JP2022110391A - 椅子 - Google Patents

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浩孝 佐藤
Hirotaka Sato
雅人 小関
Masahito Koseki
拓也 小畠
Takuya Obata
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Abstract

【課題】多数の座席が設けられた観覧場に設置されるのに好適な椅子であって、個々の座席で独立して飛沫の拡散を防止できるものを提案する。【解決手段】椅子は、座部と、座部の左に配置された左肘掛部と、座部の右に配置された右肘掛部と、エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備える。複数のエア吹出口は、左肘掛部の上部に設けられて座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、右肘掛部の上部に設けられて座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを、含む。【選択図】図3

Description

本発明は、観覧場に設置されるために好適な椅子の構造に関する。
映画館、プラネタリウム、劇場、音楽ホールなどの屋内観覧場や、各種スポーツが行われる競技場などの屋内外観覧場には、多数の座席(観覧席)が設けられている。観覧場の収容人数を増やすためには、座席は集密に配置されることが望ましい。一方で、ヒトの咳、くしゃみ、会話などによって飛散する微細な唾液が空中を漂って別のヒトに吸い込まれる可能性の高い距離は通常1~2メートルとされており、病原体の飛沫感染を防止する観点からは、個々の座席を2メートル以上隔離することが望まれる。
多数の観客が収容される観覧場でソーシャルディスタンスを確保するために、従来の座席において前後左右を空席とする措置がとられることがある。しかし、この状態では観覧場の収容可能人数は本来の収容能力の約半分程度となり、興行収入が従来の約半分しか得られないという問題がある。
ところで、従来から、飲食店や鉄道・飛行機などの輸送手段において喫煙席から煙の流出を防止するために、空間を空気の流れで仕切るエアカーテン形成機能を有する椅子が提案されている。例えば、特許文献1に開示された椅子は、足元に設けられたエア吸入口と、背もたれの上部に設けられたエア吹出口とを有し、エア吸入口から取り入れたエアをエア吹出口から天井に向けて吹き出すことによって、エアカーテンを形成するように構成されている。
実開平1-114860号公報
上記特許文献1では、喫煙エリアと禁煙エリアとを仕切り、喫煙エリアの煙が禁煙エリアへ流出しないようにするためにエアカーテンを用いることが例示されている。つまり、エアカーテンで椅子の前後の空間を仕切ることが考案されているに過ぎず、個々の座席を気流の流れにおいて他から独立させるものではない。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、多数の座席が設けられた観覧場に設置されるのに好適な椅子であって、個々の座席で独立して飛沫の拡散を防止できるものを提案する。
本発明の一態様に係る椅子は、
座部と、
前記座部の左に配置された左肘掛部と、
前記座部の右に配置された右肘掛部と、
エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
前記複数のエア吹出口が、前記左肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを、含むことを特徴としている。ここで、前後左右は、座部に着座している着座者から見た前後左右と対応する。
また、本発明の別の一態様に係る椅子は、
左右方向に並ぶ複数の座部と、
前記複数の座部の各々の左に配置された左肘掛部と、
前記複数の座部の各々の右に配置された右肘掛部と、
エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
前記複数のエア吹出口は、前記左肘掛部の各々の上部に設けられて右側の前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の各々の上部に設けられて左側の前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを含み、
左右に隣接する前記座部同士の間の各々に配置された前記左肘掛部及び前記右肘掛部が一体化されていることを特徴としている。
