JP2022120552A - スクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022120552000001
【課題】固定框を取り付けるアタッチメント枠の見付け寸法を可及的に抑制可能なスクリーン装置を提供する。
【解決手段】スクリーン装置は、開閉可能なスクリーン7と、この一端を保持する固定框20と、建物開口部の内周枠に固定されるアタッチメント枠30とを有し、アタッチメント枠は、内周枠に固定される基板部31と、この両側部から突出する第1側板部32及び第2側板部33と、これら側板部間に形成される内部空間と、固定框をアタッチメント枠に係止する係止部と、第1側板部の外面に設けられ、係止部に固定框を係止させる係止位置と、固定框の係止を解除する解除位置との間で移動可能な操作部41とを有する。内部空間において、固定框は、これが挿抜可能な第1位置と、第2側板部側に位置して固定框を係止部に係止させる第2位置との間で移動可能である。操作部は押圧部を有し、押圧部は操作部が係止位置に移動すると固定框を第2位置に移動させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、建物開口部の内周枠に対してスクリーンの一端部を保持させた固定框を着脱可能に取り付けることができるスクリーン装置に関する。
スクリーンを拡縮させることで建物開口部を開閉可能にしたスクリーン装置において、修理や各種メンテナンスのために、建物開口部の内周枠に対して、スクリーンの一端を保持する固定框を着脱可能に取り付けることができるものとしては、例えば特許文献1に記載されたものが既に知られている。この特許文献1に記載されたスクリーン装置は、内周枠の縦枠に沿って固定されたアタッチメント枠と、アタッチメント枠内に設けられ、固定框に対して係脱させるためのラッチ部材とを有しており、このラッチ部材は、前記アタッチメント枠の外側に配設されたスライド部材の操作により軸回りに回動可能になっているそして、このスライド部材でこのラッチ部材を回動させることにより、ラッチ部材を固定框に係合させて、固定框を前記建物開口部の内周枠に対し固定的に取り付けたり、ラッチ部材の固定框との係合を解除して、固定框を建物開口部の内周枠から取り外したりすることができるようになっている。
特許5593268号公報
ところで、昨今、このような建物開口部に取り付けられるスクリーン装置においては、スクリーンを閉じた時における建物開口部の採光面積や、スクリーンを開いた時における建物開口部の開口面積をできるだけ大きく確保することにより、機能性に優れているばかりでなく、デザイン性においても、ユーザーに洗練された印象を与えることが求められている。そして、そのような要望を実現するためには、スクリーンの周囲を支持する枠体における建物開口部の内側に延びる側壁の高さ寸法(即ち、見付け寸法)をできるだけ小さくする必要がある。
しかしながら、特許文献1に記載のスクリーン装置においては、上述のように、回転する複雑なラッチ部材がアタッチメント枠の内部に収容された構造を有しているため、アタッチメント枠の見付け寸法をより小さくすることは極めて困難であった。
そこで、本発明の技術的課題は、スクリーンの一端部を保持する固定框を、建物開口部の内周枠に固定されたアタッチメント枠に対して着脱することができるように構成されたスクリーン装置において、アタッチメント枠の見付け寸法を可及的に抑制することが可能なスクリーン装置を提供することにある。
本発明に係わるスクリーン装置は、プリーツ式スクリーン装置のみならず、ロール式スクリーン装置等、スクリーンの開閉方向の一端が、巻取ボックス等の部材を介して、建物開口部の内周枠に対して固定的に取り付けられるスクリーン装置にも適用することが可能である。よって、本発明において「固定框」とは、前記スクリーン装置の開閉方向の一端を保持する枠体や巻取ボックス等の部材であって、建物開口部の内周枠に対し固定的に取り付けられるものを包括的に意味するものとする。
上記課題を解決するため、本発明に係るスクリーン装置は、建物開口部に装着され、スクリーンの拡縮により前記建物開口部を開閉可能なスクリーン装置であって、前記スクリーン装置は、開閉方向の一方の端部に第1端部、他方の端部に第2端部を有する前記スクリーンと、前記第1端部を保持する固定框と、前記第2端部を保持して、前記スクリーンの開閉方向に移動自在に設けられた可動框と、前記建物開口部の内周枠に固定され、前記固定框が着脱可能に取り付けられるアタッチメント枠と、を有しており、前記アタッチメント枠は、前記内周枠に沿って延びて前記内周枠に対する固定に供される基板部と、前記基板部の幅方向両側部から前記建物開口部の内側方向に突出して、前記基板部の長手方向に沿って延びる第1側板部及び第2側板部と、前記第1側板部と前記第2側板部との間に形成されて前記固定框を挿入するための内部空間と、前記内部空間内に挿入された前記固定框を前記アタッチメント枠に係止するための係止部と、前記第1側板部の外面に設けられ、前記内部空間において前記係止部に前記固定框を係止させる係止位置と、前記係止部に対する前記固定框の係止を解除する解除位置との間で移動可能な操作部と、を有していて、前記内部空間において、前記固定框は、前記内部空間に対して挿抜可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記第2側板部側に位置していて、前記係止部によりアタッチメント枠に係止される第2位置との間で幅方向に移動可能であり、前記操作部は、前記解除位置から前記係止位置への移動に伴って、前記固定框に当接し前記固定框を前記第1位置側から前記第2位置へ移動させる押圧部を有している、ことを特徴とする。
