JP2022119056A - マスク - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のマスクは、左手Aにコロナウイルス等の病原体が付着している場合に、その左手Aでマスク本体102の下方部102bを跳ね上げると、マスク本体102内側にコロナウイルス等の病原体が付着することになるという大きな問題があった。【解決手段】 本発明は、マスク本体2の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体2の下端から下方に突出して形成された取っ手部が設けられているので、使用者はマスク本体2の内側を外側方向に向けない状態で取っ手部4を持ち上げることができる。これにより、使用者が取っ手部4を上部に持ち上げる際に、マスク本体の内側に触れることなく、マスク本体の下端を持ち上げることができるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。【選択図】 図1

Description

本発明は、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクに関する。
従来からコロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクは知られている。この種のマスク101は、利用者の鼻及び口の周辺を覆うマスク本体102と、そのマスク本体102の左右上方部に設けられた利用者の耳に掛けられる耳掛け部103と、そのマスク本体102の下端に設けられた重りを兼ねた線状の形状保持部材104が備えられているものがあった(図11参照)。そして、そのマスク101を装着して飲食する場合には、マスク本体102の下方部102bを左手Aで跳ね上げ、口Bを露出させ、右手で飲食物を口Bに運ぶことにより、飲食を行うことができるというものであった(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第3229085号公報
しかしなから、従来のマスクは、飲食時の会話等において口から出る飛沫を効果的に防ぐことができるものであるが、左手Aにコロナウイルス等の病原体が付着している場合に、その左手Aでマスク本体102の下方部102bを跳ね上げると、マスク本体102内側にコロナウイルス等の病原体が付着することになる。このように、利用者のマスク本体102内側にコロナウイルス等の病原体が付着されると、マスク本体102が自重により垂れ下がることにより、コロナウイルス等の病原体が付着したマスク本体102内側が利用者の口に接することになるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染する可能性が高くなるという大きな問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、飲食時の会話等において口から出る飛沫を効果的に防ぐことができるとともに、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できるマスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクであって、使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができるマスク本体と、マスク本体の左右側部にそれぞれ設けられ、マスク本体を使用者の耳に係止させる耳掛け部と、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部と、を有し、使用者が取っ手部を上部に持ち上げることにより、マスク本体の内側に触れることなく、マスク本体の下端が持ち上げられることを特徴とするものである。
マスク本体の内側下部に取っ手部が設けられている場合は、その取っ手部を使用者が持ち上げると、マスク本体の内側が外側方向に露出することになるので、使用者は、そのマスク本体の内側に触れる危険性があるとともに、飲食時の会話等において第三者の口から出る飛沫がマスク本体の内側に付着する可能性を有するが、本発明によれば、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部が設けられているので、使用者はマスク本体の内側を外側方向に向けない状態で取っ手部を持ち上げることができる。これにより、使用者が取っ手部を上部に持ち上げる際に、マスク本体の内側に触れることなく、マスク本体の下端を持ち上げることができるとともに、マスク本体を持ち上げても飲食時の会話等において口から出る飛沫がマスク本体の内側に付着することを効果的に防止することができるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
本発明のうち第2の態様に係るものは、第1の態様に係るマスクであって、取っ手部のマスク本体の略下端より上部に形成され、取っ手部を中間部で分離させる取っ手部中間分離手段を有し、取っ手部中間分離手段は、取っ手部の先方部と後方部を分離可能にすることを特徴とするものである。
