JP5176653B2 - 予約管理装置、予約管理方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

予約管理装置、予約管理方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、医療機関での診察などの予約を管理する装置および方法などに関する。
従来、病院などの医療機関において、患者は、診察または検査などの医療行為の予約を、先着順に、空いている日時の中から都合のよい日時を選ぶことによって行う。
また、従来、特許文献1、2に記載されるような医療機関における医事の方法が知られている。特許文献1には、患者を他の医療部署に紹介する方法が記載されている。特許文献2には、地域の医療機関がそれぞれ端末を備え、個々の端末をネットワークを介して相互接続し、診察医が診断に自信がもてない場合には、共有データベースに登録されている専門医を緊急度を加味して呼び出し診断を行ない全員が一致することで診察を行う、という方法が記載されている。
特開2001−188858号公報 特開2006−243953号公報
ところで、上述の従来の方法では、緊急を要する患者の予約が優先的に行われないことがある。そうすると、早い時期に緊急を要する患者の予約が取れない、という問題が生じ得る。このような場合には、他のいずれかの患者の予約の日時を、その緊急の患者のために変更することが考えられる。しかし、どの患者の予約の日時を変更するのかを決めるのは容易ではない。
本発明は、このような問題点に鑑み、緊急を要する患者がいる場合に予約の調整を従来よりも好適にかつ容易に行うことを、目的とする。
本発明の一形態に係る予約管理装置は、複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて記憶する、予約日時記憶手段と、前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけて記憶する、レベル記憶手段と、前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する、レベル更新手段と、前記レベルが基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記複数の患者のうち、前記レベルが最も低い患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する、予約調整処理手段と、を有する。
好ましくは、前記予約調整処理手段は、前記第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の日時を、所定の期間に属する予約を行った前記複数の患者のうちの前記レベルが最も低い患者の予約の日時に確定する。または、前記所定の期間は、前記第二の患者の病名によって異なる。
本発明の他の形態に係る予約管理装置は、複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて記憶する、予約日時記憶手段と、前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけて記憶する、レベル記憶手段と、前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する、レベル更新手段と、前記レベルが第一の基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記レベルが第二の基準レベルよりも低い前記患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する、予約調整処理手段と、を有する。
本発明によると、緊急を要する患者がいる場合に予約の調整を従来よりも好適にかつ容易に行うことができる。
図1は診察スケジュール管理装置1とスキャナ2との接続の例を示す図、図2は診察スケジュール管理装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は診察スケジュール管理装置1の機能的構成の例を示す図である。
図1に示す診察スケジュール管理装置1は、病院などの医療機関における診察のスケジュールを管理する装置である。この診察スケジュール管理装置1には、スキャナ2が接続されている。
診察スケジュール管理装置1は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、ハードディスク10d、NIC(Network Interface Card)10e、液晶ディスプレイ10f、キーボード10g、ポインティングデバイス10h、USBインタフェース10i、そのほか種々のハードウェアによって構成される。
