JP2022115443A - プラズマ処理装置、高周波電力給電回路、およびインピーダンス整合方法 - Google Patents

プラズマ処理装置、高周波電力給電回路、およびインピーダンス整合方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2022115443000001
【課題】広い周波数帯域で高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスを整合できる技術を提供する。
【解決手段】基板に対してプラズマ処理を施すプラズマ処理装置100bは、基板Wが収容される処理容器1と、処理容器内にプラズマを生成するための高周波電力が印加される電極10と、電極に高周波電力を印加する高周波電源30と、高周波電源から電極へ高周波電力を給電する高周波電力給電回路40bとを備える。高周波電力給電回路は、高周波電源から電極へ給電する給電路と、給電路に接続され、プラズマ側のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部42を含み、高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる整合器とを有する。
【選択図】図9

Description

本開示は、プラズマ処理装置、高周波電力給電回路、およびインピーダンス整合方法に関する。
半導体製造プロセスにはプラズマ処理装置が多用されている。プラズマ処理装置は、被処理基板が収容されたチャンバーを有するプラズマ処理部へ高周波電力を供給してチャンバー内にプラズマを生成させ、そのプラズマによってエッチング処理や成膜処理等のプラズマ処理を行う。
このようなプラズマ処理装置では、処理中に高周波電源からプラズマ処理部へ効率良く高周波電力を供給するために、電源側のインピーダンスと負荷側(プラズマ側)のインピーダンスを整合する必要がある。このような観点から、高周波電源とプラズマ処理部との間に、2つの可変受動素子(例えば可変キャパシタ)を含むインピーダンス整合器を設ける技術が用いられている(例えば特許文献1)。
特開2011-124192号公報
本開示は、広い周波数帯域で高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスを整合できる技術を提供する。
本開示の一態様に係るプラズマ処理装置は、基板に対してプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、基板が収容される処理容器と、前記処理容器内にプラズマを生成するための高周波電力が印加される電極と、前記電極に高周波電力を印加する高周波電源と、前記高周波電源から前記電極へ高周波電力を給電する高周波電力給電回路と、を備え、前記高周波電力給電回路は、前記高周波電源から前記電極へ給電する給電路と、前記給電路に接続され、前記プラズマ側のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部を含み、前記高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる整合器と、を有する。
本開示によれば、広い周波数帯域で高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスを整合できる技術が提供される。
第1の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。 第1の実施形態に係るプラズマ処理装置において、負性インピーダンス部として負性インピーダンス変換回路を用い、増幅器として昇圧トランスを用いた具体例を示す構成図である。 従来の整合器の一例を示す回路図である。 従来の整合器を用いた場合のインピーダンス整合を説明するための図である。 従来の整合技術を用いて複数の周波数の高周波電力を投入してプラズマを生成する場合の装置構成を示す図である。 第1の実施形態の整合器を用いた場合のインピーダンス整合を説明するための図である。 第1の実施形態の高周波電力給電回路を用いて複数の周波数の高周波電源から複数の周波数の高周波電力を投入する場合を示す図である。 第2の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。 第3の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。 第3の実施形態に係るプラズマ処理装置において、負性インピーダンス部として負性インピーダンス変換回路を用いた具体例を示す構成図である。 負性インピーダンス変換回路に用いるオペアンプの構造例を示す図である。 負性インピーダンス変換回路に用いるオペアンプの具体的な回路の例を示す図である。 第3の実施形態に係るプラズマ処理装置に負性インピーダンス部として用いる負性インピーダンス変換回路の変形例を示す図である。 第4の実施形態に係るプラズマ処理装置の要部を概略的に示す断面図である。 図14のプラズマ処理装置おける高周波電力給電回路の変形例を示す図である。 第5の実施形態に係るプラズマ処理装置の要部を概略的に示す断面図である。 第6の実施形態に係るプラズマ処理装置の要部を概略的に示す断面図である。 第7の実施形態に係るプラズマ処理装置の要部を概略的に示す断面図である。 10MHzと5MHzの2周波重畳時の電圧波形を示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態について説明する。
