JP2022110999A - 下糸連続供給装置 - Google Patents

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JP2022110999A JP2021035812A JP2021035812A JP2022110999A JP 2022110999 A JP2022110999 A JP 2022110999A JP 2021035812 A JP2021035812 A JP 2021035812A JP 2021035812 A JP2021035812 A JP 2021035812A JP 2022110999 A JP2022110999 A JP 2022110999A
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Abstract

【課題】下糸連続供給装置は、下糸13を外釜2の外部から中釜3の内部に導入する、この場合、外釜2と中釜3の間の隙間10内で上糸12が下糸13に絡まる課題を解決しなければならない。【解決手段】そこで本発明は、下糸供給器枠8(1)に継手6と下糸導入管5(2)を取り付けた下糸供給器8を中釜3に取付け、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kを塞ぎ、上糸12が対向空間2k内に進入するのを防ぎ、外釜2と中釜3の間の隙間10内で、上糸12が下糸13「下糸導入管5(2)」に絡まる課題を解決する。【選択図】図9

Description

従来のミシンは、下糸13を巻いたボビンを中釜3にセットして、下糸13をボビンケース糸出口4cに引き出しておく。上糸12を外釜2の剣先で捕捉しループ状にして、一方の端は外釜2の外部を遷移している。他の一方の端は外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移している。
本発明の下糸連続供給装置はボビンを備えていない。上糸12を外釜2の剣先で捕捉しループ状にして、片方の端は外釜2の外部を遷移している、他の片方の端は、外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移している。下糸13を外釜2の外部より中釜3の内部に導入するには、外釜2と中釜3の間の隙間10内を通らなければならない、下糸13は外釜2と中釜3の間の隙間10内に張られた状態になっているため、上糸12と下糸13が交差し、絡まってしまう。
本発明は、この絡まる状態を解決しなければならない。
一般に、ミシンにより、布地を糸により縫う原理は、以下のようなものである。
上糸12を伴った針が布地を貫いて上下運動をしている。
針が布地の下に下がっている間に上糸12を緩め、上糸をループ状にし、このループ部分に外釜の回転運動によって外釜の剣先を挿入して、ループ部分を外釜の回転に伴って連れて回転するようにする。
外釜を更に回転させ、外釜内部に保持するボビンの周囲に上糸のループ部分を通す(上糸のループ部分がボビンをくぐる)ことにより、ボビンが保持する下糸13を上糸12に交差させる。
針を上昇させ、上糸12を上に強く引っ張って、交差させた下糸13を持ち上げて縫い目を形成する。
一個の縫い目が完成し、針が上昇している間に布目を一目ずつ前方に送る。
特開平5-337274号公報 特開平8-257282号公報 特開平9-327586号公報 特開平9-294888号公報
下糸連続供給装置は、下糸13を外釜2の外部から中釜3の内部に導入する、この場合、外釜2と中釜3の間の隙間10内で、上糸12が下糸13に絡まる課題を解決しなければならない。
そこで本発明は、下糸供給器枠8(1)に継手6と下糸導入管5(2)を取り付けた下糸供給器8を中釜3に取り付け、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kを塞ぎ、上糸12が対向空間2k内に進入するのを防ぎ、外釜2と中釜3の間の隙間10内で、上糸12が下糸13「下糸導入管5(2)」に絡まる課題を解決する。
上記課題を達成するために、請求項1の下糸供給器8は、下糸供給器枠8(1)と継手6と下糸導入管5(2)とを備えている。
