JP2022099073A - 車両のドアストライカ取付部の構造 - Google Patents

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Yoichi Hisama
利次 三崎
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Abstract

【課題】ドアストライカの設置位置を自由に設定することができる車両のドアストライカ取付部の構造を提供する。【解決手段】車両のドアストライカ取付部の構造は、インナパネルとともに車両のドアの後方域のボデーを形成する外板であって、ドア開口の後方側の縁部にドアストライカの設置面が形成されるサイドアウタパネルと、前記ドア開口の後方において前記サイドアウタパネルと前記インナパネルの間に設けられ、前記インナパネルと接合されて車両高さ方向に亘って閉断面を形成するピラーリンフォースと、前記ピラーリンフォースと前記サイドアウタパネルとの間に設けられ、前記サイドアウタパネルの前記設置面の裏側に重ねられるとともに前記ドアストライカが締結される補強面部を有して前記ピラーリンフォースに支持されるストライカリンフォースと、を備える。【選択図】 図3

Description

本開示は、車両のドアストライカ取付部の構造に関する。
特許文献1には、フェンダのストライカ取付面の裏側に重合接合されたストライカブレースの車幅方向内端を延長して該延長部の端末部をフェンダの端末フランジとピラーインナの端末フランジとの間に強着接合したドアストライカ取付部車体構造が開示されている。
特開昭62-23818号公報
特許文献1に開示されたドアストライカ取付部車体構造では、ストライカブレース(ストライカリンフォース)はフェンダ(サイドアウタパネル)の取付面の裏側にスポット溶接により重合接合される、すなわち、ストライカブレースがフェンダの閉鎖断面内に内設されているため、その取付位置がフェンダの大きさや形状に依存してしまう。従って、ドア(ラッチ装置)に対するドアストライカの取付位置に制約が生じてしまう。
上述の事情に鑑みて、本発明の少なくとも一実施形態は、車両の高さ方向、車幅方向及び車両前後方向においてドアストライカの取付位置を自由に設定することができる車両のドアストライカ取付部の構造を提供することを目的とする。
本発明の少なくとも一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、インナパネルとともに車両のドアの後方域のボデーを形成する外板であって、ドア開口の後方側の縁部にドアストライカの設置面が形成されるサイドアウタパネルと、前記ドア開口の後方において前記サイドアウタパネルと前記インナパネルの間に設けられ、前記インナパネルと接合されて車両高さ方向に亘って閉断面を形成するピラーリンフォースと、前記ピラーリンフォースと前記サイドアウタパネルとの間に設けられ、前記サイドアウタパネルの前記設置面の裏側に重ねられるとともに前記ドアストライカが締結される補強面部を有して前記ピラーリンフォースに支持されるストライカリンフォースと、を備える。
上記の構成によれば、ストライカリンフォースは、ピラーリンフォースとサイドアウタパネルとの間に設けられるので、ストライカリンフォースがピラーリンフォースの閉鎖断面内に設けられた場合のようにストライカリンフォースの形状がピラーリンフォースの形状によって制約されることがない。よって、ストライカリンフォースの形状の自由度が高まり、車両の高さ方向、車幅方向及び車両前後方向においてドアストライカの取付位置を自由に設定できる。また、ストライカリンフォースは、ピラーリンフォースとサイドアウタパネルとの間に設けられるので、ストライカリンフォースがピラーリンフォースの閉鎖断面内に設けられる場合のようにピラーリンフォースの大きさがストライカリンフォースの大きさによって制約されることがない。よって、ピラーリンフォースの大きさを小さくでき、ピラーリンフォースの部品重量を軽くできる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、上記の構成において、前記ストライカリンフォースは、前記ピラーリンフォースより車両前方に位置して車幅方向に延設され、前記サイドアウタパネルの裏面に重ねられる前板部を有し、前記前板部は、前記ピラーリンフォースより車幅方向外側まで延設され、同前板部に前記設置面の位置に対応して前記補強面部が形成される。
