JP2022106382A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作動状況の分析作業を簡略化することが可能な加工装置を提供する。【解決手段】被加工物を加工する加工装置であって、被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルによって保持された被加工物を加工する加工ユニットと、加工装置によって実行された作業の履歴を示す作業履歴情報と、加工装置の作動状況を示す作動状況情報と、を時系列でログ情報として記憶する記憶部と、記憶部に記憶された作動状況情報を時系列で表すグラフを生成する処理部と、処理部によって生成されたグラフと、グラフ内の選択された領域に対応する作業履歴情報とを表示する表示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、被加工物を加工する加工装置に関する。
デバイスチップの製造工程では、格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)によって区画された複数の領域にそれぞれデバイスが形成されたウェーハが用いられる。このウェーハをストリートに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが得られる。デバイスチップは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に組み込まれる。
ウェーハの分割には、環状の切削ブレードで被加工物を切削する切削装置や、被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置等が用いられる。また、近年では、電子機器の小型化に伴い、デバイスチップに薄型化が求められている。そこで、ウェーハの分割前にウェーハを薄化する加工が実施されることがある。ウェーハの薄化には、研削砥石を含む研削ホイールで被加工物を研削する研削装置や、円盤状の研磨パッドで被加工物を研磨する研磨装置等が用いられる。
上記のような各種の加工装置を用いて被加工物を加工する際、何らかの原因で加工装置の作動に異常が生じると、被加工物の取り扱い(搬送、保持、加工、洗浄等)が正しく行われず、被加工物に損傷、加工不良、異物の付着等の不具合が生じることがある。そして、被加工物の不具合が発見された際には、原因究明のため、被加工物の加工中における加工装置の作動状況を事後的に確認して分析する点検作業が実施される。
例えば特許文献1には、加工装置によって実行された作業の履歴(作業履歴情報)を記憶可能で、且つ、記憶された作業履歴情報を外部のサーバ(加工装置のメーカーのサーバ)に送信可能な切削装置が開示されている。この切削装置を用いると、加工装置のメーカーの技術者は、サーバにアクセスすることによって切削装置の作業履歴情報を簡単に確認できる。これにより、メーカーは加工装置の作動を迅速に点検でき、切削装置のユーザーを適切にフォローできる。
特開2014-18904号公報
上記のように、加工装置から外部のサーバに加工装置の作業履歴情報が送信されると、実際に加工装置を操作していない加工装置のメーカーの技術者等も作業履歴情報を確認でき、加工装置のユーザーとメーカー間における情報共有が容易になる。しかしながら、作業履歴情報には被加工物の加工に関するユーザー独自の情報が含まれているため、作業履歴情報は秘密情報としてユーザーによって慎重に管理されることも多い。この場合には、秘密漏洩の防止を徹底するため、加工装置に記憶されている情報は外部に送信されず、ユーザーは自力で作業履歴情報を抽出、分析して加工装置の作動状況をチェックする。
しかしながら、加工装置の通常使用(加工装置による被加工物の加工)を担当するオペレーターは、加工装置に記憶されている情報の抽出や分析には精通していないことが多い。そのため、オペレーターが加工装置の作業履歴情報を確認するためには、専門の技術者への依頼が必要になり、手間と時間がかかる。また、作業履歴情報を詳細に分析するためには、加工装置から作業履歴情報を抽出した後、パーソナルコンピュータ等を用いて様々なデータ処理(データの整理、グラフの作成等)を行う必要があり、分析作業の効率が悪いという問題がある。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、作動状況の分析作業を簡略化することが可能な加工装置の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物を加工する加工装置であって、該被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルによって保持された該被加工物を加工する加工ユニットと、該加工装置によって実行された作業の履歴を示す作業履歴情報と、該加工装置の作動状況を示す作動状況情報と、を時系列でログ情報として記憶する記憶部と、該記憶部に記憶された該作動状況情報を時系列で表すグラフを生成する処理部と、該処理部によって生成された該グラフと、該グラフ内の選択された領域に対応する該作業履歴情報とを表示する表示部と、を備える加工装置が提供される。
なお、好ましくは、該記憶部は、複数の監視項目ごとに該作動状況情報を記憶し、該処理部は、複数の該監視項目ごとに該グラフを生成する。また、好ましくは、該加工装置は、該加工装置の内部を撮像するカメラを備え、該記憶部は、該カメラによって取得された画像を時系列で該ログ情報として記憶し、該表示部は、該グラフ内の選択された領域に対応する該画像を表示する。また、好ましくは、該表示部はタッチパネルであり、該グラフ内の領域は、スワイプ操作によって選択可能である。
本発明の一態様に係る加工装置では、作動状況情報を時系列で表すグラフが表示部に表示される。また、グラフ内の領域が選択されると、選択された領域に対応する作業履歴情報が表示部に表示される。そのため、オペレーターは、特別な操作を行うことなく作動状況情報の推移をグラフで確認できるとともに、作動状況情報の変化と加工装置によって実行された作業との関係を容易に確認、分析できる。これにより、加工装置から作業履歴情報を抽出する作業や、抽出された作業履歴情報に様々なデータ処理を施す作業が不要となり、加工装置の作動状況の分析が極めて容易になる。
加工装置を示す斜視図である。 図2(A)は加工ユニットを示す斜視図であり、図2(B)はブレードカバーが装着された加工ユニットを示す斜視図である。 制御部を示すブロック図である。 図4(A)は操作画面を表示する表示部を示す正面図であり、図4(B)は作動状況表示キーが選択された状態の表示部を示す正面図であり、図4(C)はグラフが選択された状態の表示部を示す正面図である。 図5(A)は拡大グラフが選択された状態の表示部を示す正面図であり、図5(B)は表示部の作業履歴情報表示欄及び画像表示欄が表示された領域を示す正面図である。 図6(A)はバーが時間経過の逆方向に移動する表示部を示す正面図であり、図6(B)はバーが時間経過の順方向に移動する表示部を示す正面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る加工装置の構成例について説明する。図1は、加工装置2を示す斜視図である。加工装置2は、環状の切削ブレードによって被加工物を加工する切削装置である。なお、図1において、X軸方向(加工送り方向、第1水平方向、前後方向)とY軸方向(割り出し送り方向、第2水平方向、左右方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(鉛直方向、上下方向、高さ方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。
