JP2022112909A - 電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法 - Google Patents

電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】転送速度の特性が異なる複数の転送モードを有する記録媒体を適切に利用することが可能な電子機器およびその制御方法を提供すること。【解決手段】 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器である。電子機器は、接続された記録媒体が第2の転送モードに対応している場合、最低転送速度が記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ第1の転送モードを用い、最低転送速度が必要な転送速度より高くなければ第2の転送モードを用いることを決定する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法に関し、特には記録媒体を用いる電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法に関する。
デジタルカメラやスマートフォンなど、撮像機能を有する電子機器では、撮像機能で得られた画像データの記録媒体としてメモリカードが広く用いられている。また、メモリカードにはデータ転送速度の異なる複数の転送モードを有するものがある(特許文献1)。
特開2013-258469号公報
記録や再生をすべき画像データのデータレートがメモリカードの転送速度を超える場合、画像データの記録や再生が正常にできなくなったり、電子機器の動作が遅くなったりする。そのため、転送速度の異なる複数の転送モードを有するメモリカードについては、適切な転送モードを選択する必要がある。
例えば、メモリカードが、最低転送速度が保証される第1転送モードと、最低転送速度が保証されないが最高転送速度が第1転送モードより高い第2転送モードとを有する場合、安定した転送と高速な転送とを適切に使い分けることが重要である。この課題は、撮像に限らず、任意の手法によってデータを生成、記録する電子機器に当てはまる。
本発明は、転送速度の特性が異なる複数の転送モードを有する記録媒体を適切に利用することが可能な電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法を提供することを1つの目的とする。
上述の目的は、最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器であって、接続された記録媒体と通信する通信手段と、通信手段が通信に用いる転送モードを決定する決定手段を有し、決定手段は、接続された記録媒体が第2の転送モードに対応している場合、最低転送速度が記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ第1の転送モードを用い、最低転送速度が必要な転送速度より高くなければ第2の転送モードを用いることを決定し、接続された記録媒体が第2の転送モードに対応していない場合には第1の転送モードを用いることを決定することを特徴とする電子機器によって達成される。
本発明によれば、転送速度の特性が異なる複数の転送モードを有する記録媒体を適切に利用することが可能な電子機器、撮像装置およびそれらの制御方法を提供することができる。
実施形態に係る電子機器と記録媒体の機能構成例を示すブロック図 第1実施形態に係る転送モードの決定動作に関するフローチャート 第2実施形態に係る転送モードの決定動作に関するフローチャート 第3実施形態に係る転送モードの決定動作に関するフローチャート 実施形態に係る電子機器の表示例を示す図 第4実施形態に係る転送モードの決定動作に関するフローチャート
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、以下の実施形態では、本発明を、撮像機能を有する電子機器、具体的には撮像装置であるデジタルカメラで実施する場合について説明する。しかし、本発明に撮像機能は必須でない。本発明は、コンピュータ機器(パーソナルコンピュータ、タブレットコンピュータ、メディアプレーヤ、PDAなど)、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム機、ロボット、ドローン、ドライブレコーダなど、様々な電子機器で実施可能である。
●(第1実施形態)
図1は、電子機器100と、電子機器100に着脱可能な記録媒体120との機能構成例を示すブロック図である。電子機器100は、接続された記録媒体120と、媒体制御部106を通じて通信することにより、記録媒体120にデータを記録(書き込み)したり、記録媒体120からデータを再生(読み出し)したりする。
本実施形態では、一例として、電子機器100がデジタルカメラであり、データは動画データと静止画データであるものとする。また、記録媒体120はバスインタフェースがSD Expressに準拠したメモリカード(SD Expressカード)であるものとして説明する。なお、microSD ExpressカードもSD Expressカードに含まれるものとする。また、媒体制御部106は、SDインタフェースとPCIeインタフェースの両方をサポートするSD Expressホスト機能を有するものとする。
SD Expressカードは、第1の転送モードと第2の転送モードとを有する。第1の転送モードは、最低転送速度が保証されるが最高転送速度が低い転送モードである。また、第2の転送モードは、最低転送速度が保証されないが、第1の転送モードで保証される最低転送速度より高速な転送が可能な転送モードである。このように、SD Expressカードは、転送速度の特性の異なる複数の転送モードを有するメモリカードの一例である。
以下の説明において、第1の転送モードはバスインタフェースがUHS-Iに準拠した転送モード(SDモード)であり、第2の転送モードはバスインタフェースがSD Expressに準拠した転送モード(PCIeモード)であるものとする。なお、SD ExpressのバスインタフェースはPCI Express(PCIe)に基づいている。
記録媒体120が有する複数の転送モードで用いるバスインタフェースは他の規格であってもよい。例えば、第1の転送モードのバスインタフェースはUHS-IIやUHS-IIIに準拠してもよい。
撮像部101は、撮影光学系と、例えばCMOSイメージセンサである撮像素子とを有する。撮像素子には複数の画素が配列され、撮影光学系が形成した光学像を複数の画素で光電変換することにより、光学像に対応した電気信号群(画像信号)を生成する。撮像部101は画像信号を画像処理部102へ出力する。
