JP2022087386A - エンジンシステム、制御装置、およびエンジン制御方法 - Google Patents

エンジンシステム、制御装置、およびエンジン制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】過給圧が過度に上昇することを抑制する。【解決手段】エンジンシステム1は、エンジン10と、エンジン10に過給する過給機30と、エンジン19の上限噴射量を設定する制御装置200とを備え、制御装置200は、過給機30の実過給圧を取得し、過給機30の基準最大過給圧を取得し、実過給圧と、基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧に応じた上限噴射量を設定する。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンシステム、制御装置、およびエンジン制御方法に関するものである。
特開2002-47942号公報(特許文献1)には、過給機を有する内燃機関の制御システムが開示されている。過給機には、内燃機関から排出される排気によって作動するタービンと、タービンの作動によって内燃機関に吸入される空気を過給するコンプレッサと、タービンを作動させる排気の流速を変化させるベーンを含む可変ノズル機構とが備えられる。制御システムは、過給機によって過給された後の吸気圧(過給圧)が予め定められた上限過給圧(一定値)を超えないように可変ノズル機構を制御するように構成される。また、可変ノズル機構は、ベーンの開度を小さくすることにより排気の流路を絞って、タービンホイールに供給される排気の流速を増加させる。また、可変ノズル機構は、ベーンの開度を大きくすることにより排気の流路を拡げて流速を低減させる。
特開2002-47942号公報
しかしながら、特許文献1において、エンジンシステムに何らかの異常が発生することにより、過給圧が過度に上昇する場合がある。過給圧が過度に上昇する場合の一例を説明すると、たとえば、ベーンの開度が小さい状態で該ベーンに未燃燃料が付着することにより、該ベーンが固着する場合がある。この場合において、車両の運転者によりアクセルペダルが踏み込まれた場合には、車両からの噴射量が増加する。これに伴い、エキマニガスの温度、エキマニガスの圧力、およびタービンホイールの回転数などが上がり、過給圧も上昇する。ここで、エンジンシステムは、エキマニガスの温度、エキマニガスの圧力、タービンホイール回転数、および過給圧の過度の上昇を防止するためにベーンの開度を大きくする必要がある。しかし、該ベーンは固着していることから、ベーンの開度を大きくできず、その結果、過給圧が過度に上昇するという問題が生じ得る。過給圧が過度に上昇すると、エンジンシステムの不具合が生じてしまう。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、過給圧が過度に上昇することを抑制する技術を提供することである。
本開示のある局面に従うエンジンシステムは、エンジンと、エンジンに過給する過給機と、エンジンの上限噴射量を設定する制御装置とを備える。制御装置は、過給機の実過給圧を取得し、過給機の基準最大過給圧を取得し、実過給圧と、基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧に応じた上限噴射量を設定する。
このようにすると、過給圧が過度に上昇することを抑制することができる。
ある局面において、制御装置は、エンジンシステムの環境を示す環境情報を取得し、環境情報に基づいて、基準最大過給圧を取得する。
このようにすると、制御装置は、エンジンシステムの環境情報が鑑みられた基準最大過給圧を取得することができる。
ある局面において、環境情報は、エンジンシステムの周辺の温度、またはエンジンシステムの周辺の気圧を含む。
このようにすると、制御装置は、エンジンシステムの周辺の温度、またはエンジンシステムの周辺の気圧が鑑みられた基準最大過給圧を取得することができる。
ある局面において、制御装置は、エンジンの回転数に基づいて、基準最大過給圧を取得する。
このようにすると、制御装置は、エンジン回転数が鑑みられた基準最大過給圧を取得することができる。
ある局面において、制御装置は、小さい方の過給圧が閾値以下である場合には該小さい方の過給圧に応じた上限噴射量を設定し、小さい方の過給圧が閾値より大きい場合には一定の上限噴射量を設定する。
このようにすると、制御装置により大きすぎる上限噴射量が設定されることを抑制できる。