取っ手部は先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成されているので、取っ手部が必要でない場合には、使用者は取っ手部を邪魔に感じることがあるが、本発明によれば、取っ手部を中間部で分離させる取っ手部中間分離手段を有しているので、使用者が取っ手部を邪魔に感じるときには、取っ手部の先方部をマスク本体の略下端より上部の位置で後方部と分離できる。これにより、使用者は、マスクの取っ手部が必要でない場合でも、取っ手部が邪魔に感じることがなく、通常のマスクとして使用することができる。
本発明のうち第3の態様に係るものは、第1の態様または第2の態様に係るマスクであって、マスク本体の下部は、使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、マスク本体の下部が使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されているので、飲食時の会話時においても口から出る飛沫がマスク本体の正面方向に出ることを有効に防ぐことができるとともに、マスク本体の下部が使用者の顎を隠すことができる長さまで長くても、マスク本体の外側下部に取り付けられた取っ手部が設けられているので、マスク本体の内側を外側方向に露出させることなく、使用者はその取っ手部を容易に持ち上げることができる。これにより、飲食時の会話等において口から出る飛沫を効果的に防ぐことができるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
本発明のうち第4の態様に係るものは、第1から第3のいずれかの態様に係るマスクであって、左右の耳掛け部の後方部にそれぞれ取り付けられた調整紐を、さらに有し、調整紐は、左右の後方部を結び付けることにより、マスク本体の締め付け力を調整することができるものである。
本発明によれば、左右の耳掛け部の後方部にそれぞれ調整紐が取り付けられているので、左右の調整紐の後方部を結び付けることにより、マスク本体の締め付け力を調整することができる。これにより、使用者が取っ手部を持ち上げる際に、マスクがずれ落ちないように調整することができるとともに、顔の大小などに合わせて左右の調整紐の結び付け長さを調整することにより、顔の大きさに関係なく、1サイズ(例えば、「Mサイズ」、「Lサイズ)など)のマスクで大人子供等あらゆる人に適用することができる。
本発明のマスクによれば、飲食時の会話等による口から出る飛沫が効果的に防ぐことができるとともに、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できるマスクを提供することを目的とする。
本発明の第1実施形態におけるマスクの斜視図である。 (a)同マスクの正面図である。(b)同マスクの裏面図である。 同マスクの側面図である。 (a)図3のA部分拡大図である。(b)図3のB部分拡大図である。 同マスクの装着時における前方図である。 同マスクの装着時における側方図である。 同マスクの取っ手部が上部に持ち上げたられた状態の前方図である。 同マスクの取っ手部が上部に持ち上げたられた状態の側方図である。 本発明の第2実施形態におけるマスクの斜視図である。 同マスクの調整紐を結び付けた状態を示す図である。 従来のマスクを装着して飲食する状態を示した側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態におけるマスクについて図1~図4を参照にしながら説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態におけるマスクの斜視図であり、図2(a)は同マスクの正面図であり、図2(b)は同マスクの裏面図であり、図3は同マスクの側面図であり、図4(a)は図3のA部分拡大図であり、図4(b)は図3のB部分拡大図である。ここで、本実施形態におけるマスク1は、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するために用いられるマスクである。
図1に示すように、マスク1は、マスク本体2と、耳掛け部3と、取っ手部4とを有している(図1参照)。
マスク本体2は、使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができる(図2~図4参照)。ここで、マスク本体2は、下端横長さ17.5センチ、高さ12.0センチの大きさで形成されている。ここで、この「下端横長さ」および「高さ」は、溶着点7が配されている辺部分である。なお、本実施形態では、マスク本体2を上記の大きさで形成させたが、これに限定されるものではない。