画像処理部102は、撮像部101が出力する画像信号に対して予め定められた画像処理を適用し、信号や画像データを生成したり、各種の情報を取得および/または生成したりする。画像処理部102が生成した信号、画像データ、情報は、表示制御部105、媒体制御部106、制御部103などに出力される。画像処理部102は例えば特定の機能を実現するように設計されたASICのような専用のハードウェア回路であってもよいし、DSPのようなプログラマブルプロセッサがソフトウェアを実行することで特定の機能を実現する構成であってもよい。
ここで、画像処理部102が適用する画像処理には、前処理、色補間処理、補正処理、検出処理、データ加工処理、評価値算出処理、特殊効果処理などが含まれる。
前処理には、信号増幅、基準レベル調整、欠陥画素補正、A/D変換などが含まれる。
色補間処理は、撮影時に得られない色成分の値を補間する処理であり、デモザイク処理や同時化処理とも呼ばれる。
補正処理には、ホワイトバランス調整、階調補正(ガンマ処理)、撮像部101の光学収差や周辺減光の影響を補正する処理、色を補正する処理などが含まれる。
検出処理には、特徴領域(たとえば顔領域や人体領域)やその動きの検出、人物の認識処理などが含まれる。
データ加工処理には、合成処理、スケーリング処理、符号化および復号処理、ヘッダ情報生成処理などが含まれる。データ加工処理により、表示用データや記録用データが生成される。
評価値算出処理には、自動焦点検出(AF)に用いる信号や評価値の生成、自動露出制御(AE)に用いる評価値の算出処理などが含まれる。
特殊効果処理には、ぼかしの付加、色調の変更、リライティング処理などが含まれる。
なお、これらは画像処理部102が適用可能な画像処理の例示であり、画像処理部102が適用する画像処理を限定するものではない。
操作部108は、ユーザが電子機器100に各種の指示を入力するために設けられた入力デバイス(ボタン、スイッチ、ダイヤルなど)の総称である。操作部108を構成する入力デバイスは、割り当てられた機能に応じた名称を有する。例えば、操作部108には、レリーズスイッチ、動画記録スイッチ、撮影モードを選択するための撮影モード選択ダイヤル、メニューボタン、方向キー、決定キーなどが含まれる。レリーズスイッチは静止画記録用のスイッチであり、制御部103はレリーズスイッチの半押し状態を撮影準備指示、全押し状態を撮影開始指示と認識する。また、制御部103は、動画記録スイッチが撮影スタンバイ状態で押下されると動画の記録開始指示と認識し、動画の記録中に押下されると記録停止指示と認識する。なお、同一の入力デバイスに割り当てられる機能は可変であってよい。また、入力デバイスはタッチディスプレイを用いたソフトウェアボタンもしくはキーであってもよい。また、操作部108は、音声入力や視線入力など、非接触な入力方法に対応した入力デバイスを含んでもよい。
制御部103は、プログラマブルプロセッサ(CPU)と、ROMと、RAMとを有する。CPUは、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み込んで実行することにより、電子機器100の各機能ブロックの動作を制御し、電子機器100の機能を実現する。ROMは例えば書き換え可能であり、CPUが実行可能なプログラム、電子機器100の設定値、GUIデータなどを記憶する。RAMは、CPUが実行するプログラムを読み込んだり、プログラムの実行中に必要な値を保存したりするために用いられる。なお、図では省略しているが、制御部103は図示した機能ブロックのそれぞれと接続されている。
制御部103はまた、操作部108を通じたユーザからの指示に応じた処理を実行する。例えば、制御部103は、電子機器100の動作モードを切り替える指示が入力された場合に電子機器100の動作モードを切り替える。電子機器100は例えば動画記録モード、静止画記録モード、再生モードを含む複数の動作モードを有するものとする。制御部103は、切り替え後の動作モードを媒体制御部106および速度指示部107へ通知する。
表示部104は例えばタッチディスプレイである。表示部104は、表示制御部105から入力された表示用データを表示する。表示用データは例えば動画データ、静止画データ、GUIデータである。GUIにはメニュー画面のような操作可能なGUIと、電子機器100の情報を表すGUIとが含まれる。
表示制御部105は、画像処理部102や媒体制御部106から入力されたデータを、表示部104に適した形式に変換して、表示部104へ出力する。
媒体制御部106は、例えばSDホストコントローラであり、制御部103の制御に従って、記録媒体120にクロックなどの制御信号を供給したり、記録媒体120とのデータ転送に関する動作を実行したりする。また、媒体制御部106は、電子機器100の動作モードと、速度指示部107からの必要速度情報と、通信制御部109を介して保持部110から取得したカード情報とに応じて、記録媒体120とのデータ転送に用いる転送モードを決定する。媒体制御部106が転送モードを決定する動作の詳細は後述する。
媒体制御部106は決定した転送モードを用いて、データを記録媒体120へ書き込んだり、記録媒体120からデータを読み出したりする。媒体制御部106は、読み出したデータを、制御部103、画像処理部102、または表示制御部105に出力する。
媒体制御部106が記録媒体120の保持部110から取得するカード情報は、例えば記録媒体120が対応する転送モードの情報(転送モード対応情報)、転送モードごとの転送速度情報である。転送速度情報には、最高転送速度および、保証されている最低転送速度の少なくとも一方が含まれる。なお、カード情報は、第1の転送モードを用いて記録媒体120に送信するコマンドでのみ取得可能であるものとする。
速度指示部107は、制御部103から通知された電子機器100の動作モードに応じて、必要となる最低転送速度を媒体制御部106に通知する。速度指示部107は、例えば電子機器100の動作モードが動画記録モードであれば、動画を継続して記録するために最低限必要な転送速度の情報(必要速度情報)を媒体制御部106へ出力する。必要となる最低転送速度は、動作モードごとに予め記憶しておくことができる。なお、最低転送速度が設定されない動作モードが存在してもよい。
次に、記録媒体120について説明する。
保持部110は、転送モード対応情報、転送速度情報、記憶容量情報など、記録媒体120の情報(カード情報)を保持する不揮発性メモリである。
記録領域111は、データ記録用の不揮発性メモリである。
