JP6660834B2 - バリアフリー型横引きスクリーン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防虫、遮光、断熱、防塵等を目的として、建物開口部に設置するためのバリアフリー型横引きスクリーン装置に関するものである。
特許文献1に開示されているように、スクリーン枠の側枠と該側枠に対して横引きで開閉移動可能にガイドされる可動桟との間に、巻取軸に巻取られるスクリーンを配設し、上記可動桟の開閉移動に伴って側枠との間に導出入される該スクリーンの下端に沿い、側枠又は可動桟の下端から導出入されて該スクリーンの下端をガイドするスクリーンガイドを備えたバリアフリー型の横引きスクリーン装置は、既に知られている。上記スクリーンガイドは、多数のガイド駒の連結により上に凹なる方向に可撓に構成され、その一端が上記側枠又は可動桟の一方の下端部に固定され、他端が側枠又は可動桟の他方の下端部に設けた開口からその内部に湾曲して出入りする構成を備え、上記ガイド駒の上面に設けたスクリーンの張設方向に沿う係合溝に、上記スクリーンの下端縁に沿って設けた多数の係合部材を摺動自在に係合保持させるようにしたものである。
そして、上記特許文献1の図11の(b)に開示のガイド駒では、その下面側に下レール上を摺動自在に跨ぐ凹溝を設け、該凹溝により多数のガイド駒を連結したスクリーンガイドを下レール上に跨乗させてガイドしているが、スクリーンガイドを単に下レールに跨乗させただけでは、スクリーンに作用する風その他の外力によりスクリーンガイドが下レールから離脱する可能性が高く、一方、同図の(c)のように、ガイド駒の下面に凹溝の開口縁から内側に向かう一対の鈎部を形成した場合には、下レールの両側壁上部から外側に向けて設けた張出し部に上記鈎部が係合し、そのため、スクリーンガイドの下レールからの離脱が抑制され、スクリーンガイドがより確実に下レールにガイドされる。しかしながら、この場合には、スクリーン対して幼児やペットらによる大きな外力が作用したときに、スクリーンやガイド駒が破損するという問題がある。
このようなスクリーンやガイド駒の破損を避けるための手段としては、図8の(a)に示しているように、下レール40を、帯状薄板の両側壁上部に外側に向けて突出する張出し部41を設けたものとし、一方、ガイド駒43は、下レール40によりガイドされる基台部44の下面両側に設けた一対の垂下壁45により、該下レール40上を摺動自在に跨ぐ凹溝46を形成すると共に、該両垂下壁45の下端から内側に向けて突出する一対の鈎部50を備えたものとし、しかし、該鈎部50の内端間の幅を下レール40の張出し部41の先端間の長さよりも幅広に形成して、上記ガイド駒43が下レール40から取り外し自在ではあるが、同図(b)のようなスクリーン面Sへの風等による外力Wの作用によりガイド駒43が矢印P方向に移動したときには、上記鈎部50が下レール40の張出し部41に係止するものとすればよく(特願2015−114232号参照)、これにより、風等によるスクリーンガイドの下レール40からの離脱を抑制し、しかも、上記破損の問題も避けることができる。
しかしながら、上述した図8の(a)のようなガイド駒43を用いるスクリーンガイドでは、風等の比較的小さい外力がスクリーンに対し比較的ゆっくりした動きを与えるときには、ガイド駒43が側方へ移動したときにガイド駒43の鈎部50が下レール40の張出し部41に係止するが、例えば、急激に強い風が吹いたり、幼児やペットらによりスクリーン7に突然に大きな動きが加えられたときには、図8の(b)に示すように、ガイド駒43の鈎部50が下レール40の張出し部41に深く係止する前に矢印Uで示す上向きの力が作用して上方に引き上げられ、下レールに対する係止が不安定なスクリーンガイドのガイド駒43が下レール40から離脱しやすくなり、そのため、スクリーン装置を設置する建物開口部の設置環境によっては、上記図8の(a)のようなガイド駒43を連結したスクリーンガイドでは、必ずしも下レール40に安定的にガイドされると言えない。
