JP2015115899A - 撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

撮像装置およびその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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頌弘 仲田
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Abstract

【課題】静止画とその静止画の記録開始から所定時間遡った時点からの動画とを関連付けて記録する際に、同じような動画が記録されないにする技術を実現する。【解決手段】静止画と動画を関連付けて記録する撮像装置であって、静止画の記録開始を指示する指示手段と、前記記録開始の指示に応じて撮像手段により撮像された静止画を記録する静止画記録手段と、前記静止画の記録開始が指示されてから所定の時間遡った動画を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている動画の動き量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記記憶手段に記憶された動画を記録する動画記録手段と、前記動画記録手段に既に動画が記録されている場合には、前記記憶手段に記憶された動画を、前記動画記録手段に記録されている動画と連続再生されるように記録する制御手段と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、静止画と動画を関連付けて記録する技術に関する。
最近のデジタルカメラの中には、静止画を記録すると同時に、静止画の記録開始指示時点よりも所定時間遡った時点からの動画を記録し、一日の間に記録した動画を一つの動画ファイルとして連結し記録する機能が搭載されたものがある。
しかしながら、一つの動画ファイルとして連結した場合、不要な動画も連結して記録してしまうことになる。この場合、不要な動画を取り除くためには、連結して記録された動画ファイルから不要な動画を取り除く動画編集作業が別途必要となる。
これに対し、特許文献1には、撮影状態が最適であるか否かを判定し、最適である場合のみ、自動的に、記録開始指示時点よりも所定時間遡った時点からの動画と本動画とを連結して記録する技術が開示されている。このように、撮影状態が最適ではない動画、すなわち、ユーザが所望しない動画を記録しないことで、連結して記録された動画ファイルから不要な動画を取り除く動画編集作業が不要となる。
特開2010−130097号公報
しかしながら、上記特許文献1では、撮影状態が最適であるか否かの判定のみにより、動画の連結可否を制御している。従って、例えば、短期間に同じ構図で動きの少ない動画が連続して記録された場合等には、同じような動画が長時間記録され、再生時に、ユーザに退屈な印象を与えてしまう場合がある。
本発明では、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、静止画とその静止画の記録開始から所定時間遡った時点からの動画とを関連付けて記録する際に、同じような動画が記録されないにする技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の撮像装置は、静止画と動画を関連付けて記録する撮像装置であって、静止画の記録開始を指示する指示手段と、前記記録開始の指示に応じて撮像手段により撮像された静止画を記録する静止画記録手段と、前記静止画の記録開始が指示されてから所定の時間遡った動画を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている動画の動き量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記記憶手段に記憶された動画を記録する動画記録手段と、前記動画記録手段に既に動画が記録されている場合には、前記記憶手段に記憶された動画を、前記動画記録手段に記録されている動画と連続再生されるように記録する制御手段と、を有する。
本発明によれば、静止画とその静止画の記録開始から所定時間遡った時点からの動画とを関連付けて記録する際に、同じような動画が記録されないにすることができる。
本発明に係る実施形態の装置構成を示すブロック図。 本実施形態の動作フローチャート。 割り込み処理のフローチャート。 実施形態1による動画の遷移を説明する図。 実施形態2の動作フローチャート。 実施形態3の動作フローチャート。 実施形態4の動作フローチャート。
以下に、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明を実現するための一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。
[実施形態1]以下、本発明を、例えば、動画や静止画を撮影するデジタルカメラなどの撮像装置に適用した実施形態について説明する。なお、本発明は、カメラが搭載されたスマートフォン等の携帯型電子機器にも広く適用可能である。
なお、以下の説明において、静止画の記録開始指示時点よりも所定の時間遡った時点から静止画の記録開始指示時点までの期間をプリREC期間、プリREC期間に撮像装置100が撮像する動画をプリREC動画とする。また、プリREC動画を静止画と関連付けて記録すると共にプリREC動画同士を連結してダイジェスト動画として記録するモードをプリRECダイジェスト動画記録モードとする。なお、連結とは、動画ファイルを再生した場合、記録媒体に記録された動画データと、RAMに記憶された動画データとが連続再生できるようにすることをいう。