上記の構成によれば、補強面部は、ピラーリンフォースより車両前方に位置して車幅方向外側まで延接された前板部に設けられるので、ドアストライカの設置面はピラーリンフォースの車幅方向外側にも及ぶ。よって、ドアストライカの取付位置をピラーリンフォースの車幅方向外側にも自由に設定できる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、上記の構成において、前記ストライカリンフォースは、前記前板部の車幅方向外側の端部から車両後方へ延びるとともに車幅方向内側へ屈曲されて前記ピラーリンフォースに接合される支持板部を有し、前記前板部と前記支持板部とで、前記ピラーリンフォースより車幅方向外側に突出する断面空間を形成する張出部を構成している。
上記の構成によれば、張出部がピラーリンフォースより車幅方向外側に突出する断面空間を形成しているので、車両が側面衝突された場合にサイドアウタパネルを介してストライカリンフォースに伝わる衝撃を張出部が変形することで緩和させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、上記の構成において、前記支持板部は、側突入力方向に対向する対向面が設けられている。
上記の構成によれば、車両が側面衝突された場合の衝撃(側突入力)が対向面に入るので、衝撃に対して対向面が設けられた支持板部が変形することで衝撃を緩和させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部造は、上記の構成において、前記ストライカリンフォースは、前記前板部の車幅方向内側の端部から車両前方へ延びる前側フランジ部と、前記支持板部の車幅方向内側の端部から車両後方へ延びる後側フランジ部とを有し、前記前側フランジ部が前記ピラーリンフォースを介して前記インナパネルに接合され、前記後側フランジ部が前記ピラーリンフォースに接合されている。
上記の構成によれば、前側フランジ部と後側フランジ部とが側方からの力を受け止める面となるので、車両が側面衝突されたときの衝撃をストライカリンフォースが変形することで緩和させることができる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、上記の構成において、前記ピラーリンフォースは、前記インナパネルとの間に空間が設けられたハット型断面を有し、前記ストライカリンフォースの前記後側フランジ部は、前記ピラーリンフォースの車幅方向外側の端面に接合されている。
上記の構成によれば、ストライカリンフォースの後側フランジ部がピラーリンフォースの車幅方向外側端面に接合されているので、側面衝突時の衝撃をストライカリンフォースによって効率的に緩和させる効果を保持しつつ、ストライカリンフォースがピラーリンフォースを囲むように設けられる場合よりもストライカリンフォースを小さくできる。よって、ストライカリンフォースの部品重量を小さくできる。
本発明の一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造は、上記の構成において、前記前板部は、車両高さ方向の上下端部に車両幅方向に延在する上側フランジ部及び下側フランジ部をさらに有し、上側フランジ部及び下側フランジ部は、前記ピラーリンフォースの前面部にそれぞれ当接している。
上記の構成によれば、上側フランジ部及び下側フランジ部は、ストライカリンフォースの前面部にそれぞれ当接しているので、ドア閉時のストライカからサイドアウタパネル及びストライカリンフォースへの入力をピラーリンフォース及びピラーリンフォースが接合されるインナパネルに逃がすことができる。よって、ドア閉に伴うサイドアウタパネル及びストライカリンフォースの変形を抑制できる。
本発明の少なくとも一実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造によれば、ストライカリンフォースの形状の自由度が高まり、車両の高さ方向、車幅方向及び車両前後方向においてドアストライカの取付位置を自由に設定できる。
本発明の実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造が採用された車両の外観を概略的に示す斜視図である。 図1に示した車両のドアストライカ取付部の構造を概略的に示す斜視図である。 図2に示した車両のドアストライカ取付部の構造のIII-III面断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造ついて説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
