JP2022104354A - 印刷装置及びヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】静電容量と比較する為にメモリに記憶させる閾値を削減することができる印刷装置及びヘッドを提供する。【解決手段】印刷装置は、液体が通流するマニホールドと、マニホールドに沿って並んだノズルを有する第1ノズル列とを備えるヘッドと、ノズルの静電容量を検出する検出回路と、圧電体と、圧電体に設けられ、ノズルに対応する個別電極及び共通電極と、個別電極、共通電極及び圧電体によって構成されたコンデンサの静電容量に基づいて、ノズルに割り当てられるグループを示すグループ識別子との対応関係を示す第1テーブルと、グループ識別子と閾値との対応関係を示す第2テーブルとを記憶する記憶部と、制御部とを備え、制御部は、検出回路によって検出され、グループ識別子のうち所定のグループ識別子に対応したノズルの静電容量に基づいて導出される値が、所定のグループ識別子に対応する閾値以上であるか否かを判定する判定処理等を実行する。【選択図】図5

Description

本技術は、ノズルから液体を吐出して印刷する印刷装置及びヘッドに関する。
圧電体を駆動させて、ノズルからインクを吐出させるインクジェットプリントヘッドが提案されている。インクジェットプリントヘッドは圧電体の静電容量を検出し、インクの温度を測定する(特許文献1参照)。
特開2011-63009号公報
静電容量が予め定めた閾値よりも大きい場合、即ち、温度が高い場合、ノズルが詰まり、インクが吐出できていないおそれがある。各ノズルについて、インクの不吐出が発生しているか否か判断する為には、各ノズルに対応した閾値をメモリに記憶させる必要がある。しかし、多数のノズルそれぞれに対応した閾値を記憶させた場合、メモリの容量を圧迫する。
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、静電容量と比較する為にメモリに記憶させる閾値を削減することができる印刷装置及びヘッドを提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係る印刷装置は、液体が通流するマニホールドと、該マニホールドに沿って並んだノズルを有する第1ノズル列と、圧電体と、圧電体に設けられ、前記ノズルに対応する個別電極及び共通電極と、を備えるヘッドと、前記個別電極、共通電極及び圧電体によって構成されたコンデンサの静電容量を検出する検出回路と、前記ノズルと、前記コンデンサの静電容量に基づいて、前記ノズルに割り当てられるグループを示すグループ識別子との対応関係を示す第1テーブルと、前記グループ識別子と閾値との対応関係を示す第2テーブルとを記憶する記憶部と、制御部とを備え、前記制御部は、前記検出回路によって検出され、前記グループ識別子のうち所定のグループ識別子に対応した前記静電容量に基づいて導出される値が、前記所定のグループ識別子に対応する閾値以上であるか否かを判定する判定処理と、該判定処理にて、前記値が前記閾値以上であると判定した場合に、前記所定のグループ識別子に対応する前記ノズルに対して、不吐出を解消する不吐出解消処理とを実行し、前記グループは第1グループを含み、前記マニホールドの最上流に位置する最上流ノズルと、該マニホールドの最下流に位置する最下流ノズルとが前記第1グループに割り当てられ、前記グループ識別子は、前記第1グループを示す第1グループ識別子を含み、前記閾値は、前記第1グループ識別子に対応する一つの第1閾値を含む。
本開示の一実施形態に係るヘッドは、液体が通流するマニホールドと、該マニホールドに沿って並んだノズルを有する少なくとも一つのノズル列と圧電体と、圧電体に設けられ、前記ノズルに対応する個別電極及び共通電極と、前記個別電極、共通電極及び圧電体によって構成されたコンデンサの静電容量を検出する検出回路と、前記ノズルと、前記静電容量に基づいて、前記ノズルに割り当てられるグループを示すグループ識別子との対応関係を示す第1テーブルと、前記グループ識別子と閾値との対応関係を示す第2テーブルとを記憶する記憶部とを備える。
本開示の一実施形態に係る印刷装置及びヘッドにあっては、複数のノズルそれぞれにグループを割り当て、各グループに一つずつ閾値を対応させる。一つのグループに対して、一つの閾値が対応するので、各ノズルに対して閾値を設定する必要はなく、閾値を削減することができる。
実施の形態1に係る印刷装置を略示する平面図である。 サブタンク及びインクジェットヘッド間のインクの流れを説明する説明図である。 キャップ、昇降機構等を説明する説明図である。 インクジェットヘッドの略示部分拡大断面図である。 供給マニホールド及び帰還マニホールドの略示側面断面図である。 個別電極、供給マニホールド、及びノズルの略示平面図である。 印刷装置のブロック図である。 検出回路の回路図である。 第1テーブルの一例を示す概念図である。 第2テーブルの一例を示す概念図である。 ノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。 制御装置による印刷処理を説明するフローチャートである。 制御装置による不吐出検出処理を説明するフローチャートである。 実施の形態2に係るノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。 実施の形態3に係るノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。 実施の形態4に係るノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。 実施の形態7に係るインクジェットヘッドの略示平面図である。 インクジェットヘッドの略示部分拡大断面図である。 実施の形態8に係るインクジェットヘッドの略示平面図である。
(実施の形態1)
以下本発明を実施の形態1に係る印刷装置を示す図面に基づいて説明する。図1は、印刷装置を略示する平面図、図2は、サブタンク及びインクジェットヘッド間のインクの流れを説明する説明図である。以下の説明では、図1に示す前後左右を使用する。前後方向は搬送方向に対応し、左右方向は走査方向に対応する。また図1の表側が上側に対応し、裏側が下側に対応し、上下も使用する。
図1に示すように、印刷装置1は、プラテン2と、インク吐出装置3と、搬送ローラ4、5等を備える。プラテン2の上面には、記録媒体である記録用紙200が載置される。インク吐出装置3は、プラテン2に載置された記録用紙200に対してインクを吐出して画像を記録する。インク吐出装置3は、キャリッジ6と、サブタンク7と、四つのインクジェットヘッド8と、循環ポンプ10等を備える。
プラテン2の上側には、キャリッジ6を案内する左右に延びた2本のガイドレール11、12が設けられている。キャリッジ6には、左右に延びた無端ベルト13が連結されている。無端ベルト13は、キャリッジ駆動モータ14によって駆動される。無端ベルト13の駆動によって、キャリッジ6は、ガイドレール11、12に案内され、プラテン2に対向する領域において、走査方向に往復移動される。