この場合において、好ましくは、前記押圧部は、前記第1側板部の内面よりも前記アタッチメント枠の内側へ突出しており、前記固定框は、前記固定框が前記アタッチメント枠の前記内部空間内に挿入された状態で前記第1突出部側へ突出する第2突出部を有し、前記操作部の前記係止位置側への移動に伴って前記第1突出部が移動して、前記第1突出部と前記第2突出部とが対向して当接することで、前記第1突出部が前記第2突出部を介して前記固定框を前記第2側板部側へ押圧する。
また、好ましくは、前記操作部は、前記第1側板部の前記外面から外側に突出する突出部材であり、前記第1突出部は、前記操作部の内面に設けられて前記第1側板部の内面の長手方向に沿って延び、前記固定框は、前記アタッチメント枠の前記内部空間内に挿入された状態で、前記第1側板部の内面よりも内側に配置されて前記第1側板部に沿って長手方向に延びる保持板部を有し、前記第2突出部は、前記保持板部に設けられて前記第1突出部側へ突出して前記保持板部の外面の長手方向に沿って延び、前記第1突出部は、前記操作部が前記解除位置に移動すると前記第2突出部から離れる位置に移動し、前記操作部が前記係止位置に移動すると、前記第1突出部は前記第2突出部と対向して当接する位置に移動し、前記第1突出部の内側端部には、前記第1側板部の前記内面に沿って延びる押圧面部が設けられ、前記第2突出部の外側端部には、前記第1側板部の前記内面に沿って延びて、前記操作部が前記解除位置に移動した状態で前記押圧面部よりも前記第1側板部側に位置する受圧面部が設けられており、前記操作部が前記係止位置に移動すると、前記押圧面部が前記受圧面部上に移動することで、前記押圧面部が前記受圧面部を前記第2側板部側へ押圧して前記固定框を前記第2側板部側に移動させる。また、より好ましくは、前記押圧面部及び前記受圧面部は、互いに平行に延びて平面状に形成され、前記第1突出部の長手方向一方側端部と、前記第2突出部側の長手方向他方側端部の少なくともいずれかには、前記操作部が長手方向一方側に移動する場合に前記第1突出部の前記押圧面部を前記第2突出部の前記受圧面部上に案内するための傾斜面が設けられている。
また、好ましくは、前記操作部が前記解除位置にあるときに、前記押圧面部と前記受圧面部との間の第1距離は、前記第2側板部の内面と前記固定框の第2側板部側端部との間の第2距離よりも大きい。
また、好ましくは、前記スクリーン装置は、前記操作部が前記解除位置及び前記係止位置の夫々の位置に移動した状態を維持するための位置保持機構を有し、前記位置保持機構は、前記操作部に設けられて前記第1側板部側へ突出する係止突起部と、前記第1側板部の長手方向に間隔を有して設けられた2つの係合孔部を有してなり、前記係止突起部が2つの前記係合孔部のうちの一方と係合すると、前記操作部が前記解除位置に保持され、前記係止突起部が2つの前記係合孔部のうちの他方と係合すると、前記操作部が前記係止位置に保持される。
また、好ましくは、前記固定框は、前記第2側板部側の端部に外側へ突出する係止突出部を有し、前記固定框が前記第2位置に移動した状態で、前記係止突出部の先端部が前記第2側板部の内面に当接する。
以上のように、本発明によれば、スクリーンの一端部を保持する固定框を、建物開口部の内周枠に固定されたアタッチメント枠に対して着脱することができるように構成されたスクリーン装置において、アタッチメント枠の見付け寸法を可及的に抑制することが可能なスクリーン装置を提供することができる。
図1(a)はスクリーン装置の正面図であり、図1(b)はスクリーン装置の平面図であり、図1(c)は図1(b)のI-I矢視に相当するスクリーン装置の断面図である。 図2(a)はアタッチメント枠に固定框が固定されてスクリーンが開いた状態にあるスクリーン装置の平面図であり、図2(b)はアタッチメント枠から固定框が離れてスクリーンが折り畳まれた状態にあるスクリーン装置の平面図である。 固定框をアタッチメント枠に固定する場合の平面図であり、図3(a)は固定框がアタッチメント枠から離れた状態にあるときを示し、図3(b)は固定框がアタッチメント枠に固定された状態を示す。 アタッチメント枠、固定框、スクリーンが収容された可動框の斜視図である。 アタッチメント枠とこれに挿着される操作部の斜視図である。 図6(a)は図6(b)のVIa-VIa矢視に相当するアタッチメント枠の断面図であり、図6(b)は図6(a)のVIb-VIb矢視に相当するアタッチメント枠の部分断面図であり、図6(c)は挿着孔部が設けられたアタッチメント枠の部分側面図である。 図7(a)は第2突出部が設けられる固定框の斜視図であり、図7(b)は固定框の変形例である。 図8(a)は図8(b)VIIIa-VIIIa矢視に相当する第2突出部が設けられた固定框の断面図であり、図8(b)は図8(a)のVIIIb-VIIIb矢視に相当する固定框の部分断面図であり、図8(c)は固定框の部分側面図である。 第1突出部が第1位置にあるときの押圧機構の動作を説明するための図であり、図9(a)は押圧機構の平面図であり、図9(b)は図9(a)のIX-IX矢視に相当する押圧機構の断面図である。 第1突出部と第2突出部とが接触しているときの押圧機構の動作を説明するための図であり、図10(a)は押圧機構の平面図であり、図10(b)は図10(a)のX-X矢視に相当する押圧機構の断面図である。 第1突出部が第2位置にあるときの押圧機構の動作を説明するための図であり、図11(a)は押圧機構の平面図であり、図11(b)は図11(a)のXI-XI矢視に相当する押圧機構の断面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係るスクリーン装置について説明する。本実施形態では、防虫、遮光、目隠しあるいは断熱等のためのスクリーンをプリーツ式に開閉自在なスクリーン装置を例として説明する。なお、スクリーン装置は、巻き取り方向にバネ付勢された巻取り軸にスクリーンを巻き取るようにしたロールスクリーンに適用してもよい。