図1は、本発明の実施形態に係る車両のドアストライカ取付部の構造が採用された車両1の外観を概略的に示す斜視図である。
図1に示すように、本発明の実施形態に係る車両1のドアストライカ取付部の構造が採用される車両1は、例えば、4ドアのスポーツ用多目的車両(SUV(Sport Utility Vehicle))であって、本発明の実施形態に係る車両1のドアストライカ取付部の構造は、リヤドアに設けられたラッチ装置(図示せず)が噛み合うドアストライカ2の取付部に採用される。
図2は、図1に示した車両1のドアストライカ取付部の構造を概略的に示す斜視図であり、図3は、図2に示した車両1のドアストライカ取付部の構造のIII-III面断面図である。尚、図2には図示されていないが、図3にはドアストライカ2及びサイドアウタパネル3を示している。
図2及び図3に示すように、本発明の少なくとも一実施形態に係る車両1のドアストライカ取付部の構造は、サイドアウタパネル3(図3参照)、ピラーリンフォース4及びストライカリンフォース5を備えている。
図3に示すように、サイドアウタパネル3は、インナパネル6とともに車両1のドアの後方域のボデーを形成する外板であって、ドア開口1aの後方域の縁部31にドアストライカ2の設置面31aが形成される。ドアストライカ2の設置面31aは、ドア(リヤドア)に設けられたラッチ装置がドアストライカ2に円滑に噛み合うように、車幅方向外側に向けて漸次車両前後方向後方に後退するようにやや斜めに形成される。
サイドアウタパネル3は、上述した設置面31aが形成される縁部31(以下「内側縁部31」という)のほか、該内側縁部31よりも車幅方向外側に形成される縁部32(以下「外側縁部32」という)、内側縁部31と外側縁部32との境界に設けられる段差部33、外側縁部32の端部から車両前後方向後方に延びる外板部34、内側縁部31の端部から車両前後方向前方に延びる前縁部35を有する。内側縁部31は、車幅方向外側に向けて車両前後方向後方にわずかに後退するように形成され、外側縁部32は、車両幅方向外側に向けて車両前後方向後方に後退するように形成される。段差部33は、車両前後方向に沿って設けられ、内側縁部31と外側縁部32との間に形成される。外板部34は、リヤドアの後方域を形成する。前縁部35は、二回に分けてインナパネル6に近づいて、前縁側端部35aがインナパネル6に接合される。サイドアウタパネル3は、例えば、一様な厚みを有する鋼板をプレス加工することにより構成され、内側縁部31、外側縁部32、段差部33、外板部34及び前縁部35が一体に形成される。
ピラーリンフォース4は、ドア開口1aの車両前後方向後方においてサイドアウタパネル3とインナパネル6との間に設けられる。ピラーリンフォース4は、サイドアウタパネル3(外板部34)の車幅方向内側において車両高さ方向に沿って設けられ、インナパネル6に接合されて車両高さ方向に亘って閉断面を形成する。ピラーリンフォース4はサイドアウタパネル3と間隔を空けて配置され、ピラーリンフォース4とサイドアウタパネル3との間には空間が設けられる。ピラーリンフォース4は、インナパネル6との間に空間が設けられた車幅方向内側が開口した溝型の強度部材であって、開口の両側にフランジ41,42が設けられている(本願ではこのような断面形状を「ハット型断面」と称する)。ハット型断面を有するピラーリンフォース4は、フランジ41,42がインナパネル6にスポット溶接されることで、ピラーリンフォース4がインナパネル6に接合される。ピラーリンフォース4は、例えば、一様な厚みを有する鋼板をプレス加工することにより形成される。
ストライカリンフォース5は、ピラーリンフォース4とサイドアウタパネル3との間に設けられ、サイドアウタパネル3の設置面31aの裏側となる接合面31bに重ねられるとともにドアストライカ2が締結される補強面部51を有してピラーリンフォース4に支持される。ストライカリンフォース5は、車両前後方向前端部がインナパネル6に接合され、車両前後方向後端部がピラーリンフォース4に接合される。ストライカリンフォース5は、例えば、一様な厚みを有する鋼板をプレス加工することにより形成される。
ストライカリンフォース5は、前板部52を有する。前板部52は、ピラーリンフォース4より車両前方に位置して車幅方向に延在され、サイドアウタパネル3に形成されたドアストライカ2の設置面31aの裏側となる接合面31bに重ねられる。前板部52は、ピラーリンフォース4より車幅方向外側まで延設され、同前板部52にドアストライカ2の設置面31aの位置に対応して上述した補強面部51が形成される。