ROM10cまたはハードディスク10dには、図3に示すような患者病状情報取得部101、病名推定処理部102、予約可能枠検索部103、予約画面表示処理部104、スケジューリング処理部105、日次処理部106、病気関連マスタ記憶部121、スケジュールテーブル記憶部122、および患者マスタ記憶部123などの機能を実現するためのプログラムおよびデータが格納されている。これらのプログラムおよびデータは必要に応じてRAM10bにロードされ、CPU10aによってプログラムが実行される。
NIC10eは、医療機関内のサーバまたは外部のサーバなどとLAN回線またはインターネットなどを介して接続するための装置である。USBインタフェース10iは、スキャナ2と接続するためのI/O(Input/Output)デバイスである。
液晶ディスプレイ10fには、後述する診察の予約のための画面などが表示される。キーボード10gおよびポインティングデバイス10hは、医療機関の従業員が診察スケジュール管理装置1にデータを入力したり指令を与えたりするための入力装置である。
診察スケジュール管理装置1として、パーソナルコンピュータまたはワークステーションなどが用いられる。
以下、内科、脳外科、眼科、および外科などの複数の診療科を有する医療機関Xにおいて診察スケジュール管理装置1が用いられる場合を例に説明する。
なお、医療機関Xでは、各診療科の診察のスケジュールの管理および他の医療機関からの紹介状の処理を特定の部門が一元的に行う。また、患者ごとに、ユニークな患者コードが1つずつ与えられている。
図4は担当診療科マスタMT1の例を示す図、図5は疾病疑義器官マスタMT2の例を示す図、図6は推定病名マスタMT3の例を示す図、図7は予約規則マスタMT4の例を示す図、図8はスケジュールテーブルTLの例を示す図、図9は予約患者テーブルTYの例を示す図である。
図3において、診察スケジュール管理装置1の病気関連マスタ記憶部121には、病気に関する図4、図5、図6、および図8に示すようなマスタが記憶されている。
図4の担当診療科マスタMT1には、胃、脳、気管、および目などの器官(部位)ごとの担当診療科データDTAが格納されている。担当診療科データDTAの「診療科」フィールドは、医療機関Xの中の、その器官の診察を担当する診療科を示す。
図5の疾病疑義器官マスタMT2には、胃のもたれ、胃の痛み、吐血、および立ちくらみなどの症状ごとの疾病疑義器官データDTBが格納されている。疾病疑義器官データDTBの「器官」フィールドおよび「深刻度点数」フィールドは、それぞれ、その症状が見られるときに病気を患っていると疑われる器官およびその症状の深刻さの度合いを表わす点数(以下、「深刻度点数」と記載する。)を示す。深刻度点数の値が大きいほど、より深刻であることを意味する。
図6の推定病名マスタMT3には、1人の患者に見られる症状の深刻度点数の合計点数ごとの推定病名データDTCが格納されている。推定病名マスタMT3は、人体の器官ごとに1つずつ病気関連マスタ記憶部121に記憶されている。推定病名データDTCの「推定病名」フィールドは、その合計点数から推定される病名(以下、「推定病名」と記載する。)を示す。
図7の予約規則マスタMT4には、推定病名ごとの予約規則データDTDが格納されている。予約規則マスタMT4は、診療科ごとに1つずつ病気関連マスタ記憶部121に記憶されている。
予約規則データDTDの「初期緊急レベル」フィールドは、患者がその推定病名の病気を患っていると判定(推定)された時点における、その患者に対する診察の緊急性のレベルを示す。以下、診察の緊急性のレベルを「緊急性レベル」と記載する。緊急性が高い順に、「1」、「2」、…、「9」の9段階の緊急性レベルがある。推定病名は、後述するように、他の医療機関からの紹介状の処理を行う際に、判定(推定)される。
ところで、患者の病状は、推定病名の判定の時点から診察を受けることなく日にちが経過すると、悪化するおそれがある。つまり、緊急性が徐々に高まる、と言える。そこで、診察スケジュール管理装置1は、後述するように、患者の推定病名の判定の日から診察の日まで、緊急度を定期的に高くする処理を行う。
予約規則データDTDの「レベル更新タイミング」フィールドおよび「更新レベル数」フィールドは、それぞれ、その推定病名の患者の緊急性レベルを上げるインターバルおよび1回当たりに上げるレベル数を示す。
また、患者が病気を患っている疑いがある以上、推定病名を判定してから診察までの期間が短いほうが望ましい。
予約規則データDTDの「診察待許容期間」フィールドは、その推定病名の病気であると判定されてから何日以内に診察を受けるべきであるかを示す。
そのほか、病気関連マスタ記憶部121には、病名ごとに、その病気を発症したときに併発することが多い他の病気(つまり、合併症)およびその深刻度を示す合併症マスタMT5が記憶されている。