通信制御部109は、記録媒体120が接続された電子機器100が有する媒体制御部106と通信を行う。通信制御部109は、媒体制御部106との通信により、保持部110に保持された情報や、記録領域111に記録されたデータを電子機器100へ出力する。また、通信制御部109は、媒体制御部106との通信により、指定された転送モードで、電子機器100から入力されるデータを記録領域111へ書き込む。また、通信制御部109は、媒体制御部106との通信により、指定された転送モードで、記録領域111に記録されているデータを電子機器100に出力する。
図2は、媒体制御部106が電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを決定する動作に関するフローチャートである。この動作は任意のタイミングで実施されてもよいが、ここでは媒体制御部106が制御部103から電子機器100の動作モードを通知されたことによって実行されるものとする。
S202で媒体制御部106は、制御部103から通知された動作モードが動画記録モードであるか否かを判定する。この判定は、電子機器100の現在の動作モードが、必要な最低転送速度を有する動作モードか否かの判定に相当する。媒体制御部106は、動作モードが動画記録モードであればS203を実行し、動作モードが動画記録モードでなければS210を実行する。
なお、S202の実行後、現在の転送モードが第2の転送モードであれば、S203およびS204を実行せずにS205を実行してもよい。
S203で媒体制御部106は、必要に応じて転送モードを第1の転送モードに変更してから、記録媒体120へ転送モード対応情報を要求するコマンドを発行することにより、記録媒体120の保持部110から転送モード対応情報を取得する。そして、媒体制御部106は、S204を実行する。なお、S203において、転送モード対応情報だけでなく、転送速度情報も取得してもよい。
S204で媒体制御部106は、S203で取得した転送モード対応情報を参照し、記録媒体120が第2の転送モード(SD Express)に対応しているか否かを判定する。媒体制御部106は、記録媒体120が第2の転送モードに対応すると判定されればS205を実行する。一方、記録媒体120が第2の転送モードに対応すると判定されなければ、媒体制御部106はS208を実行する。
S205で媒体制御部106は、必要に応じて転送モードを第1の転送モードに変更してから、記録媒体120へ転送速度情報を要求するコマンドを発行する。なお、S203で転送速度情報を既に取得している場合にはS205を実行しなくてもよい。また、転送速度情報を要求するコマンドを発行する前に、媒体制御部106は記録媒体120に供給するクロックの周波数を高めてもよい。クロックの周波数を高めることにより、記録媒体120の動作速度が上昇し、転送速度情報の取得に要する時間を短縮することができる。媒体制御部106は、転送速度情報を取得すると、S206を実行する。
なお、S205において媒体制御部106は、転送速度情報のうち、保証される最低転送速度の情報のみを取得してもよい。また、媒体制御部106は、現在の転送モードで保証される最低転送速度がないと判定された場合、S206およびS207を実行せずにS209を実行してもよい。
S206で媒体制御部106は、電子機器100が動画記録モードであるときに必要な最低転送速度と、記録媒体120で保証される最低転送速度とを比較する。動作モードに必要な最低転送速度は、現在の動作モードに応じて速度指示部107から媒体制御部106に通知される。動画記録モードにおける動作モードに必要な最低転送速度は、例えば、動画の記録サイズ(画素数)、ビットレート、フレームレート、圧縮率、画質モード等の動画の記録設定によって異なる。
S207で媒体制御部106は、記録媒体120の現在の転送モードで保証される最低転送速度が、電子機器100の現在の動作モードで必要な最低転送速度より高いか否かを判定する。そして、媒体制御部106は、保証される最低転送速度が必要な最低転送速度より高いと判定されればS208を、判定されなければS209を実行する。
S208で媒体制御部106は、記録媒体120との通信を第1の転送モードで実施することを決定する。
S209で媒体制御部106が記録媒体120との通信を第2の転送モードで実施することを決定する。
一方、電子機器100の動作モードが動画記録モードでないと判定された場合、S210で媒体制御部106は、電子機器100の現在の動作モードが静止画記録モードであるか否かを判定する。この判定は、電子機器100の現在の動作モードが、必要な最低転送速度を有しない動作モードか否かの判定に相当する。媒体制御部106は、現在の動作モードが静止画記録モードであると判定されればS211を、判定されなければS214を実行する。
なお、S202もしくはS210の実行後、現在の転送モードが第2の転送モードであれば、S211およびS212を実行せずにS213を実行してもよい。
S211で媒体制御部106は、記録媒体120へ転送モード対応情報を要求するコマンドを発行することにより、記録媒体120の保持部110から転送モード対応情報を取得する。媒体制御部106は、取得した転送モード対応情報を制御部103に出力するか、自身が有するメモリに保存する。そして、媒体制御部106は、S212を実行する。
S212で媒体制御部106は、S211で取得した転送モード対応情報を参照し、記録媒体120が第2の転送モード(SD Express)に対応しているか否かを判定する。媒体制御部106は、記録媒体120が第2の転送モードに対応すると判定されればS213を実行する。一方、記録媒体120が第2の転送モードに対応すると判定されなければ、媒体制御部106はS214を実行する。
S213は、媒体制御部106が記録媒体120との通信を第2の転送モードで実施することを決定する。
S214は、媒体制御部106が記録媒体120との通信を第1の転送モードで実施することを決定する。
このように、媒体制御部106は、電子機器100の動作モードが、動画記録モードのように必要な最低転送速度が存在する動作モードか否かを判定する。そして、媒体制御部106は、記録媒体120で保証される最低転送速度が動作モードに必要な最低転送速度より高ければ、最低転送速度が保証される転送モードを記録媒体120との通信に用いることを決定する。そのため、転送速度に起因して記録や再生が中断することを抑制することができる。
一方、媒体制御部106は、
・記録媒体120で保証される最低転送速度が動作モードに必要な最低転送速度より高くない場合、
・保証される最低転送速度が記録媒体120に存在しない場合、または
・電子機器100の動作モードが、静止画記録モードのように必要な最低転送速度が存在しない動作モードである場合、
には、記録媒体120が対応している転送モードのうち、転送速度が最も高い転送モードを記録媒体120との通信に用いることを決定する。そのため、記録媒体120の能力を最大限に利用することができる。