スクリーン装置1は、図1(a)、図1(b)、図1(c)に示すように、建物開口部Baに装着され、建物開口部Baにはこの周縁に沿った内周枠90が設けられている。本実施形態では、内周枠90は、正面視において横方向に延びる矩形環状に形成されて、横方向に延びて上下方向に間隔を有して配置された上枠91a及び下枠91bと、上枠91a及び下枠91bの夫々の両端部間に接続されて上下方向に延びる縦枠92a、92bと、を有して形成される。
スクリーン装置1は、上固定枠2と、下固定枠3と、可動框10と、固定框20と、アタッチメント枠30と、縦固定枠6と、スクリーン7とを有して構成される。上固定枠2は、上枠91aの長手方向(以下、「左右方向」と記す。)に延びる下面に沿って固定される。下固定枠3は、下枠91bの左右方向に延びる上面に沿って固定される。可動框10は、上固定枠2及び下固定枠3によって可動框10の上下両端部がスライド移動可能に支持される。固定框20は、一対の縦枠92a、92bのうち内周枠90の左右方向一方側(以下、「左側」と記す。)の縦枠92bに固定されたアタッチメント枠30に着脱可能に取り付けられる。
縦固定枠6は、内周枠90の左右方向他方側(以下、「右側」と記す。)に配置された縦枠92aの内面に沿って上下方向に延びて固定されている。アタッチメント枠30は、内周枠90の縦枠92bにその内面に沿って上下方向に延びて固定される。スクリーン7は、プリーツ状に形成されて左右方向に拡縮自在であり、左右両端が可動框10及び固定框20に連結して保持されている。また、スクリーン装置1には、固定框20に対する可動框10の平行状態を常時維持して可動框10によるスムース且つ安定した開閉操作を実現すると共に、風圧等の外力によるスクリーン7の撓みを抑制するための図示しない平行移動機構が設けられている。なお、平行移動機構は、例えば、スクリーン7の左右両端部間を左右方向に多段に貫通させて張り廻される張紐を有して構成されたものでもよい。
以下に、スクリーン装置1の各構成要素について具体的に説明する。上固定枠2は、図1(c)に示すように、下方に向けて開口する断面略コ字状に形成され、この内部には可動框10の上端部を滑らかにスライド移動可能に支持するための図示しないガイド部材が設けられている。
下固定枠3は、上方に向けて開口する断面略コ字状に形成され、この内部には可動框10の下端部を滑らかにスライド移動可能に支持するための図示しないガイド部材が設けられている。なお、可動框10の上下両端部に転動輪を設けて、上固定枠2及び下固定枠3の夫々の内部に設けられたガイド部材のガイド面上を転動輪が転動するようにしてもよい。
スクリーン7は、防虫に適したネット、遮光性や断熱性に富んだネット又はシート、目隠しに適したネット又はシート等、用途に応じて適宜材料により形成されている。スクリーン7の右端の襞7aには、図2(a)、図2(b)、図4に示すように、上下方向に延びる板状の第1固定板8aが取り付けられるとともに、スクリーン7の左端の襞7bには、上下方向に延びる板状の第2固定板8bが取り付けられている。第1固定板8aは可動框10に対して係脱可能に連結され、第2固定板8bは固定框20に対して係脱可能に連結されている。
可動框10は、折り畳まれたスクリーン7を収容するためのスクリーン収容部11を有しており、スクリーン収容部11は、平面視において固定框20側に向けて開口して第1固定板8a側へ窪んだ凹状に形成されて上下方向に延びる角筒状に形成されている。スクリーン収容部11はスクリーン7の襞の短手方向(前後方向)の幅よりも大きな幅を有している。
スクリーン収容部11の底部側端部(右側端部)には、固定框20側に向けて開口して第1固定板8aを収容して係止するためのスクリーン取付溝12が形成されている。スクリーン取付溝12は上下方向に延びて角筒状に形成されており、スクリーン取付溝12の開口部には、スクリーン取付溝12の幅方向両端部から内側方向に突出した一対の係合突起部13,13が設けられ、これら一対の係合突起部13,13により開口部の開口幅が狭められている。第1固定板8aは、これら一対の係合突起部13,13により開口部が絞られたスクリーン取付溝12内に係脱自在に収容されている。このため、スクリーン7の右側端部が可動框10に対して連結されている。
固定框20は、図3(a)に示すように、可動框10と同様に、固定框20の右側端部に可動框10側に向けて開口して第2固定板8bを収容して係止するためのスクリーン取付溝21が設けられている。スクリーン取付溝21は、平面視において固定框20の右側端部から左側に凹状に窪んで上下方向に延びる角筒状に形成されている。スクリーン取付溝21は、その底部(左側端部)に上下方向に延びる取付底板部21aと、取付底板部21aの幅方向両端部からスクリーン取付溝21の開口部側へ突出する一対の取付側板部21bとによって区画されている。なお、取付底板部21aの幅方向一方側(後側)の端部21a1は可動框10側にずれた位置に設けられている。
