JP2022085839A - 宝石固定具 - Google Patents
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Abstract
Description
透光性を有し、少なくとも1つの宝石の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体と、を備え、
前記宝石が前記間隙に配置されることである。
<<第1の実施の態様>>
第1の実施の態様によれば、
透光性を有し、少なくとも1つの宝石(例えば、後述するルース70など)の像を透過させる第1保持部(例えば、後述する前面透明板110など)と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部(例えば、後述する背板150や背板450など)と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体(例えば、後述するマット120など)と、を備え、
前記宝石が前記間隙に配置される、宝石固定具(例えば、後述する宝石保持額10、20、30、40、50、60など)が提供される。
第2の実施の態様は、第1の実施の態様において、
前記所定の間隔は、前記第1の間隙形成体の厚さによって画定され、
前記第1の間隙形成体は、少なくとも1つの貫通孔(例えば、後述する開口部124など)を有し、
前記宝石が前記貫通孔に配置される。
第3の実施の態様は、第1の実施の態様(例えば、後述する宝石保持額10、20、30など)において、
前記宝石が、前記第1保持部と当接する。
第4の実施の態様は、第3の実施の態様において、
弾性変形可能であり、前記第1の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第2の間隙形成体(例えば、後述する保持用スポンジ130など)を更に備え、
前記第2の間隙形成体によって前記宝石を前記第1保持部に付勢する。
第5の実施の態様は、第4の実施の態様において、
弾性変形可能であり、第2の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第3の間隙形成体(例えば、後述する厚み調整用スポンジ140など)を更に備える。
第6の実施の形態は、第4の実施の形態において、
前記第2の間隙形成体は、前記宝石の表面を保護するための表面保護部材を有する。
第7の実施の態様は、第1の実施の態様(例えば、後述する宝石保持額40、50、60など)において、
前記第2保持部(例えば、後述する背板450など)は、貫通孔(例えば、後述する開口部454など)を有し、
透光性を有し、前記第2保持部と当接する第3保持部(例えば、後述する保持用透明板460など)を更に備え、
前記宝石が、前記貫通孔と重なる位置で前記第3保持部に保持される。
第8の実施の態様は、第7の実施の態様において、
弾性変形可能であり、前記第1の間隙形成体と前記第3保持部との間に配置される第4の間隙形成体(例えば、後述する厚み確保用スポンジ430など)を更に備え、
前記第4の間隙形成体は、少なくとも1つの貫通孔(例えば、後述する開口部434など)を有し、
前記宝石が、前記第1の間隙形成体の貫通孔と前記第4の間隙形成体の貫通孔とに配置される。
第9の実施の態様によれば、
透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体(例えば、ルース70及び装飾体75や、ルース70A及びルース70Bなど)の像を透過させる第1保持部(例えば、後述する前面透明板110など)と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部(例えば、後述する背板150など)と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体(例えば、後述するマット120や保持用スポンジ130など)と、を備え、
前記保持対象体が前記間隙に配置される、宝石固定具(例えば、後述する宝石保持額10A、10Bなど)が提供される。
第10の実施の態様によれば、
透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体(例えば、ルース70及び装飾体75や、ルース70A及びルース70Bなど)の像を透過させる第1保持部(例えば、後述する前面透明板110など)と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部(例えば、後述する背板150など)と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に形成可能な間隙であって、前記保持対象体が配置可能な前記間隙を有する間隙形成体(例えば、後述する保持用スポンジ130Aなど)と、を備える宝石固定具(例えば、宝石保持額10Cなど)が提供される。
第11の実施の態様によれば、