加工装置2は、加工装置2を構成する各構成要素を支持又は収容する直方体状の基台4を備える。基台4の前端側の角部には、基台4の上面側で開口する矩形状の開口4aが設けられている。開口4aの内側には、昇降機構(不図示)によって昇降するカセット支持台6が設けられている。カセット支持台6の上面上には、加工装置2による加工の対象となる複数の被加工物11を収容可能なカセット8が配置される。なお、図1ではカセット8の輪郭を二点鎖線で示している。
例えば被加工物11は、シリコン等の半導体材料でなる円盤状のウェーハであり、互いに概ね平行な表面及び裏面を備える。被加工物11は、互いに交差するように格子状に配列された複数のストリート(分割予定ライン)によって、複数の矩形状の領域に区画されている。また、被加工物11の表面側のストリートによって区画された複数の領域にはそれぞれ、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)、LED(Light Emitting Diode)、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)デバイス等のデバイスが形成されている。
被加工物11の裏面側には、被加工物11よりも直径が大きい円形のテープ(ダイシングテープ)13が貼付される。テープ13は、フィルム状の基材と、基材上の粘着層(糊層)とを含む。例えば、基材はポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタラート等の樹脂でなり、粘着層はエポキシ系、アクリル系、又はゴム系の接着剤でなる。また、粘着層には、紫外線の照射によって硬化する紫外線硬化型の樹脂を用いてもよい。
テープ13の外周部は、金属等でなる環状のフレーム15に貼付される。フレーム15は、中央部に被加工物11よりも直径が大きい円形の開口を備え、被加工物11はフレーム15の開口の内側に配置される。テープ13の中央部を被加工物11に貼付し、テープ13の外周部をフレーム15に貼付すると、被加工物11がテープ13を介してフレーム15によって支持される。
被加工物11は、フレーム15によって支持された状態でカセット8に収容され、加工装置2によって加工される。例えば、加工装置2によって被加工物11をストリートに沿って切削して分割することにより、デバイスをそれぞれ含む複数のデバイスチップが製造される。
ただし、被加工物11の種類、材質、形状、構造、大きさ等に制限はない。例えば被加工物11は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、サファイア、セラミックス、樹脂、金属等でなるウェーハ(基板)であってもよい。また、被加工物11は、CSP(Chip Size Package)基板、QFN(Quad Flat Non-leaded Package)基板等のパッケージ基板であってもよい。
開口4aの側方には、基台4の上面側で開口し長手方向がX軸方向に沿う矩形状の開口4bが設けられている。開口4bの内側には、ボールねじ式の移動機構(移動ユニット)10が設けられている。移動機構10には、被加工物11を保持するチャックテーブル(保持テーブル)12が連結されている。なお、移動機構10は、チャックテーブル12の周囲を覆うテーブルカバー14を備える。また、テーブルカバー14の前方及び後方には、X軸方向に沿って伸縮可能な蛇腹状の防塵防滴カバー16が、移動機構10の構成要素を覆うように設けられている。
チャックテーブル12の上面は、X軸方向及びY軸方向と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を保持する保持面12aを構成している。保持面12aは、チャックテーブル12の内部に形成された流路(不図示)、バルブ(不図示)等を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。
移動機構10は、チャックテーブル12をテーブルカバー14とともにX軸方向に沿って移動させる。また、チャックテーブル12にはモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、この回転駆動源はチャックテーブル12をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させる。さらに、チャックテーブル12の周囲には、被加工物11を支持しているフレーム15を把持して固定する複数のクランプ18が設けられている。
開口4a,4bの近傍には、被加工物11をカセット8とチャックテーブル12との間で搬送する搬送機構(不図示)が設けられている。被加工物11は、搬送機構によってカセット8から引き出され、チャックテーブル12に搬送される。そして、被加工物11は、テープ13を介してチャックテーブル12の保持面12a上に配置される。また、フレーム15が複数のクランプ18によって固定される。この状態で、保持面12aに吸引源の吸引力(負圧)を作用させると、被加工物11がテープ13を介してチャックテーブル12によって吸引保持される。
チャックテーブル12の上方には、被加工物11を切削する一対の加工ユニット(切削ユニット)20a,20bが設けられている。加工ユニット20a,20bは、チャックテーブル12によって保持された被加工物11を環状の切削ブレード80で切削する。
図2(A)は、加工ユニット20aを示す斜視図である。加工ユニット20aは、中空の円柱状に形成されたハウジング70を備える。ハウジング70には、Y軸方向に沿って配置された円柱状のスピンドル(回転軸)72が収容されている。スピンドル72の先端部(一端側)は、ハウジング70から露出している。また、スピンドル72の基端部(他端側)には、スピンドル72を回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。
スピンドル72の先端部には、切削ブレード80を支持するマウント74が固定されている。マウント74は、円盤状のフランジ部76と、フランジ部76の表面76aの中央部から突出する円柱状の支持軸(ボス部)78とを備える。フランジ部76の外周部の表面76a側には、表面76aから突出する環状の凸部76bが、フランジ部76の外周縁に沿って設けられている。凸部76bの先端面は、表面76aと概ね平行に形成されている。また、支持軸78の外周面には、ねじ部78aが形成されている。
マウント74には、被加工物11を切削する環状の切削ブレード80が装着される。切削ブレード80は、アルミニウム合金等の金属でなる環状の基台82と、基台82の外縁部に沿って形成された環状の切り刃84とを備える。基台82の中央部には、基台82を厚さ方向に貫通する円柱状の開口82aが設けられている。また、開口82aの周囲には、基台82の厚さ方向に突出する環状の把持部82bが形成されている。例えば、オペレーターは把持部82bを持って切削ブレード80をマウント74に装着する。
