定され、かつ、年齢範囲ごとの予約枠の時間的長さが異なっていてもよい。図1の例では、生体検査Aに関し、11歳以上の年齢範囲に対応する予約枠11a,11bと、10歳以下の年齢範囲に対応する予約枠11c,11dとが設定されている。予約枠11a,11bの長さはいずれも30分であるのに対し、予約枠11c,11dの長さはいずれも1時間である。すなわち、この例では11歳以上の患者が予約可能な予約枠より、10歳以下の患者が予約可能な予約枠の方が、時間的長さが長く設定されている。これは、例えば、概ね10歳以下の低年齢の患者の方が検査に時間がかかる可能性が高いケースに該当する。
なお、予約枠テーブル11,12,13,・・・には、各予約枠についての予約の空き状況を示す情報が登録されていてもよい。
処理部3は、例えば、情報処理装置1が備える図示しないプロセッサとして実現される。処理部3は、次のような処理を実行する。
処理部3は、ある患者を対象とした生体検査の予約の指示を受け付ける(ステップS1)。ここでは例として、生体検査Aの予約が指示されたとする。すると、処理部3は、検査対象の患者の年齢を取得する(ステップS2)。ここでは例として、患者の年齢は10歳以下であったとする。この場合、処理部3は、生体検査Aに対応する予約枠テーブル11から、10歳以下の年齢範囲に対応する予約枠11c,11dを抽出し、抽出された予約枠11c,11dを図示しない表示装置に表示させる(ステップS3)。そして、処理部3は、表示された予約枠11c,11dの中から予約する予約枠の選択を受け付ける(ステップS4)。
例えば、ステップS3において、処理部3は、予約を受け付けるための予約画面20を表示装置に表示させる。予約画面20は、予約枠が表示される予約枠表示部21と、確定ボタン22を含む。処理部3は、抽出された予約枠11c,11dを示す情報を予約枠表示部21に表示させる。そして、予約枠11c,11dのいずれかに対する選択操作と、確定ボタン22の押下操作が行われると、処理部3は、選択された予約枠の予約を確定する。
なお、予約枠テーブル11に各予約枠の空き状況を示す情報が登録されている場合、予約枠表示部21には、予約枠11c,11dのそれぞれについての空き状況を示す情報が表示されてもよい。あるいは、予約枠表示部21には、予約枠11c,11dのうち予約に空きがある予約枠のみが表示されてもよい。
以上の処理によれば、患者に適した予約枠を正確に予約できるようになる。すなわち、年齢によって生体検査にかかる時間が異なる可能性が高い場合に、年齢範囲ごとに異なる時間的長さの予約枠が個別に設定される。そして、そのような生体検査の予約が指示されたとき、患者の年齢に応じた予約枠が抽出されて表示され、表示された予約枠の中から予約する予約枠が選択される。このような処理により、患者の年齢に応じた予約枠を正確に予約できるようになる。
〔第2の実施の形態〕
図2は、第2の実施の形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図2に示す情報処理システムは、サーバ100および端末装置200,200a,200b,・・・を含む。サーバ100と端末装置200,200a,200b,・・・とは、ネットワーク210を介して接続されている。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)でもよいし、WAN(Wide Area Network)やインターネットなどの広域ネットワークでもよい。なお、サーバ100は、図1に示した情報処理装置1の一例である。
サーバ100は、複数の患者情報が登録された患者データベースを記憶する。患者情報には、患者に関する複数項目の情報が登録される。例えば、患者の氏名や性別などの属性情報、患者の診察や入院の日程やそれらの内容、患者の検査結果や診断結果などの情報が、患者情報に登録される。また、サーバ100は、患者についての診察や検査の予約を受け付け、予約された診察や検査の内容を管理する。
端末装置200,200a,200b,・・・は、ユーザが使用するクライアントコンピュータである。端末装置200,200a,200b,・・・を使用するユーザとしては、医師や看護師、検査技師、医療事務担当者などの医療機関に勤務する者が考えられる。この場合、サーバ100の患者データベースには、例えば、この医療機関にかかっている患者に関する情報が記憶される。このようなユーザは、端末装置200,200a,200b,・・・を用いて、例えば、患者データベースの内容を参照したり、診察や検査を予約したり、予約内容を変更することができる。
このような情報処理システムは、例えば、電子カルテシステムの一部として実現される。
なお、以下の説明では、端末装置200,200a,200b,・・・のいずれかを特定せずに説明する場合には、代表して「端末装置200」と記載する。