病気関連マスタ記憶部121に記憶されているこれらのマスタの内容は、医師または学者などが試験を行ったり経験的に得られる情報を解析したりすることによって、定められている。そして、診察スケジュール管理装置1の運用を開始する前に予めインストールされている。
図3のスケジュールテーブル記憶部122には、診療科ごとの、図8に示すようなスケジュールテーブルTLが記憶されている。
スケジュールテーブルTLには、その診療科での患者の診察のスケジュールの情報が格納されている。
具体的には、医療機関Xでは、診療科ごとに、1人の患者を診察する時間(以下、「単位診察時間」と記載する。)が定められている。そして、1日の診察時間帯を、開業時刻を先頭に単位診察時間ごとに区切っている。例えば、単位診察時間が15分でありかつ開業時刻が10時0分である診療科の場合は、図8に示すように10時0分〜10時15分、10時15分〜10時30分、…のように区切っている。以下、区切られた1つ1つの時間帯を「診察時間枠」と記載する。
スケジュールテーブルTLには、日ごとの診察時間枠ごとのセルによって構成される。そして、各セルには、原則として、その日のその診察時間枠に予約を取った患者の患者コードおよび緊急性レベルが示される。
例えば、2008年3月11日の13時0分〜13時15分の診察時間枠には「K002,3」という情報が示されるが、これは、その日のその診察時間枠に、患者コードが「K002」でありかつ緊急性レベルが「3」である患者が予約が取られていることを意味する。
ただし、緊急性レベルが所定のレベルよりも低い患者の予約は、緊急性の高い他の患者のために、変更されることがある。その場合は、その患者の予約は、第二希望の診察時間枠に変更される。例えば、患者コードが「K002」である患者の予約は、2008年3月13日の11時0分〜11時15分の診察時間枠にも取られている。しかし、この診察時間枠のセルには、患者コードの後ろに緊急性レベルの代わりに「第二」という値が示されている。これは、その予約が第二希望のものであることを、意味する。
言い換えれば、所定のレベル以上の高さの緊急性レベルを有する患者の予約は変更されない。つまり、確定されている。一方、所定のレベルよりも低い緊急性レベルを有する患者の予約は、仮予約の状態である。
この所定のレベルは、診療科ごとに任意に設定することができる。以下、所定のレベルが「1」である場合を例に説明する。
なお、毎日の所定の時刻に、所定の日数(例えば、28日)先の日の各診察時間枠のセルが、スケジュールテーブルTLに追加される。これにより、所定の日数先の日の予約の受付が可能になる。追加された時点では、セルには何も示されない。
図3の患者マスタ記憶部123には、診療科ごとの、図9に示すような予約患者テーブルTYが記憶されている。
予約患者テーブルTYには、その診療科での診察の予約を取った患者ごとの患者予約データDTFが格納されている。
患者予約データDTFの「患者コード」フィールドおよび「患者名」フィールドは、それぞれ、その患者の患者コードおよび氏名を示す。「推定病名」フィールドは、その患者が患っていると推定される病気つまり推定病名を示す。
「緊急性レベル」フィールドおよび「現緊急性レベル」フィールドは、それぞれ、その患者の推定病名の推定時における(つまり、初期の)緊急性レベルおよび現在の緊急性レベルを示す。
「仮予約日時」フィールドは、その患者の診察の仮の予約が入っている診察時間枠の日時を示す。「第二希望予約日時」フィールドは、その患者の第二希望である診察の診察時間枠の日時を示す。
「本予約日時」フィールドは、その患者の正式な(確定した)予約が入っている診察時間枠の日時を示す。この日時は、確定されたものであって、緊急を要する他の患者の都合によっては変更されない。
そのほか、患者予約データDTFには、その患者の連絡先である電話番号および電子メールアドレスなどが示される。
図10は病名推定処理の流れの例を説明するフローチャート、図11は普通患者予約処理の流れの例を説明するフローチャート、図12は緊急患者予約処理の流れの例を説明するフローチャート、図13は予約患者テーブルTYの更新の例を示す図、図14はスケジュールテーブルTLの更新の例を示す図、図15は現緊急性レベル更新処理の流れの例を説明するフローチャートである。
図3の患者病状情報取得部101は、他の医療機関から医療機関Xを紹介された患者の病状に関する情報を取得する処理を行う。病名推定処理部102は、患者病状情報取得部101によって取得された情報に基づいて、患者の病名を推定する処理および緊急性レベルを求める処理を行う。患者病状情報取得部101および病名推定処理部102のこれらの処理は、例えば図10のフローチャートに示す手順で行われる。
医療機関Xに患者の診察を依頼する他の医療機関は、その患者の症状のほか、その患者の氏名、患者コード、電話番号、および電子メールアドレスなどを記載した紹介状を医療機関Xに郵送しまたはファックスする。医療機関Xの従業員は、他の医療機関からの紹介状をスキャナ2の原稿台にセットし、読取ボタンを押すなどの所定の操作を行う。すると、スキャナ2は、紹介状に記されている画像を読み取って、診察スケジュール管理装置1に送信する。
