JP6942091B2 - ポンプ装置 - Google Patents

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本発明はポンプ装置に関するものである。
従来のポンプ装置として特許文献1に示すものがある。特許文献1では、モータ軸に連結されたランナーをケーシング内に収納し、このケーシングの吐出口に連通する気水分離室を有するヘッドチャンバーを設けて成る自吸式ウエスコポンプにおいて、前記ケーシング吐出口の前方側面に沿って位置する衝突板と、この衝突板側で前記気水分離室に上下に延びる主板と、前記衝突板の反対側で前記気水分離室の上下端面の中間に位置する分離板とからなる自吸板を設けたことにより、分離室の水と空気との分離性能を向上させて分離室の容積を小形化することを実現したポンプ装置を示している。
特開昭61−277893号公報
従来例(特開昭61−277893号公報)の第1図にあるように自吸式ウエスコポンプには、流れEの戻り水の通路となる分流壁が必要である。一方で、近年、ケーシングの材質は従来の砲金製等の鋳造加工品から、安価で加工レスとなる合成樹脂製が主流になりつつある。しかしながら、ケーシングに形成している分流壁では、合成樹脂製ケーシングでは金型構造上、一体成型ができず追加部品によるコスト増加という課題がある。
また、自吸動作中は吸込管からの脱気の際、気水分離室内の水面に波が発生して気水分離室吐出口に流出するため、呼び水量が減少し羽根車上端付近まで水位が低下すると、自吸作用しなくなる。このため、気水分離室には気水分離室吐出口への流出による減少分の蓄水が必要となり、気水分離室を小形化するには限界があるという課題がある。
上記課題を解決するために、本発明のポンプ装置は、電動機1に連結された羽根車5をケーシング3内に収納し、ケーシング3に設けられたケーシング吐出口3bに連通する気水分離室22を有するヘッドチャンバー23を備え、前記気水分離室22に衝突板50aと分流板50bとを備えた気水分離板50を有し、前記分流板は、前記羽根車の回転中心軸に垂直な平面に平行となるように前記衝突板の上部に形成されて斜め上方へ延びており、前記分流板の先端に分離板先端部が設けられ、前記分離板先端部は、前記ヘッドチャンバーの内壁部に設けられた気水分離板固定部に押し当てられることを特徴とする。
本発明によると、上記課題を解決しつつ、簡単な形状で、安定した気水分離性能を得られるポンプ装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係るポンプ装置100の斜視図である。 本発明の一実施形態に係るポンプヘッド101部の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離室を上方から見た横断面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離室を右側面から見た縦断面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離室を右側面から見た縦断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離室を右側面下方から見た縦断面斜視図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50を右側面から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50を下方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50の正面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50の右側面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50の左側面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50の平面図である。 本発明の一実施形態に係る気水分離板50の下面図である。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第2図により説明する。
ポンプ装置100は、電動機1と、羽根車5と、この羽根車5を内置するケーシング3と、ケーシング3の前面を閉じるケーシングカバー4とを有するポンプヘッド部101と、圧力タンク6と、圧力センサ7と、呼水給水用栓8と、ポンプカバー(不図示)とで概略構成されている。
圧力タンク6は、ポンプヘッド部101で加圧した水を蓄水するものである。