なお、ここでは必要な最低転送速度を有する動作モードとして動画記録モードを、必要な最低転送速度を有しない動作モードとして静止画記録モードを用いたが、これらは単なる一例である。動作モードに必要な最低転送速度を関連付けるか否かは、電子機器100ごとに適宜定めることができる。例えば、再生モードについて、再生が途切れないように、必要な最低転送速度を関連付けることができる。また、静止画記録モードであっても、連写モードについては必要な最低転送速度を関連付け、単写モードについては必要な最低転送速度を関連付けないようにしてもよい。
また、本実施形態では電子機器100の動作モードと、必要な最低転送速度とを対応付けて、動作モードに応じて転送モードを決定した。しかし、記録媒体120に記録(書き込み)もしくは記録媒体120から再生(読み出し)されるデータの用途や特性などと、必要な最低転送速度とを対応付け、データの用途や特性に応じて転送モードを決定してもよい。再生(読み出し)されるデータの用途や特性としては、例えば、動画データの再生フレームレート、データの形式(符号化の有無)、符号化方法、解像度などがあるが、これらに限定されない。
また、記録媒体120の転送モード対応情報や転送速度情報を含むカード情報は、記録媒体120が接続された際に取得することもできる。したがって、図2のフローチャートで説明した動作の開始時点で、記録媒体120の転送モード対応情報および転送速度情報が取得済みであれば、これらの情報を取得するための工程は省くことができる。具体的には、S203、S205、S211を省くことができる。
本実施形態によれば、電子機器の動作モードと、記録媒体が保証する最低転送速度とに応じて、転送速度の特性が異なる複数の転送モードを有する記録媒体との通信に用いる転送モードを決定するようにした。安定したデータの記録または再生と、記録媒体の転送能力の活用とを両立させることができる。
●(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態で説明した電子機器100および記録媒体120で実施可能である。したがって、第1実施形態と異なる点について重点的に説明する。
第1実施形態では媒体制御部106が制御部103から電子機器100の動作モードを通知されたことに応じて転送モードを決定する動作について説明した。本実施形態では、記録媒体120が接続された状態で電子機器100が起動した際、または起動している電子機器100に記録媒体120が接続された際に実行される。
図3は、本実施形態において媒体制御部106が電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを決定する動作に関するフローチャートである。第1実施形態と同じ動作を行う工程については図2と同じ参照数字を付し、説明を省略する。上述の通り、この動作は、記録媒体120が接続された電子機器100の起動時、または起動している電子機器100に記録媒体120が接続された際に実行される。
S302で媒体制御部106は、記録媒体120の動作初期化を実行する。記録媒体120の動作初期化は、例えば媒体制御部106から初期化コマンドを発行することによって実施することができる。また、媒体制御部106は、動作初期化時に、記録媒体120の転送モードを第1の転送モード(SDモード)に設定する。
なお、記録媒体120の動作初期化は記録領域111の初期化(フォーマット)とは異なることに留意されたい。動作初期化は例えば記録媒体120の動作チェックなどを目的として実行される。
S202で媒体制御部106は、電子機器100の動作モードが動画記録モードであるか否かを判定する。媒体制御部106は、動作モードが動画記録モードであればS203を実行し、動作モードが動画記録モードでなければS210を実行する。
電子機器100の動作モードが動画記録モードであった場合のS203以降の動作は第1実施形態と同じであるため説明を省略する。
本実施形態では、電子機器100の動作モードが動画記録モードでない場合にも、媒体制御部106は、記録媒体から転送モード対応情報および転送速度情報を記録媒体120から取得する。
S212で記録媒体120が第2の転送モードに対応していると判定された場合、媒体制御部106は、S214で転送モードを決定する前にS303を実行し、S205と同様にして転送速度情報を取得する。媒体制御部106は、取得した転送速度情報を制御部103に出力するか、自身が有するメモリに保存する。
また、S210で電子機器100の動作モードが静止画記録モードでないと判定された場合、媒体制御部106は、S214を実行する前にS304およびS305を実行する。S304で媒体制御部106は、S203と同様にして、記録媒体120から転送モード対応情報を取得する。S305で媒体制御部は、S205と同様にして、転送速度情報を記録媒体120から取得する。
このように、第1の転送モードを用いている際に、動画記録モードでなくても転送モード情報や転送速度情報を取得しておくことで、第2の転送モードを用いている場合にこれらの情報が必要になった場合に利用することができる。上述の通り、カード情報は第1の転送モードを用いてのみ取得できる。したがって、第2の転送モードを用いている場合にカード情報が必要な場合、第1の転送モードに切り替えてカード情報を取得し、第2の転送モードに戻す必要がある。記録媒体の転送モードの切り替えには記録媒体の動作初期化が必要となるが、動作初期化には1回あたり数百mscを要するため、無視できない。
例えば静止画記録モードで第2の転送モードを用いている状態で、動画記録モードになった場合、S203やS205の実行には第1の転送モードを用いる必要がある。本実施形態のように電子機器100の起動時や記録媒体120の接続時に第1の転送モードでカード情報を取得しておけば、その後、第2の転送モードを用いる状態になったとしても、カード情報の取得のために第1の転送モードに切り替える必要がない。
さらに、動画記録モードにおいて第2の転送モードを用いる場合、S209において、S205の実行のために第1の転送モードに切り替えた状態から、再び第2の転送モードに戻す必要がなくなる。
したがって、静止画記録モードで第2の転送モードを用いている状態で動画記録モードになった場合でも、速やかに使用すべき転送モードが決定でき、動画記録が可能になるまでの時間を短縮することができる。
本実施形態では、電子機器の起動時または記録媒体の接続時に、まず第1の転送モードを用いて記録媒体から転送モード対応情報および転送速度情報を取得するようにした。そのため、第1実施形態の効果に加え、転送モード対応情報および転送速度情報を取得するための転送モードの切り替えを省くことができ、電子機器の動作を高速化できる。