ガイドレール11、12の間に、キャップ20及びフラッシング受け21が設けられている。キャップ20及びフラッシング受け21は、インク吐出装置3よりも下側に配置されている。キャップ20はガイドレール11、12の右端部に配置され、フラッシング受け21はガイドレール11、12の左端部に配置されている。つまり、キャリッジ6は、キャップ20とフラッシング受け21との間でインクジェットヘッド8を移動させる。なお、キャップ20及びフラッシング受け21は、左右逆に配置されてもよい。
サブタンク7及び四つのインクジェットヘッド8はキャリッジ6に搭載され、キャリッジ6と共に走査方向に往復移動する。サブタンク7はカートリッジホルダ15とチューブ17を介して接続されている。カートリッジホルダ15には、一又は複数色(本実施例においては4色)のインクカートリッジ16が装着される。4色としては、例えばブラック、イエロー、シアン及びマゼンタが挙げられる。
サブタンク7の内部には、四つのインク室19が形成されている。四つのインク室19には、四つのインクカートリッジ16から供給された4色のインクがそれぞれ貯留される。
四つのインクジェットヘッド8は、サブタンク7の下側において、走査方向に並んでいる。各インクジェットヘッド8の下面には、複数のノズル80が形成されている。図2に示すように、一つのインクジェットヘッド8は、1色のインクに対応し、一つのインク室19に接続されている。すなわち、四つのインクジェットヘッド8は、4色のインクにそれぞれ対応し、四つのインク室19にそれぞれ接続されている。
インクジェットヘッド8の上面には、インク供給口8aと、インク排出口8bとが設けられている。インク供給口8a及びインク排出口8bは、チューブ等を介してインク室19に接続されている。インク供給口8a及びインク室19の間には、循環ポンプ10が介装されている。
循環ポンプ10は、例えばチューブをロータでしごくことによって、チューブ内の液体を押し出すチューブポンプである。循環ポンプ10は、インク室19のインクをインクジェットヘッド8に送り込む。
循環ポンプ10によってインク室19から送出されたインクは、インク供給口8aを通ってインクジェットヘッド8に流入し、ノズル80から吐出される。ノズル80から吐出されないインクは、インク排出口8bを通って、インク室19に戻る。インクは、インク室19及びインクジェットヘッド8の間を循環する。なお循環ポンプ10に代えて、他の循環の為の動力源、例えばサブタンク7内に圧縮空気を送り込み、インクをインクジェットヘッド8に送り込む装置を使用してもよい。四つのインクジェットヘッド8は、キャリッジと共に走査方向に移動しながら、サブタンク7から供給された4色のインクを記録用紙200に吐出する。
図1に示すように、搬送ローラ4は、プラテン2よりも搬送方向上流側(後側)に配置されている。搬送ローラ5は、プラテン2よりも搬送方向下流側(前側)に配置されている。二つの搬送ローラ4、5は、モータ(図示略)によって、同期して駆動する。二つの搬送ローラ4、5は、プラテン2に載置された記録用紙200を、走査方向と直交する搬送方向に搬送する。印刷装置1は制御装置50を備える。制御装置50は、CPU又はロジック回路(例えばFPGA)、不揮発性メモリ及びRAM等の記憶部50a等を備える。制御装置50は、外部装置100から印刷ジョブを受信して、記憶部50aに記憶する。また、記憶部50aは、後述する第1テーブル、第2テーブルを記憶する。制御装置50は、印刷ジョブに基づいて、インク吐出装置3及び搬送ローラ4等の駆動を制御し、印刷処理を実行する。
図3は、キャップ20、昇降機構18等を説明する説明図である。キャップ20の下側に昇降機構18が設けられている。昇降機構18はキャップ20を支持し、上下動する。言い換えると、昇降機構18は、キャップ20をインクジェットヘッド8のノズルプレート87に接触した状態と、キャップ20をインクジェットヘッド8のノズルプレート87から離間させた状態とに、キャップ20を昇降させる。キャップ20はチューブ24介して廃液タンク22に接続されている。チューブ24には、ポンプ23が設けられている。
インクジェットヘッド8に吸引処理を実行する場合、キャリッジ6がキャップ20の上側に配置される。昇降機構18によって、キャップ20は上昇し、インクジェットヘッド8のノズルプレート87に接触する。ポンプ23が駆動し、インクジェットヘッド8からインクを吸引する。吸引されたインクは廃液タンク22に送られる。
フラッシング受け21は廃液タンク22にチューブ25を介して接続される。フラッシング処理を行う場合、キャリッジ6がフラッシング受け21の上側に配置される。インクジェットヘッド8はフラッシング受け21にインクを吐出する。吐出されたインクはフラッシング受け21から廃液タンク22に送られる。
図4は、インクジェットヘッド8の略示部分拡大断面図である。図4は、右側のノズル80のアクチュエータ88を示している。左側のノズル80のアクチュエータ88は、右側のノズル80のアクチュエータ88の左右を逆にした構成であるので、ここでは、右側のノズル80のアクチュエータ88のみ図面にて示す。
インクジェットヘッド8は、複数の圧力室81を備える。複数の圧力室81は、複数の圧力室列を構成する。圧力室81の上側には振動板82が形成されている。振動板82の上側には、層状の圧電体83が形成されている。各圧力室81の上側であって、圧電体83と振動板82との間に第1共通電極84が形成されている。
圧電体83の内部に第2共通電極86が設けられている。第2共通電極86は各圧力室81の上側且つ第1共通電極84よりも上側に配置されている。第2共通電極86は、第1共通電極84と対向しない位置に配置されている。各圧力室81の上側であって、圧電体83の上面に個別電極85が形成されている。個別電極85と、第1共通電極84及び第2共通電極86とは圧電体83を挟んで上下に対向する。
図4に示すように、圧力室列の下側に、供給マニホールド87aが設けられている。供給マニホールド87aは前後に延びる。供給マニホールド87aの前端部はインク供給口8aに連通される。供給マニホールド87aは液体供給路82cを介して圧力室81に連通される。供給マニホールド87aの下側に帰還マニホールド87bが設けられている。
図5は、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bの略示側面断面図、図6は、個別電極85、供給マニホールド87a、及びノズル80の略示平面図である。図5に示すように、帰還マニホールド87bは前後に延びる。帰還マニホールド87bの後端部はインク排出口8bに連通される。帰還マニホールド87bの下側にノズルプレート87が設けられている。ノズルプレート87には、上下に貫通した複数のノズル80が形成されている。