圧力センサ7は、ポンプ部ヘッド101から吐出された液体が流れる通水路に取り付けられ、ポンプ室内の圧力値を検出するセンサである。
圧力センサ7の検出結果は、制御用コントローラ20に入力され、制御用コントローラ20により統合制御されることで、ポンプヘッド部101の起動・停止を制御するものである。
ポンプカバー(不図示)は、下面および一部側面が開口した部材である。ポンプカバー(不図示)はポンプヘッド部101に対し着脱自在である。これは、ポンプヘッド部101や制御用コントローラ20等を操作、修理可能とするためである。
ポンプカバー(不図示)は、ベース6aに固定することで、ポンプカバーとベース6aとの間で、ポンプヘッド部101を覆うものである。また、ポンプカバーにより、ポンプヘッド部101等から発生する騒音がポンプ装置100の外に伝わることを低減することができる。
電動機1に連結された羽根車5はケーシング3内に収納されている。このケーシング3はケーシング吸込口3aおよびケーシング吐出口3bを有している。
ケーシング3上面には、吸込通路21および気水分離室22を有するヘッドチャンバー23が固定され、ヘッドチャンバー23の上面には、呼水給水用栓8が設けられている。
この吸込通路21はケーシング吸込口3aに連通し、気水分離室22の下面右側部分がケーシング吐出口3bの上面に連通している。(図2)
気水分離室22内には、気水分離板50が下面から挿入されている。気水分離板50は、図7から図13に示す形状である。図7は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50を右側面から見た斜視図である。図8は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50を下方から見た斜視図である。図9は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50の正面図である。図10は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50の右側面図である。図11は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50の左側面図である。図12は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50の平面図である。図13は、本発明の一実施形態に係る気水分離板50の下面図である。
気水分離板50は、衝突板50a、分流板50b、分離板先端部50cを設けた部品である。
衝突板50aは左右方向に長い略平面形状である。衝突板50aは、気水分離板50の下端部に設けられる。衝突板50aの上部に形成し、斜め上方へ延びる分流板50bを備える。分流板50bの下側は分離板先端部50c側で、変曲点をもって角度が緩く形成する。分流板50bの上側は前記変曲点よりも分離板先端部50c側で略頂点部を形成し、分離板先端部50cへ下がっている。
気水分離板50は、略平面形状の長方形形状の部分である衝突板50aを有する。衝突板50aの一つの長辺から、衝突板50aと略垂直となるように門形状の垂直部50dが設けられる。垂直部50dの衝突板50a側とは反対側に傾斜部50eが設けられる。衝突板50aから傾斜部50eの先端部までの長さL1は、気水分離室22内の縦方向の長さと略同じであり、後述する衝突板50aへの気水混合液の衝突によるがたつきを抑制している。
衝突板50aの上部から、衝突板50aの短辺と略平行となるように、分流板50bが設けられる。分流板50bは、衝突板50aの上部から斜め上方へ延びる部分と、その先で略三角形状となる部分と、を有する。斜め上方へ延びる部分は、垂直部50dの開口部から突出するよう形成される。略三角形上となる部分の先端は、分離板先端部50cとなる。衝突板50aの端から分離板先端部までの長さL2は、気水分離室22内の横方向の長さと同じである。
気水分離板50は、本実施形態において樹脂成型部品であるが、この限りではない。
本実施形態では気水分離板を一体成型品としているが、この限りではなく、衝突板50aと分流板50bとを別体としても良い。
衝突板50aは、気水分離板50の下端部に設けられ、図2によれば、ケーシング吐出口3bから排出される空気と呼水とが混合された水(以下気水混合液という)が衝突する位置に配され、第一弾の気水分離を行う。
分流板50bには、2つの機能がある。一つは、第二弾の気水分離を行う機能であり、この機能については、以下の自吸作用の説明で詳述する。二つ目は、気水分離板50の位置決め(脱落を防止)することで気水分離を安定させるため、ヘッドチャンバー23の内壁部に設けられた気水分離板固定部23aに分流板先端部50cを押し当てる機能を有している。
