JP2022098874A - 充電装置 - Google Patents

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友也 大野
Tomoya Ono
大和 丹羽
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Abstract

Figure 2022098874000001
【課題】電力ケーブルのコネクタと車両のインレットとの接続をロック可能なロック装置を備える可搬式の充電装置において、充電装置の盗難防止機能を実現する。
【解決手段】可搬式の充電装置3は、電力ケーブルと、コネクタ34と、コントローラ40とを備える。コネクタ34は、車両2のインレット11との接続をロックするロック装置35を含む。車両2は、ユーザの認証に関する車両情報を充電装置3のコントローラ40へ送信可能である。コントローラ40は、電源設備4から車両2への給電中は、ロック装置35をロック状態にし、給電終了後、車両2から車両情報を取得し、車両情報に基づいて、ユーザが認証されていると判定すると、ロック装置35をアンロック状態にする。
【選択図】図2

Description

本開示は、充電装置に関し、特に、車両外部の電源設備から車両へ電力を供給するための可搬式の充電装置に関する。
特許第5411059号公報(特許文献1)は、電力ケーブルに設けられるコネクタを車両のインレットに接続した場合に、コネクタとインレットとの接続をロック可能なインレット装置を開示する。このインレット装置では、車両において、電力ケーブルのコネクタが接続されるインレットの上方に、コネクタをインレットにロックするロック機構が設けられる。そして、インレット付近に電子キーを持ってきてユーザ認証が行なわれると、ロック機構の動作が許可又は実行される(特許文献1参照)。
特許第5411059号公報
電力ケーブルのコネクタと車両のインレットとの接続をロックするロック装置を車両側ではなく電力ケーブルのコネクタ側に設けることを規定する規格が知られている(例えば、CHAdeMO(登録商標)や充電に関する中国国家標準(GB/T)等)。これらの規格では、車両外部の充電装置は、固設されたスタンド型の充電装置を想定しているため、充電装置の盗難防止機能は設けられていない。このような充電装置が可搬式のものとなった場合には、充電装置の盗難防止機能を備えることが求められる。
本開示は、かかる課題を達成するためになされたものであり、本開示の目的は、電力ケーブルのコネクタと車両のインレットとの接続をロック可能なロック装置を備える可搬式の充電装置において、充電装置の盗難防止機能を実現することである。
本開示の充電装置は、可搬式の充電装置であって、車両外部の電源設備から車両へ電力を供給するための電力ケーブルと、電力ケーブルに設けられて車両のインレットに接続可能なコネクタと、制御装置とを備える。コネクタは、インレットとの接続状態をロック状態及びアンロック状態のいずれかに切替えるロック装置を含む。制御装置は、ロック装置を制御する。車両は、ユーザの認証に関する車両情報を制御装置へ送信可能に構成される。制御装置は、電源設備から車両への給電中は、ロック装置をロック状態に制御し、車両への給電終了後、車両から車両情報を取得する。そして、制御装置は、車両情報に基づいて、ユーザが認証されていると判定すると、ロック装置をアンロック状態に制御する。
上記の充電装置においては、車両への給電中は、ロック装置がロック状態になる。車両への給電が終了すると、制御装置は、車両から車両情報を取得し、取得された車両情報に基づいて、ユーザが認証されているかを判定する。そして、ユーザの認証が確認されれば、ロック装置がアンロック状態になる。すなわち、ユーザの認証が確認されなければ、ロック装置はアンロック状態にならない。したがって、この充電装置によれば、充電装置の盗難を防止することができる。
本開示の充電装置によれば、電力ケーブルのコネクタと車両のインレットとの接続をロック可能なロック装置を備える可搬式の充電装置において、充電装置の盗難防止機能を実現することができる。
本開示の実施の形態に従う可搬式の充電装置が用いられる充電システムの全体構成を示す図である。 図1に示す車両及び充電装置の構成を詳細に示すブロック図である。 コネクタの接続面の一例を示す図である。 コネクタの接続面の他例を示す図である。 充電装置のコントローラにより実行される処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
