JP2022093948A - シート給送装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送部材からの異物の除去および回収、そして、シート束からのシートの分離を可能にするシート給送装置を提供することを課題とする。【解決手段】用紙束PAを積載する用紙トレイ21と、用紙Pを搬送する給紙コロ23およびリバースコロ29と、エアを供給するエア供給装置24と、エア案内部30とを備えた給紙装置4であって、エア案内部30は、用紙トレイ21に積載された用紙束PAの上部にエアを案内する第1案内部33と、給紙コロ23およびリバースコロ29にエアを案内する第2案内部34と、エア供給装置24がリバースコロ29の側から吸気する吸気部35とを備えたことを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、シート給送装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置にはシート給送装置としての給紙装置が設けられる。給紙装置は、給紙トレイ(シート積載部)に、用紙(シート)の束である用紙束を積載する。そして、このような給紙装置として、用紙束の上部にエアを吹き付けて、用紙束から最上部の用紙を分離および搬送するエア給紙方式のものが存在する。
また給紙装置では、用紙を搬送する給紙ローラなどの搬送部材に紙粉等の異物が付着するという問題があった。
これに対して、特許文献1(特開2004-18159号公報)の給紙装置では、給紙ローラの近傍で給紙ローラに対向する位置に、ファンおよびダクトが設けられる。このファンからの送風により、ダクトを介して給紙ローラにエアを吹き付け、給紙ローラに付着した紙粉を取り除くことができる。また、このようにして取り除かれた紙粉は、給紙ローラの下方に配置されたトレイに溜るようになっている。
しかし特許文献1のファンは、前述した用紙束から最上部の用紙を分離するためのエアを吹き出す構成になっておらず、用紙分離のエアが必要な場合、上記ファンとは別にエア供給装置を設ける必要があった。また、特許文献1のようにトレイを搬送部材の下方に配置して異物を回収する構成は、レイアウト上の制約が大きく、装置の構成によっては、そもそもトレイを適切に配置できないという問題があった。
搬送部材からの異物の除去および回収、そして、シート束からのシートの分離を可能にするシート給送装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、シート束を積載するシート積載部と、シートを搬送する搬送部材と、エアを供給するエア供給装置と、エア案内部とを備えたシート給送装置であって、前記エア案内部は、前記シート積載部に積載された前記シート束の上部にエアを案内する第1案内部と、前記搬送部材にエアを案内する第2案内部と、前記エア供給装置が前記搬送部材の側から吸気する吸気部とを備えたことを特徴とする。
本発明のシート給送装置によれば、搬送部材からの異物の除去および回収、そして、シート束からのシートの分離が可能になる。
画像形成装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る給紙装置の概略図である。 シャッターを第2位置に配置した状態の給紙装置の概略図である。 実施形態に係る給紙装置の概略図である。 画像形成装置の清掃モードを制御する制御構成を示すブロック図である。 清掃モード時の表示部の選択画面を示す図である。 清掃モードの手順を示すフローチャートである。 異なる実施形態の給紙装置の概略図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。以下の説明では、画像形成装置として電子写真方式のモノクロ画像形成装置について例示する。また、画像形成装置に設けられるシート給送装置として、シートとしての用紙を搬送する給紙装置を例示する。
図1に示すモノクロの画像形成装置1には、感光体ドラム10が設けられている。感光体ドラム10は、表面上に現像剤としてのトナーを担持可能なドラム状の回転体であり、図の矢印方向に回転する。感光体ドラム10の周囲には、帯電ローラ11と、現像ローラ7等を備えた現像装置12と、クリーニングブレード13等が設けられる。帯電ローラ11は感光体ドラム10の表面を一様に帯電させる。現像ローラ7は感光体ドラム10の表面にトナーを供給する。クリーニングブレード13は感光体ドラム10の表面をクリーニングする。