マスク本体2は、下部が長方形形状で、その上部が略台形形状で形成され、前面(表面)から不織布6a、メルトブロー不織布からなる不織布フィルター6b、不織布6cの3枚の通気性の有するシート6を積層した3層構造からなり、その縁部を溶着することにより一体化させている(図2および図4参照)。具体的には、3枚のシート6は、マスク本体2の縁部に沿って同間隔で略平行な3列の溶着点7で溶着されている(図2および図3参照)。なお、本実施形態では、3枚のシートを溶着することにより一体化させたが、これに限らず、2枚や4枚等の3枚以外でもよく、逢着等により一体化させるようにしてもよい。また、本実施形態では、マスク本体2を不織布6a、不織布フィルター6b、不織布6cを材質として形成させたが、他の材料から形成させてもよい。
マスク本体2の中央部には、横方向に延びるヒダ部8(8a~8c)が3本形成されている(図2および図4参照)。この3本のヒダ部8(8a~8c)は、鼻下部から口下部に亘って、略同一方向で横方向に延びている。このヒダ8(8a~8c)は、マスク1の装着前では折り畳まれており、そして、マスク1が装着されるとその折り畳まれたところが展開されることにより、外側に向かって立体的に膨らむ。このように、マスク1が装着されると、マスク本体2のヒダ部8が外側に向かって立体的に膨らむので、使用者の顔形状に沿ったフィットした形状となるが、使用者の口とマスク本体2の内面との間は、呼吸や会話をすることについては問題がない程度の適度な空間を有している(図6参照)。このマスク本体2の縁部の溶着は、ヒダ部8が折り畳まれた状態で行なわれる。なお、本実施形態では、ヒダ部8(8a~8c)を3本設けたが、これに限らず、3本以外の複数本であってもよい。
マスク本体2のヒダ部8a(最上部)の上部には、ヒダ部8と略平行で横方向に延びる口上ワイヤー9が配されている(図1および図2参照)。口上ワイヤー9は、塑性変形性性を有するポリエチレンを材質として形成され、マスク本体2の上部外面に貼付されている。このように、口上ワイヤー9がマスク1を装着する際の口上部と鼻下部の間に設けられているので、口元の空間を確保させながら、マスク本体2を鼻下部横方向にフィットさせるように締め付けることができる。なお、本実施形態では、口上ワイヤー9をマスク本体2の外面に貼付させたが、これに限らず、マスク本体2の内部に口上ワイヤー配置穴(図示略)を設け、その口上ワイヤー配置穴(図示略)に口上ワイヤー9を配するようにしてもよい。また、本実施形態では、口上ワイヤー9をポリエチレンを材質として形成させたが、これに限らず、プラスチック、アルミ二ウムや鉄等の金属製などの塑性変形材料であれば他の材質から形成してもよい。
マスク本体2の口上ワイヤー9の上部には、マスク本体10の上部中間から左右側方向に向かって延びる鼻ワイヤー10(10a、10b)が左右対称に配されている。鼻ワイヤー10は、塑性変形性性を有するポリエチレンを材質として、マスク本体2上部の不織布6aの外面に貼付されている。具体的には、マスク本体2上部中間部の不織布6aの外面に山型形状の中間不織布6dが貼付され、その中間不織布6dの左右からマスク本体10の側方方向に鼻ワイヤー10(10a、10b)が貼付され、そして、その鼻ワイヤー10(10a、10b)の上部に鼻ワイヤー上部不織布6eが貼付されている。このように、マスク1を装着する際の利用者の鼻部分に塑性変形性性を有するポリエチレンから構成された鼻ワイヤー10が設けられているので、使用者の鼻の形状に沿ってマスク本体2を変形させることができる。これにより、マスク1を使用者の顔面に密着させて装着することができ、マスク本体2の上部の隙間からコロナウイルスなどの病原体が侵入するのを防止することができる。なお、本実施形態では、鼻ワイヤー10をマスク本体2に貼付させたが、これに限らず、マスク本体2の内部に鼻ワイヤー配置穴(図示略)を設け、その鼻ワイヤー配置穴(図示略)に鼻ワイヤー10を配するようにしてもよい。また、本実施形態では、鼻ワイヤー10をポリエチレンを材質として形成させたが、これに限らず、プラスチック、アルミ二ウムや鉄等の金属製などの塑性変形材料であれば他の材質から形成してもよい。
マスク本体2の下部は、使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されている。このように、マスク本体2の下部が使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されているので、飲食時の会話時においても口から出る飛沫がマスク本体2外に出ることを有効に防ぐことができる。これにより、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
耳掛け部3は、マスク本体2の左右側部にそれぞれ設けられ、マスク本体2を使用者の耳に係止させるものである。耳掛け部3は、伸縮性を有するポリウレタンとポリエステルからなる素材とし、平型紐状形状から形成され、両端部がマスク本体2の左右側部(上部と下部)に左右一対形状で溶着し接合されている(図2および図3参照)。このように、耳掛け部3が伸縮性を有するウーリーゴムを材質として形成されているので、耳掛け部3の伸縮力により使用者の顔表面と密着させることができる。また、耳掛け部3を平型紐状形状としているので、伸縮力を有する耳掛け部3であっても、使用者の耳への負担を軽減させることができる。なお、本実施形態では、耳掛け部3を平型紐状形状から形成させたが、これに限らず、丸型紐状形状から形成させてもよい。