図1は、本開示の実施の形態に従う可搬式の充電装置が用いられる充電システムの全体構成を示す図である。図1を参照して、充電システム1は、車両2と、可搬式の充電装置3と、電源設備4とを備える。
車両2は、図示しない蓄電装置を搭載した電気自動車(EV:Electric Vehicle)である。なお、車両2は、充電装置3を用いて車両外部の電源設備4から蓄電装置を充電可能な車両であればよく、例えば、所謂プラグインハイブリッド車(PHV:Plug-in Hybrid Vehicle)でもよいし、燃料電池車(FCV:Fuel Cell Vehicle)でもよい。
充電装置3は、可搬式のポータブル充電器であって、不使用時は車両2のトランク等に搭載されている。そして、例えば、外出先において車両外部の電源設備から蓄電装置の充電を行なう場合に、車両2から充電装置3を取り出して使用することができる。図1では、電源設備4の端子部50(例えば電源コンセント)に充電装置3のプラグ31を接続し、車両2のインレット11に充電装置3のコネクタ34を接続して、充電装置3を通じて電源設備4と車両2とを電気的に接続しようとする状況が示されている。
図2は、図1に示した車両2及び充電装置3の構成を詳細に示すブロック図である。図2を参照して、車両2は、インレット11と、電圧センサ12と、電流センサ13と、充電リレー14と、蓄電装置15とを備える。また、車両2は、パワーコントロールユニット(PCU:Power Control Unit)16と、モータジェネレータ(MG:Motor Generator)17と、駆動輪18と、充電ECU(Electronic Control Unit)20と、ドアロックECU22とをさらに備える。
インレット11は、車両外部の電源設備4から充電装置3を通じて供給される電力を受電するための受電部であり、充電装置3の電力ケーブルに設けられるコネクタ34を接続可能に構成されている。充電装置3のコネクタ34がインレット11に接続されることにより、充電装置3と車両2とが電気的に接続される。
また、充電装置3のコネクタ34がインレット11に接続されることにより、車両2の充電ECU20と充電装置3のコントローラ40(後述)とが電力ケーブル内の通信線CLを通じて接続される。この例では、通信線CLとして、CAN(Controller Area Network)通信用の信号線が用いられる(後述)。これにより、車両2の充電ECU20と充電装置3のコントローラ40との間で、通信線CLを通じて各種情報(指令、メッセージ、データ等)をやり取りすることができる。
電圧センサ12は、インレット11から入力される電圧を検出し、その検出値を充電ECU20へ出力する。電流センサ13は、インレット11から入力される電流を検出し、その検出値を充電ECU20へ出力する。充電リレー14は、インレット11と蓄電装置15との間の電力線に設けられ、充電ECU20により開閉が制御される。
蓄電装置15は、再充電可能に構成された電力貯蔵要素である。蓄電装置15は、たとえば、リチウムイオン電池或いはニッケル水素電池等の二次電池や、電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を含んで構成される。
蓄電装置15は、インレット11から入力される電力を蓄えることができる。すなわち、蓄電装置15は、充電装置3を用いて、車両外部の電源(電源設備4)により充電することができる。そして、蓄電装置15は、蓄えられた電力をPCU16へ供給することができる。また、蓄電装置15は、蓄電装置15の状態を検出する各種センサ(電圧センサ、電流センサ、温度センサ等)を備えており(図示せず)、その検出値を充電ECU20へ出力する。
PCU16は、蓄電装置15から電力を受けてMG17を駆動する。PCU16は、MG17を駆動するインバータを含む。なお、PCU16は、蓄電装置15から受ける電力の電圧を昇圧してインバータに供給するコンバータを含んでもよい。
MG17は、交流回転電機であり、たとえば、ロータに永久磁石が埋設された三相交流同期電動機である。MG17は、PCU16によって駆動され、駆動輪18を駆動するための回転力を発生する。なお、車両2の制動時には、MG17は発電し、発電された電力は、PCU16を通じて蓄電装置15に蓄えられる。