感光体ドラム10の上方には、露光部が配置されている。露光部が画像データに基づいて発したレーザ光Lbが、ミラー14を介して感光体ドラム10の表面に照射される。
また、感光体ドラム10に対向する位置には、転写チャージャを備えた転写手段15が配置されている。転写手段15は、感光体ドラム10表面上の画像を用紙Pに転写する。
画像形成装置1の下部には、シート給送装置としての給紙装置4が設けられる。給紙装置4は、シート積載部としての給紙トレイ21、搬送部材としてのピックアップコロ22、および、給紙コロ23、および、リバースコロ29等を有する。給紙トレイ21は用紙Pの束である用紙束PAを収容する。ピックアップコロ22は、給紙トレイ21に積載された用紙束PAの最上部の用紙P1を搬送路5へ搬出する。ピックアップコロ22の搬送方向下流側には給紙コロ23、リバースコロ29が配置され、そのさらに下流側にレジストローラ対16が配置されている。
定着装置9は、後述する加熱体によって加熱される定着ベルト17、その定着ベルト17を加圧可能な加圧ローラ18等を有している。
以下、図1を参照して上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
印刷動作(画像形成動作)が開始されると、まず感光体ドラム10が帯電ローラ11によってその表面を帯電される。そして、画像データに基づいて露光部からレーザービームLbが感光体ドラム10表面へ照射される。感光体ドラム10の照射された部分の電位が低下して、静電潜像が形成される。静電潜像が形成された感光体ドラム10には、現像装置12から表面部分にトナーが供給され、静電潜像がトナー画像(現像剤像)として可視像化される。そして、転写後の感光体ドラム10に残されたトナー等は、クリーニングブレード13によって取り除かれる。
一方、印刷動作が開始されると、画像形成装置1の下部では、給紙装置4のピックアップコロ22が回転駆動することによって、給紙トレイ21に積載された用紙束PAの最上部の用紙P1が搬送路5に送り出される。
搬送路5に送り出された用紙Pは、レジストローラ対16によってタイミングを計られ、感光体ドラム10表面上のトナー画像と向かい合うタイミングで転写手段15と感光体ドラム10との対向部である転写部へ搬送される。そして、転写手段15による転写バイアス印加により、用紙表面にトナー画像が転写される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置9へと搬送され、加熱されている定着ベルト17と加圧ローラ18とによって加熱および加圧されて、トナー画像が用紙Pに定着される。そして、トナー画像が定着された用紙Pは、定着ベルト17から分離され、定着装置9の下流側に設けられた搬送ローラ対によって搬送され、装置外側に設けられた排紙トレイへと排出される。
次に、上記の給紙装置について、より詳細に説明する。
図2に示すように、給紙装置4は、給紙トレイ21、ピックアップコロ22、給紙コロ23、リバースコロ29、エア供給装置24、エア案内部30などを備える。エア案内部30は、共通室31と、切り替え部としてのシャッター32と、第1案内部33と、第2案内部34と、後述する吸気部35(図4参照)と、を備える。
図2に示すように、給紙トレイ21は上下動することができる。給紙トレイ21は、検知機構により、給紙トレイ21上に積載した用紙Pの枚数が減少したことが検知されると(用紙束PAの高さが低くなったことが検知されると)、それに合わせて上昇する。これにより、用紙束PAの最上部の用紙P1を一定の高さに維持できる。
給紙コロ23は、給紙モータの駆動力によって回転する。リバースコロ29は、給紙コロ23の回転に伴って従動回転する。ピックアップコロ22によって搬送されてきた用紙Pは、これらのコロ同士のニップ部で挟持され、給紙コロ23およびリバースコロ29の回転動作により、さらに下流側へ搬送される。
また、リバースコロ29は、給紙コロ23の給紙モータとは異なる駆動機構により、給紙コロ23と逆方向に回転できる。ピックアップコロ22によって複数の用紙Pが重なって搬送された場合には、給紙コロ23が最上部の用紙P1を下流側へ搬送すると共に、リバースコロ29の回転動作により、リバースコロ29側の用紙Pを給紙トレイ21側へ戻すことができる。これにより、給紙装置4が、最上部の用紙Pだけを分離してさらに下流側へ搬送できる。
