JP2022119254A - 情報処理システム、情報処理方法、情報処理プログラム、情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明するが、初めに概要について説明する。なお、以下の記載においてQRコードは登録商標である。
店舗の商品及びサービス(以下、商品等ともいう)を購入したいユーザ(第1ユーザ)は、例えば、チラシ(紙媒体による広告)に掲載されたQRコード(第1表示体)及びJANコード(第2表示体)をスマートフォンなどのユーザ端末(第1端末)で読み取って商品等を発注する。読み取ったコード情報は、商品等の発注を受けつける情報処理サーバ(第1情報処理装置)に送信され、店舗への発注処理が行われる。なお、チラシに掲載するコードは、必ずしもQRコードやJANコードでなくともよく、他のコード等の情報を掲載してもよい。
店舗は、商品等を発注した第1ユーザへ商品等を提供するが、この際に第1ユーザが入居するマンション等の共同住宅のエントランスを通過する必要がある。近年は、共同住宅にエントランスにオートロックが設けられていることが多く、商品の発送やサービスの提供の際に、エントランスのオートロックを解錠する必要がある。
商品等を第1ユーザへ提供する配達者(例えば、配達業者や店舗店員)などのユーザ(第2ユーザ)は、スマートフォンなどのユーザ端末(第2端末)から商品等を発注した第1ユーザの住所を含む問い合わせ情報を、住所から集合住宅の識別子(建物ID)を特定して該建物IDを送信する情報処理サーバ(第2情報処理装置)へ送信する。情報処理サーバ(第2情報処理装置)は、特定した建物IDと、建物IDに対応する共同住宅を管理する管理者の情報とを問い合わせを行った第2ユーザのユーザ端末へと送信する。
第2ユーザは建物IDと、共同住宅の管理者の情報とを取得すると、共同住宅の管理者の情報処理サーバ(第3情報処理装置)へ建物IDを含むデジタルキー(解錠情報)を要求する情報を送信する。情報処理サーバ(第3情報処理装置)は、第2ユーザのユーザ端末から送信された建物IDに対応する共同住宅のエントランスのオートロックを解錠するためのデジタルキーを生成すると、生成したデジタルキーを、デジタルキーを要求した第2ユーザのユーザ端末へと送信する。
第2ユーザは、受信したデジタルキーを利用して、共同住宅のエントランスのオートロックを解錠して、商品等を発注した第1ユーザへ商品等を提供する。
なお、下記実施形態では、第2ユーザは、受信したデジタルキーを利用して、共同住宅のエントランスのオートロックを解錠して、商品等を発注した第1ユーザへ商品等を提供する形態について説明しているが、情報処理サーバ(第3情報処理装置)は、エントランスのオートロックを解錠するためのデジタルキーだけでなく、第2ユーザのユーザ端末に商品等を発注した第1ユーザの住居の玄関ドアを解錠するデジタルキーを、デジタルキーを要求した第2ユーザのユーザ端末へと送信し、 第2ユーザは、受信したデジタルキーを利用して、共同住宅のエントランスのオートロック及び第1ユーザの住居の玄関ドアを解錠して、商品等を発注した第1ユーザへ商品等を提供するように構成してもよい。
図1を参照して情報処理システム1の構成について説明する。情報処理システム1は、商品及びサービス(以下、商品等ともいう)の発注を受けつける情報処理サーバ2(第1情報処理装置)と、住所からマンション等の集合住宅の建物の識別子(建物ID)を特定して、該建物IDを送信する情報処理サーバ3(第2情報処理装置)と、建物IDを受信し、該建物IDのエントランスのドアを解錠するためのデジタルキー(解錠情報)を生成して出力する情報処理サーバ4(第3情報処理装置)と、商品等を発注するユーザU1(第1ユーザ)が所持するユーザ端末5(第1端末)と、商品等を配達や提供する配達業者や店舗店員などのユーザU2(第2ユーザ)が所持するユーザ端末6(第2端末)と、エントランスのオートロック(電子錠EL)とがネットワーク7を介して接続された構成を有する。なお、図1に示す例では、情報処理システム1は、情報処理サーバ2~4、ユーザ端末5、6を各々1つずつ備える構成となっているが、情報処理システム1が備える情報処理サーバ2~4、ユーザ端末5、6の数はそれぞれ任意である。
図2は、情報処理サーバ2のハード構成の一例を示す図である。図2に示すように、情報処理サーバ2は、通信IF200A、記憶装置200B、CPU200Cがバス200Dを介して接続された構成を有する。なお、図2では図示していないが、情報処理サーバ2は、入力装置(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)や表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)などを備えていてもよい。