ある局面において、閾値は、エンジンシステムの環境に応じて異なる。
このようにすると、制御装置は、気圧に応じて細やかに上限噴射量を設定することができる。
本開示の別の局面に従うと、上述のエンジンシステムに含まれる制御装置が提供される。
このようにすると、過給圧が過度に上昇することを抑制することができる。
本開示の別の局面に従うと、エンジン制御方法は、エンジンに過給する過給機の実過給圧を取得することと、過給機の基準最大過給圧を取得することと、実過給圧と、基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧に応じた、エンジンの上限噴射量を設定することを備える。
このようにすると、過給圧が過度に上昇することを抑制することができる。
この発明によると、たとえば、エンジンシステムの不具合などにより実過給圧が過度に上昇する状況であっても、基準最大過給圧と、実過給圧とのうちの小さい方の過給圧に対応する上限噴射量を設定する。したがって、たとえば、実過給圧が過度に上昇して基準最大過給圧よりも大きくなった場合であっても、基準最大過給圧に対応する上限噴射量を設定させることができる。よって、噴射量を適切に抑制することができ、その結果、過給圧が過度に上昇することを防止できる。
本実施の形態に係るエンジンシステムの概略構成を示す図である。 可変ノズル機構を示す図である。 可変ノズル機構を示す図である。 複数のベーンの動作を説明するための図である。 制御装置の機能ブロック図である。 第1マップの一例を模式的に示す図である。 第2マップの一例を模式的に示す図である。 制御装置200の制御処理を示したフローチャートである。 第3マップの一例を模式的に示す図である。 過給圧と噴射量との関係を示す図である。 過給圧と噴射量との関係を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返されない。
図1は、本実施の形態に係るエンジンシステム1およびその制御システムの概略構成を示す図である。本実施の形態においては、エンジンシステム1は、車両に搭載されている例を説明する。本実施の形態において、エンジンシステム1は、たとえば、コモンレール式のディーゼルエンジンを一例として説明するが、その他の形式のエンジン(たとえば、ガソリンエンジン等)であってもよい。
エンジンシステム(内燃機関)1は、エンジン10と、エアクリーナ20と、インタークーラ26と、吸気マニホールド28と、過給機30と、排気マニホールド50と、排気処理装置55と、EGR装置(排気再循環装置)60と、エアフローメータ104と、エンジン回転数センサ102と、過給圧センサ106と、気圧センサ108と、制御装置200とを備える。
エンジン10は、シリンダヘッド11と、シリンダ12と、ピストン14と、インジェクタ16とを含む。シリンダ12は、シリンダヘッド11の下部に配設される。ピストン14は、シリンダ12内に上下往復動可能に介挿される。ピストン14の頂部とシリンダヘッド11とシリンダ12とで囲まれた空間によって燃焼室15が形成される。エンジンシステム1は、直列型のエンジンであってもよいし、その他の気筒レイアウト(たとえば、V型あるいは水平型)のエンジンであってもよい。
インジェクタ16は、シリンダ12の頂部に設けられ、コモンレール(図示せず)に接続されている燃料噴射装置である。燃料タンク(図示せず)に貯留された燃料は、サプライポンプ(図示せず)によって所定圧まで加圧されてコモンレールへ供給される。コモンレールに供給された燃料はインジェクタ16の噴射ノズル16aから所定のタイミングで噴射される。インジェクタ16は、制御装置200からの制御信号に応じて指令された燃料噴射量をシリンダ12内に供給する。また、インジェクタ16は、制御装置200により上限噴射量が設定される。
エアクリーナ20は、エンジンシステム1の外部から吸入される空気から異物を除去する。エアクリーナ20には、第1吸気管22の一方端が接続される。
第1吸気管22の他方端には、過給機30のコンプレッサ32の吸気流入口に接続される。コンプレッサ32の吸気流出口には、第2吸気管24の一方端が接続される。コンプレッサ32は、第1吸気管22から流通する空気を過給して第2吸気管24に供給する。コンプレッサ32の詳細な動作については後述する。
第2吸気管24の他方端には、インタークーラ26の一方端が接続される。インタークーラ26は、第2吸気管24を流通する空気を冷却する空冷式あるいは水冷式の熱交換器である。
