JP2012196335A - 事務用椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐久性に優れ、座り心地に影響を与えずに着座者を検出する。
【解決手段】着座者を非接触で検出する検出手段1と、検出手段1からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段2と、検出手段1及び動作手段2に電力を供給するバッテリを備えている。動作手段2は例えば送風装置5であり、吸込口と吹出口を有する空気通路と、空気通路に設けられ、検出手段1の着座者検出時に回転するファンを有している。検出手段1は着座者の有無に応じた信号を動作手段2に供給する。検出手段1は着座者の有無を非接触で検出するので、着座者の座り心地に影響を与えることがない。また、着座者の体重が検出手段1に掛かることもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、事務用椅子に関する。更に詳しくは、本発明は、空調等の所定動作を行う動作手段を備えており、使用者の着座により動作手段を自動的に動作させる事務用椅子に関するものである。
センサを設けて使用者の着座を検出し、空気清浄機を作動させる椅子がある(例えば、特許文献1)。このセンサ付きの椅子を図24に示す。座101と背もたれ102の着座者を支持する部分には感圧スイッチ103,103が設けられている。また、座101と肘掛け104内にはダクト105が形成されており、このダクト105の途中には空気清浄機106が設けられている。
使用者が椅子に座ると、着座者の体重が感圧スイッチ103,103に作用するので感圧スイッチ103,103がオンとなる。これにより、空気清浄機106が作動し、吸入口107から吸い込んだ空気を清浄した後、吹出口108から吹き出させる。一方、着座者が離席すると、感圧スイッチ103,103がオフとなり空気清浄機106が停止する。このように空気清浄機106は使用者の体重を検出する感圧スイッチ103,103によって自動的にオンオフ操作され、使用者が着座しているときにだけ空気清浄機106を作動させるようにしている。
また、近年、オフィス環境の変化が著しく、その中で快適なオフィス環境を創り出すことで仕事の効率をあげる事が期待されている。そこで、オフィスにおいて使用される事務用椅子もただ単に座るだけでなく高機能化することが要請されている。
実公平6−49235号公報
しかしながら、上述の椅子は、着座者の体重が作用する位置に感圧スイッチ103,103を設けているので、感圧スイッチ103,103が故障し易く、耐久性に劣る。また、感圧スイッチ103,103を設けることで感圧スイッチ103,103を設けた部分とその他の部分とでクッションの弾力性に差が生じ、違和感を感じさせて座り心地が悪くなる。そのため、事務用椅子に単純に転用したとしても、仕事の効率化に結びつくことが期待できず、仕事の効率化が求められる事務用椅子の高機能化の要請に対応できない。
本発明は、耐久性に優れ、座り心地に影響を与えずに着座者の検出が可能な事務用椅子を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、請求項1記載の事務用椅子は、着座者の着座動作を非接触で検出する検出手段と、検出手段からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段と、検出手段及び動作手段に電力を供給するバッテリを備えている。したがって、動作手段は着座者の有無に応じて検出手段によって自動的に操作される。検出手段は着座者の有無を検出して動作手段を供給する。検出手段は着座者の有無を非接触で検出するので、着座者の座り心地に影響を与えることがない。また、着座者の体重が検出手段に掛かることもない。
また、請求項2記載の事務用椅子は、検出手段が肘掛けの内側面に設けられている。
また、請求項3記載の事務用椅子は、検出手段が左右一対の肘掛けの両方に設けられている。
また、請求項4記載の事務用椅子は、検出手段が背もたれの前面下部又は前面側部に設けられている。
また、請求項5記載の事務用椅子は、動作手段は送風装置であり、送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、空気通路に設けられ、検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有するものである。したがって、空調ファンによって空気通路内に空気の流れが形成され、吸込口から吸い込まれた空気は吹出口から吹き出される。
さらに、請求項6記載の事務用椅子は、検出手段の着座者検出時に発光する発光手段を有するものである。
請求項1記載の事務用椅子では、検出手段が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えず、座り心地の悪化を防止することができる。そのため、事務用椅子を高機能化しても仕事の効率化を阻害することがない。また、着座者の体重が検出手段に作用することがないので、検出手段が無理な力を受けて破損するのを防止できる。さらに、着座者の有無に応じて動作手段が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
ここで、請求項2記載の事務用椅子のように、検出手段を肘掛けの内側面に設けても良く、また、請求項3記載の事務用椅子のように、検出手段を左右一対の肘掛けの両方に設けても良く、さらに、請求項4記載の事務用椅子のように、検出手段を背もたれの前面下部又は前面側部に設けても良い。