特開2004−346578号公報
本発明の技術的課題は、スクリーン枠内において可動桟により横引きで開閉可能なスクリーンを備え、該可動桟による開閉移動に応じて導出入されるスクリーンの下端をスクリーンガイドによりガイドするバリアフリー型のスクリーン装置において、急激に強い風が吹いたり、幼児やペットらによりスクリーンに突然に大きな動きが加えられたときに、スクリーンガイドが下レールから離脱するようなことがなく、しかも、スクリーンガイドが上方に引き上げられる力がより大きくなったときには、該スクリーンガイドが下レールから離脱して、スクリーンやガイド駒の損傷を避けることを可能にした横引きスクリーン装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、スクリーン枠の側枠と該側枠に対して横引きで開閉移動可能な可動桟との間に拡縮可能なスクリーンが設置され、上記可動桟の開閉移動に伴って側枠との間に導出入される該スクリーンの下端に沿って、上記可動桟の移動により上記側枠又は可動桟の下端から導出入されて、該スクリーンの下端をガイドするスクリーンガイドが設けられ、該スクリーンガイドは、多数のガイド駒の連結により上に凹なる方向に可撓に構成され、その一端が上記側枠と可動桟の一方における下端部に固定され、他端が該側枠と可動桟の他方における下端部に設けた開口からその内部に湾曲して出入りする構成を備え、上記ガイド駒の上面に設けたスクリーンの張設方向に沿う係合溝に、上記スクリーンの下端縁に沿って設けた多数の係合部材を摺動自在に係合保持させるようにしたバリアフリー型横引きスクリーン装置において、上記スクリーン枠の下辺に設置して上記スクリーンガイドの導出入をガイドさせる薄板状下レールを、その両側壁上部に外側に向けて突出する張出し部を有する一定断面形状のものとし、上記ガイド駒は、上記下レールによりガイドされる基台部の下面両側に設けた一対の垂下壁により、該下レール上を摺動自在に跨ぐ下向きの凹溝を形成すると共に、該両垂下壁の下端から内側に向けて突出する一対の鈎部を、それらの先端間の間隙を通して下レールの両側張出し部が通過可能なものとして形成し、しかも、上記ガイド駒は、少なくとも、上記凹溝両側の垂下壁から内側に向けての両鈎部の突出長さに大小の差異を持たせ、且つ上記鈎部の突出長さの大小が左右で逆になっている2種の形態のものを含み、上記スクリーンガイドは、連結されている上記2種のガイド駒における該スクリーンガイドの一側の鈎部の突出長さの大小が、1乃至数個のガイド駒置きに異なるものとなるように形成され、それにより、常時は、上記ガイド駒における突出長さの大きい鈎部の先端部が、下レールの両側の上記張出し部の下にまで突入し、突出長さの小さい鈎部の先端部は、下レールの張出し部の下にまで達しないように構成されていることを特徴とするバリアフリー型横引きスクリーン装置が提供される。
上記構成を有する横引きスクリーン装置では、多数のガイド駒を連結したスクリーンガイドにおいて、連結したガイド駒の一側の鈎部が、1乃至数個のガイド駒置きに突出長さを異なるものとして連結し、それにより、常時は、上記ガイド駒における突出長さの大きい鈎部の先端部を、下レールの張出し部の下側に左右から交互に突入させているので、スクリーンに対し急激に強い風が吹き付けたり、幼児やペットらによりスクリーンに突然に大きな動きが加えられ、下レールに対してガイド駒が側方にずれ動く前に上方に引き上げられるようなことがあっても、突出長さの大きい鈎部の先端部がガイド駒の1乃至数個置きに下レールの張出し部の下側に係止するため、一旦はガイド駒の上方への移動が抑止され、スクリーンの下端が下レールに保持された状態が維持される。