図1は、第1の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。
プラズマ処理装置100は、基板Wに対してプラズマ処理を行うものであり、容量結合プラズマ処理装置として構成されている。基板Wとしては、例えば半導体ウエハを挙げることができるが、これに限定されない。
プラズマ処理装置100は、略円筒状の金属製の処理容器(チャンバー)1を有している。処理容器1は接地されている。処理容器1の内部には、基板Wを水平に載置するための基板載置台2が設けられている。基板載置台2は接地された下部電極を含んでいる。図示の例では、基板載置台2が金属製であり、基板載置台2が下部電極として機能し、基板載置台2は接地されている。基板載置台2は絶縁体で構成されていてもよく、その場合は、基板載置台2は金属製の接地された下部電極が埋設された構成をとることができる。下部電極は、可変コンデンサおよび/またはインダクタを有し得るインピーダンス調整回路を介して接地することができる。
基板載置台2には、プラズマ処理に応じて、加熱機構または冷却機構を有していてもよい。また基板載置台2には、その上面に対し突没可能に複数の昇降ピン(図示せず)が挿通されており、昇降機構(図示せず)による複数の昇降ピンの昇降動作により、基板載置台2に対する基板Wの授受が行われるようになっている。
処理容器1の上部には、開口が形成されており、開口には絶縁部材9を介してシャワーヘッド10が基板載置台2に対向するように嵌め込まれている。シャワーヘッド10は金属製であり、全体形状が円筒状をなし、上部電極を含んでいる。図示の例ではシャワーヘッド10自体が上部電極として機能するが、シャワーヘッド10の一部が上部電極であってもよい。シャワーヘッド10は、下部に開口を有する本体部11と、本体部11の開口を塞ぐように設けられたシャワープレート12とを有し、これらの間の内部空間はガス拡散空間として機能する。シャワープレート12には複数のガス吐出孔13が形成されている。
シャワーヘッド10にはガス導入孔14が形成されており、ガス供給部20から供給されたプラズマ処理のための処理ガスがガス導入孔14を介してシャワーヘッド10内に導入される。そして、シャワーヘッド10内に導入された処理ガスがガス吐出孔13から処理容器1内に吐出され、上部電極であるシャワーヘッド10と下部電極である基板載置台2との間の空間に処理ガスが供給される。
ガス供給部20は、プラズマ処理に必要な処理ガス、プラズマ生成ガス、パージガス等の複数のガスを供給するように構成されている。処理ガスとしては、実施されるプラズマ処理に応じて適切なものが選択される。ガス供給部20は、複数のガス供給源およびガス供給配管を有し、ガス供給配管には、バルブ類およびマスフローコントローラのような流量制御器が設けられている。
処理容器1の底壁には排気口51が設けられており、排気口51には排気管52を介して排気装置53が接続されている。排気装置53は自動圧力制御バルブと真空ポンプを有し、排気装置53により処理容器1内を排気するとともに、処理容器1内を所望の真空度に保持することが可能となっている。
図示していないが、処理容器1の側壁には、処理容器1に対して基板Wを搬入出するための搬入出口が設けられており、この搬入出口はゲートバルブで開閉するように構成されている。
上部電極であるシャワーヘッド10のほぼ中央には、高周波電力給電回路40を介して高周波電源30が接続されている。高周波電源30から上部電極であるシャワーヘッド10へ高周波電力が供給されることにより、上部電極であるシャワーヘッド10と下部電極である基板載置台2との間に容量結合プラズマが生成される。高周波電源30の周波数は、0.1~1000MHzの範囲が好ましい。
高周波電力給電回路40は、高周波電源30からの給電路41と、整合器としての負性インピーダンス部42と、昇圧または増幅部43とを有する。
給電路41は、高周波電源30から上部電極であるシャワーヘッド10へ接続されている。負性インピーダンス部42は、給電路41に接続され、処理容器(チャンバー)1内に生成されるプラズマ(負荷)のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現し、電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる整合器として機能する。負性インピーダンス部42は、負荷であるプラズマのインピーダンスに対応する負のインピーダンスを有するので、負荷であるプラズマのインピーダンスを周波数特性を含めて打ち消すように機能する。