また、請求項5記載の事務用椅子では、動作手段が送風装置であり、送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、空気通路に設けられ、検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有しているので、吸込口から吸い込んだ空気を吹出口から噴出させることができ、着座者に風を当てて冷却や蒸れ防止を行うことができる。
さらに、請求項6記載の事務用椅子では、発光手段の発光に基づいて検出手段の作動状態を視覚的に確認することができる。
本発明の事務用椅子の第1の実施形態を示す斜視図である。 同事務用椅子の座を示す分解斜視図である。 同事務用椅子の左側の肘掛けを示す分解斜視図である。 同事務用椅子の座アウタシェル及び左側の肘フレームを示す斜視図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の事務用椅子の第2の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同事務用椅子の座と左側の肘掛けを示す斜視図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の事務用椅子の第3の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の事務用椅子の第4の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同事務用椅子の座と背もたれと肘掛けを示す斜視図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の事務用椅子の第5の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 本発明の事務用椅子の第6の実施形態を示し、その概略構成を示す正面図である。 同事務用椅子の非接触センサ及び動作手段の制御回路を示すブロック図である。 同事務用椅子の動作手段の動作を示すフローチャートである。 従来のセンサ付き椅子を示す斜視図である。
以下、本発明の構成を図面に示す形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図6に、本発明の事務用椅子の第1の実施形態を示す。事務用椅子は、着座者の着座動作を非接触で検出する検出手段1と、検出手段1からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段2と、検出手段1及び動作手段2に電力を供給するバッテリ3を備えるものである。
本実施形態の事務用椅子は肘掛け4を備えている。検出手段1は肘掛け4の内側面4aに設けられている。本実施形態では、肘掛け4の肘載せ部4bの内側面4aに検出手段1を設けている。即ち、検出手段1は使用者の着座の有無を検出できる方向に向けて設けられている。本実施形態では左側の肘掛け4に検出手段1を設けている。ただし、右側の肘掛け4に検出手段1を設けても良く、左右両方の肘掛け4に検出手段1を設けても良い。
検出手段(以下、非接触センサという)1は検知距離内において非接触で使用者の着座の有無を検出するもので、例えば赤外線,光,電磁波等の反射を利用して着座者の有無を検出する反射型のモーションセンサ(例えば、パナソニック電工株式会社製MAモーションセンサ等)の使用が可能である。ただし、必ずしも反射型のモーションセンサに限るものではなく、例えば焦電型赤外線センサ等の非接触で着座者を検出できるセンサであれば使用可能である。
本実施形態では、動作手段2として送風装置5を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、吸い込んだ空気を吹き出して風を作るものである。送風装置5は、吸込口6aと吹出口6bを有する空気通路と、当該空気通路に設けられ、非接触センサ1の着座者検出時に回転するファン7を有している。本実施形態では3箇所、即ち左右の肘掛け4と座8に送風装置5(動作手段2)を設けている。ただし、これら3箇所の全てに送風装置5を設けなくても良く、左右両方の肘掛け4にのみ(2箇所の場合)、左右の肘掛け4のうちいずれか一方にのみ(1箇所の場合)、左右いずれかの肘掛け4と座8にのみ(2箇所の場合)、座8にのみ(1箇所の場合)送風装置5を設けても良い。あるいは、これら3箇所以外(例えば、背もたれ,ヘッドレスト等)に送風装置5を設けても良い。
肘掛け4側の送風装置5は肘載せ部4bに設けられている。ただし、肘掛け4の支持部4cに送風装置5を設けても良い。本実施形態の事務用椅子の肘掛け4は、図3に示すように、肘フレーム9の載せ部9aに設けられたリブ9b上に肘パッド10を載せた構成であり、載せ部9aの前部近傍位置には吸込口6aが設けられている。本実施形態では、複数の孔で吸込口6aを形成しているが、必ずしも複数の孔にする必要はなく、1つの孔で吸込口6aを形成しても良い。また、肘パッド10の吸込口6aに対向する位置には当該肘パッド10を上下に貫通し、空気通路となる孔が設けられている。即ち、載せ部9aに設けられた複数の孔とリブ9b間の空間と肘パッド10に設けられた貫通孔とが肘載せ部4bを上下に貫通する一連の通路となり、これにより吸込口6aと吹出口6bを有する空気通路が構成される。空気通路の途中にはファン7が設けられている。本実施形態ではファン7のハウジングを載せ部9aに固定している。なお、図1では肘パッド10を半透明体として記載している。