スクリーン取付溝21の開口部には、スクリーン取付溝21の幅方向両端部から内側方向に突出して上下方向に延びる一対の係合突起部22,22が設けられ、一対の係合突起部22,22により開口部の開口幅が狭められている。第2固定板8bは、これら一対の係合突起部22,22により開口部が絞られたスクリーン取付溝21内に係脱自在に収容されている。このため、スクリーン7の左側端部が固定框20に対して連結されている。
また、固定框20の可動框10側の幅方向の両端部には、外側へ突出する一対の係止板部23a,23bが上下方向に延びて設けられている。係止板部23a,23bと係合突起部22とは略同一平面状に延びている。一対の係止板部23a、23bのうちの後側に配置された係止板部23bの上下方向の略中央部には、図7(a)に示すように、係止板部23bとこれに繋がる係合突起部22、取付側板部21b、取付底板部21aの端部21a1(以下、これらをまとめて「削除部)と記す。)が削除されて開口部24が形成されている。また、固定框20の端部に延設された当接板部25aの上下方向中間部には、図7(a)及び図7(b)に示すように、内側方向に切り欠かれて上下方向に延びる切り欠き部25a1が設けられている。この開口部24を通じて、固定框20に設けられた押圧機構40(図9(b)参照)を横方向から目視で確認することができ、また切り欠き部25a1によって、押圧機構40の第1突出部43(図9(b)参照)の位置を確認することができる。
なお、開口部24は、図7(b)に示すように、固定框20の上端から押圧機構40の第2突出部45を超えた固定框20の下側まで開口してもよい。
これら一対の係止板部23a、23bの可動框10側の外面に対して、図3(a)に示すように、可動框10のスクリーン収容部11の左側端部が接離可能である。このため、図2(a)に示すように、アタッチメント枠30に対して固定框20が固定された状態において、固定框20に対して可動框10を縦固定枠6側へ移動さることにより、折り畳まれたスクリーン7を広げることができる。一方、図2(b)に示すように、アタッチメント枠30に対して固定框20が取り外された状態において、可動框10内にスクリーン7が折り畳まれた状態で一対の係止板部23a、23bの外面に対してスクリーン収容部11の左側端部が接触したままで、これら可動框10及び固定框20を一体的にアタッチメント枠30から縦固定枠6側へスライド移動させることができる。
この固定框20を内周枠90の縦枠92bに対して間接的に着脱可能に取り付けるためのものがアタッチメント枠30である。アタッチメント枠30は、図1(a)、図1(b)に示すように、その左右方向の幅寸法(見付け寸法A)が大きくなると、スクリーン7を閉じた時における建物開口部Baの採光面積や、スクリーン7を開いた時における建物開口部Baの開口面積が狭くなり、機能性が低下するばかりでなく、デザイン性においても、ユーザーに洗練された印象を与えることができなくなる虞がある。そこで、本実施形態のアタッチメント枠30は、内周枠90に対して見付け寸法Aを縮小してスリム化されている。
次に、アタッチメント枠30とこれに固定框20を着脱可能に取り付けるための構造について説明する。先ず、アタッチメント枠30について説明する。アタッチメント枠30は、図4、図5、図6(a)に示すように、内周枠90の縦枠92bの内面に沿って上下方向に延びて固定される基板部31と、基板部31の幅方向(前後方向)の両端部から内周枠90の内側方向へ突出する第1側板部32及び第2側板部33と、を有して、第1側板部32と第2側板部33との間に形成されて固定框20を挿入するための内部空間34と、内部空間34内に挿入された固定框20をアタッチメント枠30に係止するための係止部36と、第1側板部32の外面に設けられ、内部空間34において係止部36に固定框20を係止させる係止位置PL(図11(b)参照)と、係止部36に対する固定框20の係止を解除する解除位置Pr(図9(b)参照)との間で移動可能な操作部41と、を有してなる。
基板部31は、上下方向に延びた長方形状に形成される。第1側板部32及び第2側板部33は、ともに上下方向に延びた細長い長方形状に形成され、第1側板部32の内側方向への突出長さ(見付け寸法A)は、第1側板部32に挿着される操作部41の幅寸法Bよりも僅かに大きな寸法を有する。第2側板部33の内側方向への突出長さCは、第1側板部32の見付け寸法Aよりも僅かに長い。なお、第1側板部32及び第2側板部33のうちの第1側板部32が、建物の室内側へ向いた姿勢で建物開口部Baに配置される。
第1側板部32の上下方向中間部には、上側から下側へ向かって第1係合孔部32a、第2係合孔部32b、挿着孔部32cが設けられている。本実施形態では、第1係合孔部32a及び第2係合孔部32bは方形状に形成され、挿着孔部32cは細長の長方形状に形成され、これらの孔部は、上下方向に間隔を有して配設されている。挿着孔部32cには、後述する操作部41に一体的に設けられた第1突出部43が挿入される。第1係合孔部32a及び第2係合孔部32bには、後述する位置保持機構42の係止突起部41a(図6(b)参照)が係止される。第2側板部33の突出方向の先端部には、アタッチメント枠30の内側方向へ突出する係止爪部33aが上下方向に延びて設けられている。係止爪部33aは、係止部36(図3(b)参照)の一部を構成する。