切り刃84は、基台82の外周縁から基台82の半径方向外側に向かって突出するように形成される。例えば切り刃84は、ダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素(cBN:cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、ニッケルめっき層等の結合材で固定することにより形成される。なお、砥粒の材質、砥粒の粒径、結合材の材質等に制限はなく、被加工物11の材質や加工内容に応じて適宜選択される。
支持軸78のねじ部78aには、切削ブレード80を固定するための環状の固定ナット86が締結される。固定ナット86の中央部には、固定ナット86を厚さ方向に貫通する円柱状の開口86aが設けられている。また、開口86aの内部で露出する固定ナット86の内周面には、支持軸78のねじ部78aに対応するねじ溝が形成されている。
切削ブレード80は、基台82の開口82aに支持軸78が挿入されるように、マウント74に装着される。この状態で、固定ナット86を支持軸78のねじ部78aに螺合して締め付けると、切削ブレード80がフランジ部76の凸部76bの先端面と固定ナット86とによって挟持され、スピンドル72の先端部(マウント74)に固定される。そして、切削ブレード80は、回転駆動源(モータ等)からスピンドル72及びマウント74を介して伝達される動力により、Y軸方向と概ね平行な回転軸の周りを回転する。
図2(B)は、ブレードカバー88が装着された加工ユニット20aを示す斜視図である。加工ユニット20aに固定された切削ブレード80は、ハウジング70に装着されたブレードカバー88に覆われる。ブレードカバー88は、純水等の液体(加工液)が供給されるチューブ(不図示)に接続される一対の接続部90と、接続部90に接続され切削ブレード80の下端部を挟むように配置される一対のノズル92とを備える。一対のノズル92にはそれぞれ、切削ブレード80に向かって開口する供給口(不図示)が形成されている。
チューブから接続部90に加工液が供給されると、一対のノズル92の供給口から切削ブレード80の表面及び裏面に向かって加工液が供給される。この加工液によって、被加工物11及び切削ブレード80が冷却されるとともに、加工によって生じた屑(加工屑)が洗い流される。
切削ブレード80を回転させつつ、チャックテーブル12(図1参照)によって保持された被加工物11に切り込ませることにより、被加工物11が切削される。なお、図2(A)及び図2(B)には加工ユニット20aを示しているが、加工ユニット20bも加工ユニット20aと同様に構成できる。
図1に示すように、基台4の上面上には、加工ユニット20a,20bを支持する門型の支持構造22が、開口4bを跨ぐように配置されている。支持構造22の前面側の両側端部には、加工ユニット20aをY軸方向及びZ軸方向に沿って移動させる移動機構(移動ユニット)24aと、加工ユニット20bをY軸方向及びZ軸方向に沿って移動させる移動機構(移動ユニット)24bとが設けられている。移動機構24a,24bは、支持構造22の前面側にY軸方向に沿って配置された一対のガイドレール26に装着されている。
移動機構24aは、平板状の移動プレート28aを備える。移動プレート28aは、一対のガイドレール26にスライド可能に装着されている。移動プレート28aの裏面側(後面側)にはナット(不図示)が設けられており、このナットには、ガイドレール26と概ね平行に配置されたボールねじ30aが螺合されている。また、ボールねじ30aの端部には、ボールねじ30aを回転させるパルスモータ(不図示)が連結されている。パルスモータによってボールねじ30aを回転させると、移動プレート28aがガイドレール26に沿ってY軸方向に移動する。
移動プレート28aの表面(前面)側には、一対のガイドレール34aがZ軸方向に沿って固定されている。一対のガイドレール34aには、平板状の移動プレート36aがスライド可能に装着されている。移動プレート36aの裏面側(後面側)にはナット(不図示)が設けられており、このナットには、ガイドレール34aと概ね平行に配置されたボールねじ38aが螺合されている。また、ボールねじ38aの端部には、ボールねじ38aを回転させるパルスモータ40aが連結されている。パルスモータ40aによってボールねじ38aを回転させると、移動プレート36aがガイドレール34aに沿ってZ軸方向に移動する。
移動機構24bは、平板状の移動プレート28bを備える。移動プレート28bは、一対のガイドレール26にスライド可能に装着されている。移動プレート28bの裏面側(後面側)にはナット(不図示)が設けられており、このナットには、ガイドレール26と概ね平行に配置されたボールねじ30bが螺合されている。また、ボールねじ30bの端部には、ボールねじ30bを回転させるパルスモータ32が連結されている。パルスモータ32によってボールねじ30bを回転させると、移動プレート28bがガイドレール26に沿ってY軸方向に移動する。
移動プレート28bの表面(前面)側には、一対のガイドレール34bがZ軸方向に沿って固定されている。一対のガイドレール34bには、平板状の移動プレート36bがスライド可能に装着されている。移動プレート36bの裏面側(後面側)にはナット(不図示)が設けられており、このナットには、ガイドレール34bと概ね平行に配置されたボールねじ38bが螺合されている。また、ボールねじ38bの端部には、ボールねじ38bを回転させるパルスモータ40bが連結されている。パルスモータ40bによってボールねじ38bを回転させると、移動プレート36bがガイドレール34bに沿ってZ軸方向に移動する。
加工ユニット20aは移動プレート36aの下部に固定され、加工ユニット20bは移動プレート36bの下部に固定されている。また、加工ユニット20aに隣接する位置には、チャックテーブル12によって保持された被加工物11等を撮像するカメラ(撮像ユニット)42が設けられている。
例えばカメラ42として、可視光を受光して電気信号に変換する撮像素子を備える可視光カメラや、赤外線を受光して電気信号に変換する撮像素子を備える赤外線カメラが用いられる。カメラ42によって取得された画像は、チャックテーブル12によって保持された被加工物11と加工ユニット20a,20bとの位置合わせ等に用いられる。
開口4bの開口4aとは反対側の側方には、基台4の上面側で開口する円形の開口4cが設けられている。開口4cの内側には、被加工物11を洗浄する洗浄ユニット44が設けられている。洗浄ユニット44は、被加工物11を保持して回転するスピンナテーブル46と、洗浄用の流体を供給するノズル48とを備える。
スピンナテーブル46の上面は、X軸方向及びY軸方向と概ね平行な平坦面であり、被加工物11を保持する保持面46aを構成している。保持面46aは、スピンナテーブル46の内部に形成された流路(不図示)、バルブ(不図示)等を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。また、スピンナテーブル46には、スピンナテーブル46をZ軸方向と概ね平行な回転軸の周りで回転させるモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。
