JP2012196336A - 椅子の肘掛けユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】椅子の付加機能の交換、修理、後付けを容易にする。
【解決手段】着座者の着座動作を検出する検出手段1と、検出手段1からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段2と、検出手段1及び動作手段2に電力を供給するバッテリとを、座に着脱可能な肘掛け4に組み込んでいる。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子本体に対して着脱可能な椅子の肘掛けユニットに関する。
着座させる機能以外に空気清浄等の付加機能を備え、使用者の着座をセンサで検出して付加機能を作動させる椅子がある(例えば、特許文献1)。この付加機能付き椅子を図10に示す。座101と背もたれ102の着座者を支持する部分には感圧スイッチ103,103が設けられている。また、座101と肘掛け104内にはダクト105が形成されており、このダクト105の途中には、付加機能として空気清浄機能を発揮する空気清浄機106が設けられている。
使用者が椅子に座ると、着座者の体重が感圧スイッチ103,103に作用するので感圧スイッチ103,103がオンとなる。これにより、空気清浄機106が作動し、吸入口107から吸い込んだ空気を清浄した後、吹出口108から吹き出させる。一方、着座者が離席すると、感圧スイッチ103,103がオフとなり空気清浄機106が停止する。このように空気清浄機106は使用者の体重を検出する感圧スイッチ103,103によって自動的にオンオフ操作され、使用者が着座しているときにだけ空気清浄機106を作動させるようにしている。
特に、オフィスにおける椅子においては、仕事の効率化の観点からオフィス環境をより良くする付加機能が求められている。
実公平6−49235号公報
しかしながら、上述の椅子は、座101から肘掛け104にかけてダクト105を形成し、このダクト105の途中に空気清浄機106を設けているので、空気清浄機106を簡単に取り外すことができず、例えば故障時の修理や交換作業が大掛かりなものとなる。また、空気清浄機106を別の装置(例えば送風機等)に交換することが困難であり、空気清浄機能を他の機能に交換し難い。さらに、既存の椅子に、空気清浄等の付加機能を後付けすることが困難である。
本発明は、椅子の付加機能の交換、修理、後付けが容易な椅子の肘掛けユニットを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の椅子の肘掛けユニットは、着座者の着座動作を検出する検出手段と、検出手段からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段と、検出手段及び動作手段に電力を供給するバッテリとを、椅子本体に着脱可能な肘掛けに組み込んだものである。したがって、検出手段、動作手段、バッテリが肘掛けと一体となってユニット化される。椅子本体に肘掛けを取り付けることで、検出手段,動作手段,バッテリによって発揮される付加機能が椅子本体に追加される。また、椅子本体から肘掛けを取り外すことで椅子本体から付加機能が削除される。
また、請求項2記載の椅子の肘掛けユニットは、検出手段が非接触で検出する非接触センサである。
また、請求項3記載の椅子の肘掛けユニットは、検出手段が肘掛けの内側面に設けられている。
また、請求項4記載の椅子の肘掛けユニットは、動作手段は送風装置であり、送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、空気通路に設けられ、検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有するものである。したがって、空調ファンによって空気通路内に空気の流れが形成され、吸込口から吸い込まれた空気は吹出口から吹き出される。
さらに、請求項5記載の椅子の肘掛けユニットは、検出手段の着座者検出時に発光する発光手段を有するものである。
請求項1記載の椅子の肘掛けユニットでは、椅子本体への取り付けによって付加機能を追加し、椅子本体からの取り外しによって付加機能を削除することができる。そのため、付加機能の追加、削除、交換が容易である。例えば、動作手段等の故障時に、肘掛けユニットごと交換することで、故障に迅速に対処することができる。また、異なる付加機能への変更も容易であり、例えば季節毎の空調機能と送風機能の使い分けが可能になる。さらに、通常の椅子の肘掛けを本願発明の肘掛けユニットに交換することで、付加機能を後付けすることができる。また、検出手段,動作手段,バッテリを肘掛けに組み込こんでいるので、これらを一緒に纏めて取り扱うことができ、取り扱いやすく大変便利である。特に、オフィスにおける椅子等に適用した場合には、椅子本来の座る機能以外の付加機能の追加によって仕事の効率化を図ることができ、オフィス用の椅子としての付加価値を向上させることができる。
また、請求項2記載の椅子の肘掛けユニットでは、検出手段を非接触で検出する非接触センサとしているので、着座者の体重が検出手段に直接作用することがなく、非接触センサが無理な力を受けて破損するのを防止できる。
ここで、請求項3記載の椅子の肘掛けユニットのように、検出手段を肘掛けの内側面に設けることで着座者の着座動作を検出しやすい。
また、請求項4記載の椅子の肘掛けユニットでは、動作手段が送風装置であり、送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、空気通路に設けられ、検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有しているので、吸込口から吸い込んだ空気を吹出口から噴出させることができ、着座者に風を当てて冷却や蒸れ防止を行うことができる。
さらに、請求項5記載の椅子の肘掛けユニットでは、発光手段の発光に基づいて検出手段の作動状態を視覚的に確認することができる。