図5及び図6に示すように、複数のノズル80は、圧力室列に沿って延びた複数のノズル列を構成する。ノズル80は、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bの右側に配置されている。つまり、図5及び図6に示すように、複数のノズル80は、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bに沿って並んでいる。上下に延びた連絡路82aを介して、圧力室81とノズル80とが連通される。
図4に示すように、連絡路82aと帰還マニホールド87bとを連結する連結路82bが、ノズルプレート87の上側に設けられている。連結路82bはノズルプレート87の上面に沿って左右に延び、連絡路82aにおけるノズル80の上側部分と、帰還マニホールド87bの下面とを連結する。液体供給路82c、圧力室81、連絡路82a、及び連結路82bは個別流路を構成する。
第1共通電極84はCOM端子、本実施例ではグランドに接続され、第2共通電極86は、VCOM端子に接続される。VCOM電圧はCOM電圧よりも高い。個別電極85は、スイッチ制御部67(図7参照)に接続される。インク供給口8aから供給マニホールド87aにインクが供給され、圧力室81にインクが供給される。個別電極85にHIgh又はLow電圧が印加され、圧電体83が変形し、振動板82が振動する。振動板82の振動によって、連絡路82aを介してノズル80からインクが吐出される。ノズル80から吐出されなかったインクは、連結路82bを通って、帰還マニホールド87bに至り、インク排出口8bを通って、インク室19に戻る。
図7は、印刷装置1のブロック図である。印刷装置1は、AC電源61に接続されるAC/DCコンバータ62を備える。AC/DCコンバータ62は交流電圧を直流電圧に変換し、DC/DCコンバータ63に出力する。DC/DCコンバータ63は電圧を変更し、スイッチ制御部(SW制御部)67に出力する。
例えば、DC/DCコンバータ63には42Vの電圧が入力され、DC/DCコンバータ63は3.3V又は5.5Vの電圧を出力する。DC/DCコンバータ63の出力電圧は、制御回路64、検出回路65及びスイッチ制御部67に供給される。3.3V又は5.5Vの電圧は、制御回路64、検出回路65及びスイッチ制御部67の駆動電圧である。
スイッチ制御部67は、複数の第nスイッチ67(n)(n=1、2、・・・)と、検出用スイッチ67aとを備える。スイッチ制御部67はスイッチング回路を構成する。第nスイッチ67(n)及び検出用スイッチ67aは、例えばアナログスイッチICによって構成される。各第nスイッチ67(n)の一端及び検出用スイッチ67aの一端は、共通バスを介して個別電極85に接続される。
複数の第nスイッチ67(n)の他端は、複数の第n波形生成部66(n)(n=1、2、・・・)にそれぞれ接続される。即ち、第1スイッチ67(1)は第1波形生成部66(1)に接続され、第2スイッチ67(2)は第2波形生成部66(2)に接続され、第nスイッチ67(n)は第n波形生成部66(n)に接続される。
AC/DCコンバータ62は交流電圧を直流電圧に変換し、第2DC/DCコンバータ68に出力する。第2DC/DCコンバータ68は、第n波形生成部66(n)それぞれにVCOM電圧を出力し、また第2共通電極86にVCOM電圧を出力する。
個別電極85、第1共通電極84、及び圧電体83によって第1コンデンサ89aが構成されている。個別電極85、第2共通電極86、及び圧電体83によって第2コンデンサ89bが構成されている。
検出用スイッチ67aの他端は、検出回路65の端子31(図10参照)に接続される。検出回路65は、アクチュエータ88の静電容量、換言すれば、第1コンデンサ89a及び第2コンデンサ89bの静電容量を検出する。印刷装置1は制御回路64を備える。制御回路64は、CPU、RAM、及び記憶部64a等を備える。CPUに代えて、ロジック回路(例えばFPGA)を備えてもよい。記憶部64aは、例えば、書き換え可能な不揮発性メモリ、ハードディスク等である。制御回路64は、スイッチ制御部67に、第nスイッチ67(n)及び検出用スイッチ67aの接続又は切断を行わせる。制御回路64は、各第n波形生成部66(n)に駆動波形を出力させる。各第n波形生成部66(n)は、それぞれ異なる波形を出力する。制御回路64は検出回路65に前記静電容量を検出させる。制御回路64は、第2DC/DCコンバータ68に電圧値を指示する。第2DC/DCコンバータ68は、指示された電圧値に対応した電圧を出力する。
制御回路64は記憶部64aを備える。記憶部64aには、後述する第1テーブル(図9参照)及び第2テーブル(図10参照)が記憶される。
アクチュエータ88を駆動させる場合について説明する。例えば、第1波形生成部66(1)が生成する駆動波形によって、アクチュエータ88を駆動させる場合、制御回路64は、スイッチ制御部67に、第1スイッチ67(1)のみを接続させ、第1波形生成部66(1)からアクチュエータ88に駆動波形を出力させる。このとき、全ての他のスイッチ、即ち、第2スイッチ67(2)、第3スイッチ67(3)、・・・、第nスイッチ67(n)、及び検出用スイッチ67aは切断されている。なお、第2波形生成部66(2)、第3波形生成部66(3)、・・・、又は第n波形生成部66(n)が生成する駆動波形によって、アクチュエータ88を駆動させる場合も同様に処理する。
前記静電容量の検出を行う為の回路動作について説明する。制御回路64は、スイッチ制御部67に、検出用スイッチ67aのみを接続させる。検出回路65は、例えば前記静電容量に充電及び放電を行い、静電容量を測定する。このとき、全ての第nスイッチ67(n)、即ち、第1スイッチ67(1)、第2スイッチ67(2)、・・・、第nスイッチ67(n)は切断されている。
図8は、検出回路65の回路図である。検出回路65は、クラップ型発振回路30を備える。クラップ型発振回路30はインダクタ32を備える。インダクタ32の一端は端子31に接続される。端子31は検出用スイッチ67aの他端に接続される。インダクタ32の他端はFET33のゲートに接続される。FET33のドレインは電源37の正極に接続される。FET33のソースは抵抗36を介してグランドに接続される。電源37の負極はグランドに接続される。なおFET33はスイッチング素子の一例であり、FETに代えてトランジスタを使用してもよい。
クラップ型発振回路30は二つのコンデンサ34、35を備える。二つのコンデンサ34、35は直列に接続されている。一方のコンデンサ34はFET33のゲートに接続される。他方のコンデンサ35はグランドに接続される。クラップ型発振回路30は抵抗38を備える。抵抗38の一端はFET33のゲートに接続され、他端はグランドに接続される。FET33と抵抗36との間、及び、二つのコンデンサ34、35の間から波形信号が出力される。
検出回路65は、波形整形回路40、ANDゲート41、基準発振回路42、分周回路43、計数回路44及び記憶部45を備える。波形整形回路40、ANDゲート41、基準発振回路42、分周回路43及び計数回路44は、ダイレクト・カウント方式の周波数カウンタを構成する。波形整形回路40は、FET33と抵抗36との間、及び、二つのコンデンサ34、35の間に接続され、前記波形信号が波形整形回路40に入力される。