診察スケジュール管理装置1において、患者病状情報取得部101は、スキャナ2から画像を受信すると(図10の#301)、その画像に対して文字認識処理を行うことによって、画像に記されている文字列を認識する(#302)。
認識した文字列の中から、疾病疑義器官マスタMT2(図5参照)に示される病状を検索し抽出する(#303)。これにより、病状の情報が得られる。この際に、患者の氏名、患者コード、電話番号、および電子メールアドレスも抽出しておく。なお、紹介状を電子メールによってやり取りしてもよい。
病名推定処理部102は、器官ごとにカウンタを用意し、抽出された病状の疾病疑義器官データDTB(図5参照)に示される深刻度点数を、その疾病疑義器官データDTBに示される器官のカウンタに加算する(#304)。なお、カウンタの初期値は0点である。
例えば、患者病状情報取得部101は、「吐血」、「立ちくらみ」、および「倦怠感」という3つの症状を抽出した場合は、図5から分かるように、胃のカウンタに3点、2点、および1点を加算し、脳のカウンタに2点および1点を加算する。これにより、患者の人体の器官ごとの深刻さの大きさ、つまり、深刻度点数の合計点数が求められる。
そして、病名推定処理部102は、合計点数が最も高い器官の推定病名マスタMT3(図6参照)の中からその合計点数の推定病名データDTCを検索し、その推定病名データDTCに示される推定病名を、その患者の病名であると、判定する(#305)。
さらに、判定した病名(推定病名)の病気に一般に合併症が見られることがある場合は、次のように重み付けを行うことによって、判定結果を補正する(#306)。
病名推定処理部102は、判定した病名の病気の合併症を、合併症マスタMT5に基づいてチェックする。また、ステップ#304で求めた他の器官の深刻度点数の合計点数および当該他の器官の推定病名マスタMT3に基づいて、その患者が発症していると考えられる他の病名を判定する。
そして、当該他の病名が、チェックした合併症の病名と一致するのであれば、その患者がその合併症をも発病していると推定できるので、病名推定処理部102は、その患者の深刻度点数の合計点数に、その合併症の深刻度に応じた重み付けを行うことによって、より重い病名に補正する。
例えば、その患者の深刻度点数の合計点数が7点であってそれに基づいて推定病名を「胃がん(軽度)」と判定し、その患者に合併症の疑いが見つかった場合は、その合計点数を、その合併症の深刻度に応じた点数(例えば、1点)を加算することにもって重み付けする。そして、重み付け後の合計点数に基づいて推定病名を例えば「胃がん(中度)」と補正する。
フローチャートに戻って、病名推定処理部102は、患者の推定病名を判定し、必要に応じて推定病名の補正を行ったら、その患者の患者コード、氏名、電話番号、電子メールアドレス、および判定し必要に応じて補正した推定病名などを示す患者予約データDTFを生成し(図13(a)参照)、予約患者テーブルTYに格納させる(#307)。
そのほか、患者予約データDTFの「設定日」フィールドには、当日の日付が示される。「緊急性レベル」フィールドおよび「現緊急性レベル」フィールドには、その患者の推定病名に応じた緊急性レベルが示される。この緊急性レベルは、その推定病名に係る器官の推定病名マスタMT3(図7参照)の中の、算出し必要に応じて重み付けした合計点数の予約規則データDTDの、「初期緊急性レベル」フィールドに示されるレベルと同じレベルである。「仮予約日時」、「第二希望予約日時」、および「本予約日時」の各フィールドには、この時点では何も示されない。
図3の予約可能枠検索部103は、紹介状に係る患者のための診察の予約が可能である診察時間枠の検索の処理を行う。予約画面表示処理部104は、予約の操作のための画面を液晶ディスプレイ10fに表示させる処理を行う。スケジューリング処理部105は、患者の患者コードなどを図8のスケジュールテーブルTLのセルに書き込むことによって、患者の診察のスケジューリングを行う。つまり、予約可能枠検索部103、予約画面表示処理部104、およびスケジューリング処理部105は、紹介状に係る患者の診察の予約の処理を行う。
この処理の間、従業員は、その患者に電話を掛けるなどして、その患者と連絡を取りながら、診察スケジュール管理装置1を操作する。
診察の予約の処理の方法および従業員による操作の仕方は、患者の緊急性レベルによって異なる。以下、診察の予約の処理の手順および従業員による操作を、図11および図12に示すフローチャートを参照しながら、詳細に説明する。
その患者の患者予約データDTF(図9参照)の「現緊急性レベル」フィールドに示される緊急性レベル(以下、「現緊急性レベル」と記載する。)が「1」よりも低い場合つまり「2」〜「9」のいずれかである場合は、図11のフローチャートに示す手順で、その患者の予約の処理などが進行する。
