JP2022116959A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022116959A JP2022116959A JP2021013392A JP2021013392A JP2022116959A JP 2022116959 A JP2022116959 A JP 2022116959A JP 2021013392 A JP2021013392 A JP 2021013392A JP 2021013392 A JP2021013392 A JP 2021013392A JP 2022116959 A JP2022116959 A JP 2022116959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- memory
- initialization
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化すること。
【解決手段】画像形成装置は、装置本体と、装置本体に装着された第1カートリッジ(ドラムカートリッジ)と、装置本体に装着された第2カートリッジ(トナーカートリッジ)と、制御装置とを備える。第1カートリッジは、画像を形成するためか、初期化用であるかの種別情報を記憶する第1メモリを有する。第2カートリッジは、第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する。制御装置は、種別読取処理と、初期化処理と、を実行する。種別読取処理は、第1メモリに記憶された種別情報を読み出す処理である。初期化処理は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に(S3,No)、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化する処理(S9)である。
【選択図】図5
【解決手段】画像形成装置は、装置本体と、装置本体に装着された第1カートリッジ(ドラムカートリッジ)と、装置本体に装着された第2カートリッジ(トナーカートリッジ)と、制御装置とを備える。第1カートリッジは、画像を形成するためか、初期化用であるかの種別情報を記憶する第1メモリを有する。第2カートリッジは、第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する。制御装置は、種別読取処理と、初期化処理と、を実行する。種別読取処理は、第1メモリに記憶された種別情報を読み出す処理である。初期化処理は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に(S3,No)、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化する処理(S9)である。
【選択図】図5
Description
本開示は、ドラムカートリッジとトナーカートリッジとを装着可能な画像形成装置、画像形成装置に装着されるトナーカートリッジの初期化用カートリッジおよび初期化方法に関する。
従来、ドラムカートリッジとトナーカートリッジを装着可能な画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。ドラムカートリッジはドラムメモリを有し、トナーカートリッジはトナーメモリを有しており、画像形成装置は、ドラムメモリとトナーメモリのそれぞれと通信可能である。
使用済みのトナーカートリッジにトナーを再充填して、トナーカートリッジをリサイクルすることがある。このように、トナーカートリッジをリサイクルする場合には、トナーメモリの寿命情報を初期化する必要がある。しかしながら、トナーメモリの寿命情報の初期化を容易に行うことができなかった。
そこで、本開示は、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することを目的とする。
上述の課題を解決するための画像形成装置は、装置本体と、装置本体に装着された第1カートリッジと、装置本体に装着された第2カートリッジと、制御装置と、を備える。第1カートリッジは、第1カートリッジが画像を形成するためのカートリッジであるか、初期化用のカートリッジであるかの種別を表す種別情報を記憶する第1メモリを有する。第2カートリッジは、画像形成するためのカートリッジである。第2カートリッジは、第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する。
制御装置は、種別読取処理と、初期化処理と、を実行する。種別読取処理は、第1メモリに記憶された種別情報を読み出す処理である。初期化処理は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化する処理である。
制御装置は、種別読取処理と、初期化処理と、を実行する。種別読取処理は、第1メモリに記憶された種別情報を読み出す処理である。初期化処理は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化する処理である。
このような構成によれば、初期化用のカートリッジを示す種別情報を示す第1カートリッジを画像形成装置に装着すれば、第2カートリッジの寿命情報を初期化できる。このため、第2カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
前記した構成において、制御装置は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、画像形成するためのカートリッジであることを示す場合、画像形成を実行する構成としてもよい。
前記した構成において、第2メモリには、寿命情報を初期化した回数である初期化回数が記憶されており、制御装置は、第2メモリに記憶されている初期化回数が第1閾値以下であると判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、第2カートリッジの初期化回数を制限することで、品質の低下を抑制できる。
前記した構成において、制御装置は、寿命情報を初期化した場合、第2メモリの初期化回数を更新する構成としてもよい。
前記した構成において、初期化回数は、第2カートリッジがリサイクルされたリサイクル回数である構成としてもよい。
前記した構成において、第2メモリには、寿命情報を初期化が可能な回数である初期化可能回数が記憶されており、制御装置は、第2メモリに記憶されている初期化可能回数が第2閾値以上であると判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、第2カートリッジの初期化可能回数を制限することで、品質の低下を抑制できる。