次に自吸作用について図2〜図6を用いて説明する。
呼水給水用栓8を外して気水分離室22内に呼び水を注水した後に、羽根車5を回転させると、吸込側の空気と呼び水とが混合された気水混合液がケーシング吐出口3bから排出される。排出された気水混合液はケーシング吐出口壁面3cに沿う流れ70となり、衝突板50aに衝突する。
図2,図4、図6に示す様に、衝突板50aに衝突した大部分の気水混合液は分流板50b側に偏向されて気水分離室22内に流入上昇する流れ72(72a、72b)となり、一部は衝突板50aに衝突しケーシング3に戻される水の流れ71となり、再び自吸作用に用いられる。
また、衝突板50aに衝突して分流板50b側に偏向された気水混合液は、ケーシング吐出口壁面3cに沿って衝突板50aに衝突する流れ70と並行に形成された分流板50bによって、分流板50bの手前(本体正面側)を通過する気水混合液の流れ72aと、分流板50bの奥側(電動機1側)とを通過する気水混合液の流れ72bとに分けられ、気水混合液内の空気の泡の表面張力を破ることで気水混合液中の空気と水の置換が活性し気水分離を向上させることができる。
分流板50bの斜め上方へ形成する途中で角度、長さ、形状が変化することで泡の表面に変化を与えて泡を分離する働きに効果がある。
分流板50bにより気水分離が完了した後は、気水分離室吐出口22aから排出される空気の流れ74となりポンプ装置吐出口(図示せず)から排気され、気水分離が完了しなかった一部の気水混合液はケーシング3に戻される水の流れとなり再び自吸作用に用いられ、自吸完了後、揚水を開始する。
なお、図4に示すように、本実施形態において、右側面から見て、分流板50bの位置は、羽根車5の幅寸法(b)中央から伸ばした線上の位置となっているが、この限りではない。気水混合液を分ける役割を果たすことができれば、気水分離室22内のどこに位置しても良い。例えば図4、図10に示すような羽根車5の幅寸法(b)の範囲であれば、分流板50bが矢印Z1、Z2方向に移動しても同様の効果が得られる。ただし、羽根車5の幅寸法(b)の中央にくるように配置した方が、より良い。また、本実施形態において、分流板50bの数を1つとしたが、複数でもよい。
1・・・電動機、3・・・ケーシング、3a・・・ケーシング吸込口、
3b・・・ケーシング吐出口、ケーシング吐出口壁面3c、4・・・ケーシングカバー、
5・・・羽根車、5a・・・羽根車回転方向、6・・・圧力タンク、6a・・・ベース、
7・・・圧力センサ、8・・・呼水給水用栓、9・・・逆止弁、13・・・水通路、
17・・・隔壁、18・・・空気補給装置、20・・・制御用コントローラ、
22・・・気水分離室、21・・・吸込通路、22a・・・気水分離室吐出口、
23・・・ヘッドチャンバー、23a・・・気水分離板固定部、
50・・・気水分離板、50a・・・衝突板、50b・・・分流板、50c・・・分流板先端部、70・・・ケーシング吐出口壁面3cに沿って衝突板50aに衝突する流れ、
71・・・衝突板50aに衝突しケーシング3に戻される水の流れ、
72a・・・分流板50bの手前(本体正面側)を通過する気水混合液の流れ、
72b・・・分流板50bの奥側(電動機1側)を通過する気水混合液の流れ、
73・・・気水分離されケーシング3に戻される水の流れ、
74・・・気水分離が完了し気水分離室吐出口から排出される空気の流れ
75・・・ポンプ装置吐出口

Claims (3)

  1. 電動機に連結された羽根車をケーシング内に収納し、前記ケーシングに設けられたケーシング吐出口に連通する気水分離室を有するヘッドチャンバーを備えるポンプ装置において、気水分離室内に衝突板と分流板とを備えた気水分離板を有し、
    前記分流板は、前記羽根車の回転中心軸に垂直な平面に平行となるように前記衝突板の上部に形成されて斜め上方へ延びており、
    前記分流板の先端に分離板先端部が設けられ、前記分離板先端部は、前記ヘッドチャンバーの内壁部に設けられた気水分離板固定部に押し当てられることを特徴とする、ポンプ装置。
  2. 前記分流板は、前記ケーシング吐出口の壁面に沿って衝突板に衝突する流れと並行に形成させたことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 前記気水分離板の分流板の位置は、前記羽根車の幅寸法の中央と略同じであること特徴とする、請求項1または請求項2に記載のポンプ装置。
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