図3は、サーバのハードウェア構成例を示す図である。サーバ100は、例えば、図3に示すようなコンピュータとして実現される。図3に示すサーバ100は、プロセッサ101、RAM(Random Access Memory)102、HDD(Hard Disk Drive)103、GPU(Graphics Processing Unit)104、入力インタフェース(I/F)105、読み取り装置106および通信インタフェース(I/F)107を有する。
プロセッサ101は、サーバ100全体を統括的に制御する。プロセッサ101は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)またはPLD(Programmable Logic Device)である。また、プロセッサ101は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM102は、サーバ100の主記憶装置として使用される。RAM102には、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)プログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、プロセッサ101による処理に必要な各種データが格納される。
HDD103は、サーバ100の補助記憶装置として使用される。HDD103には、OSプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、SSD(Solid State Drive)などの他の種類の不揮発性記憶装置を使用することもできる。
GPU104には、表示装置104aが接続されている。GPU104は、プロセッサ101からの命令にしたがって、画像を表示装置104aに表示させる。表示装置104aとしては、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)などがある。
入力インタフェース105には、入力装置105aが接続されている。入力インタフェース105は、入力装置105aから出力される信号をプロセッサ101に送信する。入力装置105aとしては、キーボードやポインティングデバイスなどがある。ポインティングデバイスとしては、マウス、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボールなどがある。
読み取り装置106には、可搬型記録媒体106aが脱着される。読み取り装置106は、可搬型記録媒体106aに記録されたデータを読み取ってプロセッサ101に送信する。可搬型記録媒体106aとしては、光ディスク、半導体メモリなどがある。
通信インタフェース107は、ネットワーク210を介して端末装置200,200a,200b,・・・などの他の装置との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、サーバ100の処理機能を実現することができる。なお、端末装置200,200a,200b,・・・も図3に示すようなコンピュータとして実現することができる。
次に、サーバ100における検査の予約処理について説明する。ここでは特に、いわゆる生体検査の予約処理について説明する。生体検査とは、患者から取得した検体を用いずに、患者の身体を直接調べる検査であり、心電図検査、放射線検査、放射線などを用いたCT検査、MRI検査などを含む。
生体検査の予約は、通常、医師の操作によって行われる。例えば、端末装置200に患者情報が表示された状態から、医師によって生体検査の依頼操作が行われ、さらに生体検査の種別の選択操作が行われる。サーバ100は、これらの操作に応じて、選択された種別の生体検査の内容を指示するためのオーダ画面を端末装置200に表示させる。
図4は、生体検査のオーダ画面の例を示す図である。ここでは例として、生体検査の種別としてMRI検査が選択されたものとする。
図4に示すように、MRI検査のオーダ画面300は、例えば、検査内容の詳細、依頼区分、アレルギーの有無、妊娠の有無をそれぞれ選択入力するための入力部301~304や、コメントを入力するための入力部305を含む。そして、これらの入力部301~305に対する入力操作が行われた後、予約ボタン306が押下されると、サーバ100は、入力部301に入力された内容のMRI検査を予約するための予約画面を端末装置200に表示させる。
図5は、生体検査の予約画面の比較例を示す図である。図5に示すように、生体検査(ここではMRI検査)の予約画面310は、例えば、カレンダー表示部311、予約枠選択部312、確定ボタン313を含む。
カレンダー表示部311には、カレンダーが表示され、カレンダー内の日付ごとに予約枠の空き状況が表示される。空き状況の表示内容としては、「空きがある」「空きがない」「予約枠がない」のいずれかを示す情報が表示される。