●(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。第1および第2実施形態では主に記録時の転送モード決定動作について説明したが、本実施形態は再生時の転送モード決定動作に関する。本実施形態は第1実施形態で説明した電子機器100および記録媒体120で実施可能である。したがって、第1実施形態と異なる点について重点的に説明する。
図4は、本実施形態において媒体制御部106が電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを決定する動作に関するフローチャートである。この動作は、例えば操作部108を通じて電子機器100の動作モードが再生モードに切り替えられた際に実行することができる。制御部103は動作モードを再生モードに切り替える操作を検出すると、電子機器100の動作モードを再生モードに切り替える。また、制御部103は、再生モードに切り替わったことを媒体制御部106および速度指示部107に通知する。
S502で媒体制御部106は、制御部103から再生モードへ切り替わったことを通知されると、記録媒体120との通信に用いる転送モードを第1の転送モードとする。媒体制御部106は、制御部103から通知を受けた際に第2の転送モードを用いていた場合には第1の転送モードへ切り替える動作を実行し、第1の転送モードを用いていた場合には転送モードを維持する。次に、媒体制御部106はS503を実行する。
S503で媒体制御部106は、記録媒体120に記録されている動画ファイルのサムネイル表示用の画像データを記録媒体120から読み出し、画像処理部102に出力する。動画ファイルは例えばファイルの拡張子から判別することができる。また、媒体制御部106は、動画ファイルの記録時に用いられた転送モードの情報をサムネイル表示用の画像データとともに記録媒体120から読み出す。記録時に用いられた転送モードの情報は、動画データの付随情報として記録されているものとする。
記録時に用いられた転送モードの情報は、動画ファイル名もしくはサムネイル表示用の画像データのファイル名と対応付けて媒体制御部106内のメモリに記憶する。あるいは、制御部103に出力してもよい。制御部103は、媒体制御部106から受信した情報を内部のRAMに記憶する。
画像処理部102は、サムネイル表示用の画像データを予め定められたレイアウトで一覧表示したGUI画面のデータを生成して、表示制御部105に出力する。表示制御部105は表示部104にサムネイルの一覧表示画面を選択可能に表示させる。一覧表示画面は、記録媒体120に記録されたデータから、読み出すデータを選択するための画面である。
図5(a)および(b)は、サムネイルの一覧表示画面500の一例である。一覧表示画面500は、表示部104の全体に表示されてもよいし、一部の領域に表示されてもよい。ここでは1画面に6つのサムネイルを一覧表示する例を示しているが、1画面当たりのサムネイル画像の数は任意である。また、表示対象のサムネイル画像が1画面で表示しきれない場合には、一覧表示画面500を複数ページで構成したり、スクロール表示を用いたりするなど、周知の方法を用いて表示することができる。
図5(a)は、サムネイル601~606が全て第1の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルである場合を示している。また、図5(b)は、サムネイル609~610が第1の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルであり、サムネイル607、608、611、612が第2の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルである場合を示している。
S504で媒体制御部106は、一覧表示画面500に表示されているサムネイルについて、第1の転送モードで記録された動画ファイルのサムネイルの数と、第2の転送モードで記録された動画ファイルのサムネイルの数とを比較する。この比較は、一覧表示画面500にサムネイルが表示されている動画ファイルの再生時に用いる可能性が高い転送モードの判定動作に相当する。なお、読み出したサムネイルの一部が一覧表示画面500に表示されている場合も、一覧表示画面500に表示されているサムネイルを対象として比較を行う。
媒体制御部106は、第1の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルの数が第2の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルの数以上であればS505を実行する。また、媒体制御部106は、第1の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルの数が第2の転送モードを用いて記録された動画ファイルのサムネイルの数未満であればS506を実行する。したがって、媒体制御部106は、図5(a)の例ではS505を実行し、図5(b)の例ではS506を実行する。
S505で媒体制御部106は、記録媒体120との通信に用いる転送モードを、第1の転送モードに決定する。この時点で第2の転送モードが用いられている場合、媒体制御部106は第1の転送モードに切り替える動作を実行する。転送モードを切り替える場合も表示部104へのサムネイル一覧表示は継続する。次に媒体制御部106はS507を実行する。
S506で媒体制御部106は、記録媒体120との通信に用いる転送モードを、第2の転送モードに決定する。この時点で第1の転送モードが用いられている場合、媒体制御部106は第2の転送モードに切り替える動作を実行する。転送モードを切り替える場合も表示部104へのサムネイル一覧表示は継続する。
転送モードの切り替えは記録媒体120での処理に数百msec要するが、表示部104におけるサムネイル一覧表示と並行して転送モードの切り替えを行うため、転送モードの切り替えをユーザが意識することはない。
S507で制御部103は、操作部108(表示部104のタッチパネルを含む)を通じて、一覧表示画面500の切り替え指示を検出したか否かを判定する。切り替え指示はページ送りまたはページ戻しの指示、スクロール指示など、一覧表示画面500の表示形態に応じて異なりうる。制御部103は、一覧表示画面500の切り替え指示を検出したと判定されれば、切り替え指示に応じた一覧表示画面500のデータを生成するように画像処理部102に指示する。これにより、S503が再度実行され、画像処理部102は、次ページまたは前ページ、あるいはスクロール後の一覧表示画面500のデータを生成し、表示制御部105に出力する。
一方、制御部103は、一覧表示画面500の切り替え指示を検出したと判定されなければ、S508を実行する。
