JP2022121852A - ポンプ装置 - Google Patents

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大寛 笹山
Daikan Sasayama
道夫 大和田
Michio Owada
哲也 野村
Tetsuya Nomura
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Abstract

Figure 2022121852000001
【課題】
逆止弁から水源側への落水を抑止し、安定した自吸性能を得ることが可能なポンプ装置を提供する。
【解決手段】
電動機1に連結された羽根車5をケーシング3内に収納したポンプ装置100であって、ケーシング3内に設けたケーシング吸込口3aとケーシング吐出口3bと、ケーシング3上部に設けられ、水源側から水を吸い込む吸込通路21と、ケーシング3上部に設けられ、ケーシング吐出口3bに連通した気水分離室22と、水源側とケーシング吸込口3a間に設けた逆止弁9と、逆止弁9とケーシング吸込口3a間に設けた逆流水防止板61と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明はポンプ装置に関するものである。
従来のポンプ装置として特許文献1に示すものがある。特許文献1では、吸込管内の空気を脱気する自吸動作中、気水分離内の水が気水分離室吐出口から流出するのを抑制するため、気水分離室に自吸板を設け、自吸性能の安定化を図っていた。
特開2018-178855号公報
自吸動作中、気水分離室内の水は、気水分離室吐出口からの流出と、逆止弁から水源側に落下するため、徐々に少なくなる。
さらなる安定した自吸性能を得るには、気水分離室内に十分な水を溜めておく必要がある。
特許文献1の構成では、気水分離室吐出口からの流出は抑制できるが、逆止弁から水源側への落水が生じており、更なる安定した自吸性能を得るには不十分であった。
本発明の目的は、逆止弁から水源側への落水を抑止し、安定した自吸性能を得ることが可能なポンプ装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の電動機に連結された羽根車をケーシング内に収納したポンプ装置は、ケーシング内に設けたケーシング吸込口とケーシング吐出口と、ケーシング上部に設けられ、水源側から水を吸い込む吸込通路と、ケーシング上部に設けられ、ケーシング吐出口に連通した気水分離室と、水源側とケーシング吸込口間に設けた逆止弁と、逆止弁とケーシング吸込口間に設けた逆流水防止板と、を有する構成する。
本発明によれば、逆止弁から水源側への落水を抑止し、安定した自吸性能を得ることが可能なポンプ装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るポンプ装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るポンプ装置の縦断面図である。 図1のバルブカバーの斜視図である。
以下、本発明の一実施例を図1から図3を用いて説明する。
ポンプ装置100は、電動機1と、羽根車5と、この羽根車5を内置するケーシング3と、ケーシング3の前面を閉じるケーシングカバー4を有するポンプヘッド部101と、圧力タンク6と、圧力センサ7と、呼水給水用栓8と、ポンプカバー(不図示)とで概略構成されている。
圧力タンク6は、略円筒形状の部材である。圧力タンク6の上方には、圧力センサ7と、呼水給水用栓8と、ポンプヘッド部101とが構成され、圧力タンク6の上面に固定されている。
圧力タンク6は、ポンプヘッド部101で加圧した水を蓄水するものである。
圧力センサ7は、ポンプ部ヘッド101から吐出された液体が流れる通水路に取り付けられ、ポンプ室内の圧力値を検出するセンサである。
圧力センサ7の検出結果は、制御用コントローラ20に入力され、制御用コントローラ20により統合制御されることで、ポンプヘッド部101の起動・停止を制御するものである。