インタークーラ26の他方端には、第3吸気管27の一方端が接続される。第3吸気管27の他方端には、吸気マニホールド28が接続される。吸気マニホールド28は、エンジン10のシリンダ12の吸気ポートに連結される。第3吸気管27の途中であって、後述するEGR60との分岐点よりもインタークーラ26側には、ディーゼルスロットル25が設けられる。ディーゼルスロットル25は、制御装置200から制御信号に応じて吸気の流量を調整する。
排気マニホールド50は、エンジン10のシリンダ12の排気ポートに連結される。排気マニホールド50には、第1排気管52の一方端が接続される。第1排気管52の他方端は、過給機30のタービン36の排気流入口に接続される。そのため、各気筒の排気ポートから排出される排気は、排気マニホールド50および第1排気管52を経由してタービン36に供給される。
タービン36の排気流出口には、第2排気管54の一方端が接続される。第2排気管54の他方端には、酸化触媒56とPM(Particulate Matter)除去フィルタ57とSCR触媒58とを含む排気処理装置55およびマフラー等が接続される。そのため、タービン36の排気流出口から排出された排気は、第2排気管54、排気処理装置55およびマフラー等を経由して車外に排出される。
第3吸気管27と排気マニホールド50とは、エンジン10のシリンダ12を経由せずにEGR装置60によって接続される。EGR装置60は、EGRバルブ62と、EGR通路(還流路)66とを含む。EGR通路66は、第3吸気管27と排気マニホールド50とを接続する。EGRバルブ62は、EGR通路66の途中に設けられる。
EGRバルブ62は、制御装置200からの制御信号に応じて、EGR通路66を流通するEGRガスの流量を調整する調整弁である。排気マニホールド50(排気経路)内の排気がEGR装置60を経由してEGRガスとして吸気マニホールド28(吸気経路)側に戻されることによってシリンダ12内の燃焼温度が低下され、NOxの生成量が低減される。
過給機30は、エンジン10に過給する。過給機30は、コンプレッサ32と、タービン36と、可変ノズル機構(流速可変装置)40と、アクチュエータ44とを含む。コンプレッサ32のハウジング内にはコンプレッサホイール34が収納され、タービン36のハウジング内にはタービンホイール38が収納される。コンプレッサホイール34とタービンホイール38とは、連結軸42によって連結され、一体的に回転する。そのため、コンプレッサホイール34は、タービンホイール38に供給される排気の排気エネルギーによって回転駆動される。
可変ノズル機構40は、タービンホイール38の回転軸を中心とした周囲の排気流入部に配置され、第1排気管52から供給される排気をタービンホイール38に導く複数のベーン(図2参照)と、複数のベーンの各々を回転させることによって隣接するベーン間の隙間(以下の説明においてこの隙間の大きさをベーン開度として記載する)を変化させるリンク機構とを含む。アクチュエータ44は、制御装置200からの動作指示に応じてリンク機構を動作させることによって、可変ノズル機構40のベーン開度を変化させる。
可変ノズル機構40のベーン開度を変化させることによって、タービンホイール38への排気流入部における排気の流路が絞られたり、拡げられたりする。これにより、タービンホイール38に吹き付けられる排気の流速を変化させることができる。
図2および図3は、可変ノズル機構40の構成の一例を示す図である。図2は、図1において左方向から可変ノズル機構40を見た図である。図3は、図1において右方向から可変ノズル機構40を見た図である。可変ノズル機構40の構成は、第1排気管52からタービンホイール38までの排気の流路を絞ることでタービンホイール38に供給される排気の流速を変化させるものであればよく、特に、図2に示される構成に限定されるものではない。
図2および図3に示すように、可変ノズル機構40は、複数のベーン67と、ノズルプレート69と、ユニゾンリング71とを含む。複数のベーン67は、タービンホイール38の外周の排気流入部に配置されている。ノズルプレート69は、複数の軸68を回転中心として複数のベーン67をそれぞれ揺動可能に保持する。ユニゾンリング71は、各軸68の端部に固定されたアーム70を用いて軸68を回転させる。ユニゾンリング71は、リンク機構72を介してアクチュエータ44の動作によって回転されるようになっており、リンク機構72の回転軸72aの端部に固定されたアーム72bを、アクチュエータ44を用いて揺動させることで、アーム72bと係合するユニゾンリング71を回転させることができる。