カレンダー表示部311において日付が選択されると、予約枠選択部312には、選択された日における予約枠の時間帯と、各時間帯における予約の取得可能人数および取得済み人数とが表示される。図5の例では、予約枠選択部312の取得人数の項目には、「取得済み人数/取得可能人数」を示す数値が表示されている。
取得可能人数は、対応する時間帯において予約を取得可能な人数を示す。図5の例のように、30分の時間帯において取得可能人数が「2」の場合、実体的には患者1人当たり15分の予約枠が事前に設定されていることになる。取得済み人数は、その予約枠を予約済みの患者数を示す。取得済み人数が取得可能人数に達している場合、その予約枠に空きがないことを示す。
予約枠選択部312において予約枠に空きがある時間帯が選択され、確定ボタン313が押下されると、選択された時間帯の予約枠の予約が確定される。このとき、サーバ100は、予約された予約枠の情報や、検査対象の患者に関する情報、オーダ画面300で入力された検査内容などの情報を、データベースに記録する。
ところで、生体検査の中には、患者の年齢によっては検査にかかる時間が長くなることが多いものがある。例えば、一定の年齢以下の患者は、長い時間静止することが難しい場合や、検査の準備に手間取る場合がある。この場合、検査の終了までに長い時間がかかってしまう。例えば、CT検査やMRI検査がこのようなケースに該当する。
その一方、図5に示した比較例では、生体検査の予約枠が、年齢に関係なく共通に設定されている。このため、年齢に関係なく、同じ種別の生体検査については患者1人に割り当てられる時間は同じである。この場合において、上記のような検査にかかる時間の問題を解決する方法としては、次のような方法が考えられる。
例えば、患者1人に割り当てる予約枠の時間的長さを、検査に長時間かかる年齢の患者に合わせて長く設定しておく方法が考えられる。しかし、この方法では、検査の時間効率が悪化してしまう。そこで、他の方法として、予約枠の時間的長さを比較的短く設定しておき、検査時間が長くなる年齢の患者に対しては、連続する時間帯の予約枠を複数選択して予約する方法が考えられる。しかし、この方法では、医師などのオペレータが患者の年齢を判別して適切な数の予約枠を選択しなければならない。このため、操作性が悪く、操作ミスも発生しやすいという問題がある。
そこで、第2の実施の形態では、上記のように年齢によって検査にかかる時間が異なる可能性がある生体検査に関しては、同じ種別の生体検査に対して、互いに時間的長さが異なる予約枠が年齢の範囲ごとに個別に設定される。そして、サーバ100は、オペレータの操作に応じて該当する生体検査の予約画面を開いた際に、検査対象の患者の年齢に対応する予約枠を予約画面に表示させる。これにより、患者の年齢に応じた時間的長さが割り当てられた適切な予約枠のみが予約画面に表示され、そのような適切な予約枠だけをオペレータが選択できるようにする。その結果、オペレータの操作性を向上させ、操作ミスの発生確率を低減する。
以下の第2の実施の形態についての説明では、例として、所定の年齢以下の患者については時間的に長い予約枠が設定されるものとする。年齢の閾値は任意に設定可能であるが、以下の例では年齢の閾値を6歳とする。
図6は、第2の実施の形態における生体検査予約画面の例を示す第1の図である。図6に示す生体検査(ここではMRI検査)の予約画面320は、検査対象の患者が所定の年齢(6歳)以下であった場合の画面の例を示す。
サーバ100は、例えば、図4に例示したMRI検査のオーダ画面300内の予約ボタン306が押下されると、検査対象の患者の現在の年齢を取得して、図6のようなMRI検査の予約画面320を端末装置200に表示させる。この予約画面320の基本的な画面構成は図5に示した比較例と同様であり、予約画面320は、カレンダー表示部321、予約枠選択部322、確定ボタン323を含む。
カレンダー表示部321には、カレンダーが表示され、カレンダー内の日付ごとに予約枠の空き状況が表示される。患者の現在の年齢が6歳以下であった場合、このカレンダーには、MRI検査の予約枠のうち、6歳以下の患者に対応する予約枠についての空き状況が表示される。
カレンダー表示部321において日付が選択されると、予約枠選択部322には、選択された日に設定された、6歳以下の患者に対応する予約枠の時間帯と、各時間帯における予約の取得可能人数および取得済み人数とが表示される。図6の例では図5の例と同様に、予約枠選択部322の取得人数の項目には、「取得済み人数/取得可能人数」を示す数値が表示されている。そして、予約枠選択部322において予約枠に空きがある時間帯が選択され、確定ボタン323が押下されると、選択された時間帯の予約枠の予約が確定される。
図7は、第2の実施の形態における生体検査予約画面の例を示す第2の図である。図7に示す生体検査(ここではMRI検査)の予約画面330は、検査対象の患者が所定の年齢(6歳)を超える(すなわち7歳以上)であった場合の画面の例を示す。この予約画面330の基本的な画面構成は図6に示した予約画面320と同様であり、予約画面330は、カレンダー表示部331、予約枠選択部332、確定ボタン333を含む。