波形整形回路40は入力された波形信号を整形して、ANDゲート41に出力する。例えば矩形のパルス波にして出力する。基準発振回路42はクロック信号を生成し、分周回路43に出力する。分周回路43は、入力されたクロック信号を分周してANDゲート41に出力する。例えば、分周されたクロック信号のHighの時間が測定時間になる。ANDゲート41は、前記測定時間の間に波形整形回路40から入力されたパルス波を計数回路44に出力する。計数回路44は、入力されたパルス波のパルス数をカウントし、パルス波の数を測定時間で除して、クラップ型発振回路30から出力された波形信号の周波数F1を導出する。即ち、第1コンデンサ89a及び第2コンデンサ89bからの波形信号の周波数F1を導出する。例えば、計数回路44に入力されたパルス数が10000個であり、測定時間が1msである場合、10000/0.001=10MHzの周波数が導出される。
記憶部45は、第1コンデンサ89a及び第2コンデンサ89bからの波形信号の基準周波数F0と、第1コンデンサ89a及び第2コンデンサ89bの基準合成容量C0と、を対応させて記憶している。計数回路44は、周波数F1と基準周波数F0との差分を演算する。計数回路44は、周波数の差分F1-F0から、第1コンデンサ89a及び第2コンデンサ89bの合成容量C1と、前記基準合成容量C0との差分C1-C0を演算し、差分C1-C0と基準合成容量C0とを加算し、合成容量C1を求める。
周波数の差分F1-F0と、静電容量の差分C1-C0とは対応し、アクチュエータ88の温度変化量と、静電容量の差分C1-C0とは対応する。即ち、周波数の差分F1-F0と、アクチュエータ88の温度変化量とは対応する。したがって、周波数の差分F1-F0からアクチュエータ88の温度変化量を求めることができる。
図9は、第1テーブルの一例を示す概念図、図10は、第2テーブルの一例を示す概念図、図11は、ノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。図11の矢印は、供給マニホールド87aにおけるインクの流れを模式的に示す。図11に示すように、供給マニホールド87aに沿ってノズル列80aが並んでいる。ノズル列80aは、二つのノズル列ユニット80a1、80a2を備える。供給マニホールド87aの左側にノズル列ユニット80a1が配置され、右側にノズル列ユニット80a2が配置されている。
以下、ノズル列ユニット80a1における、ノズルアドレス及びグループ識別子について説明する。ノズル列ユニット80a1を構成する複数のノズル80それぞれに、ノズルアドレスN(1)、N(2)、・・・、N(n)が割り当てられている。本実施例において、ノズルアドレスN(1)、N(2)、・・・、N(n)は、上流から下流に向かって順に割り当てられている。即ち、ノズルアドレスN(1)のノズル80は、最上流ノズルに他対応し、ノズルアドレスN(n)は最下流ノズルに対応し、ノズルアドレスN(2)のノズル80は、第1近接ノズルに対応し、ノズルアドレスN(n-1)のノズル80は第2近接ノズルに対応する。
図9に示すように、例えば、ノズルアドレスN(1)及びN(n)にグループ識別子G(1)が対応し、ノズルアドレスN(2)及びノズルアドレスN(n-1)にグループ識別子G(2)が対応し、ノズルアドレスN(3)及びノズルアドレスN(n―2)にグループ識別子G(3)が対応し、ノズルアドレスN(4)及びノズルアドレスN(n-3)にグループ識別子G(4)が対応する。グループ識別子G(n)(nは自然数)は、第nグループを示す。
図10に示すように、グループ識別子G(1)~グループ識別子G(4)に、それぞれ、閾値T1~T4が対応する。各閾値は、各グループに所属する全てのノズル80の合成容量と比較される。例えば、閾値T1と、ノズルアドレス(1)及びノズルアドレス(N)のノズル80の合成容量とが比較される。供給マニホールド87aにおいて、各ノズル80のアクチュエータ88の駆動によって発生する熱がインクに伝達されるので、下流側に向かうに従って、インクの温度は上昇する。
例えば、ノズルアドレス(1)のインクの温度は最も低く、ノズルアドレス(N)のインクの温度は最も高い。ノズルアドレス(2)のインクの温度は2番目に低く、ノズルアドレス(N-1)のインクの温度は2番目に高い。ノズルアドレス(3)のインクの温度は3番目に低く、ノズルアドレス(N-2)のインクの温度は3番目に高い。ノズルアドレス(4)のインクの温度は4番目に低く、ノズルアドレス(N-3)のインクの温度は4番目に高い。
ノズルアドレス(1)とノズルアドレス(N)を同じグループに所属させ、ノズルアドレス(2)とノズルアドレス(N-1)を同じグループに所属させ、ノズルアドレス(3)とノズルアドレス(N-2)を同じグループに所属させ、ノズルアドレス(4)とノズルアドレス(N-3)を同じグループに所属させることによって、各グループにおけるインクの平均温度を、互いに近い値にさせることができ、合成容量も互いに近い値にさせることができ、閾値も互いに近い値にさせることができる。
図12は、制御装置50による印刷処理を説明するフローチャートである。制御装置50は外部装置100から印刷ジョブを受信したか否か判定する(S1)。印刷ジョブを受信していない場合(S1:NO)、制御装置50はステップS1に処理を戻す。印刷ジョブを受信した場合(S1:YES)、制御装置50はフラッシング処理を実行する(S2)。フラッシング処理は、印刷目的以外でノズル80からインクを吐出する処理である。
次に制御装置50は、制御回路64に不吐出検出処理を実行させる(S3)。不吐出検出処理の詳細は後述する。次に制御装置50は、1印刷タスクを実行する(S4)。印刷タスクは、印刷ジョブを構成する単位である。具体的には、インクジェットヘッド8が右又は左に記録用紙200の左右幅分移動する間に行う液体吐出処理である。次に制御装置50は、1印刷タスクが完了したか否か判定する(S5)。1印刷タスクが完了していない場合(S5:NO)、ステップS5に処理を戻す。1印刷タスクが完了した場合(S5:YES)、制御装置50は、印刷ジョブが完了したか否か判定する(S6)。
印刷ジョブが完了した場合(S6:YES)、制御装置50は印刷処理を終了する。印刷ジョブが完了していない場合(S6:NO)、制御装置50は2印刷タスクが完了したか否か判定する(S7)。2印刷タスクが完了した場合(S7:YES)、制御装置50はフラッシング処理を行うタイミングであるか否か判定する(S8)。フラッシング処理はノズル80のメンテナンスの為に、定期的に実行される。フラッシング処理を行うタイミングである場合(S8:YES)、制御装置50は、フラッシング処理を実行する(S9)。制御装置50は不吐出検出処理を実行し(S10)、ステップS4に処理を戻す。