このような構成によれば、上述した補強面部51は、ピラーリンフォース4より車両前方に位置して車幅方向に延設された前板部52に設けられるので、ドアストライカ2の設置面31aはピラーリンフォース4の車幅方向外側に及ぶ。よって、ドアストライカ2の取付位置をピラーリンフォース4の車幅方向外側にも自由に設定できる。
図2に示すように、前板部52は、上側フランジ部521及び下側フランジ部522をさらに有する。上側フランジ部521及び下側フランジ部522は、前板部52の車両高さ方向の上下端部に車幅方向に延在し、ピラーリンフォース4の前面部43にそれぞれ当接している。
このような構成によれば、上側フランジ部521及び下側フランジ部522は、ピラーリンフォース4の前面部43にそれぞれ当接しているので、ドア閉時のドアストライカ2からサイドアウタパネル3及びストライカリンフォース5への入力をピラーリンフォース4及びピラーリンフォース4が接合されるインナパネル6に逃がすことができる。よって、ドア閉に伴うサイドアウタパネル3及びストライカリンフォース5の変形を抑制できる。
図3に示すように、ストライカリンフォース5は、支持板部53を有する。支持板部53は、前板部52の車幅方向外側の端部から車両後方へ延びるとともに車幅方向内側に屈曲されてピラーリンフォース4に接合される。そして、上述した前板部52と支持板部53とでピラーリンフォース4より車幅方向外側に突出する断面空間を形成する張出部54を構成している。
このような構成によれば、張出部54がピラーリンフォース4より車幅方向外側に突出する断面空間を形成しているので、車両1が側面衝突された場合にサイドアウタパネル3を介してストライカリンフォース5に伝わる衝撃を張出部54が変形することで緩和させることができる。
上述した支持板部53は、側突入力方向に対向する対向面53aが設けられている。側突入力方向は、図3において矢印で示すように、車幅方向外側から内側に向かう方向であり、対向面53aは、車両前後方向に沿って設けられている。
このような構成によれば、車両1が側面衝突された場合の衝撃(側突入力)が対向面53aに入るので、衝撃に対して対向面53aが設けられた支持板部53が変形することで衝撃を緩和させることができる。
また、ストライカリンフォース5は、前側フランジ部55と後側フランジ部56とを有する。前側フランジ部55は、前板部52の車幅方向内側の端部から車両前方へ延びている。前側フランジ部55は、ピラーリンフォース4を介してインナパネル6に接合されている。後側フランジ部56は、支持板部53の車幅方向内側の端部から車両後方へ延びている。後側フランジ部56は、ピラーリンフォース4に接合されている。
上記の構成によれば、前側フランジ部55と後側フランジ部56とが側方からの力を受け止める面となるので、車両1が側面衝突されたときの衝撃をストライカリンフォース5が変形することで緩和させることができる。
ストライカリンフォース5の後側フランジ部56は、ピラーリンフォース4のハット型断面の車幅方向外側の端面44に接合されている。
上記の構成によれば、ストライカリンフォース5の後側フランジ部56がピラーリンフォース4の車幅方向外側の端面44に接合されているので、側面衝突時の衝撃をストライカリンフォースによって効率的に緩和させる効果を保持しつつ、ストライカリンフォース5がピラーリンフォース4を囲むように設けられている場合よりもストライカリンフォース5を小さくできる。よって、ストライカリンフォース5の部品重量を軽くできる。
ストライカリンフォース5は、ナットプレート7を有する。ナットプレート7は、ドアストライカ2を取り付けるための金具であり、ストライカリンフォース5のサイドアウタパネル3の接合面31bと重なる面の裏側に設けられている。ナットプレート7は、鋼板にナット71を設置することにより構成され、例えば、ドアストライカ2が二本のボルト21で固定される場合に、ナット71は、サイドアウタパネル3及びストライカリンフォース5に設けられた取付穴と同一のピッチで設置され、ドアストライカ2を固定するボルト21が嵌合する。
上記の構成によれば、ナットプレート7がストライカリンフォース5のサイドアウタパネル3の接合面31bと重なる面の裏側に配置され、ドアストライカ2を固定するボルト21がナットプレート7に嵌合するので、ドアストライカ2の設置位置を微調整できる。