たとえば、図2に示されるように、アーム72bをリンク機構72によって矢印に示す方向に揺動させると、ユニゾンリング71は、矢印に示す方向、すなわち、図2では反時計回り、図3では時計回りに回転する。さらに、このユニゾンリング71の回転によって、各軸68は、矢印に示す方向、すなわち、図2では反時計回り、図3では時計回りに回転される。したがって、ベーン67の開度は閉じ側(隣接する2つのベーンの間の隙間が狭くなるように)に制御されることとなる。また、アーム72bを矢印とは逆の方向に搖動させると、ベーン67の開度は開き側(隣接する2つのベーンの間の隙間が拡がるように)に制御されることとなる。
図4は、可変ノズル機構40における複数のベーン67の動作を説明するための図である。図4に示すように、ベーン67aと隣接するベーン67bとの間に隙間には、図4の実線に示す直線を一辺とする方形の開口部が形成される。可変ノズル機構40の各ベーン間には、同様の開口部が形成される。この各ベーン間の開口部の面積の総和によって開口面積が示される。開口面積が大きいとき(複数のベーン67の開度が大きいとき、たとえば、複数のベーン67が破線の状態であるとき)には、タービンホイール38に供給される排気の流速は増加する。一方、開口面積が小さいとき(複数のベーン67の開度が小さいとき、たとえば、複数のベーン67が実線の状態であるとき)には、タービンホイール38に供給される排気の流速は減少する。
図1に戻って、エンジン回転数センサ102は、エンジンシステム1の出力軸であるクランクシャフトの回転数(回転速度)をエンジン回転数として検出する。エンジン回転数センサ102は、検出したエンジン回転数を示す信号を制御装置200に送信する。
エアフローメータ104は、第1吸気管22に導入される新気の流量(吸入空気量)Qinを検出する。エアフローメータ104は、検出した吸入空気量Qinを示す信号を制御装置200に送信する。
過給圧センサ106は、吸気マニホールド28内の圧力を現在の実際の過給圧(以下、「実過給圧」とも称する)として検出する。過給圧センサ106は、検出された実過給圧を示す信号を制御装置200に送信する。
気圧センサ108は、エンジンシステム1の周辺の気圧(たとえば、エンジンシステム1が搭載されている車両の周辺の気圧)を検出する。気圧センサ108は、検出された気圧を示す信号を制御装置200に送信する。
制御装置200は、エンジンシステム1の動作を制御する。制御装置200は、各種処理を行なうCPU(Central Processing Unit)201と、プログラムおよびデータを記憶するROM(Read Only Memory)およびCPUの処理結果等を記憶するRAM(Random Access Memory)等を含むメモリ(記憶装置)202と、外部との情報のやり取りを行なうための入・出力ポート(図示せず)とを含む。入力ポートには、上述したセンサ類(たとえば、エンジン回転数センサ102、エアフローメータ104、過給圧センサ106、気圧センサ108等)が接続される。出力ポートには、制御対象となる機器(たとえば、インジェクタ16、アクチュエータ44およびEGRバルブ62等)が接続される。
制御装置200は、各センサおよび機器からの信号、ならびにメモリに格納されたマップおよびプログラムに基づいて、エンジンシステム1が所望の運転状態となるように各種機器を制御する。なお、各種制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)により処理することも可能である。
[制御装置の機能ブロック図]
図5は、制御装置200の機能ブロック図である。制御装置200は、取得部202と、選択部204と、設定部206と、記憶部208とを備える。記憶部208は、たとえば、上記のROMなどにより構成される。
取得部202は、エンジン回転数センサ102から、エンジン回転数を示す信号を受信することにより、エンジン回転数を取得する。また、取得部202は、気圧センサ108から、気圧を示す信号を受信することにより、気圧を取得する。取得部202は、第1マップと、エンジン回転数と、気圧とに基づいて基準最大過給圧を取得する。ここで、基準最大過給圧とは、複数のベーン67に異常が生じていない場合の最大の過給圧(上限の過給圧)である。換言すれば、基準最大過給圧とは、エンジンシステム1が安全に作動できる最大の過給圧である。