第1案内部33は、エア供給装置24から吹き出されたエアを用紙束PAの上部に案内する。第1案内部33は、第1流路33aと、第1連通口33bと、第1吹出口33cとを有する。第1流路33aは、その一方の端部に設けられた第1連通口33bを介して共通室31に連通する。第1流路33aの他方の端部に第1吹出口33cが設けられる。第1吹出口33cは、給紙トレイ21に積載された用紙束PAの上部に向けて開口している。
第2案内部34は、エア供給装置24から吹き出されたエアを給紙コロ23およびリバースコロ29側へ案内する。第2案内部34は、第2流路34aと、第2連通口34bと、第2吹出口34cとを有する。第2流路34aは、その一方の端部に設けられた第2連通口34bを介して共通室31に連通する。第2流路34aの他方の端部に第2吹出口34cが設けられる。第2吹出口34cは給紙コロ23およびリバースコロ29に向けて開口している。
シャッター32は、駆動機構の駆動力により図2の左右方向に往復運動できる。この往復運動により、図2に示す第1位置と図3に示す第2位置とを往復できる。図2に示すように、第1位置に配置されたシャッター32は、第1連通口33bを開放し、第2連通口34bを塞ぐ。図3に示すように、第2位置に配置されたシャッター32は、第1連通口33bを塞ぎ、第2連通口34bを開放する。
給紙装置4から搬送路5(図1参照)へ用紙Pを供給する際には、シャッター32が図2に示す第1位置に配置される。この状態で、エア供給装置24から送り出されたエアは、共通室31から第1連通口33b、第1流路33a、そして第1吹出口33cを介して用紙束PAの上部に吹き付けられる。これにより、用紙束PAの最上部の用紙P1が用紙束PAから分離され、ピックアップコロ22、そして、給紙コロ23およびリバースコロ29により搬送路へ送り出される。
一方、後述する清掃モード時など、給紙コロ23およびリバースコロ29から異物を取り除く際には、シャッター32が図3に示す第2位置に配置される。この状態で、エア供給装置24から送り出されたエアは、共通室31から第2連通口34b、第2流路34a、そして第2吹出口34cを介して、給紙コロ23およびリバースコロ29に吹き付けられる。これにより、給紙コロ23およびリバースコロ29の外周面に付着した紙粉などの異物を取り除くことができる。
次に、給紙装置4に設けられた吸気部の構成について、図4を用いて説明する。
図4に示すように、吸気部35は、吸気路35aと、吸気口35bと、第3連通口35cと、フィルター36と、風速計37とを有する。
吸気路35aは、その一方の端部に吸気口35bが設けられ、他方の端部に第3連通口35cが設けられる。吸気路35aは、第3連通口35cを介してエア供給装置24に連通する。吸気路35aの途中に風速計37が設けられる。
吸気口35bは、給紙コロ23およびリバースコロ29の重力方向下側に設けられ、給紙コロ23およびリバースコロ29の側に開口している。吸気口35bには、リバースコロ29側にフィルター36が設けられる。
エア供給装置24は、前述のように第2案内部34を介して給紙コロ23およびリバースコロ29にエアを吹き付ける動作を行うと共に、第3連通口35c、吸気路35a、吸気口35b、そしてフィルター36を介して、給紙コロ23およびリバースコロ29側から吸気する動作(以下、これらの動作を清掃動作とも呼ぶ)を行う。この吸気動作により、エアの吹き付けにより給紙コロ23あるいはリバースコロ29の表面から取り除かれた紙粉などの異物を、フィルター36に付着させることができる。そして、フィルター36を定期的に清掃あるいは交換することで、給紙コロ23およびリバースコロ29から取り除いた異物を回収することができる。従って、第2案内部34を介したエアの吹き付けにより給紙コロ23およびリバースコロ29から取り除いた異物が、再び給紙装置4の各部やその周辺部などに付着することを防止できる。
以上のように本実施形態では、一つのエア供給装置24により、用紙束PAから用紙Pを分離するためのエアの吹き付け、および、給紙コロ23およびリバースコロ29から異物を取り除くためのエアの吹き付け、そして、給紙コロ23およびリバースコロ29から取り除いた異物の回収のための吸気動作をすべて実施できる。従って、それぞれに専用のエア供給装置を設ける構成の給紙装置と比較すると、給紙装置の小型化や低コスト化を実現できる。