負性インピーダンス部42は、負性インピーダンス変換回路で構成されていてもよいし、メタマテリアルで構成されていてもよい。
負性インピーダンス変換回路とは、負のインピーダンスを実現する回路をいう。また、メタマテリアルとは、電磁波の波長より小さな構造体を集積化して物質の電磁気学的な特性を人工的に操作した人工物質であり、電磁波に対して、自然界の物質にはないふるまいを実現できる。本例の場合は、負のインピーダンスを実現するように構成される。
昇圧または増幅部43は、給電路41の負性インピーダンス部42の下流側に設けられ、負性インピーダンス部42の出力を高電圧で出力する機能を有する。昇圧または増幅部43としては、電圧を昇圧する昇圧器または電力を増幅させる増幅器を用いることができる。昇圧器としては、昇圧トランスを用いた昇圧回路を用いることができ、増幅器としては、トランジスタを用いた増幅回路を用いることができる。
高周波電力給電回路40の具体例を図2に示す。図2は、負性インピーダンス部42として負性インピーダンス変換回路を用い、昇圧または増幅部43として昇圧トランスを含む昇圧器を用いた例である。本例では、負性インピーダンス部42としての負性インピーダンス変換回路は、オペアンプ44と2つの抵抗器45および46とを有する。オペアンプ44の反転入力端子47は高周波電源30からの給電路41に接続されている。オペアンプ44の出力端子48からの出力は、抵抗器45を介して反転入力端子47に再度入力されるとともに、抵抗器46を介して非反転入力端子49に入力されるように構成されている。そして、非反転入力端子49は昇圧または増幅部43を構成する昇圧器の昇圧トランスに接続されている。
図2の負性インピーダンス変換回路(負性インピーダンス部42)においては、上部電極であるシャワーヘッド10と下部電極である基板載置台2との間に生成されるプラズマのインピーダンスが負に反転されたインピーダンスを実現するように構成される。抵抗器45,46の大きさおよびオペアンプ44は目的の機能を有するように適宜設定される。なお、抵抗器45,46の代わりにキャパシタやコイル等の他のインピーダンス素子を用いてもよい。
なお、負性インピーダンス変換回路としては、図2のようなオペアンプを用いたものに限らず、トランジスタを用いた回路等、従来公知の種々の回路を用いることができる。
プラズマ処理装置100の構成部であるガス供給部20のバルブ類や流量制御器、高周波電源等は、制御部60により制御される。制御部60は、CPUを有する主制御部と、入力装置、出力装置、表示装置、および記憶装置とを有している。そして、記憶装置の記憶媒体に記憶された処理レシピに基づいてプラズマ処理装置100の処理が制御される。
次に、以上のように構成されたプラズマ処理装置100における動作について説明する。
まず、ゲートバルブ(図示せず)を開にして搬送装置(図示せず)により基板Wを搬入出口を介して処理容器1内に搬入し、基板載置台2上に載置する。搬送装置を退避させた後、ゲートバルブを閉じる。
次いで、処理容器1を調圧した後、処理容器1内に処理ガスを導入しつつ、高周波電源30から高周波電力を高周波電力給電回路40を介して上部電極であるシャワーヘッド10に供給する。これにより、上部電極であるシャワーヘッド10と下部電極である基板載置台2との間に高周波電界が形成され、これらの間に容量結合プラズマが生成され、このプラズマにより基板Wに対し、エッチングや成膜等のプラズマ処理が行われる。
ところで、高周波電力を負荷(プラズマ)に投入する場合、電源側のインピーダンスと負荷側のインピーダンスを整合させる必要がある。整合をとらない場合、電力が十分に負荷に投入されず、電源側に反射してしまう。このため、従来は、特許文献1に記載されているように、2つの可変受動素子を含むインピーダンス整合器が用いられていた。具体的には、従来は、例えば図3に示すように、高周波電源130と負荷(プラズマ)140との間に、2つの可変キャパシタ151および152、およびコイル153を有する整合器150を設けて、電源側のインピーダンスと負荷(プラズマ)側のインピーダンスの整合をとっていた。
しかし、このような従来の整合器の場合、図4のように、プラズマのインピーダンス(リアクタンス)に対して、ある一点の周波数のみでしか整合がとれない。
プラズマに対し矩形波やノコギリ波等の任意の電圧波形を印加することができれば、イオンエネルギー分布制御や電子エネルギー分布制御が可能となるが、矩形波やノコギリ波は複数の周波数成分を有しており、従来の整合技術では整合がとれない。
また、複数の周波数の高周波電力を処理容器(チャンバー)に投入してプラズマを生成する場合、従来の整合技術では、図5に示すように、複数の周波数の高周波電源130a,130b,130cのそれぞれに対応して整合器150a,150b,150cを設ける必要があり、システムが巨大化し、高コスト化する。
