JP2022118505A - 石膏ボード壁面への被装着物の装着用具類 - Google Patents
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Abstract
Description
石膏ボード上にスマートにしかも強力に汎用のハンガーや小物置や額縁を取り付ける方法
3本ピンを有する押しピンであって、耐荷重の改良に関する。ピンの直径を細くすることにより、ピンを差し込む時の石膏の座屈量を最小限に押さえることにより耐荷重の強度を増す。同時に、3点での支えにより差し込み時のピンの揺らぎを抑制し、石膏の座屈量を抑える。加えて、3本支持により、使用状態での荷重の変動によるピンの揺らぎを大幅に抑えることから、耐荷重性能を著しく改善するものである。
サンプルデータであることから何らかの補償を伴うデータではないものの、
数多くのその後の改良したサンプルの実験結果からも、このデータに示す耐荷重性能は少なからず過少に見積もっても差し支えない。
Sample はサンプル番号、Pin-pcs はピン数、Pin-Dia はピンの直径、
Pin-Length はピンの長さ、H-Limit は水平方向の耐荷重、
V-Limit は重力方向の耐荷重 を示す。
小物置側の3本のピンを通す穴と3本のピンの双方の中心軸を合わせ作業が難しい。
押ピンだけ市場に出しても普及するものではない。
さらに、押しピンのピンを差し込む際のピン先のガイド板に関して、ガイド板の役割は
ピン先とピン元の寸法関係を一致させるためであって、主たる目的は押ピンを刺しこむときの石膏ボード側の座屈を軽減し、耐荷重性を安定させるところにある。実際、試作品を試すと、ガイド板は、ある程度の強度のある材質でなければならないことから、製造段階でピンに装着したガイド板を、その状態で維持することが難しい。特に押ピンを石膏ボードに差し込む時、ガイド板の面はピンの中心軸と垂直を保つことが難しい。
以上、この案だけでは、耐荷重強度は得られるものの実生活の場において、一般消費者が壁面に被装着物をスマートに装着することができない。
3本ピンを有する押しピンであって、上記、特願2017-6705の耐荷重性をさらに改善した3本押ピンに関する。実生活の場において壁面に被装着物をスマートに装着する、という命題を満足するものではない。
スマートに装着する、という命題を満足するものではない。
特開 2016-198192 吊り下げ金具
円柱のピンを斜めに打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特開 2016-23689 石膏ホ゛ボード壁用固定具
扁平のピンを斜めに打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特開2015-24109 取り付けセット
石膏ボードに斜めに複数の円柱ピンを打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特解 2014-122696 ピン釘
ピンに返しを設けることで、抜けにくくしたもの。
特開2010-162775 石膏ボード用画鋲
2本のピンが斜めに曲がって埋め込まれることで、抜けにくくしたもの。
実登3002251 石膏ボード用画鋲
押しピンで止めた上、押す部分に設けた斜めの穴から別のピンを刺し込み、抜けにくくしたもの。
石膏ボード上にハンガーや小物を置く台や額縁など被装着物を強固に取りつけるに際し、
2021年現在、これらの被装着物を石膏ボード上に押しピンで取り付けるほどには押しピンは耐荷重強度を持たない。
第2に、
荷重耐力に優れた3本のピンを有する押しピンでこれらの被装着物を壁面に固定することはできるが、非装着物側に3本ピンの押しピンを固定する構造がない。
第3に、
実生活の場で、壁面に被装着物を取り付ける人は一般消費者であることから、
消費者に器用さ、取付け方法への工夫、仕上がり状態での外観、に係る障壁がないものでなければならない。