充電ECU20は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、メモリ(ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory))と、各種信号を入出力するための入出力ポートとを含んで構成される(いずれも図示せず)。充電ECU20は、電圧センサ12、電流センサ13、蓄電装置15等から各種センサ信号を受け、メモリ(ROM)に記憶されたプログラムに従って、充電装置3(電源設備4)による蓄電装置15の充電を制御する。
また、充電ECU20は、充電装置3のコネクタ34がインレット11に接続されている場合に、インレット11、コネクタ34、及び充電装置3の電力ケーブル内の通信線CLを通じて、充電装置3のコントローラ40と通信することができる。
ドアロックECU22も、CPU等のプロセッサと、メモリ(ROM及びRAM)と、各種信号を入出力するための入出力ポートとを含んで構成される(いずれも図示せず)。ドアロックECU22は、メモリ(ROM)に記憶されたプログラムに従って、ユーザの照合処理を実行する。そして、ユーザが認証された場合に、ドアロックECU22は、ユーザからのドアアンロック指示に従ってドアをアンロック状態に制御する。なお、ユーザの照合処理は、充電ECU20で行なってもよいし、別のECUで行なってもよい。
なお、充電ECU20及びドアロックECU22の処理については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で構築して処理することも可能である。なお、充電ECU20及びドアロックECU22は、統合して1つのECUで実装されてもよい。
充電装置3は、プラグ31と、電力線ACLと、電圧センサ32と、AC/DC変換器33と、電力線PL,NLと、コネクタ34と、ロック装置35と、通信線CLと、コントローラ40とを含む。
電圧センサ32、AC/DC変換器33、及びコントローラ40は、単一の筐体(図示せず)内に設けられる。電力線ACL、及び電力線PL,NLは、電力ケーブルによって構成される。通信線CLは、電力線PL,NLとともに電力ケーブル内に配線される。
プラグ31は、車両2の外部に設けられる電源設備4の端子部50(例えば電源コンセント)に接続可能に構成されている。電力線ACLは、電源設備4からプラグ31を通じて供給される交流電力をAC/DC変換器33へ伝送する。電圧センサ32は、電力線ACL間の電圧を検出し、その検出値をコントローラ40へ出力する。
AC/DC変換器33は、電力線ACLを通じて受ける交流電力を、車両2の蓄電装置15を充電するための直流電力に変換する。プラグ31が端子部50に接続されることで、AC/DC変換器33は、プラグ31及び電力線ACLを通じて電源設備4から交流電力を受けることができる。AC/DC変換器33は、例えば、絶縁トランスを含む絶縁型のAC/DCコンバータによって構成される。
コネクタ34は、車両2のインレット11に嵌合可能に構成されている。コネクタ34がインレット11に接続されることにより、AC/DC変換器33により変換された直流電力を車両2へ供給することができる。また、コネクタ34は、インレット11に接続されると、接続を示す信号をコントローラ40へ出力する。
ロック装置35は、コネクタ34に設けられる。ロック装置35は、コントローラ40からの指示に従って、コネクタ34とインレット11との接続状態をロック状態及びアンロック状態のいずれかに切替える。コネクタ34とインレット11との接続をロックするロック機構は、種々の機構を採用可能であり、例えば、CHAdeMOや中国国家標準(以下「GB/T規格」と称する。)で採用されている電気式のロック機構を用いることができる。この場合、作動電力は、電源設備4からの電力を用いて充電装置3内で生成される。
コントローラ40は、CPU等のプロセッサ41と、メモリ(ROM及びRAM)42と、各種信号を入出力するための入出力ポート43とを含んで構成される。コントローラ40は、電圧センサ32等から受ける各種センサ信号、並びにメモリ42のROMに記憶されたプログラムに従って、AC/DC変換器33による電力変換動作を制御する。