上述した本発明の実施形態に係る車両1のドアストライカ取付部の構造によれば、ストライカリンフォース5は、ピラーリンフォース4とサイドアウタパネル3との間に設けられるので、ストライカリンフォース5がピラーリンフォース4の閉鎖断面内に設けられた場合のようにストライカリンフォース5の形状がピラーリンフォース4の形状によって制約されることがない。よって、ストライカリンフォース5の形状の自由度が高まり、車両1の高さ方向、車幅方向及び車両前後方向においてドアストライカ2の取付位置を自由に設定できる。また、ストライカリンフォース5は、ピラーリンフォース4とサイドアウタパネル3との間に設けられるので、ストライカリンフォース5がピラーリンフォース4の閉鎖断面内に設けられる場合のようにピラーリンフォース4の大きさがストライカリンフォース5の大きさによって制約されることがない。よって、ピラーリンフォース4の大きさを小さくでき、ピラーリンフォース4の部品重量を軽くできる。
本発明は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
1 車両
1a ドア開口
2 ドアストライカ
21 ボルト
3 サイドアウタパネル
31 内側縁部
31a 設置面
31b 接合面
32 外側縁部
33 段差部
34 外板部
35 前縁部
35a 前縁側端部
4 ピラーリンフォース
41,42 フランジ
43 前面部
44 端面
5 ストライカリンフォース
51 補強面部
52 前板部
521 上側フランジ部
522 下側フランジ部
53 支持板部
53a 対向面
54 張出部
55 前側フランジ部
56 後側フランジ部
6 インナパネル
7 ナットプレート
71 ナット

Claims (7)

  1. インナパネルとともに車両のドアの後方域のボデーを形成する外板であって、ドア開口の後方側の縁部にドアストライカの設置面が形成されるサイドアウタパネルと、
    前記ドア開口の後方において前記サイドアウタパネルと前記インナパネルの間に設けられ、前記インナパネルと接合されて車両高さ方向に亘って閉断面を形成するピラーリンフォースと、
    前記ピラーリンフォースと前記サイドアウタパネルとの間に設けられ、前記サイドアウタパネルの前記設置面の裏側に重ねられるとともに前記ドアストライカが締結される補強面部を有して前記ピラーリンフォースに支持されるストライカリンフォースと、
    を備えたことを特徴とする車両のドアストライカ取付部の構造。
  2. 前記ストライカリンフォースは、前記ピラーリンフォースより車両前方に位置して車幅方向に延設され、前記サイドアウタパネルの裏面に重ねられる前板部を有し、
    前記前板部は、前記ピラーリンフォースより車幅方向外側まで延設され、同前板部に前記設置面の位置に対応して前記補強面部が形成されることを特徴とする請求項1記載の車両のドアストライカ取付部の構造。
  3. 前記ストライカリンフォースは、前記前板部の車幅方向外側の端部から車両後方へ延びるとともに車幅方向内側へ屈曲されて前記ピラーリンフォースに接合される支持板部を有し、
    前記前板部と支持板部とで、前記ピラーリンフォースより車幅方向外側に突出する断面空間を形成する張出部を構成していることを特徴とする請求項2に記載の車両のドアストライカ取付部の構造。
  4. 前記支持板部は、側突入力方向に対向する対向面が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両のドアストライカ取付部の構造。
  5. 前記ストライカリンフォースは、前記前板部の車幅方向内側の端部から車両前方へ延びる前側フランジ部と、前記支持板部の車幅方向内側の端部から車両後方へ延びる後側フランジ部とを有し、
    前記前側フランジ部が前記ピラーリンフォースを介して前記インナパネルに接合され、前記後側フランジ部が前記ピラーリンフォースに接合されていることを特徴とする請求項3または4に記載の車両のドアストライカ取付部の構造。
  6. 前記ピラーリンフォースは、前記インナパネルとの間に空間が設けられたハット型断面を有し、
    前記ストライカリンフォースの前記後側フランジ部は、前記ピラーリンフォースの車幅方向外側の端面に接合されていることを特徴とする請求項5に記載の車両のドアストライカ取付部の構造。
  7. 前記前板部は、車両高さ方向の上下端部に車両幅方向に延在する上側フランジ部及び下側フランジ部をさらに有し、
    上側フランジ部及び下側フランジ部は、前記ピラーリンフォースの前面部にそれぞれ当接していることを特徴とする請求項2~6のいずれか一項に記載の車両のドアストライカ取付部の構造。

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