JP2011103754A - 車両用充電装置、電動バイクおよび盗難防止システム - Google Patents

車両用充電装置、電動バイクおよび盗難防止システム Download PDF

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Abstract

【課題】電動バイクを充電する場合であっても、電動バイクが盗難されるのを防止することを目的とする。
【解決手段】車両用充電装置3は、電動バイク本体の開閉式のシートを開いて露出する給電口に電力を供給するものであって、給電ケーブル5と、この給電ケーブル5に接続されると共に給電口に装着して電力を供給する給電プラグ4とを備え、給電プラグ本体4aに、給電ケーブル5を介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体の給電口の内壁に施錠または給電口の内壁から開錠する施錠部21を設けた。これにより、制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体の給電口の内壁に施錠でき、給電口の内壁に施錠されると給電口の外側で施錠されるよりも施錠部21を壊しにくく給電口から給電プラグ4を取り外すことができなくなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用充電装置、電動バイクおよび盗難防止システムに関する。
近年、ガソリンエンジンを搭載した自動二輪車と比較して、静寂性に優れ、しかも排気ガスを排出しない環境にやさしい車両として、蓄電装置と、この蓄電装置に蓄電された電力を用いて車輪を回転させるモータとを搭載した電動バイクが注目されている。この電動バイクでは、外部の車両用充電装置から電力を供給していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−204008号公報
ところで、一般住宅において電動バイクを充電する場合、住宅の外壁に設けた電源コンセントなどから車両用充電装置を介して電動バイクに電力を供給することが考えられる。この場合、電源コンセントは住宅内の家庭用電源に接続され、この家庭用電源から電源コンセントを介して車両用充電装置に電力が供給される。
このように家庭用電源を用いて電動バイクに電力を供給する場合、電力容量の制限から供給する電力、すなわち充電電流をあまり大きくできないので、蓄電装置の充電時間は長くなる。このため、電動バイクを充電中している間、車両所有者は電動バイクから離れ、例えば、住宅内で待機する。
しかしながら、車両所有者は住宅の外にある電動バイクを常に監視することはできないので、充電中に電動バイクが盗難される可能性もあるといった課題があった。
そこで本発明は、電動バイクを充電する場合であっても、電動バイクが盗難されるのを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明の車両用充電装置は、電動バイク本体の開閉式のシートを開いて露出する給電口に電力を供給する装置であって、給電ケーブルと、この給電ケーブルに接続されると共に給電口に装着して電力を供給する給電プラグとを備え、給電プラグ本体に、給電ケーブルを介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠または給電口の内壁から開錠する施錠部を設けたことを特徴とする。
また本発明の電動バイクは、電動バイク本体の給電口から供給された電力を蓄電する蓄電装置と、この蓄電装置に蓄電された電力により車輪を回転させる車輪駆動部とを備えたものであって、上記した車両用充電装置の給電プラグ本体に設けた施錠部を給電口の内壁に固定する固定部を備えたことを特徴とする。
また本発明の盗難防止システムは、上記した車両用充電装置と、上記した電動バイクとを備えたことを特徴とする。
本発明の車両用充電装置は、電動バイク本体の開閉式のシートを開いて露出する給電口に電力を供給する装置であって、給電ケーブルと、この給電ケーブルに接続されると共に給電口に装着して電力を供給する給電プラグとを備え、給電プラグ本体に、給電ケーブルを介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠または給電口の内壁から開錠する施錠部を設けたので、制御信号に基づいて給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠でき、給電口の内壁に施錠されると給電口の外側で施錠されるよりも施錠部を壊しにくく給電口から給電プラグを取り外すことができなくなる。これにより、車両用充電装置を電動バイクに接続して充電すれば、電動バイクは給電ケーブルに接続されることになり、電動バイクが盗難されるのを防止することができる。