第4に、日本の家庭では、テレビジョンセットの壁掛けは多くはない。確たる理由はわからないが、一つには石膏ボードの壁が障壁となっている、とも考えられる。
近年、液晶タイプのテレビジョンセットで、重量10kgW、43インチから50インチのサイズ、5万円から7万円の価格帯で市販されている。
10kgWの重量で、石膏ボードの壁面にも装着できるようになれば、建物側の電気配線も壁掛けを想定した作りの提供を促進できる。
結果、録画再生装置や付随するオーディオセットも壁掛けタイプが普及し、壁面利用がさらに促進される。
具体的には、
第1に、
3本ピンの押しピンを改良して、ピンの先端に素材が多孔質プラスティックの円板状の
ガイドピースを差し込んだ状態とする。
第2に、
被装着物にガイドピースが隙間なく入るガイド穴を設ける。
第3に、
ガイドピースの中心軸と押ピンの中心軸を正確に一致させて製造することで、
特に注意することなく、
非装着物に設けたガイド穴と3本ピンの押ピンの中心軸を正確に一致させた状態で3本ピンの押ピンを差し込むことができる条件を作る。
第4に、10kgw程度の重量物の装着の場合、多数の多針押ピンを使うことで耐荷重性能を上げることができる。この場合、個々の多針押ピンの中心軸とハンガー側のガイド穴
の中心軸が細かく合致しないことによる、一部の多針押ピンのピンに集中する荷重を緩和するために、多針押ピンのピンヘッドまたはピンネックとハンガーの間にクッションピースを設ける。
一般消費者が、
石膏ボード上に、被装着物を説明書や工具無しに手軽に、十分な耐荷重を以て、壁面の装飾品としても満足のゆく仕上がりで、被装着物を外した後でもピンの穴がほとんど見えない程度に、石膏ボードの壁面利用を促進させる。
第2に、石膏ボードの壁面の利用範囲が広がり、新たな商品の出現を期待できる。
ガイドピースを持つ多針押ピン
ガイド穴を持つ被装着物
汎用のハンガー、小物置、額縁、AVセットハンガーなどが被装着物の範疇に入る。
元々、壁面の利用のニーズは高い。
しかし、耐荷重、美観、外した後の石膏ボードに残るピン穴が壁面の美観を著しく損ねる
などの課題があって、シーズがニーズの条件を満足していない。本案はこのニーズとシーズのギャップを埋める。
結果、今日現在のニーズに対するシーズだけでなく、幅広いシーズと幅広いニーズの接点で新たな商品の掘り起こしを期待できる。
図はピン数が3本の場合である。101 はピンヘッド、102 はピンネック、
103、104、105 はピン、111 はガイドピースである。
(a)は側面図、ガイドピースの内部に3本のピンがささった状態を示す。
(b)はガイドピース側から見た底面の図である。
ガイドピースに関する詳細は請求項1と請求項7に記述。
201 は石膏ボード、211 は被装着物、212 はガイド穴である。
ガイド穴に関する詳細は請求項1と請求項6に記述のとおりである。
ガイドピースの外形とガイド穴の内径は双方の中心軸を合わせやすい寸法関係にある。
中心軸が合うことで、多針ピンを正確にガイド穴に装入することができる。双方の中心軸が合えば、ピンを石膏ボードに押し込むだけの作業になる。多針押ピンを刺しこんだ状態で、ガイドピースは圧縮された状態となる。
301 は石膏ボード、311 は被装着物、312 はガイド穴、321 は多針押ピン、
331 はガイドピースである。
(a)、(b)、(c)はそれぞれ、多針押ピンを刺しこむ前から刺し込んだ状態までを示す。ガイド穴とガイドピースの換合に関する詳細は請求項1と請求項2と請求項3と
請求項4と請求項5に記述のとおりである。
401 は石膏ボード、411 は被装着物、412 はガイド穴、413 はピンヘッドを埋める穴である。ピンヘッドを被装着物に埋めることについては請求項に含まれない。
押ピンのピンヘッドを被装着物の表面に出ないように製造されるケースが少なくないことは容易に類推される。この説明図はピンヘッドを埋める穴とガイド穴とは機能が異なることを示す。
ガイド穴とガイドピースを換合させる説明図である。
501 は石膏ボード、511 は被装着物、512 はガイド穴、