前記した構成において、制御装置は、寿命情報を初期化した場合、第2メモリの初期化可能回数を更新する構成としてもよい。
前記した構成において、第1メモリには、第2カートリッジの寿命情報を初期化した回数である初期化実行回数が記憶されており、制御装置は、第1メモリに記憶されている初期化実行回数が第3閾値以下であると判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、第1カートリッジが第2カートリッジを初期化する初期化実行回数を制限できる。
前記した構成において、制御装置は、第2カートリッジの寿命情報を初期化した場合、第1メモリの初期化実行回数を更新する構成としてもよい。
前記した構成において、第1メモリには、第2カートリッジの寿命情報を初期化が可能な回数である初期化実行可能回数が記憶されており、制御装置は、第1メモリに記憶されている初期化実行可能回数が第4閾値以上であると判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、第1カートリッジが第2カートリッジを初期化できる初期化実行可能回数を制限できる。
前記した構成において、制御装置は、第2カートリッジの寿命情報を初期化した場合、第1メモリの初期化実行可能回数を更新する構成としてもよい。
前記した構成において、画像形成装置は、初期化の実行を許可する指示を入力するための入力部をさらに備え、制御装置は、初期化処理において、入力部から初期化の実行を許可する指示が入力されない場合、寿命情報の初期化を実行しない構成としてもよい。
これによれば、誤って第2カートリッジの第2メモリを初期化してしまうことを抑制できる。
前記した構成において、画像形成装置は、第1カートリッジ、または、第2カートリッジを交換する際に開閉されるカバーをさらに備え、制御装置は、画像形成装置の電源が入れられた場合、または、カバーが閉じられた場合に、種別読取処理を実行する構成としてもよい。
前記した構成において、第1メモリに記憶された種別情報が初期化用のカートリッジであることを示す場合、第1メモリには、第1カートリッジを管理する管理者を識別可能な管理者情報がさらに記憶されており、制御装置は、初期化処理において、寿命情報を初期化する場合、第1メモリに記憶されている管理者情報を第2メモリに記憶させる構成としてもよい。
これによれば、リサイクルした第2カートリッジの管理をしやすくなる。
前記した構成において、画像形成装置は、本体メモリをさらに備え、本体メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、第2メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、制御装置は、本体メモリに記憶されている販売地域情報と、第2メモリに記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、リサイクルした第2カートリッジの販売地域を管理しやすくなる。
前記した構成において、第1メモリに記憶された種別情報が初期化用のカートリッジであることを示す場合、第1メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、第2メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、制御装置は、第1メモリに記憶されている販売地域情報と、第2メモリに記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
これによれば、リサイクルした第2カートリッジの販売地域を管理しやすくなる。
上述の課題を解決するための画像形成装置に装着される初期化用カートリッジは、初期化用のカートリッジである種別を表す種別情報が記憶された第1メモリを有する。初期化用のカートリッジである種別を表す種別情報は、画像形成するために使われる第2カートリッジであって、第2カートリッジの寿命情報が記憶された第2メモリを有する第2カートリッジと、初期化用カートリッジと、が画像形成装置に装着された場合、画像形成装置に第2カートリッジの寿命情報を初期化させる情報である。
これによれば、初期化用のカートリッジを示す種別情報を示す第1カートリッジと、第2カートリッジとを画像形成装置に装着すれば、第2カートリッジの寿命情報を初期化できる。このため、第2カートリッジをリサイクルする場合に寿命情報を容易に初期化することができる。
上述の課題を解決するための初期化方法は、装着ステップと、初期化ステップと、を有する。装着ステップは、画像形成装置に使用され、種別情報が記憶された第1メモリを有する第1カートリッジと、画像形成装置に使用され、第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する第2カートリッジと、を前記画像形成装置の本体筐体へ装着するステップである。初期化ステップは、第1メモリに記憶された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、第2メモリに記憶されている寿命情報を、種別情報に基づいて初期化するステップである。
これによれば、装着ステップと初期化ステップを有する初期化方法によって、第2カートリッジをリサイクルする場合に寿命情報を容易に初期化することができる。
本開示の画像形成装置によれば、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
本開示の初期化用カートリッジによれば、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
本開示の初期化方法によれば、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
本開示の初期化用カートリッジによれば、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
本開示の初期化方法によれば、カートリッジをリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
次に、本開示の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、画像形成装置1はモノクロ用のレーザプリンタである。画像形成装置1は、装置本体2と、フィーダ部3と、画像形成部4と、制御装置100と、本体メモリ110と、入力部の一例としての操作パネル26とを備える。
図1に示すように、画像形成装置1はモノクロ用のレーザプリンタである。画像形成装置1は、装置本体2と、フィーダ部3と、画像形成部4と、制御装置100と、本体メモリ110と、入力部の一例としての操作パネル26とを備える。