上記構成の椅子によれば、座部に着座している着座者の左右にエアカーテンが形成される。各エア吹出口から吹き出すエアの流れは鉛直に対し座部へ向かう傾きを有していることから、着座者を左右から覆うようにドーム状のエアの流れが形成され、着座者の周りに気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成される。このような椅子によって観覧場の各座席が形成されることによって、個々の座席に気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成されるので、着座者からの飛沫の拡散を当該座席内に止めることができる。よって、観覧場において多数の座席を左右方向に密接して配置することが可能となる。
本発明によれば、多数の座席が設けられた観覧場に設置されるのに好適な椅子であって、個々の座席で独立して飛沫の拡散を防止できるものを提案することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る椅子が配置された観覧場の様子を示す平面図である。 図2は、椅子の平面図である。 図3は、椅子の正面図である。 図4は、椅子の側面図である。 図5は、椅子の給気系統の構成を示す図である。 図6は、椅子の排気系統の構成を示す図である。 図7は、左エア吹出口からのエアの吹出方向の傾きθLの最大値の求め方を説明する図である。 図8は、変形例に係る椅子の正面図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る椅子1が配置された観覧場100の様子を示す平面図である。
図1に示すように、観覧場100には多数の座席が設けられており、各座席には椅子1の座部2が配置されている。ここで、観覧場100には、映画館、プラネタリウム、劇場、音楽ホールなどの屋内観覧場や、各種スポーツが行われる競技場などの屋内外観覧場が含まれる。この観覧場100では、左右方向に並ぶ複数の座席を一段として、複数段が前後方向に並んでいる。観覧場100の各座席は、椅子1によって形成されている。椅子1の一つの座部20が一つの座席に相当する。
本実施形態においては、多人数掛けの椅子1を例に挙げて説明する。図2は椅子1の一部平面図であり、図3は椅子1の一部正面図であり、図4は椅子1の側面図である。図4では、座部2の左肘掛部4Lが透過して示されている。図1~4に示すように、椅子1は、左右方向に並ぶ複数の座部2と、各座部2の後ろに配置された背凭れ部3と、各座部2の左に配置された左肘掛部4Lと、各座部2の右に配置された右肘掛部4Rとを有する。座部2に座った観客を「着座者」と称し、着座者から見た前後左右を、本明細書における前後左右として説明する。
各座部2には、着座者が座る座面21が形成されている。座部2は固定式であってもよいし、跳ね上げ式であってもよい。
各座部2の下方には、エア吸入口6が設けられている。エア吸入口6は、例えば、着座者の足の後ろ側に位置し、前向きに開口している。或いは、エア吸入口6は、着座者の足の前又は後ろに位置し、椅子1が設置された床に上向きに開口している。
背凭れ部3の上部には、前エア吹出口31と後エア吹出口32とを含む2種類のエア吹出口31,32が設けられている。エアの吹出音や気流の流れが着座者に不快感を与えないように、エア吹出口31,32は、着座者の耳よりも上方に位置することが望ましい。
前エア吹出口31及び後エア吹出口32の各々は、左右方向に延びるスリットである。これらのエア吹出口31,32は平行に延び、前エア吹出口31の後ろ側に後エア吹出口32が配置されている。なお、最後段に配置される椅子1の背凭れ部3では、前エア吹出口31が設けられて、後エア吹出口32は省略されていてもよい(図1、参照)。
前エア吹出口31は、背凭れ部3の前方に位置する座部2の上方(より望ましくは、座部2に座っている着座者の上方)へ向けて、前斜め上方へエアを吹き出す。より詳細には、前エア吹出口31からのエアの吹出方向は鉛直上方から前方へθF傾いている。
後エア吹出口32は、後斜め上方(より望ましくは、一つ後段の座席の座部2の上方)へエアを吹き出す。より詳細には、後エア吹出口32からのエアの吹出方向は鉛直上方から後方へθB傾いている。なお、エアがエア吹出口31,32から出るときのエアの速度方向をエアの吹出方向とする。