513 はピンヘッドを埋める穴、521 は多針押ピン、522 はガイドピースである。
この説明図はピンヘッドを埋める穴とガイド穴とは機能が異なることを示す。
図は、従来の押ピンと同様に、カレンダーなどの紙類を石膏ボードに止める様子を示す。
601 は石膏ボード、611 はカレンダーなどの紙、621 は多針押ピン、
622 はガイドピースである。
(a)、(b)は多針押ピンを石膏ボードに差し込む様子を示す。
集中荷重を緩衝するための集中荷重緩衝ピースの説明図。
AVハンガーは比較的重量物の壁掛け用のハンガーである。したがって、AVハンガーは多数個の多針押ピンによって石膏ボードに固定される。すべての多針押ピンの中心軸と相手方のガイド穴の中心軸が完全に一致することはないことから、平均からはみ出たピンに集中荷重がかかり、対耐荷重限度を超えて石膏ボードを座屈させる。集中荷重緩衝穴は、あらかじめ、多針押ピンのピンヘッドとAVハンガーの集中荷重緩衝穴の間に隙間を設け、この隙間に緩衝材を設けることで、極度な荷重が一部の多針押ピンに集中することを防ぐものである。
701 は多針押ピンのピンヘッド、702 はピンネック、703、704、705 はピン、
711 はガイドピース、721 は集中荷重緩ピースである。
(a)は側面と、ガイドピースと集中荷重緩ピースの断面、
(b)はガイドピース側から見た図である。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
多針押ピン側に設けた集中荷重緩衝ピースが収縮し、集中荷重緩衝穴に収まることで、双方の軸のずれによる隙間を埋める。集中荷重緩衝ピースの弾力性でもって一部のピンに生じる集中荷重を軽減する。
801 は石膏ボード、811 はAVセットハンガー、812 はガイド穴、
813 は集中荷重緩衝穴である。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
石膏ボード上のAVハンガーのガイド穴に、多針押ピンのガイドピースが挿入される。
結果、集中荷重緩衝ピースと集中荷重緩衝穴の中心軸には大きな狂いはなく収まる。
しかし誤差は皆無ではない。さらに、AVハンガーはAVセットの荷重によって歪は発する可能性があり、この歪は多針押ピンの中心軸とガイド穴の中心軸にさらなるずれを発生させる。
特に、壁掛けの商品は軽量に作られることから、耐荷重に対する構造体の柔軟性も考慮する必要があって、AVハンガーの構造体の柔軟性は実使用状態での多針押ピンのピンへの集中荷重を発生させる。このことから、多針押ピンの荷重を受ける部分と集中荷重緩衝穴との隙間にある集中荷重緩衝ピースの弾力性の役割は重要である。
901 は石膏ボード、911 はAVハンガー、912 はガイド穴、
913 は集中荷重緩衝穴、921 は多針押ピン、931 はガイドピース、
941 は集中荷重緩衝ピースである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
図9との相違点は、集中荷重緩衝ピースを集中荷重緩衝穴側に設けた場合を示す。
効果は図9と同じである。
1001 は石膏ボード、1011 はAVハンガー、1012 はガイド穴、
1013 は集中荷重緩衝穴、1021 は多針押ピン、1031 はガイドピース、
1041 は集中荷重緩衝ピースである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
102 ピンネック、
103、104、105 ピン
111 ガイドピース
201 石膏ボード
211 被装着物
212 ガイド穴
301 石膏ボード
311 被装着物
312 ガイド穴
321 多針押ピン
331 ガイドピース
401 石膏ボード
411 被装着物
412 ガイド穴
413 ピンヘッドを埋める穴
501 石膏ボード
511 被装着物
512 ガイド穴
513 ピンヘッドを埋める穴
521 多針押ピン
522 ガイドピース
601 石膏ボード