装置本体2は、中空のケース状である。装置本体2は、左右一対の側壁21と、側壁21を繋ぐ前壁22とを有している。前壁22は、本体開口22Aを有する。前壁22には、本体開口22Aを開閉するカバー23が設けられている。
フィーダ部3は、供給トレイ31と、供給機構32とを備えている。供給トレイ31は、装置本体2の下部に着脱可能に装着される。供給機構32は、供給トレイ31と、供給トレイ31内のシートSを画像形成部4に向けて給紙する。
画像形成部4は、スキャナユニット5と、ベルトユニット6と、定着装置7と、第1カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ8と、第2カートリッジの一例としてのトナーカートリッジ9とを備えている。
スキャナユニット5は、装置本体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット5では、レーザビームを、後述する感光体ドラム81の表面上に高速走査にて照射する。
ベルトユニット6は、ベルト61と、駆動ローラ62と、従動ローラ63と、ベルトメモリ65とを有している。ベルトユニット6は、装置本体2に対して着脱可能である(図2参照)。
ベルト61は、無端状である。駆動ローラ62は、ベルト61を駆動する。従動ローラ63は、ベルト61の駆動に従い回転する。
ベルトメモリ65は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
制御装置100は、例えば、CPU、RAM、ROMおよび入出力回路を備えており、装着されたカートリッジの情報やROMに記憶されたプログラムやデータなどに基づいて演算処理を行うことによって、印刷制御を実行している。
操作パネル26は、装置本体2の外表面に位置している。操作パネル26は、制御装置100と電気的に接続されている。操作パネル26は、制御装置100の指令に基づいて、各種メッセージや確認画面を表示し、ユーザの指示が入力される。
ドラムカートリッジ8は、フィーダ部3とスキャナユニット5との間に配置されている。ドラムカートリッジ8は、装置本体2に対して着脱可能である。具体的に、ドラムカートリッジ8は、装置本体2のカバー23で開閉される本体開口22Aを通して、装置本体2に対して着脱可能である。
図2に示すように、トナーカートリッジ9は、装置本体2に装着可能である。本実施形態では、トナーカートリッジ9は、ドラムカートリッジ8に対して着脱可能である。トナーカートリッジ9は、ドラムカートリッジ8に組み付けられた状態で、装置本体2に装着される。ドラムカートリッジ8またはトナーカートリッジ9を交換する際には、カバー23が開閉される。
図1に戻り、ドラムカートリッジ8は、フレーム80と、感光体ドラム81と、転写ローラ82と、帯電器83と、第1メモリの一例としてのドラムメモリ85とを有している。フレーム80は、トナーカートリッジ9を装着可能である。感光体ドラム81および転写ローラ82は、フレーム80に回転可能に支持されている。
ドラムメモリ85は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
トナーカートリッジ9は、筐体90と、現像ローラ91と、供給ローラ92と、ブレード93と、第2メモリの一例としてのトナーメモリ95とを有している。筐体90は、内部にトナーを収容可能である。現像ローラ91は感光体ドラム81にトナーを供給する。供給ローラ92は筐体90のトナーを現像ローラ91に供給する。ブレード93は、現像ローラ91に供給されたトナーの層厚を規制する。
トナーメモリ95は、例えば、ICチップなどの情報を記憶する媒体であり、ICチップに限られない。
このドラムカートリッジ8では、回転する感光体ドラム81の表面が、帯電器83により一様に帯電された後、スキャナユニット5からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、感光体ドラム81の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、回転駆動される現像ローラ91によってトナーカートリッジ9内のトナーが感光体ドラム81の静電潜像に供給されて、感光体ドラム81の表面上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム81と転写ローラ82の間でシートSが搬送されることで、感光体ドラム81の表面に担持されているトナー像がシートS上に転写される。
定着装置7は、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。加圧ローラ72は、加熱ローラ71と向かいあって位置している。加圧ローラ72は、加熱ローラ71を押圧する。定着装置7は、シートS上に転写されたトナーを、シートSが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着する。
定着装置7で熱定着されたシートSは、定着装置7の下流側に配設される排紙ローラ24に搬送され、この排紙ローラ24から排紙トレイ25上に送り出される。
次に、トナーカートリッジ9のリサイクルに関して説明する。使用済みのトナーカートリッジ9をリサイクルする場合、筐体90の内部にトナーを再充填した後、トナーメモリ95を初期化する必要がある。本実施形態の画像形成装置1は、この初期化を容易にするための構成を備えている。
本実施形態の画像形成装置1に装着されるドラムカートリッジ8には、画像形成に使用される通常のカートリッジと、トナーカートリッジ9のトナーメモリ95を初期化するための初期化用カートリッジとが含まれる。本実施形態において、通常のカートリッジと初期化用カートリッジとは、ドラムメモリ85に記憶されている種別情報のみが異なる。もっとも、初期化用カートリッジは、画像形成動作に使われることはないので、他の構成が異なっていてもよい。例えば、初期化用カートリッジは、帯電器83を備えないなど、画像形成のための一部の構成が省略されていてもよい。
具体的に、図3(a)に示すように、ドラムメモリ85には、ドラムカートリッジ8が画像を形成するためのカートリッジであるか、初期化用のカートリッジであるかの種別を表す種別情報が記憶されている。初期化用のカートリッジである種別を表す種別情報は、トナーカートリッジ9と、初期化用カートリッジと、両方のカートリッジが画像形成装置1に装着された場合、画像形成装置1にトナーカートリッジの寿命情報を初期化させる情報である。