また、コントローラ40は、コネクタ34とインレット11との接続状態を示す接続信号をコネクタ34から受ける。そして、コントローラ40は、メモリ42のROMに記憶されたプログラムに従って、コネクタ34がインレット11に接続されている場合に、車両2の充電ECU20から通信線CLを通じて取得される車両2側の情報に基づいて、ロック装置35を制御する。以下、コントローラ40によるロック装置35の制御について、詳しく説明する。
本実施の形態の充電システム1では、CHAdeMOやGB/T規格等のように、コネクタ34とインレット11との接続状態をロック状態及びアンロック状態のいずれかに切替えるロック装置35が、車両2のインレット11ではなく充電装置3のコネクタ34に設けられている。
CHAdeMOやGB/T規格等では、車両外部の充電装置は、固設されたスタンド型の充電装置を想定しているため、充電装置の盗難防止機能は特に設けられていない。このような充電装置が可搬式のものとなった場合には、充電装置の盗難を防止するための機能を備えることが求められる。
そこで、本実施の形態では、充電装置3は可搬式のものであるところ、本実施の形態に従う充電装置3では、コントローラ40は、電源設備4から車両2への給電(蓄電装置15の充電)が終了すると、車両2から通信線CLを通じて車両情報を取得する。この車両情報は、ユーザが認証されているか否かを判定可能な情報を含む。例えば、車両情報は、車両2に近づいたユーザが保持しているキーの照合状態を示す情報や、キー照合後のドアのロック状態を示す情報等を含む。
そして、キー照合が成立しており、又はドアがアンロック状態であると、コントローラ40は、ユーザが認証されていると判断し、ロック装置35をアンロック状態に制御する。すなわち、車両2からの上記車両情報に基づいて、ユーザが認証されていないと判定された場合は、ロック装置35はアンロック状態にならない。これにより、充電装置3の盗難を防止することができる。
図3は、コネクタ34の接続面の一例を示す図である。この例では、CHAdeMO方式の電力伝送規格に適合した例が示されている。図3を参照して、コネクタ34は、端子T1~T10を含む。
端子T5,T6は、それぞれ電力線NL,PLに接続される。端子T1は、グランド線に接続され、端子T2,T4,T7,T10は、各種信号線に接続される。端子T8,T9は、CAN通信用の信号線に接続される。端子T3は、空き端子である。
コネクタ34がこのようなCHAdeMO方式の電力伝送規格に適合したものである場合、本実施の形態では、端子T8,T9を通じて、車両2から充電装置3のコントローラ40へ上記の車両情報(キーの照合状態を示す情報や、キー照合後のドアのロック状態を示す情報等)が送信される。すなわち、この例では、CAN通信用の信号線が通信線CL(図2)として用いられる。
図4は、コネクタ34の接続面の他例を示す図である。この例では、GB/T規格のDC(Direct Current)充電方式の電力伝送規格に適合した例が示されている。図4を参照して、コネクタ34は、端子T11~T19を含む。
端子T11,T12は、それぞれ電力線PL,NLに接続される。端子T13は、グランド線に接続され、端子T14,T15は、CAN通信用の信号線に接続される。端子T16,T17は、各種信号線に接続され、端子T18,T19は、低圧の補助電源線に接続される。
コネクタ34がこのようなGB/T規格のDC充電方式の電力伝送規格に適合したものである場合、本実施の形態では、端子T14,T15を通じて、車両2から充電装置3のコントローラ40へ上記の車両情報が送信される。すなわち、この例でも、CAN通信用の信号線が通信線CL(図2)として用いられる。
このように、CHAdeMOやGB/T規格では、車両と車両外部の充電装置との間でCAN通信を行なうための信号線が設けられている。そこで、本実施の形態の充電システム1では、これらの規格に準じたCAN通信用の信号線(通信線CL)を用いて、ユーザの認証に関する車両情報が車両2から充電装置3のコントローラ40へ送信される。そして、充電装置3において、コントローラ40が、車両2から受ける上記車両情報に基づいて、コネクタ34に設けられるロック装置35を制御することができる。
図5は、充電装置3のコントローラ40により実行される処理の手順の一例を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、コネクタ34と車両2のインレット11との接続が検知されると開始される。