S508で制御部103は、操作部108(表示部104のタッチパネルを含む)を通じて、一覧表示画面500に表示されているサムネイルに対する再生指示を検出したか否かを判定する。再生指示は例えばサムネイルの選択操作であってよい。選択操作は表示部104のタッチ操作であってもよいし、操作部108のキー操作とボタン操作の組み合わせであってもよい。
制御部103は、表示中のサムネイルに対する再生指示を検出したと判定されれば、どのサムネイルに対して再生指示されたか、あるいは再生指示された動画ファイルの識別情報を媒体制御部106に通知する。また、制御部103は、表示中のサムネイルに対する再生指示を検出したと判定されなければ、S507を実行する。
S509で媒体制御部106は、再生指示された動画ファイルの記録時に用いられた転送モードと、現在用いている転送モードとが異なるか否かを判定する。媒体制御部106は、転送モードが異なると判定されればS510を実行し、転送モードが同じと判定されればS511を実行する。
S510で媒体制御部106は、電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを、再生指示された動画ファイルの記録に用いられた転送モードになるように切り替える。そして、媒体制御部106は、S511を実行する。
S511で媒体制御部106は、S508でユーザより再生指示がなされた動画ファイルを記録媒体120より読み出し、画像処理部102に出力する。画像処理部102は、画像ファイルに格納された動画データを復号し、表示用の動画データを生成して表示制御部105に出力する。表示制御部105は表示部104に動画を表示する。
例えば、第1の転送モードで記録された動画の再生時に第2の転送モードを用いると、最低転送速度の保証が無いため、再生が中断する恐れがある。また、第2の転送モードで記録された動画は第1の転送モードの最高転送速度より高い速度で記録されている可能性があるので、第1の転送モードを用いて再生するとスムースに再生できない可能性がある。本実施形態では、記録媒体120に記録された動画ファイルを再生する場合には、記録時に用いられた転送モードを用いるようにしたので、このような問題が生じる可能性を低減することができる。
また、サムネイルが一覧表示された動画ファイルについての再生指示が与えられる前に、再生時に使用する可能性が高い転送モードに切り替えておくようにした。そのため、再生指示を受け付けてから転送モードを切り替えることによって発生する再生開始の遅れの発生を抑制することができる。また、サムネイル表示と並行して転送モードを切り替えることにより、ユーザに意識させず転送モードの切り替えを実行することができる。
なお、記録時に用いられた転送モード以外に基づいて、再生時に用いる転送モードを決定することもできる。例えば、動画ファイルのビットレート情報を取得し、動画ファイルをスムースに再生するのに必要な転送速度に基づいて再生時に用いる転送モードを決定してもよい。
例えば、S504において媒体制御部106は、サムネイルが表示されている動画ファイルのうち、再生に必要な転送速度が第1の転送モードで保証される最低転送速度未満である動画ファイルの数が半数以上であるか否かを判定する。そして、サムネイルが表示されている動画ファイルのうち、再生に必要な転送速度が第1の転送モードで保証される最低転送速度未満である動画ファイルの数が半数以上と判定されれば、媒体制御部106はS505で第1の転送モードを用いることを決定する。一方、サムネイルが表示されている動画ファイルのうち、再生に必要な転送速度が第1の転送モードで保証される最低転送速度未満である動画ファイルの数が半数以上と判定されなければ、媒体制御部106はS506で第2の転送モードを用いることを決定する。このような動作によっても、上述した効果を実現することができる。
●(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態も第3実施形態と同様に、再生時の転送モード決定動作に関する。また、本実施形態は第1実施形態で説明した電子機器100および記録媒体120で実施可能である。したがって、第3実施形態と異なる点について重点的に説明する。
本実施形態では、2つの転送モード間の切り替えに要する時間が切り替え方向によって異なるものとする。
図6は、本実施形態において媒体制御部106が電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを決定する動作に関するフローチャートである。第3実施形態と同じ動作を行う工程には同じ参照数字を付してある。この動作は、第3実施形態と同様、例えば操作部108を通じて電子機器100の動作モードが再生モードに切り替えられた際に実行することができる。
S502で媒体制御部106は、制御部103から再生モードへ切り替わったことを通知されると、記録媒体120との通信に用いる転送モードを第1の転送モードとする。媒体制御部106は、制御部103から通知を受けた際に第2の転送モードを用いていた場合には第1の転送モードへ切り替える動作を実行し、第1の転送モードを用いていた場合には転送モードを維持する。次に、媒体制御部106はS703を実行する。
ここでは、第1の転送モードから第2の転送モードへの切り替えに要する時間が、第2の転送モードから第1の転送モードへの切り替えに要する時間より短いものとする。そのため、S502では第1の転送モードを用いるようにしている。仮に第2の転送モードから第1の転送モードへの切り替えに要する時間のほうが短い場合には、S502では第2の転送モードを用いるようにする。
S703で媒体制御部106は、記録媒体120に記録されている動画ファイルのサムネイル表示用の画像データを記録媒体120から読み出し、画像処理部102に出力する。また、媒体制御部106は、動画ファイルの記録時に用いられた転送モードの情報をサムネイル表示用の画像データとともに記録媒体120から読み出す。
また、記録時に用いられた転送モードの情報は、動画ファイル名もしくはサムネイル表示用の画像データのファイル名と対応付けて媒体制御部106内のメモリに記憶する。あるいは、制御部103に出力してもよい。制御部103は、媒体制御部106から受信した情報を内部のRAMに記憶する。
画像処理部102はS503と同様にサムネイル表示画面のデータを生成する。ただし、本実施形態で画像処理部102は、図5(c)に示すように1画面に1つのサムネイル613を表示する画面のデータを生成する。
その後、制御部103が、S507とS508を第3実施形態と同様に実行する。
S706で媒体制御部106は、サムネイル表示されている動画ファイルの記録時に用いられた転送モードが第1の転送モードか否かを判定し、第1の転送モードであると判定されればS511を実行し、第1の転送モードと判定されなければS707を実行する。なお、S502で第2の転送モードを用いるように構成した場合、S706ではサムネイル表示されている動画ファイルの記録時に用いられた転送モードが第2の転送モードか否かを判定する。判定結果に応じた分岐は変わらない。