また、初期化用のドラムカートリッジ8のドラムメモリ85には、初期化実行回数と、管理者情報と、販売地域情報とがさらに記憶されている。初期化実行回数は、初期化用のドラムカートリッジ8がトナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した回数である。管理者情報は、トナーカートリッジ9を管理する管理者を識別可能な情報である。管理者情報は、例えば、トナーカートリッジ9のリサイクル品を製造するメーカの情報である。販売地域情報は、初期化用のドラムカートリッジ8の販売地域の情報である。例えば、販売地域情報とは、初期化用のドラムカートリッジ8を販売する国の情報である。
トナーカートリッジ9は、画像形成するためのカートリッジである。図4(a)に示すように、トナーカートリッジ9のトナーメモリ95には、寿命情報と、初期化回数と、販売地域情報と、が記憶されている。
寿命情報は、トナーカートリッジ9の寿命に関する情報である。寿命情報は、例えば、トナーカートリッジ9を用いて印刷された累積印刷枚数と、現像ローラ91の回転回数である。トナーカートリッジ9の寿命は、トナーメモリ95に記憶された累積印刷枚数および現像ローラ91の回転数の少なくともいずれかを用いて判定される。
初期化回数は、トナーカートリッジ9がリサイクルされた回数であるリサイクル回数である。販売地域情報は、トナーカートリッジ9の販売地域の情報である。例えば、販売地域情報とは、ドラムカートリッジ8を販売する国の情報である。
次に、トナーカートリッジ9を初期化するための、制御装置100が実行する処理を説明する。
制御装置100は、画像形成装置1の電源が入れられた場合、または、カバー23が閉じられた場合に、種別読取処理を実行する。種別読取処理は、ドラムメモリ85に記憶された種別情報を読み出す処理である。
制御装置100は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、画像形成するためのカートリッジであることを示す場合、画像形成を実行する。
一方、制御装置100は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、トナーカートリッジ9を初期化するためのカートリッジであることを示す場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化する。
一方、制御装置100は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、トナーカートリッジ9を初期化するためのカートリッジであることを示す場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化する。
図4(a),(b)に示すように、制御装置100は、寿命情報を初期化した場合、トナーメモリ95の累積印刷枚数と、現像ローラ回転回数を初期化する。例えば、制御装置100は、トナーカートリッジ9の累積印刷枚数がx枚であるのを0枚とし、現像ローラ回転回数がy回であるのを0回とする。
また、制御装置100は、寿命情報を初期化した場合、トナーメモリ95の初期化回数を更新する。例えば、制御装置100は、初期化回数がn回であったトナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した場合、初期化回数を1加算してn+1回に更新する。
また、図3(a),(b)に示すように、制御装置100は、トナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した場合、ドラムメモリ85の初期化実行回数を1加算して更新する。例えば、制御装置100は、初期化実行回数がm回であったドラムカートリッジ8が、寿命情報を初期化した場合、初期化実行回数を1加算してm+1回に更新する。
また、図4(a),(b)に示すように、制御装置100は、トナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した場合、ドラムメモリ85に記憶されている管理者情報をトナーメモリ95に記憶させる。例えば、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている管理者情報がA社であった場合、初期化後に、A社を示す管理者情報をトナーメモリ95に記憶させる。
次に、制御装置100は、種別読取処理によって読み出された種別情報が、トナーカートリッジ9を初期化するためのカートリッジであることを示す場合であっても、トナーカートリッジ9を初期化しない場合について説明する。
制御装置100は、トナーメモリ95に記憶されている初期化回数が第1閾値以下であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。すなわち、制御装置100は、トナーカートリッジ9の初期化回数が第1閾値以下であると判定した場合に限り初期化を実行する。
制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている初期化実行回数が第3閾値以下であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。すなわち、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の初期化実行回数が第3閾値以下であると判定した場合に限り初期化を実行する。
制御装置100は、初期化処理において、操作パネル26に、初期化の実行をしてよいか否かの確認メッセージを表示するとともに、許可の指示を入力するためのOKボタンと、初期化の実行をキャンセルする指示を入力するためのキャンセルボタンとを表示する。操作パネル26から初期化の実行を許可する指示が入力されない場合、寿命情報の初期化を実行しない。すなわち、制御装置100は、初期化の実行を許可する指示が入力された場合に限り初期化を実行する。
制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている販売地域情報と、トナーメモリ95に記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。すなわち、制御装置100は、ドラムカートリッジ8とトナーカートリッジ9の販売地域情報が一致した場合に限り初期化を実行する。
次に、図5~図8のフローチャートを参照して、第1実施形態における制御装置100が、実行する処理の一例について説明する。
図5に示すように、制御装置100は、画像形成装置1が電源ON、またはカバー23が閉じられたと判定した場合(S1,Yes)には、ドラムカートリッジ8とトナーカートリッジ9が交換されたかもしれないとして、ドラムメモリ85内情報読込処理を実行する(S2)。制御装置100は、電源ON、またはカバー23が閉じられたと判定しない場合(S1,No)には、画像形成装置1が電源ON、またはカバー23が閉じられるまで待つ。