本発明の椅子の肘掛けユニットの第1の実施形態を示す分解斜視図である。 同肘掛けユニットの組み立てた状態を示す斜視図である。 同肘掛けユニットの肘フレームを示す斜視図である。 椅子本体としての座に左側の肘掛けユニットを取り付けた様子を示す斜視図である。 同肘掛けユニットの非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同肘掛けユニットの動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の椅子の肘掛けユニットの第2の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同肘掛けユニットの非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同肘掛けユニットの動作手段の動作を示すフローチャートである。 従来の付加機能を有する椅子を示す斜視図である。
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6に、本発明の椅子の肘掛けユニットの第1の実施形態を示す。なお、本実施形態では、事務用椅子の肘掛けに適用しているが、必ずしも事務用椅子の肘掛けに限るものではなく、例えば福祉用椅子の肘掛け、その他の椅子の肘掛けに適用しても良い。
椅子の肘掛けユニット(以下、単に肘掛けユニットという)は、着座者の着座動作を検出する検出手段1と、検出手段1からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段2と、検出手段1及び動作手段2に電力を供給するバッテリ3とを、椅子本体8に着脱可能な肘掛け4に組み込んだものである。本実施形態の肘掛け4は、肘フレーム9の載せ部9aに設けられたリブ9b上に肘パッド10を載せた構成である。
本実施形態では、検出手段1として着座者を非接触で検出する非接触センサ(以下、非接触センサ1という)を使用している。ただし、非接触センサ1に限られるものではなく、着座者に接触することで検出するセンサ(例えば感圧センサ等)でも良い。
非接触センサ1は肘掛け4の内側面4aに設けられている。本実施形態では、肘掛け4の肘載せ部4bの内側面4aに非接触センサ1が設けられている。即ち、肘掛け4を椅子本体8に取り付けた場合に非接触センサ1が使用者の着座の有無を検出できる方向に向くように非接触センサ1は設けられている。本実施形態では左側の肘掛け4に適用しているが、必ずしも左側の肘掛け4に限るものではなく、右側の肘掛け4に適用しても良く、左右両方の肘掛け4に適用しても良い。
肘掛け4の支持部4cには、椅子本体8に取り外し可能に取り付けられる取付部4dが設けられている。取付部4dは相手側部材の形状、即ち椅子本体8の取付部4dを取り付ける部位の形状に対応する形状を成している。本実施形態では、取付部4dを椅子本体8にねじ止めしているが、取付部4dを椅子本体8に取り付ける手段はこれに限るものではない。
非接触センサ1は検知距離内において非接触で使用者の着座の有無を検出するもので、例えば赤外線,光,電磁波等の反射を利用して着座者の有無を検出する反射型のモーションセンサ(例えば、パナソニック電工株式会社製MAモーションセンサ等)の使用が可能である。ただし、必ずしも反射型のモーションセンサに限るものではなく、例えば焦電型赤外線センサ等の非接触で着座者を検出できるセンサであれば使用可能である。
本実施形態では、動作手段2として送風装置5を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、吸い込んだ空気を吹き出して風を作るものである。送風装置5は、吸込口6aと吹出口6bを有する空気通路と、当該空気通路に設けられ、非接触センサ1の着座者検出時に回転するファン7を有している。
送風装置5は肘載せ部4bに設けられている。ただし、肘掛け4の支持部4cに送風装置5を設けても良い。肘フレーム9の載せ部9aの前部近傍位置には吸込口6aが設けられている。本実施形態では、複数の孔で吸込口6aを形成しているが、必ずしも複数の孔にする必要はなく、1つの孔で吸込口6aを形成しても良い。また、肘パッド10の吸込口6aに対向する位置には当該肘パッド10を上下に貫通し、空気通路となる孔が設けられている。即ち、載せ部9aに設けられた複数の孔とリブ9b間の空間と肘パッド10に設けられた貫通孔とが肘載せ部4bを上下に貫通する一連の通路となり、これにより吸込口6aと吹出口6bを有する空気通路が構成される。空気通路の途中にはファン7が設けられている。本実施形態ではファン7のハウジングを載せ部9aに固定している。
また、本実施形態では、空気の噴出方向を調整するルーバー11が吹出口6bに設けられている。ただし、ルーバー11を省略しても良い。本実施形態では、ファン7のハウジングを載せ部9aに固定する固定具12にルーバー11を回転可能に取り付けている。
本実施形態では、椅子本体8としての座(以下、座8という)に肘掛け4を取り付けている。ただし、肘掛け4を取り付ける相手側の部材(椅子本体)は座8に限るものではなく、例えば脚や背もたれ等でも良い。本実施形態では、座8の座アウタシェル13に肘掛け4の取付部4dを取り付けている(図4)。
図5に、非接触センサ1及びファン7の制御回路を示す。本実施形態では、同一のバッテリ3によって非接触センサ1とファン7に電力を供給しているが、別々のバッテリ3を使用しても良い。ファン7の制御スイッチ17は、非接触センサ1によってオンオフ操作される。バッテリ3は、例えば肘フレーム9のリブ9b間の空きスペースに配置されている。
なお、図1中、符号33は制御回路の配線である。
また、本実施形態では、非接触センサ1の着座者検出時に発光する発光手段18を有している。発光手段18としては、例えば発光ダイオードの使用が可能であるが、必ずしもこれに限るものではなく、例えば豆電球等の使用も可能である。本実施形態では、発光手段18を非接触センサ1の隣に並べて肘掛け4の肘載せ部4bの内側面4aに設けているが、着座者から見やすい位置であれば他の位置に発光手段18を設けても良い。