611 レンダーなどの紙
621 多針押ピン
622 ガイドピース
701 多針押ピンのピンヘッド
702 ピンネック
703、704、705 ピン
711 ガイドピース
721 集中荷重緩
801 石膏ボード
811 AVセットハンガー
812 ガイド穴
813 集中荷重緩衝穴
901 石膏ボード
911 AVハンガー
912 ガイド穴
913 集中荷重緩衝穴
921 多針押ピン
931 ガイドピース
941 集中荷重緩衝ピース
1001 石膏ボード
1011 AVハンガー
1012 ガイド穴
1013 集中荷重緩衝穴
1021 多針押ピン
1031 ガイドピース
1041 集中荷重緩衝ピース
石膏ボード上にスマートにしかも強力に汎用のハンガーや小物置や額縁を取り付ける方法
3本ピンを有する押しピンであって、耐荷重の改良に関する。ピンの直径を細くすることにより、ピンを差し込む時の石膏の座屈量を最小限に抑える。結果、耐荷重の強度を増す。同時に、3点での支えにより差し込み時のピンの揺らぎを抑制し、石膏の座屈量を抑える。加えて、3本支持により、使用状態での荷重の変動によるピンの揺らぎを大幅に抑えることから、耐荷重性能を著しく改善するものである。
サンプルデータであることから何らかの補償を伴うデータではないものの、
数多くのその後の改良したサンプルの実験結果からも、このデータに示す耐荷重性能は少なからず過少に見積もっても差し支えない。
Sample はサンプル番号、Pin-pcs はピン数、Pin-Dia はピンの直径、
Pin-Length はピンの長さ、H-Limit は水平方向の耐荷重、
V-Limit は重力方向の耐荷重 を示す。
小物置側の3本のピンを通す穴と3本のピンの双方の中心軸を合わせ作業が難しい。
押ピンだけ市場に出しても普及するものではない。
さらに、押しピンのピンを差し込む際のピン先のガイド板に関して、ガイド板の役割は
ピン先とピン元の寸法関係を一致させるためであって、主たる目的は押ピンを刺しこむときの石膏ボード側の座屈を軽減し、耐荷重性を安定させるところにある。実際、試作品を試すと、ガイド板は、ある程度の強度のある材質でなければならないことから、製造段階でピンに装着したガイド板を、その状態で維持することが難しい。特に押ピンを石膏ボードに差し込む時、ガイド板の面はピンの中心軸と垂直を保つことが難しい。
以上、この案だけでは、耐荷重強度は得られるものの実生活の場において、一般消費者が壁面に被装着物をスマートに装着することができない。
3本ピンを有する押しピンであって、上記、特願2017-6705の耐荷重性をさらに改善した3本押ピンに関する。実生活の場において壁面に被装着物をスマートに装着する、という命題を満足するものではない。
スマートに装着する、という命題を満足するものではない。
特開 2016-198192 吊り下げ金具
円柱のピンを斜めに打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特開 2016-23689 石膏ホ゛ボード壁用固定具
扁平のピンを斜めに打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特開2015-24109 取り付けセット
石膏ボードに斜めに複数の円柱ピンを打ち込むことで、耐荷重を改良したもの。
特解 2014-122696 ピン釘
ピンに返しを設けることで、抜けにくくしたもの。
特開2010-162775 石膏ボード用画鋲
2本のピンが斜めに曲がって埋め込まれることで、抜けにくくしたもの。
実登3002251 石膏ボード用画鋲
押しピンで止めた上、押す部分に設けた斜めの穴から別のピンを刺し込み、抜けにくくしたもの。
石膏ボード上にハンガーや小物を置く台や額縁など被装着物を強固に取りつけるに際し、
2021年現在、これらの被装着物を石膏ボード上に押しピンで取り付けるほどには押しピンは耐荷重強度を持たない。
第2に、
荷重耐力に優れた3本のピンを有する押しピンでこれらの被装着物を壁面に固定することはできるが、非装着物側に3本ピンの押しピンを固定する構造がない。