また本発明の電動バイクは、電動バイク本体の給電口から供給された電力を蓄電する蓄電装置と、この蓄電装置に蓄電された電力により車輪を回転させる車輪駆動部とを備えたものであって、上記した車両用充電装置の給電プラグ本体に設けた施錠部を給電口の内壁に固定する固定部を備えたので、充電中は車両用充電装置の施錠部により給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠でき、給電口の内壁に施錠されると給電口の外側で施錠するよりも施錠部は壊しにくく給電口から給電プラグを取り外すことができなくなる。これにより、電動バイクは給電ケーブルに接続されることになり、充電中であっても電動バイクが盗難されるのを防止することができる。
また本発明の盗難防止システムは、上記した車両用充電装置と、上記した電動バイクとを備えたので、充電中は車両用充電装置の施錠部により給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠でき、給電口の内壁に施錠されると給電口の外側で施錠するよりも施錠部は壊しにくく給電口から給電プラグを取り外すことができなくなる。これにより、充電中であっても電動バイクは給電ケーブルに接続されることになり、電動バイクが盗難されるのを防止することができる。
本発明の実施の形態における盗難防止システムの構成を示す概要図 同盗難防止システムの電動バイクの構成図 同盗難防止システムの車両用充電装置の構成図 (a)は本発明の実施の形態における車両用充電装置の施錠部の開錠状態を示す断面図、(b)は同車両用充電装置の施錠部の施錠状態を示す断面図 本発明の実施の形態における車両用充電装置の回路部の回路構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における電動バイクの回路構成を示すブロック図 本発明の実施の形態における盗難防止システムの動作を説明するフローチャート
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一または相当の部分には同一の符号を付して説明する。
(実施の形態)
図1〜図6を参照しながら、本発明の実施の形態における盗難防止システムについて説明する。
まず、図1に示すように、盗難防止システム1は電動バイク2の盗難を防止するものであって、電動バイク2と、車両用充電装置3と、電動バイク2および車両用充電装置3を制御する制御装置としてのパーソナルコンピュータ10(以下、「PC10」と記す)とを備えている。
電動バイク2は、電動バイク本体2aに回転自在に支持されている車輪2dと、車輪駆動部としてのモータ2cおよび電力を蓄電する蓄電装置6とを備えている。電動バイク2は、蓄電装置6に蓄電された電力を用いてモータ2cで後輪である車輪2dを回転させ、他の場所に移動することができる。
モータ2cは、ブラシレス直流モータを使用し、例えば、車輪2dに組み込まれたインホイール型のモータを用いる。
蓄電装置6としては、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池、アルカリ電池などの二次電池を用いる。なお、急速充電用としては蓄電容量が大きいニッケル水素電池が好ましい。
また、電動バイク2にはPC10から認証を行うための認証情報を予め記憶部に記憶しておく。
車両所有者は、図2に示すように、電動バイク2を充電するときに電動バイク本体2aの座席であるシート2bを軸2eを中心に回動させながら上側に持ち上げ、電動バイク本体2aの給電口7を露出させる。そして、車両所有者は車両用充電装置3の給電プラグ4を電動バイク本体2aの給電口7に挿入し、蓄電装置6に電力を充電する。また、図2中の給電プラグ4は給電口7に縦方向に装着されている。
また、車両用充電装置3は電力線である給電ケーブル5を介して住宅8の外壁に設けた電源コンセント8aに接続される。電源コンセント8aは住宅8内の家庭用電源9に電力線9aを介して接続されている。給電口7に装着された給電プラグ4の上端位置を閉じた状態のシート2bの上面位置よりも高くしている。これにより、給電口7に給電プラグ4が装着されるとシート2bを閉じることができない。
図1に戻り、PC10は電力線通信部10aを介して電力線9aに接続されている。これにより、PC10は住宅8内から電力線通信により電動バイク2の認証および車両用充電装置3の制御を行うことができる。PC10は電動バイク2の認証結果に基づいて電動バイク2に電力を供給するか否かを制御する。PC10は電動バイク2の認証情報とPC10内の登録情報とを照合し、照合結果が一致した場合、車両用充電装置3を介して電動バイク2に電力を供給するように制御する。一方、PC10は照合結果が不一致の場合、車両用充電装置3を介して電動バイク2に電力を供給しないように制御する。これにより、悪意のある者による他の車両への盗電を防止する。