スピンナテーブル46の上方には、ノズル48が配置されている。スピンナテーブル46によって被加工物11を保持した状態で、スピンナテーブル46を回転させつつノズル48から洗浄用の流体を供給することにより、被加工物11が洗浄される。なお、洗浄用の流体の成分に制限はない。例えば、純水等の液体や、液体(純水等)と気体(エアー等)とが混合された混合流体が、洗浄用の流体としてノズル48から供給される。
開口4b,4cの近傍には、被加工物11をチャックテーブル12とスピンナテーブル46との間で搬送する搬送機構(不図示)が設けられている。被加工物11は、加工ユニット20a,20bによって加工された後、搬送機構によってチャックテーブル12からスピンナテーブル46に搬送され、洗浄される。
基台4の上側には、基台4上に搭載された構成要素を覆うカバー50が設けられている。図1では、カバー50の輪郭を二点鎖線で示している。そして、カバー50の側部には、加工装置2に関する各種の情報を表示する表示部(表示ユニット、表示装置)52が設けられている。
表示部52としては、各種のディスプレイを用いることができる。例えば、表示部52としてタッチパネルが用いられる。この場合、加工装置2のオペレーターは、表示部52に表示された情報を確認するとともに、表示部52のタッチ操作によって加工装置2に情報を入力する。すなわち、表示部52は加工装置2に各種の情報を入力するための入力部(入力ユニット、入力装置)としても機能し、ユーザーインターフェースとして用いられる。ただし、入力部は、表示部52とは別途独立に設けられたマウス、キーボード等であってもよい。
カバー50の上面側には、オペレーターに情報を報知する報知部(報知ユニット、報知装置)54が設けられている。例えば、報知部54は表示灯(警告灯)であり、加工装置2で異常が発生した際に点灯又は点滅してオペレーターにエラーを報知する。また、報知部54はスピーカーであってもよい。この場合、報知部54は、加工装置2で異常が発生した際にエラーを報知する音(警告音)や音声(警告メッセージ)を発する。
また、加工装置2は、加工装置2の内部の所定の領域を撮像するカメラ(撮像ユニット)56を備える。具体的には、カメラ56は、監視対象に設定された加工装置2の所定の構成要素を撮像して監視する監視カメラであり、例えばカメラ42と同様に構成される。なお、カメラ56は、監視対象を連続的に撮像して動画を取得してもよいし、監視対象を所定の時間間隔で撮像して複数の静止画を取得してもよい。
例えばカメラ56は、図1に示すようにチャックテーブル12の上方に設置され、チャックテーブル12を撮像して監視する。ただし、カメラ56は、チャックテーブル12以外の構成要素(例えば、加工ユニット20a,20b、スピンナテーブル46等)を撮像して監視してもよい。また、加工装置2には、それぞれ異なる構成要素を監視する複数のカメラ56が設けられていてもよい。
また、加工装置2は、加工装置2を構成する各構成要素(カセット支持台6、移動機構10、チャックテーブル12、クランプ18、加工ユニット20a,20b、移動機構24a,24b、カメラ42、洗浄ユニット44、表示部52、報知部54、カメラ56等)を制御する制御部(制御ユニット、制御装置)58を備える。制御部58は、加工装置2の構成要素にそれぞれ制御信号を出力することにより、各構成要素の作動を制御し、加工装置2を稼働させる。
例えば制御部58は、コンピュータによって構成される。具体的には、制御部58は、加工装置2の稼働に必要な演算を行うCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、加工装置2の稼働に用いられる各種の情報(データ、プログラム等)を記憶するROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリを含む。
加工装置2には、加工装置2で使用される気体を供給する気体供給ユニット60a,60bと、加工装置2で使用される液体を供給する液体供給ユニット60cとが接続されている。気体供給ユニット60aは、加工装置2に接続された流路62aと、流路62aを介して加工装置2に気体を供給する気体供給源64aとを備える。また、気体供給ユニット60bは、加工装置2に接続された流路62bと、流路62bを介して加工装置2に気体を供給する気体供給源64bとを備える。さらに、液体供給ユニット60cは、加工装置2に接続された流路62cと、流路62cを介して加工装置2に液体を供給する液体供給源64cとを備える。
流路62a,62b,62cは、内部を流体が流動可能な配管、チューブ等によって構成される。また、気体供給源64a、気体供給源64b、液体供給源64cは、加工装置2の外部に設けられた工場設備であり、それぞれ流路62a,62b,62cに接続される。
気体供給源64aは、加工装置2で使用される主要な気体を供給する。例えば、気体供給源64aから流路62aを介して加工装置2に供給されたエアー(メインエアー)が、チャックテーブル12の保持面12a及びスピンナテーブル46の保持面46aに吸引力を作用させる真空エジェクタで用いられる。
気体供給源64bは、加工装置2で使用され、気体供給源64aから供給される気体よりもミスト(水分)及びダスト(パーティクル)の含有量が小さい気体を供給する。例えば、気体供給源64bから流路62bを介して加工装置2に供給されたエアー(クリーンエアー)が、洗浄ユニット44のノズル48から供給される洗浄用の流体の成分として用いられる。また、クリーンエアーは、洗浄ユニット44によって洗浄された後の被加工物11を乾燥させるために被加工物11に吹き付けられる乾燥用のエアーとして用いることもできる。
液体供給源64cは、加工装置2で使用される液体を供給する。例えば、液体供給源64cから流路62cを介して加工装置2に供給された純水が、加工ユニット20a,20bのノズル92(図2(B)参照)から切削ブレード80に供給される加工液や、洗浄ユニット44のノズル48から供給される洗浄用の流体として用いられる。
加工装置2によって被加工物11を加工する際には、カセット8に収容された被加工物11が搬送機構(不図示)によって1枚ずつチャックテーブル12に搬送される。そして、チャックテーブル12によって吸引保持された被加工物11が、加工ユニット20a,20bによって加工される。具体的には、加工ユニット20aに装着された切削ブレード80、又は、加工ユニット20bに装着された切削ブレード80を回転させ、被加工物11に切り込ませることにより、被加工物11が切削される。
加工後の被加工物11は、搬送機構(不図示)によって洗浄ユニット44に搬送され、スピンナテーブル46によって吸引保持される。そして、ノズル48から供給される洗浄用の流体によって、被加工物11が洗浄される。その後、被加工物11は搬送機構(不図示)によって搬送され、再度カセット8に収容される。
本実施形態においては、加工装置2の稼働中、加工装置2の作動状況が監視される。具体的には、加工装置2の作動状況を示す情報(作動状況情報)が、加工装置2の構成要素に備えられたセンサ等によって逐次的に取得され、表示部52に表示される。これにより、オペレーターは加工装置2が正常に作動しているか否かを常時確認できる。
加工装置2の稼働は、制御部58によって制御される。図3は、制御部58を示すブロック図である。図3には、制御部58の機能的な構成をブロックで表している。制御部58は、外部から入力された情報(信号、データ等)を処理するとともに、各種の情報(信号、データ等)を外部に出力する処理部100と、処理部100による処理に用いられる情報(データ、プログラム等)を記憶する記憶部120とを備える。