すなわち、本実施形態の撮像装置100は、プリRECダイジェスト動画録モードと、動画は記録せずに静止画のみを記録する通常記録モードとを有している。
<装置構成>図1を参照して、本発明に係る実施形態の撮像装置の構成及び機能の概略について説明する。
図1に示す撮像装置100において、CPU101は、装置全体を統括して制御する演算処理装置であって、ROM106に格納されたプログラムを実行することで、後述するフローチャートの各処理を実現する。RAM105は、CPU101の動作用の定数、変数、ROM106から読み出したプログラムなどを展開するワークメモリとしても使用される。
撮像素子102は、被写体の光学像を電気信号に変換するCCDやCMOSからなるイメージセンサである。A/D変換回路103は、撮像素子102のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。タイミング発生回路104は、CPU101により制御され、撮像素子102やA/D変換回路103にクロック信号や制御信号を供給する。
RAM105には、撮像素子102により撮像された動画や静止画のデータも格納され、所定枚数の静止画や所定時間の動画を格納するのに十分な容量を備えている。また、RAM105には第1メモリ105aと第2メモリ105bの各領域が設けられている。第1メモリ105aは、プリRECダイジェスト動画記録モードにおいて、常に最新のプリREC動画を蓄積するリングバッファ構成の領域である。第2メモリ105bは第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を所定の期間一時的に記憶する領域である。
計時回路112は、第2メモリ105bにプリREC動画が記憶されてからの経過時間を計測する。
静止画信号処理回路107は、A/D変換回路103からの静止画のデータ或いはRAM105から読み出した静止画のデータに対して所定の現像処理を行う。同様に、動画信号処理回路108は、A/D変換回路103からの動画のフレームデータ或いはRAM105から読み出した動画のフレームデータに対して所定の現像処理を行う。
撮影スイッチ109は、ユーザがCPU101に対して静止画や動画の記録開始/停止の指示を入力するためのスイッチである。
操作部110はユーザがCPU101に対して各種の動作指示を入力するための操作手段であり、スイッチやダイアル、タッチパネルなど構成される。操作部110は、撮影モードと再生モードの切り替えや、プリRECダイジェスト動画記録モードと通常記録モードの切り替え、遡る時間の設定なども行える。
画像解析回路111は、A/D変換回路103からの静止画や動画のデータ、或いはRAM105から読み出した静止画や動画のデータに対して、動きベクトルの解析および動きベクトル量の検出を行う。なお、動きベクトル量の検出は被写体の動きだけではなく、撮像装置自体の動きについても行われる。
表示部113はLDCなどからなり、撮像素子102により得られる静止画や動画の逐次表示(EVF)、記録媒体200から読み出した静止画や動画の再生、必要に応じて各種設定用のGUI画面を表示する。
インタフェース回路114は、CPU101の制御により、外部記憶装置としての記録媒体200に対するデータの書き込みや読み出しを制御する。コネクタ115は、CPU101がインタフェース回路114を介して記録媒体200に対するデータの書き込みや読み出しが可能となるように、撮像装置100と記録媒体200とを接続する。
メモリカードやハードディスクなどの記録媒体200は、撮像装置100との接続を行うコネクタ201、撮像装置100に対するアクセスを制御するインタフェース回路202、半導体メモリや磁気ディスクなどから構成される記録部203を備えている。
本実施形態では、外部記憶装置を装着するインタフェースおよびコネクタ(メモリスロット)を一系統持つものとして説明しているが、複数系統を備える構成としても構わない。また、規格の異なるインタフェースおよびコネクタを複数系統組み合わせて構成しても良い。更にまた、無線通信インタフェースに対応させることにより、他の無線通信可能な外部機器との間で動画や静止画のデータ転送を可能として構成としても良い。
<画像記録処理>次に、図2を参照して、本実施形態の画像記録処理について説明する。
なお、図2の処理は、撮像装置100の電源がオンされた状態で、撮像装置100の動作モードがプリRECダイジェスト動画記録モードに設定されているときに実行され、CPU101が、ROM106に格納されたプログラムを、RAM105のワークエリアに展開し、実行することにより実現される。
ステップS201では、CPU101は、予め設定された期間、動画信号処理回路108で生成されるプリREC動画を第1メモリ105aにバッファリングする。
ステップS202では、CPU101は、画像解析回路111による動画の動きベクトルの解析および検出を開始する。
ステップS203では、CPU101は、静止画の記録開始指示が入力される、すなわち撮影スイッチ109が操作されるまで待ち、記録開始指示が入力された場合はステップS204に進む。
ステップS204では、CPU101は、撮像素子102で撮像され、静止画信号処理回路107で生成された静止画のデータを静止画ファイルとして記録媒体200に記録する。
ステップS205では、CPU101は、ステップS201で開始した第1メモリ105aへのバッファリングと、ステップS202で開始した動きベクトルの検出を終了する。
ステップS206では、CPU101は、第2メモリ105bに動画が記憶されているか否かを判定する。第2メモリ105bに動画が記憶されている場合はステップS207に進み、記憶されていない場合はステップS213に進む。