予約可能枠検索部103は、その患者が今から何日以内に診察を受けるべきであるかをチェックし、それまでの期間の空いている診察時間枠を、その患者の推定病名に係る器官の診察を担当する診療科のスケジュールテーブルTLの中から検索する(図11の#311)。何日以内に診察を受けるべきであるかは、その患者の推定病名の予約規則データDTD(図7参照)の「診察待許容期間」を参照することによって知ることができる。
予約画面表示処理部104は、予約可能枠検索部103によって検索された各診察時間枠の日時を液晶ディスプレイ10fに表示させる(#312)。
なお、従業員が所定のコマンドを入力するごとに、予約画面表示処理部104は、その患者の患者コード、氏名、電話番号、および電子メールアドレスなどを表示する。これにより、従業員は、その患者の情報を必要に応じていつでも確認することができる。
ここで、従業員は、空いている診察時間枠の日時をその患者に伝え、希望の診察時間枠を2つ回答してもらう。そして、画面上の2つの診察時間枠それぞれの領域をクリックするなどして、2つの診察時間枠を診察スケジュール管理装置1に対して指定する。
スケジューリング処理部105は、2つの診察時間枠の指定を受け付けると(#313)、早いほうの診察時間枠への仮予約を行う(#314)。具体的には、そのスケジュールテーブルTLの中の、その診察時間枠のセルに、その患者の患者コードおよび現緊急性レベルを書き込む。また、その患者の患者予約データDTFの「仮予約日時」に、その診察時間枠の日時を書き込む。
さらに、スケジューリング処理部105は、遅いほうの診察時間枠を予備として押さえる処理を行う(#315)。具体的には、そのスケジュールテーブルTLの中の、その診察時間枠のセルに、その患者の患者コードおよび「第二」を書き込む。また、その患者の患者予約データDTFの「第二希望予約日時」に、その診察時間枠の日時を書き込む。
以上の処理によって、医療機関Xが紹介状を受け取った際の、現緊急性レベルが「2」〜「9」の場合の患者の診察の予約の処理が完了する。
後に説明するように、仮予約日時の所定の日前(本実施形態では、5日前)になったら、その患者の診察の診察時間枠は、原則として、指定した2つの診察時間枠のうちの早いほうに確定する。つまり、本予約がなされる。ただし、まだ所定の日前になるまでは、遅いほうの診察時間枠に変更される可能性がある。
一方、その患者の現緊急性レベルが「1」である場合は、図12のフローチャートに示す手順で、その患者の予約の処理が進行する。
予約可能枠検索部103は、そのスケジュールテーブルTLの中の、直近の開業日の空いている診察時間枠を検索する(図12の#321)。空いている診察時間枠があれば(#322でYes)、予約画面表示処理部104は、検索された各診察時間枠の日時を液晶ディスプレイ10fに表示させる(#323)。
ここで、従業員は、空いている診察時間枠の日時をその患者に伝え、希望の診察時間枠を1つ回答してもらう。そして、画面上のその診察時間枠の領域をクリックするなどして、その診察時間枠を診察スケジュール管理装置1に対して指定する。
スケジューリング処理部105は、その診察時間枠の指定を受け付けると、その診察時間枠にその患者の予約を入れる(#324)。具体的には、そのスケジュールテーブルTLの中の、その診察時間枠のセルに、その患者の患者コードおよび現緊急性レベルを書き込む。また、その患者の患者予約データDTFの「本予約日時」に、その診察時間枠の日時を書き込む。
直近の開業日に空いている診察時間枠がない場合は(#322でNo)、その患者の推定病名の病気の診察待許容期間(図7参照)にまで検索範囲を広げて、空いている診察時間枠を検索する(#325)。空いている診察時間枠があれば(#326でYes)、予約画面表示処理部104は、検索された各診察時間枠の日時を液晶ディスプレイ10fに表示させる(#327)。
ここで、従業員は、空いている診察時間枠の日時をその患者に伝え、希望の診察時間枠を1つ回答してもらう。そして、その診察時間枠を診察スケジュール管理装置1に対して指定する。
スケジューリング処理部105は、その診察時間枠の指定を受け付けると、ステップ#324の場合と同様に、その診察時間枠にその患者の予約を入れる(#328)。
診察待許容期間にまで検索範囲を広げても空いている診察時間枠がない場合は(#326でNo)、その検索範囲の中から、最も低い緊急性レベルを示すセルを検索する(#329)。ただし、既に予約の日時が確定しているもの、つまり、本日から5日後までのセルおよび緊急性レベルとして「1」を示すセルは、検索の対象から除外する。
予約画面表示処理部104は、検索された診察時間枠の日時を液晶ディスプレイ10fに表示させる(#330)。