図6に示すように、ドラムメモリ内情報読取処理(S2)において、制御装置100は、ドラムメモリ85からドラムカートリッジ8の種別情報を読み出す(S21)。次に、制御装置100は、ドラムメモリ85からドラムカートリッジ8の管理者情報を読み出す(S22)。制御装置100は、ドラムメモリ85からドラムカートリッジ8の初期化実行回数を読み出す(S23)。
図5に戻り、ステップS2(S21~S23)の後、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の種別情報が、通常、すなわち画像を形成するためのカートリッジであるか、初期化用のカートリッジであるかを判定する(S3)。
ステップS3において、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の種別情報が通常のカートリッジであると判定した場合(S3,Yes)、通常の画像形成処理を実行するための通常起動処理を実行する(S4)。通常起動処理については、説明を省略する。
一方、ステップS3において、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の種別情報が通常のカートリッジでない、つまり、初期化用カートリッジであると判定した場合(S3,No)、操作パネル26に、初期化の実行を許可するか否かの確認画面を表示する(S5)。
ステップS5において、操作パネル26にトナーメモリ95の初期化を実行するか否かの選択画面を表示されると、ユーザが初期化を実行するか否かの選択をする。このため、ステップS5の後、制御装置100は、トナーメモリ95の初期化の実行を許可する指示が入力されたかを判定する(S6)。
ステップS6において、制御装置100は、トナーメモリ95の初期化の実行を許可する指示が入力されたと判定した場合(S6,Yes)、初期化前エラーチェック(S7)を実行する。ステップS6において、制御装置100は、トナーメモリ95の初期化の実行を許可する指示が入力されたと判定しない場合(S6,No)、トナーメモリ初期化処理を実行せずに処理を終了する。
図7に示すように、制御装置100は、初期化前エラーチェック(S7)において、ドラムカートリッジ8の初期化実行回数が第3閾値以下であるかを判定する(S71)。
ステップS71において、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の初期化実行回数が第3閾値以下であると判定しなかった場合(S71,No)、初期化実行回数エラーを表示し(S72)、ステップS8に移行する。
ステップS71において、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の初期化実行回数が第3閾値以下であると判定した場合(S71,Yes)、トナーメモリ95と通信可能かを判定する(S73)。
ステップS73において、制御装置100は、トナーメモリ95と通信可能であると判定しなかった場合(S73,No)、通信エラーを表示し(S74)、ステップS8に移行する。
ステップS73において、制御装置100は、トナーメモリ95と通信可能であると判定した場合(S73,Yes)、トナーメモリ95の販売地域情報と初期化回数を読み出し(S75)、ドラムメモリ85の販売地域情報とトナーメモリ95の販売地域情報が一致するかを判定する(S76)。
ステップS76において、制御装置100は、ドラムメモリ85の販売地域情報とトナーメモリ95の販売地域情報が一致すると判定しなかった場合(S76,No)、販売地域エラーを表示し(S77)、ステップS8に移行する。
ステップS76において、制御装置100は、ドラムメモリ85の販売地域情報とトナーメモリ95の販売地域情報が一致すると判定した場合(S76,Yes)、トナーカートリッジ9の初期化回数が第1閾値以下であるかを判定する(S78)。
ステップS78において、制御装置100は、トナーカートリッジ9の初期化回数が第1閾値以下であると判定しなかった場合(S78,No)トナーカートリッジ9の初期化回数エラーを表示し(S79)、ステップS8に移行する。
ステップS78において、制御装置100は、トナーカートリッジ9の初期化回数が第1閾値以下であると判定した場合(S78,Yes)、ステップS8に移行する。
図5に戻り、ステップS7の後、制御装置100は、初期化前エラーチェックでチェックしたエラーがないかを判定する(S8)。
ステップS8において、制御装置100は、エラーがないと判定した場合(S8,Yes)、トナーメモリ初期化処理を実行する(S9)。制御装置100は、エラーがないと判定しなかった場合(S8,No)、トナーメモリ初期化処理を実行せずに処理を終了する。
図8に示すように、トナーメモリ初期化処理(S9)において、制御装置100は、トナーメモリ95に、ドラムメモリ85に記憶されていた管理者情報を書き込み(S91)、寿命情報を初期化し(S92)、トナーカートリッジ9の初期化回数を1加算してトナーメモリ95に書き込み(S93)、ドラムメモリ85に記憶されていた初期化実行回数を1加算してドラムメモリ85に書き込む(S94)。
上述した第1実施形態の画像形成装置1によって、トナーカートリッジ9のリサイクルをする場合、次のようにしてトナーメモリ95の初期化を行う。
すなわち、トナーメモリ95の初期化方法は、まず、初期化用のドラムカートリッジ8と、トナーカートリッジ9と、を装置本体2へ装着する(装着ステップ)。そして、画像形成装置1の制御装置100は、ドラムメモリ85の種別情報を読み出し、ドラムメモリ85の種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を、種別情報に基づいて初期化する(初期化ステップ)。
すなわち、トナーメモリ95の初期化方法は、まず、初期化用のドラムカートリッジ8と、トナーカートリッジ9と、を装置本体2へ装着する(装着ステップ)。そして、画像形成装置1の制御装置100は、ドラムメモリ85の種別情報を読み出し、ドラムメモリ85の種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を、種別情報に基づいて初期化する(初期化ステップ)。
上述した第1実施形態の画像形成装置1によれば、次のような効果を奏することができる。
使用済みのトナーカートリッジ9をリサイクルする場合には、トナーを再充填すると共にトナーメモリ95を初期化する必要がある。画像形成装置1によれば、トナーを再充填したトナーカートリッジ9と、初期化用のドラムカートリッジ8を画像形成装置1の装置本体2に装着すれば、トナーメモリ95の寿命情報を初期化することができる。このため、トナーカートリッジ9をリサイクルする場合に、寿命情報を容易に初期化することができる。