第3に、
実生活の場で、壁面に被装着物を取り付ける人は一般消費者であることから、
消費者に器用さ、取付け方法への工夫、仕上がり状態での外観、に係る障壁がないものでなければならない。
第4に、日本の家庭では、テレビジョンセットの壁掛けは多くはない。確たる理由はわからないが、一つには石膏ボードの壁が障壁となっている、とも考えられる。
近年、液晶タイプのテレビジョンセットで、重量10kgW、43インチから50インチのサイズ、5万円から7万円の価格帯で市販されている。
10kgWの重量で、石膏ボードの壁面にも装着できるようになれば、建物側の電気配線も壁掛けを想定した作りの提供を促進できる。
結果、録画再生装置や付随するオーディオセットも壁掛けタイプの普及を促進し、一般的な壁面利用がさらに促進される。
具体的には、
第1に、
多針押しピンを改良して、ピンの先端に素材が多孔質プラスティックの円板状の
ガイドピースを差し込んだ状態の商品とする。
第2に、
被装着物にガイドピースが隙間なく入るガイド穴を設ける。
第3に、
ガイドピースの中心軸と押ピンの中心軸を正確に一致させて装着することで、
特に注意することなく、
非装着物に設けたガイド穴と多針押ピンの中心軸を正確に一致させた状態で多針押ピンを差し込むことができる条件を作る。
第4に、10kgw程度の重量物の装着の場合、多数の多針押ピンを使うことで耐荷重性能を上げることができる。この場合、個々の多針押ピンの中心軸とハンガー側のガイド穴
の中心軸が細かく合致しないことによる、一部の多針押ピンのピンに集中する荷重を緩和するために、多針押ピンのピンヘッドまたはピンネックとハンガーの間にクッションピースを設ける。
一般消費者が、
石膏ボード上に、被装着物を説明書や工具無しに手軽に、充分な耐荷重を以て、壁面の装飾品としても満足のゆく仕上がりで、被装着物を外した後でもピンの穴がほとんど目立たなくなる。
第2に、石膏ボードの壁面の利用範囲が広がり、新たな商品の出現を期待できる。
ガイドピースを持つ多針押ピン
ガイド穴を持つ被装着物
汎用のハンガー、小物置、額縁、AVセットハンガーなどが被装着物の範疇に入る。
元々、壁面の利用のニーズは高い。
しかし、耐荷重、美観、外した後の石膏ボードに残るピン穴が壁面の美観を著しく損ねる
などの課題があって、シーズがニーズの条件を満足していない。本案はこのニーズとシーズのギャップを埋める。
結果、今日現在のニーズに対するシーズだけでなく、幅広いシーズと幅広いニーズの接点で新たな商品の掘り起こしを期待できる。
図はピン数が3本の場合である。101 はピンヘッド、102 はピンネック、
103、104、105 はピン、111 はガイドピースである。
(a)は側面図、ガイドピースの内部に3本のピンがささった状態を示す。
(b)はガイドピース側から見た底面の図である。
ガイドピースに関する詳細は請求項1と請求項7に記述。
201 は石膏ボード、211 は被装着物、212 はガイド穴である。
ガイド穴に関する詳細は請求項1と請求項6に記述のとおりである。
ガイドピースの外形とガイド穴の内径は双方の中心軸を合わせやすい寸法関係にある。
中心軸が合うことで、多針ピンを正確にガイド穴に装入することができる。双方の中心軸が合えば、ピンを石膏ボードに押し込むだけの作業になる。多針押ピンを刺しこんだ状態で、ガイドピースは圧縮された状態となる。
301 は石膏ボード、311 は被装着物、312 はガイド穴、321 は多針押ピン、
331 はガイドピースである。
(a)、(b)、(c)はそれぞれ、多針押ピンを刺しこむ前から刺し込んだ状態までを示す。ガイド穴とガイドピースの換合に関する詳細は請求項1と請求項2と請求項3と
請求項4と請求項5に記述のとおりである。
401 は石膏ボード、411 は被装着物、412 はガイド穴、413 はピンヘッドを埋める穴である。ピンヘッドを被装着物に埋めることについては請求項に含まれない。