図8参照、下糸供給器枠8(1)の素材は、釜と同一素材を使用する。
下糸供給器枠8(1)の形状は、図3参照、釜を組み立てた時、下糸供給器側面8bと外釜内側面2fは、中釜側面ガイドレール3fに切られている下糸供給器取付け溝3iと下糸導入管5(2)取付け窪3hに下糸供給器8を取り付けた時、隙間がなく接触するように設計し精密加工する。図2参照、下糸供給器側面8bは外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kに壁を造り、対向空間2kを塞ぎ、上糸12の対向空間2k内への進入を防ぐ。
下糸供給器側面8bと外釜内側面2fは接触せず、対向空間2kが塞がらず、開いている場合は、下糸供給器側面8bは中釜側面ガイドレール3fの溝3iに取り付けられ対向空間2k内に設置されている状態になっており(下糸13は対向空間2k内に張られている状態になっている)、外釜2の回転により上糸12が対向空間2k内に進入し、下糸供給器側面8bの下部を通り、下糸供給器側面8bを跨ぐことができず絡みついてしまう。
図5参照、 下糸導入管5は、釜の外部用5(1)と釜の内部用5(2)がある。
外部用の下糸導入管5(1)の素材は、下糸導入管取付け枠7に下糸導入管5(1)を取り付けた時、回転軸1の回転力に耐え、継手6と共に下糸供給器8をしっかり支える素材を使用する。下糸導入管5(1)糸出口5bにネジ山5dを切り、、継手軸糸入り口6cに切ってあるネジ山5dにねじ込み接続する。
内部用の下糸導入管5(2)は、板状に加工する。素材は、釜と同じ素材を使用する。
下糸導入管5の糸通り孔は、糸切れせず、糸通りが良好になるように研磨加工する。外部は、研磨加工して角を取り、丸くする。
図6参照、継手6の素材は、釜と同一素材を使用する。糸通り孔は、糸切れせず、糸通りが良好になるように研磨加工する。
継手軸糸入り口6cにネジ山5dを切る。
図8は、下糸供給器8の完成図である。
下糸供給器枠底部8aに開けてある継手軸6aの挿入孔8cに継手軸6aの縦軸部分を挿入する、継手軸6aの横軸部分を下糸供給器枠底部8aに溶接にて取り付ける。
継手糸出口軸6dを下糸導入管5(2)糸入り口5aに差し込み、下糸導入管5(2)の糸出口軸5cまでを下糸供給器枠底部8aより下糸供給器枠の側面8dまで溶接にて取り付ける。溶接部は、外釜2と中釜3の間の隙間10内で上糸12が下糸導入管5(2)に引き掛かり、切れないように研磨加工する。外釜内側面2fと下糸供給器枠側面8bの接触部、及び外釜底部2cと下糸供給器底部8aの接触部は、外釜2が滑らかに回転するように研磨加工をする。継手軸6aを回転軸1の継手挿入孔に挿入し、接触部は外釜2が滑らかに回転するように研磨加工をする。
上記課題を達成するために、請求項2の下糸連続供給装置は、回転軸1と、外釜2と、中釜3と、ボビンケース4と、下糸導入管5と、継手6と、下糸導入管取付け枠7と、下糸供給器8と、によって構成されている。
図1参照、回転軸Iは、既成のパイプを使用する。パイプの内側面は研磨加工する。素材は、外釜2の高速回転力に耐える素材を使用する。
図2参照、外釜2は、従来使用している外釜2を使用する。
図3参照、中釜3は、従来使用している中釜3を使用する。
下糸供給器8に取り付けられている、下糸導入管5(2)の糸出口軸5cを中釜3に掘られている窪3hに、ネジ9でしっかり取り付ける。
下糸導入管5(2)が中釜外側面3gに接触して外釜2の回転を妨げぬように、中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)より下糸供給器8取付け溝3iを切り、溝3iの先に下糸導入管糸出口軸5cを押し込み取り付ける窪3hを掘り、下部に空間3jを開ける。
中釜側面ガイドレール切欠部3f(2)に、下糸供給器側面8bの上部の角8eを差し込み取り付ける取付け溝3iを切る。釜を組み立てた時、下糸供給器側面8bと外釜内側面2fは接触するように設計し、溝3iは隙間がなく接触するように精密加工する。
中釜3に下糸供給器8を取り付けたため、外釜底部2cと中釜底部3dの間の隙間10は、下糸供給器底部8aにより狭くなっている。隙間10を広くするために、中釜底部3dの側面を約1センチ切り取り、又中釜中心軸取付け枠3cも約1センチ上にあげ取付け、中釜底部3dと外釜底部2c(下糸供給器底部8a)の間の隙間10を約1センチ広げる。
