JP2022084390A - 車両の荷室構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022084390000001
【課題】車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性を向上させることができる車両の荷室構造を提供する。
【解決手段】荷室構造10は、車体4に固定されたベース11と、ベース11に車体4の前後方向にスライド可能に取り付けられたサポート12と、サポート12に対して車体4の前後方向にスライド可能なデッキボード13とを備え、デッキボード13は、サポート12に車体4の前後方向にスライド可能に取り付けられたボード本体部22と、ボード本体部22の後端部に車体4の車幅方向に沿った軸回りに回動可能に連結された折れ部24とを有し、折れ部24は、デッキボード13が荷室2から引き出された状態において、ボード本体部22に対して折れ下がる。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両の荷室構造に関する。
車両の荷室構造としては、例えば特許文献1に記載されているようなラゲージフロア装置が知られている。特許文献1に記載のラゲージフロア装置は、車両の車体の後部に配置されている。ラゲージフロア装置は、ラゲージルームの床面とほぼ同一平面となるように設けられたラゲージフロアと、このラゲージフロアを上下方向に揺動自在に支持すると共に水平方向にスライド自在に支持するフロア支持手段とを備えている。フロア支持手段は、車幅方向に離間する1対のガイドレールを有している。
特開2003-341431号公報
しかしながら、上記従来技術においては、以下の問題点が存在する。即ち、車両の後方のスペースが狭い場所では、車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性が悪い。また、車両の後方のスペースの広さにかかわらず、車両の後方から荷室の奥に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性が悪い。
本発明の目的は、車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性を向上させることができる車両の荷室構造を提供することである。
本発明の一態様に係る車両の荷室構造は、車体に固定されたベースと、ベースに車体の前後方向にスライド可能に取り付けられたサポートと、サポートに対して車体の前後方向にスライド可能なデッキボードとを備え、デッキボードは、サポートに車体の前後方向にスライド可能に取り付けられたボード本体部と、ボード本体部の後端部に車体の車幅方向に沿った軸回りに回動可能に連結された折れ部とを有し、折れ部は、デッキボードが荷室から引き出された状態において、ボード本体部に対して折れ下がる。
このような車両の荷室構造において、車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行うときは、サポートをベースに対して車体の後方にスライドさせると共に、デッキボードをサポートに対して車体の後方にスライドさせることで、デッキボードを荷室から引き出す。このとき、デッキボードの折れ部がサポートの後方位置に達するまでデッキボードをスライドさせることで、折れ部がボード本体部に対して下方に回動して折れ下がるようになる。その状態では、デッキボードの最も後側(手前側)の位置からデッキボードの最も前側(奥側)の位置までの距離が短くなる。従って、荷室の奥に対して荷物の積み込み及び積み下ろしが行いやすくなる。また、車両の後方のスペースが狭い場所でも、荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしが行いやすくなる。これにより、車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性が向上する。
デッキボードは、荷室から引き出された状態において折れ部がボード本体部に対して折れ下がる第1モードと、荷室から引き出された状態において折れ部がサポート上に配置される第2モードとを切り換え可能であってもよい。このような構成では、デッキボードを第2モードとして使用するときは、サポートをデッキボードと一体でベースに対して車体の後方にスライドさせることで、デッキボードを荷室から引き出す。従って、例えばデッキボードがテーブルとして使える等、汎用性が広がる。
折れ部は、1枚の板材から構成されていてもよい。このような構成では、デッキボードの構造が簡素化され、荷室構造のコストが抑えられる。
折れ部は、車体の前後方向に配列された複数枚の履板が互いに回動可能に連結された構造を有していてもよい。このような構成では、荷物の大きさ等に合わせて、デッキボードの引き出し量が変えられる。また、車両の後方のスペースが狭い場所でも、デッキボードを荷室から引き出しやすくなる。
サポート及びデッキボードの折れ部の後端面には、緩衝材が装着されていてもよい。このような構成では、折れ部がボード本体部に対して折れ下がるときに、折れ部がサポートまたはバンパー等に当たっても、サポートまたはバンパー等の損傷が防止される。