しかしながら、上記突出長さの大きい鈎部の先端部が下レールの張出し部の下側に安定的に係止するわけではなく、ガイド駒の鈎部の先端間の間隙は、それを通して下レールの両側張出し部が通過可能な幅を持ち、しかも、突出長さの大きい鈎部に対向している突出長さが短い鈎部の先端部は常に下レールの張出し部に係止しない位置にあり、ガイド駒自体が下レールに対して側方にずれ動くことも可能になっているので、スクリーンに作用する力がより大きくなれば、ガイド駒の下レールに対する係止が外れて引き上げられ、スクリーンやガイド駒の破損は防止される。また、スクリーンガイドの下レールに対する再係合も容易に行うことができる。なお、風等の外力によりスクリーンに対し比較的ゆっくりした動きが与えられるときには、スクリーンの下端がスクリーンガイドにより安定的にガイドされるのは勿論である。
本発明に係る上記横引きスクリーン装置の好ましい実施形態においては、上記スクリーン枠の下辺に設置される下レールの両側壁上部から突出する張出し部の下面を、該張出し部の基端側から先端側に向けて斜め上向きに傾斜する傾斜面とし、一方、上記2種のガイド駒における垂下壁の下端から内側に向けて突出する突出長さの大きい鈎部における上側面を、上記下レールの張出し部の下面に形成した傾斜面と接面する方向に傾斜させた傾斜面とし、可動桟の操作によるスクリーンガイドの下レールに沿う移動時に、上記下レールの傾斜面に対してガイド駒の鈎部の傾斜面が接触して受ける押圧力が、ガイド駒の鈎部を下レールの側方に押し出す分力を持ものとして構成される。
このような構成を有するスクリーンガイドでは、スクリーンに対し急激に強い風が吹き付けたり、幼児やペットらによりスクリーンに突然に大きな動きが加えられ、下レールに対してガイド駒が側方にずれ動く前に上方に引き上げられるような力が作用しても、突出長さの大きい鈎部の先端部が、ガイド駒の1乃至数個置きに下レールの張出し部の下側に係止するため、一旦はガイド駒の上方への移動が抑止され、スクリーンガイドの下端が下レールに保持された状態になるが、上記下レールの張出し部の下面が基端側から先端側に斜め上向きに傾斜する傾斜面であり、また、その傾斜面に当接するガイド駒の突出長さの大きい鈎部が、該下レールの傾斜面と接面する傾斜面になっているので、ガイド駒の鈎部が下レールに接触したときに、ガイド駒が下レールから受ける押圧力により側方に押し出されやすく、それにより両傾斜面の接触力が大きければガイド駒が下レールから離脱し、スクリーンやガイド駒の損傷がより確実に抑制される。
また、本発明に係る上記横引きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記2種以外の形態のガイド駒における上記一対の垂下壁の下端の両側に設けている鈎部の突出長さを、上記2種の形態のガイド駒の小さい方の突出長さと同じかそれ以下に設定し、スクリーンガイドが必要以上に下レールに係合しないように配慮するために、上記2種のガイド駒に混入される。
本発明に係る上記横引きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、上記スクリーンガイドを上記2種の形態のガイド駒のみにより構成し、隣接する各ガイド駒の一側の鈎部が、交互に大小の異なる突出長さを持つものとし、或いは、上記2種以外の形態のガイド駒の複数置きに、上記2種の形態のガイド駒をそれぞれ交互に、且つ離散的に連結することにより構成される。
更に、本発明に係る上記横引きスクリーン装置の他の好ましい実施形態においては、スクリーン枠の側枠と可動桟との間に、巻取り方向にバネ付勢された巻取軸に巻回されているスクリーンが、上記側枠と可動桟の一方に該巻取軸を、他方に該巻取軸から導出されたスクリーンの先端を支持させることにより設置される。
以上に詳述した本発明のバリアフリー型横引きスクリーン装置によれば、既存のバリアフリー型の横引きスクリーン装置において、風等の外力によりスクリーンに対し比較的ゆっくりした動きが与えられるときには、スクリーンの下端がスクリーンガイドにより安定的にガイドされるのは勿論、急激に強い風が吹いたり、幼児やペットらによりスクリーンに突然に大きな動きが加えられたときに、スクリーンガイドが下レールから離脱するようなことがなく、しかも、スクリーンガイドが上方に引き上げられる力がより大きくなったときには、該スクリーンガイドが下レールから離脱して、スクリーンやガイド駒の損傷を避けることができる。