このように、家庭用電源9の電力を用いて電動バイク2の充電を行う。家庭用電源9の電力容量の制限から供給電力、すなわち充電電流をあまり大きくできないので、蓄電装置6の充電時間は長くなる。このため、電動バイク2を充電中している間、車両所有者は電動バイク2から離れ、例えば、住宅8内で待機する。
しかしながら、車両所有者は住宅8の外にある電動バイク2を常に監視することはできないので、充電中に電動バイク2が盗難される可能性もある。
そこで本実施の形態の盗難防止システム1では、充電中に電動バイク2が盗難されるのを防ぐために、図3に示す構成とした。
すなわち、図3に示すように、車両用充電装置3の給電プラグ本体4aに、給電ケーブル5を介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠または給電口7の内壁から開錠する施錠部21を設けた。
これにより、制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠でき、給電口7の内壁に施錠されると給電口7の外側で施錠されるよりも施錠部21を壊しにくく給電口7から給電プラグ4を取り外すことができなくなる。これにより、車両用充電装置3を電動バイク2に接続して充電すれば、電動バイク2は給電ケーブル5に接続されることになり、充電中に電動バイク2が盗難されるのを防止することができる。また、施錠部21は給電ケーブル5を介して受信される制御信号に基づいて開錠されるため、給電ケーブル5を切断して電動バイク2を盗んでも施錠部21を開錠できない。
具体的には、図4(a)に示すように、給電プラグ本体4aの先端近傍に施錠部21を設け、例えば、施錠部21は給電プラグ本体4a内の収納空間21aに可動部21bを出入り自在に収納した。給電プラグ本体4aの外装は、強化プラスチックや肉厚の厚い金属で形成されている。施錠部21は施錠または開錠するときに可動部21bを収納空間21a内のガイドに沿って摺動する。施錠部21は給電ケーブル5を介して受信される制御信号に基づいて施錠部21の施錠または開錠を行う。施錠部21の施錠または開錠の制御については後述する。
図4(a)の例では、施錠部21の可動部21bが凸形状の、例えばロックピンで形成され、固定部21cは給電口7の内壁に凹形状の溝部により形成される。固定部21cは、給電プラグ本体4aを給電口7に装着したとき施錠部21と同じ深さの位置に設けられている。また、固定部21cの溝部は給電口7の内壁を一周するように形成されている。これにより、施錠部21の可動部21bをどの角度でも固定部21cに係止させて固定できるので、給電プラグ本体4aの位置決めが容易となる。
施錠部21は、充電前や充電が完了した後の開錠状態では、給電プラグ本体4aの表面から可動部21bを突出しないように収納空間21a内に収納する。施錠部21が開錠状態では、給電プラグ本体4aは電動バイク本体2aの給電口7の内壁に設けた固定部21cから解放され、開錠状態となる。これにより、給電プラグ4を給電口7に装着して給電プラグ4の先端部に設けた電気端子をコネクタ24に接続でき、コネクタ24と接続されている蓄電装置6に電力を供給できる。
一方、図4(b)に示すように、給電プラグ4が給電口7への装着が完了して充電が開始されると、施錠部21は施錠状態となり、給電プラグ本体4aの表面から可動部21bが収納空間21aから突出され、電動バイク本体2aの給電口7の内壁に設けた固定部21cに係止され固定される。これにより、施錠部21が固定部21cから解放(開錠)されるまで、給電プラグ4を給電口7から取り外すことはできない。
このように、給電プラグ4を給電口7に装着して施錠すると、充電中、給電プラグ本体4aは給電口7の内壁に施錠されるので給電口7から取り外すことができなくなる。これにより給電プラグ4を外して電動バイク2を盗むことができない。また、給電プラグ4の給電ケーブル5を切断して電動バイク2を盗んだとしても、給電口7に装着された給電プラグ4の上端位置を閉じた状態のシート2bの上面位置よりも高くしているので、シート2bを閉じることができない。これにより、電動バイク2の運転をやりにくくし、盗難を抑止している。
このようにして、電動バイク2を充電する場合であっても、電動バイク2が盗難されるのを防止している。
なお、図3、図4に示すように、給電プラグ本体4aにスピーカ23を備え、給電プラグ本体4aの内部に設けた回路部22が給電ケーブル5の断線を検出しスピーカ23から警告音を発するようにしている。これによっても、電動バイク2を盗もうとしてもすぐわかり、盗難行為を抑止することができる。
図4に示すように、スピーカ23の取り付け位置は、給電プラグ4をコネクタ24と連結した状態でスピーカ23が電動バイク本体2aの給電口7より外側になるようにしている。これにより、スピーカ23の警告音が周囲に良く聞こえる。なお、給電プラグ本体4aに複数のスピーカ23を設け、各スピーカ23を異なる向きにして設置するようにしてもよい。例えば、4つのスピーカ23を設け、互いの向きの角度が90度となるように設置する。これにより、どの向きからでも警告音が良く聞こえる。