左肘掛部4Lは、前後方向に延びる低段面と、低段面の左側で前後方向に延びる高段面とを有する。高段面の高さは、一対の低段面の高さよりも高い。左肘掛部4Lの低段面には、左肘置き41Lとして機能する。左肘掛部4Lの高段面には左エア吹出口42が開口している。左エア吹出口42は前後方向に延びるスリットである。左エア吹出口42は、右斜め上方へ向けてエアを吹き出す。より詳細には、左エア吹出口42からのエアの吹出方向は鉛直上方から右方へθL°傾いている。
右肘掛部4Rは、前後方向に延びる低段面と、低段面の右側で前後方向に延びる高段面とを有する。高段面の高さは、一対の低段面の高さよりも高い。右肘掛部4Rの低段面には、右肘置き41Rとして機能する。右肘掛部4Rの高段面には右エア吹出口43が開口している。右エア吹出口43は前後方向に延びるスリットである。右エア吹出口43は、左斜め上方へ向けてエアを吹き出す。より詳細には、右エア吹出口43からのエアの吹出方向は鉛直上方から左方へθR°傾いている。
左右に隣接する座部2同士の間の各々に配置された左肘掛部4L及び右肘掛部4Rは一体化されている。このような一体化された左肘掛部4L及び右肘掛部4Rでは、左エア吹出口42と右エア吹出口43とが平行に並んでいる。
図5は椅子1の給気系統の構成を示す図である。図5に示すように、各座席の前エア吹出口31、後エア吹出口32、左エア吹出口42、及び右エア吹出口43は、給気管51と接続されている。給気管51は、背凭れ部3や肘掛部4L,4Rの内部に設けられている。複数の座席の給気管51は、一つの給気ヘッダ管52と接続されている。給気ヘッダ管52には送風機53が接続されている。送風機53から圧送されたエアが、給気ヘッダ管52を通じて各給気管51へ送られ、エア吹出口31,32,42,43から吹き出す。送風機53は、観覧場100の内部に設けられていてもよいし、静かな環境が好まれるコンサートホールや映画館では観覧場100の外部に設けられていてもよい。
図6は椅子1の排気系統の構成を示す図である。図6に示すように、各座席のエア吸入口6には排気管61が接続されている。排気管61は、座部2より下方に設けられた台座部や床下に設けられていてよい。複数の排気管61は、一つの排気ヘッダ管62と接続されている。排気ヘッダ管62には排風機63が接続されている。排風機63の稼働により、各エア吸入口6に吸引力が発生し、エア吸入口6へ吸い込まれたエアは、排気管61及び排気ヘッダ管62を通じて大気へ放出される(又は、循環利用される)。
排気ヘッダ管62から排風機63までのエアの流路、或いは、排風機63から大気放出される(又は、循環利用される)までのエアの流路にエア清浄化装置64が設けられていてよい。エア清浄化装置64は、エアを大気放出したり再循環したりできる程度に清浄化する機能を有する。例えば、エア清浄化装置64は、エアに同伴している粉塵や飛沫の除去、エアの滅菌・殺菌などの機能を有する。
ここで、上記構成の椅子1による飛沫の拡散防止機能を説明する。着座者は、図1に示す観覧場100の座席2Dの座部2に座っているものとする。座席2Dの前の座席が座席1Dであり、座席2Dの後ろの座席が座席3Dである。送風機53が稼働すると、各エア吹出口31,32,42,43からエアが吹き出す。また、排風機63の稼働により、各エア吸入口6に吸引力が発生する。
図4に示すように、座席2Dの背凭れ部3に設けられた前エア吹出口31から着席者側へ前斜め上方に吹き出したエアによって、着席者の後ろ側(即ち、座席2Dと座席3Dとの間)にエアカーテンが形成される。
前述の通り、前エア吹出口31からのエアの吹出方向は鉛直上方から前方へθF傾いている。θFは0°より大きく55°以下の範囲の値である。前エア吹出口31から吹き出たエアの流れは、前エア吹出口31から吹出方向と平行に延びる流れ中心線CFを中心として扇形状に拡がる。鉛直に対する流れ中心線CFの傾きが即ちθFである。流れ中心線CF上と比較して流速が半分となる流れ線の流れ中心線CFに対する角度を広がり角とする。エアの吹出速度に関わらず広がり角は約3°である。隣接する後エア吹出口32から吹き出すエアとの干渉をなるべく回避するために、前エア吹出口31からのエアの吹出方向の傾きθFは3°以上が望ましく、確実な干渉回避のためには5°以上が更に望ましい。また、前エア吹出口31からのエアの吹出方向の傾きθFは、着座者の不快感の軽減及び良好なエアカーテンの形成のために、前エア吹出口31から吹き出すエアが直接に着席者の頭部に当たらない角度が望ましい。