また、本実施形態では、空気の噴出方向を調整するルーバー11が吹出口6bに設けられている。ただし、ルーバー11を省略しても良い。本実施形態では、ファン7のハウジングを載せ部9aに固定する固定具12にルーバー11を回転可能に取り付けている。
本実施形態の座8は、図2に示すように、座アウタシェル13に設けられたリブ13a上に、座クッション14を被せた座インナシェル15を重ねた構成であり、座アウタシェル13のほぼ中央位置には吸込口6aが設けられている。本実施形態では1つの孔で吸込口6aを形成しているが、必ずしも1つの孔にする必要はなく、複数の孔で吸込口6aを形成しても良い。また、座インナシェル15の吸込口6aに対向する位置には孔15aが設けられていると共に、座クッション14の当該孔15aに対向する位置には当該座クッション14を上下に貫通する孔14aが設けられている。本実施形態では、孔15a及び孔14aを複数設けているが、必ずしも複数設ける必要はなく、1つの孔にしても良い。即ち、座アウタシェル13に設けられた孔とリブ13a間の空間と座インナシェル15に設けられた孔15aと座クッション14に設けられた貫通孔(孔14a)とが座8を上下に貫通する一連の通路となり、これにより吸込口6aと吹出口6bを有する空気通路が構成される。空気通路の途中にはファン7が設けられている。本実施形態ではファン7のハウジングを座アウタシェル13に固定している。なお、図1では座クッション14を半透明体として記載している。
さらに、本実施形態では、座クッション14の上面に、吹出口6bから吹き出された風を広い範囲に導く手段(以下、空気誘導手段という)16が設けられている。本実施形態では空気誘導手段16として、吹出口6bから放射状に広がる複数の溝が設けられている。ただし、空気誘導手段16としてはこの構成に限るものではない。例えば、螺旋状に広がる単数又は複数の溝としても良く、その他の構成でも良い。また、空気の流れを特定の範囲に集中させたい場合等にはその範囲に向けて単数又は複数の溝を設けることで空気誘導手段16を形成しても良い。あるいは吹出口6b自体を広い範囲に形成した場合や目的の位置に形成した場合等には空気誘導手段16を省略しても良い。
また、座クッション14自体を通気性のあるクッションとすることで空気を誘導するようにしても良い。通気性のあるクッションとしては、例えば三次元スプリング構造体(商品名:ブレスエアー,東洋紡績株式会社)、無膜ウレタン等の使用が可能である。
なお、本実施形態では座クッション14の表面を表皮部材で覆っていないが、座クッション14の表面を通気性を有する表皮部材で覆うようにしても良い。
図5に、非接触センサ1及びファン7の制御回路を示す。本実施形態では、同一のバッテリ3によって非接触センサ1とファン7に電力を供給しているが、別々のバッテリ3を使用しても良い。また、各ファン7毎に別々のバッテリ3を設けても良い。ファン7の制御スイッチ17は、非接触センサ1によってオンオフ操作される。バッテリ3及び制御スイッチ17は、例えば座アウタシェル13のリブ13a間の空きスペースに配置されている。
なお、図1〜図3中、符号33は制御回路の配線である。
また、本実施形態では、非接触センサ1の着座者検出時に発光する発光手段18を有している。発光手段18としては、例えば発光ダイオードの使用が可能であるが、必ずしもこれに限るものではなく、例えば豆電球等の使用も可能である。本実施形態では、発光手段18を非接触センサ1の隣に並べて肘掛け4の肘載せ部4bの内側面4aに設けているが、着座者から見やすい位置であれば他の位置に発光手段18を設けても良い。
また、本実施形態では、制御回路にメインスイッチ19を設けている(図1〜図4では図示省略)。メインスイッチ19は使用者によって直接オンオフ操作され、メインスイッチ19をオンに切り換えることで、非接触センサ1,送風装置5,発光手段18の作動が可能になる。メインスイッチ19は着座者が操作しやすい位置に設けることが好ましい。本実施形態では、メインスイッチ19を座8の肘掛け4近傍位置に設けている。ただし、メインスイッチ19を設ける位置はこれに限るものではない。また、メインスイッチ19を省略しても良い。
次に、事務用椅子の作動について説明する。送風装置5を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図6のステップS41)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、送風装置5は停止し、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS42)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS43:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、ファン7が始動し(ファンon)、発光手段18が発光する(ステップS44)。ファン7の回転によって吸込口6aから空気が吸い込まれ、吹出口6bから風となって吹き出される(ステップS45)。
このとき、肘掛け4側の送風装置5では、ルーバー11の向きを変えることで吹出口6bからの風の吹き出し方向を調節することができる。この風を着座者に当てることで、体を冷やすことができる。また、座8側の送風装置5では、吹出口6bから吹き出された風は空気誘導手段16に沿って流れ、広範囲に分散して吹き出される。この風を着座者に当てることで、着座者の体を冷やすことができると共に、着座者の臀部等の蒸れを防止することができる。