ユーザDB1には、ユーザ端末5のユーザU1の情報、例えば、ユーザID、氏名、住所、連絡先(電話番号やメールアドレス)などがユーザごとに記憶されている。
店舗DB2には、店舗名、住所、連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレスなど)、該店舗で取り扱う商品等の情報が記憶されている。また、各店舗には、第1コード情報が関連付けて記憶されている。また、各店舗の各商品等には、商品等ごとに、第2コード情報が関連付けて記憶されている。このため、店舗DB2を参照することで、第1コード情報(QRコードに対応)及び第2コード情報(JANコードに対応)に基づいて、店舗、商品等を特定することができる。
図4は、情報処理サーバ2の機能ブロックの一例を示す図である。図4に示すように、情報処理サーバ2は、受信部201、送信部202(出力部)、記憶装置制御部203、特定部204、発注部205などの機能を有する。なお、図4に示す機能は、CPU200Cが、記憶装置200Bに記憶されている情報処理プログラムなどを実行することで実現される。
情報処理サーバ3は、通信IF300A(不図示)、記憶装置300B(不図示)、CPU300C(図5参照)がバス300D(不図示)を介して接続された構成を有する。なお、情報処理サーバ3の通信IF300A、記憶装置300B及びバス300Dは、それぞれ情報処理サーバ2の通信IF200A、記憶装置200B及びバス200Dに対応するため重複する説明を省略する。なお、情報処理サーバ2と同様に、情報処理サーバ3は、入力装置(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)や表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)などを備えていてもよい。
図5は、情報処理サーバ3の機能ブロックの一例を示す図である。図5に示すように、情報処理サーバ3は、受信部301、送信部302(出力部)、記憶装置制御部303、建物ID特定部304などの機能を有する。なお、図5に示す機能は、CPU300Cが、記憶装置300Bに記憶されている情報処理プログラムなどを実行することで実現される。
情報処理サーバ4は、通信IF400A(不図示)、記憶装置400B(不図示)、CPU400C(図6参照)がバス400D(不図示)を介して接続された構成を有する。なお、情報処理サーバ4の通信IF400A、記憶装置400B及びバス400Dは、それぞれ情報処理サーバ2の通信IF200A、記憶装置200B及びバス200Dに対応するため重複する説明を省略する。なお、情報処理サーバ2と同様に、情報処理サーバ4は、入力装置(例えば、マウス、キーボード、タッチパネルなど)や表示装置(CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなど)などを備えていてもよい。
図6は、情報処理サーバ4の機能ブロックの一例を示す図である。図6に示すように、情報処理サーバ4は、受信部401、送信部402(出力部)、記憶装置制御部403、デジタルキー生成部404(解錠情報生成部)、解錠部405などの機能を有する。なお、図6に示す機能は、CPU400Cが、記憶装置400Bに記憶されている情報処理プログラムなどを実行することで実現される。
図7は、ユーザ端末5の構成の一例を示す図である。図7(a)は、ユーザ端末5のハード構成の一例を示しており、ユーザ端末5は、それぞれ通信IF500A、記憶装置500B、入力装置500C、表示装置500D、CPU500E、撮像装置500Gがバス500Fを介して接続された構成を有する。
図8は、ユーザ端末6の構成の一例を示す図である。図8(a)は、ユーザ端末6のハード構成の一例を示しており、ユーザ端末6は、それぞれ通信IF600A、記憶装置600B、入力装置600C、表示装置600D、CPU600Eがバス600Fを介して接続された構成を有する。
図9~図12は、情報処理システム1の情報処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9~図12を参照して、情報処理システム1の情報処理について説明する。なお、以下の説明では、図1~図8を参照して説明した構成と同一の構成には同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図9は、情報処理システム1の発注処理の一例を示すフローチャートである。以下、図9を参照して、情報処理システム1の発注処理の一例について説明する。