座席1Dの後エア吹出口32から着席者側へ後斜め上方に吹き出したエアによって、座席2Dの着座者の前側(即ち、座席1Dと座席2Dの間)にエアカーテンが形成される。前述の通り、後エア吹出口32からのエアの吹出方向は鉛直から後方へθB傾いている。θBは0°より大きく55°以下の範囲の値である。後エア吹出口32から吹き出たエアの流れは、後エア吹出口32から吹出方向と平行に延びる流れ中心線CBを中心として扇形状に拡がる。鉛直に対する流れ中心線CBの傾きが即ちθBである。隣接する前エア吹出口31から吹き出すエアとの干渉をなるべく回避するために、後エア吹出口32からのエアの吹出方向の傾きθBは3°以上が望ましく、確実な干渉回避のためには5°以上が更に望ましい。また、後エア吹出口32からのエアの吹出方向の傾きθBは、後エア吹出口32から吹き出すエアが直接に着席者の頭部に当たらない角度が望ましい。
図3に示すように、座席2Dの左エア吹出口42から着席者側へ右斜め上方に吹き出したエアによって、着席者の左側(即ち、座席2Dの左側部)にエアカーテンが形成される。前述の通り、左エア吹出口42からのエアの吹出方向は鉛直から右方へθL傾いている。θLは0°より大きく51°以下の範囲の値である。左エア吹出口42から吹き出たエアの流れは、左エア吹出口42から吹出方向と平行に延びる流れ中心線CLを中心として扇形状に拡がる。鉛直に対する流れ中心線CLの傾きが即ちθLである。隣接する右エア吹出口43から吹き出すエアとの干渉をなるべく回避するために、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLは3°以上が望ましく、確実な干渉回避のためには5°以上が更に望ましい。また、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLは、左エア吹出口42から吹き出すエアが直接に着席者の頭部に当たらない角度が望ましく、座部2の幅や肘掛部4L,4Rの座面21からの高さにもよるが、最大で51°程度であると考えられる。
ここで、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLの最大値の求め方を例示する。但し、以下に示す値は例示に過ぎない。図7に示すように、着座者を一人で座れるようになる6歳児と想定する。6歳児の平均的な座高H1を646mmとし、頭頂部から口までの距離H2を163mmと仮定すると、座面21から着座者の口までの高さH3は483mmとなる。座面21から左エア吹出口42までの高さH4を300mmとし、座部2の幅Wを500mmとすると、左エア吹出口42と着座者の口と繋ぐ直線の鉛直上方からの傾き角度θmは約54°となる。左エア吹出口42から吹き出すエアの広がり角(約3°)を考慮すれば、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLの最大値は54°-3°=51°と概算される。
一方、着座者を成人男性と想定する場合、日本人成人男性の最大の座高H1を1061mmと仮定し、座面21から左エア吹出口42までの高さH4を300mmとし、座部2の幅を500mmとすると、左エア吹出口42と着座者の頭頂部とを直線で繋いだ時の鉛直方向からの傾き角度θtは約18°となる。左エア吹出口42から吹き出すエアの広がり角(約3°)を考慮すれば、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLの最大値は18°-3°=15°と概算される。この例に基づけば、左エア吹出口42からのエアの吹出方向の傾きθLは、51°以下が望ましく、15°以下が更に望ましい。
座席2Dの右エア吹出口43から着席者側へ左斜め上方に吹き出したエアによって、着席者の右側(即ち、座席2Dの右側部)にエアカーテンが形成される。前述の通り、右エア吹出口43からのエアの吹出方向は鉛直から右方へθR傾いている。θRは0°より大きく51°以下の範囲の値である。右エア吹出口43から吹き出たエアの流れは、右エア吹出口43から吹出方向と平行に延びる流れ中心線CRを中心として扇形状に拡がる。鉛直に対する流れ中心線CRの傾きが即ちθRである。隣接する左エア吹出口42から吹き出すエアとの干渉をなるべく回避するために、右エア吹出口43からのエアの吹出方向の傾きθRは3°以上が望ましく、確実な干渉回避のためには5°以上が更に望ましい。また、前述の左エア吹出口42と同様に、右エア吹出口43からのエアの吹出方向の傾きθRは、51°以下が望ましく、15°以下が更に望ましい。