ステップS8において、フラッシング処理を行うタイミングでない場合(S8:NO)、制御装置50は不吐出検出処理を実行し(S15)、ステップS4に処理を戻す。
ステップS7において、2印刷タスクが完了していない場合(S7:NO)、制御装置50はフラッシング処理を行うタイミングであるか否か判定する(S11)。フラッシング処理を行うタイミングである場合(S11:YES)、制御装置50はフラッシング処理を実行し(S12)、ステップS4に処理を戻す。
ステップS11において、フラッシング処理を行うタイミングでない場合(S11:NO)、制御装置50は、非吐出フラッシング処理を実行するタイミングであるか否か判定する(S13)。非吐出フラッシング処理は、液体の吐出を行わずに、ノズル80の乾燥を防止する為の処理であり、詳細には、圧電体83を僅かに変形させて、液体の表面(メニスカス)を揺らす処理である。非吐出フラッシング処理は定期的に実行される。非吐出フラッシング処理を実行するタイミングである場合(S13:YES)、制御装置50は非吐出フラッシング処理を実行し(S14)、ステップS4に処理を戻す。非吐出フラッシング処理を実行するタイミングでない場合(S13:NO)、制御装置50は、ステップS4に処理を戻す。
図13は、制御回路64による不吐出検出処理を説明するフローチャートである。上述のステップS3、S10、S15において、制御装置50は、制御回路64に不吐出検出処理を実行させる。制御回路64は第2DC/DCコンバータ68に、VCOM電圧を0Vに設定させる(S21)。制御回路64は静電容量を検出するグループを指定し(S22)、指定したグループに所属する全ノズル80の静電容量を検出する(S23)。
例えば、制御回路64はグループ識別子G(1)を指定し、第1テーブルを参照して、グループ識別子G(1)に所属するノズル80、即ち、ノズルアドレス(1)及び(N)のノズル80を確認する。制御回路64は、ノズルアドレス(1)のノズル80に対応するスイッチ制御部67の検出用スイッチ67aを接続し、静電容量C(1)を検出する。また、ノズルアドレス(N)のノズル80に対応するスイッチ制御部67の検出用スイッチ67aを接続し、静電容量C(N)を検出する。そして、静電容量C(1)及びC(N)を合成する。
制御回路64は、検出した静電容量が閾値以上であるか否か判定する(S24)制御回路64は、第2テーブルを参照し、検出した静電容量と、指定されたグループ識別子に対応する閾値とを比較し、静電容量が閾値以上であるか否か判定する。例えば、静電容量C(1)及びC(N)の合成容量と、閾値T1とを比較し、合成容量が閾値T1以上であるか否か判定する。
検出した静電容量が閾値以上である場合(S24:YES)、制御回路64は、吸引処理を実行し(S26)、不吐出検出処理を終了する。検出した静電容量が閾値以上でない場合(S24:NO)、制御回路64は全グループに対し、静電容量の検出が完了したか否か判定する(S25)。全グループに対し、静電容量の検出が完了していない場合(S25:NO)、制御回路64はステップS22に処理を戻す。全グループに対し、静電容量の検出が終了した場合(S25:YES)、制御回路64は不吐出検出処理を終了する。
なお制御回路64が不吐出検出処理を実行しているが、制御装置50がスイッチ制御部67及び検出回路65を直接制御し、不吐出検出処理を実行してもよい。
実施の形態1にあっては、複数のノズルそれぞれにグループを割り当て、各グループに一つずつ閾値を対応させる。一つのグループに対して、一つの閾値が対応するので、各ノズル80に対して閾値を設定する必要はなく、閾値を削減することができる。
また最上流ノズル及び最下流ノズルを第1グループに割り当て、第1近接ノズル及び第2近接ノズルを第2グループに割り当てることによって、第1グループの閾値T1と、第2グループの閾値T2とを、近い値にすることができる。
また供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bと、ノズル80とが液体供給路82c、圧力室81、連絡路82a、及び連結路82bを介して連通し、インクが循環するので、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87b内におけるインクの温度にばらつきが発生する。このような場合でも、グループを適切に割り当てて、閾値を削減することができる。
なお実施の形態1において、記憶部50aは、閾値T1~T4と複数の閾値を記憶しているが、閾値T1だけを記憶していてもよい。各グループにおけるノズル周辺の合計温度はほぼ同じにとなるように、グループ識別子G(N)を割り当てているためである。
(実施の形態2)
以下本発明を、実施の形態2に係る印刷装置を示す図面に基づいて説明する。実施の形態2に係る構成の内、実施の形態1と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。図14は、ノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。
ノズル列ユニット80a2における、ノズルアドレス及びグループ識別子について説明する。ノズル列ユニット80a2を構成する複数のノズル80それぞれに、ノズルアドレスM(1)、M(2)、・・・、M(M)が割り当てられている。本実施例において、ノズルアドレスM(1)、M(2)、・・・、M(M)は、上流から下流に向かって順に割り当てられている。即ち、ノズルアドレスM(1)のノズル80は、最上流ノズルに他対応し、ノズルアドレスM(M)は最下流ノズルに対応し、ノズルアドレスM(2)のノズル80は、第1近接ノズルに他対応し、ノズルアドレスM(M-1)のノズル80は第2近接ノズルに対応する。
ノズルアドレス(1)及びノズルアドレス(N)にグループ識別子G(1)が対応し、ノズルアドレス(2)及びノズルアドレス(N-1)にグループ識別子G(2)が対応し、ノズルアドレス(3)及びノズルアドレス(N―2)にグループ識別子G(3)が対応し、ノズルアドレス(4)及びノズルアドレス(N-3)にグループ識別子G(4)が対応する。グループ識別子G(N)(Nは自然数)は、第Nグループを示す。
図14に示すように、ノズルアドレスN(1)、N(n)、M(1)及びM(n)にグループ識別子G(1)が対応し、ノズルアドレスN(2)、N(n-1)、M(2)及びM(n-1)にグループ識別子G(2)が対応し、ノズルアドレスN(3)、N(n―2)、M(3)及びM(n―2)にグループ識別子G(3)が対応し、ノズルアドレスN(4)、N(n-3)、M(4)及びM(n-3)にグループ識別子G(4)が対応する。グループ識別子G(1)及びグループ識別子G(2)に、それぞれ、閾値T1及びT2が対応する。
実施の形態2にあっては、最上流ノズル、最下流ノズル、第1近接ノズル及び第2近接ノズルが第1グループに割り当てられる。一つのグループに割り当てられるノズル数を増加させているので、閾値の数を削減することができる。
また複数のノズル列ユニット80a1、80a2に含まれる複数のノズルが一つのグループに割り当てられるので、閾値の数を削減することができる。