ユーザU1は、ユーザ端末5の入力装置500Cを操作し、撮像装置500Gを利用してチラシなどに掲載されたQRコード(第1表示体)を撮像する。ユーザ端末5の撮像装置制御部506は、QRコードから第1コード情報を読み取る。
ユーザU1は、ユーザ端末5の入力装置500Cを操作し、撮像装置500Gを利用してチラシなどに掲載されたJANコード(第2表示体)を撮像する。ユーザ端末5の撮像装置制御部506は、JANコードから第2コード情報を読み取る。
ユーザ端末5の送信部502は、撮像装置制御部506が読み取ったQRコード及びJANコードに対応する第1、第2コード情報を、ユーザ端末5のIDとともに情報処理サーバ2へ送信する。
情報処理サーバ2の受信部201は、ユーザ端末5から送信される第1、第2コード情報及びユーザ端末5のIDを受信する。
情報処理サーバ2の特定部204は、店舗DB2を参照し、受信部201が受信したコード情報に基づいて、ユーザU1が発注した店舗及び商品等を特定する。
情報処理サーバ2の発注部205は、特定部204が特定した店舗及び商品等を発注する。発注部205は、店舗DB2に登録されている連絡先(電話番号、FAX番号、メールアドレスなど)に発注する。上述したように、商品等の発注は、既存のサービスを利用したAPI連携により行われる(例えば、Twilio(登録商標)など)。また、発注部205は、店舗からの受注処理が行われた場合に、発注が確定した旨を、商品等を発注したユーザU1へ送信するようにしてもよい。
図10は、情報処理システム1の建物ID問い合わせ処理の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、情報処理システム1の建物ID問い合わせ処理の一例について説明する。
ユーザU2は、ユーザ端末6の入力装置600Cを操作し、問い合わせ情報(ユーザ端末6のID及び住所の情報が含まれている)を情報処理サーバ3へ送信するよう指示する。ユーザ端末6の送信部602は、指示に基づいて問い合わせ情報を情報処理サーバ3へ送信する。情報処理サーバ3の受信部301は、ユーザ端末6から送信される問い合わせ情報を受信する。
情報処理サーバ3の建物ID特定部304は、住所と建物IDとが関連付けて記憶されている記憶装置300Bを参照し、ユーザ端末6から送信された問い合わせ情報に含まれる住所に関連付けられた建物IDを特定する。
情報処理サーバ3の送信部302(出力部)は、建物ID特定部304が特定した建物IDをユーザ端末6へ送信(出力)する。
図11は、情報処理システム1のデジタルキー付与処理の一例を示すフローチャートである。以下、図11を参照して、情報処理システム1のデジタルキー付与処理の一例について説明する。
建物IDを入手したユーザU2は、ユーザ端末6の入力装置600Cを操作し、デジタルキーを要求する情報(ユーザ端末6のID及び建物IDの情報が含まれている)を情報処理サーバ4へ送信するよう指示する。ユーザ端末6の送信部602は、指示に基づいてデジタルキーを要求する情報を情報処理サーバ4へ送信する。情報処理サーバ4の受信部401は、ユーザ端末6から送信されるデジタルキーを要求する情報を受信する。
情報処理サーバ4のデジタルキー生成部404は、記憶装置400Bを参照し、ユーザ端末6から送信されたユーザ端末のIDが、エントランスのオートロック(電子錠EL)の解錠を許可されたユーザU2のユーザ端末6のIDと一致するか判定する。一致する場合(YES)、デジタルキー生成部404は、ステップS303の処理へ移行する。一致しない場合(NO)、デジタルキー生成部404は、ステップS305の処理へ移行する。
情報処理サーバ4のデジタルキー生成部404は、ユーザ端末6から送信された建物IDと同じ建物IDに関連付けられたエントランスのオートロック(電子錠EL)を解錠するためのデジタルキーを生成する。なお、上述したように、デジタルキー生成部404は、生成したデジタルキーをユーザ端末6へ付与する条件を設定することができる。また、デジタルキー生成部404は、デジタルキーを生成するかわりに、予め記憶装置400Bに記憶しておいたデジタルキーを付与するようにしてもよい。
情報処理サーバ4の送信部402(出力部)は、デジタルキー生成部404が生成したデジタルキーをユーザ端末6へ送信(出力)する。送信されたデジタルキーは、ユーザ端末6の受信部601で受信され、ユーザ端末6の記憶装置600Bに記憶される。
情報処理サーバ4の送信部402(出力部)は、エントランスのオートロック(電子錠EL)の解錠を許可されていないことを示す情報をユーザ端末6へ送信する。送信された情報は、ユーザ端末6の受信部601で受信され、ユーザ端末6の表示装置600Dに表示される。