本発明に係るバリアフリー型横引きスクリーン装置の実施例を示す正面図である。 本発明に係る横引きスクリーン装置において用いているスクリーンガイドの要部拡大斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明に係るスクリーン装置において用いるスクリーンガイドを構成するところの2種のガイド駒の構成を、それぞれ下レールとの関連において示す正面図である。 図3の(a)に示すガイド駒の右側断面図である。 下レールにガイド駒がガイドされる状態において、下レールの断面における各部と、図3の(a)及び(b)のガイド駒における鈎部の各部との位置的関係を示す説明図である。 本発明のスクリーン装置において用いるスクリーンガイドの一例における図3の(a)及び(b)のガイド駒の配列例を示す模式的構成図である。 本発明のスクリーン装置において用いるスクリーンガイドの図6とは異なるガイド駒の配列例を示す構成図である。 (a)は、既開発のスクリーン装置におけるスクリーンガイドのガイド駒の構成を、下レールとの関連において示す正面図、(b)はそのガイド駒を用いたスクリーンガイドの動作説明図である。
図1〜図7は、本発明に係るバリアフリー型横引きスクリーン装置の実施例を示している。この横引きスクリーン装置は、防虫、遮光、断熱、防塵等のために建物開口部1にバリアフリー型のものとして設置するもので、図1に示すように、該建物開口部1に収容するスクリーン枠2を、一対の側枠3,4及び該側枠3,4の上部を相互に連結する上枠5によって構成し、該スクリーン枠2における一方の側枠3は、スクリーン7を巻き取る巻取軸8を回転可能に収容した巻取りボックスとし、他方の側枠4は、上記巻取軸8に巻回されたスクリーン7の先端に取り付けた可動桟6がスクリーン7の展張時に当接される受け枠として構成している。上記側枠3と可動桟6との間に張設するスクリーン7は、側枠3内の巻取軸8に該スクリーン7が巻回され、その先端が可動桟6に取り付けられて、巻取軸8内に収容したスプリング9により、巻取軸8への巻取り方向にバネ付勢して拡縮可能に設置したものであるが、必ずしもかかる構成に限るものではなく、可動桟6内に巻取軸8を収容し、側枠3にスクリーン7の先端を固定することもできる。
上記スクリーン装置は、スクリーン枠2によりガイドされる横引きの可動桟6の開閉移動に伴って、側枠3の巻取軸8からそれに卷回されたスクリーン7が導出入されるが、それと同時に、導出入される該スクリーン7の下端に沿って、上記可動桟6の下端から導出入されて、該スクリーン7の下端をガイドするところのスクリーンガイド12を備えている。このスクリーンガイド12は、図1及び図2に示すように、多数のガイド駒13の連結により上に凹なる方向に可撓に構成されたものである。該スクリーンガイド12の一端は、上記側枠3と可動桟6の一方における下端部に固定され、他端は該側枠3と可動桟6の他方における下端部に設けた開口からその内部に湾曲して出入りする構成を備えるものであるが、図1ではその一端を側枠3の下端に固定し、他端を可動桟6の下端部に設けた開口6aからその内部に出入り可能にした実施例を示している。
上記スクリーン装置は、本来、スクリーン枠2の下枠を設けるべきところに設置した下レール10に沿って、本来の下枠に対応するスクリーンガイド12を、スクリーン7の張設範囲にのみ導出して、スクリーン7が導出されていないところに本来の下枠が存在しないようにし、その部分をバリアフリー化するものである。そのため、上記スクリーン枠2の下辺に設ける本来の下枠に代えて、上記スクリーンガイド12の導出入をガイドさせる薄板状の下レール10を設置している。この下レール10は、その両側壁上部に外側に向けて突出する張出し部10aを有する一定断面形状の長尺のレールであるが、その厚さは本来の敷居に設けられる建具のガイド用の凹凸程度のもので、歩行等の障害になるものではない。なお、上記可動桟6は、この下レール10と前記上枠5とにより上下端の開閉移動をガイドされるものである。