本発明によれば、車両の後方から荷室に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両の荷室構造を示す斜視図である。 図1に示されたデッキボードが荷室から引き出された状態を示す斜視図である。 図1に示された荷室構造の分解斜視図である。 図3に示された荷室構造の断面図である。 ベースに対するサポートのロックを解除するロック解除機構を示す斜視図である。 図4に示されたデッキボードが荷室から引き出された状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両の荷室構造を示す背面図である。 図7に示された荷室構造を簡略化して示す断面図である。 図7に示されたデッキボードが荷室から引き出された状態を示す斜視図である。 図8に示されたデッキボードが荷室から引き出された状態を簡略化して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面において、同一または同等の要素には同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両の荷室構造を示す斜視図である。図1において、車両1は、荷物が積載される荷室2を具備している。荷室2は、車両1におけるシート3の後側の領域に配置されている。
車両1は、車体4を備えている。車体4の上部にはルーフパネル5が設けられ、車体4の両側部にはサイドパネル6が設けられている。車体4の後端部には、ルーフパネル5、サイドパネル6及びリアバンパ7により画成される開口部8が設けられている。開口部8は、バックドア(図示せず)により開閉される。
本実施形態の荷室構造10は、図1~図3に示されるように、枠体状のベース11と、このベース11に対して車体4の前後方向にスライド可能な枠体状のサポート12と、このサポート12に対して車体4の前後方向にスライド可能なデッキボード13とを備えている。なお、図2は、図1に示されたデッキボード13が荷室2から引き出された状態を示している。図3は、図1に示された荷室構造10の分解斜視図である。
ベース11は、車体4に固定されている。ベース11は、例えば図4に示されるように、車体4のフレーム14にブラケット15を介して取り付けられている。ベース11の左右両側の上部には、車体4の前後方向に延びるレール16が設けられている。また、ベース11の左右両側の後端部の上部には、スライドブロック17がレール16に隣接して設けられている。
サポート12は、ベース11に車体4の前後方向にスライド可能に取り付けられている。サポート12の左右両側の下部の前端部近傍には、ベース11のレール16と嵌合するスライドブロック18が設けられている。スライドブロック18は、レール16に沿って摺動する。また、サポート12の左右両側の下部には、車体4の前後方向に延びるレール19がスライドブロック18に隣接して設けられている。ベース11のスライドブロック17は、レール19と嵌合し、レール19に沿って摺動する。従って、サポート12は、スライドブロック17,18によりベース11にスライド可能に支持されている。サポート12の左右両側の上部には、車体4の前後方向に延びるレール20が設けられている。
サポート12の後端面には、ゴム製のハンドルカバー21が装着されている。ハンドルカバー21は、緩衝材に相当する。ハンドルカバー21の車幅方向の中央部には、下側に開放された切欠部21aが設けられている。なお、図3では、ハンドルカバー21が便宜上省略されている。
デッキボード13は、サポート12に車体4の前後方向にスライド可能に取り付けられたボード本体部22と、このボード本体部22の後端部に複数のヒンジ23を介して車体4の車幅方向に沿った軸回りに回動可能に連結された折れ部24とを有している。
ボード本体部22の左右両側の下部の前側及び後側には、サポート12のレール20と嵌合するスライドブロック25がそれぞれ設けられている。スライドブロック25は、レール20に沿って摺動する。従って、ボード本体部22は、4つのスライドブロック25によりサポート12にスライド可能に支持されている。
折れ部24は、1枚の板材から構成されている。折れ部24は、デッキボード13が荷室2から引き出された状態において、ボード本体部22に対して折れ下がる。折れ部24の後端面には、緩衝材であるゴム材24aが装着されている。なお、図3では、ゴム材24aが便宜上省略されている。
デッキボード13の幅寸法は、ベース11及びサポート12の幅寸法よりも大きい。幅寸法は、車体4の車幅方向の寸法である。デッキボード13は、例えば車体4のフレーム14に固定された左右両側のデッキサイド26を覆うような幅寸法を有している。これにより、荷室2の底部に物品が落下することが防止される。
デッキボード13の折れ部24には、図4に示されるように、デッキボード13がサポート12と共に荷室2内に格納されている状態のときに、デッキボード13をサポート12に対してロックするためのロックピン27が左右両側に設けられている。サポート12には、ロックピン27が差し込まれるピン穴部28が左右両側に設けられている。
サポート12には、図5に示されるように、サポート12をベース11に対してロックするためのロックピン30が左右両側に設けられている。ベース11には、ロックピン30が差し込まれる複数組のピン受け部31が左右両側に設けられている。これにより、デッキボード13がサポート12と共に荷室2内に格納されている状態のときと、デッキボード13がサポート12と共に荷室2から後側に引き出された状態のときに、サポート12がベース11に対してロックされる。