処理部100は、加工装置2の構成要素の作動を制御する作動制御部102を含む。作動制御部102は、制御部58の外部や記憶部120から入力された情報に基づいて、加工装置2の構成要素を制御するための制御信号を生成する。作動制御部102から構成要素に制御信号が入力されることにより、各構成要素が連動して作動し、加工装置2による被加工物11の加工が自動で行われる。
作動制御部102は、表示部52に表示される情報を制御する表示制御部102aを含む。表示制御部102aは、表示部52に所定の情報を表示させるための制御信号を生成し、表示部52に出力する。表示制御部102aから表示部52に制御信号が入力されると、表示部52は制御信号に基づいて所定の情報(文字、図形等)を表示する。
また、処理部100は、加工装置2の作動状況を示す情報(作動状況情報)が入力される作動状況情報入力部104を含む。作動状況情報入力部104は、作動状況情報を取得する作動状況情報取得部112に接続されている。
作動状況情報取得部112は、加工装置2の構成要素や加工装置2の接続されたユニット(機構)等に相当し、作動状況情報、すなわち、加工装置2が正常に稼働しているか否かの判断に利用可能な情報を取得する。例えば、図1に示すチャックテーブル12、加工ユニット20a,20b、スピンナテーブル46、気体供給ユニット60a、気体供給ユニット60b、液体供給ユニット60c等が、作動状況情報取得部112として機能する。そして、作動状況情報取得部112によって取得された作動状況情報が、作動状況情報入力部104に入力される。
具体的には、チャックテーブル12は、保持面12aに接続された流路(不図示)の圧力を測定するセンサ(圧力計)を備える。そして、圧力計によって測定されたチャックテーブル12の流路の圧力が、作動状況情報として作動状況情報入力部104に入力される。また、スピンナテーブル46は、保持面46aに接続された流路(不図示)の圧力を測定するセンサ(圧力計)を備える。そして、圧力計によって測定されたスピンナテーブル46の流路の圧力が、作動状況情報として作動状況情報入力部104に入力される。
チャックテーブル12の流路の圧力(バキューム圧力)は、チャックテーブル12の吸引力に相当する。また、スピンナテーブル46の流路の圧力(バキューム圧力)は、スピンナテーブル46の吸引力に相当する。チャックテーブル12及びスピンナテーブル46のバキューム圧力を常時測定することにより、被加工物11がチャックテーブル12及びスピンナテーブル46によって適切に保持されているか否かを監視できる。
また、加工ユニット20a,20bは、スピンドル72(図2(A)参照)に連結されたモータ(回転駆動源)の回転数及び電流値を測定するセンサを備える。そして、センサによって測定されたモータの回転数及び電流値が、作動状況情報として作動状況情報入力部104に入力される。モータの回転数を常時測定することにより、被加工物11の加工時に切削ブレード80の回転数が所定の数値範囲内に維持されているか否かを監視できる。また、モータの電流値を常時測定することにより、被加工物11の加工時に切削ブレード80にかかる負荷が許容範囲内であるか否かを監視できる。
なお、加工ユニット20a,20bのブレードカバー88(図2(B)参照)の内部や、加工ユニット20a,20bの下側には、切削ブレード80の先端位置を検出する光センサが設けられていてもよい。そして、光センサの受光量が、作動状況情報として作動状況情報入力部104に入力されてもよい。この場合、光センサの受光量が常時測定され、光センサが正常に作動しているか否かが監視される。
また、気体供給ユニット60a、気体供給ユニット60b、液体供給ユニット60cはそれぞれ、流路62a,62b,62cの圧力を測定するセンサ(圧力計)を備える。そして、圧力計によって測定された流路62a,62b,62cの流路の圧力が、作動状況情報として作動状況情報入力部104に入力される。流路62a,62b,62cの圧力を常時測定することにより、加工装置2に気体及び液体が適切な流量で供給されているか否かを監視できる。
また、処理部100は、カメラ56によって取得された画像が入力される画像入力部106を含む。前述の通り、カメラ56は、監視対象に設定された加工装置2の所定の構成要素を常時撮像して監視する。そして、カメラ56によって取得された動画又は静止画が、画像入力部106に逐次的に入力される。
また、処理部100は、時間を計測する計時部108を含む。例えば計時部108は、現在の日付及び時刻を計測する。なお、計時部108は、所定の基準時(加工装置2の稼働開始時、加工装置2による被加工物11の加工開始時等)からの時間を計測してもよい。計時部108によって計測された時間は、作動制御部102、作動状況情報入力部104、画像入力部106に出力される。
記憶部120は、加工装置2の作動に関する情報(ログ情報)を記憶するログ情報記憶部122を含む。ログ情報記憶部122は、加工装置2によって実行された作業の履歴を示す情報(作業履歴情報)を記憶する作業履歴情報記憶部124と、加工装置2の作動状況を示す情報(作動状況情報)を記録する作動状況情報記憶部126と、カメラ56によって取得された画像を記憶する画像記憶部128とを含む。
作業履歴情報記憶部124には、加工装置2によって実施された作業の内容が、該作業の実施時刻とともに蓄積される。また、作動状況情報記憶部126には、作動状況情報取得部112によって取得された作動状況情報が、該作動状況情報の取得時刻とともに蓄積される。さらに、画像記憶部128には、カメラ56によって取得された画像が、該画像の取得時刻とともに蓄積される。
また、処理部100は、作動状況情報記憶部126に記憶された作動状況情報を時系列で表すグラフを生成するグラフ生成部110を含む。例えばグラフ生成部110は、作動状況情報が取得された時刻を横軸で示し、作動状況情報の値(チャックテーブル12のバキューム圧力、スピンナテーブル46のバキューム圧力、スピンドル72に連結されたモータの回転数及び電流値、光センサの受光量、流路62a,62b,62cの圧力等)を縦軸で示すグラフを生成する。
次に、図3に示すブロック図を参照しつつ、加工装置2の具体的な作動例を説明する。なお、以下では、表示部52がタッチパネルであり、オペレーターが表示部52のタッチ操作によって加工装置2に情報を入力可能である場合について説明する。また、以下では代表例として、作動状況情報取得部112がバキューム圧力を測定可能なチャックテーブル12(図1参照)であり、カメラ56によってチャックテーブル12が撮像、監視される場合について説明する。
加工装置2が稼働すると、表示部52に操作画面が表示される。具体的には、表示制御部102aが表示部52に制御信号を出力し、オペレーターが加工装置2を操作するための画面(操作画面)を表示部52に表示させる。
図4(A)は、操作画面130を表示する表示部52を示す正面図である。操作画面130は、その上部に所定の情報を表示する表示欄132を含む。例えば表示欄132には、加工装置2に関する情報、被加工物11に関する情報、加工条件に関する情報、オペレーターに対する指示等が文字で表示される。ただし、表示欄132に表示される情報に制限はない。