透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体(例えば、ルース70及び装飾体75や、ルース70A及びルース70Bなど)の像を透過させる第1保持部(例えば、後述する前面透明板110など)と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部(例えば、後述する背板150など)と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に形成可能な間隙であって、前記保持対象体が配置可能な前記間隙を有する間隙形成体(例えば、後述する保持用スポンジ130Aなど)と、を備える宝石固定構造(例えば、宝石保持額10Eなど)が提供される。
<前(前側、前面、前部など)>
前とは、保持されたルース70を視認する看者側の位置や方向をいう。なお、前側が正面の側である。図では、前方向をFDと示した。
後、背とは、看者側から離れる位置や方向をいう。図では、後方向をRDと示した。
宝石保持額10やフレーム80の厚みの方向をいう。前述した前方向と後方向との双方の方向を含む。図では、厚み方向をTDと示した。
宝石保持額10が延在するED方向をいう。具体的には、後述する板状の前面透明板110や背板150などの平面に含まれる方向(平面が延在する方向)をいう。図では、面内方向をEDと示した。
図1は、第1の実施の形態による宝石保持額10の全体を示す正面側の斜視図である。図2は、第1の実施の形態による宝石保持額10の全体を示す背面側の斜視図である。図3は、第1の実施の形態による宝石保持額10の全体を示す背面側の斜視図である。図4は、第1の実施の形態による宝石保持額10の正面を示す正面図である。図5は、第1の実施の形態による宝石保持額10の構成を示す分解斜視図である。
宝石保持額10は、薄い厚さを有する略直方体状の形状を有する(図1及び図4参照)。宝石保持額10の輪郭は、薄い(高さが低い)多角柱状の形状や円柱状の形状や楕円柱状の形状でもよい。宝石保持額10は、ルース70を所定の位置に視認可能に保持できればよい。
図5に示すように、第1の実施の形態による宝石保持額10は、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130と、
背板150と、
を有する。
フレーム80は、宝石保持額10の枠体を構成する。フレーム80は、四角状に周回する形状を有する。フレーム80は、宝石保持額10の外形(輪郭)を画定する。フレーム80は、プラスチックなどの樹脂や、木などからなる。フレーム80の外寸は、例えば、135mm×135mm×25mmや、190mm×190mm×25mmなどにすることができる。フレーム80は、様々な大きさのものを適宜に用いることができる。
フレーム80は、背面側に収容部82を有する(図3参照)。収容部82は、略直方体状の形状の領域を有する。収容部82に、前面透明板110、マット120、保持用スポンジ130、背板150と、ルース70とが収容される。
フレーム80は、収容部82の縁に沿ってフランジ部84を有する(図3参照)。フランジ部84は、収容部82の外周に沿って四角状に周回する形状を有する。フランジ部84は、フレーム80の背面側に形成されている。収容部82に収容された前面透明板110が、フランジ部84に係止されて、宝石保持額10の最前面に配置される。
フレーム80の背面には、4つの係止爪86(図2及び図3参照)を有する。4つの係止爪86によって背板150を係止することで、収容部82に収容された前面透明板110とマット120と保持用スポンジ130と背板150とルース70とを収容部82内に安定的に保持することができる。
フレーム80は、開口部88を有する。看者は、開口部88を介して収容部82に収容されたルース70などを視認することができる。
前面透明板110は、平板状の形状を有する。前面透明板110は、正面視で略四角形状の形状(薄い板状)を有する。前面透明板110は、所定の厚さを有する。例えば、前面透明板110は、1.5mm~1.8mm程度の厚さを有する。前面透明板110の厚さは、フレーム80の材質などに応じて適宜に定めればよく、これらには限られない。
マット120は、平板状の形状を有する。マット120は、周辺部122及び開口部124を有する。開口部124は、正面視での輪郭が略四角形状である。なお、開口部124の形状は、略四角形状に限られない。例えば、開口部124の形状は、ひし形や、平行四辺形や、円状、楕円状、星型、多角形状などの幾何学的形状のほか、アーチ状などの直線と曲線とを組み合わせたものや、角部にデザインを付したものや、花や動物などの動植物を模した形状や、各種の窓枠や出入口や、その他の各種のデザイン化された形状などにすることができる。開口部124の形状は、ルース70の形状や宝石保持額10のデザインなどに応じて適宜に定めればよい。また、マット120の前面側は、各種の色や、様々な模様などを有してもよい。使用するルース70の形状や色などに応じて適宜に選択することができる。
保持用スポンジ130は、平板状の形状を有する。正面視で略四角形状の形状(薄い板状)を有する。保持用スポンジ130は、所定の厚さを有する。例えば、保持用スポンジ130は、3mm~5mm程度の厚さを有する。保持用スポンジ130の厚さは、これらに限られず、ルース70の厚みなどに応じて適宜に定めればよい。例えば、ルース70の厚みが厚い場合には、薄い保持用スポンジ130を用い、ルース70の厚みが薄い場合には、厚い保持用スポンジ130を用いることができる。