ステップS207では、CPU101は、第2メモリ105bに動画が記憶されてからの経過時間を計時回路112により計測し、予め設定された時間以上経過しているか否かを判定する。判定の結果、予め設定された時間以上経過している場合にはステップS209に進み、未経過の場合にはステップS208に進む。
ステップS208では、CPU101は、ステップS205までに画像解析回路111で検出した動きベクトル量の絶対値が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。判定の結果、閾値以上であった場合はステップS209に進み、閾値未満であった場合にはステップS215に進む。なお、動きベクトル量の検出は第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画のフレーム間で行っても、ステップS204で撮像される静止画間で行っても良い。
ステップS209では、CPU101は、記録媒体200の記録部203の所定領域にダイジェスト動画が記録されているか否かを判定する。判定の結果、ダイジェスト動画が記録されている場合はステップS210に進み、記録されていない場合はステップS211に進む。
ステップS210では、CPU101は、記録部203の所定領域に記録されている動画に第2メモリ105bに記憶されている動画を連結し同一ファイルとして、記録部203の所定領域に記録する。ここで、連結とは、動画ファイルを再生した場合、記録部203に記録された動画データと、第2メモリ105bに記憶された動画データとが連続再生できるようにすることをいう。
ステップS211では、CPU101は、記録部203の所定領域に第2メモリ105bに記憶された動画をダイジェスト動画として記録する。
ステップS212では、CPU101は、第2メモリ105bに記憶している動画を削除する。
ステップS213では、CPU101は、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を第2メモリ105bに記憶する。なお、計時回路112は、第2メモリ105bへ動画が記憶されてから現在までの経過時間を計測するため、このタイミングが次に経過時間を計測する際の基準時刻となる。
ステップS214では、CPU101は、画像解析回路111で検出した動きベクトル量の初期化を行う。
ステップS215では、CPU101は、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を削除し、ステップS201の処理に戻る。
<割り込み処理>ここで、図3を参照して、図2のステップS201からS203の間に、ユーザが操作部110を介して、動作モードの変更、もしくは、電源をオフとする操作を入力した場合に実行される割り込み処理について説明する。
ステップS301では、CPU101は、図2のステップS206と同様に、第2メモリ105bに動画が記憶されているか否かを判定する。第2メモリ105bに動画が記憶されている場合はステップS302に進み、記憶されていない場合はステップS305に進む。
ステップS302〜S304は、図2のステップS209〜S211と同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS305では、CPU101は、図2のステップS214と同様に、画像解析回路111で検出した動きベクトル量の初期化を行う。
ステップS306では、CPU101は、図2のステップS215と同様に、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を削除する。
ステップS307では、CPU101は、ユーザ操作に応じた処理を実行する。
<プリREC動画の遷移>次に、図4を参照して、プリRECダイジェスト動画記録モードにおける、第1メモリ105a、第2メモリ105b、記録部203の間でのプリREC動画データの遷移について説明する。図4において横軸は時間の経過を示しめしている。
まず、操作部110によりプリRECダイジェスト動画記録モードに切り替えられた後、第1メモリ105aへのプリREC動画のバッファリングが開始される。
1回目の静止画記録開始指示時点では、第2メモリ105bには未だ動画が記憶されていない。従って、計時回路112により計測された経過時間t1及び、画像解析回路111により検出された動きベクトル量m1にかかわらず、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画MOV1は、第2メモリ105bに記憶される。
2回目の静止画記録開始指示時点では、第2メモリ105bにはプリREC動画MOV1が既に記憶されている。そのため、計時回路112により計測されたMOV1が第2メモリ105bに記憶されてからの経過時間t2と、予め設定された閾値Tthとの比較判定を行う。t2は閾値Tthを下回っているため、続いて、画像解析回路111により検出された動きベクトル量検出結果m2と、予め設定された閾値Mthとの比較判定を行う。m2は閾値Mth以上であるため、第2メモリ105bに記憶されたMOV1は記録部203の所定領域へ記録される。また、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画MOV2は、第2メモリ105bに記憶される。
3回目の静止画記録開始指示時点では、第2メモリ105bにはプリREC動画MOV2が既に記憶されている。そのため、MOV2が第2メモリ105bに記憶されてからの経過時間t3と、予め設定された閾値Tthとの比較判定を行う。t3は閾値Tthを下回っているため、続いて、画像解析回路111により検出された動きベクトル量検出結果m3と、予め設定された閾値Mthとの比較判定を行う。m3は閾値Mthを下回っているため、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画MOV3は削除される。
