JP2022099609A - 作業車両 - Google Patents

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大尊 戸田
Hirotaka Toda
成利 石岡
Shigetoshi Ishioka
研人 相原
Kento Aihara
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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【課題】 燃料タンクをフロアの下にするとともに、芝刈り装置を上昇させる際、安全に上昇させることが出来る。【解決手段】走行車両本体1と、走行車両本体1の運転部5における床部を構成するフロア7と、フロア7下方に配置された燃料タンク10と、走行車両本体1の下部に吊下げられた芝刈り装置4と、芝刈り装置4の前部40aを吊下げる前方吊下げアーム41と、芝刈り装置4の後部40bを吊下げる後方吊下げアーム42と、芝刈り装置4を昇降する昇降シリンダ51と、芝刈り装置4との接触を防止するストッパ60を後方吊下げアーム42に備えている。【選択図】 図3

Description

本発明は、乗用型芝刈り機などの作業車両に関する。
運転席を備えた走行車体の下部に芝刈り装置を備えた乗用芝刈り機において、前後の車輪の間にリンク機構で芝刈り装置を吊り下げたミッドモーアタイプの乗用芝刈り機が公知である(たとえば、特許文献1参照)。
特開2012-178983号公報
しかしながら、上記の従来の乗用芝刈り機の構成では、エンジンの燃料タンクがエンジンの上方に配置されていたが、排ガス規制により排気ガス処理装置をエンジンの上方に配置するため、エンジンの上方にスペースが取れなかった。これにより、燃料タンクをフロア下に移設することが望ましくなって来た。
本発明は、そのような従来の課題を考慮し、燃料タンクの配置を工夫したうえで、芝刈り装置を安全に上昇できる作業車両を提供することを目的とする。
第1の本発明は、走行車両本体と、前記走行車両本体の運転部における床部を構成するフロアと、前記フロア下方に配置された燃料タンクと、前記走行車両本体の下部に吊下げられた芝刈り装置と、前記芝刈り装置の前部を吊下げる前方吊下げアームと、前記芝刈り装置の後部を吊下げる後方吊下げアームと、前記芝刈り装置を昇降する昇降シリンダと、前記芝刈り装置との接触を防止するストッパを、前記後方吊下げアームに備えていることを特徴とする、作業車両である。
第2の本発明は、前記ストッパは下端面が前記芝刈り装置の上面と当接して前記芝刈り装置の最上げ位置を規制し、前記下端面は前記燃料タンクの下端よりも下方に設けられる、第1の本発明の作業車両である。
第3の本発明は、前記ストッパは上部にねじ山が設けられ、前記後方吊下げアームに設けられたナットにより前記下端面の上下位置を調節自在に固定される、第1または第2の本発明の作業車両である。
第1の本発明により、燃料タンクを車両の下方に配置しながら、その燃料タンクを避けて構成した吊り下げアームと芝刈り装置との接触を回避することができるため、芝刈り装置を安全に上昇させることができる。
第2の本発明により、車両の下方にある燃料タンクと芝刈り装置との接触を回避することができるため、芝刈り装置を安全に上昇させることができる。
第3の本発明により、芝刈り装置の最上げ位置を、ストッパのねじ山の範囲において任意の位置に調整できるため、芝刈り装置の上昇時に他の部品と接触することを防止し、安全に上昇させることができる。
本発明における実施の形態にかかる作業車両の左側面図 同作業車両の運転部を中心とする斜視図 同作業車両の芝刈り装置を中心とする斜視図 同芝刈り装置の平面図 同芝刈り装置の左側面図 同芝刈り装置の前方、上方からの一部斜視図 同芝刈り装置の後方、下方からの一部斜視図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる作業車両の左側面図、図2から図7は作業車両である乗用型芝刈り機の一部を示す図である。ここに前後及び左右とは作業車両の進行方向を基準としている。
図1から図7において、1は本実施の形態の乗用型芝刈り機の走行車両本体、2は前輪、3は後輪、4は走行車両本体1の下方に吊下げられたミッドモーアタイプの芝刈り装置、5は運転部、6はミッションケース、7はフロアである。
そのフロア7の下にエンジン用燃料タンク10が装着されている。また、その横にオイルフィルタ11も配置されている。
この芝刈り装置4は、図3等に示すように、内側下面にブレード(図示省略)を装着したデッキ40を有する。