この状態から着座者が離席すると(ステップS46)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS47、センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、ファン7が停止し(ファンoff)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS48)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に送風装置5を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じて送風装置5が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
また、非接触センサ1がオンになると発光手段18が発光するので、非接触センサ1の作動状態を視覚的に確認することができる。
次に、本発明の事務用椅子の第2の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図7及び図8に事務用椅子の要部を、図9に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。
本実施形態では、動作手段2としてヒータ20を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は発熱である。ヒータ20は、例えばシートヒータであり、座クッション14の上面に貼り付けられている。ただし、必ずしもシートヒータに限るものではない。また、座クッション14以外の部材、例えば背もたれ21や肘載せ部4b等にヒータ20を設けても良い。非接触センサ1はヒータ20の制御スイッチ17をオンオフ操作する。なお、本実施形態の動作手段2は座クッション14から風を吹き出させるものではないので、座クッション14に空気誘導手段16を設けていない。
次に、事務用椅子の作動について説明する。ヒータ20を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図10のステップS51)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、ヒータ20は切られており、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS52)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS53:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、ヒータ20が入れられ、発光手段18が発光する(ステップS54)。ヒータ20が入ることで座8の上面が暖かくなり(ステップS55)、着座者の体を温めることができる。
この状態から着座者が離席すると(ステップS56)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS57:センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、ヒータ20が切られ(ヒータoff)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS58)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時にヒータ20を入れたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じてヒータ20が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
次に、本発明の事務用椅子の第3の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図11に事務用椅子の要部を、図12に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。本実施形態では、動作手段2として空気清浄機22を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、吸い込んだ空気を清浄した後吹き出させるものである。空気清浄機22は、吸込口23aと吹出口23bを有する空気通路と、空気通路に設けられ、非接触センサ1の着座者検出時に回転するファン24と、塵や埃等を除去するフィルタ25を備えている。本実施形態では、右側の肘掛け4に空気清浄機22を設けているが、これに加えて又はこれに代えて左側の肘掛け4に空気清浄機22を設けても良い。あるいは座8、背もたれ21、ヘッドレスト等に空気清浄機22を設けても良い。
空気清浄機22は肘載せ部4bに設けられている。ただし、肘掛け4の支持部4cに空気清浄機22を設けても良い。本実施形態の肘掛け4は、肘フレーム9の載せ部9aに設けられたリブ9b上に肘パッド10を被せた構成であり、では、肘フレーム9の載せ部9aの前部近傍位置に吹出口23bを設けている。また、肘パッド10の吹出口23bに対向する位置には当該肘パッド10を上下に貫通し、空気通路となる孔が設けられている。即ち、載せ部9aに設けられた孔とリブ9b間の空間と肘パッド10に設けられた貫通孔とが肘載せ部4bを上下に貫通する一連の通路となり、これにより吸込口23aと吹出口23bを有する空気通路が構成される。空気通路の途中にはファン24とフィルタ25が設けられている。ファン24及びフィルタ25は肘フレーム9の載せ部9aに固定されている。非接触センサ1は空気清浄機22の制御スイッチ17をオンオフ操作する。