また吸気口35bにフィルター36を設けることで、異物の回収を効率的にできると共に、吸気路35aを介してエア供給装置24に異物が入り込むことを防止し、エア供給装置24の故障を防止できる。
また吸気動作時には、風速計37により吸気路35a内の風速を計測する。これにより、風速計37の風量が低下した際には、フィルター36に一定量の異物が付着したと判断できる。従って、画像形成装置1の表示部51(図5参照)によりフィルターの交換時期を報知する等して、適切なタイミングでフィルター36の交換が可能である。従って、エア供給装置24による吸気動作を安定させ、異物の回収を安定して行うことができる。
次に、清掃動作を実施する清掃モードに関する画像形成装置の制御構成を、図5のブロック図を用いて説明する。
図5に示すように、画像形成装置1は、制御部50、表示部51、シャッター駆動部52、給紙モータ53等を備える。本実施形態では、制御部50が画像形成装置1に設けられるものとしたが、給紙装置4に設けられていてもよい。
制御部50は、表示部51に必要な情報を表示させることができる。制御部50は、シャッター駆動部52を駆動して、シャッター32を前述の第1位置および第2位置のいずれかの位置へ移動させることができる。制御部50は、給紙モータ53を駆動して、給紙コロ23を回転させることができる。制御部50は、エア供給装置24にエアの吹き付け、および吸引動作を実施させることができる。
図6は清掃モードを開始する際に、表示部51に表示される選択画面の一例を表示している。本実施形態では、表示部51は操作部を兼ねたタッチパネルである。ただし、キーボタン等を有する操作部が別途設けられた構成であってもよい。
図6に示すように、清掃モードを開始する際には、「風量」、「吹付け時間」、「給紙コロ駆動」の3項目について設定する。「風量」は、エア供給装置24により吹き出すエアの強弱を選択する項目である。「吹付け時間」は、エア供給装置24(図4参照)によるエアの吹付け時間を選択する項目である。「給紙コロ駆動」は、清掃動作時の給紙コロ23の回転動作の有無を選択する項目である。清掃動作において、「給紙コロ駆動」をONにした場合、リバースコロ29は給紙コロ23の回転動作に伴って従動回転する。
給紙コロ23を回転させながら清掃動作を実行することで、給紙コロ23およびリバースコロ29の全周にエアを吹き付けて異物を取り除くことができる。また、「風量」、「吹付け時間」、「給紙コロ駆動」の各項目を上記のように変更可能とすることで、異なる複数の条件で清掃動作を実施することができる。
次に、清掃モードを実行した場合の手順について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7に示すように、清掃モードを開始すると、まず、制御部50がシャッター32を第2位置へ移動させる(ステップS1)。そして、制御部50はエア供給装置24にエアの吹き付けおよび吸引動作を実施させる(ステップS2)。「給紙コロ駆動」がONの設定の場合には、制御部50は給紙モータ53を駆動させる(ステップS3、S4)。
上記の動作を、設定された「吹付け時間」である時間A〔s〕だけ継続する(ステップS5)。
そして、上記時間経過後、「給紙コロ駆動」がONの設定の場合には、制御部50は給紙モータ53を停止させる(ステップS6、S7)。また、制御部50はエア供給装置24によるエアの吹き付け、および、吸引動作を停止させる(ステップS8)。最後に、制御部50はシャッター32を第1位置へ移動させる(ステップS9)。以上により、清掃モードが終了する。
次に、異なる実施形態の給紙装置を、図8を用いて説明する。
図8(a)に示すように、本実施形態では、第2案内部34が、第2吹出口34cを有する第2吹出口部39を着脱できる。より詳細には、第2吹出口部39は第2流路34aの一部を構成しており、第2吹出口部39は、第2流路34aのその他の部分に対して着脱される。
本実施形態では、第2吹出口部39を取り外すことで、第2吹出口34c表面や第2流路34a内に付着した紙粉などの異物を取り除くことができる。また、第2吹出口部39を交換することができる。従って、第2案内部34のメンテナンス性が向上する。また図8(b)に示すように、第2吹出口部39の交換により、第2吹出口34cの吹き出し角度を変更することが可能になる。