また、操作画面130は、加工装置2に所定の処理を実行させるための複数の処理キー134を含む。複数の処理キー134はそれぞれ、加工装置2の主要な処理に対応して表示される。例えば、加工条件を指定して加工を実行するための処理キー、被加工物11の情報(被加工物11のサイズ、形状、材質、ストリートの間隔等)を入力するための処理キー、メンテナンス条件を指定して加工装置2のメンテナンスを実行するための処理キー等が、処理キー134として表示される。なお、図4(A)では操作画面130に8個の処理キー134が含まれている例を示しているが、処理キー134の数に制限はない。
さらに、操作画面130は、表示部52に加工装置2の作動状況を表示させるための作動状況表示キー136を含む。具体的には、作動状況表示キー136は、作動状況情報記憶部126に記憶されている作動状況情報を表示部52に表示させるための処理キーである。
オペレーターは、表示部52の処理キー134又は作動状況表示キー136が表示されている領域をタップすることにより、所望の処理キー134又は作動状況表示キー136を選択できる。なお、表示欄132、処理キー134、作動状況表示キー136の大きさ、形状、配置等に制限はない。すなわち、操作画面130は、加工装置2の種類やオペレーターの便宜等を考慮して適宜デザインされる。
オペレーターが表示部52を操作すると、加工装置2は、選択された処理キー134又は作動状況表示キー136に対応する処理を実行する。具体的には、表示部52は、オペレーターによって処理キー134又は作動状況表示キー136が選択された旨を示す信号(選択信号)を制御部58に出力する。そして、制御部58は、選択信号に基づいて制御信号を生成し、選択された処理が実行されるように加工装置2の各構成要素の作動を制御する。
加工装置2の稼働中は、加工装置2によって実行されるべき作業に対応する制御信号が、作動制御部102から加工装置2の各構成要素に逐次出力される。これにより、加工装置2の構成要素が作動し、所定の作業が所定の順序で実行される。例えば、加工装置2による被加工物11の加工が実施される際には、加工装置2の構成要素が連動して作動し、被加工物11の搬送、加工、洗浄等が逐次実行される。
また、加工装置2によって実行された作業の内容を示す情報(作業履歴情報)が、作業履歴情報記憶部124に逐次記憶される。具体的には、作動制御部102は、所定の作業に対応する制御信号を加工装置2の構成要素に出力するとともに、該作業の内容を示す情報と、計時部108から入力された時刻とを作業履歴情報記憶部124に記憶する。これにより、加工装置2によって実行された作業の内容に対応する作業履歴情報と、該作業が実行された時刻とが、互いに紐づけられた状態で作業履歴情報記憶部124に蓄積される。
また、加工装置2の稼働中は、作動状況情報取得部112によって作動状況情報が常時取得され、作動状況情報入力部104に入力される。例えば、チャックテーブル12(図1参照)のバキューム圧が監視項目に設定されている場合、チャックテーブル12は、保持面12a(図1参照)に接続された流路の圧力(バキューム圧力)をセンサ(圧力計)によって常時測定し、測定されたバキューム圧力を作動状況情報として作動状況情報入力部104に逐次出力する。
そして、作動状況情報入力部104は、作動状況情報取得部112から入力された作動状況情報と、計時部108から入力された時刻とを、作動状況情報記憶部126に記憶する。これにより、作動状況情報取得部112によって取得された作動状況情報と、該作動状況情報が取得された時刻とが、互いに紐づけられた状態で作動状況情報記憶部126に蓄積される。
さらに、加工装置2の稼働中は、カメラ56によって加工装置2の内部の所定の領域が常時撮像され、取得された画像が画像入力部106に入力される。例えば、カメラ56はチャックテーブル12の保持面12a側を常時撮像し、チャックテーブル12の画像を画像入力部106に逐次出力する。
そして、画像入力部106は、カメラ56から入力された画像と、計時部108から入力された時刻とを、画像記憶部128に記憶する。これにより、カメラ56によって取得された画像と、該画像が取得された時刻とが、互いに紐づけられた状態で画像記憶部128に蓄積される。
上記のように、加工装置2の稼働中は、作業履歴情報と、作動状況情報と、カメラ56によって取得された画像とが、ログ情報として時系列でログ情報記憶部122に記憶される。
なお、複数の監視項目が設定されている場合には、複数の監視項目ごとに作動状況情報及び画像が取得され、作動状況情報記憶部126及び画像記憶部128に記憶される。例えば、チャックテーブル12(図1参照)とスピンナテーブル46(図1参照)とが監視項目として設定されている場合には、チャックテーブル12のバキューム圧力とスピンナテーブル46のバキューム圧力とが作動状況情報記憶部126に記憶される。また、チャックテーブル12を監視するカメラ56とスピンナテーブル46を監視するカメラ56とが個別に設けられ、チャックテーブル12の画像とスピンナテーブル46の画像とが画像記憶部128に記憶される。
図4(B)は、作動状況表示キー136が選択された状態の表示部52を示す正面図である。加工装置2の稼働中、オペレーターが表示部52の作動状況表示キー136が表示された領域をタップすると、作動状況表示キー136が選択される。そして、表示部52は、作動状況表示キー136が選択された旨を示す信号(表示キー選択信号)を制御部58に出力する。
制御部58に表示キー選択信号が入力されると、処理部100は記憶部120のログ情報記憶部122にアクセスし、作動状況情報記憶部126から作動状況情報を読み出す。そして、作動状況情報は、作動状況情報の取得時刻とともにグラフ生成部110に入力される。
グラフ生成部110は、作動状況情報記憶部126から読み出された作動状況情報を時系列で表すグラフを生成する。例えば、作動状況情報記憶部126にチャックテーブル12(図1参照)のバキューム圧力が蓄積されている場合には、グラフ生成部110は、バキューム圧力が測定された時刻を横軸で示し、バキューム圧力を縦軸で示すグラフを生成する。
グラフ生成部110によって生成されたグラフは、作動制御部102に入力される。そして、表示制御部102aは、表示部52に制御信号を出力し、生成されたグラフを表示部52に表示させる。例えば、図4(B)に示すように、作動状況表示キー136が選択されると、作動状況情報を表示する表示欄(作動状況情報表示欄)138が操作画面130の右側に表示される。そして、表示欄138に、作動状況情報の時間推移を示すグラフ140が表示される。
なお、複数の監視項目が設定されている場合には、複数の監視項目ごとにグラフ140が生成され、図4(B)に示すように複数のグラフ140が表示欄138に表示される。例えば、チャックテーブル12(図1参照)とスピンナテーブル46(図1参照)とが監視項目として設定されている場合には、チャックテーブル12のバキューム圧力を時系列で表すグラフ140と、スピンナテーブル46のバキューム圧力を時系列で表すグラフ140とがグラフ生成部110によって生成され、表示欄138に表示される。
図4(C)は、グラフ140が選択された状態の表示部52を示す正面図である。オペレーターが表示部52のグラフ140が表示された領域をタップすると、グラフ140が選択される。そして、表示部52は、グラフ140が選択された旨を示す信号(グラフ選択信号)を制御部58に出力する。