これに対して、本実施形態では、プラズマのインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部42を設けることにより、図6に示すように、プラズマのインピーダンス(リアクタンス)を周波数特性を含めて打ち消すことができる。このため、理論的には全ての周波数においてインピーダンスを整合することが可能となり、広い周波数帯域で電源側と負荷側のインピーダンスを整合することができる。
このように広い周波数帯域でインピーダンス整合が可能であることから、複数の周波数成分を有する矩形波やノコギリ波であっても整合が可能となる。また、図7に示すように、複数の周波数の高周波電源30a~30cを設け、複数の周波数の高周波電力を処理容器(チャンバー)に投入する場合にも、一つの負性インピーダンス部42を設ければよく、システムの巨大化、高コスト化を招くことがない。
負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路は公知であるが、いずれも通信分野のような低電圧の用途を想定したものであり、プラズマ着火のような高電圧用途へ適用した例はない。例えば図2に示すようなオペアンプを用いた負性インピーダンス変換回路において、汎用のオペアンプは15V以下の低電圧で駆動する素子を使用しているため、50V以上の高電圧が必要なプラズマ着火には対応が困難である。
これに対して、本実施形態では、高周波電力給電回路40を、整合器を構成する負性インピーダンス部42の後段に昇圧または増幅部43を設けた構成としたので、負性インピーダンス部42の出力電圧が小さくても、プラズマの着火に必要な電圧を確保することが可能となる。
図8は、第2の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100aは、第1の実施形態の高周波電力給電回路40の代わりに、複数の負性インピーダンス部42を有する整合器と、複数の負性インピーダンス部42の出力を合成する合成器とを備えた高周波電力給電回路40aを設けている。図8のプラズマ処理装置100aにおいて図1のプラズマ処理装置100と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態のプラズマ処理装置100aでは、高周波電源30からの高周波電力を複数の負性インピーダンス部42に供給し、複数の負性インピーダンス部42からの出力を合成器55で合成し、投入電力を増加させる。そして、合成した後、第1の実施形態と同様に、出力を昇圧または増幅部43として用いた昇圧器で昇圧する。このように、昇圧または増幅部43を構成する昇圧器による電圧上昇に加え、複数の負性インピーダンス部42を用いることで十分な電力を確保することができる。例えば、シャワーヘッド10に電圧として25V~2kV、合成電力として0.1W~50kWを印加することができる。このように電圧と電力を大きくすることにより、プラズマ着火をより容易に行うことができる。
図9は、第3の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す断面図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100bは、第1の実施形態の高周波電力給電回路40から昇圧または増幅部43を除いた高周波電力給電回路40bを設けている。図9のプラズマ処理装置100bにおいて、図1のプラズマ処理装置100と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態のプラズマ処理装置100bでは、整合器を構成する負性インピーダンス部42の出力電圧をプラズマ着火可能な電圧とし、負性インピーダンス部42を上部電極であるシャワーヘッド10に直接接続している。
上述したように、負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路は、通信分野のような低電圧の用途を想定したものであり、プラズマ着火のような高電圧用途へ適用した例はない。例えば、オペアンプを用いた負性インピーダンス変換回路において、汎用のオペアンプは15V以下の低電圧で駆動する素子を使用しているため、50V以上の高電圧が必要なプラズマ着火には対応が困難である。このため、第1の実施形態および第2の実施形態では、昇圧または増幅部43として昇圧トランスのような昇圧器を用いている。
しかし、整合器を構成する負性インピーダンス部42自体をプラズマ着火が可能な電圧を出力するものとすれば昇圧または増幅部43は不要であり、本実施形態では昇圧または増幅部43を用いずに高周波電力給電回路を構成している。
例えば、負性インピーダンス部42を、図10に示すように、オペアンプ44を有する負性インピーダンス変換回路で構成した場合、オペアンプ44を汎用のものではなく、高電圧仕様とすることでプラズマ着火可能な出力電圧を実現することができる。