4回目の静止画記録開始指示時点では、第2メモリ105bにはプリREC動画MOV2が既に記憶されている。そのため、MOV2が第2メモリ105bに記憶されてからの経過時間t4と、予め設定された閾値Tthとの比較判定を行う。t4は閾値Tth以上であるため、第2メモリ105bに記憶されたMOV2は記録部203の所定領域へ記録される。この際、記録部203には、既にMOV1が記録されているため、MOV2はMOV1に連結され記録される。その後、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画MOV4は、第2メモリ105bに記憶される。
続いて、ユーザが操作部110を介して、動作モードの変更、もしくは、電源をオフとする操作を入力すると、第2メモリ105bに記憶されたMOV4は、経過時間t5及び、動きベクトル量検出結果m5にかかわらず、記録部203に記録される。そして、MOV4はMOV1およびMOV2が連結された動画に、さらに連結され記録される。また第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画MOV5は削除される。
なお、上述の例では、画像解析回路111および計時回路112により検出、計測された結果と、各々の閾値との比較判定を行い、双方とも閾値を下回っていた場合は、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を削除するようにしている。しかしながら、プリREC動画は削除せず、第1メモリ105aに、そのまま残すようにしても良い。
[実施形態2]以下に、本発明に係る実施形態2について説明する。
上述した実施形態1では、画像解析回路111および計時回路112による検出、計測された結果と、各々の閾値との比較判定を行い、双方とも閾値を下回っていた場合は、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を削除している。すなわち、短期間に同じ構図で動きの少ないプリREC動画が連続して記録された場合、最初に記録されたプリREC動画を残し、後のプリREC動画を削除している。
しかしながら、撮影の失敗などによる撮り直しを行った場合には、短期間に同じ構図で連続して記録された動きの少ない動画であって、後に記録した最新のプリREC動画をダイジェスト動画とし残すことが望ましい。
そこで、本実施形態では、画像解析回路111および計時回路112による検出、計測された結果が、双方とも閾値を下回っていた場合は、第2メモリ105bに記憶されたプリREC動画を削除する。そして、第1メモリ105aにバッファリングされたプリREC動画を第2メモリ105bに記憶するように構成している。
以下に、図5を参照して、本実施形態の静止画記録処理および動画記録処理について説明する。
なお、図5の処理は、撮像装置100の電源がオンされた状態で、撮像装置100の動作モードがプリRECダイジェスト動画記録モードに設定されているときに実行され、CPU101が、ROM106に格納されたプログラムを、RAM105のワークエリアに展開し、実行することにより実現される。また、本実施形態を実現する装置構成は、図1と同様である。
図5におけるステップS501〜S507は、図2のステップS201〜S207と同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS508では、CPU101は、ステップS505までに画像解析回路111で検出した動きベクトル量の絶対値が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。判定の結果、閾値以上であった場合はステップS509に進み、閾値未満であった場合はステップS512に進む。
ステップS509〜S515は、図2のステップS209〜S215と同様の処理であるため説明を省略する。
このように、本実施形態によれば、短期間に同じ構図で動きの少ない動画を連続して記録した場合、後に記録した最新のプリREC動画をダイジェスト動画とし残すことが可能となる。
なお、短期間に同じ構図で動きの少ない動画を連続して記録した場合に、最初に記録されたプリREC動画と、後に記録されたプリREC動画のいずれを残すのかをユーザが任意に選択できるようにしても良い。
[実施形態3]以下に、本発明に係る実施形態3について説明する。
上述した実施形態1、2では、短期間に同じ構図で動きの少ない動画を連続して記録した場合には、最初に記録されたプリREC動画と、後に記録されたプリREC動画のいずれが記録される構成であった。
しかしながら、再生時の状況、例えば、時間がある場合には、撮影されたプリREC動画が全て連結されたダイジェスト動画を再生し、時間がない場合には同じ構図で動きの少ない連続する動画を省略したダイジェスト動画を再生したいという要求もあり得る。
そこで、本実施形態では、短期間に同じ構図で動きの少ない動画を連続して記録した場合であっても、全てのプリREC動画を、実施形態1、2で記録したダイジェスト動画とは別のダイジェスト動画として記録するように構成している。なお、以下の説明において、実施形態1、2で記録されるダイジェスト動画を第1ダイジェスト動画、短期間に同じ構図で動きの少ない全てのプリREC動画が連結し記録されるダイジェスト動画を第2ダイジェスト動画という。
以下に、図6を参照して、本実施形態の静止画記録処理および動画記録処理について説明する。
なお、図6の処理は、撮像装置100の電源がオンされた状態で、撮像装置100の動作モードがプリRECダイジェスト動画記録モードに設定されているときに実行され、CPU101が、ROM106に格納されたプログラムを、RAM105のワークエリアに展開し、実行することにより実現される。また、本実施形態を実現する装置構成は、図1と同様である。