ポンプカバー(不図示)は、下面および一部側面が開口した略円筒体凹形状の部材である。ポンプカバー(不図示)は圧力タンク6に対し着脱自在である。これは、ポンプヘッド部101や制御用コントローラ20等を操作、修理可能とするためである。
ポンプカバー(不図示)は、圧力タンク6に固定することで、ポンプカバーと圧力タンク6との間で、ポンプヘッド部101の大部分と、圧力センサ7と呼水給水用栓8全部を覆うものである。ポンプカバーにより、ポンプヘッド部101等から発生する騒音がポンプ装置100の外に伝わる恐れを低減することができる。
図2に示す通り、電動機1に連結された羽根車5はケーシング3内に収納されている。このケーシング3はケーシング吸込口3aおよびケーシング吐出口3bを有している。
ケーシング3上面には、吸込通路21および気水分離室22を有するヘッドチャンバー23が固定されている。
この吸込通路21はケーシング吸込口3aに連通し、気水分離室22の下面左側部分がケーシング吐出口3bの上面に連通している。
気水分離室22内には、衝突板、主板50b、分離板、分流板50d、水平板50e、巻き込み防止板を備えた自吸板50が下面から挿入されている。
衝突板は、自吸板50の下端部に設けられ、図2によれば、気水分離室22の紙面手前側のみ塞ぐ場所に配される。
主板50bは、鉛直方向に気水分離室22内の下端面から上端面まで設けられている。また、分離板は、衝突板の反対側で気水分離室22内の下端面と上端面の中間に位置し、衝突板側の端部が上側になる様傾斜して設けられている。
ヘッドチャンバー22の上面には、呼水注水用栓8が設けられている。
次に自吸作用について説明する。呼水注水用栓8を外して気水分離室22内に呼び水を注水した後に、羽根車5を回転させると、吸込側の空気と呼び水とは混合された気水混合液の大部分が分流板50dの紙面左側を流れVのように上昇する(図2参照)。
この気水混合液は、衝突板に衝突して分離板側に偏向されて気水分離室22内に流入上昇する流れWとなる。
次いで、分離板に至り、この部分にて2つの流れXとYとに分流する。流れXはほとんどが水であり、分離板の下側を通過し、主板50bの反対側に至る。又、流れYは空気を多く含んだ気水混合液であり、分離板の上方から主板50bの反対側に至る間に空気が上方へ分離され、水のみとなる。
図2に示すように、流れX、Yは流れZとなって衝突板の下側に流入する。この戻り水は、分流板50d側面で流れZを形成し、羽根車5に供給され、吸込側の空気と再度気水混合液を形成する。この動作を繰り返すことにより自吸作業を完了する。
従来例(特開昭61-277893号公報)の第1図にあるように自吸式ウエスコポンプには、流れEの戻り水の通路となる分流壁が必要である。一方で、ケーシング3の材質は従来の砲金製等の鋳造加工品から、安価で加工レスとなる合成樹脂製が主流になりつつある。しかしながら、ケーシングに形成している分流壁では、合成樹脂製ケーシングでは金型構造上、一体成型ができず追加部品によるコスト増加が懸念される。
本発明によると自吸板50の下方に従来例の分離壁と同等の機能を有する分流板50dを一体で形成しており安価に構成が可能である。
自吸時の留意点として、呼び水量の減少による自吸作用不可がある。自吸中は吸込管からの脱気の際、気水分離室22内の水面に波を発生させ、気水分離室吐出口22aに流出するため、呼び水量が減少し羽根車5上端付近まで水位が低下すると、自吸作用しなくなる。そのため、気水分離室22には気水分離室吐出口22aへの流出による減少分の蓄水が必要となり安易にケーシング3を小形化することは困難である。
対応としては、気水分離室22の容積を拡大させ呼び水容量を増加させる、気水分離室吐出口22aの高さを上げて流入を防止する等があるがいずれもポンプ本体の大形化に繋がる。
本発明によると、気水分離室吐出口22a下端とほぼ同じ高さで水平に形成された水平板50eとその水平板50e上の気水分離室吐出口22aの側面に略直交して形成された巻き込み防止板を備えた自吸板50を設けたことにより、水平板50eで波の発生を抑制し、さらに気水分離室22内壁から伝って気水分離室吐出口22aに流出する水の流れを抑制することで、自吸時の呼び水量減少を抑制しつつポンプの小形化を図る効果を奏する。