図12は、情報処理システム1の解錠処理の一例を示すフローチャートである。以下、図12を参照して、情報処理システム1の解錠処理の一例について説明する。
デジタルキーを入手したユーザU2は、ユーザ端末6の入力装置600Cを操作し、デジタルキーを情報処理サーバ4へ送信するよう指示する。ユーザ端末6の送信部602は、指示に基づいてデジタルキーを情報処理サーバ4へ送信する。情報処理サーバ4の受信部401は、ユーザ端末6から送信されるデジタルキーを受信する。
情報処理サーバ4の解錠部405は、受信部601がユーザ端末6から送信されたデジタルキーを受信すると、ユーザ端末6から送信されたデジタルキー及びユーザ端末6のIDの組み合わせが、記憶装置400Bに記憶されているデジタルキー及びユーザ端末6のIDの組み合わせと一致するか判定する。一致する場合(YES)、解錠部405は、ステップS403の処理へ移行する。一致しない場合(NO)、解錠部405は、ステップS404の処理へ移行する。
情報処理サーバ4の解錠部405は、デジタルキーに対応するエントランスのオートロック(電子錠EL)を解錠する。これにより、ユーザU2は、エントランスから建物内に入ることができ、ユーザU1により発注された商品等を提供することができる(商品の場合、置き配や宅配BOXへ投入することができる)。
情報処理サーバ4の送信部402(出力部)は、エントランスのオートロック(電子錠EL)の解錠を許可されていないことを示す情報をユーザ端末6へ送信する。送信された情報は、ユーザ端末6の受信部601で受信され、ユーザ端末6の表示装置600Dに表示される。
第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、スマートフォンやパソコンの画面に比べてチラシは一覧性が高いので他の商品やサービスのついで買いといった効果が期待できる。さらに、チラシ等を通じて商品やサービスを購入することになるので地域経済の活性化が期待できる。
第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、商品等を指定してチラシで発注することができるので利便性が高い。また、スマートフォンやパソコンの操作に不慣れなユーザでも利用しやすいことが期待できる。
第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、ユーザが居住する住所の建物を特定することができる。
第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、同一棟(むね)に二世帯以上がそれぞれ独立して居住する構造の建物を特定することができる。
第1実施形態に係る情報処理システム1によれば、ユーザが居住する建物(共同住宅)のエントランスのオートロックを受信したデジタルキーを利用して解錠することができるので利便性が高い。このように、住所から建物の識別子(建物ID)を問い合わせて、該識別子を利用して建物のエントランスのオートロックを解錠するためのデジタルキーを受け取ることができ、非常に利便性に優れる。
次に、第2実施形態に係る情報処理システム1について説明する。なお、以下の説明に置いて、第1実施形態に係る情報処理システム1と同様の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
第1実施形態に係る情報処理サーバ2と同様に、第2実施形態に係る情報処理サーバ2の記憶装置200Bには、ユーザDB1、店舗DB2などが記憶されている。なお、第2実施形態に係る情報処理サーバ2のハード構成は、図2を参照して説明した第1実施形態に係る情報処理サーバ2のハード構成と同じであるため重複する説明を省略する。
ここで建物IDは、共同住宅ごとに付与される識別子であり、情報処理サーバ3に記憶されている建物IDと同じである(ユーザの住所に関連付けてユーザDB1に記憶されている)。なお、ユーザDB1に記憶されている建物IDと情報処理サーバ3に記憶されている建物IDとを必ずしも同じ識別子とする必要は無く(同期させる必要は無く)、ユーザDB1に記憶されている建物IDを、情報処理サーバ3に記憶されている建物IDとは独立して共同住宅ごとに付与するようにしてもよい。
特典及び付与条件は、例えば、
(1)
特典:送料無料
付与条件:同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1からの発注数又は発注したユーザU1の人数が〇年○月○日までに所定数以上
(2)
特典:サービス利用料30%割引
付与条件:同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1の人数が所定数以上、〇年〇月〇日にサービスを利用