また、制御装置100は、トナーメモリ95に記憶されている初期化回数が第1閾値以下であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。このため、トナーカートリッジ9の初期化回数を制限することで、リサイクル品の品質の低下を抑制できる。
また、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている初期化実行可能回数が第4閾値以上であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。このため、初期化用のドラムカートリッジ8がトナーカートリッジ9を初期化する初期化実行可能回数を制限することで、リサイクル品の品質の低下を抑制できる。
また、制御装置100は、初期化処理において、操作パネル26から初期化の実行を許可する指示が入力されない場合、寿命情報の初期化を実行しない。このため、誤ってトナーカートリッジ9のトナーメモリ95を初期化してしまうことを抑制できる。
また、制御装置100は、初期化処理において、寿命情報を初期化する場合、初期化用のドラムメモリ85に記憶されている管理者情報をトナーメモリ95に記憶させる。このため、リサイクルしたトナーカートリッジ9の管理がしやすくなる。
また、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている販売地域情報と、トナーメモリ95に記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない。このため、リサイクルしたトナーカートリッジ9の販売地域を管理しやすくなる。
次に、本開示の第2実施形態について、図9~図10を参照して説明する。ここでは、第1実施形態と異なる部分のみ説明し、その他の部分の説明は省略する。
第2実施形態は、リサイクル前のトナーカートリッジ9のトナー容量と、リサイクル後のトナー容量と、を変更可能であることが第1実施形態と異なる。
第2実施形態は、リサイクル前のトナーカートリッジ9のトナー容量と、リサイクル後のトナー容量と、を変更可能であることが第1実施形態と異なる。
図9に示すように、第2実施形態においては、ステップS3において、制御装置100は、ドラムカートリッジ8の種別情報が、通常、すなわち画像を形成するためのカートリッジであると判定しなかった場合(S3,No)、操作パネル26に初期化を実行するか否かの確認画面と、容量情報確認画面を表示する(S51)。
図10に示すように、制御装置100は、ステップS51で容量情報が入力されると、トナーメモリ初期化処理において(S90)、トナーカートリッジ9の容量情報を書き込む(S922)。
このようにして、第2実施形態では、リサイクル前のトナーカートリッジ9のトナー容量と、リサイクル後のトナー容量と、を変更可能である。
なお、本開示は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
上述した実施形態では、トナーメモリ95には、寿命情報を初期化した回数である初期化回数が記憶されており、制御装置100は、トナーメモリ95に記憶されている初期化回数が第1閾値以下であると判定しない場合、第2メモリに記憶されている寿命情報を初期化しない構成であったが、この形態に限られない。例えば、トナーメモリ95には、寿命情報を初期化が可能な回数である初期化可能回数が記憶されており、制御装置100は、トナーメモリ95に記憶されている初期化可能回数が第2閾値以上であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。この場合、制御装置100は、寿命情報を初期化した場合、トナーメモリの初期化可能回数を1減算して更新する。
上述した実施形態では、ドラムメモリ85には、トナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した回数である初期化実行回数が記憶されており、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている初期化実行回数が第3閾値以下であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない構成であったが、この形態に限られない。例えば、ドラムメモリ85には、トナーカートリッジ9の寿命情報を初期化が可能な回数である初期化実行可能回数が記憶されており、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている初期化実行可能回数が第4閾値以上であると判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。この場合、制御装置100は、トナーカートリッジ9の寿命情報を初期化した場合、ドラムメモリの初期化実行可能回数を1減算して更新する。
上述した実施形態では、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている販売地域情報と、トナーメモリ95に記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない構成であったが、この形態に限られない。例えば、本体メモリ110は、販売地域情報が記憶されており、制御装置100は、本体メモリ110に記憶されている販売地域情報と、トナーメモリ95に記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、トナーメモリ95に記憶されている寿命情報を初期化しない構成としてもよい。
上述した実施形態では、制御装置100は、初期化処理において、操作パネル26から初期化の実行を許可する指示が入力されない場合、寿命情報の初期化を実行しない構成であったが、初期化の実行の許可を確認しない構成としてもよい。
上述した実施形態では、制御装置100は、トナーメモリ95の寿命情報を初期化する場合に、トナーカートリッジ9の累積印刷枚数がx枚であるのを0枚とし、現像ローラ回転回数がy回であるのを0回としていたが、この構成に限られない。例えば、制御装置100は、ドラムメモリ85に記憶されている初期値をトナーメモリ95にコピーすることでトナーメモリ95の寿命情報を初期化しても良い。また、制御装置100は、本体メモリ110に記憶されている初期値をトナーメモリ95にコピーすることでトナーメモリ95の寿命情報を初期化しても良い。
上述した実施形態では、第1カートリッジの一例として、ドラムカートリッジ8を例示したが、第1カートリッジは他のカートリッジでもよい。例えば、第1カートリッジは、ベルトユニットでもよく、トナーカートリッジでもよい。
また、第2カートリッジの一例として、トナーカートリッジ9を例示したが、第2カートリッジは他のカートリッジでもよい。例えば、第2カートリッジは、ベルトユニットでもよく、ドラムカートリッジでもよい。