S707で媒体制御部106は、電子機器100と記録媒体120との通信に用いる転送モードを、第2の転送モードに切り替える。転送モードの切り替えは、サムネイル表示と並行して実行する。そして、媒体制御部106は、S511を実行する。なお、S502で第2の転送モードを用いるように構成した場合、S707では転送モードを第1の転送モードに切り替えるようにする。
S708では、媒体制御部106は、S705にてユーザより再生指示がなされた動画ファイルを記録媒体120より読み出す。さらに表示制御部105はメモリに保持された動画ファイルを読み出し表示部104へ再生画像を表示することで本フローチャートを終了する。
本実施形態では、媒体制御部106と記録媒体120との通信に用いる転送モードの切り替えに要する時間を考慮して、最初に用いる転送モードを決定する。具体的には、切り替えて使用する際に要する時間が長い転送モードを最初に用いるように決定する。本実施形態では第3実施形態と異なり、再生指示を受け付ける前に転送モードを切り替えないため、再生指示を受け付けてから転送モードの切り替えが発生しうるが、その場合に生じる遅延を低減することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上述した実施形態の内容に制限されず、発明の精神および範囲から離脱することなく様々な変更及び変形が可能である。したがって、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…電子機器、101…撮像部、102…画像処理部、103…制御部、104…表示部、105…表示制御部、106…媒体制御部、107…速度指示部、108…記録媒体、109…通信制御部、110…情報保持部、111…記録領域

Claims (23)

  1. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器であって、
    接続された記録媒体と通信する通信手段と、
    前記通信手段が前記通信に用いる転送モードを決定する決定手段を有し、
    前記決定手段は、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合、前記最低転送速度が前記記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ前記第1の転送モードを用い、前記最低転送速度が前記必要な転送速度より高くなければ前記第2の転送モードを用いることを決定し、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していない場合には前記第1の転送モードを用いることを決定することを特徴とする電子機器。
  2. 前記必要な転送速度が前記電子機器の動作モードに関連付けられており、前記決定手段は、前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合、前記電子機器の動作モードに応じて前記決定を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記電子機器は、前記必要な最低転送速度が関連付けられている動作モードと前記必要な最低転送速度が関連付けられていない動作モードとを有することを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記決定手段は、前記電子機器の動作モードが前記必要な最低転送速度が関連付けられていない動作モードである場合、前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していれば前記第2の転送モードを用い、前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していなければ前記第1の転送モードを用いることを決定することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記最低転送速度に関する情報が、前記第1の転送モードを用いてのみ前記記録媒体から取得可能であり、
    前記決定手段は、前記通信手段が前記第1の転送モードを用いている状態で前記記録媒体から前記情報を取得して保存し、前記通信手段が前記第2の転送モードを用いている状態で前記情報が必要になった場合には前記保存した前記情報を用いることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記電子機器の起動時もしくは前記記録媒体が前記電子機器に接続された際には、前記通信手段が前記第1の転送モードを用いることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記決定手段は、前記記録媒体からデータを読み出す場合に前記通信手段が用いる転送モードを、前記データが前記記録媒体に記録された際に前記通信手段が用いた転送モードと同じ転送モードに決定することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器であって、
    接続された記録媒体と通信する通信手段と、
    前記通信手段が前記通信に用いる転送モードを決定する決定手段を有し、
    前記決定手段は、
    前記記録媒体からデータを読み出す場合に前記通信手段が用いる転送モードを、前記データが前記記録媒体に記録された際に前記通信手段が用いた転送モードと同じ転送モードに決定することを特徴とする電子機器。
  9. 前記電子機器は、前記記録媒体から読み出すデータを選択するための画面を表示手段に表示し、
    前記決定手段は、前記画面に表示されているデータの記録時に用いられた転送モードに基づいて前記転送モードを決定し、決定した転送モードが現在用いている転送モードと異なる場合には前記画面の表示と並行して転送モードを切り替えることを特徴とする請求項7または8に記載の電子機器。
  10. 前記決定手段は、前記画面に表示されている複数のデータのうち、より多くのデータの記録時に用いられた転送モードを決定することを特徴とする請求項9に記載の電子機器。
  11. 前記画面から選択されたデータの記録時に用いられた転送モードが前記決定した転送モードと異なる場合、前記決定手段は前記選択されたデータの記録時に用いられた転送モードを用いるように転送モードを切り替えることを特徴とする請求項9または10に記載の電子機器。