第1側板部32の外面には、図6(b)をさらに追加して説明すると、第1側板部32の突出方向の幅内に配置されて第1側板部32の外面に沿って上下方向にスライド移動可能な操作部41が設けられている。本実施形態では、操作部41は、第1側板部32から外側に突出して上下方向に延びる直方体状に形成された棒状部材(突出部材)である。操作部41は、指先によって操作部41の外面を押圧しながら操作部41を上下方向に移動させるのに必要な幅寸法Bを有している。また、前述したように操作部41をスライド移動可能に保持する第1側板部32の突出方向の幅(見付け寸法A)は、操作部41の幅寸法Bよりも僅かに大きい寸法を有しているので、第1側板部32の見付け寸法Aは可及的に小さくなっている。なお、操作部41は、直方体状の棒状部材に限るものではなく、指先で上下操作が可能であれば、半球状等でもよい。
操作部41の下側の内面には、第1側板部32に開口する挿着孔部32cを通して第1側板部32の内面よりもアタッチメント枠30の内側へ突出して操作部41とともに上下方向にスライド移動可能な第1突出部43が一体的に設けられている。第1突出部43は、第2突出部45を押圧する押圧部として機能する。本実施形態では、第1突出部43は操作部41の内面に沿って上下方向に延びる直方体状に形成され、第1突出部43の幅寸法Dは、操作部41の幅寸法Bよりも小さい。第1突出部43の内側端部には、第1側板部32の内面に沿って上下方向に延びる押圧面部43aが設けられている。本実施形態では、押圧面部43aは平面状に形成されている。また、第1突出部43の下端部には、下方に進むに従って操作部41側へ傾斜する傾斜面43bが設けられている。
さらに、第1突出部43と操作部41との間には、第1突出部43の下端から第1突出部43の上下方向中間部まで延びる案内溝部43cが設けられている。案内溝部43cは、下部及び左右両側が開口している。この案内溝部43cには、挿着孔部32cの下端部に隣接する第1側板部32が挿抜される。このため、操作部41を上下方向にスライド移動させると、第1側板部32が案内溝部43c内を移動することにより、第1突出部43が挿着孔部32cに沿って上下方向に移動する。このため、操作部41及び第1突出部43は一体となって第1側板部32に沿って上下方向にスライド移動する。
また、第1突出部43よりも上方の操作部41の内側には、図6(b)に示すように、第1側板部32側へ突出する係止突起部41aが設けられている。係止突起部41aは、その下側に操作部41に繋がる弾性を有した腕部41bを介して支持されており、第1側板部32に設けられた第1係合孔部32aに係止突起部41aが係止されると、第1突出部43が挿着孔部32cの領域内に移動して、アタッチメント枠30に対して第1突出部43を挿着孔部32cから抜脱することができる。また、係止突起部41aが第2係合孔部32bに係止されると、図9(a)及び図9(b)に示すように、第1突出部43は固定框20に設けられた第2突出部45よりも上方の離れた第1位置P1に移動する。さらに、係止突起部41aが挿着孔部32c内に移動すると、図10(a)及び図10(b)に示すように、第1突出部43は第2突出部45と対向して当接する第2位置P2に移動する。
このように、第1突出部43を第2係合孔部32bに係止することで、第1突出部43を第1位置P1に位置保持することができる。また、第1突出部43を挿着孔部32cに係止することで、第1突出部43を第2位置P2に位置保持することができる。さらに、第1突出部43を第1係合孔部32aに係止することで、第1突出部43を第1側板部32から抜脱可能な位置に保持することができる。すなわち、係止突起部41a及び第2係合孔部32b、挿着孔部32cを合わせて、操作部41が解除位置Pr及び係止位置PLの夫々の位置に移動した状態を維持するための位置保持機構42として機能する。
固定框20の取付底板部21aの両端部には、図3(b)、図7(a)に示すように、外側(左右方向左側)へ突出する第1保持板部26a及び第2保持板部26bが設けられている。これら保持板部の夫々の突出方向先端部には、取付底板部21aの幅方向後側に延びる当接板部25a、25bが設けられている。当接板部25aと取付底板部21aの幅方向後側の端部21a1との間の寸法w1は、第2突出部45の受圧部46よりも僅かに大きい。また、当接板部25aの突出長さL1は受圧部46の高さh1よりも大きい。
固定框20の幅方向の前側端部には、外側へ突出して上下方向に延びる係止突起部29が設けられている。本実施形態では、係止突起部29は、取付底板部21aと略同一平面上に形成されている。係止突起部29の突出長さは、第2側板部33に設けられた係止爪部33aのそれよりも僅かに長い。このため、係止突起部29がアタッチメント枠30の第2側板部33の内面に当接する際に、係止爪部33aが邪魔することはない。また、係止突起部29は、アタッチメント枠30の基板部31に当接板部25a、25bが当接するとともに、係止突起部29が第2側板部33の内面に当接した状態で、係止爪部33aよりも基板部31側に位置する。
次に、固定框20に挿着される第2突出部45について説明する。第2突出部45は、図7(a)、図8(a)、図8(b)、図9(a)に示すように、固定框20の前側に配された第1保持板部26aに挿着されている。第2突出部45は、固定框20がアタッチメント枠30の内部空間34内に挿入され、固定框20の当接板部25a、25bが、アタッチメント枠30の内部空間34におけるスクリーン7の閉方向を向く内面(本実施形態では、アタッチメント枠30の基板部31の内面)に当接した状態で、第1保持板部26aから第1側板部32側へ突出して、スライド移動する第1突出部43に対して上下方向に対向して配置される。第1保持板部26a(保持板部)には、第2突出部45を挿着するための挿着孔部27が設けられている。挿着孔部27は、矩形状に形成され、挿着孔部27の上下位置は、図9(b)に示すように、アタッチメント枠30内に固定框20が挿入された状態で、アタッチメント枠30に設けられた挿着孔部32cよりも下方の位置に形成されている。