上記のように前エア吹出口31、後エア吹出口32、左エア吹出口42、及び右エア吹出口43から吹き出したエアによって、座席2Dの着座者の周りにドーム状のエアカーテンが形成される。各エア吹出口31,32,42,43の吹出方向が着座者に向かう成分を有することによって、エアの流れは自重によって着座者又はその近傍で降下するが、座席2Dに設けられたエア吸入口6の吸引力によってエアの降下が促進される。このようにして、座席2Dに座っている着座者の周りに外部との空気の流れを遮断するエアカーテンが形成されるとともに、エアカーテンを形成しているエアは着座者の足元で吸い込まれる。これにより、着座者の発する飛沫はエアカーテンの外側に拡散されることなく、エアカーテン内に留まり、エアの流れに乗ってエア吸入口6から回収される。
以上に説明した椅子1は左右方向に並ぶ複数の座部2を有する多人数掛け用であるが、椅子1は一人掛け用として構成されていてもよい。例えば、図8に示すように、一人掛け用の椅子1Aは、座部2と、座部2の左に配置された左肘掛部4Lと、座部2の右に配置された右肘掛部4Rと、座部2の後ろに配置された背凭れ部3とを備える。左肘掛部4Lには、右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口42と左肘置き41Lとが設けられる。右肘掛部4Rには、左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口43と右肘置き41Rとが設けられる。
〔総括〕
以上に説明した通り、本実施形態に係る椅子1,1Aは、座部2と、座部2の左に配置された左肘掛部4Lと、座部2の右に配置された右肘掛部4Rと、エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備える。複数のエア吹出口には、左肘掛部4Lの上部に設けられて座部2の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口42と、右肘掛部4Rの上部に設けられて座部2の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口43とが含まれる。
ここで、複数のエア吹出口の各々は、吹き出すエアの流れの中心線が鉛直から傾いている。即ち、左エア吹出口42から吹き出すエアの流れの中心線CLが鉛直から右方へ傾きを有し、右エア吹出口43から吹き出すエアの流れの中心線CRが鉛直から左方へ傾きを有する。
上記椅子1は、複数のエア吹出口の各々へエアを圧送する送風機53を更に備えてもよい。
上記構成の椅子1,1Aによれば、座部2に着座している着座者の左右にエアカーテンが形成される。各エア吹出口42,43から吹き出すエアの流れは鉛直に対し座部2へ向かう傾きを有していることから、着座者を左右から覆うようにドーム状のエアの流れが形成され、着座者の周りに気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成される。このような椅子1,1Aを用いて観覧場100に左右方向に並ぶ多数の座席が形成されると、個々の座席に気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成されて、着座者からの飛沫の拡散を当該座席内に止めることができる。よって、上記構成の椅子1,1Aを用いることにより、観覧場100において多数の座席を左右方向に密接して配置することが可能となる。
本実施形態に係る椅子1,1Aは、座部2の後ろに配置された背凭れ部3を更に備え、
複数のエア吹出口は、背凭れ部3の上部に設けられて座部2の上方へ向けて前斜め上方へエアを吹き出す前エア吹出口31を含む。
上記構成の椅子1,1Aによれば、座部2に着座している着座者の後ろ及び左右にエアカーテンが形成される。各エア吹出口31,42,43から吹き出すエアの流れは鉛直に対し座部2へ向かう傾きを有していることから、着座者を覆うようにドーム状のエアの流れが形成され、着座者の周りに気流の流れにおいて他から独立した空間が形成される。このような椅子1,1Aを用いて観覧場100の多数の座席が形成されると、個々の座席に気流の流れにおいて他から独立した空間が形成されて、着座者からの飛沫の拡散を当該座席内に止めることができる。よって、上記構成の椅子1,1Aを用いることにより、観覧場100において多数の座席を密接して配置することが可能となる。
また、上記構成の椅子1,1Aは、背凭れ部3が前エア吹出口31の後ろに配置され、後斜め上方へエアを吹き出す後エア吹出口32を更に有していてよい。
座席が前後に並ぶ場合には、後ろ側の座席の前方にも後ろ側の座席へ向かうエアの流れによってエアカーテンが形成されることが望ましい。そこで、上記のように椅子1,1Aの背凭れ部3に後エア吹出口32が設けられることによって、前後に並ぶ座席のうち後ろ側の座席の前方にも後ろ側の座席へ向かうエアの流れによるエアカーテンを形成することができる。