図11に示すように、オペアンプ44は、入力段71、利得段72、出力段73を有している。具体的な回路は、複数のトランジスタを組み合わせたものであり、例えば、図12に示すような構成を有する。入力段71は作動増幅段であり、反転入力端子47と非反転入力端子49の間の差電圧を増幅し、同相信号成分は増幅せずに打ち消す。利得段72はオペアンプ44の開放利得を増加させる。利得段72の間には発振防止用の位相補償容量74が接続されている。出力段73は、複数のトランジスタ81を有するプッシュプル回路となっており、トランジスタ81により出力電圧が決定される。したがって、トランジスタ81を本実施形態で用いる高周波数においてプラズマ着火が可能な程度の高電圧のものとする。このような高電圧で高周波動作が可能な高性能のトランジスタとしては、例えば、GaN、Ga、ダイヤモンド等を挙げることができる。
また、図13に示すように、負性インピーダンス部42として、オペアンプ44として汎用のものを用い、その後段にプラズマ着火が可能な高電圧を実現するトランジスタ回路等の昇圧回路56を接続した負性インピーダンス変換回路を用いてもよい。
図14は、第4の実施形態に係るプラズマ処理装置の要部を概略的に示す断面図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100cは、第3の実施形態と同様の負性インピーダンス部42を増幅器を介することなくシャワーヘッド10に接続する構成であるが、負性インピーダンス部42を複数有する高周波電力給電回路40cを設けている。図14のプラズマ処理装置100cにおいて、図1のプラズマ処理装置100と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
図14の例では、複数の負性インピーダンス部42のそれぞれから延びる給電線が上部電極であるシャワーヘッド10に接続され、多点給電するように構成されている。図15のように複数の負性インピーダンス部42からの出力を合成器57で合成して上部電極であるシャワーヘッド10に一点で給電してもよい。
このように複数の負性インピーダンス部42を設けることにより、一つの負性インピーダンス部42を設けた第3の実施形態に比較して電力を大きくすることができる。
図16は、第5の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す構成図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100dは、負性インピーダンス部42を含む整合器のインピーダンスを調整可能としたものである。負荷であるプラズマのインピーダンスの変動が少ない場合は負性インピーダンス部42を含む整合器のインピーダンスを調整する必要がないが、プラズマの条件が変動してプラズマのインピーダンスが大きく変動する場合は調整が必要となることがある。
本実施形態のプラズマ処理装置100dは、負性インピーダンス部42とインピーダンス調整部としての可変リアクタンス回路91とで構成された整合器を有する高周波電力給電回路40dを設けている。図16では、負性インピーダンス部42として、図2に示すようなオペアンプ44を有する負性インピーダンス変換回路を用いた例を示している。
可変リアクタンス回路91は、可変コイルおよび/または可変キャパシタを有し、負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路に接続されている。
本実施形態では、処理容器1内に生成されるプラズマの条件変動に応じて可変リアクタンス回路91で整合器のインピーダンスを調整する。これにより、プラズマのインピーダンスが変動しても電源側のインピーダンスを負荷であるプラズマのインピーダンスに整合させることができる。
図17は、第6の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す構成図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100eは、第5の実施形態と同様、負性インピーダンス部42を含む整合器のインピーダンスを調整可能として、プラズマのインピーダンスが大きく変動する場合にも対応できるようにしたものである。
本実施形態のプラズマ処理装置100eは、負性インピーダンス部42とインピーダンス調整部としてのプラズマ生成部92とで構成された整合器を有する高周波電力給電回路40eを設けている。図17においても、負性インピーダンス部42として、図2に示すようなオペアンプ44を有する負性インピーダンス変換回路を用いた例を示している。
プラズマ生成部92は、上部電極10´および下部電極2´を有する。プラズマ生成部92には、処理容器1と同一レシピで同時にプラズマが生成される。プラズマ生成部92は負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路に接続されている。