上記スクリーンガイド12の構成について、図1〜図4を参照して更に詳細に説明すると、上記スクリーンガイド12を構成する主要なガイド駒13としては、図3の(a)及び(b)に示す2種のものがあるが、これらは、基本的には上記下レール10にガイドされる基台部14の下面両側に一対の垂下壁15を設け、それらにより、該下レール10上を摺動自在に跨ぐ下向きの凹溝16を形成させ、該凹溝16により、多数のガイド駒13を連結したスクリーンガイド12を下レール10上に跨乗させて、ガイド可能に形成している。
このガイド駒13の多数の連結は、上記基台部14とその上部に設けるスクリーン保持部20との間に、該基台部14の上面に沿って下レール10に沿う方向に貫通する挿通路17を形成し、この挿通路17に弾性及び可撓性のある合成樹脂シートからなる長尺の連結条18を挿通して、両端のガイド駒13を該連結条に固定することにより行っている。相互に連接する基台部14の上に位置する挿通路17に連結条18を挿通してガイド駒13を連結するのは、スクリーンガイド12を上方のみに凹に湾曲可能に連結するために有効なものである。
また、上記ガイド駒13における基台部14の両側において上方に延びる立面壁20aにより支持されたスクリーン保持部20の上面には、スクリーン7の張設方向に沿う係合溝20bを設け、隣接する多数のガイド駒13において連通する該係合溝20bに、スクリーン7の下端縁に沿って設けた多数の係合部材7a(図1参照)を摺動自在に係合保持させている。なお、スクリーン7の上端縁に沿って設けた多数の係合部材7bは、上枠5内に設けた直線上のインナーレール5aに摺動自在に係合保持させている。更に、上記ガイド駒13は、基台部14の下レール10に沿う方向の一端側に、隣接するガイド駒13との連結の安定化のための連結凸部14aが、他端側には、隣接するガイド駒の該連結凸部14aが嵌入する連結凹部14bがそれぞれ設けられ、ガイド駒13の連結により形成されるスクリーンガイド12の上に凸なる湾曲を可及的に抑制するように形成している。
ガイド駒13の連結によって構成されるスクリーンガイド12は、上述した構成を有するものであるが、そのスクリーンガイド12を構成する該ガイド駒13の具体的構成は、図3〜図5を参照して以下に説明するように少なくとも3種の形態がある。それらの形態は、本発明の特徴的構成を備える図3の(a)及び(b)に示す2種のものと、図8に示すような形態や既知の形態を含む第3の形態であり、スクリーンガイド12においては、上記図3の(a)及び(b)に示す2種のガイド駒と、必要に応じて、上記第3の形態のガイド駒とが、後述する態様で混用される。
なお、図4は、図3の(a)に示すガイド駒13の右側断面を示すものであるが、図4を左右対象に描いた形態が、図3の(b)に示すガイド駒13の左側断面図になり、そのため、両者のガイド駒13は対称の形態を備えることになる。そこで、以下の説明においては、図3の(a)に示す形態のものをガイド駒Aと呼び、図3の(b)に示す形態のものをガイド駒Bと呼ぶことにする。
図3の(a)(b)及び図4を参照して、上記2種のガイド駒A及びガイド駒Bの構成について更に詳細に説明するに、まず、これらの2種のガイド駒A及びBが上述した基本的な構成を備えていることは勿論であるが、それらのガイド駒A,Bは、該基本的な構成に加えて、基台部14の下面両側に設けた一対の垂下壁15の下端から内側に向けて突出する一対の鈎部21,22を、それらの先端間の間隙cを通して下レール10の両側張出し部10aの先端間(長さd)が通過可能なものとして形成し、しかも上記両垂下壁15から内側に向けての両鈎部21,22の突出長さe,fに大小の差異を持たせた構成を備えている。それらのガイド駒A,Bは、同じ構造を備えてはいるが、上述のように相互に左右対称の形状である。
なお、図3に示すガイド駒A,Bでは、鈎部21の突出長さeにより、該鉤部21の先端が下レール10の張出し部10aの下に突入する長さgの設定を行い、また、鈎部22の突出長さfにより、該鉤部22の先端が下レール10の張出し部10aから離れる長さhの設定を行っているが、これらの長さg,hは、本発明の趣旨を損なわない範囲において、スクリーン装置の使用条件に応じた適切な値に設定することができる。