次に、図1、図4および図5を参照しながら、車両用充電装置3の給電プラグ本体4a内に設けた回路部22の回路構成について説明する。
回路部22は、図5に示すように、AC/DC変換部221、接続検出部222、電力線通信部223、制御部224、断線検出部225および警報部226を備えている。
AC/DC変換部221は、給電ケーブル5から供給される交流、例えば、家庭用電源9(図1)の100ボルトの交流を直流に変換し、コネクタ24を介して蓄電装置6に電力(直流)を供給する。AC/DC変換部221は、PC10(図1)から電力線9aを用いて送信された制御信号を電力線通信部223を介して受信する。AC/DC変換部221は、受信して得た制御信号が給電許可の場合は電力を出力し、給電不許可の場合は電力の出力を停止する。
接続検出部222は、給電プラグ4がコネクタ24に接続されたことを検出し、この検出結果を電力線通信部223を用いて住宅8内のPC10と電力線通信により通知する。接続検出部222は、給電プラグ4がコネクタ24に接続されたときに、コネクタ24の一部の2つのピンが短絡されることにより接続を検出する。
制御部224は、電力線通信部223を用いて住宅8内のPC10からの制御信号を電力線通信により受信する。制御部224は制御信号として施錠命令を受信すると、制御部224により施錠部21の可動部21bを作動させ施錠する。これにより、施錠部21の可動部21bが給電プラグ本体4aの表面より突出され、給電口7の内壁に設けた固定部21cの溝部に固定される。一方、PC10からの開錠命令を受信すると、制御部224により施錠部21の可動部21bを作動させ開錠する。開錠された場合、施錠部21の可動部21bは給電プラグ本体4aの収納空間21a内に収納され、給電口7の内壁に設けた固定部21cの溝部から解放される。このように、施錠部21は制御部224、すなわちPC10からの制御信号により制御され、給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠または開錠する。
断線検出部225は、電力線通信部223を用いて住宅8内のPC10と所定の間隔で電力線通信し、接続確認情報を送受信する。そして、断線検出部225は接続確認情報が途絶えたことにより給電ケーブル5の断線を検出する。接続確認情報として例えば、PC10側で車両用充電装置3に対して予め設定入力される機器固有情報を用いる。
警報部226は、断線検出部225で給電ケーブル5の断線が検出された場合、スピーカ23から警報を発する。このように、給電ケーブル5を切断して電動バイク2を盗もうとしても警報が発せられるので、盗難行為を抑止することができる。
次に、図1、図5および図6を参照しながら、電動バイク2の回路構成について説明する。
電動バイク2には、車両用充電装置3の回路部22からコネクタ24を介して蓄電装置6に電力が供給される。
また電動バイク2は、PC10(図1)から車両用充電装置3の回路部22を介して送信される問い合わせに応答する。すなわち、電動バイク2は、PC10の問い合わせに対して記憶部11に予め記憶してある認証情報を電力線通信部13を用いて電力線9aにより返信する。これにより、電動バイク2は記憶部11の認証情報を車両用充電装置3の回路部22を介して住宅8内のPC10に送信する。
PC10は住宅8内の電力線9a(図1)を介して受信した電動バイク2の認証情報と内部の登録情報とを照合し、一致した場合は車両用充電装置3に電力供給を許可する制御信号を送信する。一方、照合した結果が不一致の場合、車両用充電装置3に電力供給を不許可にする制御信号を送信する。
また電動バイク2は、蓄電装置6の充電状態を電力線9aを介してPC10に通知する。これにより、車両所有者は充電完了をPC10により知ることができる。車両所有者は、PC10の画面のメッセージなどから充電完了を確認した後、給電プラグ4を電動バイク本体2aの給電口7から取り外すために施錠部21を開錠する。この場合、PC10に開錠命令を入力して施錠部21を開錠する。車両用充電装置3の回路部22は、PC10から開錠命令を受信すると施錠部21を固定部21cから外し、これにより施錠部21が開錠される。施錠部21が開錠されると、給電プラグ4を電動バイク本体2aの給電口7から取り外すことができる。
このように、PC10に解除命令を入力するまで給電プラグ4を電動バイク本体2aの給電口7から取り外すことができないので、電動バイク2が盗まれるのを防止できる。
また、電動バイク2はモータ2cを制御部12により制御し、車輪2dを回転させる。
次に、図1、図4、図5および図7を参照しながら、盗難防止システム1の動作について説明する。