また、サポート12には、図5に示されるように、ベース11に対するサポート12のロックを解除するロック解除機構32が設けられている。ロック解除機構32は、サポート12に回動可能に支持された軸部33と、この軸部33と一体化されたハンドル34と、軸部33の両端部と連結されたI字型のクランク35と、ロックピン30に固定されたL字型のクランク36と、クランク35,36同士を接続するケーブル37とを有している。
軸部33は、車幅方向に延びている。軸部33は、サポート12に取り付けられたブラケット38に支持されている。ハンドル34は、車幅方向の中央部において軸部33と一体化されている。クランク35は、ブラケット38に回動可能に支持されている。軸部33は、クランク35の上端部に連結されている。ケーブル37の一端部は、クランク35の下端部に連結されている。ケーブル37の他端部は、クランク36の一端部に連結されている。
クランク36は、ベース11に取り付けられたブラケット39に回動可能に支持されている。ロックピン30は、クランク36の下方に突出するようにクランク36に固定されている。ロックピン30が差し込まれるピン受け部31は、ブラケット39に設けられている。
このようなロック解除機構32において、ハンドル34が操作されると、軸部33が回転することでクランク35が回動し、ケーブル37が車体4の後方に引っ張られる(図5(a)中の矢印参照)。すると、クランク36が回動し、ロックピン30が上昇してピン受け部31から抜け出る(図5(b)中の矢印参照)。これにより、ベース11とサポート12とのロックが解除される。
以上のように構成された荷室構造10において、通常は図1に示されるように、サポート12及びデッキボード13が荷室2内に格納されている。そのような格納状態から、サポート12及びデッキボード13を車体4の後方にスライドさせると、図2に示されるように、デッキボード13がサポート12と共に荷室2から車体4の後側に引き出される。
このとき、デッキボード13は、フォールドモード(第1モード)と、フラットモード(第2モード)とを切り換え可能である。フォールドモードは、図6(a)に示されるように、デッキボード13が荷室2から引き出された状態において、折れ部24がボード本体部22に対して下方に折れ下がるモードである。フラットモードは、図6(b)に示されるように、デッキボード13が荷室2から引き出された状態において、折れ部24がサポート12上にフラットな状態で配置されるモードである。
デッキボード13をフォールドモードとして使用するときは、ハンドルカバー21の切欠部21aから手を入れてハンドル34を握り、ベース11とサポート12とのロックを解除した状態で、サポート12をベース11に対して車体4の後方にスライドさせる。このとき、サポート12の後端がリアバンパ7の後方に位置するまで、サポート12をスライドさせる。
また、デッキボード13の折れ部24を持ち上げて、ロックピン27をピン穴部28から抜き出すことで、サポート12とデッキボード13とのロックを解除した状態で、デッキボード13をサポート12に対して車体4の後方にスライドさせる。このとき、デッキボード13のボード本体部22の後端がサポート12の後方に位置するまで、デッキボード13をスライドさせる。これにより、デッキボード13の折れ部24は、自重によりボード本体部22に対して下方に回動し、折れ下がるようになる。
また、折れ部24がボード本体部22に対して折れ下がると、折れ部24がハンドルカバー21に当たる。ただし、サポート12の後端がリアバンパ7の後方に位置しているため、折れ部24がリアバンパ7に当たることなくリアバンパ7を覆う。従って、リアバンパ7が折れ部24により保護されることになる。
デッキボード13をフラットモードとして使用するときは、フォールドモードと同様に、ベース11とサポート12とのロックを解除した状態で、サポート12をデッキボード13と一緒にベース11に対して車体4の後方にスライドさせる。このとき、デッキボード13の折れ部24は、サポート12に支えられてフラット状態に維持されている。
以上のように本実施形態にあっては、車両1の後方から荷室2に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行うときは、サポート12をベース11に対して車体4の後方にスライドさせると共に、デッキボード13をサポート12に対して車体4の後方にスライドさせることで、デッキボード13を荷室2から引き出す。このとき、デッキボード13の折れ部24がサポート12の後方位置に達するまでデッキボード13をスライドさせることで、折れ部24がボード本体部22に対して下方に回動して折れ下がるようになる。その状態では、デッキボード13の最も後側(手前側)の位置からデッキボード13の最も前側(奥側)の位置までの距離が短くなる。従って、荷室2の奥に対して荷物の積み込み及び積み下ろしが行いやすくなる。また、車両1の後方のスペースが狭い場所でも、荷室2に対して荷物の積み込み及び積み下ろしが行いやすくなる。これにより、車両1の後方から荷室2に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性が向上する。また、重量物の積み込み及び積み下ろしを行う場合に、作業者の腰にかかる負担を低減することができる。