押ピンのピンヘッドを被装着物の表面に出ないように製造されるケースが少なくないことは容易に類推される。この説明図はピンヘッドを埋める穴とガイド穴とは機能が異なることを示す。
ガイド穴とガイドピースを換合させる説明図である。
501 は石膏ボード、511 は被装着物、512 はガイド穴、
513 はピンヘッドを埋める穴、521 は多針押ピン、522 はガイドピースである。
この説明図はピンヘッドを埋める穴とガイド穴とは機能が異なることを示す。
図は、従来の押ピンと同様に、カレンダーなどの紙類を石膏ボードに止める様子を示す。
601 は石膏ボード、611 はカレンダーなどの紙、621 は多針押ピン、
622 はガイドピースである。
(a)、(b)は多針押ピンを石膏ボードに差し込む様子を示す。
集中荷重を緩衝するための集中荷重緩衝ピースの説明図。
AVハンガーは比較的重量物の壁掛け用のハンガーである。したがって、AVハンガーは多数個の多針押ピンによって石膏ボードに固定される。すべての多針押ピンの中心軸と相手方のガイド穴の中心軸が完全に一致することはないことから、平均からはみ出たピンに集中荷重がかかり、対耐荷重限度を超えて石膏ボードを座屈させる。集中荷重緩衝穴は、あらかじめ、多針押ピンのピンヘッドとAVハンガーの集中荷重緩衝穴の間に隙間を設け、この隙間に緩衝材を設けることで、極度な荷重が一部の多針押ピンに集中することを防ぐものである。
701 は多針押ピンのピンヘッド、702 はピンネック、703、704、705 はピン、
711 はガイドピース、721 は集中荷重緩ピースである。
(a)は側面と、ガイドピースと集中荷重緩ピースの断面、
(b)はガイドピース側から見た図である。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
多針押ピン側に設けた集中荷重緩衝ピースが収縮し、集中荷重緩衝穴に収まることで、双方の軸のずれによる隙間を埋める。集中荷重緩衝ピースの弾力性でもって一部のピンに生じる集中荷重を軽減する。
801 は石膏ボード、811 はAVセットハンガー、812 はガイド穴、
813 は集中荷重緩衝穴である。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
石膏ボード上のAVハンガーのガイド穴に、多針押ピンのガイドピースが挿入される。
結果、集中荷重緩衝ピースと集中荷重緩衝穴の中心軸には大きな狂いはなく収まる。
しかし誤差は皆無ではない。さらに、AVハンガーはAVセットの荷重によって歪は発する可能性があり、この歪は多針押ピンの中心軸とガイド穴の中心軸にさらなるずれを発生させる。
特に、壁掛けの商品は軽量に作られることから、耐荷重に対する構造体の柔軟性も考慮する必要があって、AVハンガーの構造体の柔軟性は実使用状態での多針押ピンのピンへの集中荷重を発生させる。このことから、多針押ピンの荷重を受ける部分と集中荷重緩衝穴との隙間にある集中荷重緩衝ピースの弾力性の役割は重要である。
901 は石膏ボード、911 はAVハンガー、912 はガイド穴、
913 は集中荷重緩衝穴、921 は多針押ピン、931 はガイドピース、
941 は集中荷重緩衝ピースである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
図9との相違点は、集中荷重緩衝ピースを集中荷重緩衝穴側に設けた場合を示す。
効果は図9と同じである。
1001 は石膏ボード、1011 はAVハンガー、1012 はガイド穴、
1013 は集中荷重緩衝穴、1021 は多針押ピン、1031 はガイドピース、
1041 は集中荷重緩衝ピースである。
AVハンガーに関する詳細は請求項8に記述のとおりである。
102 ピンネック、
103、104、105 ピン
111 ガイドピース
201 石膏ボード
211 被装着物
212 ガイド穴
301 石膏ボード
311 被装着物
312 ガイド穴
321 多針押ピン
331 ガイドピース
401 石膏ボード
411 被装着物