(3)
特典:同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1の人数に応じてサービス利用料を段階的に割引(例えば、所定数が10名以上19名以下で5%割引、所定数が20名以上で10%割引など)
付与条件:同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1が所定数以上、〇年〇月〇日にサービスを利用
など、種々の付与条件を設定することができる。
また、第1実施形態と同様に、各店舗には、第1コード情報が関連付けて記憶されている。また、各店舗の各商品等には、商品等ごとに、第2コード情報が関連付けて記憶されている。
図13は、第2実施形態に係る情報処理サーバ2の機能ブロックの一例を示す図である。図13に示すように、情報処理サーバ2は、受信部201、送信部202(出力部)、記憶装置制御部203、特定部204、発注部205、条件判定部206などの機能を有する。なお、受信部201、送信部202(出力部)、記憶装置制御部203、特定部204、発注部205については、図4を参照して説明したので重複する説明を省略する。
付与条件を満たしている場合、条件判定部206は、付与条件を満たしている旨を出力するよう送信部202へ指示する。
付与条件を満たしていない場合、条件判定部206は、付与条件を満たしていない旨を出力するよう送信部202へ指示する
図14は、情報処理システム1の条件判定処理1の一例を示すフローチャートである。以下、図14を参照して、情報処理システム1の条件判定処理1の一例について説明する。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、店舗DB2を参照し、付与条件(例えば、同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1からの発注数又は発注したユーザU1の人数が所定数以上)が達成されているか否か、換言すると付与条件が満たされているか否かを判定する。付与条件が達成されている場合(YES)、条件判定部206は、ステップS503の処理へ移行する。付与条件が達成されていない場合(NO)、条件判定部206は、ステップS502の処理へ移行する。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、店舗DB2を参照し、付与条件の期限(例えば、〇年○月○日)であるか否かを判定する。期限である場合(YES)、条件判定部206は、ステップS503の処理へ移行する。期限でない場合(NO)、条件判定部206は、ステップS501の処理へ移行する。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、判定結果を送信するよう送信部202へ指示する。付与条件を満たしている場合(ステップS501のYES)、条件判定部206は、付与条件を満たしている旨を出力するよう送信部202へ指示する。また、付与条件を満たしていない場合(ステップS502のYES)、条件判定部206は、付与条件を満たしていない旨を出力するよう送信部202へ指示する。情報処理サーバ2の送信部202は、条件判定部206の指示に基づいて、判定結果を店舗DB2の連絡先へ通知する。これにより、店舗は、付与条件を満たしてれば、特典を付与し、付与条件を満たしていなければ、特典を付与しないことができる。
図15は、ユーザU1の人数に応じて段階的に割引される場合の情報処理システム1の条件判定処理2の一例を示すフローチャートである。以下、図15を参照して、ユーザU1の人数に応じて段階的に割引される場合の情報処理システム1の条件判定処理2の一例について説明する。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、店舗DB2を参照し、付与条件の期限(例えば、〇年○月○日)であるか否かを判定する。期限である場合(YES)、条件判定部206は、ステップS602の処理へ移行する。期限でない場合(NO)、条件判定部206は、ステップS601の処理へ戻る。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、店舗DB2を参照し、複数ある付与条件(例えば、所定数が10名以上19名以下、所定数が20名以上など)のいずれかが達成されているか否か、換言すると複数ある付与条件のいずれかが満たされているか否かを判定する。