また、第1案内部33は、第1吹出口33cを有する第1吹出口部38を着脱できる。これにより、上記の第2案内部34と同様、第1案内部33のメンテナンス性が向上すると共に、第1吹出口33cの吹き出し角度を変更することが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すモノクロ画像形成装置に限らず、カラー画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。また、本発明に係る画像形成装置はインクジェット方式の画像形成装置であってもよい。
シートとしては、用紙P(普通紙)の他、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔等が含まれる。
以上の実施形態では、第1案内部および第2案内部が、それぞれエアが流れる流路および吹出口を有しており、これらによってエアの吹き出す方向を分岐させる構成を例示した。しかし、例えば第1案内部および第2案内部が吹出口のみを有し、吹出口のみによってその吹き出す方向を分岐させる構成であってもよい。
1 画像形成装置
4 給紙装置(シート給送装置)
21 給紙トレイ(シート積載部)
22 ピックアップコロ(搬送部材)
23 給紙コロ(搬送部材)
24 エア供給装置
29 リバースコロ(搬送部材)
30 エア案内部
32 シャッター(切り替え部)
33 第1案内部
33c 第1吹出口
34 第2案内部
34c 第2吹出口
35 吸気部
35a 吸気路
35b 吸気口
36 フィルター
37 風速計
38 第1吹出口部
39 第2吹出口部
P 用紙(シート)
P1 用紙束の最上部の用紙
PA 用紙束(シート束)
特開2004-18159号公報

Claims (9)

  1. シート束を積載するシート積載部と、
    シートを搬送する搬送部材と、
    エアを供給するエア供給装置と、
    エア案内部と、を備えたシート給送装置であって、
    前記エア案内部は、前記シート積載部に積載された前記シート束の上部にエアを案内する第1案内部と、前記搬送部材にエアを案内する第2案内部と、前記エア供給装置が前記搬送部材の側から吸気する吸気部とを備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記吸気部は、吸気口と、前記吸気口と前記エア供給装置との間に設けられる吸気路と、前記吸気路内に設けられたフィルターとを備えた請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記吸気路内に風速計をさらに備えた請求項2記載のシート給送装置。
  4. 前記エア供給装置から前記第1案内部あるいは前記第2案内部へのエアの切り替えをする切り替え部をさらに備えた請求項1から3いずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 前記エア供給装置が、前記第2案内部を介して前記搬送部材へ前記エアを吹き付け時に、前記搬送部材が駆動する請求項1から4いずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記エア供給装置により装置内の異物を取り除く清掃モードを備え、
    前記清掃モード時の前記エア供給装置の風量あるいは前記エアの吹付け時間の少なくともいずれか一つを外部から選択可能である請求項1から5いずれか1項に記載のシート給送装置。
  7. 前記第1案内部は、前記シート束の上部にエアを吹き出す第1吹出口を有する第1吹出口部を備え、
    前記第1吹出口部が着脱できる請求項1から6いずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記第2案内部は、前記搬送部材にエアを吹き出す第2吹出口を有する第2吹出口部を備え、
    前記第2吹出口部が着脱できる請求項1から7いずれか1項に記載のシート給送装置。
  9. 請求項1から8いずれか1項に記載のシート給送装置を備えた画像形成装置。
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