本発明によれば、ケーシング吐出口3bから上昇する気水混合液の上方向の流れを分離板にて上下の2つの流れに分流するので、その際の水と空気の分離が良好に行われる。また、吐出水流と戻り水流とが衝突せず効率よく流れる様に旋回防止用として主板50bが設けられているので、この点からも自吸性能が向上するものである。したがって、気水分離室22の容積を小さくすることができる。
尚、自吸板50はヘッドチャンバー23と別体に形成して挿入して取付けているので、ポンプのモータ出力に応じて羽根車5、ケーシング3等が異なっても、ヘッドチャンバー23を同一のものを使用して、自吸板50のみを取り換えて効率のよい自吸性能を得ることができる。
一方、自吸動作中、気水分離室22内の水は、気水分離室吐出口22aからの流出と、逆止弁9から水源側に落下するため、徐々に少なくなる。
安定した自吸性能を得るためには、気水分離室22内に十分な水を溜めておく必要がある。これまで、気水分離室吐出口22aから流出について説明してきたが、以下水源側とケーシング吸込口3a間に設けた逆止弁9から水源側への落水を抑制する構成について説明する。
図2、図3に記載のように、本発明は、バルブカバー60に逆流水防止板61を設ける構成とした。
逆流水防止板61は、ケーシング吸込口3aと逆止弁9の間に設け、逆止弁9側へ逆流した水の流れJに対して、逆止弁9から水源側への落水を抑止し、ケーシング吸込口3a側へ水を戻すことが可能となる。また、逆流水防止板61は、ケーシング吸込口3aからの逆流水を受け止めやすいように、ケーシング吸込口3a側に凹んだ曲面形状とする。
なお、水源側からの水がケーシング吸込口3a側へ流れる隙間(所定の間隔)は必要な為、完全に水路を防ぐものでは無い。
これにより、いままで逆止弁9から水源側への落水していた水を逆流水防止板61にてケーシング吸込口3a側へ水を戻すことが可能となり、気水分離室22内に十分な水を溜めておくことが可能となり、安定した自吸性能を得ることが可能となる。
なお、本実施例では図3のようにバルブカバー60に逆流水防止板60を一体形成したが、物理的に分離されていても、逆流水を抑止できるなら問題ない。つまり、バルブカバー60と逆流水防止板61を別部材で設けても良い。ただ、一体形成することで、部品点数を下げ、低コスト化を図ると共に、製造し易くする効果がある。
1・・・電動機、3・・・ケーシング、3a・・・ケーシング吸込口、3b・・・ケーシング吐出口、4・・・ケーシングカバー、5・・・羽根車、6・・・圧力タンク、7・・・圧力センサ、8・・・呼水給水用栓、9・・・逆止弁、13・・・水通路、17・・・隔壁、18・・・空気補給装置、20・・・制御用コントローラ、21・・・吸込通路、22・・・気水分離室、22a・・・気水分離室吐出口、23・・・ヘッドチャンバー、50・・・自吸板、50b・・・主板、50d・・・分流板、50e・・・水平板、60・・・バルブカバー、61・・・逆流水防止板、100・・・ポンプ装置、101・・・ポンプヘッド部

Claims (3)

  1. 電動機に連結された羽根車をケーシング内に収納したポンプ装置であって、
    前記ケーシング内に設けたケーシング吸込口とケーシング吐出口と、
    前記ケーシング上部に設けられ、水源側から水を吸い込む吸込通路と、
    前記ケーシング上部に設けられ、前記ケーシング吐出口に連通した気水分離室と、
    水源側と前記ケーシング吸込口間に設けた逆止弁と、
    前記逆止弁と前記ケーシング吸込口間に設けた逆流水防止板と、
    を有することを特徴とするポンプ装置。
  2. 請求項1記載のポンプ装置であって、
    前記逆流水防止板は、曲面形状である、ポンプ装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のポンプ装置であって、
    前記気水分離室に上下方向に延びる主板と、前記主板に前記ケーシング吐出口まで伸びる分流板とを設けた自吸板を有することを特徴とする、ポンプ装置。
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