  12. 前記第1の転送モードから前記第2の転送モードへの切り替えに要する時間と、前記第2の転送モードから前記第1の転送モードへの切り替えに要する時間とが異なる場合、切り替えて用いるためにより多くの時間を要する転送モードを用いるようにしてから、前記記録媒体から読み出すデータを選択するための画面を表示手段に表示することを特徴とする請求項7または8に記載の電子機器。
  13. 前記第1の転送モードがSDモードであり、前記第2の転送モードがPCIeモードであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記電子機器の動作モードを切り替える切り替え手段と、をさらに有し、
    前記決定手段は、
    前記電子機器の動作モードが第1のモードの場合は、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合、前記最低転送速度が前記記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ前記第1の転送モードを用い、前記最低転送速度が前記必要な転送速度より高くなければ前記第2の転送モードを用いることを決定し、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していない場合には前記第1の転送モードを用いることを決定し、
    前記電子機器の動作モードが第2のモードの場合は、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合には前記第2の転送モードを用いることを決定し、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していない場合には前記第1の転送モードを用いることを決定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記第1のモードは、動画記録モードであり、前記第2のモードは静止画記録モードであることを特徴とする請求項14に記載の電子機器。
  16. 前記決定手段は、前記電子機器の動作モードが画像を再生するための再生モードの場合は、前記第1の転送モードを用いることを決定する、ことを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な撮像装置であって、
    接続された記録媒体と通信する通信手段と、
    前記通信手段が前記通信に用いる転送モードを決定する決定手段を有し、
    前記決定手段は、
    前記撮像装置が撮影モードの場合は、前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応しているか否かの判定結果に応じて、前記通信に用いる転送モードを決定し、
    前記撮像装置が再生モードの場合は、前記第1の転送モードを用いることを決定する、
    ことを特徴とする撮像装置。
  18. 前記決定手段は、前記撮像装置が記録モードの場合は、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合、前記最低転送速度が前記記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ前記第1の転送モードを用い、前記最低転送速度が前記必要な転送速度より高くなければ前記第2の転送モードを用いることを決定し、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していない場合には前記第1の転送モードを用いることを決定する、
    ことを特徴とする請求項17に記載の撮像装置。
  19. 前記決定手段は、前記撮像装置が再生モードの場合は、
    前記撮像装置の起動時もしくは前記記録媒体が前記電子機器に接続された際には、前記第1の転送モードを用いることを決定し、
    再生モードで前記撮像装置が動作している間は、再生される画像に応じて、前記通信に用いる転送モードを決定する、
    ことを特徴とする請求項14または15に記載の撮像装置。
  20. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器の制御方法であって、
    決定手段が、接続された記録媒体との通信に用いる転送モードを決定する決定工程を有し、
    前記決定工程は、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応している場合、前記最低転送速度が前記記録媒体との通信によって記録するデータに必要な転送速度より高ければ前記第1の転送モードを用い、前記最低転送速度が前記必要な転送速度より高くなければ前記第2の転送モードを用いることを決定する工程と、
    前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応していない場合には前記第1の転送モードを用いることを決定する工程と、を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  21. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な電子機器の制御方法であって、
    決定手段が、接続された記録媒体との通信に用いる転送モードを決定する決定工程を有し、
    前記決定工程は、
    前記記録媒体からデータを読み出す通信に用いる転送モードを、前記データが前記記録媒体に記録された際に用いられた転送モードと同じ転送モードに決定する工程を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
  22. 最低転送速度が保証された第1の転送モードと、保証された最低転送速度を有さず、前記最低転送速度より高速な転送が可能な第2の転送モードとを有する記録媒体との通信が可能な撮像装置の制御方法であって、
    決定手段が、接続された記録媒体との通信に用いる転送モードを決定する決定工程を有し、
    前記決定工程は、
    前記撮像装置が撮影モードの場合は、前記接続された記録媒体が前記第2の転送モードに対応しているか否かの判定結果に応じて、前記通信に用いる転送モードを決定し、
    前記撮像装置が再生モードの場合は、前記第1の転送モードを用いることを決定する、
    ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  23. コンピュータに、請求項20または21に記載の電子機器の制御方法、もしくは請求項22に記載の撮像装置の制御方法が有する各工程を実行させるためのプログラム。
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