図6におけるステップS601〜S607、S609〜S614、S618は、図2のステップS201〜S207、S209〜S215と同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS608では、CPU101は、ステップS605までに画像解析回路111で検出した動きベクトル量の絶対値が予め設定された閾値以上であるか否かを判定する。判定の結果、閾値以上であった場合はステップS609に進み、閾値未満であった場合はステップS615に進む。
ステップS615では、CPU101は、記録部203の所定領域に第2ダイジェスト動画が記録されているか否かを判定する。判定の結果、第2ダイジェスト動画が記録されている場合はステップS616に進み、記録されていない場合はステップS617に進む。
ステップS616では、CPU101は、第2ダイジェスト動画に第2メモリ105bに記憶されている動画を連結し同一ファイルとして、記録部203の所定領域に記録する。
ステップS617では、CPU101は、記録部203の所定領域に、第2メモリ105bに記憶された動画を第2ダイジェスト動画として記録する。
なお、本実施形態は、実施形態1に処理を追加する形態としたが、実施形態2の処理に基づいて実現しても良い。
このように、本実施形態によれば、短期間に同じ構図で動きの少ない動画が連続して記録された場合であっても、全てのプリREC動画が、実施形態1、2で記録したダイジェスト動画とは別のダイジェスト動画として記録される。そのため、ユーザは、どちらの動画を再生するかを選択することが可能となる。
[実施形態4]以下に、本発明に係る実施形態4について説明する。
静止画記録開始指示後、静止画信号処理回路107により生成された記録用静止画データを、記録媒体200に記録する前に、予め設定された時間だけ自動的に表示部113に表示するレックビュー機能が知られている。レックビューでは、ユーザは表示部113に表示された静止画を確認し、記録したくない画像の場合に、記録媒体200への記録を中止し削除することが可能である。
そして、ユーザがレックビューにより削除した静止画に対応するプリREC動画をダイジェスト動画に連結して記録したくないという要求があり得る。
そこで、本実施形態では、レックビューにより削除した静止画に対応するプリREC動画を削除するように構成している。
まず、図7を参照して、本実施形態の静止画記録処理および動画記録処理について説明する。
なお、図7の処理は、撮像装置100の電源がオンされた状態で、撮像装置100の動作モードがプリRECダイジェスト動画記録モードに設定されているときに実行され、CPU101が、ROM106に格納されたプログラムを、RAM105のワークエリアに展開し、実行することにより実現される。また、本実施形態を実現する装置構成は、図1と同様である。
図7におけるステップS701〜S703、S706〜S716は、図2のステップS201〜S214と同様の処理であるため説明を省略する。
ステップS704では、CPU101は、静止画信号処理回路107により生成された静止画を、表示部113に予め設定された時間だけレックビュー表示を行う。
ステップS705では、CPU101は、ステップS704でのレックビュー表示期間、ユーザから操作部110を介して削除要求が入力されたか否かを判定する。削除要求がなかった場合はステップS706に進み、削除要求があった場合はステップS717に進む。
ステップS717では、CPU101は、第1メモリにバッファリングされたプリREC動画を削除し、ステップS701に戻る。
なお、本実施形態は、実施形態1に処理を追加する形態としたが、実施形態2、3の処理に基づいて実現しても良い。
このように、本実施形態によれば、レックビューにより削除した静止画に対応するプリREC動画を削除するので、ユーザが記録したくない静止画に対応するプリREC動画も記録の必要がない場合に、ユーザの要求に沿った処理を行うことが可能となる。
なお、上述した各実施形態では静止画を記録媒体に記録した後、第1メモリ105aへのバッファリングを終了している。すなわち、静止画記録開始指示時点よりも所定時間遡った時点から静止画記録時点までの期間をプリREC期間としている。
しかしながら、静止画記録開始指示後、静止画を記録媒体に記録する前に、第1メモリ105aへのバッファリングを終了しても良い。すなわち、静止画記録開始指示よりも所定時間遡った時点から静止画記録開始指示時点までの期間をプリREC期間としても良い。この処理は、例えば図2のステップS203の後、ステップS205に進み、ステップS205の後、ステップS204に進むことにより実現できる。なお、ステップS204の後はステップS206の処理に進む。
また、上述した各実施形態では、画像解析回路111により検出した動きベクトル量は、第2メモリ105bにプリREC動画を新たに記憶した後に初期化している。すなわち、第2メモリ105bにプリREC動画が新たに記憶されない場合は初期化されない。しかしながら、上述した図2、図5〜図7のいずれにおいても最初のステップに戻る前に、検出した動きベクトル量を必ず初期化するようにしても良い。
また、画像解析回路111による動画の動きベクトルの解析により、動きベクトル検出を行っているが、種々のセンサを備える構成とし、センサにより動きベクトル量の検出を行うようにしても良い。
また、上述した各実施形態では、第2メモリ105bに動画を記憶した後の経過時間が予め設定された所定期間経過しているか否かの判定を、静止画記録開始指示後に行っている。しかしながら、所定期間が経過した時点で、計時回路112の計測結果に応じてCPU101が割り込み信号を発し、第2メモリ105bのプリREC動画が記録部203の所定領域へ記録されるようにしても良い。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPUなど)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (11)