図6は、第1マップの一例を模式的に示す図である。第1マップは、典型的には、複数のベーン67に異常が生じていない状態で予め作成されるマップである。図6の第1マップにおいて、横軸はエンジン回転数を示し、縦軸は基準最大過給圧を示す。第1マップにおいて、エンジン回転数と、基準最大過給圧との関係を示したグラフが規定されている。第1マップにおいては、さらに、エンジンシステム1の周辺の大気圧の値に応じた複数のグラフ(図6の例では、4つのグラフ)が規定されている。図6において、グラフAは大気圧が101kPaである場合を示し、グラフBは大気圧が90kPaである場合を示し、グラフCは大気圧が80kPaである場合を示し、グラフDは大気圧が70kPaである場合を示す。図6の例では、同一のエンジン回転数であれば、大気圧が高いほど、基準最大過給圧が大きくなるように規定されている。この理由については、エンジンシステム1の周辺の気圧が低いほど、過給機30による過給後の排気の温度が上昇する傾向がある。したがって、過給機30を保護するために、エンジンシステム1の周辺の気圧が低いほど、基準最大過給圧が低くなるように設定されている。
取得部202は、図6のグラフA~Dのうち、取得した気圧に近いグラフを特定する。さらに、取得部202は、特定したグラフを参照してエンジン回転数に対応する基準最大過給圧を決定する。取得部202により決定された(取得された)基準最大過給圧は、選択部204に出力される。
また、選択部204は、過給圧センサ106から、実過給圧を示す信号を受信することにより、実過給圧を取得する。選択部204は、過給圧センサ106から出力された実過給圧と、取得部202から出力された基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧を選択する。選択部204は、選択部204が選択した過給圧を設定部206に出力する。
設定部206は、第2マップと、エンジン回転数と、取得部202から出力された過給圧とに基づいて上限噴射量を決定する。ここで、上限噴射量は第1条件と、第2条件との双方を満たす噴射量である。第1条件は、環境保護の観点で好ましくない事象が発生しない条件である。第2条件はエンジンシステム1の保護の観点から好ましくない事象が発生しない条件である。
第1条件は、たとえば、環境保護の観点で好ましくない多量の黒煙が車外に排出されないという条件である。また、一般的に、噴射量が増加すると排気温度が高まり、エンジンシステム1が故障する場合がある。第2条件は、エンジンシステム1が故障しないという条件である。
図7は、第2マップの一例を模式的に示す図である。第2マップは、典型的には、複数のベーン67に異常が生じていない状態で予め作成されるマップである。図7の第2マップにおいて、横軸は選択部204で選択された過給圧(選択部204から出力された過給圧)を示し、縦軸は上限噴射量を示す。以下では、選択された過給圧を「選択過給圧」ともいう。選択過給圧は、本開示の「実過給圧と、基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧」に対応する。第2マップにおいて、選択された過給圧と、上限噴射量との関係を示したグラフが規定されている。第2マップにおいては、さらに、現在のエンジン回転数の値に応じた複数のグラフ(図6の例では、3つのグラフ)が規定されている。図6において、グラフAはエンジン回転数が1000rpmを示し、グラフBはエンジン回転数が900rpmである場合を示し、グラフCはエンジン回転数が800rpmである場合を示す。図7の例では、エンジン回転数に応じて異なるように上限噴射量は規定されている。図7の例では、同一の選択過給圧であれば、エンジン回転数が大きいほど、上限噴射量が大きくなるように規定されている。
設定部206は、図7のグラフA~Cのうち、取得したエンジン回転数に近いグラフを特定する。さらに、設定部206は、特定したグラフを参照して選択過給圧に対応する上限噴射量を決定する。設定部206は、該決定した上限噴射量を示す信号をインジェクタ16に送信することにより、該上限噴射量をインジェクタ16に設定する。車両の運転者によりアクセルペダルの操作量が増加されると過給圧が増加するとともに噴射量が増加する。該噴射量が上限噴射量に到達すると、インジェクタ16は噴射量が上限噴射量より小さくなるように、該噴射量を低下するまたは該噴射量を維持するように該噴射量を制御する。
[制御装置の処理の流れ]