背板150は、平板状の形状を有する。背板150は、正面視で略四角形状の形状(薄い板状)を有する。例えば、背板150は、平坦な木製の板などからなる。なお、背板150は、平坦なアクリル板でも、紙材などの繊維部材や、プラスチックなどの樹脂や、ガラスなどでもよい。背板150は、硬質なものが好ましい。背板150は、このような材質などに限られず、フレーム80の係止爪86によって係止されて、ルース70、前面透明板110、マット120、保持用スポンジ130を収容部82に保持できるものであればよい。
<厚み方向の保持>
ルース70は、最前面の前面透明板110と保持用スポンジ130との間に配置される。保持用スポンジ130は、最背面に配置された背板150によって前方に向かって押圧される。背板150による押圧によって、保持用スポンジ130は、弾性変形する。ルース70は、保持用スポンジ130の弾性変形によって生ずる弾性力(付勢力)により、前面透明板110に向かって押圧され、前面透明板110と保持用スポンジ130との間で厚み方向の一定の位置に保持(挟持)される。
さらに、マット120は、前面透明板110と保持用スポンジ130との間に配置されている。これにより、マット120の開口部124の厚みと保持用スポンジ130の厚みとによって、間隙を形成することができる。形成された間隙によって、ルース70を保持するための配置空間LSが確保される。前述したように、保持用スポンジ130は、可撓性を有するとともに弾性変形できる。このため、保持用スポンジ130は、背板150によって押圧されると、配置空間LSにおいて、ルース70の前面を除いた残りの部分に向かって変位し、ルース70との接触面積が大きくなるように変形する(図7参照)。言い換えれば、保持用スポンジ130は、ルース70の前面を除いた残りの部分でルース70を包囲するように変形する。このようにすることで、ルース70を面内方向の一定の位置に安定的に保持できる。
図6は、第2の実施の形態による宝石保持額20の構成を示す分解斜視図である。
図6に示すように、第2の実施の形態による宝石保持額20は、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130と、
厚み調整用スポンジ140と、
背板150と、
を有する。
厚み調整用スポンジ140は、薄いルース70に重ねて配置することで、薄いルース70を一定の位置に保持するための補助用のスポンジである。厚み調整用スポンジ140は、可撓性を有するとともに弾性変形することができる。保持用スポンジ130と厚み調整用スポンジ140とを重ねて配置することで、保持用スポンジ130の弾性力と厚み調整用スポンジ140の弾性力とによって薄いルース70を的確に前面透明板110に押圧することができる。
図7は、宝石保持額20の断面を示す断面図である。
前述したように、保持用スポンジ130は、可撓性を有するとともに弾性変形できる。また、厚み調整用スポンジ140も、可撓性を有するとともに弾性変形できる。このため、保持用スポンジ130及び厚み調整用スポンジ140は、背板150によって押圧されると、配置空間LSにおいて、ルース70の前面を除いた残りの部分に向かって変位し、ルース70との接触面積が大きくなるように変形する。言い換えれば、保持用スポンジ130及び厚み調整用スポンジ140は、ルース70の前面を除いた残りの部分でルース70を包囲するように変形する。このようにすることで、ルース70を面内方向の一定の位置に安定的に保持できる。
図8は、第3の実施の形態による宝石保持額30の構成を示す分解斜視図である。
図4に示すように、第3の実施の形態による宝石保持額30は、
前面透明板110と、
マット320と、
保持用スポンジ130と、
背板150と、
を有する。
前面透明板110と、
マット320と、
保持用スポンジ130と、
厚み調整用スポンジ140と、
背板150と、
を有する。
図9は、第4の実施の形態による宝石保持額40の正面を示す正面図である。図10は、第4の実施の形態による宝石保持額40の構成を示す分解斜視図である。前述した第1の実施の形態による宝石保持額10~第3の実施の形態による宝石保持額30は、外部からの光を宝石保持額10の前面から入射させて、ルース70を照明するものであった。
宝石保持額40は、
フレーム80と、
前面透明板110と、
マット120と、
厚み確保用スポンジ430と、
保持用透明板460と、
背板450と、
を有する。
厚み確保用スポンジ430は、正面視で略四角形状の形状(薄い板状)の輪郭を有する。
保持用透明板460は、平板状の形状を有する。保持用透明板460は、正面視で略四角形状の形状(薄い板状)を有する。保持用透明板460は、所定の厚さを有する。例えば、保持用透明板460は、1.2mm~1.5mm程度の厚さを有する。保持用透明板460の厚さは、フレーム80の材質や厚みなどに応じて適宜に定めればよく、これらには限られない。
背板450は、平板状の形状を有する。正面視で略状の形状(薄い板状)の輪郭を有する。背板450は、周辺部452及び開口部454を有する。開口部454は、所望する形状にすることができる。図9に示す例では、開口部454は、アーチ状の形状を有する。光は、開口部454を通過する。開口部454は、通過した光をルース70に照明できる形状や大きさや位置を有すればよい。
前面透明板110は、透明である。マット120は、開口部124を有する。厚み確保用スポンジ430は、開口部434を有する。保持用透明板460は、透明である。