制御部58にグラフ選択信号が入力されると、表示制御部102aは表示部52に制御信号を出力し、選択されたグラフ140を表示部52に拡大表示させる。具体的には、図4(C)に示すように、グラフ140を拡大表示する表示欄(拡大表示欄)142が操作画面130に表示される。そして、表示欄142に、選択されたグラフ140の拡大図に相当する拡大グラフ144が表示される。
なお、拡大グラフ144が表示される領域は、グラフ140が表示される領域よりも大きい。そのため、拡大グラフ144の横軸の数値範囲をグラフ140の横軸の数値範囲より広く設定しても、オペレーターは作動状況情報の時間推移を明確に認識できる。例えば、作動状況情報の取得を開始してから現在に至るまでの全期間における作動状況情報の時間推移を示す拡大グラフ144が、表示欄142に表示される。これにより、オペレーターは加工装置2が稼働している全期間において作動状況情報に異常がないか否かを瞬時に確認できる。
なお、拡大グラフ144のスケール(縦軸及び横軸の数値範囲)は、オペレーターが表示部52を操作することによって変更できる。例えば制御部58は、ピンチアウト操作及びピンチイン操作が行われた際に、表示欄142に表示されている拡大グラフ144のスケールを変更する。具体的には、表示部52の拡大グラフ144が表示されている領域に2本の指が触れた状態を維持したまま、2本の指を互いに離し(ピンチアウト)又は近づける(ピンチイン)ことにより、拡大グラフ144のスケールが変更される。
図5(A)は、拡大グラフ144が選択された状態の表示部52を示す正面図である。オペレーターが、表示部52の拡大グラフ144が表示された領域をタッチすると、拡大グラフ144内の領域が選択される。そして、表示部52は、オペレーターによって選択された領域に対応する拡大グラフ144の横軸の値(選択時刻)を示す情報(選択時刻情報)を制御部58に出力する。
制御部58に選択時刻情報が入力されると、表示制御部102aは表示部52に制御信号を出力し、選択時刻を示すバー146を表示させる。バー146は、拡大グラフ144内の選択(タッチ)された領域を通り、且つ、拡大グラフ144の横軸と垂直な直線状の目印である。バー146が表示させることにより、オペレーターは自身が選択している拡大グラフ144内の領域の位置を明確に認識することができる。なお、バー146の表示は、オペレーターが表示部52に触れている間継続される。
また、処理部100は、記憶部120の作業履歴情報記憶部124にアクセスし、作業履歴情報記憶部124に蓄積されている作業履歴情報を読み出す。そして、処理部100は、作業履歴情報に紐づけられている時刻を参照し、選択時刻において加工装置2によって実行されていた作業を示す作業履歴情報を特定する。
さらに、処理部100は、記憶部120の画像記憶部128にアクセスし、画像記憶部128に蓄積されている画像を読み出す。そして、処理部100は、画像に紐づけられている時刻を参照し、選択時刻に取得された画像を特定する。なお、選択時刻に取得された画像が存在しない場合は、選択時刻の直前又は直後に取得された画像が特定される。
そして、表示制御部102aは、表示部52に制御信号を出力し、作業履歴情報を表示する表示欄(作業履歴情報表示欄)148と、画像を表示する表示欄(画像表示欄)152とを表示部52に表示させる。図5(B)は、表示部52の表示欄148及び表示欄152が表示された領域を示す正面図である。
表示欄148には、作業履歴情報記憶部124に蓄積されている作業履歴情報が時系列で表示される。具体的には、表示欄148には、加工装置2によって実行された作業の内容を表示する複数の表示欄(作業内容表示欄)150が表示される。例えば、表示欄150には、作業の内容(被加工物11の搬送、保持、加工、洗浄等)を文字で示す作業内容情報150aと、作業内容情報150aが示す作業が実行された日付及び時刻を数字で示す作業時刻情報150bとが表示される。そして、複数の表示欄150は、実行されたタイミングが新しい作業ほど下側に表示されるように、表示欄148の上下方向に沿って配列される。
また、表示制御部102aは、複数の表示欄150のうち、オペレーターによって選択された時刻(選択時刻)において加工装置2によって実行されていた作業を表示する表示欄150(表示欄150A)を、強調して表示する。すなわち、表示欄142に表示されているバー146が示す時刻において実行されていた作業を表示する表示欄150Aが、強調表示される。これにより、オペレーターは、自身が選択している時刻において実施されていた作業の内容を瞬時に把握できる。
なお、表示欄150Aの強調方法に制限はない。例えば、表示欄150Aの枠線を他の表示欄150の枠線より太く表示してもよいし、表示欄150Aを拡大又は点滅させてもよい。また、表示欄150Aを他の表示欄150とは異なる色で表示してもよい。また、表示欄150Aに表示される作業内容情報150a及び作業時刻情報150bを示す文字を、他の表示欄150に表示される作業内容情報150a及び作業時刻情報150bを示す文字と異なる色で表示してもよい。
一方、表示欄152には、画像記憶部128に蓄積されている画像が表示される。具体的には、表示欄152には、拡大グラフ144(図5(A)参照)によって作業履歴情報が表されている加工装置2の構成要素の画像が表示される。例えば、拡大グラフ144がチャックテーブル12(図1参照)のバキューム圧力を表している場合、チャックテーブル12の画像154が表示欄152に表示される。図5(B)には一例として、チャックテーブル12が被加工物11を保持している様子を表す画像154を模式的に示している。
表示欄152に表示される画像154としては、オペレーターによって選択された時刻(選択時刻)において取得された画像154や、選択時刻の直前又は直後に取得された画像154が選択される。すなわち、表示欄142に表示されているバー146が示す時刻(又はその前後)において取得された画像154が表示される。これにより、オペレーターは、自身が選択している時刻における監視対象の状態を視覚的に確認できる。
上記の通り、オペレーターは、作動状況表示キー136を選択することによって作動状況情報の時間推移を示すグラフ140を確認することができ(図4(B)参照)、また、任意のグラフ140を選択することによって拡大グラフ144を確認することができる(図4(C)参照)。さらに、オペレーターは、拡大グラフ144内の領域を選択することにより、拡大グラフ144に示される任意の時刻における、加工装置2の作業内容と監視対象の外観とを確認することができる(図5(A)及び図5(B)参照)。
なお、拡大グラフ144内の領域は、スワイプ操作によって選択可能であってもよい。この場合には、まず、拡大グラフ144内の任意の領域にオペレーターの指が触れると、選択された領域と重なる位置にバー146が表示される(図5(A)参照)。そして、拡大グラフ144内の領域に指が触れた状態を維持したまま、指を左右方向にスライドさせると、指の動きに連動してバー146が左右方向に移動する。これにより、拡大グラフ144の選択領域を連続的に変化させることができる。
図6(A)はバー146が時間経過の逆方向に移動する表示部52を示す正面図であり、図6(B)はバー146が時間経過の順方向に移動する表示部52を示す正面図である。スワイプ操作によってバー146の位置を連続的に移動させると、表示欄148に強調表示される表示欄150Aと、表示欄152に表示される画像154とが、バー146の位置に連動して連続的に変化する。