中釜中心軸取付け枠3cを約1センチ上にあげ取付けたため、中釜中心軸3aを約1センち短くする。
図4参照、ボビンケース4は、従来使用しているボビンケース4を使用する。
下糸導入孔4bをボビンケース糸出口4cとボビンケース窪み4gの間の側面に開ける。
ボビンケース中心軸4aに○型の糸通り針金4fを溶接にて取り付ける。
中釜中心軸取付け枠3cを約1センチ上にあげ取り付けたため、ボビンケース中心軸4aを約1センチ短くする。
図5参照、下糸導入管5(1)糸出口5bにネジ山5dを切る。糸通り孔は研磨加工する。
下糸導入管5(1)の素材は、回転軸1の回転力に耐える素材を使用して、下糸供給器8を継手6と下糸導入管取付け枠7で、しっかり支えなければならない。
図6参照、継手6の素材は、釜と同一素材を使用する。
継手軸糸入口6cにネジ山5dを切る。糸通り孔は研磨加工する。
図7参照、下糸導入管取付け枠7は、下糸導入管取付け枠7の筒に下糸導入管5(1)を通してネジ9で止め、継手6と共に下糸供給器8をしっかり支える枠である。素材は、ミシン底部の素材と同じ素材を使用し、ミシン底部に溶接にて取り付ける。
図8参照、下糸供給器枠8(1)に下糸導入管5(2)と継手6を溶接にて取り付けている下糸供給器8は、中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)より下糸供給器8取付け溝3iを切り、溝3iの先に掘られている下糸導入管5(2)取付け窪3hに下糸導入管5(2)糸出口軸5cをネジ9で取付ける。中釜側面ガイドレール切欠部3f(2)より下糸供給器8取付け溝3iを切り、下糸供給器8の鋼板上部の角8eを差し込み取付け、中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)と3f(2)の間に壁を造り、中釜外側面3gと下糸供給器8との間に隙間11を形成する。
釜を組み立てた時、下糸供給器側面8bと外釜内側面2fが接触するように設計し、下糸供給器取付け溝3iと下糸導入管5(2)取付け窪3hは、下糸供給器8を取り付けた時、隙間がなく接触するように精密加工する。外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kに壁を造り、対向空間2kを塞ぎ、上糸12が対向空間2k内に進入するのを防いでいる。下糸供給器8は、中釜外側面3gの間に隙間11を形成する。隙間11は、外釜2と中釜3の間の隙間10と接続している。
故に下糸導入管5(2)は、継手6と接続して、下糸供給器枠8(1)に溶接にて取り付けられ、外釜2と中釜3の間の隙間10内にあるが、下糸導入管5(2)「下糸13」は隙間10内の空間に張られていない。上糸12は下糸導入管5(2)「下糸13」の上部を通過し(下糸供給器8を上糸ループ部分がくぐる)、下糸導入管5(2)「下糸13」に絡まることなく隙間10内を通過する。
上記課題を達成するために、請求項2の下糸連続供給装置の機構は、
図9参照、回転軸1と下糸導入管5(1)及び下糸導入管取付け枠7で、釜の外部を構成している、外釜2と、
外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kを塞ぎ、下糸を釜の外部から釜の内部へ導入し、ボビンケース中心軸4aに取り付けられている○型の糸通り針金4fを通り、ボビンケース糸出口4cに引き出す、下糸供給器8と、
中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)と3f(2)に下糸供給器8の取付け溝3iを切り、下糸導入管糸出口軸5cの取付け窪み3hを掘り、取付け窪3hの下部に空間3jを開けた、中釜3と、
ボビンケース側面に糸通り孔4bを開け、中心軸4aに○型の糸通り針金4fを取り付けた、ボビンケース4と、
の4部分で構成されている。
図9参照、下糸連続供給装置を組み立てる。
1、 中釜3に下糸供給器8を取り付ける。