このデッキ40の前部40aに固定された前部ブラケット40a1に、梯子型の前方吊下げアーム41の後端41aが回動可能に連結されている。他方、その前方吊下げアーム41の前端41bは走行車両本体1の前方フレーム9に回動可能に連結されている。そのため、デッキ40の前部40aは走行車両本体1の下部に回動可能に吊下げられ、昇降可能となっている。
走行車両本体1のミッションケース6の左右位置のそれぞれに、二つの取り付け板12,12が固定されている。更に、その左側の取り付け板12には、左右方向を基準として左方向の外側へ突き出された吊下げアームブラケット42aが固定されている。さらに、この吊下げアームブラケット42aの先端42a1には、後方吊下げアーム本体42bの前端42b1が回動可能に連結している。R1はその回動支点(前方回動支点)である。これら吊下げアームブラケット42aと後方吊下げアーム本体42bとで後方吊下げアーム42が構成されている。
この後方吊下げアーム本体42bは平面視でL字状を形成するように屈曲している。その後端42b2は、デッキ40の後部40bに回動可能に連結している。R2はその回動支点(後方回動支点)である。なお、その後端42b2を構成するフレームは三角形をして強化されている。
また、後方吊下げアーム本体42bは、側方に突出したプレート部42cを備え、プレート部42cの上面にはストッパ60を固定するナット63が溶接して固定されている。ストッパ60は、上部にねじ部61aを有する調整アーム61と、ゴムなどの緩衝性のある素材で構成された当接部62を有する。調整アーム61のねじ部61aがナット63に螺合して固定されるため、調整アーム61はねじ部61aの範囲で上下に調整することができる。ここで、調整できる範囲は、当接部62の下面の高さL1が燃料タンク10の下端の高さL2の下方になるようにねじ部61aの範囲が設計されている。
その結果、芝刈り装置4をフロア7近くまで十分上昇させても、後方吊下げアーム42が燃料タンク10と干渉する心配はなくなる。また、芝刈り装置4の上面は当接部62の下面と当接して最大上げ高さが規制されるので、芝刈り装置4と燃料タンク10の干渉も防止される。また、調整アーム61が任意の高さに調節可能であるため、芝刈り装置4の上昇に伴う他部品との干渉を柔軟に防止させることができるため、上昇作業を安全に行うことができる。
その後方吊下げアーム本体42bの後端42b2は更に後方へ延長されて、延長部43を構成している。その延長部43の後端43aには中継アーム44の下端44aが回動可能に連結されている。
さらに、その中継アーム44の上端44bには、リフトアーム45の前端45aが回動可能に連結されている。また、そのリフトアーム45の後端45bはすこし上方に湾曲した形をしている。さらにそのリフトアーム45の最下端45cはブラケット46に回動可能に連結されている。このブラケット46は後輪車軸部材47の下面に固定されている。
また、図7に示すように、そのブラケット46にはカム48が回動(移動)可能に取り付けられている。そのカム48の片方の縁には偏心した歯状の凹凸48aが形成されており、その歯状の凹凸48aに、上記リフトアーム45の後端45bが接近した場合引っ掛かるようになっている。
さらに、このカム48の一部にはワイヤ49の後端49aが連結され、そのワイヤ49の前端49bは、運転部5の前方のメータパネルを覆うダッシュボードカバー8の下方に設けられた調節部材50に連結されている。このワイヤ49の操作によって、カム48の偏心した歯状の凹凸48aの位置が変更され、芝刈り装置4の高さ調整が可能となる。また、ワイヤ49を用いているので、配策が容易になる。すなわち、このワイヤ49はフロア7の下、ミッションケース6の外側、そして燃料タンク10の上側に配策される。
次に、右側の後方吊下げアーム42について説明する。この右側の後方吊下げアーム42の構造は左側の後方吊下げアーム42とほぼ似ている。違っているのはオイルフィルタ11を避けるように曲がっている点である。従って、芝刈り装置4がフロア7近くまで上昇することが可能となる。
また、右側の後方吊下げアーム42も左側と同様の構成でストッパ60が取り付けられているが、芝刈り装置4の左右の形状の違いに合わせて、プレート部42cの後方吊下げアーム42における前後の取り付け位置や調整アーム61の上下の調整位置は左右で異なる。
さらに、右側の後方吊下げアーム42も後方に延長部43、中継アーム44、リフトアーム45が設けられている点も、左側の後方吊下げアーム42と同様である。ただし、右側のリフトアーム45の後端45bには昇降シリンダ51の先端が回動可能に連結されている。この昇降シリンダ51の底部は右側の後輪車軸部材47の下面に立設した右側のブラケット46に回動可能に連結されている。