図5を参照して、コネクタ34とインレット11との接続が検知されると、コントローラ40は、ロック装置35(図2)を作動させ、ロック装置35をロック状態に制御する(ステップS10)。ロック装置35によりコネクタ34とインレット11との接続がロックされると、コントローラ40は、AC/DC変換器33へ駆動信号を出力し、充電装置3(電源設備4)による車両2の蓄電装置15の充電を開始する(ステップS20)。
その後、蓄電装置15の充電が終了すると(ステップS30においてYES)、コントローラ40は、通信線CL(CAN通信線)を通じて、車両2の車両情報を車両2から取得する(ステップS40)。上述のように、この車両情報は、ユーザが認証されているか否かを判定可能な情報を含んでいる。具体的には、車両情報は、車両2に近づいたユーザが保持しているキーの照合状態を示す情報や、キー照合後のドアのロック状態を示す情報等を含んでいる。
次いで、コントローラ40は、取得された車両情報に基づいて、キーの照合状態及びドアのロック状態を確認する(ステップS50)。そして、キー照合が成立していると判定されるか、又はドアがアンロック状態であると判定された場合に(ステップS50においてYES)、コントローラ40は、ユーザが認証されているものと判断して、ロック装置35によるコネクタ34とインレット11との接続のロックを解除する(ステップS60)。これにより、ロック装置35によるコネクタ34とインレット11との接続は、アンロック状態となる。
他方、ステップS50において、キー照合が成立しておらず、かつ、ドアがロック状態であると判定されている場合は(ステップS50においてNO)、コントローラ40は、ステップS60へ処理を移行しない。すなわち、この場合は、コントローラ40は、ユーザが認証されていないと判断して、ロック装置35をアンロック状態にはせず、ロック装置35のロック状態を継続する。これにより、ユーザが認証されていない状況で、充電終了に伴ないロック装置35がアンロック状態になることにより、コネクタ34がインレット11から取り外されて充電装置3が持ち去られるのを防止することができる。
以上のように、この実施の形態においては、充電装置3による車両2の蓄電装置15の充電中は、充電装置3においてロック装置35がロック状態に制御される。充電が終了すると、車両2から通信線CLを通じて充電装置3のコントローラ40へ車両情報が送信される。そして、車両情報に基づいてユーザの認証が確認されると、ロック装置35がアンロック状態になる。すなわち、ユーザの認証が確認されなければ、ロック装置35はアンロック状態にならない。したがって、この実施の形態によれば、充電装置3の盗難を防止することができる。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示により示される技術的範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 充電システム、2 車両、3 充電装置、4 電源設備、11 インレット、12,32 電圧センサ、13 電流センサ、14 充電リレー、15 蓄電装置、16 PCU、17 MG、18 駆動輪、20 充電ECU、22 ドアロックECU、31 プラグ、33 AC/DC変換器、34 コネクタ、35 ロック装置、40 コントローラ、41 プロセッサ、42 メモリ、43 入出力ポート、50 端子部、ACL,NL,PL 電力線、CL 通信線、T1~T19 端子。

Claims (1)

  1. 可搬式の充電装置であって、
    車両外部の電源設備から車両へ電力を供給するための電力ケーブルと、
    前記電力ケーブルに設けられ、前記車両のインレットに接続可能なコネクタとを備え、
    前記コネクタは、前記インレットとの接続状態をロック状態及びアンロック状態のいずれかに切替えるロック装置を含み、さらに、
    前記ロック装置を制御する制御装置を備え、
    前記車両は、ユーザの認証に関する車両情報を前記制御装置へ送信可能に構成され、
    前記制御装置は、
    前記電源設備から前記車両への給電中は、前記ロック装置をロック状態に制御し、
    前記車両への給電終了後、前記車両から前記車両情報を取得し、
    前記車両情報に基づいて、ユーザが認証されていると判定すると、前記ロック装置をアンロック状態に制御する、充電装置。
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