ここで、従業員は、その診察時間枠の日時をその患者に伝え、その日時にその患者が来院できることを確認する。そして、その旨を診察スケジュール管理装置1に入力する。
すると、スケジューリング処理部105は、その診察時間枠に仮予約をしていた他の患者の予約を、当該他の患者の第二希望の予約の日時(当該他の患者の患者予約データDTFの「第二希望予約日時」フィールドに示される日時)の診察時間枠に移動させ(#331)、これによって空いた診察時間枠に、今回の処理対象の患者の予約を入れる(#332)。
この際に、スケジューリング処理部105は、当該他の患者および今回の処理対象の患者それぞれの患者予約データDTFを、例えば図13のように、更新する。当該他の患者の「本予約日時」フィールドに第二希望の診察時間枠の日時を書き込み、現緊急度レベル」フィールドを「1」に書き換える。今回の処理対象の患者の患者予約データDTFの「本予約日時」に、ステップ#324の場合と同様に、空けてもらった診察時間枠の日時を書き込む。
また、スケジューリング処理部105は、そのスケジュールテーブルTLを図14のように更新する。当該他の患者の第二希望の診察時間枠のセルに、当該他の患者の患者コードおよび更新後の現緊急性レベルを書き込む。空けてもらった診察時間枠のセルを、今回の処理対象の患者の患者コードおよび現緊急性レベルに書き換える。
なお、緊急性レベルが「1」である場合は、患者に希望を聞いたり確認を取ったりすることなく、先に自動的に予約の処理を行ってもよい。そして、事後的に患者に連絡してもよい。
図3の日次処理部106は、毎日の所定の時刻(例えば、開業時刻の1時間前)に、次のような日次処理を実行する。
日次処理部106は、各予約患者テーブルTYについて、現緊急性レベルを更新する処理を、図15に示すフローチャートの手順で行う。
日次処理部106は、予約患者テーブルTYの1番目の患者の患者予約データDTFに注目する(#341)。その患者予約データDTFの「設定日」フィールドおよび「現緊急性レベル」フィールドの値をチェックする(#342)。
現緊急性レベルが「1」より低ければ(#343でYes)、現在の日付と設定日との差(日にちの間隔)を算出し、その差が、その患者の推定病名の予約規則データDTD(図7参照)の「レベル更新タイミング」フィールドに示される日数の整数倍であれば(#345でYes)、その予約規則データDTDの「更新レベル数」フィールドに示される数だけ、現緊急性レベルを高くする(#346)。
整数倍でない場合は(#345でNo)、更新は行わない。また、現緊急性レベルが「1」であれば(#343でNo)、その患者の現緊急性レベルをもう上げられないので、更新は行わない。なお、スケジュールテーブルTLに登録されている、その患者の緊急性レベルも同様に更新しておく。
残りの未注目の患者の患者予約データDTFの現緊急性レベルについても同様に、更新の処理を行う。
また、日次処理部106は、本日より5日先の日の診察時間枠に入っている予約を確定させる。すなわち、「仮予約日時」フィールドに本日より5日先の日を示しかつ「本予約日時」フィールドに何の日時も示さない患者予約データDTFを検索する。そして、その患者予約データDTFの「本予約日時」フィールドに、その「仮予約日時」フィールドに示される日時を書き込む。
そして、確定させた予約の情報を液晶ディスプレイ10fに表示させる。従業員は、各予約に係る患者に電話を掛けるなどして、正式な予約の日時を通知する。または、電子メールによって自動的に通知してもよい。
また、日次処理部106は、所定の日数(例えば、28日)先の日の各診察時間枠のセルを、スケジュールテーブルTLに追加する。
図16は診察スケジュール管理装置1の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、紹介状に係る患者の予約のための全体的な処理の流れを、図16のフローチャートを参照しながら説明する。
診察スケジュール管理装置1は、毎日所定の時刻になるごとにまたは紹介状のデータを受信するごとに、次のような処理を実行する。
診察スケジュール管理装置1は、毎日所定の時刻になったら(図16の#11でYes)、各患者の現緊急性レベルを更新する処理(#12)、予約を確定する処理(#13)、および先の日の診察時間枠を追加する処理を実行する(#14)。現緊急性レベルを更新する処理の手順は、前に図15で説明した通りである。
または、診察スケジュール管理装置1は、紹介状のデータを受信すると(#15)、前に図10で説明した方法でその紹介状に係る患者の病名を推定し緊急性レベルを算出する処理を行う(#16)。
そして、その病名(推定病名)および緊急性レベルに応じて、その患者の予約の処理を行う。緊急性レベルが「1」よりも低い場合は(#17でYes)、前に図11で説明した手順で予約の処理を行う(#18)。緊急性レベルが「1」である場合は(#17でNo)、前にLで説明した手順で予約の処理を行う(#19)。