このように、本実施形態では、処理容器1内に生成されるプラズマと同じレシピでプラズマが生成されるプラズマ生成部92を負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路に接続する。これにより、処理容器1内に生成されるプラズマと同じインピーダンスが負性インピーダンス変換回路で負に反転され、整合器のインピーダンスとなる。このため、整合器のインピーダンスが処理容器1内のプラズマのインピーダンスを打ち消すことができ、プラズマのインピーダンスが変動しても電源側のインピーダンスを負荷であるプラズマのインピーダンスに整合させることができる。
図18は、第7の実施形態に係るプラズマ処理装置を概略的に示す構成図である。
本実施形態のプラズマ処理装置100fは、第5および第6の実施形態と同様、負性インピーダンス部42を含む整合器のインピーダンスを調整可能として、プラズマのインピーダンスが大きく変動する場合にも対応できるようにしたものである。
本実施形態のプラズマ処理装置100fは、負性インピーダンス部42とインピーダンス調整部としてのインピーダンスミラリング回路93とで構成された整合器を有する高周波電力給電回路40fを設けている。図18においても、負性インピーダンス部42として、図2に示すようなオペアンプ44を有する負性インピーダンス変換回路を用いた例を示している。
インピーダンスミラリング回路93は、オペアンプ等の能動素子を有し、処理容器1内のプラズマと同じインピーダンスが実現されるようにインピーダンスが調整されており、負性インピーダンス部42を構成する負性インピーダンス変換回路に接続されている。
このため、処理容器1内のプラズマと同じインピーダンスを有するインピーダンスミラリング回路93のインピーダンスが負性インピーダンス変換回路で負に反転され、整合器のインピーダンスとなる。このため、整合器のインピーダンスが処理容器1内のプラズマのインピーダンスを打ち消すことができ、プラズマのインピーダンスが変動しても電源側のインピーダンスを負荷であるプラズマのインピーダンスに整合させることができる。
次に、実験結果について説明する。
まず、ネットワークアナライザを用いて、図2に示す負性インピーダンス変換回路の電力反射を測定した。その結果、周波数が13.5~310MHzの範囲で、反射電力に対応するSパラメータで表される反射割合S11が-10dB以下(電力の反射が1/10以下)であることが確認された。すなわち、負性インピーダンス変換回路を用いることにより広い周波数帯域でインピーダンス整合を行えることが確認された。
次に、負性インピーダンス部としてオペアンプを用いた負性インピーダンス変換回路を複数設け、さらに昇圧器として昇圧トランスを設けた、図8に示す構造の高周波電力給電回路を有する小型のプラズマ処理装置を準備し、プラズマ着火試験を行った。その結果、プラズマの着火が達成された。
次に、負性インピーダンス部としてオペアンプを用いた負性インピーダンス変換回路を用い、高周波電力として10MHzと5~15MHzの2周波重畳にてプラズマ着火試験を行った、その結果、プラズマの着火が達成された。10MHzと5MHzの2周波重畳時の電圧波形を図19に示す。この図に示すように2周波重畳にてプラズマを生成した際の電圧波形に歪は見られなかった。このことから、整合器として負性インピーダンス変換回路を用いることにより、負荷がプラズマであっても複数の周波数に対してインピーダンス整合を達成できていることが推測された。
以上、いくつかの実施形態について説明したが、今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の特許請求の範囲およびその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
例えば、上記実施形態では、高周波電力を上部電極に印加する例について示したが、これに限らず、下部電極に印加してもよく、また、上部電極と下部電極の両方に印加してもよい。
また、上記実施形態では、プラズマとして容量結合プラズマを用いた場合を示したが、これに限らず、誘導結合プラズマやマイクロ波プラズマ等の他のプラズマであってもよい。
1;処理容器(チャンバー)
2;基板載置台(下部電極)
10;シャワーヘッド(上部電極)
20;ガス供給部
30,30a~30c;高周波電源
40,40a,40b,40c,40d,40e,40f;高周波電力給電回路
42;負性インピーダンス部(負性インピーダンス変換回路)
44;オペアンプ
100,100a,100b,100c,100d,100e,100f;プラズマ処理装置
W;基板

Claims (20)

  1. 基板に対してプラズマ処理を施すプラズマ処理装置であって、
    基板が収容される処理容器と、
    前記処理容器内にプラズマを生成するための高周波電力が印加される電極と、
    前記電極に高周波電力を印加する高周波電源と、
    前記高周波電源から前記電極へ高周波電力を給電する高周波電力給電回路と、
    を備え、
    前記高周波電力給電回路は、
    前記高周波電源から前記電極へ給電する給電路と、
    前記給電路に接続され、前記プラズマ側のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部を含み、前記高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる整合器と、