カレンダー表示部331には、カレンダーが表示され、カレンダー内の日付ごとに予約枠の空き状況が表示される。患者の現在の年齢が7歳以上であった場合、このカレンダーには、MRI検査の予約枠のうち、7歳以上の患者に対応する予約枠についての空き状況が表示される。
カレンダー表示部331において日付が選択されると、予約枠選択部332には、選択された日に設定された、7歳以上の患者に対応する予約枠の時間帯と、各時間帯における予約の取得可能人数および取得済み人数とが表示される。図7の例では図6の例と同様に、予約枠選択部332の取得人数の項目には、「取得済み人数/取得可能人数」を示す数値が表示されている。そして、予約枠選択部332において予約枠に空きがある時間帯が選択され、確定ボタン333が押下されると、選択された時間帯の予約枠の予約が確定される。
ここで、図7の予約枠選択部332では、9時から9時30分、9時30分から10時、10時から10時30分、10時30分から11時というそれぞれ30分の時間帯において、時間帯ごとの取得人数が「2」となっている。このため、7歳以上の患者に対しては、患者1人当たり15分の予約枠が設定されていることになる。一方、図6の予約枠選択部322では、11時から11時30分、11時30分から12時というそれぞれ30分の時間帯において、時間帯ごとの取得人数が「1」となっている。このため、6歳以下の患者に対しては、患者1人当たり30分の予約枠が設定されていることがわかる。
以上のように、本実施の形態では、特定の種別の生体検査に関しては、同じ種別の生体検査に対して、互いに時間的長さが異なる予約枠が年齢の範囲ごとに個別に設定される。そして、サーバ100は、その生体検査の予約画面を開いたとき、検査対象の患者の年齢に対応する予約枠を予約画面に表示させる。これにより、患者の年齢に応じた時間的長さが割り当てられた適切な予約枠のみが予約画面に表示されるようになり、そのような適切な予約枠だけをオペレータが選択できるようになる。したがって、オペレータの操作性を向上させることができ、操作ミスの発生確率を低減できる。
図8は、サーバが備える処理機能の構成例を示す図である。図8に示すように、サーバ100は、記憶部110、予約処理部121および表示制御部122を有する。記憶部110は、例えば、RAM102またはHDD103に確保された記憶領域として実装される。予約処理部121および表示制御部122の処理は、例えば、プロセッサ101が所定のプログラムを実行することで実現される。
記憶部110は、患者データベース111、予約枠設定マスタ112、年齢別予約枠設定マスタ113、予約情報データベース(DB)114および予約オーダデータベース(DB)115を記憶する。
ここで、図9は、患者データベースのデータ構成例を示す図である。患者データベース111には、患者に関する各種の情報が登録される。例えば、患者データベース111には、患者に関する基本情報、入院情報、診察情報などが登録される。
基本情報は、患者に関する基本的な情報であり、例えば図9に示すように、患者を識別するための患者ID、患者の氏名、患者の生年月日などを含む。入院情報は、例えば、入院日、退院日、診療科、担当医など、入院に関する情報を含む。診察情報は、診察日時、診療科、担当医など、診察に関する情報を含む。
次に、予約枠設定マスタ112には、検査についての予約枠の設定情報が登録される。予約枠設定マスタ112は、例えば、次の図10に示すような日付ごとの予約枠設定テーブルを含む。
図10は、予約枠設定テーブルのデータ構成例を示す図である。図10では日付の例として、2021年3月1日についての予約枠設定テーブル112aを示している。図10に示すように、予約枠設定テーブル112aは、項目コード、項目名称、予約枠コード、開始時刻、終了時刻および取得可能人数が、予約枠が設定される時間帯ごとに登録される。
項目コードは、検査の項目(種別)を識別する識別コードである。項目名称は、検査の項目名(種別名)を示す。予約枠コードは、予約枠を識別する識別コードである。開始時刻は、予約枠の時間帯の開始時刻を示し、終了時刻は、予約枠の時間帯の終了時刻を示す。取得可能人数は、該当する時間帯において予約枠を取得可能な人数を示す。この取得可能人数は、実体的には該当する時間帯に設定された予約枠の枠数を示す。
図10の例では、「MRI検査」という同一種別の生体検査に対して、患者1人当たりの割り当て時間が異なる2種類の予約枠が設定されている。これらの2種類の予約枠には、それぞれ予約枠コード「0001」「0002」が設定されている。予約枠コード「0001」を含むレコードでは、30分の時間帯に対して取得可能人数が「2」に設定されている。これは、予約枠コード「0001」が示す予約枠は、患者1人に対して15分の時間を割り当てるものであることを示す。一方、予約枠コード「0002」を含むレコードでは、30分の時間帯に対して取得可能人数が「1」に設定されている。これは、予約枠コード「0002」が示す予約枠は、患者1人に対して30分の時間を割り当てるものであることを示す。