また、第2カートリッジの一例として、トナーカートリッジ9を例示したが、第2カートリッジは他のカートリッジでもよい。例えば、第2カートリッジは、ベルトユニットでもよく、ドラムカートリッジでもよい。
上述した実施形態においては、トナーカートリッジはドラムカートリッジに組み付けられた状態で装置本体に対して着脱可能であったが、トナーカートリッジおよびドラムカートリッジがそれぞれ単体で装置本体に対して装着可能であってもよい。
上述した実施形態においては、画像形成装置として、モノクロ用のレーザプリンタを例示したが、画像形成装置は、カラー用のレーザプリンタであってもよく、コピー機や複合機であってもよい。
上述した実施形態においては、エラーメッセージを操作パネル26に表示していたが、エラーメッセージを他の場所(例えば画像形成装置に接続されたパソコンなど)に表示してもよいし、音声など他の方法でユーザに報知してもよい。
上述した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施することもできる。
1 画像形成装置
2 装置本体
8 ドラムカートリッジ
9 トナーカートリッジ
23 カバー
26 操作パネル
81 感光体ドラム
85 ドラムメモリ
91 現像ローラ
95 トナーメモリ
100 制御装置
110 本体メモリ
2 装置本体
8 ドラムカートリッジ
9 トナーカートリッジ
23 カバー
26 操作パネル
81 感光体ドラム
85 ドラムメモリ
91 現像ローラ
95 トナーメモリ
100 制御装置
110 本体メモリ
Claims (18)
- 装置本体と、
第1カートリッジであって、前記第1カートリッジが画像を形成するためのカートリッジであるか、初期化用のカートリッジであるかの種別を表す種別情報を記憶する第1メモリを有する第1カートリッジであり、前記装置本体に装着された第1カートリッジと、
画像形成するための第2カートリッジであって、前記第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する第2カートリッジであり、前記装置本体に装着された第2カートリッジと、
制御装置と、を備える画像形成装置であって、
前記制御装置は、
前記第1メモリに記憶された前記種別情報を読み出す種別読取処理と、
前記種別読取処理によって読み出された種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化する初期化処理と、
を実行することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御装置は、
前記種別読取処理によって読み出された種別情報が、画像形成するためのカートリッジであることを示す場合、画像形成を実行することを特徴とする請求項1の画像形成装置。 - 前記第2メモリには、前記寿命情報を初期化した回数である初期化回数が記憶されており、
前記制御装置は、
第2メモリに記憶されている前記初期化回数が第1閾値以下であると判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、
前記寿命情報を初期化した場合、前記第2メモリの前記初期化回数を更新することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記初期化回数は、前記第2カートリッジがリサイクルされたリサイクル回数であることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の画像形成装置。
- 前記第2メモリには、前記寿命情報を初期化が可能な回数である初期化可能回数が記憶されており、
前記制御装置は、
第2メモリに記憶されている前記初期化可能回数が第2閾値以上であると判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、
前記寿命情報を初期化した場合、前記第2メモリの前記初期化可能回数を更新することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 前記第1メモリには、前記第2カートリッジの前記寿命情報を初期化した回数である初期化実行回数が記憶されており、
前記制御装置は、
第1メモリに記憶されている前記初期化実行回数が第3閾値以下であると判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、
前記第2カートリッジの前記寿命情報を初期化した場合、前記第1メモリの前記初期化実行回数を更新することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記第1メモリには、前記第2カートリッジの前記寿命情報を初期化が可能な回数である初期化実行可能回数が記憶されており、
前記制御装置は、
第1メモリに記憶されている前記初期化実行可能回数が第4閾値以上であると判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御装置は、
前記第2カートリッジの前記寿命情報を初期化した場合、前記第1メモリの前記初期化実行可能回数を更新することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、
初期化の実行を許可する指示を入力するための入力部をさらに備え、
前記制御装置は、
前記初期化処理において、前記入力部から初期化の実行を許可する指示が入力されない場合、前記寿命情報の初期化を実行しないことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、前記第1カートリッジ、または、前記第2カートリッジを交換する際に開閉されるカバーをさらに備え、
前記制御装置は、前記画像形成装置の電源が入れられた場合、または、前記カバーが閉じられた場合に、前記種別読取処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1メモリに記憶された前記種別情報が初期化用のカートリッジであることを示す場合、前記第1メモリには、前記第1カートリッジを管理する管理者を識別可能な管理者情報がさらに記憶されており、
前記制御装置は、前記初期化処理において、前記寿命情報を初期化する場合、前記第1メモリに記憶されている前記管理者情報を前記第2メモリに記憶させることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、本体メモリをさらに備え、
前記本体メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、