挿着孔部32cよりも上方及び下方の第1保持板部26aには、一対の係止孔部28が設けられている。これらの係止孔部28は、挿着孔部32よりも小さな矩形状に形成されて第2突出部45を係止する。
第2突出部45は、図7(a)、図9(b)に示すように、第1突出部43と接触して押圧力を受ける受圧部46と、受圧部46の内側から突出して挿着孔部27に挿入される支持部47とを有してなる。受圧部46は、第1保持板部26aの外面に沿って上下方向に延びる直方体状に形成される。受圧部46は、その上下方向長さが一対の係止孔部28間の寸法と略同じ寸法を有し、左右方向の幅寸法は、第1突出部43の幅寸法と略同一である。受圧部46の外側端部には、アタッチメント枠30の第1側板部32の内面に沿って上下方向に延びる受圧面部46aが形成されている。本実施形態では、受圧面部46aは第1突出部43の押圧面部43aに対して平行に延びる平面状に形成されている。
受圧部46の上側端部には、第1突出部43のスライド移動に応じて第1突出部43の押圧面部43aを受圧部46の受圧面部46a上に案内するための傾斜面46bが形成されている。なお、本実施形態では、傾斜面46bは、受圧部46の下側端部にも設けられている。受圧部46は、図9(a)、図9(b)に示すように、操作部41が解除位置Prに移動すると、即ち、第1突出部43が第2突出部45から離れた状態あるときには、受圧面部46aは第1突出部43の押圧面部43aよりも第1側板部32側に位置している。このとき、押圧面部43aと受圧面部46aとの間の前後方向の第1距離d1は、第2側板部33の内面と固定框20の前後方向他方側端部との間の前後方向の第2距離d2よりも大きい。なお、操作部41が解除位置Prに移動した状態では、固定框20はアタッチメント枠30の内部空間34の第2側板部33側の位置(第1位置P1)にある。
ここで、図11(b)に示すように、操作部41を下方へスライド移動させて、操作部41を係止位置PLに移動させると、第1突出部43の押圧面部43aと第2突出部45の受圧面部46aとが対向して当接して、押圧面部43aが第2突出部45を第2側板部33側へ押圧して固定框20を第2側板部33側に移動させて固定框20の係止突起部29を第2側板部33の内面に押し付ける。従って、固定框20は、内部空間34内に挿入された状態で、係止部36に係止させるための第2位置P2に移動する。
これと同時に、固定框20の係止突起部29に対してアタッチメント枠30の係止爪部33aが内周枠90の内側方向に位置する。さらに、第1突出部43の基板部31側の側面が固定框20の当接板部25aの内面に対向した位置に移動する(図11(b)参照)。このため、固定框20に対してアタッチメント枠30から抜脱される方向の力が作用した場合、係止突起部29が係止爪部33aに当接するとともに、当接板部25aが第1突出部43に当接するので、固定框20がアタッチメント枠30から抜脱される虞はない。
受圧部46の上下両端部には、図9(b)に示すように、内側へ突出する一対の係止凸部46cが設けられている。これら一対の係止凸部46cは、第2突出部45の支持部47が挿着孔部27に挿入された状態で、対向する係止孔部28に係止されて、固定框20に対する第2突出部45の上下位置を位置決めする。
支持部47は、断面が長方形状に形成されて挿着孔部27に挿入可能な板状に形成される。支持部47の上下両側には、支持部47の突出方向先端側を支点として受圧部46側へ延びて弾性変形可能な一対の係止片部47aが設けられている。係止片部47aの受圧部46側の先端部には、外側へ突出する係止爪部47bが設けられている。これらの係止爪部47bは、挿着孔部27に対する支持部47の挿入を許容する一方、挿着孔部27からの支持部47の抜脱を規制する。
第2突出部45は、支持部47が挿着孔部27に挿着された状態において、受圧部46の内面が第1保持板部26aの外面に接触し、且つ支持部47の突出方向先端部が第2保持板部26bの内面に接触するとともに支持部47の下側の側面が取付底板部21aの外面に接触する。このため、受圧部46の受圧面部46aに対して第2側板部33側(前側)へ向く押圧力が作用した場合、この押圧力は、受圧部46を介して第1保持板部26a及び第2保持板部26bに伝達されて、固定框20をアタッチメント枠30の第2側板部33側に移動させることができる。なお、第2突出部45は、挿着孔部27に挿着された状態において、支持部47の突出方向先端部が第2保持板部26bの内面に接触していなくてもよい。
次に、固定框20をアタッチメント枠30に対して固定する場合について説明する。図9(a)及び図9(b)に示すように、固定框20をアタッチメント枠30の内部空間34内に挿入すると、固定框20の一対の当接板部25a、25bがアタッチメント枠30の基板部31の内面に当接して固定框20がアタッチメント枠30に対して挿抜可能な第1位置P1に移動する。固定框20が第1位置P1に移動した状態では、固定框20の第2保持板部26b側の端部とアタッチメント枠30の第2側板部33との間には隙間が形成されているので、固定框20はアタッチメント枠30の幅方向に移動可能である。また、第1突出部43は、第2突出部45よりも上方の離れた位置に移動している。