図11は、年齢別予約枠設定マスタのデータ構成例を示す図である。年齢別予約枠設定マスタは、予約枠コードが示す各予約枠がどのような年齢の患者を対象としたものであるかを示す情報が登録されたデータベースである。
図11に示すように、年齢別予約枠設定マスタ113は、項目コード、予約枠コードおよび対象年齢が、予約枠ごとに登録される。項目コードは、前述のように、検査の項目(種別)を識別する識別コードである。予約枠コードは、前述のように、予約枠を識別する識別コードである。対象年齢は、予約枠コードが示す予約枠を取得可能な患者の年齢を示す。
図11の例では、同一の項目コード「FB00001」の検査項目に対応する予約枠コード「0001」「0002」について、前者の対象年齢が10歳以上であり、後者の対象年齢が9歳以下であることが登録されている。この図11と図10とから、MRI検査の予約枠として、10歳以上の患者を対象とした1人当たり15分の予約枠(予約枠コード「0001」)と、9歳以下の患者を対象とした1人当たり30分の予約枠(予約枠コード「0002」)とが設定されていることがわかる。
また、図11ではその他に、項目コード「FB00101」の検査項目に対応する予約コード「0011」の予約枠について、対象年齢の制限がないことが登録されている。これは、項目コード「FB00101」の検査項目については、年齢に関係なく共通の予約枠が設定されていることを示す。
次に、予約情報データベース114には、各予約枠の取得状況を示す情報が登録される。予約情報データベース114は、例えば、次の図12に示すような日付ごとの予約情報テーブルを含む。
図12は、予約情報テーブルのデータ構成例を示す図である。図12では日付の例として、2021年3月1日についての予約情報テーブル114aを示している。図12に示すように、予約情報テーブル114aには、予約枠コード、開始時刻、終了時刻および取得済み人数を含むレコードが登録される。
予約枠コードは、予約枠を識別する識別コードである。開始時刻は、予約枠が設定された時間帯の開始時間を示し、終了時刻は、予約枠が設定された時間帯の終了時刻を示す。これらの予約枠コード、開始時刻および終了時刻の組み合わせにより、少なくとも1人の患者によって取得された(予約された)予約枠の時間帯が特定される。取得済み人数は、その時間帯の予約枠を取得した(予約した)患者の人数を示す。
予約情報テーブル114aには、該当する日付のある時間帯に設定されていた予約枠が1人の患者によって取得される(予約される)と、その予約枠に対応するレコードが追加登録される。例えば、予約枠コード「0001」の予約枠のうち9時から9時30分までの時間帯の予約枠が、ある1人の患者によって取得されると、その予約枠に対応するレコードが予約情報テーブル114aに追加され、取得済み人数として「1」が登録される。また、この予約枠の取得可能人数が2以上の場合、同じ予約枠が他の患者によって取得されるたびに、同じレコード上の取得済み人数が1ずつカウントアップされる。取得済み人数の値の上限は、その予約枠についての取得可能人数となる。
次に、予約オーダデータベース115には、予約枠が取得された(予約された)検査についての情報が登録される。予約オーダデータベース115は、例えば、次の図13に示すような日付ごとの予約オーダテーブルを含む。
図13は、予約オーダテーブルのデータ構成例を示す図である。図13では日付の例として、2021年3月1日についての予約オーダテーブル115aを示している。予約オーダテーブル115aには、該当する日付の予約枠が取得される(予約される)たびに、その予約内容を示すレコードが追加登録される。図13に示すように、予約オーダテーブル115aの各レコードには、予約コード、患者ID、予約枠コード、開始時刻、終了時刻およびオーダ内容が登録される。
予約コードは、検査の予約を識別するためのユニークな識別コードである。患者IDは、予約した患者の識別情報である。予約枠コードは、予約された予約枠の識別コードである。開始時刻は、予約された予約枠の開始時刻を示し、終了時刻は、予約された予約枠の終了時刻を示す。これらの予約枠コード、開始時刻および終了時刻の組み合わせにより、患者IDが示す患者によって取得された(予約された)予約枠の時間帯が特定される。オーダ内容は、予約された検査の内容やその関連情報を含む。オーダ内容としては、検査のオーダ画面(例えば図4のオーダ画面300)において入力された情報が登録される。
以下、図8を用いて説明を続ける。