図7に示すように、盗難防止システム1では、車両所有者により給電プラグ4が電動バイク本体2aの給電口7に挿入され、車両用充電装置3の回路部22がコネクタ24に連結され装着が完了したことをPC10側で検出すると(S100、S102)、給電プラグ本体4aの施錠部21を作動して車両用充電装置3の給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠し(S104)、給電プラグ4を給電口7から取り外せないようにする。これにより、給電プラグ4を給電口7から外し盗難されるのを防止する。
そして盗難防止システム1は、PC10側から電動バイク2の認証情報を電力線通信により取得し、取得した認証情報と登録情報とを照合し、照合結果が一致した場合は車両用充電装置3の給電プラグ4を介して電動バイク2に電力を供給する(S106)。これにより、盗電を防止する。
次に盗難防止システム1は、給電ケーブル5の接続状態を監視するため、PC10と車両用充電装置3の回路部22との間で所定の間隔で接続確認情報をやり取りする。所定の間隔は、例えば1秒間隔である。車両用充電装置3の回路部22は、充電が完了する前に接続確認情報が得られなくなった場合、断線検出部225により給電ケーブル5の断線を検出する(S108)。また、PC10側も同様に、充電が完了する前に確認情報が得られなくなったことにより給電ケーブル5の断線を検出する。
盗難防止システム1は、車両用充電装置3の回路部22により確認情報が得られない場合(S110)、給電ケーブル5が断線と判断してスピーカ23から警告音を発する(S112)。これにより、盗難防止システム1では、給電ケーブル5を切断して電動バイク2を盗んでも警告音を発するようにし、盗難行為を防止している。
同様に、PC10側で確認情報が得られなくなった場合、盗難の可能性があると判断して警告音を発すると共に画面上に警告を表すメッセージを表示する。
これにより、盗難防止システム1では、車両所有者は電動バイク2を離れ住宅8内で待機しても、電動バイク2を監視でき、盗難を防止することができる。
一方、盗難防止システム1は、PC10で車両用充電装置3の回路部22から所定の間隔で確認情報が得られる場合(S110)、電動バイク2の蓄電装置6の充電状態の情報を電力線通信によりPC10側に取得する(S114)。
次に盗難防止システム1は、PC10側で蓄電装置6の充電状態の情報から充電が完了したか否かを判断し(S116)、充電が完了していない場合は(S106)から(S116)を繰り返し実行する。なお、PC10側で蓄電装置6の充電状態の情報を表示するようにしてもよい。
これにより、車両所有者は住宅8内でも電動バイク2の充電状態を監視でき、充電の完了予測時間を知るなどすることができる。
次に、盗難防止システム1は蓄電装置6の充電を完了すると(S116)、PC10の表示画面に充電完了のメッセージを表示すると共に車両所有者による施錠部21の開錠命令の入力を待つメッセージを表示し入力待ち状態となる(S118)。
次に、盗難防止システム1では、車両所有者がPC10に開錠命令を入力すると(S120)、車両用充電装置3の回路部22に開錠命令を送信し、施錠部21を開錠する。これにより、施錠部21の可動部21bが電動バイク本体2aの固定部21cから外れ、給電プラグ本体4aを給電口7の内壁から開錠し(S122)、取り外すことができる。
以上のように本実施の形態によれば、図2、図3および図4に示すように、車両用充電装置3は、電動バイク本体2aの開閉式のシート2bを開いて露出する給電口7に電力を供給するものであって、給電ケーブル5と、この給電ケーブル5に接続されると共に給電口7に装着して電力を供給する給電プラグ4とを備え、給電プラグ本体4aに、給電ケーブル5を介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠または給電口7の内壁から開錠する施錠部21を設けたので、制御信号に基づいて給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠でき、給電口7の内壁に施錠されると給電口7の外側で施錠されるよりも施錠部21を壊しにくく給電口7から給電プラグ4を取り外すことができなくなる。これにより、車両用充電装置3を電動バイク2に接続して充電すれば、電動バイク2は給電ケーブル5に接続されることになり、充電中に電動バイク2が盗難されるのを防止することができる。