また、上記構成の椅子1,1Aは、座部2の下方に配置されたエア吸入口6と、エア吸入口6に吸引力を発生させる排風機63とを、更に備えていてよい。
このように座部2の下方にエア吸入口6が設けられることによって、座部2の周りでエアカーテンを形成しているエアの流れを着座者の足元に強制的に降下させることができる。よって、着座者からの飛沫の拡散をより効果的に座席内に止めることができる。
また、上記構成の椅子1,1Aにおいて、左肘掛部4Lは、左エア吹出口42より右側且つ下方に配置された左肘置き41Lを有し、右肘掛部4Rは、右エア吹出口43より左側且つ下方に配置された右肘置き41Rを有していてよい。
このように、左エア吹出口42及び右エア吹出口43より下方に左肘置き41L及び右肘置き41Rが設けられることによって、これらのエア吹出口42,43から吹き出すエアの流れを阻害することなく着座者は肘置き41L,41Rに肘を置くことができる。
また、別の観点から、本実施形態に係る椅子1は、
左右方向に並ぶ複数の座部2と、
複数の座部2の各々の左に配置された左肘掛部4Lと、
複数の座部2の各々の右に配置された右肘掛部4Rと、
エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
複数のエア吹出口は、左肘掛部4Lの各々の上部に設けられて右側の座部2の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口42と、右肘掛部4Rの各々の上部に設けられて左側の座部2の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口43とを含み、
左右に隣接する座部2同士の間の各々に配置された左肘掛部4L及び右肘掛部4Rが一体化されている。
ここで、複数のエア吹出口の各々は、吹き出すエアの流れの中心線が鉛直から傾いている。
上記構成の椅子1によれば、座部2に着座している着座者の左右にエアカーテンが形成される。各エア吹出口42,43から吹き出すエアの流れは鉛直に対し座部2へ向かう傾きを有していることから、着座者を左右から覆うようにドーム状のエアの流れが形成され、着座者の周りに気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成される。このような椅子1を用いて観覧場100に左右方向に並ぶ多数の座席が形成されると、個々の座席に気流の流れにおいて左隣及び右隣から独立した空間が形成されて、着座者からの飛沫の拡散を当該座席内に止めることができる。よって、上記構成の椅子1を用いることにより、観覧場100において多数の座席を左右方向に密接して配置することが可能となる。
また、本実施形態に係る椅子1は、座部2の各々の後ろに配置された背凭れ部3を更に備え、複数のエア吹出口は、背凭れ部3の上部に設けられて前側の座部2の上方へ向けて前斜め上方へエアを吹き出す前エア吹出口31を含む。
上記構成の椅子1によれば、座部2に着座している着座者の後ろ及び左右にエアカーテンが形成される。各エア吹出口31,42,43から吹き出すエアの流れは鉛直に対し座部2へ向かう傾きを有していることから、各着座者を覆うようにドーム状のエアの流れが形成され、各着座者の周りに気流の流れにおいて他から独立した空間が形成される。このような椅子1を用いて観覧場100に多数の座席が形成されると、個々の座席に気流の流れにおいて他から独立した空間が形成されるので、着座者からの飛沫の拡散を当該座席内に止めることができる。よって、上記構成の椅子1を用いることにより、観覧場100において多数の座席を密接して配置することが可能となる。
上記構成の椅子1において、背凭れ部3の各々が、前エア吹出口31の後ろに配置され、後斜め上方へエアを吹き出す後エア吹出口32を更に有していてよい。
座席が前後に並ぶ場合には、後ろ側の座席の前方にも後ろ側の座席へ向かうエアの流れによってエアカーテンが形成されることが望ましい。そこで、上記のように椅子1の背凭れ部3に後エア吹出口32が設けられることによって、前後に並ぶ座席のうち後ろ側の座席の前方にも後ろ側の座席へ向かうエアの流れによるエアカーテンを形成することができる。
上記構成の椅子1は、複数の吹出口の各々へエアを圧送する送風機53を備えてもよい。更に、上記構成の椅子1において、複数のエア吹出口の全部又は一部(例えば、前エア吹出口31、左エア吹出口42、及び右エア吹出口43)が一つの給気ヘッダ管52に接続されており、送風機53は給気ヘッダ管52へエアを圧送するように当該給気ヘッダ管52と接続されていてよい。