なお、操作部41が解除位置Prに移動すると、第1突出部43は、側面視において切り欠き部25a1の範囲内に移動する。このため、第1突出部43が切り欠き部25a1の範囲内に移動していることを確認することで、操作部41が解除位置Prに位置していることを容易に確認することができる。
そして、操作部41をさらに下方へスライド移動させると、図10(a)及び図10(b)に示すように、第1突出部43の傾斜面43bが第2突出部45の受圧部46の傾斜面46bに当接した状態になる。この状態では、第1突出部43の係止突起部41aが第2係合孔部32bから脱出した状態となって、操作部41はスライド移動が容易な状態になっている。
そして、更に操作部41を下方へスライド移動させて係止位置PLに移動させると、図11(a)及び図11(b)に示すように、第1突出部43の傾斜面43bが受圧部46の傾斜面46b上を移動して、押圧面部43aが第2突出部45の受圧部46の受圧面部46a上に移動する。これと同時に、第1突出部43が第2突出部45をアタッチメント枠30の第2側板部33側(前側)へ押圧する。従って、固定框20は、アタッチメント枠30の第2側板部33側に向かって第2位置P2に移動する。第2位置P2に移動した固定框20の係止突起部29は第2側板部33の内面に押し付けられた状態で当接する。
これと同時に、固定框20の係止突起部29に対してアタッチメント枠30の係止爪部33aが内周枠90の内側方向に位置する。さらに、第1突出部43の基板部31側の側面が固定框20の当接板部25aの内面に対向した位置に移動する(図11(b)参照)。このため、固定框20がアタッチメント枠30から抜脱される虞はない。また、操作部41の係止突起部41aが挿着孔部32cに係合して、操作部41の上方へのスライド移動が規制されて、操作部の係止位置PLが保持される。従って、固定框20は、アタッチメント枠30に対して押圧された状態に保持される。
次に、アタッチメント枠30に取り付けられた固定框20を、アタッチメント枠30から取り外す場合について説明する。取り外し方法は、前述した取り付け方法と逆の操作を行えばよい。すなわち、係止位置PLに移動した操作部41(図11(b)参照)を上方へスライド移動させて、第1突出部43を解除位置Prに移動させる(図9(b)参照)。したがって、図9(b)に示すように、第1突出部43が第2突出部45よりも上方の離れた位置に移動して、第2突出部45に作用していた第2側板部33側へ向く押圧力が解除される。
その結果、アタッチメント枠30に対する固定框20の第1側板部32側への移動が可能となる。そして、作業者等によって固定框20を第1側板部32側へ第1位置P1に移動させると、固定框20の係止突起部29が第2側板部33の内面から離れるとともに、係止突起部29が係止爪部33aよりもアタッチメント枠30の内側に移動する。また、第1突出部43は、当接板部25aに設けられた切り欠き部25a1に対向する位置に移動する。よって、固定框20をアタッチメント枠30に対して抜脱方向に移動させると、係止突起部29が係止爪部33aの外側を移動し、切り欠き部25a1が第1突出部43の外側を移動するので、固定框20をアタッチメント枠30から抜脱することができる。
このように、本実施形態に係わるスクリーン装置1は、アタッチメント枠30内に挿入された固定框20をアタッチメント枠30の幅方向に移動させるための手段として、第1突出部43のスライド移動によって第2突出部45を幅方向に押圧するように構成されているので、固定框20を押圧するための構造は簡素である。また、簡素な構造を有した第1突出部43及び第2突出部45を第1側板部32の内側に配置するため、第1側板部32の見付け寸法を可及的に抑制することができる。よって、アタッチメント枠30の見付け寸法を可及的に抑制することが可能なスクリーン装置1を提供することができる。
また、前述した実施形態では、操作部41を上方から下方へスライド移動させた場合に、固定框20がアタッチメント枠30に対して取り付けられる場合を記載したが、これに限るものではない。操作部41を下方から上方へスライド移動させた場合に、固定框20がアタッチメント枠30に対して取り付けられてもよい。
1 スクリーン装置
2 上固定枠
3 下固定枠
6 縦固定枠
7 スクリーン
7a 右端の襞
7b 左端の襞
8a 第1固定板
8b 第2固定板
10 可動框
11 スクリーン収容部
12、21 スクリーン取付溝
13、22 係合突起部
20 固定框
21a 取付底板部
21b 取付側板部
23a、23b 係止板部
24 開口部
25a、25b 当接板部
25a1 切り欠き部
26a 第1保持板部(保持板部)
26b 第2保持板部
27 挿着孔部
28 係止孔部
29、41a 係止突起部
30 アタッチメント枠
31 基板部
32 第1側板部
32a 第1係合孔部
32b 第2係合孔部(係合孔部)
32c 挿着孔部(係合孔部)
33 第2側板部
33a 係止爪部(係止部)
47b 係止爪部
34 内部空間
36 係止部
40 押圧機構
41 操作部
41b 腕部
42 位置保持機構
43 第1突出部
43a 押圧面部(係止部)
43b、46b 傾斜面
43c 案内溝部
45 第2突出部
46 受圧部
46a 受圧面部
46c 係止凸部
47 支持部
47a 係止片部
90 内周枠
91a 上枠
91b 下枠
92a、92b 縦枠
Ba 建物開口部
P1 第1位置
P2 第2位置

Claims (7)

  1. 建物開口部に装着され、スクリーンの拡縮により前記建物開口部を開閉可能なスクリーン装置であって、
    前記スクリーン装置は、開閉方向の一方の端部に第1端部、他方の端部に第2端部を有する前記スクリーンと、