中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)側に切られている溝3iに下糸供給器8の側面上部の角8dを差し込み、窪3hに下糸導入管糸出口軸5cを入れてネジ9で止め固定する。
中釜側面ガイドレール切欠部3f(2)側に切られている溝3iに下糸供給器8の側面上部の角8eを差し込み取り付ける。
2、 外釜側面ガイドレール溝2eに中釜側面ガイドレール3fを差し込み、中釜側面ガイドレール3fを中釜押さえ2bで押さえ、中釜押さえ2bを外釜2にネジ9で取り付け、釜を組み立てる。
3、 釜を組み立てた時、下糸供給器8は、外釜二枚剣先根元部2iの外釜内側面2fと、中釜押さえ根元部2jの外釜内側面2fと接触している。
下糸供給器8は、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kに壁を造り、対向空間2kを塞ぎ、中釜外側面3gと下糸供給器8の間に隙間11を形成して、上糸12が対向空間2k内に進入するのを防ぐ。
4、 外釜二枚剣先2aが上糸12を捕捉した時、下糸供給器8と外釜内側面2fが接触せず、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kが開いている場合、上糸は、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2k内に進入し、下糸供給器8は対向空間2k内に取り付けられている状態になっているため、下糸供給器側面8bの下側に入り、中釜側面ガイドレールに切られている溝3iと窪3hに取り付けられている下糸供給器側面8bと下糸導入管糸出口軸5cを跨ぐことができず(下糸供給器8を上糸のループ部分がくぐることができず)、下糸供給器側面8bと下糸導入管5(2)に絡みついてしまう。
故に、下糸供給器8と外釜内側面2fは接触して、上糸12が対向空間2k内に進入するのを防がなければならない。
5、 下糸導入管5(1)を、ミシン底部に取り付けられている回転軸1の糸通り孔に通し、下糸導入管糸出口5bを、下糸供給器8の底部8aより出ている継手軸糸入り口6cにネジ込み取り付ける。
6、 ミシン底部に取り付けられている回転軸1を、外釜軸2dに差し込み、ネジ9で止め取り付ける。
7、 回転軸1より出ている下糸導入管糸入り口5aをミシン底部に取り付けられている下糸導入管取付け枠7の取付け孔に通し、ネジ9で止め取り付ける。
中釜3に下糸供給器8を取り付けて縫製作業を行う。
1、 下糸供給器8は、釜を組み立てた時、外釜二枚剣先根元部2iの外釜内側面2fと中釜押さえ根元部2jの外釜内側面2fと接触し、壁を造り、外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kを塞ぎ、上糸が対向空間2k内に進入するのを防ぎ、中釜外側面3gと下糸供給器8の間の隙間11を形成している。
2、 下糸通しは、下糸13を釜の外部から下糸導入管5(1)に通し、下糸供給器8に取り付けられている継手6を介して、下糸導入管5(2)に通して中釜内部に導入し、ボビンケース中心軸4aに取り付けられている○型の糸通り針金4fに通して、ボビンケース糸出口4cに引出し、針板の針孔に通し止めておく。下糸13は、ボビンケース糸出口4cと針板の針孔の間の空間に張られている。
3、 上糸12を伴った針は布地を貫いて下に動く、針が布地の下に下がっている間に上糸を緩め、上糸をループ状にし、このループ部分に外釜2の回転運動によって外釜二枚剣先2aを挿入して、ループ部分を外釜2の回転に伴って連れて中釜3の周りを回転する。
4、 外釜2を更に回転させ、上糸のループの片方は釜の外部を遷移し、他の片方は外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移している。
5、 釜の外部を遷移している上糸ループの片方は、ボビンケース糸出口4cと針板の針孔の間の空間に張られている下糸13の下部を通過する。
6、 外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移している上糸ループの他の片方は、下糸供給器8と外釜内側面2fが接触しているため、対向空間2k内に入れず、中釜外側面3gと下糸供給器8の間の隙間11内に進入し、下糸導入管5(2)の上部を通過し、外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移する。