次に、事務用椅子の作動について説明する。空気清浄機22を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図13のステップS61)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、空気清浄機22のファン24は停止し、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS62)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS63:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、ファン24が始動し(ファンon)、発光手段18が発光する(ステップS64)。ファン24の回転によって吸込口23aから空気が吸い込まれ、フィルタ25によって清浄となった空気が吹出口23bから排出される(ステップS65,S66)。
この状態から着座者が離席すると(ステップS67)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS68、センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、ファン24が停止し(ファンoff)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS69)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に空気清浄機22を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じて空気清浄機22が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
次に、本発明の事務用椅子の第4の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図14及び図15に事務用椅子の要部を、図16に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。なお、図15では座クッション14と背クッションの記載を省略し、振動体27が見えるように記載している。本実施形態では、動作手段2としてマッサージ装置26を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作はマッサージ動作である。マッサージ装置26は、例えば複数の振動体27を備えており、座8及び背もたれ21に設けられている。ただし、必ずしも振動体27を座8と背もたれ21の両方に設ける必要はなく、いずれか一方にのみ振動体27を設けるようにしても良い。また、肘掛け4やヘッドレスト等の座8及び背もたれ21以外の場所に振動体27を設けるようにしても良い。さらに、必ずしも振動体27を複数設ける必要はなく、1つだけ設けるようにしても良い。非接触センサ1はマッサージ装置26の制御スイッチ17をオンオフ操作する。
次に、事務用椅子の作動について説明する。マッサージ装置26を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図17のステップS71)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、マッサージ装置26は切られており、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS72)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS73:センサon)。この検出信号を受けた制御スイッチ17はオンとなり、振動体27が振動を開始し(振動体on)、発光手段18が発光する(ステップS74)。振動体27の振動によって着座者がマッサージを受ける(ステップS75)。
この状態から着座者が離席すると(ステップS76)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS77:センサoff)。これにより、制御スイッチ17がオフとなり、振動体27の振動が停止され(振動体off)、発光手段18が消灯し、待機状態となる(ステップS78)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時にマッサージ装置26を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じてマッサージ装置26が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
次に、本発明の事務用椅子の第5の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図18に事務用椅子の要部を、図19に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。本実施形態では、動作手段2として離れた位置にある照明装置(図示せず)をオンオフ操作するリモートコントロールスイッチ(以下、リモコンスイッチという)28を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、離れた位置に在る装置類を遠隔でオンオフ操作するものである。リモコンスイッチ28は、非接触センサ1から検出信号の供給を受け始めるとオン信号を送信し、非接触センサ1からの検出信号の供給が停止されるとオフ信号を送信する。つまり、リモコンスイッチ28は、非接触センサ1のオフからオンへの切り換えによってオン信号を一時的に送信し、非接触センサ1のオンからオフへの切り換えによってオフ信号を一時的に送信する。照明装置は、リモコンスイッチ28からのオン信号を受信した場合に照明を点灯させ、オフ信号を受信した場合に照明を消灯させる。