取っ手部4は、マスク本体2の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体2の下端から下方に突出して形成されている(図1、図2および図4参照)。具体的には、取っ手部4は、不織布を材質とし、略四角形状(縦3.0センチ×横2.0センチ)から形成され、上端がマスク本体2の外側下端から1.0センチのところで溶着されている。このように、マスク本体2の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体2の下端から下方に突出して形成された取っ手部4が設けられているので、使用者はマスク本体2の内側を外側方向に向けない状態で、取っ手部4を持ち上げることができる(図7および図8参照)。これにより、使用者が取っ手部4を上部に持ち上げる際に、マスク本体2の内側に触れることなく、マスク本体2の下端を持ち上げることができる。なお、本実施形態では、取っ手部4の上端をマスク本体2の外側下端から1.0センチのところで溶着させたが、これに限らず、マスク本体2の外側下端から0センチ~4.5センチ(好ましくは、1.0センチ~3.0センチ(より好ましくは、1.5センチ~3.0センチ)のところで溶着させるようにしてもよい。また、本実施形態では、取っ手部4の上端のみをマスク本体2の外側下端から1.0センチのところで溶着させたが、これに限らず、上記「なお書き」も含め、マスク本体2と重なるところのすべて若しくはマスク本体2と重なるところの上部50%以下(好ましくは上部30%以下(より好ましは上部10%以下)のところを溶着するようにしてもよい。また、本実施形態では、取っ手部4を略四角形状としたが、これに限らず、台形形状などの形状にしてもよい。さらに、取っ手部4の先端部のみを厚くしてもよい。このように、取っ手部4の先端部のみを厚くすることにより、使用者は厚くしたところに指を引っ掛かけて取っ手部4を持ち上げることができる。
取っ手部4は、マスク本体2の下端より上部のところにミシン線12が形成されている。そして、取っ手部4は、このミシン線12により、中間部(先方部と後方部の間)で分離させることができる。このように、取っ手部4は先端がマスク本体2の下端から下方に突出して形成されているので、取っ手部4が必要でない場合には、使用者は取っ手部4を邪魔に感じることがあるが、取っ手部4を中間部(先方部と後方部の間)で分離させるミシン線が形成されているので、使用者が取っ手部4を邪魔に感じるときには、取っ手部4の先方部をマスク本体2の下端より上部の位置で後方部と分離させることができる。これにより、使用者は、マスク1の取っ手部4が必要でない場合でも、取っ手部4が邪魔に感じることがなく、通常のマスクとして使用することができる。なお、本実施形態では、マスク本体2の下端より上部のところにミシン線12を形成させたが、これに限らず、取っ手部4のマスク本体2の下端近傍(略下端)より上部の位置にミシン線12を形成させるようにしてもよい。また、本実施形態では、ミシン線12を設けて取っ手部4の先方部と後方部を分離させるようにしたが、取っ手部4の中間部で分離させることができれば、ミシン線以外の取っ手部中間分離手段で取っ手部4の先方部と後方部を分離させるようにしてもよい。
次に、使用者がマスク1を装着して飲食している場面について、図5~図8を参照にしながら説明する。ここで、図5は本発明の第1実施形態におけるマスクの装着時における前方図であり、図6は同マスクの装着時における側方図であり、図7は同マスクの取っ手部が上部に持ち上げたられた状態の前方図であり、図8は同マスクの取っ手部が上部に持ち上げたられた状態の側方図である。
マスク1の装着時には、マスク本体2により使用者の口元および鼻孔が覆われている(図5および図6参照)。このように、マスク本体2の下部が使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されているので、会話を行なう場合においても口から出る飛沫がマスク本体2外に出ることを有効に防ぐことができる。これにより、コロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
マスク1を装着しながら飲食するときには、使用者は手で取っ手部4を持ち上げることにより使用者の口元をマスク本体2に覆われなくすることができ、使用者は飲食をすることができる(図7および図8参照)。また、マスク1は、マスク本体2の外側下部から先端がマスク本体2の下方に突出して形成された形状をしているので、使用者はマスク本体2の内側を外側方向に向けない状態で、取っ手部4を持ち上げることができる。つまり、マスク本体2の下部が使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されているが、マスク本体2の外側下部に取り付けられた取っ手部4が設けられているので、マスク本体2の内側を外側方向に露出させることなく、使用者はその取っ手部4を容易に持ち上げることができる。これにより、使用者が取っ手部4を上部に持ち上げる際に、マスク本体2の内側に触れることなく、マスク本体2の下端を持ち上げることができるとともに、マスク本体2を持ち上げても飲食時の会話等において口から出る飛沫がマスク本体2の内側に付着することを効果的に防止することができる。