(実施の形態3)
以下本発明を、実施の形態3に係る印刷装置1を示す図面に基づいて説明する。実施の形態3に係る構成の内、実施の形態1又は2と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図15は、ノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。図15に示すように、4個の供給マニホールド87aに沿って、それぞれ、4個のノズル列80a、80b、80c、80dが並んでいる。4個の供給マニホールド87aには、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン及びマゼンタのインクが流れる。
ノズル列80bは、二つのノズル列ユニット80b1、80b2を備える。供給マニホールド87aの左側にノズル列ユニット80b1が配置され、右側にノズル列ユニット80b2が配置されている。ノズル列ユニット80b1のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスL(1)~L(n)が割り当てられている。ノズル列ユニット80b2のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスO(1)~O(n)が割り当てられている。
ノズル列80cは、二つのノズル列ユニット80c1、80c2を備える。供給マニホールド87aの左側にノズル列ユニット80c1が配置され、右側にノズル列ユニット80c2が配置されている。ノズル列ユニット80c1のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスP(1)~P(n)が割り当てられている。ノズル列ユニット80c2のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスQ(1)~Q(n)が割り当てられている。
ノズル列80dは、二つのノズル列ユニット80d1、80d2を備える。供給マニホールド87aの左側にノズル列ユニット80d1が配置され、右側にノズル列ユニット80d2が配置されている。ノズル列ユニット80d1のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスR(1)~R(n)が割り当てられている。ノズル列ユニット80d2のノズル80には、上流側から下流側に向かって、ノズルアドレスS(1)~S(n)が割り当てられている。
図15に示すように、ノズルアドレスN(1)、N(n)、M(1)、M(n)、L(1)、L(n)、O(1)、O(n)、P(1)、P(n)、Q(1)、Q(n)、R(1)、R(n)、S(1)、S(n)にグループ識別子G(1)が対応する。ノズルアドレスN(2)、N(n-1)、M(2)、M(n-1)、L(2)、L(n-1)、O(2)、O(n-1)、P(2)、P(n-1)、Q(2)、Q(n-1)、R(2)、R(n-1)、S(2)、S(n-1)にグループ識別子G(2)が対応する。ノズルアドレスN(3)、N(n―2)、M(3)、M(n―2)、L(3)、L(n―2)、O(3)、O(n―2)、P(3)、P(n―2)、Q(3)、Q(n―2)、R(3)、R(n―2)、S(3)、S(n―2)にグループ識別子G(3)が対応する。ノズルアドレスN(4)、N(n-3)、M(4)、M(n-3)、L(4)、L(n-3)、O(4)、O(n-3)、P(4)、P(n-3)、Q(4)、Q(n-3)、R(4)、R(n-3)、S(4)、S(n-3)にグループ識別子G(4)が対応する。グループ識別子G(1)~G(4)に、それぞれ、閾値T1~T4が対応する。
実施の形態3にあっては、異なる色の液体を吐出する複数のノズル列80a、80b、80c、80dそれぞれのノズル80に、一つのグループが割り当てられる。一つのグループに割り当てられるノズル数を増加させているので、閾値の数を削減することができる。
(実施の形態4)
以下本発明を実施の形態4に係る印刷装置1を示す図面に基づいて説明する。実施の形態4に係る構成の内、実施の形態1~3と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。図16は、ノズルアドレス及びグループ識別子の関係を説明する説明図である。
ノズル列80a、80dに対応する2個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料を使用したインクが流れる。ノズル列80b、80cに対応する2個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料と、水と、グリコールエーテル類と、メチルセルロースとを有する染料を使用したインクが流れる。なお、4個の供給マニホールド87aには、それぞれ、ブラック、イエロー、シアン及びマゼンタのインクが流れる。
図16に示すように、ノズルアドレスN(1)、N(n)、M(1)、M(n)、R(1)、R(n)、S(1)、S(n)にグループ識別子G(1)が対応する。ノズルアドレスL(1)、L(n)、O(1)、O(n)、P(1)、P(n)、Q(1)、Q(n)にグループ識別子g(1)が対応する。ノズルアドレスN(2)、N(n-1)、M(2)、M(n-1)、R(2)、R(n-1)、S(2)、S(n-1)にグループ識別子G(2)が対応する。ノズルアドレスL(2)、L(n-1)、O(2)、O(n-1)、P(2)、P(n-1)、Q(2)、Q(n-1)にグループ識別子g(2)が対応する。
ノズルアドレスN(3)、N(n―2)、M(3)、M(n―2)、R(3)、R(n―2)、S(3)、S(n―2)にグループ識別子G(3)が対応する。ノズルアドレスL(3)、L(n―2)、O(3)、O(n―2)、P(3)、P(n―2)、Q(3)、Q(n―2)にグループ識別子g(3)が対応する。ノズルアドレスN(4)、N(n-3)、M(4)、M(n-3)、R(4)、R(n-3)、S(4)、S(n-3)にグループ識別子G(4)が対応する。ノズルアドレスL(4)、L(n-3)、O(4)、O(n-3)、P(4)、P(n-3)、Q(4)、Q(n-3)にグループ識別子g(4)が対応する。グループ識別子G(1)~G(4)に、それぞれ、閾値T1~T4が対応する。グループ識別子g(1)~g(4)に、それぞれ、閾値t1~t4が対応する。
実施の形態4にあっては、インクの材料毎に区別して、同種類の材料のインクを吐出するノズルにおいて、グループを割り当てる。そのため、インクの材料毎の特性を閾値に反映させやすくなる。