図8は制御装置200の制御処理を示したフローチャートである。図8のフローチャートで示した制御処理のプログラムは、所定の記憶領域(たとえば、上述のROM)に格納される。CPUが、プログラムを該記憶領域から読出して所定周期で繰り返し実行することにより、図8に示される処理が実現される。
ステップS2において、制御装置200は、図6で示した第1マップに基づいて基準最大過給圧を取得する。次に、ステップS4において、制御装置200は、過給圧センサ106から実過給圧を取得する。次に、ステップS6において、制御装置200は、実過給圧と、基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧を選択する。次に、ステップS8において、制御装置200は、ステップS8で選択した過給圧に応じた上限噴射量を設定する。
上述のようにエンジンシステム1において、可変ノズル機構40に含まれるベーン67は、タービン36を作動させる排気の流速を変化させる。ところで、エンジンシステム1の不具合などにより過給圧が過度に上昇する場合がある。この場合とは、たとえば、ベーン67に、不純物(たとえば未燃燃料)が長時間に亘り低排気温度で付着する場合である。不純物は、たとえば、すすなどもあり得る。また、外部からの衝撃などにより軸68でベーン67が動作しないという原因を含む。この場合において、車両の運転者によりアクセルペダルが踏み込まれた場合には、車両からの噴射量が増加する。これに伴い、エキマニガスの温度、エキマニガスの圧力、およびタービンホイール38の回転数などが上がり、過給圧も上昇する。ここで、エンジンシステム1は、エキマニガス(排気マニホールド50内のガス)の温度、エキマニガスの圧力、タービンホイール38の回転数、および過給圧の過度の上昇を防止するためにベーンの開度を大きくする必要がある。しかし、該ベーンは固着していることから、ベーンの開度を大きくできず、その結果、過給圧が過度に上昇するという問題が生じ得る。過給圧が過度に上昇すると、エンジンシステムの不具合が生じてしまう。エンジンシステム1の不具合とは、たとえば、過給機30の故障であり、より特定的には連結軸42の破損である。
そこで、選択部204(図5参照)は、エンジンシステム1(たとえば、ベーン67)に何ら異常が生じていない場合の基準最大過給圧と、実際の過給圧(実過給圧)との大小を比較する。そして、制御装置200は、基準最大過給圧と、実過給圧とのうちの小さい方の過給圧を特定し、該特定した過給圧に対応する上限噴射量を設定する。この構成によれば、実過給圧が基準最大過給圧以下である場合には、ベーン67に異常が生じていない可能性が高い。この場合には、実過給圧に対応する上限噴射量が設定される。よって、ベーン67に異常が生じていない状態における実過給圧に対応する上限噴射量が設定される。
一方、実過給圧が基準最大過給圧より大きい場合には、ベーン67に異常が生じている可能性が高い。この場合には、過度に大きい実過給圧に対応する上限噴射量(つまり、過度に大きい上限噴射量)が設定されずに、基準最大過給圧に対応する上限噴射量が設定される。よって、車両からの噴射量が過度に大きくなることを防止できることから、過給圧が過度に上昇することを抑制できる。また、過給圧が過度に上昇することを抑制することにより、過給機30の故障を抑制することができる。
また、「ベーン67に付着した未燃燃料(不純物)を検出するとともに該未燃燃料を溶解する構成」を採用することが考えられる。しかしながら、この構成では、未燃燃料を検出する処理および未燃燃料を溶解する処理を実行することから、時間がかかってしまい、これらの処理の実行中に過給圧が過度に上昇することにより、過給機30が故障するという問題が生じ得る。これに対し、本実施の形態のエンジンシステム1では、ベーン67に付着した未燃燃料を検出する処理を実行せずとも過給圧が過度に上昇することを抑制できる。したがって、このような問題が発生することを抑制できる。
また、制御装置200は、エンジンシステム1の周辺の気圧を取得し、該気圧に基づいて基準最大過給圧を取得する(図6参照)。したがって、制御装置200は、エンジンシステム1の周辺の気圧が鑑みられた基準最大過給圧を取得することができる。
また、制御装置200は、エンジン10の回転数に基づいて、基準最大過給圧を取得する(図6参照)。したがって、制御装置200は、エンジン10の回転数が鑑みられた基準最大過給圧を取得することができる。
[その他の実施の形態]