また、本実施形態では、制御回路にメインスイッチ19を設けている(図1〜図4では図示省略)。メインスイッチ19は使用者によって直接オンオフ操作され、メインスイッチ19をオンに切り換えることで、非接触センサ1,送風装置5,発光手段18の作動が可能になる。メインスイッチ19は肘掛け4の着座者が操作しやすい位置に設けることが好ましい。なお、メインスイッチ19を省略しても良い。
このように、非接触センサ1、送風装置5,発光手段18、バッテリ3は肘掛け4に組み込まれ、一体化されている。
次に、肘掛け4を取り付けた事務用椅子の作動について説明する。送風装置5を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図6のステップS41)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、送風装置5は停止し、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS42)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS43:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、ファン7が始動し(ファンon)、発光手段18が発光する(ステップS44)。ファン7の回転によって吸込口6aから空気が吸い込まれ、吹出口6bから風となって吹き出される(ステップS45)。
このとき、ルーバー11の向きを変えることで吹出口6bからの風の吹き出し方向を調節することができる。この風を着座者に当てることで、体を冷やすことができる。
この状態から着座者が離席すると(ステップS46)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS47、センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、ファン7が停止し(ファンoff)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS48)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に送風装置5を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の椅子の肘掛けユニットでは、座8への取り付けによって付加機能(送風機能)を椅子に追加し、座8からの取り外しによって付加機能を椅子から削除することができる。そのため、付加機能の追加、削除、交換が容易である。例えば、非接触センサ1や送風装置5の故障時に、肘掛けユニットを別のものに交換することで、故障に迅速に対処することができる。また、付加機能が異なる肘掛けユニットを準備しておき、肘掛けユニットを変更することで異なる付加機能への変更も容易であり、例えば季節毎の空調機能と送風機能の使い分けが可能になる。さらに、通常の椅子の肘掛けを本願発明の肘掛けユニットに交換することで、付加機能を後付けすることができる。また、非接触センサ1,動作手段2,バッテリ3を肘掛け4に組み込こんでいるので、これらを一緒に纏めて取り扱うことができ、取り扱いやすく大変便利である。さらに、非接触センサ1,動作手段2,バッテリ3を肘掛け4に組み込こんでいるので、これらの間を接続する配線が短いもので足り、長い配線を取り回す必要がなくなって扱いやすさが向上する。
また、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子等の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じて送風装置5が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
また、非接触センサ1がオンになると発光手段18が発光するので、非接触センサ1の作動状態を視覚的に確認することができる。
さらに、検出手段として着座者を非接触で検出する非接触センサ1を使用しているので、着座者の体重が非接触センサ1に直接作用することがなく、非接触センサ1が無理な力を受けて破損するのを防止することができる。
次に、本発明の事務用椅子の第2の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図7に肘掛けユニットを取り付けた事務用椅子の要部を、図8に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。本実施形態では、動作手段2として空気清浄機22を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、吸い込んだ空気を清浄した後吹き出させるものである。空気清浄機22は、吸込口23aと吹出口23bを有する空気通路と、空気通路に設けられ、非接触センサ1の着座者検出時に回転するファン24と、塵や埃等を除去するフィルタ25を備えている。本実施形態では、左側の肘掛け4に適用しているが、これに加えて又はこれに代えて右側の肘掛け4に適用しても良い。
空気清浄機22は肘載せ部4bに設けられている。ただし、肘掛け4の支持部4cに空気清浄機22を設けても良い。本実施形態の肘掛け4は、肘フレーム9の載せ部9aに設けられたリブ9b上に肘パッド10を被せた構成であり、肘フレーム9の載せ部9aの前部近傍位置に吹出口23bを設けている。また、肘パッド10の吹出口23bに対向する位置には当該肘パッド10を上下に貫通し、空気通路となる孔が設けられている。即ち、載せ部9aに設けられた孔とリブ9b間の空間と肘パッド10に設けられた貫通孔とが肘載せ部4bを上下に貫通する一連の通路となり、これにより吸込口23aと吹出口23bを有する空気通路が構成される。空気通路の途中にはファン24とフィルタ25が設けられている。ファン24及びフィルタ25は肘フレーム9の載せ部9aに固定されている。非接触センサ1は空気清浄機22の制御スイッチ17をオンオフ操作する。