予約処理部121は、検査オーダの入力の受け付け処理や、検査オーダに基づく検査日程の予約受け付け処理、予約変更処理を実行する。表示制御部122は、予約処理部121に対するユーザインタフェース処理を実行する処理機能である。表示制御部122は、例えば、検査オーダの入力受け付けや予約受け付け、予約変更を受け付けるための入力画面を生成して端末装置200に表示させ、入力画面に入力された情報を受け付けて予約処理部121に受け渡す。
次に、サーバ100による生体検査の予約処理について、フローチャートを用いて説明する。図14、図15は、生体検査の予約処理手順を示すフローチャートの例である。
[ステップS11]表示制御部122は、生体検査の検査項目(種別)の選択操作と、その生体検査のオーダ操作とを受け付け、受け付けた内容を予約処理部121に通知する。すると、予約処理部121は、選択された検査項目に対応するオーダ画面の表示を表示制御部122に依頼する。このとき、オーダ画面に対して、選択された検査項目に対応する項目コードが関連付けられる。表示制御部122は、オーダ画面を生成して端末装置200に表示させる。
[ステップS12]オーダ画面に対して検査内容などの情報が入力され、予約を指示する予約ボタンが押下されると、表示制御部122は、入力情報を受け付けて予約処理部121に通知する。
このとき、オーダ画面に対する入力情報には、検査対象の患者を示す患者IDが関連付けられている。例えば、患者情報が表示された状態から上記のオーダ画面に遷移することで、オーダ画面に対する入力情報に対して、患者情報に対応する患者IDが関連付けられる。
[ステップS13]予約処理部121は、年齢別予約枠設定マスタ113を参照し、予約が指示された検査項目に対して年齢別の予約枠が設定されているかを判定する。年齢別予約枠設定マスタ113において、検査項目を示す項目コードに対して複数の予約枠コードが登録されている場合に、検査項目に年齢別の予約枠が設定されていると判定される。年齢別の予約枠が設定されている場合、処理がステップS14に進められ、年齢別の予約枠が設定されていない場合、処理がステップS20に進められる。
[ステップS14]予約処理部121は、患者データベース111から検査対象の患者の生年月日を取得し、取得した生年月日から患者の現在の年齢を判別する。
[ステップS15]予約処理部121は、選択された検査項目についての予約画面を表示制御部122に表示させる。このとき、予約処理部121は、年齢別予約枠設定マスタ113から、ステップS14で判別された患者の年齢に対応する予約枠の予約枠コードを取得する。予約処理部121は、予約画面のカレンダー表示部に表示される日付ごとに次のような処理を実行する。
予約処理部121は、予約枠設定マスタ112から、取得した予約枠コードに対応する予約時間帯を取得するとともに、各予約時間帯の取得可能人数を取得する。また、予約処理部121は、予約情報データベース114から、取得した予約枠コードに対応する各予約時間帯の取得済み人数を取得する。予約時間帯の予約枠が誰にも取得されていない(予約されていない)場合には、予約情報データベース114には該当予約枠コードのレコードが登録されておらず、取得済み人数は0と判別される。予約処理部121は、各予約時間帯の取得可能人数および取得済み人数に基づいて、該当する日付における予約の空き状況を判別し、空き状況を示す情報をカレンダー表示部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、カレンダー表示部に空き状況が表示される。
[ステップS16]表示制御部122は、カレンダー表示部から日付の選択を受け付け、選択された日付を予約処理部121に通知する。
[ステップS17]予約処理部121は、ステップS15で取得した情報の中から、選択された日付に設定された予約時間帯ごとの取得可能人数および取得済み人数を取得し、それらの人数を予約画面の予約枠選択部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、予約枠選択部に各予約時間帯における取得可能人数および取得済み人数(すなわち予約の空き状況)が表示される。
[ステップS18]表示制御部122は、予約枠選択部から予約時間帯の選択を受け付け、さらに確定ボタンの選択入力を受け付けると、選択された予約時間帯を示す情報を予約処理部121に通知する。
[ステップS19]予約処理部121は、選択された予約時間帯における検査予約を確定し、予約内容を示すレコード(予約情報)を予約オーダデータベース115に登録する。また、予約処理部121は、予約情報データベース114を更新する。具体的には、予約された予約時間帯の予約枠についてのレコードが予約情報データベース114に登録されていない場合、予約処理部121は、この予約枠についてのレコードを予約情報データベース114に追加登録し、取得済み人数として「1」を設定する。また、予約された予約時間帯の予約枠についてのレコードが予約情報データベース114に登録済みである場合、予約処理部121は、そのレコードに登録された取得済み人数をインクリメントする。