本実施形態によると、緊急を要する患者がいる場合に予約の調整を従来よりも好適にかつ容易に行うことができる。特に、予約済の患者の緊急性レベルが、時間が経つに連れて高まるので、当初の緊急性レベルが低い患者であっても的確に扱うことができる。
また、他の医療機関からの紹介を受けた患者の緊急性のレベルを従来よりも簡単にかつ的確に判別することができる。よって、重篤な患者であるにも関わらず予約の時期が遅くなったり、軽微な症状の患者であるにも関わらず他の患者よりも優先的に予約の時期が早くなったりするなどのアンバランスを、的確に解消することができる。
また、紹介者と医療機関Xとのコネクションの強さに左右されないので、さらに一層、的確な予約の調整を行うことができる。
本実施形態では、紹介状に記載されている病状に基づいて推定病名および緊急性レベルを求めたが、他の医療機関の医師が診断した病名に基づいて行ってもよい。または、レントゲン写真などの画像や心音などの音声に基づいて行ってもよい。または、MEDIS−DCやSNOMEDOなどのデータベースを用いて推定病名および緊急性レベルを求めてもよい。
本実施形態では、緊急性レベルが「1」の患者の予約を新たに行う際に、空いている診察時間枠がなければ、所定の期間の中の、最も緊急性レベルの低い他の患者の診察時間枠を譲ってもらったが、所定の緊急性レベル(例えば、「6」)未満の他の患者の診察時間枠の中から任意に選択できるようにしてもよい。
本実施形態では、診察の予約を行う場合を例に説明したが、検査または入院などの予約を行う場合にも、本発明を適用することができる。
その他、診察スケジュール管理装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、マスタ、テーブルの構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
診察スケジュール管理装置とスキャナとの接続の例を示す図である。 診察スケジュール管理装置のハードウェア構成の例を示す図である。 診察スケジュール管理装置の機能的構成の例を示す図である。 担当診療科マスタの例を示す図である。 疾病疑義器官マスタの例を示す図である。 推定病名マスタの例を示す図である。 予約規則マスタの例を示す図である。 スケジュールテーブルの例を示す図である。 予約患者テーブルの例を示す図である。 病名推定処理の流れの例を説明するフローチャートである。 普通患者予約処理の流れの例を説明するフローチャートである。 緊急患者予約処理の流れの例を説明するフローチャートである。 予約患者テーブルの更新の例を示す図である。 スケジュールテーブルの更新の例を示す図である。 現緊急性レベル更新処理の流れの例を説明するフローチャートである。 診察スケジュール管理装置の全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 診察スケジュール管理装置(予約管理装置)
101 患者病状情報取得部(病状データ入力手段)
102 病名推定処理部(レベル判別手段)
105 スケジューリング処理部(予約調整処理手段)
106 日次処理部(レベル更新手段)
122 スケジュールテーブル記憶部(予約日時記憶手段)
123 患者マスタ記憶部(レベル記憶手段)
DTF 患者予約データ
TL スケジュールテーブル

Claims (10)

  1. 複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて記憶する、予約日時記憶手段と、
    前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけて記憶する、レベル記憶手段と、
    前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する、レベル更新手段と、
    前記レベルが基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記複数の患者のうち、前記レベルが最も低い患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する、予約調整処理手段と、
    を有することを特徴とする予約管理装置。
  2. 前記予約調整処理手段は、前記第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の日時を、所定の期間に属する予約を行った前記複数の患者のうちの前記レベルが最も低い患者の予約の日時に確定する、
    請求項1記載の予約管理装置。
  3. 前記所定の期間は、前記第二の患者の病名によって異なる、
    請求項2記載の予約管理装置。
  4. 前記患者または前記第二の患者の書類に記載される病状を示す病状データを入力する病状データ入力手段と、