従って、昇降シリンダ51のロッド51aを伸縮させることによって、右側のリフトアーム45を強制的に回動させることが出来る。それによって後述するように芝刈り装置4を上昇させることが可能となる。なお、この昇降シリンダ51の設置方向と、右側のリフトアーム45とは図3に示すように平行に配置されているため、サブアセンブリによる組付け容易化と省スペース化が図られる。また、昇降シリンダ51はリアリンク構造であるので、リアリンクを外すだけで昇降シリンダ51も同時に外すことが可能となる。更に、上述した偏心カム48もリアリンクに構成することで、リアリンクを外すことで、この昇降シリンダ51とカム48を同時に外すことが可能となる。なお、46aは左右のブラケット46、46を連結するリンクである。
次に、本実施の形態の作業装置の動作について説明する。
先ず、芝刈り装置4を上昇する場合について説明する。昇降シリンダ51のロッド51aを油圧あるいはガス圧で伸長させる。そのため、右側のリフトアーム45の後端45bは下方に回動せざるを得なくなり、その結果、右側のリフトアーム45は右側のブラケット46を回動支点として、時計方向に回動する。その結果、その右側のリフトアーム45に連結されている右側の中継アーム44は上方へ持ち上げられることになる。そうすると、その右側の中継アーム44に連結している右側の延長部43が引き上げられる。その結果、その延長部43と一体となっている右側の後方吊下げアーム42の後端42b2も持ち上げられる。と同時に、その後端42b2はデッキ40の後部40bに連結しているので、デッキ40の後部40bも持ち上げられる。
他方、右側の後方吊下げアーム42の前端は取り付け板12に回動可能に連結されているので、デッキ40は少し後方に移動しながら上昇することになる。この場合、左側の後方吊下げアーム42と延長部43と中継アーム44とリフトアーム45も同様な構造をもち、更に、前方吊下げアーム41も連結されており、それらの部材が平行リンク構造をなしているので、デッキ40の右側の動きに応じて左側も水平状態を保ちながら従動的に上昇する。この場合、左側にあるカム48は左側のリフトアーム45の動きに干渉しない位置にあるので、その上昇過程に干渉するような影響を与えることはない。
このようにしてデッキ40が上昇してフロア7近くまで来ても、燃料タンク10に対して、左側の後方吊下げアーム42はその燃料タンク10を回避するように折曲されて配置されているので、干渉する心配はなく、十分上昇出来る。デッキ40の上面はストッパ60によって最上げ位置が規制されるため、芝刈り装置4と燃料タンク10の干渉も防止される。
他方、オイルフィルタ11に関しても、右側の後方吊下げアーム42はそのオイルフィルタ11を回避するように折曲されて配置されているので、干渉する心配はなく、十分上昇出来る。また右側のストッパ60と同様に、左側のストッパ60もデッキ40の左側上面において最上げ位置を規制するため、芝刈り装置4とオイルフィルタ11の干渉も防止される。
本発明は、燃料タンクをフロア下に配置することが出来るとともに、芝刈り装置をフロアに接近するまで上昇させることが出来、コンパクトな乗用型芝刈り機を実現でき、作業車両に有用である。
1 走行車両本体
2 前輪
3 後輪
4 芝刈り装置
5 運転部
6 ミッションケース
7 フロア
8 ダッシュボードカバー
9 走行車両本体の前方フレーム
10 燃料タンク
11 オイルフィルタ
40 デッキ
41 前方吊下げアーム
42 後方吊下げアーム
42cプレート部
51 昇降シリンダ
60 ストッパ
61 調整アーム
61aねじ部
62 当接部
63 ナット

Claims (3)

  1. 走行車両本体と、
    前記走行車両本体の運転部における床部を構成するフロアと、
    前記フロア下方に配置された燃料タンクと、
    前記走行車両本体の下部に吊下げられた芝刈り装置と、
    前記芝刈り装置の前部を吊下げる前方吊下げアームと、
    前記芝刈り装置の後部を吊下げる後方吊下げアームと、
    前記芝刈り装置を昇降する昇降シリンダと、
    前記芝刈り装置との接触を防止するストッパを、前記後方吊下げアームに備えていることを特徴とする、
    作業車両。
  2. 前記ストッパは下端面が前記芝刈り装置の上面と当接して前記芝刈り装置の最上げ位置を規制し、
    前記下端面は前記燃料タンクの下端よりも下方に設けられる、
    請求項1記載の作業車両。
  3. 前記ストッパは上部にねじ部が設けられ、前記後方吊下げアームに設けられたナットにより前記下端面の上下位置を調節自在に固定される、
    請求項1または2に記載の作業車両。
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