[ステップS20]予約処理部121は、選択された検査項目についての予約画面を表示制御部122に表示させる。このとき、予約処理部121は、年齢別予約枠設定マスタ113から、選択された検査項目に対応する予約枠の予約枠コードを取得する。予約処理部121は、予約画面のカレンダー表示部に表示される日付ごとに次のような処理を実行する。
予約処理部121は、予約枠設定マスタ112から、取得した予約枠コードに対応する予約時間帯を取得するとともに、各予約時間帯の取得可能人数を取得する。また、予約処理部121は、予約情報データベース114から、取得した予約枠コードに対応する各予約時間帯の取得済み人数を取得する。予約時間帯の予約枠が誰にも取得されていない(予約されていない)場合には、予約情報データベース114には該当予約枠コードのレコードが登録されておらず、取得済み人数は0と判別される。予約処理部121は、各予約時間帯の取得可能人数および取得済み人数に基づいて、該当する日付における予約の空き状況を判別し、空き状況を示す情報をカレンダー表示部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、カレンダー表示部に空き状況が表示される。
[ステップS21]表示制御部122は、カレンダー表示部から日付の選択を受け付け、選択された日付を予約処理部121に通知する。
[ステップS22]予約処理部121は、ステップS20で取得した情報の中から、選択された日付に設定された予約時間帯ごとの取得可能人数および取得済み人数を取得し、それらの人数を予約画面の予約枠選択部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、予約枠選択部に各予約時間帯における取得可能人数および取得済み人数(すなわち予約の空き状況)が表示される。
[ステップS23]表示制御部122は、予約枠選択部から予約時間帯の選択を受け付け、さらに確定ボタンの選択入力を受け付けると、選択された予約時間帯を示す情報を予約処理部121に通知する。
[ステップS24]予約処理部121は、選択された予約時間帯における検査予約を確定し、予約内容を示すレコード(予約情報)を予約オーダデータベース115に登録する。また、予約処理部121は、予約情報データベース114を更新する。具体的には、予約された予約時間帯の予約枠についてのレコードが予約情報データベース114に登録されていない場合、予約処理部121は、この予約枠についてのレコードを予約情報データベース114に追加登録し、取得済み人数として「1」を設定する。また、予約された予約時間帯の予約枠についてのレコードが予約情報データベース114に登録済みである場合、予約処理部121は、そのレコードに登録された取得済み人数をインクリメントする。
以上の処理では、選択された検査項目について年齢の範囲ごとに個別の予約枠が設定されている場合には、その検査項目についての予約画面が表示されたとき、検査対象の患者の年齢に対応する予約枠が予約画面に表示される。これにより、患者の年齢に応じた時間的長さが割り当てられた適切な予約枠のみが予約画面に表示されるようになり、そのような適切な予約枠だけをオペレータが選択できるようになる。したがって、オペレータの操作性を向上させることができ、操作ミスの発生確率を低減できる。
ところで、上記の第2の実施の形態では、生体検査の予約をとろうとした時点での患者の年齢に基づいて、その年齢に対応する予約枠の情報が予約画面に表示される。しかし、予約枠が設定されている日付における患者の年齢に基づいて、その年齢に対応する予約枠の情報を予約画面に表示させることもできる。以下、第2の実施の形態における処理のうち、予約画面の表示処理をこのように変形した場合の変形例について説明する。
図16は、生体検査の予約処理手順の変形例を示すフローチャートの例である。この変形例では、図14に示したステップS14~S17の処理の代わりに以下のステップS14a~S17aの処理が実行される。
[ステップS14a]予約処理部121は、患者データベース111から検査対象の患者の生年月日を取得する。
[ステップS15a]予約処理部121は、選択された検査項目についての予約画面を表示制御部122に表示させる。このとき、予約処理部121は、予約画面のカレンダー表示部に表示される日付ごとに次のような処理を実行する。