7、 外釜2は更に回転し、下降し、釜の外部を遷移している上糸ループの片方は最下点で中釜中心軸3aの頭部を跨ぎ、ボビンケース糸出口4cと針板の針孔の間の空間に張られている下糸13に上糸12が交差し、針は上昇に転じる。
8、 外釜2と中釜3の間の隙間10内を遷移している上糸ループの他の片方は、下糸導入管5(2)に絡まることなく最下点で下糸供給器8に取り付けられている継手6の頭部を跨ぎ(上糸のループ部分が下糸供給器8をくぐる)、針は上昇に転じる。
9、 外釜2は更に回転し、上糸ループを一本化し、針を上昇させ、上糸12を上に強く引っ張って、交差させた下糸13をループ内に抱え込んで針板の針孔に持ち上げて縫い目を形成する。
10、 一個の縫い目が完成し、針が上昇している間に布目を一目ずつ前方に送る。
下糸を連続供給できるため、ボビンに巻かれている下糸の無くなるのを気にせず作業ができるため、精神的に疲れが減少し、生産能力が増し、作業の変化に素早く対応することができる。
既成のパイプを使用した、回転軸1の一例図。 従来使用している、外釜2の一例図。 中釜側面ガイドレール3fの下部に空間3jを開け、中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)と3f(2)に下糸供給器8の取付け溝3iを切り、下糸導入管5(2)糸出口軸5cの取付け窪3hを掘った、中釜3の一例図。 ボビンケース側面に糸通り孔4bを開け、中心軸4aに○型の糸通り針金4fを取り付けた、ボビンケース4の一例図。 外釜外部より中釜内部に下糸を導入する下糸導入管5(1)と5(2)の、下糸導入管5の一例図。 継手6の一例図。 ミシン底部に溶接にて取り付けられている下糸導入管取付け枠7の一例図。 下糸供給器8の一例図。 釜の機構の一例図。
下糸連続供給装置は、下糸を連続供給できるため作業工程を自動化し、人手に頼る体制を改善し、環境変化に素早く対応して、安価で高品質の商品を増産することができる。
1は回転軸、2は外釜、2aは外釜二枚剣先、2bは中釜押さえ、2cは外釜底部、2dは外釜軸、2eは外釜側面ガイドレール溝、2fは外釜内側面、2hは外釜一枚剣先、2iは外釜二枚剣先根元部、2jは中釜押さえ根元部、2kは外釜二枚剣先根元部2iと中釜押え根元部2jの間の対向空間、3は中釜、3aは中釜中心軸、3bは下糸導入管取付け口、3cは中釜中心軸取付け枠、3dは中釜底部、3fは中釜側面ガイドレール、3f(1)と3f(2)は中釜側面ガイドレール切欠部、3gは中釜外側面、3hは下糸導入管5(2)取付け窪み、3iは下糸供給器取付け溝、3jは中釜側面ガイドレール下部の空間、4はボビンケース、4aはボビンケース中心軸、4bは糸通り孔、4cはボビンケース糸出口、4dは糸調子バネ、4eは溝、4fは○型の糸通り針金、4gはボビンケース窪み、5は下糸導入管、5aは下糸導入管糸入り口、5bは下糸導入管糸出口、5cは下糸導入管5(2)糸出口軸、5(1)は釜の外部用下糸導入管、5(2)は釜の内部用下糸導入管、5dはネジ山、6は継手、6aは継手軸、6cは継手軸糸入り口、6dは継手軸糸出口、7は下糸導入管取付け枠、8は下糸供給器、9はネジ、10は外釜と中釜の間の隙間、11は中釜外側面と下糸供給器の間の隙間、12は上糸、13は下糸。
図3参照、中釜3は、従来使用している中釜3を使用する。
下糸供給器8に取り付けられている、下糸導入管5(2)の糸出口軸5cを中釜3に掘られている窪3hに、ネジ9でしっかり取り付ける。
下糸導入管5(2)が中釜外側面3gに接触して外釜2の回転を防げぬように、中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)より下糸供給器8取付け溝3iを切り、溝3iの先に下糸導入管糸出口軸5cを押し込み取り付ける窪3hを堀り、下部に空間3jを開ける。
中釜側面ガイドレール切欠部3f(2)に、下糸供給器側面8bの上部の角8eを差し込み取り付ける取付け溝3iを切る。釜を組み立てた時、下糸供給器側面8bと外釜内側面2fは接触するように設計し、溝3iは隙間なく接触するように精密加工する。