なお実施の形態4において、ノズル列80a、80dに対応する2個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料を使用したインクが流れ、ノズル列80b、80cに対応する2個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料と、水と、グリコールエーテル類と、メチルセルロースとを有する染料を使用したインクが流れているが、これに限られない。ノズル列80a、80b、80cに対応する3個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料を使用したインクが流れ、ノズル列80dに対応する1個の供給マニホールド87aには、自己分散型顔料と、水と、グリコールエーテル類と、メチルセルロースとを有する染料を使用したインクが流れていてもよい。この場合、ノズル列80dにはブラックのインクが流れる。
(実施の形態5)
実施の形態5に係る印刷装置1について説明する。実施の形態5に係る構成の内、実施の形態1~4と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。印刷装置1の制御装置50は、外部装置100から受信した印刷ジョブに基づいて、4個のノズル列80a、80b、80c、80dの印字率を演算する。印字率は、1印刷タスクにおいて、記録用紙200の印刷領域の面積に対して、インクが付着する面積の割合である。
例えば、ノズル列80a、80dの印字率が、印字率A1~A2の範囲内にあり、ノズル列80b、80cの印字率が、印字率A3~A4の範囲内にある場合、実施の形態4と同様に、ノズル列80a、80dにおいて、グループ識別子G(n)を作成し、ノズル列80b、80cにおいて、グループ識別子g(n)を作成する(図16参照)。
実施の形態5にあっては、異なる印字率の範囲毎に区別して、同じ印字率範囲のノズルにおいて、グループを割り当てる。そのため、印字率の違いを閾値に反映させやすくなる。
(実施の形態6)
実施の形態6に係る印刷装置1について説明する。実施の形態6に係る構成の内、実施の形態1~5と同様な構成については同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。印刷装置1の制御装置50は、外部装置100から受信した印刷ジョブに基づいて、4個のノズル列80a、80b、80c、80dの使用頻度を演算する。
例えば、ノズル列80a、80dの使用頻度が、使用頻度B1~B2の範囲内にあり、ノズル列80b、80cの使用頻度が、使用頻度B3~B4の範囲内にある場合、実施の形態4及び5と同様に、ノズル列80a、80dにおいて、グループ識別子G(n)を作成し、ノズル列80b、80cにおいて、グループ識別子g(n)を作成する(図16参照)。
実施の形態6にあっては、異なる使用頻度の範囲毎に区別して、同じ使用頻度範囲のノズルにおいて、グループを割り当てる。そのため、使用頻度の違いを閾値に反映させやすくなる。
(実施の形態7)
以下本発明を実施の形態7に係る印刷装置1を示す図面に基づいて説明する。図17は、インクジェットヘッド8の略示平面図、図18は、インクジェットヘッドの略示部分拡大断面図である。インクジェットヘッド8は、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bに代えて、マニホールド83cを備える。印刷装置1は四つのマニホールド87cを備える。図17においては、二つのマニホールド87cが代表的に表されている。
マニホールド87cは前後方向に延びる第1直線部87d及び第2直線部87eと、左右方向に延びる接続部87fとを備える。第1直線部87d及び第2直線部87eは左右方向に離れている。第1直線部87dの前端部はインク供給口8aに接続され、第2直線部87eの前端部はインク排出口8bに接続されている。第1直線部87d及び第2直線部87eそれぞれの後端部は、接続部87fによって接続されている。
図18に示すように、実施の形態7においては、図3に示す構成とは異なり、供給マニホールド87a及び帰還マニホールド87bに代えて、マニホールド87cが設けられている。圧力室81とマニホールド87cとは、液体供給路82cを介して連通されている。なお連絡路82aとマニホールド87cとは連通されていない。
サブタンク7からインク供給口8aにインクが供給され、インクは、第1直線部87d、接続部87f、第2直線部87eを通流し、インク排出口8bから排出され、サブタンク7に戻る。マニホールド87c内の流量は所定流量以下である。
四つのマニホールド87cそれぞれに沿って、ノズル列80a、80b、80c、80dが配置される。上述したように、各ノズル列80a、80b、80c、80dのノズル80に対して、グループが割り当てられる。
実施の形態7にあっては、マニホールド87c内にインクが所定流量以下で流れる場合、マニホールド87c内におけるインクの温度にばらつきが発生する。このような場合でも、グループを適切に割り当てて、閾値を削減することができる。
(実施の形態8)
以下本発明を実施の形態8に係る印刷装置1を示す図面に基づいて説明する。図19は、インクジェットヘッド8の略示平面図である。実施の形態7においては、マニホールド87cが平面視U形であったが、実施の形態8においては、インク供給口8aは後側に配置され、インク排出口8bは前側に配置され、マニホールド87cは前後に直線的に延びる。マニホールド87cの前後両端部は、インク排出口8bと、インク供給口8aとにそれぞれ接続される。つまり、マニホールド87cは前後方向において、インク供給口8aとインク排出口8bとの間にある。マニホールド87c内の流量は所定流量以下である。
実施の形態8にあっては、マニホールド87c内にインクが所定流量以下で流れる場合、マニホールド87c内におけるインクの温度にばらつきが発生する。このような場合でも、グループを適切に割り当てて、閾値を削減することができる。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本発明の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 印刷装置
6 キャリッジ
7 サブタンク
8 インクジェットヘッド
8a インク供給口
8b インク排出口
18 昇降機構
20 キャップ
21 フラッシング受け
23 ポンプ
24 チューブ
50 制御装置
64 制御回路
64a 記憶部
65 検出回路
80 ノズル
80a、80b、80c、80d ノズル列
80a1、80a2、80b1、80b2、80c1、80c2、80d1、80d2 ノズル列ユニット
81 圧力室
82a 連絡路
82b 連結路
82c 液体供給路
87 ノズルプレート
87b 帰還マニホールド
87a 供給マニホールド
87d 第1直線部
87e 第2直線部
87f 接続部

Claims (15)

  1. 液体が通流するマニホールドと、該マニホールドに沿って並んだノズルを有する第1ノズル列と、圧電体と、圧電体に設けられ、前記ノズルに対応する個別電極及び共通電極と、を備えるヘッドと、
    前記個別電極、共通電極及び圧電体によって構成されたコンデンサの静電容量を検出する検出回路と、