そのため、オペレーターは、スワイプ操作を行いつつ表示欄148及び表示欄152を確認することにより、加工装置2によって実行される作業が切り替わったタイミングや加工装置2の構成要素の外観が変化したタイミングを容易に特定できる。また、加工装置2の作業内容の切り替わりや構成要素の外観の変化を、作動状況情報の推移と関連付けて連続的に観察することができる。
以上の通り、本実施形態に係る加工装置2では、作動状況情報を時系列で表すグラフ(拡大グラフ144)が表示部52に表示される。また、グラフ内の領域が選択されると、選択された領域に対応する作業履歴情報が表示部52に表示される。そのため、オペレーターは、特別な操作を行うことなく作動状況情報の推移をグラフで確認できるとともに、作動状況情報の変化と加工装置2によって実行された作業との関係を容易に確認、分析できる。これにより、加工装置2から作業履歴情報を抽出する作業や、抽出された作業履歴情報に様々なデータ処理を施す作業が不要となり、加工装置2の作動状況の分析が極めて容易になる。
例えば、グラフで表された作動状況情報がある時刻において異常値を示している場合、グラフ内の異常値を示している領域を選択することにより、該時刻における作業履歴情報を表示部52に表示させることができる。これにより、異常の発生時において加工装置2が実行していた作業が速やかに把握され、異常の原因を特定する作業が簡略化される。
さらに、本実施形態に係る加工装置2では、グラフ内の領域が選択された際に、選択された領域に対応する画像154を表示させることもできる。これにより、作動状況情報が異常値を示している時刻において、加工装置2の構成要素がどのような状態であったかを視覚的に確認することが可能となり、異常の原因がより特定されやすくなる。
なお、本実施形態では、加工装置2が加工ユニット(切削ユニット)20a,20bで被加工物11を切削する切削装置である例について説明したが、加工装置2の種類に制限はない。例えば加工装置2は、被加工物11を研削する加工ユニット(研削ユニット)を備える研削装置や、被加工物11を研磨する加工ユニット(研磨ユニット)を備える研磨装置であってもよい。
研削装置の研削ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には複数の研削砥石が固定された環状の研削ホイールが装着される。そして、研削ユニットは研削ホイールを回転させながら研削砥石を被加工物11に接触させることにより、被加工物11を研削する。また、研磨装置の研磨ユニットはスピンドルを備えており、スピンドルの先端部には円盤状の研磨パッドが装着される。そして、研磨ユニットは研磨パッドを回転させながら被加工物11に接触させることにより、被加工物11を研磨する。
また、加工装置2は、レーザービームの照射によって被加工物11を加工する加工ユニット(レーザー照射ユニット)を備えるレーザー加工装置であってもよい。レーザー照射ユニットは、所定の波長のレーザーを発振するレーザー発振器と、レーザー発振器から発振されたレーザーを集光させる集光器とを備える。レーザー照射ユニットから被加工物11にレーザービームを照射することにより、被加工物11が加工される。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
13 テープ(ダイシングテープ)
15 フレーム
2 加工装置
4 基台
4a,4b,4c 開口
6 カセット支持台
8 カセット
10 移動機構(移動ユニット)
12 チャックテーブル(保持テーブル)
12a 保持面
14 テーブルカバー
16 防塵防滴カバー
18 クランプ
20a,20b 加工ユニット(切削ユニット)
22 支持構造
24a,24b 移動機構(移動ユニット)
26 ガイドレール
28a,28b 移動プレート
30a,30b ボールねじ
32 パルスモータ
34a,34b ガイドレール
36a,36b 移動プレート
38a,38b ボールねじ
40a,40b パルスモータ
42 カメラ(撮像ユニット)
44 洗浄ユニット
46 スピンナテーブル
46a 保持面
48 ノズル
50 カバー
52 表示部(表示ユニット、表示装置)
54 報知部(報知ユニット、報知装置)
56 カメラ(撮像ユニット)
58 制御部(制御ユニット、制御装置)
60a 気体供給ユニット
60b 気体供給ユニット
60c 液体供給ユニット
62a,62b,62c 流路
64a 気体供給源
64b 気体供給源
64c 液体供給源
70 ハウジング
72 スピンドル(回転軸)
74 マウント
76 フランジ部
76a 表面
76b 凸部
78 支持軸(ボス部)
78a ねじ部
80 切削ブレード
82 基台
82a 開口
82b 把持部
84 切り刃
86 固定ナット
86a 開口
88 ブレードカバー
90 接続部
92 ノズル
100 処理部
102 作動制御部
102a 表示制御部
104 作動状況情報入力部
106 画像入力部
108 計時部
110 グラフ生成部
112 作動状況情報取得部
120 記憶部
122 ログ情報記憶部
124 作業履歴情報記憶部
126 作動状況情報記憶部
128 画像記憶部
130 操作画面
132 表示欄
134 処理キー
136 作動状況表示キー
138 表示欄(作動状況情報表示欄)
140 グラフ
142 表示欄(拡大表示欄)
144 拡大グラフ
146 バー
148 表示欄(作業履歴情報表示欄)
150,150A 表示欄(作業内容表示欄)
150a 作業内容情報
150b 作業時刻情報
152 表示欄(画像表示欄)
154 画像

Claims (4)

  1. 被加工物を加工する加工装置であって、
    該被加工物を保持するチャックテーブルと、
    該チャックテーブルによって保持された該被加工物を加工する加工ユニットと、
    該加工装置によって実行された作業の履歴を示す作業履歴情報と、該加工装置の作動状況を示す作動状況情報と、を時系列でログ情報として記憶する記憶部と、
    該記憶部に記憶された該作動状況情報を時系列で表すグラフを生成する処理部と、
    該処理部によって生成された該グラフと、該グラフ内の選択された領域に対応する該作業履歴情報とを表示する表示部と、を備えることを特徴とする加工装置。
  2. 該記憶部は、複数の監視項目ごとに該作動状況情報を記憶し、
    該処理部は、複数の該監視項目ごとに該グラフを生成することを特徴とする請求項1記載の加工装置。
  3. 該加工装置の内部を撮像するカメラを備え、
    該記憶部は、該カメラによって取得された画像を時系列で該ログ情報として記憶し、
    該表示部は、該グラフ内の選択された領域に対応する該画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の加工装置。
  4. 該表示部はタッチパネルであり、
    該グラフ内の領域は、スワイプ操作によって選択可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の加工装置。
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