予約処理部121は、患者の生年月日から、該当の日付における患者の年齢を判別し、年齢別予約枠設定マスタ113から、判別された患者の年齢に対応する予約枠の予約枠コードを取得する。予約処理部121は、予約枠設定マスタ112から、取得した予約枠コードに対応する予約時間帯を取得するとともに、各予約時間帯の取得可能人数を取得する。また、予約処理部121は、予約情報データベース114から、取得した予約枠コードに対応する各予約時間帯の取得済み人数を取得する。予約時間帯の予約枠が誰にも取得されていない(予約されていない)場合には、予約情報データベース114には該当予約枠コードのレコードが登録されておらず、取得済み人数は0と判別される。予約処理部121は、各予約時間帯の取得可能人数および取得済み人数に基づいて、該当する日付における予約の空き状況を判別し、空き状況を示す情報をカレンダー表示部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、カレンダー表示部に空き状況が表示される。
[ステップS16a]表示制御部122は、カレンダー表示部から日付の選択を受け付け、選択された日付を予約処理部121に通知する。
[ステップS17a]予約処理部121は、ステップS15aで取得した情報の中から、選択された日付に設定された予約時間帯ごとの取得可能人数および取得済み人数を取得し、それらの人数を予約画面内の予約枠選択部に表示するように表示制御部122に指示する。これにより、選択された日付における患者の年齢に対応する予約枠の予約時間帯と、各予約時間帯における取得可能人数および取得済み人数(すなわち予約の空き状況)が予約枠選択部とが予約枠選択部に表示される。
以上の処理により、予約枠が設定されている日付における患者の年齢を正確に反映して、患者の年齢に対応する予約枠の情報を予約画面に表示させることもできる。
なお、上記の各実施の形態に示した装置(例えば、情報処理装置1、サーバ100)の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、各装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供され、そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、半導体メモリなどがある。磁気記憶装置には、ハードディスク装置(HDD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、ブルーレイディスク(Blu-ray Disc:BD、登録商標)などがある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CDなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムまたはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
1 情報処理装置
2 記憶部
3 処理部
11~13 予約枠テーブル
11a~11d 予約枠
20 予約画面
21 予約枠表示部
22 確定ボタン
S1~S4 ステップ

Claims (4)

  1. コンピュータに、
    生体検査の予約が指示されると、検査対象の患者の年齢を取得し、
    年齢についての複数の範囲ごとに個別に1以上設定され、かつ、前記複数の範囲ごとに異なる時間的長さが設定された複数の予約枠の中から、前記複数の範囲のうち取得した前記患者の年齢が属する範囲に対応する1以上の第1の予約枠を抽出して表示装置に表示させ、
    前記1以上の第1の予約枠の中から予約する第2の予約枠の選択を受け付ける、
    処理を実行させる予約処理プログラム。
  2. 前記患者の年齢を取得する処理では、予約日の指定を受け付け、前記予約日における前記患者の年齢を示す予約日年齢を取得し、
    前記1以上の第1の予約枠を表示させる処理では、前記1以上の第1の予約枠として、前記複数の予約枠の中から、前記複数の範囲のうち前記予約日年齢が属する範囲に対応する1以上の予約枠を抽出して表示させる、
    請求項1記載の予約処理プログラム。
  3. コンピュータが、
    生体検査の予約が指示されると、検査対象の患者の年齢を取得し、
    年齢についての複数の範囲ごとに個別に1以上設定され、かつ、前記複数の範囲ごとに異なる時間的長さが設定された複数の予約枠の中から、前記複数の範囲のうち取得した前記患者の年齢が属する範囲に対応する1以上の第1の予約枠を抽出して表示装置に表示させ、
    前記1以上の第1の予約枠の中から予約する第2の予約枠の選択を受け付ける、
    予約処理方法。
  4. 年齢についての複数の範囲ごとに個別に1以上設定され、かつ、前記複数の範囲ごとに異なる時間的長さが設定された複数の予約枠を示す予約枠情報を記憶する記憶部と、
    生体検査の予約が指示されると、検査対象の患者の年齢を取得し、前記予約枠情報に基づき、前記複数の予約枠の中から、前記複数の範囲のうち取得した前記患者の年齢が属する範囲に対応する1以上の第1の予約枠を抽出して表示装置に表示させ、前記1以上の第1の予約枠の中から予約する第2の予約枠の選択を受け付ける処理部と、
    を有する情報処理装置。
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