情報処理サーバ2の条件判定部206は、判定結果を送信するよう送信部202へ指示する。複数ある付与条件(例えば、所定数が10名以上19名以下、所定数が20名以上)のいずれかが満たされている場合、条件判定部206は、満たした付与条件を出力するよう送信部202へ指示する。また、いずれの付与条件も満たしていない場合、条件判定部206は、付与条件を満たしていない旨を出力するよう送信部202へ指示する。情報処理サーバ2の送信部202は、条件判定部206の指示に基づいて、判定結果を店舗DB2の連絡先へ通知する。これにより、店舗は、付与条件を満たしてれば、特典を付与し、付与条件を満たしていなければ、特典を付与しないことができる。
この場合、特典及び特典の付与条件は、例えば、以下のようになる。
特典:最初に商品等を発注したユーザU1に対して、送料無料又は割引
付与条件:最初に商品等を発注したユーザU1と同一建物IDが付与された共同住宅のユーザU1からの発注数が〇年○月○日までに所定数以上
第2実施形態に係る情報処理システム1によれば、特典と、特典を付与する付与条件を設定することができるため、例えば、所定の共同住宅内で商品等の発注数が所定数以上となると送料無料や割引されるなど、商品等の発注者であるユーザU1にとって魅力のある特定を付与することができる。また、商品等を提供するユーザU2にとっても所定の共同住宅内の住人に一度に商品等を提供することができ、効率よく商品等を提供することができる。
第2実施形態に係る情報処理システム1によれば、同一建物内だけでなく、所定の範囲(エリア)内又は所定の2以上の建物についても、特典と、特典を付与する付与条件を設定することができるため、より効率的に商品等の提供を行うことが期待できる。
このため、付与条件で指定した建物に居住するユーザからの発注の集計が容易となる。
2 情報処理サーバ(第1情報処理装置)
200A 通信IF
200B 記憶装置
200C CPU
200D バス(BUS)
201 受信部
202 送信部(出力部)
203 記憶装置制御部
204 特定部
205 発注部
206 条件判定部
3 情報処理サーバ(第2情報処理装置)
300A 通信IF
300B 記憶装置
300C CPU
300D バス(BUS)
301 受信部
302 送信部(出力部)
303 記憶装置制御部
304 建物ID特定部
4 情報処理サーバ(第3情報処理装置)
400A 通信IF
400B 記憶装置
400C CPU
400D バス(BUS)
401 受信部
402 送信部(出力部)
403 記憶装置制御部
404 デジタルキー生成部(解錠情報生成部)
405 解錠部
5 ユーザ端末(第1端末)
500A 通信IF
500B 記憶装置
500C 入力装置
500D 表示装置
500E CPU
500F バス(BUS)
500G 撮像装置
501 受信部
502 送信部
503 記憶装置制御部
504 入力受付部
505 表示装置制御部
506 撮像装置制御部
6 ユーザ端末(第2端末)
600A 通信IF
600B 記憶装置
600C 入力装置
600D 表示装置
600E CPU
600F バス(BUS)
601 受信部
602 送信部
603 記憶装置制御部
604 入力受付部
605 表示装置制御部
7 ネットワーク
EL エントランスのオートロック(電子錠)
DB1 ユーザデータベース
DB2 店舗データベース
Claims (13)
- 表示体のコード情報を読み取る読取部と、
前記読取部が読み取った前記コード情報を出力する第1出力部と、
を備える第1端末と、
前記第1端末から出力されるコード情報を受信する第1受信部と、
コード情報に商品及びサービスの少なくとも一方が関連付けて記憶された第1記憶部を参照し、前記第1受信部で受信したコード情報に関連付けられた商品及びサービスの少なくとも一方を発注する発注部と、
を備える第1情報処理装置と、
を具備することを特徴とする情報処理システム。 - 前記表示体は、
店舗を指定する第1コード情報が表記された第1表示体と、前記店舗の商品及びサービスの少なくとも一方を指定する第2コード情報が記された第2表示体とを有し、
前記第1記憶部には、
前記第1コード情報に店舗が関連付けて記憶され、前記第2コードに商品及びサービスの少なくとも一方が前記店舗毎に関連付けて記憶され、
前記第1情報処理装置の発注部は、
前記第1記憶部を参照し、前記第1受信部で受信したコード情報に関連付けられた店舗の商品及びサービスの少なくとも一方を発注する、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記第1端末のユーザの住所を含む問い合わせ情報を送信する第2端末と、
前記第2端末から送信される前記問い合わせ情報を受信する第2受信部と、