以上説明したように、マスク本体2の内側下部に取っ手部4が設けられている場合は、その取っ手部4を使用者が持ち上げると、マスク本体2の内側が外側方向に露出することになるので、使用者は、そのマスク本体2の内側に触れる危険性があるとともに、飲食時の会話等において第三者の口から出る飛沫がマスク本体2の内側に付着する可能性を有するが、本実施形態におけるマスク1によれば、マスク本体2の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体2の下端から下方に突出して形成された取っ手部4が設けられているので、使用者はマスク本体2の内側を外側方向に向けない状態で取っ手部4を持ち上げることができる。これにより、使用者が取っ手部4を上部に持ち上げる際に、マスク本体2の内側に触れることなく、マスク本体2の下端を持ち上げることができるとともに、マスク本体2を持ち上げても飲食時の会話等において口から出る飛沫がマスク本体2の内側に付着することを効果的に防止することができる。これにより、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
(第2実施形態)
次に、本発明のマスクの第2実施形態について図面を参照にしながら説明する。ここで、図9は本発明の第2実施形態におけるマスクの斜視図であり、図10は同マスクの調整紐を結び付けた状態を示す図である。
本発明の第2実施形態と第1実施形態の異なるところは、第2実施形態では、第1実施形態のマスク1に調整紐5が取り付けられているところである(図9参照)。なお、第2実施形態においては、第1実施形態と異なるところを中心に説明する。また、第2実施形態では、第1実施形態と同一構成(近似構成も含む)については、同一符号を用い、同一作用効果を奏するものとし説明は省略する。
調整紐5は、マスク21の耳掛け部23の後方部にそれぞれ取り付けられている。そして、この左右の調整紐5を後方部で結び付けることにより、マスク本体22の締め付け力を調整することができる。なお、本実施形態では、調整紐5がマスク21の耳掛け部23の後方部に一体的に取り付けられているが、これに限らず、マスク21の耳掛け部23の後方部に着脱自在に取り付けられるようにしてもよい。このように、マスク21の耳掛け部23の後方部に調整紐5が取り付けられているので、使用者が取っ手部4を持ち上げる際に、マスク21がずれ落ちないように調整することができるとともに、顔の大小などに合わせて左右の調整紐5の結び付け長さを調整することにより、顔の大きさに関係なく、1サイズ(例えば、「Mサイズ」、「Lサイズ)など)のマスクで大人子供等あらゆる人に適用させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 マスク
2 マスク本体
3 耳掛け部
4 取っ手部
5 調整紐
6 シート
6a 不織布
6b 不織布フィルター
6c 不織布
6d 中間不織布
6e 鼻ワイヤー上部不織布
7 溶着点
8 ヒダ部
9 口上ワイヤー
10 鼻ワイヤー
11 接合部
12 ミシン線
21 マスク
22 マスク本体
23 耳掛け部
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクであって、使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができるマスク本体と、マスク本体が使用者により装着されている状態で、マスク本体の口上部と鼻下部の間に横方向に延びるように設けられた口上ワイヤーと、マスク本体の左右側部にそれぞれ設けられ、マスク本体を使用者の耳に係止させる耳掛け部と、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部と、を有し、使用者が取っ手部を上部に持ち上げる際に口上ワイヤーによりマスク本体の上部が上方にズレることなく、マスク本体の内側に触れずに、マスク本体の下端が持ち上げられることを特徴とするものである。
本発明によれば、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部が設けられているとともに、マスク本体の口上部と鼻下部の間に横方向に延びる口上ワイヤーが設けられているので、使用者はマスク本体の内側を外側方向に向けない状態で、口上ワイヤーによりマスク本体の上部が上方にズレることなく、取っ手部を持ち上げることができる。