背板450は、開口部454を有する。
図11は、第5の実施の形態による宝石保持額50の構成を示す分解斜視図である。第4の実施の形態による宝石保持額40と同様に、外部からの光を、前面から背面に透過させたり、背面から前面に透過させたりすることができる。透過する光によって、ルース70を照明することができる。なお、宝石保持額50内にLED(発光ダイオード)などの発光体及び電源を設けて、宝石保持額50の内側からもルース70を照明するように構成してもよい。第5の実施の形態では、第1の実施の形態及び第4の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付した。
宝石保持額50は、
フレーム80と、
前面透明板110と、
マット120(第5の実施の形態では、第1のマット120と称する。)と、
厚み確保用スポンジ430と、
第2のマット570と、
保持用透明板560と、
後側透明板580と、
背板450と、
を有する。
第2のマット570は、平板状の形状を有する。第2のマット570は、周辺部572及び開口部574を有する。開口部574は、正面視で略四角形状の形状を有する。
保持用透明板560は、ルース70を保持する。保持用透明板560の前面及び背面は、粘着性を有し、粘着力を生じさせる。例えば、保持用透明板560は、両面粘着シートによって構成することができる。保持用透明板560の輪郭は、第2のマット570の輪郭よりも小さい。なお、保持用透明板560の輪郭が、第2のマット570の輪郭と略同じでもよい。
後側透明板580は、平板状の形状を有する。後側透明板580は、透明な素材によって形成される。後側透明板580は、保持用透明板460と同様の構成を有する。
前面透明板110は、透明である。第1のマット120は、開口部124を有する。厚み確保用スポンジ430は、開口部434を有する。第2のマット570は、開口部574を有する。保持用透明板560は、透明である。後側透明板580は、透明である。背板450は、開口部454を有する。
図12は、第6の実施の形態による宝石保持額60の構成を示す分解斜視図である。第4の実施の形態による宝石保持額40及び第5の実施の形態による宝石保持額50と同様に、第6の実施の形態による宝石保持額60は、背面から前面に向かって(前面から背面に向かって)光を透過させることができる。なお、宝石保持額60内にLED(発光ダイオード)などの発光体及び電源を設けて、宝石保持額60の内側からもルース70を照明するように構成してもよい。第6の実施の形態においても、第1の実施の形態及び第4の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付した。
宝石保持額60は、
フレーム80と、
前面透明板110と、
マット120と、
厚み確保用スポンジ430と、
シリコンシート690と、
保持用透明板660と、
背板450と、
を有する。
シリコンシート690は、平板状の形状を有する。シリコンシート690は、正面視で略四角形状の形状を有する。
保持用透明板660は、平板状の形状を有する。保持用透明板660は、正面視で略四角形状の形状(薄い板状)を有する。保持用透明板660は、透明な素材によって形成される。例えば、保持用透明板660は、平坦なアクリル板からなる。なお、保持用透明板660は、アクリル以外の樹脂のほか、ガラスなどで構成されてもよい。保持用透明板660は、透光性を有するものであればよい。保持用透明板660は、光を透過させる透光性を有すればよく、所定の色が付されたり、曇りガラス状やすりガラス状の加工がされたりしてもよい。
前面透明板110は、透明である。マット120は、開口部124を有する。厚み確保用スポンジ430は、開口部434を有する。シリコンシート690は、透光性を有する。保持用透明板660は、透明である。背板450は、開口部454を有する。
図13(a)は、第7の実施の形態による宝石保持額10Aに保持するルース70及び装飾体75の正面を示す正面図である。図13(b)は、第7の実施の形態による宝石保持額10Aの正面を示す正面図である。
第7の実施の形態による宝石保持額10Aは、第1の実施の形態による宝石保持額10と同様に、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130と、
背板150と、
を有する。
図14(a)は、第8の実施の形態による宝石保持額10Bに保持するルース70A及びルース70Bを加工して組み合わせた装飾対象物78の正面を示す正面図である。図14(b)は、第8の実施の形態による宝石保持額10Bの正面を示す正面図である。
第8の実施の形態による宝石保持額10Bは、第1の実施の形態による宝石保持額10と同様に、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130と、
背板150と、
を有する。
図15(a)は、第9の実施の形態による宝石保持額10Cの構成を示す断面図である。図15(b)は、第9の実施の形態による宝石保持額10Cにルース70を保持した状態を示す断面図である。
第9の実施の形態による宝石保持額10Cは、第1の実施の形態による宝石保持額10と同様に、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130Aと、