また本実施の形態の電動バイク2は、電動バイク本体2aの給電口7から供給された電力を蓄電する蓄電装置6と、この蓄電装置6に蓄電された電力により車輪2dを回転させる車輪駆動部としてのモータ2cを備えたものであって、車両用充電装置3の給電プラグ本体4aに設けた施錠部21を給電口7の内壁に固定する固定部21cを備えたので、給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠でき、給電口7の内壁に施錠されると給電口7の外側で施錠されるよりも施錠部21を壊しにくく給電口7から給電プラグ4を取り外すことができなくなる。これにより、充電中に電動バイク2が盗難されるのを防止することができる。
また本実施の形態の盗難防止システム1は、車両用充電装置3と、電動バイク2とを備えたので、充電中は車両用充電装置3の施錠部21により給電プラグ本体4aを電動バイク本体2aの給電口7の内壁に施錠でき、給電口7の内壁に施錠されると給電口7の外側で施錠されるよりも施錠部21を壊しにくく給電口7から給電プラグ4を取り外すことができなくなる。これにより、充電中に電動バイク2が盗難されるのを防止することができる。
なお、本発明の具体的な構成は、上述の実施の形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更および修正が可能である。
また、認証情報として電動バイク2の認証情報を用いたがこれに限定されない。例えば、電力線通信部10aのネットワークIDまたは暗号鍵を使うようにしてもよい。
また、本実施の形態では電動バイク2を例に説明したが、これに限定されない。例えば、電気により人力を補助する電動アシスト自転車、電気自動車にも適用することができる。
本発明の車両用充電装置は、電動バイク本体の開閉式のシートを開いて露出する給電口に電力を供給するものであって、給電ケーブルと、この給電ケーブルに接続されると共に給電口に装着して電力を供給する給電プラグとを備え、給電プラグ本体に、給電ケーブルを介して受信される制御信号に基づいて給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠または給電口の内壁から開錠する施錠部を設けたので、給電プラグ本体を電動バイク本体の給電口の内壁に施錠でき、給電口の内壁に施錠されると給電口の外側で施錠するよりも施錠部は壊しにくく給電口から給電プラグを取り外すことができなくなる。
これにより、充電する場合であっても、車両が盗難されるのを防止することを可能とする車両用充電装置、電動バイク、電動アシスト自転車および電気自動車などの車両および盗難防止システムなどに有用なものである。
1 盗難防止システム
2 電動バイク
2a 電動バイク本体
2b シート
2c モータ
2d 車輪
2e 軸
3 車両用充電装置
4 給電プラグ
4a 給電プラグ本体
5 給電ケーブル
6 蓄電装置
7 給電口
8 住宅
8a 電源コンセント
9 家庭用電源
9a 電力線
10 PC
10a,13,223 電力線通信部
11 記憶部
12 制御部
21 施錠部
21a 収納空間
21b 可動部
21c 固定部
22 回路部
23 スピーカ
24 コネクタ
221 AC/DC変換部
222 接続検出部
224 制御部
225 断線検出部
226 警報部

Claims (6)

  1. 電動バイク本体の開閉式のシートを開いて露出する給電口に電力を供給する車両充電装置であって、
    給電ケーブルと、この給電ケーブルに接続されると共に前記給電口に装着して電力を供給する給電プラグとを備え、
    前記給電プラグ本体に、前記給電ケーブルを介して受信される制御信号に基づいて前記給電プラグ本体を前記電動バイク本体の前記給電口の内壁に施錠または前記給電口の内壁から開錠する施錠部を設けたことを特徴とする車両用充電装置。
  2. 前記給電口に装着された前記給電プラグの上端位置を閉じた状態の前記シートの上面位置よりも高くしたことを特徴とする請求項1記載の車両用充電装置。
  3. 電動バイク本体の給電口から供給された電力を蓄電する蓄電装置と、この蓄電装置に蓄電された電力により車輪を回転させる車輪駆動部とを備えた電動バイクであって、
    請求項1または請求項2に記載の車両用充電装置の給電プラグ本体に設けた施錠部を前記給電口の内壁に固定する固定部を備えたことを特徴とする電動バイク。
  4. 請求項1または請求項2に記載の車両用充電装置と、請求項3に記載の電動バイクとを備えたことを特徴とする盗難防止システム。
  5. 前記車両用充電装置と電力線を介して接続された制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記車両用充電装置の給電プラグ本体の施錠部を電力線を介して制御することを特徴とする請求項4記載の盗難防止システム。
  6. 前記制御装置は、充電中に前記車両用充電装置との間で所定の間隔で確認情報を通信し、前記確認情報が途絶えたことにより前記給電ケーブルの断線を検出することを特徴とする請求項5記載の盗難防止システム。
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