    前記第1端部を保持する固定框と、
    前記第2端部を保持して、前記スクリーンの開閉方向に移動自在に設けられた可動框と、
    前記建物開口部の内周枠に固定され、前記固定框が着脱可能に取り付けられるアタッチメント枠と、を有しており、
    前記アタッチメント枠は、
    前記内周枠に沿って延びて前記内周枠に対する固定に供される基板部と、
    前記基板部の幅方向両側部から前記建物開口部の内側方向に突出して、前記基板部の長手方向に沿って延びる第1側板部及び第2側板部と、
    前記第1側板部と前記第2側板部との間に形成されて前記固定框を挿入するための内部空間と、
    前記内部空間内に挿入された前記固定框を前記アタッチメント枠に係止するための係止部と、
    前記第1側板部の外面に設けられ、前記内部空間において前記係止部に前記固定框を係止させる係止位置と、前記係止部に対する前記固定框の係止を解除する解除位置との間で移動可能な操作部と、を有していて、
    前記内部空間において、前記固定框は、前記内部空間に対して挿抜可能な第1位置と、前記第1位置よりも前記第2側板部側に位置していて、前記係止部によりアタッチメント枠に係止される第2位置との間で幅方向に移動可能であり、
    前記操作部は、前記解除位置から前記係止位置への移動に伴って、前記固定框に当接し前記固定框を前記第1位置側から前記第2位置へ移動させる押圧部を有している、
    ことを特徴とするスクリーン装置。
  2. 前記押圧部は、前記第1側板部の内面よりも前記アタッチメント枠の内側へ突出して前記操作部とともに移動する第1突出部を有し、
    前記固定框は、前記固定框が前記アタッチメント枠の前記内部空間内に挿入された状態で前記第1突出部側へ突出する第2突出部を有し、
    前記操作部の前記係止位置側への移動に伴って前記第1突出部が移動して、前記第1突出部と前記第2突出部とが対向して当接することで、前記第1突出部が前記第2突出部を介して前記固定框を前記第2側板部側へ押圧する
    ことを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
  3. 前記操作部は、前記第1側板部の前記外面から外側に突出しており、
    前記第1突出部は、前記操作部の内面に設けられて前記第1側板部の内面の長手方向に沿って延び、
    前記固定框は、前記アタッチメント枠の前記内部空間内に挿入された状態で、前記第1側板部の内面よりも内側に配置されて前記第1側板部に沿って長手方向に延びる保持板部を有し、
    前記第2突出部は、前記保持板部に設けられて前記第1突出部側へ突出して前記保持板部の外面の長手方向に沿って延び、
    前記第1突出部は、前記操作部が前記解除位置に移動すると前記第2突出部から離れる位置に移動し、前記操作部が前記係止位置に移動すると、前記第1突出部は前記第2突出部と対向して当接する位置に移動し、
    前記第1突出部の内側端部には、前記第1側板部の前記内面に沿って延びる押圧面部が設けられ、
    前記第2突出部の外側端部には、前記第1側板部の前記内面に沿って延びて、前記操作部が前記解除位置に移動した状態で前記押圧面部よりも前記第1側板部側に位置する受圧面部が設けられており、
    前記操作部が前記係止位置に移動すると、前記押圧面部が前記受圧面部上に移動することで、前記押圧面部が前記受圧面部を前記第2側板部側へ押圧して前記固定框を前記第2側板部側に移動させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載のスクリーン装置。
  4. 前記押圧面部及び前記受圧面部は、互いに平行に延びて平面状に形成され、
    前記第1突出部の長手方向一方側端部と、前記第2突出部側の長手方向他方側端部の少なくともいずれかには、前記操作部が長手方向一方側に移動する場合に前記第1突出部の前記押圧面部を前記第2突出部の前記受圧面部上に案内するための傾斜面が設けられている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  5. 前記操作部が前記解除位置にあるときに、前記押圧面部と前記受圧面部との間の第1距離は、前記第2側板部の内面と前記固定框の第2側板部側端部との間の第2距離よりも大きい
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  6. 前記スクリーン装置は、前記操作部が前記解除位置及び前記係止位置の夫々の位置に移動した状態を維持するための位置保持機構を有し、
    前記位置保持機構は、前記操作部に設けられて前記第1側板部側へ突出する係止突起部と、前記第1側板部の長手方向に間隔を有して設けられた2つの係合孔部を有してなり、
    前記係止突起部が2つの前記係合孔部のうちの一方と係合すると、前記操作部が前記解除位置に保持され、前記係止突起部が2つの前記係合孔部のうちの他方と係合すると、前記操作部が前記係止位置に保持される、
    ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。
  7. 前記固定框は、前記第2側板部側の端部に外側へ突出する係止突出部を有し、前記固定框が前記第2位置に移動した状態で、前記係止突出部の先端部が前記第2側板部の内面に当接する
    ことを特徴とする請求項6に記載のスクリーン装置。

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