    前記ノズルと、前記コンデンサの静電容量に基づいて、前記ノズルに割り当てられるグループを示すグループ識別子との対応関係を示す第1テーブルと、前記グループ識別子と閾値との対応関係を示す第2テーブルとを記憶する記憶部と、
    制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記検出回路によって検出され、前記グループ識別子のうち所定のグループ識別子に対応した前記静電容量に基づいて導出される値が、前記所定のグループ識別子に対応する閾値以上であるか否かを判定する判定処理と、
    該判定処理にて、前記値が前記閾値以上であると判定した場合に、前記所定のグループ識別子に対応する前記ノズルに対して、不吐出を解消する不吐出解消処理と
    を実行し、
    前記グループは第1グループを含み、
    前記マニホールドの最上流に位置する最上流ノズルと、該マニホールドの最下流に位置する最下流ノズルとが前記第1グループに割り当てられ、
    前記グループ識別子は、前記第1グループを示す第1グループ識別子を含み、
    前記閾値は、前記第1グループ識別子に対応する一つの第1閾値を含む
    印刷装置。
  2. 前記グループは第2グループを含み、
    該マニホールドにおいて、前記最上流ノズルに最も近い位置にあるノズルである第1近接ノズルと、前記最下流ノズルに最も近い位置にあるノズルである第2近接ノズルとが前記第2グループに割り当てられ、
    前記グループ識別子は、前記第2グループを示す第2グループ識別子を含み
    前記閾値は、前記第2グループ識別子に対応する一つの第2閾値を含む
    請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記最上流ノズルに最も近い位置にあるノズルである第1近接ノズルと、前記最下流ノズルに最も近い位置にあるノズルである第2近接ノズルとが前記第1グループに割り当てられる
    請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記第1ノズル列は、前記マニホールドに沿って並んでいる複数のノズル列ユニットを有しており、
    前記グループは、前記複数のノズル列ユニットに含まれる前記ノズルに割り当てられる
    請求項1に記載の印刷装置。
  5. 前記第1ノズル列とは異なる色の液体を吐出するノズルを有する第2ノズル列を備え、
    前記グループは、前記第1ノズル列に含まれるノズル及び前記第2ノズル列に含まれるノズルに割り当てられる
    請求項1から4のいずれか一つに記載の印刷装置。
  6. 前記第2ノズル列は、前記第1ノズル列が吐出する液体とは材料の異なる液体を吐出するノズルを有し、
    前記グループは、前記液体の材料毎に区別して、前記第1ノズル列に含まれるノズル及び前記第2ノズル列に含まれるノズルを割り当てられる
    請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記第1ノズル列のノズルと印字率の異なるノズルを有する第3ノズル列を備え、
    前記グループは、異なる印字率の範囲毎に区別して、前記第1ノズル列に含まれるノズル及び前記第3ノズル列に含まれるノズルを割り当てられる
    請求項1から6のいずれか一つに記載の印刷装置。
  8. 前記第1ノズル列のノズルと異なる使用頻度の液体を吐出するノズルを有する第4ノズル列を備え、
    前記グループは、異なる使用頻度の範囲毎に区別して、前記第1ノズル列に含まれるノズル及び前記第4ノズル列に含まれるノズルを割り当てられる
    請求項1から7のいずれか一つに記載の印刷装置。
  9. 液体を貯留するタンクを備え、
    前記マニホールドは、
    前記タンクから前記ノズルに液体を供給する供給マニホールドと、
    前記ノズルから吐出されなかった液体を前記タンクに戻す帰還マニホールドと
    を有し、
    前記供給マニホールド及び帰還マニホールドと前記ノズルとを連通させる個別流路を備える
    請求項1から8のいずれか一つに記載の印刷装置。
  10. 液体を貯留するタンクを備え、
    前記マニホールドは、前記タンクから液体を供給する供給口と、前記タンクに液体を戻す排出口とを連結し、
    前記マニホールド内の前記液体の流量は所定流量以下である
    請求項1から8のいずれか一つに記載の印刷装置。
  11. 前記マニホールドは、所定方向にて、前記供給口及び排出口の間に配置される
    請求項10に記載の印刷装置。
  12. 前記マニホールドは、第1方向に延びる第1直線部と、前記第1方向に延びる第2直線部と、前記第1直線部と前記第2直線部とを接続する接続部とを含み、
    前記第1方向に交差する第2方向において、前記第1直線部及び第2直線部は離れ、
    前記接続部は、前記第1直線部の一端部と前記第2直線部の一端部とを接続し、
    前記第1直線部の他端部は前記供給口に接続され、前記第2直線部の他端部は前記排出口に接続される
    請求項10に記載の印刷装置。
  13. 前記ノズルが形成されたノズルプレートと接触するキャップと、
    前記キャップを前記ノズルプレートに接触した状態と、前記キャップを前記ノズルプレートから離間させた状態とに、前記キャップを昇降させる昇降機構と、
    ポンプと、
    前記キャップに接続されるチューブと、
    前記複数のノズルから吐出された液体を受ける受け部と、
    前記キャップと前記受け部との間で、前記ヘッドを移動させるためのキャリッジと、
    前記制御部は、
    前記不吐出解消処理において、(1)前記昇降機構を用いて前記ノズルプレートを前記キャップに接触した状態にした後、前記ポンプを駆動して前記ヘッドから前記キャップへ液体を吸引する吸引処理、または、(2)前記キャリッジを用いて前記ヘッドを前記受け部の上に移動させた後、前記ヘッドから前記受け部へインクを吐出させる吐出処理、を実行する
    請求項1から12のいずれか一つに記載の印刷装置。
  14. 液体が通流するマニホールドと、
    該マニホールドに沿って並んだノズルを有する少なくとも一つのノズル列と
    圧電体と、
    圧電体に設けられ、前記ノズルに対応する個別電極及び共通電極と、
    前記個別電極、共通電極及び圧電体によって構成されたコンデンサの静電容量を検出する検出回路と、
    前記ノズルと、前記静電容量に基づいて、前記ノズルに割り当てられるグループを示すグループ識別子との対応関係を示す第1テーブルと、前記グループ識別子と閾値との対応関係を示す第2テーブルとを記憶する記憶部と
    を備えるヘッド。
  15. 前記検出回路によって検出され、前記グループ識別子のうち所定のグループ識別子に対応した前記静電容量に基づいて導出される値が、前記所定のグループ識別子に対応する閾値以上であるか否かを判定する判定部を備える
    請求項14に記載のヘッド。
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