    前記病状データ入力手段によって入力された、前記患者または前記第二の患者の前記病状データに基づいて、当該患者または第二の患者の前記レベルを判別する、レベル判別手段と、を有し、
    前記レベル記憶手段は、前記レベル判別手段によって判別された前記レベルを記憶する、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の予約管理装置。
  5. 複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて記憶する、予約日時記憶手段と、
    前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけて記憶する、レベル記憶手段と、
    前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する、レベル更新手段と、
    前記レベルが第一の基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記レベルが第二の基準レベルよりも低い前記患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する、予約調整処理手段と、
    を有することを特徴とする予約管理装置。
  6. 前記他の日時は、前記第二の患者のために予約の日時が変更される患者の第二希望の日時であり、
    前記予約調整処理手段は、前記第二の患者のために予約の日時が変更される患者の予約の日時を前記他の日時に確定する、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の予約管理装置。
  7. 複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて予約日時記憶手段に記憶させておき、
    前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけてレベル記憶手段に記憶させておき、
    コンピュータに、
    前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する第一の処理と、
    前記レベルが基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記複数の患者のうち、前記レベルが最も低い患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する第二の処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とする予約管理方法。
  8. 前記他の日時は、前記第二の患者のために予約の日時が変更される患者の第二希望の日時であり、
    前記コンピュータに、前記第二の処理において、前記第二の患者のために予約の日時が変更される患者の予約の日時を前記他の日時に確定する処理を実行させる、
    請求項7記載の予約管理方法。
  9. 予約に関する管理を行うコンピュータに用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    複数の患者それぞれを識別する識別子と、当該複数の患者それぞれに対する医療行為の予約の日時とを、それぞれ対応づけて予約日時記憶手段に記憶させる第一の処理と、
    前記複数の患者それぞれに対する前記医療行為の緊急性のレベルと当該各患者の前記識別子とをそれぞれ対応づけてレベル記憶手段に記憶させる第二の処理と、
    前記レベル記憶手段に記憶されている前記各レベルを、前記医療行為の予約の日時になる前の所定のタイミングごとに、時間の経過に伴って高くなるように更新する第三の処理と、
    前記レベルが基準レベルよりも高い第二の患者に対して施す前記医療行為の予約の要求を受け付けた際に、当該予約の日時を、前記レベル記憶手段に記憶されている前記複数の患者のうち、前記レベルが最も低い患者の予約の、前記予約日時記憶手段に記憶されている日時に確定し、かつ、前記予約日時記憶手段に記憶されている当該患者の予約の日時を他の日時に変更する第四の処理と、
    を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 前記他の日時は、前記第二の患者のために予約の日時が変更される患者の第二希望の日時であり、
    前記コンピュータに、前記第四の処理において、前記第二の患者のために予約の日時が変更する患者の予約の日時を前記他の日時に確定する処理を実行させる、
    請求項9記載のコンピュータプログラム。
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