また、図5は、下レール10に中心位置を合わせてガイド駒A,Bがガイドされる状態において、下レール10の断面における各部と、図3の(a)及び(b)に示すガイド駒A,Bの鈎部21,22の各部との位置的関係を示すもので、図5の最上位にはガイド駒Aの下部断面を、中位にはガイド駒Bの下部断面を、最下位には下レール10の断面を示している。
上記スクリーンガイド12においては、多数のガイド駒13が、それらを貫通する挿通路17に長尺の連結条18を挿通することにより連結されているので、常時は、図5のように、下レール10に中心位置を合わせて、つまり、ガイド駒A,Bの多数が連結条18により直線的に連結されて、下レール10に跨乗している状態にあり、この状態においては、ガイド駒A,Bにおける突出長さの大きい鈎部21の先端部が、下レール10の両側の上記張出し部10aの下にまで突入する状態にあり、一方、突出長さの小さい反対側の鈎部22の先端部は下レール10の張出し部10aの下にまで達しない状態にある。そのため、ガイド駒A,Bの多数が連結されているスクリーンガイド12は、ガイド駒A,Bにおける突出長さの大きい鈎部21の先端部が下レール10の左右から該下レール10の張出し部10aの下にまで挿入されて、恰も下レール10を掴持するような状態で該下レールに摺動自在に係合している。
なお、一つのガイド駒13が下レール10から外れるに際しては、鈎部21が張出し部10aの下にまで挿入されているため、自然にそのガイド駒の姿勢が傾斜して外されるのが通例であるため、前述のように、鈎部21,22の先端間の間隙cを通して、下レール10の両側張出し部10aの先端間の長さdが通過可能であるというのは、c>dを意味するものではない。即ち、例えば、図3の(a)において、ガイド駒Aの突出長さの大きい鈎部21が下レール10の張出し部10aに深く係止する前にスクリーンガイド12が上方に引き上げられると、上記ガイド駒Aとその隣接ガイド駒との連結が非常に強固なものでなければ、該ガイド駒A自体が傾動して、突出長さの小さい鈎部22が下レール10から離脱し、それに伴って、突出長さの大きい鈎部21も下レール10に対する係止が不安定になって、該下レール10から離脱することになるため、上記c>dでなくてもガイド駒Aが離脱することになる。これは、図3の(b)におけるガイド駒Bについても同様である。
上記ガイド駒A,Bの鈎部21,22は、上述したように、単純に垂下壁15の下端からの突出長さに大小の差異を持たせたものとして構成することもできるが、図3の(a)(b)に示すように、上記下レール10における両側壁上部から突出する張出し部10aの下面を、該張出し部の基端側から先端側に向けて斜め上向きに傾斜する傾斜面10bとした上で、上記ガイド駒A,Bの突出長さの大きい鈎部21における上側面を、上記下レール10の張出し部10aの下面に形成した傾斜面10bと接面する方向に傾斜させた傾斜面21aとして構成することもできる。
この構成は、可動桟6の操作によるスクリーンガイド12の下レール10に沿う移動時に、該下レールの傾斜面10bに対してガイド駒A,Bの鈎部21の傾斜面21aが接触して受ける押圧力に、ガイド駒の鈎部21に対し下レール10の側方に押し出す分力を持たせるためのものであり、これらの傾斜面10bと傾斜面21aとが強く接触したときには、ガイド駒の鈎部21の先端が下レール10の張出し部10aから離脱する可能性が非常に大きくなる。
また、上記2種以外の形態を持つ第3のガイド駒13(以下の説明においては、この形態のものをガイド駒Cという。)は、前述したガイド駒13の基本的構成を備えたものにおいて、上記一対の垂下壁15の下端に設けている鈎部の突出長さは、上記2種の形態のガイド駒A,Bの小さい方の突出長さと同じかそれ以下であり、極端には該突出長さが0であるものも含まれ、結果的に、それらがスクリーンガイド12のガイド駒13の中に組み込まれたときには、上記ガイド駒A,Bのような格別の機能を発揮することなく、むしろ、上記ガイド駒A,Bの動きに追随し、或いは、ガイド駒A,Bが急激に強い風が吹いたりしてスクリーン7に突然に大きな動きが加えられたときに、図8の(b)に示すような態様で、下レール10から離脱しやすいように作用することになり、この作用と前記ガイド駒A,Bの作用の複合により、スクリーン装置の設置環境にできるだけ適合させるように、上記ガイド駒A,Bと混用されるものである。