前記第2メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、
前記制御装置は、前記本体メモリに記憶されている販売地域情報と、前記第2メモリに記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記第1メモリに記憶された前記種別情報が初期化用のカートリッジであることを示す場合、前記第1メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、
前記第2メモリには、販売地域情報がさらに記憶されており、
前記制御装置は、前記第1メモリに記憶されている販売地域情報と、前記第2メモリに記憶されている販売地域情報と、が一致したと判定しない場合、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を初期化しないことを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 画像形成装置に装着される初期化用カートリッジであって、
前記初期化用のカートリッジである種別を表す種別情報が記憶された第1メモリを有し、
前記初期化用のカートリッジである種別を表す種別情報は、
画像形成するために使われる第2カートリッジであって、前記第2カートリッジの寿命情報が記憶された第2メモリを有する第2カートリッジと、前記初期化用カートリッジと、が前記画像形成装置に装着された場合、前記画像形成装置に前記第2カートリッジの前記寿命情報を初期化させる情報であること特徴とする初期化用カートリッジ。 - 初期化方法であって、
画像形成装置に使用され、種別情報が記憶された第1メモリを有する第1カートリッジと、画像形成装置に使用され、第2カートリッジの寿命に関する寿命情報が記憶された第2メモリを有する第2カートリッジと、を前記画像形成装置の本体筐体へ装着する装着ステップと、
前記第1メモリに記憶された前記種別情報が、初期化用のカートリッジであることを示す場合に、前記第2メモリに記憶されている前記寿命情報を、前記種別情報に基づいて初期化する初期化ステップと、を有することを特徴とする初期化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021013392A JP2022116959A (ja) | 2021-01-29 | 2021-01-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021013392A JP2022116959A (ja) | 2021-01-29 | 2021-01-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022116959A true JP2022116959A (ja) | 2022-08-10 |
Family
ID=82749716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021013392A Pending JP2022116959A (ja) | 2021-01-29 | 2021-01-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022116959A (ja) |
-
2021
- 2021-01-29 JP JP2021013392A patent/JP2022116959A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4548477B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20230273545A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP5171882B2 (ja) | 筐体係合構造及び画像形成装置 | |
JP2022116959A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5786366B2 (ja) | 印刷装置 | |
JP7354707B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20210286318A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP5847114B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7275753B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7226015B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7275906B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003122083A (ja) | 画像形成装置 | |
JP7367320B2 (ja) | 現像カートリッジ、ドラムカートリッジ、ベルトユニットおよび画像形成装置 | |
JP2020016785A (ja) | 現像剤搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4475363B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4492755B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006201244A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2016218342A (ja) | 画像形成装置、それに用いるトナーカートリッジ及び廃棄容器並びにそのトナーカートリッジの利用方法 | |
JP2022052862A (ja) | ドラムカートリッジ | |
JP2023161298A (ja) | ドラムカートリッジおよび画像形成装置。 | |
JP2021004971A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022052860A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2022029995A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5018802B2 (ja) | リコール対象製品所在判別システム、画像形成装置、リコール対象製品所在判別プログラム | |
JP2011227254A (ja) | 画像形成装置 |