次に、肘掛けユニットを取り付けた事務用椅子の作動について説明する。空気清浄機22を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図9のステップS61)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、空気清浄機22のファン24は停止し、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS62)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS63:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、ファン24が始動し(ファンon)、発光手段18が発光する(ステップS64)。ファン24の回転によって吸込口23aから空気が吸い込まれ、フィルタ25によって清浄となった空気が吹出口23bから排出される(ステップS65,S66)。
この状態から着座者が離席すると(ステップS67)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS68、センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、ファン24が停止し(ファンoff)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS69)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に空気清浄機22を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の椅子の肘掛けユニットでは、座8への取り付けによって付加機能(空気清浄機能)を椅子に追加し、座8からの取り外しによって付加機能を椅子から削除することができる。そのため、付加機能の追加、削除、交換が容易である。例えば、非接触センサ1や送風装置5の故障時に、肘掛けユニットを別のものに交換することで、故障に迅速に対処することができる。また、付加機能が異なる肘掛けユニットを準備しておき、これに変更することで異なる付加機能への変更も容易であり、例えば季節毎の空調機能と送風機能の使い分けが可能になる。さらに、通常の椅子の肘掛けを本願発明の肘掛けユニットに交換することで、付加機能を後付けすることができる。また、非接触センサ1,動作手段2,バッテリ3を肘掛け4に組み込こんでいるので、これらを一緒に纏めて取り扱うことができ、取り扱いやすく大変便利である。さらに、非接触センサ1,動作手段2,バッテリ3を肘掛け4に組み込こんでいるので、これらの間を接続する配線が短いもので足り、長い配線を取り回す必要がなくなって扱いやすさが向上する。
また、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じて空気清浄機22が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、非接触センサ1を肘掛け4の肘載せ部4bに設けていたが、非接触センサ1を設ける位置はこれに限るものではなく、例えば肘掛け4の支持部4cに設けても良い。即ち、非接触で着座者を検出することができる位置であれば、非接触センサ1の設置が可能である。
また、上述の説明では、動作手段2として送風装置5又は空気清浄機22を組み込んで空気の流れを形成していたが、これにヒータを追加して暖かい空気を吹き出させるようにしても良い。
さらに、上述の説明では、動作手段2として送風装置5又は空気清浄機22を設けて空気の流れを形成していたが、これに加えて、又はこれに代えて、アロマオイルを染み込ませたフィルタ又はアロマオイルを霧化させるディフューザを設け、芳香を漂わせるようにしても良い。
また、上述の説明では、検出手段1が着座者を検出している場合(検出信号を供給している場合)に動作手段2をオンにし、検出手段1が着座者を検出しなくなると(検出信号の供給が停止されると)動作手段2をオフにしていたが、必ずしもこの構成に限るものではなく、例えば、着座者を検出していなかった検出手段1が検出した時に動作手段2を一時的にオンさせるようにしても良い。例えば、離席していた使用者の着座を検出手段1が検出した場合に所定時間(例えば数分)アロマオイルを霧化させるディフューザを作動させるようにしても良い。
1 非接触センサ(検出手段)
2 動作手段
3 バッテリ
4 肘掛け
5 送風装置
6a 吸込口
6b 吹出口
7 ファン
18 発光手段

Claims (5)

  1. 着座者の着座動作を検出する検出手段と、前記検出手段からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段と、前記検出手段及び前記動作手段に電力を供給するバッテリとを、椅子本体に着脱可能な肘掛けに組み込んだことを特徴とする椅子の肘掛けユニット。
  2. 前記検出手段は非接触で検出する非接触センサであることを特徴とする請求項1記載の椅子の肘掛けユニット。
  3. 前記検出手段は前記肘掛けの内側面に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子の肘掛けユニット。
  4. 前記動作手段は送風装置であり、前記送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、前記空気通路に設けられ、前記検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けユニット。
  5. 前記検出手段の着座者検出時に発光する発光手段を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子の肘掛けユニット。
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