次に、図6及び図7等を参照し、上記スクリーンガイド12におけるガイド駒A,B,Cの連結の態様について説明する。
上記スクリーンガイド12は、一般的には、連結されている上記2種のガイド駒A,Bにおける該スクリーンガイド12の一側における鈎部21,22の突出長さの大小の配列が、1乃至数個のガイド駒13置きに異なるものとなるように形成され、そして、上記2種のガイド駒A,Bは鈎部21,22の突出長さの大小が対称の形態を備えていることから、当然に、該スクリーンガイド12の他側の鈎部21,22の突出長さの大小も、1乃至数個のガイド駒13置きに異なるものになるように形成される。そして、上記ガイド駒Cは、必要に応じて、上述したように連結されている2種のガイド駒A,Bの間に離散的に分散して介在するように連結することになる。
図6は、上記スクリーンガイド12においてガイド駒A,Bのみを用いた連結の態様を例示するもので、隣接する各ガイド駒13の一側の鈎部21,22を、交互に大小の異なる突出長さを持つものとし、つまり、ガイド駒A,Bを交互に連結したものである。この場合には、スクリーン7に作用する風その他の外力により、スクリーンガイド12が下レール10から離脱する可能性が比較的少ないと考えられるが、鈎部21の突出長さを調整しておくことにより、スクリーンガイド12の下レール10からの離脱の程度を適宜調整することができる。
また、図7は、スクリーンガイド12における上記2種の形態のガイド駒A,Bの数が比較的少なくなるように、上記ガイド駒Cの多数を用いた場合のガイド駒の連結例を示すもので、該ガイド駒Cの複数置きに上記2種の形態のガイド駒A,Bをそれぞれ交互に、且つ離散的に連結することにより構成している。ガイド駒A,Bの間に連結するガイド駒Cの数は、スクリーン装置の設置環境に応じて、スクリーンガイド12の下レール10からの離脱の程度をどのようにするかにより調整することができる。
上述したところでは、上記ガイド駒A,B等の多数を基台部14上の挿通路17に可撓性のある連結条18を挿通して直線的に連結することにより、スクリーンガイド12を構成して、それを下レール10に跨乗させる旨を説明し、更に、上記基台部14の下レール10に沿う方向の一端側に連結凸部14aを設けて、それを隣接するガイド駒13の連結凹部14bに嵌挿することにより連結の安定化を図る旨を説明しているが、一方では、ガイド駒A,Bにおける突出長さが大きい鈎部21の先端を下レール10の張出し部10aの下にまで挿入していることから、それが下レール10の張出し部10aから離脱するためには、上記スクリーンガイド12にある程度の可撓性を持たせることが必要である。そのため、上記連結条18を構成する素材や、ガイド駒における挿通路17の形状、該連結条18の挿通路17に対する嵌挿時の隙間等により、隣接するガイド駒の傾動や横移動をどの程度許容するかについて配慮する必要がある。
2 スクリーン枠
3,4 側枠
6 可動桟
7 スクリーン
7a 係合部材
10 下レール
10a 張出し部
12 スクリーンガイド
13 ガイド駒
14 基台部
15 垂下壁
16 凹溝
21,22 鈎部

Claims (6)

  1. スクリーン枠の側枠と該側枠に対して横引きで開閉移動可能な可動桟との間に拡縮可能なスクリーンが設置され、上記可動桟の開閉移動に伴って側枠との間に導出入される該スクリーンの下端に沿って、上記可動桟の移動により上記側枠又は可動桟の下端から導出入されて、該スクリーンの下端をガイドするスクリーンガイドが設けられ、該スクリーンガイドは、多数のガイド駒の連結により上に凹なる方向に可撓に構成され、その一端が上記側枠と可動桟の一方における下端部に固定され、他端が該側枠と可動桟の他方における下端部に設けた開口からその内部に湾曲して出入りする構成を備え、上記ガイド駒の上面に設けたスクリーンの張設方向に沿う係合溝に、上記スクリーンの下端縁に沿って設けた多数の係合部材を摺動自在に係合保持させるようにしたバリアフリー型横引きスクリーン装置において、