中釜3に下糸供給器8を取り付けたため、外釜底部2cと中釜底部3dの間の隙間10は、下糸供給器底部8aにより狭くなっている。隙間10を広くするために、中釜底部3dの側面を約1センチ切り取り、又中釜中心軸取付け枠3cも約1センチ上にあげ取付け、中釜底部3dと外釜底部2c(下糸供給器底部8a)の間の隙間10を約1センチ広げる。
中釜中心軸取付枠3cを約1センチ上にあげ取付けたため、中釜中心軸3aを約1セン短くする。
図4参照、ボビンケース4は、従来使用しているボビンケース4を使用する。
下糸導入管5(2)差し込み口4bをボビンケース糸出口4cとボビンケース窪み4gの間の側面に開ける。
ボビンケース中心軸4aに○型の糸通り針金4fを溶接にて取り付ける。
中釜中心軸取り付け枠3cを約1センチ上にあげ取り付けたため、ボビンケース中心軸4aを約1センチ短くする。
ボビンケース4の中釜への取り付けは、
ボビンケースに糸通しが終わったら、ツマミ4hを持って中釜中心軸にはめ込み、軽く支えながら指先でしっかり押し込み、固定する。
ボビンケース4の取り外し方は、
針が針板より上にあるのを確認して、テーブルの下に手を入れるか、又はミシン頭部を向こう側に倒し、ボビンケースのツマミ4hを起こして取り外す。
1は回転軸、2は外釜、2aは外釜二枚剣先、2bは中釜押さえ、2cは外釜底部、2dは外釜軸、2eは外釜側面ガイドレール溝、2fは外釜内側面、2hは外釜一枚剣先、2iは外釜二枚剣先根元部、2jは中釜押さえ根元部、2kは外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間、3は中釜、3aは中釜中心軸、3bは下糸導入管取付口、3cは中釜中心軸取付枠、3dは中釜底部、3fは中釜側面ガイドレール、3f(1)と3f(2)は中釜側面ガイドレール切欠部、3gは中釜外側面、3hは下糸導入管5(2)取付け窪み、3iは下糸供給器取付け溝、3jは中釜側面ガイドレール下部の空間、4はボビンケース、4aはボビンケース中心軸、4bは下糸導入管5(2)差し込み口、4cはボピンケース糸出口、4dは糸調子バネ、4eは溝、4fは○型の糸通り針金、4gはボピンケース窪み、4hはツマミ、5は下糸導入管、5aは下糸導入管糸入り口、5bは下糸導入管糸出口、5cは下糸導入管5(2)糸出口軸、5(1)は釜の外部用下糸導入管、5(2)は釜の内部用下糸導入管、5dはネジ山、6は継手、6aは継手軸、6cは継手軸糸入りロ、6dは継手軸糸出ロ、6eは継手頭部、7は下糸導入管取付け枠、8は下糸供給器、8aは下糸供給器底部、8bは下糸供給器側面、8cは継手取付け孔、8dは中釜側面ガイドレール切欠部3f(1)側に取り付ける下糸供給器側面8bの上部の角、8eは中釜側面ガイドレール切欠部3f(2)側に取り付ける下糸供給器側面8bの上部の角、9はネジ、10は外釜と中釜の間の隙間、11は中釜外側面と下糸供給器側面8bの間の隙間、12は上糸、13は下糸。

Claims (2)

  1. 下糸供給器8は、
    下糸供給器枠8(1)に、下糸導入管5(2)と継手6を溶接にて取り付けている。
  2. 下糸連続供給装置の機構は、
    回転軸1と下糸導入管取付け枠7に下糸導入管5(1)を取り付けた、外釜2の部分と、
    外釜二枚剣先根元部2iと中釜押さえ根元部2jの間の対向空間2kを塞ぎ、下糸を釜の外部から釜の内部へ導入し、ボビンケース中心軸4aに取り付けてある○型の糸通り針金4fを通り、ボビンケース糸出口4cへ引き出す、下糸供給器8の部分と、
    下糸供給器8取付け溝3iを切り、下糸導入管5(2)取付け窪3hを掘り、中釜側面ガイドレール下部に空間3jを開けた、中釜3の部分と、
    ボビンケース側面に糸通り孔4bを開け、中心軸4aに○型の糸通り針金4fを取り付けた、ボビンケース4の部分と、
    を備えた4部分で構成されている。
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JP2015054229A (ja) * 2013-09-13 2015-03-23 新井 武 ボビンレス下糸連続供給装置
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