本実施形態では左側の肘掛け4にリモコンスイッチ28を設けているが、必ずしもこの構成に限るものではなく、これに加えて又はこれに代えて右側の肘掛け4にリモコンスイッチ28を設けても良い。あるいはその他の場所にリモコンスイッチ28を設けても良い。
次に、事務用椅子の作動について説明する。リモコンスイッチ28を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図20のステップS79)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、リモコンスイッチ28は作動せず、また、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS80)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS81:センサon)。この検出信号を受けたリモコンスイッチ28はオン信号を所定時間送信する(ステップS82)。また、発光手段18が点灯する。オン信号を受信した照明装置は照明を点灯させる(ステップS83,S84)。
この状態から着座者が離席すると(ステップS85)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS86:センサoff)。これにより、リモコンスイッチ28がオフ信号を所定時間送信する(ステップS87)。また、発光手段18が消灯し、待機状態になる。オフ信号を受信した照明装置は照明を消灯させる(ステップS88,S89)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には、使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に照明装置を点灯させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じてリモコンスイッチ28が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、離席時のスイッチの切り忘れを防止することができる。
なお、本実施形態では照明装置を遠隔操作するリモコンスイッチ28を例にしていたが、必ずしも照明装置を遠隔操作するリモコンスイッチ28に限るものではなく、エアーコンディショナ、空気清浄機、パソコン、テレビ、ラジオ、ステレオ等を遠隔でオンオフ操作するリモコンスイッチに適用しても良い。
また、本実施形態では、リモコンスイッチ28は非接触センサ1からの検出信号の供給が停止されると(オンからオフに切り換わると)オフ信号を送信していたが、必ずしもこの構成に限るものではなく、例えば、制御回路にタイマを設け、非接触センサ1からの検出信号の供給が停止してから所定時間(例えば数分)経過後にオフ信号を送信するようにしても良い。
また、本実施形態では、リモコンスイッチ28は非接触センサ1からの検出信号の有無が変化した場合にオン信号又はオフ信号を送信し、照明装置はオン信号又はオフ信号を受信した場合に照明のオン・オフを切り換える構成であったが、必ずしもこの構成に限るものではない。例えば、非接触センサ1から検出信号を受けている間だけリモコンスイッチ28がオン信号を発信し続け、このオン信号を受けている間だけ照明装置が照明を点灯させるようにしても良い。
次に、本発明の事務用椅子の第6の実施形態について説明する。なお、上述の事務用椅子の部材と同一の部材については同一の符号を付すと共に、それらの詳細な説明は省略する。
図21に事務用椅子の要部を、図22に非接触センサ1及び動作手段2の制御回路をそれぞれ示す。本実施形態では、動作手段2として離れた位置にある時間記録装置29にオンオフ信号(着席・離席信号)を送信する発信機30を備えている。即ち、本実施形態の動作手段2の動作は、離れた位置に在る時間記録装置29にオンオフ信号を送信するものである。発信機30は、例えば赤外線信号を使用する。ただし、赤外線信号以外の信号を使用しても良い。発信機30は、非接触センサ1から検出信号の供給を受け始めるとオン信号(着席信号)を送信し、非接触センサ1からの検出信号の供給が停止されるとオフ信号(離席信号)を送信する。つまり、発信機30は、非接触センサ1のオフからオンへの切り換えによってオン信号を一時的に送信し、非接触センサ1のオンからオフへの切り換えによってオフ信号を一時的に送信する。時間記録装置29は、発信機30からのオン信号を受信した時間を着座時間として、オフ信号を受信した時間を離席時間としてそれぞれ記録し、着座中の時間を算出して着座稼働時間の管理や出退勤管理等に使用可能にする。
本実施形態では左側の肘掛け4に発信機30を設けているが、必ずしもこの構成に限るものではなく、これに加えて又はこれに代えて右側の肘掛け4に発信機30を設けても良い。あるいはその他の場所に発信機30を設けても良い。