このように一つの送風機53を使って多数のエア吹出口31,42,43へエアを供給するように構成されていることは、多数の座席が設けられる観覧場100において経済的な観点から好適である。
上記構成の椅子1は、座部2の各々の下方に配置されたエア吸入口6と、エア吸入口6に吸引力を発生させる排風機63とを、更に備えていてよい。
このように各座部2の下方にエア吸入口6が設けられることによって、座部2の周りでエアカーテンを形成しているエアの流れを着座者の足元に強制的に降下させることができる。よって、着座者からの飛沫の拡散をより効果的に座席内に止めることができる。
上記構成の椅子1において、エア吸入口6は一つの排気ヘッダ管62と接続されており、排風機63は排気ヘッダ管62を強制排気するように当該排気ヘッダ管62と接続されていてよい。
このように一つの排風機63を使って多数のエア吸入口6に吸引力を発生させるように構成されていることは、多数の座席が設けられる観覧場100において経済的な観点から好適である。
上記構成の椅子1は、エア吸入口6から吸引したエアを清浄化するエア清浄化装置64を更に備えていてよい。
このように、着座者の周囲でエアカーテンを形成していたエアが、エア吸入口6から回収されたうえでエア清浄化装置64で清浄化されることによって、このエアを大気放出したり再循環したりすることが可能となる。
更に、上記構成の椅子1において、左肘掛部4Lは、左エア吹出口42より右側且つ下方に配置された左肘置き41Lを有し、右肘掛部4Rは、右エア吹出口43より左側且つ下方に配置された右肘置き41Rを有していてよい。
このように、左エア吹出口42及び右エア吹出口43より下方に左肘置き41L及び右肘置き41Rが設けられることによって、これらのエア吹出口42,43から吹き出すエアの流れを阻害することなく着座者は肘置き41L,41Rに肘を置くことができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態の具体的な構造及び/又は機能の詳細を変更したものも本発明に含まれ得る。上記の構成は、例えば、以下のように変更することができる。
例えば、上記実施形態において各椅子1,1Aは、座部2と背凭れ部3と左右の肘掛部4L,4Rで構成されているが、椅子1,1Aは背凭れ部3が省略されてものであってもよい。
例えば、上記実施形態において複数の座席に対し一つの送風機53及び一つの排風機63が設けられているが、各座席に対し一つの送風機53及び一つの排風機63が設けられていてもよい。
1,1A :椅子
2 :座部
3 :背凭れ部
4L :左肘掛部
4R :右肘掛部
6 :エア吸入口
20 :座部
31 :前エア吹出口
32 :後エア吹出口
41L :左肘置き
41R :右肘置き
42 :左エア吹出口
43 :右エア吹出口
53 :送風機
63 :排風機
64 :エア清浄化装置
本発明の一態様に係る椅子は、
座部と、
前記座部の左に配置された左肘掛部と、
前記座部の右に配置された右肘掛部と、
前記座部の下方に配置されたエア吸入口と、
エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
前記複数のエア吹出口が、前記左肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを、含み、前記左エア吹出口及び前記右エア吹出口から吹き出すエアによって前記座部に座る着座者の周りにドーム状のエアカーテンが形成されることを特徴としている。ここで、前後左右は、座部に着座している着座者から見た前後左右と対応する。
また、本発明の別の一態様に係る椅子は、
左右方向に並ぶ複数の座部と、
前記複数の座部の各々の左に配置された左肘掛部と、
前記複数の座部の各々の右に配置された右肘掛部と、
前記複数の座部の各々の下方に配置されたエア吸入口と、
エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
前記複数のエア吹出口は、前記左肘掛部の各々の上部に設けられて右側の前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の各々の上部に設けられて左側の前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを含み、前記左エア吹出口及び前記右エア吹出口から吹き出すエアによって前記座部に座る着座者の周りにドーム状のエアカーテンが形成され、