    を有する、プラズマ処理装置。
  2. 前記負性インピーダンス部は、負性インピーダンス変換回路またはメタマテリアルで構成される、請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記負性インピーダンス変換回路は、オペアンプを有する、請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記オペアンプの出力段は、前記プラズマが着火可能な程度の電圧を出力する複数のトランジスタを有する、請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記負性インピーダンス変換回路は、前記オペアンプの後段に設けられた、プラズマ着火可能な程度の電圧を出力する昇圧回路をさらに有する、請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記整合器は前記負性インピーダンス部を複数有する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記高周波電力給電回路は、複数の前記負性インピーダンス部の出力を合成する合成器をさらに有する、請求項6に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記高周波電力給電回路は、前記負性インピーダンス部の出力を昇圧する昇圧器、または出力を増幅する増幅器をさらに有する、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記整合器は、前記負性インピーダンス部に接続され、前記整合器のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部をさらに有する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記インピーダンス調整部は、可変キャパシタおよび/または可変コイルを有する可変リアクタンス回路を有する、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記インピーダンス調整部は、前記処理容器に生成されるプラズマと同一レシピでプラズマが生成されるプラズマ生成部を有する、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記インピーダンス調整部は、能動素子を有し、前記処理容器内のプラズマと同じインピーダンスを有するようにインピーダンスが調整されるインピーダンスミラリング回路を有する、請求項9に記載のプラズマ処理装置。
  13. 高周波電源からプラズマを生成するための高周波電力を電極に給電する高周波電力給電回路であって、
    前記高周波電源から前記電極へ給電する給電路と、
    前記給電路に接続され、前記プラズマ側のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部を含み、前記高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる整合器と、
    を有する、高周波電力給電回路。
  14. 前記負性インピーダンス部は、負性インピーダンス変換回路または負のインピーダンスを有するメタマテリアルである、請求項13に記載の高周波電力給電回路。
  15. 前記負性インピーダンス変換回路は、オペアンプを有する請求項14に記載の高周波電力給電回路。
  16. 前記整合器は前記負性インピーダンス部を複数有する、請求項13から請求項15のいずれか一項に記載の高周波電力給電回路。
  17. 前記負性インピーダンス部の出力を昇圧する昇圧器、または出力を増幅する増幅器をさらに有する、請求項13から請求項16のいずれか一項に記載の高周波電力給電回路。
  18. 前記整合器は、前記負性インピーダンス部に接続され、前記整合器のインピーダンスを調整するインピーダンス調整部をさらに有する、請求項13から請求項17のいずれか1項に記載の高周波電力給電回路。
  19. 高周波電力を供給してプラズマを生成する際に実行されるインピーダンス整合方法であって、
    高周波電源から給電路を介してプラズマを生成するための高周波電力を電極に給電する工程と、
    前記給電路に接続され、前記プラズマ側のインピーダンスに対応する負のインピーダンスを実現する負性インピーダンス部を含む整合器により、前記高周波電源側のインピーダンスと負荷であるプラズマ側のインピーダンスとを整合させる工程と、
    を含む、インピーダンス整合方法。
  20. 前記負性インピーダンス部は、負性インピーダンス変換回路または負のインピーダンスを有するメタマテリアルである、請求項19に記載のインピーダンス整合方法。
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