(1) 上述の図6の例では、エンジンシステム1の環境を示す環境情報は、エンジンシステム1の周辺の気圧である構成を説明した。しかしながら、環境情報は、他の情報であってもよい。環境情報は、たとえば、エンジンシステム1の周辺の温度としてもよい。この実施の形態では、気圧センサ108の代わりに温度センサ109(図1参照)が採用される。温度センサ109は、エンジンシステム1の周辺の温度を検出するセンサである。温度センサ109で検出された温度は、取得部202(図5参照)に出力される。図9は、この実施の形態で用いられる第3マップの一例を模式的に示す図である。第3マップは、典型的には、複数のベーン67に異常が生じていない状態で予め作成されるマップである。図9の第3マップにおいて、横軸はエンジン回転数を示し、縦軸は基準最大過給圧を示す。第3マップにおいて、エンジン回転数と、基準最大過給圧との関係を示したグラフが規定されている。第3マップにおいては、さらに、エンジンシステム1の周辺の温度の値に応じた複数のグラフ(図9の例では、4つのグラフ)が規定されている。図9において、グラフAは温度が20度である場合を示し、グラフBは温度が40度である場合を示し、グラフCは温度が50度である場合を示し、グラフDは温度が80度である場合を示す。図9の例では、同一のエンジン回転数であれば、気温が低いほど、基準最大過給圧が大きくなるように規定されている。この理由については、エンジンシステム1の周辺の温度が高いほど、過給機30による過給後の排気の温度が上昇する傾向がある。したがって、過給機30を保護するために、エンジンシステム1の周辺の温度が高いほど、基準最大過給圧が低くなるように設定されている。
取得部202は、図9のグラフA~Dのうち、取得した温度に近いグラフを特定する。さらに、取得部202は、特定したグラフを参照してエンジン回転数に対応する基準最大過給圧を決定する。取得部202により決定された(取得された)基準最大過給圧は、選択部204に出力される。
このような実施の形態であれば、制御装置200は、エンジンシステム1の周辺の温度が鑑みられた(エンジンシステム1の周辺の気圧が鑑みられた)基準最大過給圧を取得することができる。
(2) 上述の実施形態では、選択過給圧と上限噴射量との関係を示す第2マップは、図7に示す関係である構成を説明した。しかしながら、この関係は、他の関係としてもよい。図10は、他の関係を示す第4マップを示す図である。
図10においては、大気圧が90kPaである場合のグラフAと、大気圧が101kPaである場合のグラフBとが示されている。図10の例では、選択過給圧について閾値が設定されている。グラフAについては閾値P1が設定されており、グラフBについては閾値P2が設定されている。また、閾値P2は閾値P1より大きくなるように設定されている。
グラフAについては、閾値P1以下の選択過給圧においては、選択過給圧に応じた上限噴射量が規定されている。図10の例では、選択過給圧が大きくなるほど、上限噴射量も大きくなるように規定されている。また、閾値P1より大きい選択過給圧においては、選択過給圧の値に関わらず一定の上限噴射量Q1が規定されている。
また、グラフBについては、閾値P2以下の選択過給圧においては、選択過給圧に応じた上限噴射量が規定されている。図10の例では、選択過給圧が大きくなるほど、上限噴射量も大きくなるように規定されている。また、閾値P2より大きい選択過給圧においては、選択過給圧の値に関わらず一定の上限Q2が規定されている。
設定部206は、図10のグラフA、Bのうち、取得した気圧に近いグラフを特定する。さらに、設定部206は、特定したグラフを参照して選択過給圧に対応する上限噴射量を決定する。
つまり、設定部206が、たとえば、グラフAを特定した場合には、選択過給圧が閾値P1以下である場合には該選択過給圧に応じた上限噴射量を設定する。一方、選択過給圧が閾値P1より大きい場合には一定の上限噴射量Q1を設定する。
このように、選択過給圧に閾値を設けることにより、大きすぎる上限噴射量が設定されることを防止できる。また、閾値は気圧の値に応じて異なるように設定されている。図10の例では、気圧が大きいほど閾値は大きくなるように規定されている。これにより、設定部206は、気圧に応じて細やかに上限噴射量を設定することができる。
図11は、他の関係を示す第5マップを示す図である。図11においては、気温が40度である場合のグラフAと、気温が20度である場合のグラフBとが示されている。図11の例では、選択過給圧について閾値が設定されている。グラフAについては閾値P1が設定されており、グラフBについては閾値P2が設定されている。また、閾値P2は閾値P1より大きくなるように設定されている。