左右に隣接する前記座部同士の間の各々に配置された前記左肘掛部及び前記右肘掛部が一体化されていることを特徴としている。

Claims (17)

  1. 座部と、
    前記座部の左に配置された左肘掛部と、
    前記座部の右に配置された右肘掛部と、
    エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
    前記複数のエア吹出口が、前記左肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを、含む、
    椅子。
  2. 前記座部の後ろに配置された背凭れ部を更に備え、
    前記複数のエア吹出口は、前記背凭れ部の上部に設けられて前記座部の上方へ向けて前斜め上方へエアを吹き出す前エア吹出口を含む、
    請求項1に記載の椅子。
  3. 前記複数のエア吹出口は、前記背凭れ部の上部に設けられて後斜め上方へエアを吹き出す後エア吹出口を含む、
    請求項2に記載の椅子。
  4. 前記複数のエア吹出口の各々は、吹き出すエアの流れの中心線が鉛直から傾いている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の椅子。
  5. 前記複数のエア吹出口の各々へエアを圧送する送風機を更に備える、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の椅子。
  6. 前記座部の下方に配置されたエア吸入口と、
    前記エア吸入口に吸引力を発生させる排風機とを、更に備える、
    請求項1~5のいずれか一項に記載の椅子。
  7. 前記左肘掛部は、前記左エア吹出口より右側且つ下方に配置された左肘置きを有し、前記右肘掛部は、前記右エア吹出口より左側且つ下方に配置された右肘置きを有する、
    請求項1~6のいずれか一項に記載の椅子。
  8. 左右方向に並ぶ複数の座部と、
    前記複数の座部の各々の左に配置された左肘掛部と、
    前記複数の座部の各々の右に配置された右肘掛部と、
    エアを吹き出す複数のエア吹出口とを備え、
    前記複数のエア吹出口は、前記左肘掛部の各々の上部に設けられて右側の前記座部の上方へ向けて右斜め上方へエアを吹き出す左エア吹出口と、前記右肘掛部の各々の上部に設けられて左側の前記座部の上方へ向けて左斜め上方へエアを吹き出す右エア吹出口とを含み、
    左右に隣接する前記座部同士の間の各々に配置された前記左肘掛部及び前記右肘掛部が一体化されている、
    椅子。
  9. 前記複数の座部の各々の後ろに配置された背凭れ部を更に備え、
    前記複数のエア吹出口は、前記背凭れ部の各々の上部に設けられて前側の前記座部の上方へ向けて前斜め上方へエアを吹き出す前エア吹出口を含む、
    請求項8に記載の椅子。
  10. 前記複数のエア吹出口は、前記背凭れ部の各々の上部に設けられて後斜め上方へエアを吹き出す後エア吹出口を含む、
    請求項9に記載の椅子。
  11. 前記複数のエア吹出口の各々は、吹き出すエアの流れの中心線が鉛直から傾いている、
    請求項8~10のいずれか一項に記載の椅子。
  12. 前記複数のエア吹出口の各々へエアを圧送する送風機を、更に備える、
    請求項8~11のいずれか一項に記載の椅子。
  13. 前記複数のエア吹出口の全部又は一部が一つの給気ヘッダに接続されており、前記送風機は前記給気ヘッダへエアを圧送するように当該給気ヘッダと接続されている、
    請求項12に記載の椅子。
  14. 前記複数の座部の各々の下方に配置されたエア吸入口と、
    前記エア吸入口に吸引力を発生させる排風機とを、更に備える、
    請求項8~13のいずれか一項に記載の椅子。
  15. 前記エア吸入口は一つの排気ヘッダと接続されており、前記排風機は前記排気ヘッダを強制排気するように当該排気ヘッダと接続されている、
    請求項14に記載の椅子。
  16. 前記エア吸入口から吸引したエアを清浄化するエア清浄化装置を更に備える、
    請求項14又は15に記載の椅子。
  17. 前記左肘掛部は、前記左エア吹出口より右側且つ下方に配置された左肘置きを有し、前記右肘掛部は、前記右エア吹出口より左側且つ下方に配置された右肘置きを有する、
    請求項8~16のいずれか一項に記載の椅子。
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