  1. 静止画と動画を関連付けて記録する撮像装置であって、
    静止画の記録開始を指示する指示手段と、
    前記記録開始の指示に応じて撮像手段により撮像された静止画を記録する静止画記録手段と、
    前記静止画の記録開始が指示されてから所定の時間遡った動画を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている動画の動き量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記記憶手段に記憶された動画を記録する動画記録手段と、
    前記動画記録手段に既に動画が記録されている場合には、前記記憶手段に記憶された動画を、前記動画記録手段に記録されている動画と連続再生されるように記録する制御手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記憶手段は、前記静止画の記録開始が指示された時点または前記静止画記録手段が静止画を記録した時点から所定の時間遡った動画を記憶することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記憶手段に動画が記憶されてからの経過時間を計測する計時手段をさらに有し、
    前記動画記録手段は、前記計時手段により計測された経過時間が所定の時間を超えた場合、もしくは、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記記憶手段に記憶された動画を記録することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記動画記録手段は、前記計時手段により計測された経過時間および前記検出手段により検出された動き量にかかわらず、前記記憶手段に記憶された動画を連続再生されるように記録することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記記憶手段は、第1の記憶手段と第2の記憶手段を有し、
    前記制御手段は、前記指示手段による静止画の記録開始の指示後、前記第1の記憶手段に記憶された動画を前記第2の記憶手段に記憶させ、
    前記動画記録手段は、前記計時手段により計測された経過時間が所定の時間を超えた場合、もしくは、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記第2の記憶手段に記憶された動画を記録することを特徴とする請求項3または4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記計時手段により計測された経過時間が所定の時間を超えない場合、かつ、前記検出手段が検出した動き量が所定の閾値を超えない場合に、前記記憶手段に記憶された動画を削除することを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記制御手段は、前記計時手段により計測された経過時間が所定の時間を超えない場合、かつ、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えない場合に、前記第2の記憶手段に記憶された動画を削除し、前記第1の記憶手段に記憶された動画を前記第2の記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  8. 前記指示手段による静止画の記録開始の指示後、前記静止画記録手段に静止画を記録する前に前記撮像された静止画を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された静止画の削除を指示する第2の指示手段と、をさらに有し、
    前記制御手段は、前記第2の指示手段により静止画の削除が指示された場合に、前記静止画記録手段に前記静止画を記録せず、
    前記動画記録手段は、前記記憶手段に記憶された動画を記録しないことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 静止画の記録開始を指示する指示手段と、前記記録開始の指示に応じて撮像手段により撮像された静止画を記録する静止画記録手段と、前記静止画の記録開始が指示されてから所定の時間遡った動画を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている動画の動き量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された動き量が所定の閾値を超えた場合に、前記記憶手段に記憶された動画を記録する動画記録手段と、を備える撮像装置の制御方法であって、
    前記動画記録手段に既に動画が記録されている場合には、前記記憶手段に記憶されている動画を、前記動画記録手段に記録されている動画と連続再生されるように記録する工程を有することを特徴とする方法。
  10. コンピュータを、請求項1ないし8のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  11. コンピュータを、請求項1ないし8のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納した記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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