背板150と、
を有する。
図16は、第10の実施の形態による宝石保持額10Dの構成を示す断面図である。
第10の実施の形態による宝石保持額10Dは、第2の実施の形態による宝石保持額10と同様に、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130と、
厚み調整用スポンジ140と、
背板150と、
を有する。
前述したように、厚み調整用スポンジ140は、ルース70と重ならない位置に配置することができる。厚み調整用スポンジ140をルース70を囲むように配置したり、厚み調整用スポンジ140から偏倚した位置に配置したりすることができる。厚み調整用スポンジ140は、ルース70を一定の位置に保持するために用いるものであればよい。
図17は、第11の実施の形態による宝石保持額10Eの構成を示す断面図である。
第11の実施の形態による宝石保持額10Eは、第1の実施の形態による宝石保持額10や第9の実施の形態に示した宝石保持額10Cと同様に、
前面透明板110と、
マット120と、
保持用スポンジ130又は保持用スポンジ130Aと、
背板150と、
を有する。
上述したように、第1~第11の実施の形態を記載したが、この開示の一部をなす記載及び図面に限定するものと理解すべきでない。ここで記載していない様々な実施の形態等が含まれる。
70 ルース(裸石)
70A、70B ルース(裸石)
75 装飾体(宝飾)
78 装飾対象物
80 フレーム
82 貫通孔
84 フランジ部
90 支持脚
110 前面透明板
120、320 マット(第1のマット)
124、324 開口部
130、130A 保持用スポンジ
140 厚み調整用スポンジ
150、450 背板
430 厚み確保用スポンジ
460 保持用透明板
560 保持用透明板
570 第2のマット
580 後側透明板
660 保持用透明板
690 シリコンシート
透光性を有し、少なくとも1つの宝石の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体と、
弾性変形可能であり、前記第1の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第2の間隙形成体と、
弾性変形可能であり、前記第2の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第3の間隙形成体と、を備え、
前記宝石が前記間隙に配置され、
前記第2の間隙形成体によって前記宝石を前記第1保持部に付勢し、
前記宝石が、前記第1保持部と当接することである。
Claims (11)
- 透光性を有し、少なくとも1つの宝石の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体と、を備え、
前記宝石が前記間隙に配置される、宝石固定具。 - 前記所定の間隔は、前記第1の間隙形成体の厚さによって画定され、
前記第1の間隙形成体は、少なくとも1つの貫通孔を有し、
前記宝石が前記貫通孔に配置される、請求項1に記載の宝石固定具。 - 前記宝石が、前記第1保持部と当接する、請求項1に記載の宝石固定具。
- 弾性変形可能であり、前記第1の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第2の間隙形成体を更に備え、
前記第2の間隙形成体によって前記宝石を前記第1保持部に付勢する、請求項3に記載の宝石固定具。 - 弾性変形可能であり、第2の間隙形成体と前記第2保持部との間に配置される第3の間隙形成体を更に備える請求項4に記載の宝石固定具。
- 前記第2の間隙形成体は、前記宝石の表面を保護するための表面保護部材を有する請求項4に記載の宝石固定具。
- 前記第2保持部は、貫通孔を有し、
透光性を有し、前記第2保持部と当接する第3保持部を更に備え、
前記宝石が、前記貫通孔と重なる位置で前記第3保持部に保持される、請求項1に記載の宝石固定具。 - 弾性変形可能であり、前記第1の間隙形成体と前記第3保持部との間に配置される第4の間隙形成体を更に備え、
前記第4の間隙形成体は、少なくとも1つの貫通孔を有し、
前記宝石が、前記第1の間隙形成体の貫通孔と前記第4の間隙形成体の貫通孔とに配置される、請求項7に記載の宝石固定具。 - 透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に前記所定の間隔を有する間隙を形成する第1の間隙形成体と、を備え、
前記保持対象体が前記間隙に配置される、宝石固定具。 - 透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に形成可能な間隙であって、前記保持対象体が配置可能な前記間隙を有する間隙形成体と、を備える宝石固定具。 - 透光性を有し、少なくとも1つの宝石を含む保持対象体の像を透過させる第1保持部と、
前記第1保持部に対して所定の間隔を有しかつ前記第1保持部と向かい合う第2保持部と、
前記第1保持部と前記第2保持部との間に形成可能な間隙であって、前記保持対象体が配置可能な前記間隙を有する間隙形成体と、を備える宝石固定構造。
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