    上記スクリーン枠の下辺に設置して上記スクリーンガイドの導出入をガイドさせる薄板状下レールを、その両側壁上部に外側に向けて突出する張出し部を有する一定断面形状のものとし、
    上記ガイド駒は、上記下レールによりガイドされる基台部の下面両側に設けた一対の垂下壁により、該下レール上を摺動自在に跨ぐ下向きの凹溝を形成すると共に、該両垂下壁の下端から内側に向けて突出する一対の鈎部を、それらの先端間の間隙を通して下レールの両側張出し部が通過可能なものとして形成し、しかも、上記ガイド駒は、少なくとも、上記凹溝両側の垂下壁から内側に向けての両鈎部の突出長さに大小の差異を持たせ、且つ上記鈎部の突出長さの大小が左右で逆になっている2種の形態のものを含み、
    上記スクリーンガイドは、連結されている上記2種のガイド駒における該スクリーンガイドの一側の鈎部の突出長さの大小が、1乃至数個のガイド駒置きに異なるものとなるように形成され、
    それにより、常時は、上記ガイド駒における突出長さの大きい鈎部の先端部が、下レールの両側の上記張出し部の下にまで突入し、突出長さの小さい鈎部の先端部は、下レールの張出し部の下にまで達しないように構成されている、
    ことを特徴とするバリアフリー型横引きスクリーン装置。
  2. 上記スクリーン枠の下辺に設置される下レールの両側壁上部から突出する張出し部の下面を、該張出し部の基端側から先端側に向けて斜め上向きに傾斜する傾斜面とし、
    一方、上記2種のガイド駒における垂下壁の下端から内側に向けて突出する突出長さの大きい鈎部における上側面を、上記下レールの張出し部の下面に形成した傾斜面と接面する方向に傾斜させた傾斜面とし、
    可動桟の操作によるスクリーンガイドの下レールに沿う移動時に、上記下レールの傾斜面に対してガイド駒の鈎部の傾斜面が接触して受ける押圧力が、ガイド駒の鈎部を下レールの側方に押し出す分力を持っている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバリアフリー型横引きスクリーン装置。
  3. 上記2種以外の形態のガイド駒における上記一対の垂下壁の下端の両側に設けている鈎部の突出長さは、上記2種の形態のガイド駒の小さい方の突出長さと同じかそれ以下である、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバリアフリー型横引きスクリーン装置。
  4. 上記スクリーンガイドを上記2種の形態のガイド駒のみにより構成し、隣接する各ガイド駒の一側の鈎部が、交互に大小の異なる突出長さを持つものとしている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のバリアフリー型横引きスクリーン装置。
  5. 上記スクリーンガイドが、上記2種以外の形態のガイド駒の複数置きに、上記2種の形態のガイド駒をそれぞれ交互に、且つ離散的に連結することにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のバリアフリー型横引きスクリーン装置。
  6. スクリーン枠の側枠と可動桟との間に、巻取り方向にバネ付勢された巻取軸に巻回されているスクリーンが、上記側枠と可動桟の一方に該巻取軸を、他方に該巻取軸から導出されたスクリーンの先端を支持させることにより設置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のバリアフリー型横引きスクリーン装置。
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