これにより、使用者が取っ手部を上部に持ち上げる際に、口上ワイヤーによりマスク本体の上部が上方にズレることなく、マスク本体の内側に触れずに、マスク本体の下端を持ち上げることができるとともに、マスク本体を持ち上げても飲食時の会話等において口から出る飛沫がマスク本体の内側に付着することを効果的に防止することができるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクであって、使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができるマスク本体と、マスク本体が使用者により装着されている状態で、マスク本体の口上部と鼻下部の間に横方向に延びるように設けられ、マスク本体を鼻下部横方向に締め付ける口上ワイヤーと、マスク本体の左右側部にそれぞれ設けられ、マスク本体を使用者の耳に係止させる耳掛け部と、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部と、を有し、使用者が取っ手部を上方に持ち上げる際に、口上ワイヤーによりマスク本体が鼻下部横方向に締め付けられた状態で、取っ手部により口上ワイヤー下部のマスク本体が上方に持ち上げられるので、マスク本体の上部が上方にズレることなく、マスク本体の内側に触れずに、マスク本体の内側を外側方向に向けない状態で持ち上げられることを特徴とするものである。
本発明によれば、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部が設けられているとともに、マスク本体の鼻下部横方向に横方向に延び、マスク本体を鼻下部横方向に締め付ける口上ワイヤーが設けられている。これにより、使用者が取っ手部を上部に持ち上げる際に、口上ワイヤーによりマスク本体が鼻下部横方向に締め付けられた状態で、取っ手部により口上ワイヤー下部のマスク本体が上方に持ち上げられるので、マスク本体の上部が上方にズレることなく、マスク本体の内側に触れずに、マスク本体の内側を外側方向に向けない状態で持ち上げることができるとともに、マスク本体を持ち上げても飲食時の会話等において口から出る飛沫がマスク本体の内側に付着することを効果的に防止することができるので、利用者がコロナウイルス等の病原体に感染することを有効に防止できる。

上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のうち第1の態様に係るものは、コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクであって、使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができるマスク本体と、マスク本体が使用者により装着されている状態で、マスク本体の口上部と鼻下部の間に横方向に延びるように設けられ、マスク本体を鼻下部横方向部分フィットさせるように締め付ける口上ワイヤーと、マスク本体の左右側部にそれぞれ設けられ、マスク本体を使用者の耳に係止させる耳掛け部と、マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端がマスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部と、を有し、使用者が取っ手部を上方に持ち上げる際に、口上ワイヤーによりマスク本体が鼻下部横方向部分フィットされるように締め付けられた状態で、取っ手部により口上ワイヤー下部のマスク本体が上方に持ち上げられるので、マスク本体が鼻下部横方向部分にフィットされるように締め付けられることにより、マスク本体の上部が上方にズレることなく、マスク本体の内側に触れずに、マスク本体の内側を外側方向に向けない状態でマスク本体の下部が持ち上げられることを特徴とするものである。

Claims (4)

  1. コロナウイルス等の病原体の感染を防止するためのマスクであって、
    使用者の口元および鼻孔を覆い、下端を持ち上げることができるマスク本体と、
    該マスク本体の左右側部にそれぞれ設けられ、該マスク本体を使用者の耳に係止させる耳掛け部と、
    該マスク本体の外側下部に取り付けられ、先端が該マスク本体の下端から下方に突出して形成された取っ手部と、を有し、
    使用者が前記取っ手部を上方に持ち上げることにより、前記マスク本体の内側に触れることなく、該マスク本体の下端が持ち上げられることを特徴とするマスク。
  2. 前記取っ手部の前記マスク本体の略下端より上部に形成され、前記取っ手部を中間部で分離させる取っ手部中間分離手段を有し、
    前記取っ手部中間分離手段は、前記取っ手部の先方部と後方部を分離可能にすることを特徴とする請求項1記載のマスク。
  3. 前記マスク本体の下部は、使用者の顎を隠すことができる長さまで長く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のマスク。
  4. 左右の前記耳掛け部の後方部にそれぞれ取り付けられた調整紐を、さらに有し、
    該調整紐は、左右の後方部を結び付けることにより、前記マスク本体の締め付け力を調整することができる請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のマスク。


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