時間記録装置29は、例えば、発信機30からの信号を受信できる受信機31と、時計機能及び記憶装置を有するコンピュータ32を備えており、受信機31がオン信号又はオフ信号を受信した時間を記憶すると共に、これらの時間に基づいて着座中の時間(=離席時間−着座時間)を算出することができる。
次に、事務用椅子の作動について説明する。発信機30を使用する場合には予めメインスイッチ19をオンにしておく(図23のステップS90)。そして、事務用椅子が使われていない状態では、非接触センサ1は使用者の着座を検出していないので、発信機30は作動せず、また、発光手段18は消えている。即ち、待機状態となっている。
この状態から使用者が事務用椅子に座ると(ステップS91)、非接触センサ1が着座者を検出し、検出信号を出力する(ステップS92:センサon)。この検出信号を受けた発信機30はオン信号を所定時間送信する(ステップS93)。また、発光手段18が点灯する。オン信号を受信した時間記録装置29は受信時間を着座時間として記憶する(ステップS94,S95)。
この状態から着座者が離席すると(ステップS96)、非接触センサ1が離席を検出し、検出信号の出力を停止する(ステップS97:センサoff)。これにより、発信機30がオフ信号を送信する(ステップS98)。また、発光手段18が消灯し、待機状態になる。オフ信号を受信した時間記録装置29は受信時間を離席時間として記録する(ステップS99,S100)。そして、事務用椅子を長時間使用しない場合等には、使用者はメインスイッチ19をオフにする。
なお、着座時に発信機30を作動させたくない場合等には、メインスイッチ19をオフにしておけば良い。
本発明の事務用椅子では、非接触センサ1が着座者の有無を非接触で検出するので、座り心地に影響を与えることが無く、座り心地の悪化を防止することができる。また、着座者の体重が非接触センサ1に作用せず無理な力が掛からないので、非接触センサ1が破損し難く、事務用椅子の故障を防止することができる。さらに、着座者の有無に応じて発信機30が自動的に操作されるので、着座者がその都度操作を行う煩わしさがなくなり、大変便利であると共に、時間の記録を確実に行うことができる。
また、本実施形態では、発信機30は非接触センサ1からの検出信号の有無が変化した場合にオン信号又はオフ信号を送信し、時間記録装置29はオン信号又はオフ信号を受信した場合に時間を記録する構成であったが、必ずしもこの構成に限るものではない。例えば、非接触センサ1から検出信号を受けている間だけ発信機30がオン信号を発信し続け、このオン信号が送信され続けている時間を着席中の時間として記憶しても良い。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
例えば、上述の説明では、非接触センサ1を左側の肘掛け4に設けていたが、右側の肘掛け4に非接触センサ1を設けても良く、あるいは左右両方の肘掛け4に非接触センサ1を設けても良い。
また、上述の説明では、非接触センサ1を肘掛け4の肘載せ部4bに設けていたが、非接触センサ1を設ける位置はこれに限るものではなく、例えば肘掛け4の支持部4cに設けても良い。また、非接触センサ1を肘掛け4以外の位置に設けても良く、例えば、背もたれ21の前面下部(図1の符号34)又は前面側部(図1の符号35)に設けても良い。即ち、非接触で着座者を検出することができる位置であれば、非接触センサ1の設置が可能である。
また、座8,背もたれ21等の着座者に接触して支える部分についても、例えば凹みや孔を設けて当該凹みや孔内に非接触センサ1を収容することで、非接触センサ1を着座者に接触しないように設置することが可能になる。この場合には、非接触センサ1の設置位置の選択の自由度が向上する。
さらに、動作手段2として送風装置5又は空気清浄機22を設けて空気の流れを形成した場合等には、これに加えて、又はこれに代えて、アロマオイルを染み込ませたフィルタ又はアロマオイルを霧化させるディフューザを設け、芳香を漂わせるようにしても良い。
1 非接触センサ(検出手段)
2 動作手段
3 バッテリ
4 肘掛け
5 送風装置
6a 吸込口
6b 吹出口
7 ファン
18 発光手段
21 背もたれ

Claims (6)

  1. 着座者の着座動作を非接触で検出する検出手段と、前記検出手段からの信号を受けて所定の動作を行う動作手段と、前記検出手段及び前記動作手段に電力を供給するバッテリを備えることを特徴とする事務用椅子。
  2. 前記検出手段は肘掛けの内側面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の事務用椅子。
  3. 前記検出手段は左右一対の肘掛けの両方に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の事務用椅子。
  4. 前記検出手段は背もたれの前面下部又は前面側部に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の事務用椅子。
  5. 前記動作手段は送風装置であり、前記送風装置は、吸込口と吹出口を有する空気通路と、前記空気通路に設けられ、前記検出手段の着座者検出時に回転する空調ファンを有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の事務用椅子。
  6. 前記検出手段の着座者検出時に発光する発光手段を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の事務用椅子。
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