412 ガイド穴
413 ピンヘッドを埋める穴
501 石膏ボード
511 被装着物
512 ガイド穴
513 ピンヘッドを埋める穴
521 多針押ピン
522 ガイドピース
601 石膏ボード
611 レンダーなどの紙
621 多針押ピン
622 ガイドピース
701 多針押ピンのピンヘッド
702 ピンネック
703、704、705 ピン
711 ガイドピース
721 集中荷重緩
801 石膏ボード
811 AVセットハンガー
812 ガイド穴
813 集中荷重緩衝穴
901 石膏ボード
911 AVハンガー
912 ガイド穴
913 集中荷重緩衝穴
921 多針押ピン
931 ガイドピース
941 集中荷重緩衝ピース
1001 石膏ボード
1011 AVハンガー
1012 ガイド穴
1013 集中荷重緩衝穴
1021 多針押ピン
1031 ガイドピース
1041 集中荷重緩衝ピース
Claims (8)
- ハンガー、小物置置、額縁、ホワイトボード、磁性体ボード、装飾品、掛軸など、石膏ボードの壁面に装着する物を被装着物とし、
ハンガーとは、何かの装着物を石膏ボードの壁面に装着する場合、装着物を直接、壁面に装着することなく、ハンガーを介して装着すべく、機能を有する手段とし、
小物置とは、石膏ボードの壁面に装着して、
タオル、紙類、化粧品、歯磨き用品、ドライヤー、装身具、モバイルフォン、
小型軽量スピーカー、キー、筆記用具、眼鏡、などの小物生活用品を置く台とし、
額縁とは絵画や書や刺繍や印刷物などの紙や布に表現した美術品を納める一般の額縁と、額縁の上辺または下辺に、絵画や書や刺繍や印刷物や彫刻などの紙や布や板に表現した美術品やカレンダーを出し入れできるところの隙間を、上辺または側編に有する額縁とし、
ホワイトボードとは、石膏ボードの壁面に装着して、
ボードの表面に文字や絵を画くことができるボードとし、
磁性体の板とは、石膏ボードの壁面に装着して、紙類を磁石で止め置くボードとし、
被装着物は後述のガイドピースが収まる穴を有し、その穴をガイド穴とし、
押しピンの針の部分を ピン とし、
少なくとも3本のピンを有する、押しピンを多針押しピンとし、
多針押しピンの、ピンを保持しピンを固定する頭の部分をピンヘッドとし、
多針押しピンの壁面または被装着物と接する部分をピンネックとし、
多芯押しピンは後述のガイドピースを有するものとし、
ガイドピースは多針押しピンを構成する一部品であって、ピンに刺さっている状態に組み合わされているものとし、
ガイドピースは多孔質プラスティックを素材とし、
ガイドピースの形状は円盤状とし、
ガイドピースの中心軸は多針押しピンの中心軸と一致するものとし、
ガイドピースを被装着物のガイド穴に装入した状態で、ガイドピースの中心軸と被装着のガイド穴の中心軸は、一致するものとし、
ガイドピースは厚み方向への押し潰しが可能であるものとし、
ガイドピースは、ピンが刺さっている状態で、自然には抜け落ちないものとし、
ガイド穴を有するハンガーと、ガイドピースを有する多針押ピンと、
の組み合わせからなるところの、石膏ボードの壁面に被装着物の装着を司るハンガー。 - 請求項1に記述の被装着物と多針押ピンに関し、
ガイド穴を有する小物置とガイドピースを有する多針押ピンとの
組み合わせからなるところの、石膏ボードの壁面に装着して小物生活用品を載せる小物置。 - 請求項1に記述の被装着物と多針押ピンに関し、
ガイド穴を有する額縁とガイドピースを有する多針押ピンとの
組み合わせからなるところの、石膏ボードの壁面に装着する額縁。 - 請求項1に記述の被装着物と多針押ピンに関し、
ガイド穴を有するホワイトボードとガイドピースを有する多針押ピンとの
組み合わせからなるところの、石膏ボードの壁面に装着するホワイトボード。 - 請求項1に記述の被装着物と多針押ピンに関し、
ガイド穴を有するホワイトボードとガイドピースを有する多針押ピンとの
組み合わせからなるところの、石膏ボードの壁面に装着する磁性体ボード。 - 請求項1に記述の、多針押ピンと組み合わせるところの被装着物に関し、