前記住所と、建物ごとに付与される識別子とが関連付けて記憶された第2記憶部を参照し、前記第2受信部で受信した問い合わせ情報に含まれる住所に関連付けられた識別子を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記識別子を前記第2端末へ出力する第2出力部と、
を備える第2情報処理装置と、
を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記識別子には、少なくとも2以上の住所が関連付けられている、
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。 - 前記第1情報処理装置は、
所定の建物に居住するユーザが発注した前記商品数又は前記サービス数が所定値以上である場合、又は所定の建物に居住する前記商品又は前記サービスを発注したユーザの人数が所定値以上である場合に、前記ユーザへの特典の付与条件を満たしていると判定する条件判定部を備える、
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記所定の建物は、
所定の範囲内又は所定の2以上の建物であることを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。 - 前記第1情報処理装置の条件判定部は、
建物ごとに付与される識別子に基づいて、前記所定の建物に居住するユーザが発注した前記商品数又は前記サービス数が所定値以上であるか、又は所定の建物に居住する前記商品又は前記サービスを発注したユーザの人数が所定値以上であるか否かを判定する、
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の情報処理システム。 - 前記第2端末から送信される前記第2情報処理装置が出力した識別子を受信する第3受信部と、
前記識別子に対応する建物のエントランスのドアを解錠するための解錠情報を生成する解錠情報生成部と、
前記解錠情報生成部が生成した前記解錠情報を前記第2端末へ出力する第3出力部と、
を備える第3情報処理装置を、
を具備することを特徴とする請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の情報処理システム。 - 端末の読取部が、表示体のコード情報を読み取る工程と、
端末の出力部が、前記読取部が読み取った前記コード情報を出力する工程と、
情報処理装置の受信部が、前記端末から出力されるコード情報を受信する工程と、
情報処理装置の発注部が、コード情報に商品及びサービスの少なくとも一方が関連付けて記憶された記憶部を参照し、前記受信部で受信したコード情報に関連付けられた商品及びサービスの少なくとも一方を発注する工程と、
を有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
表示体のコード情報を読み取ったコード情報を受信する受信部、
コード情報に商品及びサービスの少なくとも一方が関連付けて記憶された記憶部を参照し、前記受信部で受信したコード情報に関連付けられた商品及びサービスの少なくとも一方を発注する発注部、
として機能させることを特徴とする情報処理プログラム。 - ユーザの住所を含む問い合わせ情報を受信する受信部と、
前記住所と、建物ごとに付与される識別子とが関連付けて記憶された記憶部を参照し、前記受信部で受信した問い合わせ情報に含まれる住所に関連付けられた識別子を特定する特定部と、
前記特定部が特定した前記識別子を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。 - 前記識別子には、少なくとも2以上の住所が関連付けられている、
ことを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 所定の建物に居住するユーザが発注した前記商品数又は前記サービス数が所定値以上である場合、又は所定の建物に居住する前記商品又は前記サービスを発注したユーザの人数が所定値以上である場合に、前記ユーザへの特典の付与条件を満たしていると判定する条件判定部を備える、
ことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
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ゼンリンの時空間データベースを最大限に活用したAPI「ZENRIN MAPS API」による各業界向, JPN6022050146, 15 December 2020 (2020-12-15), ISSN: 0005034069 * |
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