図10および図11に示すようにエンジンシステム1の環境に応じて異なるように設定されている。環境とは、図10の例では気圧であり、図11の例では温度である。これにより、設定部206は、エンジンシステム1の環境に応じて細やかに上限噴射量を設定することができる。また、図10および図11で示したグラフは、エンジン回転数毎に規定されていてもよい(図7参照)。
(3) 上述の実施の形態で使用される全てのパラーメータ(エンジン回転数、エンジンシステム1の周辺の気圧、実過給圧、およびエンジンシステム1の周辺の温度)はセンサで検出される構成を説明した。しかしながらこれらの全てのパラメータのうち少なくとも1つは、たとえば、制御装置200に含まれる推定部により推定される構成であってもよい。たとえば、該推定部は、タービン回転数に基づいてエンジン回転数を推定するようにしてもよい。
なお、上記した変形例は、その全部または一部を組み合わせて実施してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 エンジンシステム、10 エンジン、11 シリンダヘッド、12 シリンダ、14 ピストン、15 燃焼室、16 インジェクタ、16a 噴射ノズル、20 エアクリーナ、22 第1吸気管、24 第2吸気管、25 ディーゼルスロットル、26 インタークーラ、27 第3吸気管、28 吸気マニホールド、30 過給機、32 コンプレッサ、34 コンプレッサホイール、36 タービン、38 タービンホイール、40 可変ノズル機構、42 連結軸、44 アクチュエータ、50 排気マニホールド、52 第1排気管、54 第2排気管、55 排気処理装置、56 酸化触媒、57 除去フィルタ、58 触媒、62 バルブ、66 通路、67 ベーン、68 軸、69 ノズルプレート、70,72b アーム、71 ユニゾンリング、72 リンク機構、72a 回転軸、102 エンジン回転数センサ、104 エアフローメータ、106 過給圧センサ、108 気圧センサ、109 温度センサ、200 制御装置、202 取得部、204 選択部、206 設定部、208 記憶部。

Claims (8)

  1. エンジンと、
    前記エンジンに過給する過給機と、
    前記エンジンの上限噴射量を設定する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記過給機の実過給圧を取得し、
    前記過給機の基準最大過給圧を取得し、
    前記実過給圧と、前記基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧に応じた前記上限噴射量を設定する、エンジンシステム。
  2. 前記制御装置は、
    前記エンジンシステムの環境を示す環境情報を取得し、
    前記環境情報に基づいて、前記基準最大過給圧を取得する、請求項1に記載のエンジンシステム。
  3. 前記環境情報は、前記エンジンシステムの周辺の温度、または前記エンジンシステムの周辺の気圧を含む、請求項2に記載のエンジンシステム。
  4. 前記制御装置は、前記エンジンの回転数に基づいて、前記基準最大過給圧を取得する、請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のエンジンシステム。
  5. 前記制御装置は、
    前記小さい方の過給圧が閾値以下である場合には該小さい方の過給圧に応じた前記上限噴射量を設定し、
    前記小さい方の過給圧が閾値より大きい場合には一定の前記上限噴射量を設定する、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のエンジンシステム。
  6. 前記閾値は、前記エンジンシステムの環境に応じて異なる、請求項5に記載のエンジンシステム。
  7. 請求項1~請求項6のいずれか1項に記載のエンジンシステムに含まれる制御装置。
  8. エンジンに過給する過給機の実過給圧を取得することと、
    前記過給機の基準最大過給圧を取得することと、
    前記実過給圧と、前記基準最大過給圧とのうち小さい方の過給圧に応じた、前記エンジンの上限噴射量を設定することとを備える、エンジン制御方法。
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