双方の組合せを市場において消費者が選択できるところの
多針押ピンのガイドピースを挿入できるガイドピース穴を有するところの、
石膏ボードの壁面に装着する被装着物。 - 請求項1に記述の被装着物と組み合わせる多針押ピンに関し、
双方の組合せを市場において消費者が選択できるところの
ガイドピースを有する多針押ピン。 - 請求項1に記述の被装着物と多針押ピンに関し、
石膏ボードの壁面に装着するには大きな耐荷重が必要な被装着物の取り付け用具、
例えば、AVセット用の取り付け用具をAVセットハンガーとし、
AVセットとはテレビジョンセットや録画再生装置やオーディオセットとし、
AVセットハンガーは請求項1に記述のガイド穴を複数有し、
AVセットハンガーは後述の重力方向の荷重を支える集中荷重緩衝穴を有し、
AVセットを支える場合の、多針押ピンに関し、
請求項1に記述のガイドピースを有し、
多針押ピンのヘッドの外周、かまたは、ピンの付け根を支えるピンネックの外周、
のいずれかまたは双方に、
重力方向に弾力性を持つところの集中荷重緩衝ピースを有し、
集中荷重緩衝ピースは弾力性を持つ素材とし、
集中荷重緩衝ピースの形状は円筒状かまたは中空の円板状かまたは双方の組合せとし、
集中荷重緩衝ピースの中心軸は多針押しピンの中心軸と一致するものとし、
ガイドピースをガイド穴に半径方向に均等な圧縮力での装入状態で、集中荷重緩衝ピースの外周の中心軸とAVセットハンガーの中心軸は、一致するものとし、
集中荷重緩衝ピースは重力方向への押し潰しが可能であってその荷重が除去された場合、元の形状に復元するところの弾力性を持つものとし、
集中荷重緩衝ピースの弾力性は、
多針押ピンの中心軸とAVセットハンガーの集中荷重緩衝穴の中心軸が完全に一致しない場合、集中荷重緩衝ピースの弾力性で以て、多針押ピンにかかる集中果荷重を吸収し回避するものとし、
集中荷重緩衝ピースの形状と寸法と弾力性、集中荷重緩衝穴の形状と大きさ、は設計的決定されるものとし、
ガイド穴と集中荷重緩衝穴を有するAVセットハンガーと、
ガイドピースと集中荷重緩衝ピースを有する多針押ピンと、
の組み合わせからなるところの、AVセットハンガー。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021015075A JP2022118505A (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 石膏ボード壁面への被装着物の装着用具類 |
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JP2021015075A JP2022118505A (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 石膏ボード壁面への被装着物の装着用具類 |
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JP2022118505A true JP2022118505A (ja) | 2022-08-15 |
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ID=82840044
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JP2021015075A Pending JP2022118505A (ja) | 2021-02-02 | 2021-02-02 | 石膏ボード壁面への被装着物の装着用具類 |
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- 2021-02-02 JP JP2021015075A patent/JP2022118505A/ja active Pending
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