また、本実施形態では、デッキボード13は、荷室2から引き出された状態において折れ部24がボード本体部22に対して折れ下がるフォールドモードと、荷室2から引き出された状態において折れ部24がサポート12上に配置されるフラットモードとを切り換え可能である。デッキボード13をフラットモードとして使用するときは、サポート12をデッキボード13と一体でベース11に対して車体4の後方にスライドさせることで、デッキボード13を荷室2から引き出す。従って、例えばキャンプ等のアウトドアシーンにおいてデッキボード13がテーブルとして使える等、汎用性が広がる。
また、本実施形態では、折れ部24は、1枚の板材から構成されている。このため、デッキボード13の構造が簡素化され、荷室構造10のコストが抑えられる。
また、本実施形態では、サポート12の後端面にゴム製のハンドルカバー21が装着されていると共に、デッキボード13の折れ部24の後端面にゴム材24aが装着されている。このため、折れ部24がボード本体部22に対して折れ下がるときに、折れ部22がサポート12及びリアバンパ7に当たっても、サポート12及びリアバンパ7の損傷が防止される。
図7は、本発明の第2実施形態に係る車両の荷室構造を示す背面図である。図8は、図7に示された荷室構造を簡略化して示す断面図である。図7及び図8において、本実施形態の荷室構造10は、上記のベース11と、上記のサポート12と、デッキボード40とを備えている。
デッキボード40は、上記のボード本体部22と、このボード本体部22の後端部にヒンジ23を介して車体4の車幅方向に沿った軸回りに回動可能に連結された折れ部41とを有している。折れ部41は、車体4の前後方向に配列された複数枚(ここでは5枚)の履板42が互いに軸部42aを介して回動可能に連結された構造(例えばキャタピラ構造)を有している。
デッキボード40のボード本体部22には、デッキボード40をサポート12に対してロックするためのU字状のロック用のハンドル43が左右両側に着脱可能に設けられている。ハンドル43は、取っ手部43aと、この取っ手部43aの両端から下方に延びる2つの脚部43bとを有している。ボード本体部22の後部には、ハンドル43の脚部43bが差し込まれるロック穴44が設けられている。
サポート12の左右両側には、ハンドル43の脚部43bが差し込まれる複数組のロック穴45が設けられている。複数組のロック穴45は、車体4の前後方向に沿って配置されている。ハンドル43の脚部43bがボード本体部22のロック穴44及びサポート12のロック穴45にわたって差し込まれることで、デッキボード40とサポート12とがロック状態となる。
ここで、サポート12において複数組のロック穴45が車体4の前後方向に沿って設けられているので、サポート12及びデッキボード40が荷室2内に格納されている状態のときだけでなく、サポート12及びデッキボード40が荷室2から引き出された状態のときにも、デッキボード40の引き出し量にかかわらず、デッキボード40とサポート12とをロックさせることができる(図10参照)。なお、図8及び図10では、ロック穴45の数及び位置は、便宜上一致していない。
サポート12及びデッキボード40が荷室2内に格納されている状態から、デッキボード40をサポート12と共に車体4の後方にスライドさせると、図9に示されるように、デッキボード40がサポート12と共に荷室2から引き出される。
このとき、デッキボード40は、上記の第1実施形態と同様に、フォールドモードとフラットモードとを切り換え可能である。フォールドモードは、図10(a)、(b)に示されるように、デッキボード40が荷室2から引き出された状態において、折れ部41がボード本体部22に対して折れ下がるモードである。フラットモードは、図10(c)に示されるように、デッキボード40が荷室2から引き出された状態において、折れ部41がサポート12上に配置されるモードである。
デッキボード40をフォールドモードとして使用するときは、ベース11とサポート12とのロックを解除した状態で、ハンドル43を手で持って、サポート12をベース11に対して車体4の後方にスライドさせる。また、ハンドル43を持ち上げてハンドル43の脚部43bをロック穴45から抜き出すことで、サポート12とデッキボード40とのロックを解除した状態で、ハンドル43を持ったまま、デッキボード40をサポート12に対して車体4の後方にスライドさせる。これにより、デッキボード40の折れ部41は、ボード本体部22に対して下方に回動して折れ下がるようになる。
このとき、ハンドル43を手で持った状態で、サポート12及びデッキボード40のスライド操作を行うので、サポート12及びデッキボード40を車体4の前後方向にスムーズに且つ容易にスライドさせることができる。
また、折れ部41は、複数の履板42が互いに軸部42aを介して回動可能に連結された構造を有している。このため、図10(a)、(b)に示されるように、荷物の寸法等に応じてデッキボード40の引き出し量を細かく調整することが可能となる。
デッキボード40の引き出し量が少ないときは、折れ部41の後側に位置する履板42が折れ下がり、折れ部41の前側に位置する履板42がサポート12上に配置される。デッキボード40の引き出し量が多くなるほど、折れ下がる履板42の数が多くなり、サポート12上に配置される履板42の数が少なくなる。
なお、本実施形態では、サポート12の後端面に装着されたハンドルカバー21は、サポート12に対して傾斜して配置されている。このため、1つの履板42は、ハンドルカバー21に伴って傾斜して折れ下がる。ただし、ハンドルカバー21は、上記の第1実施形態と同様に、サポート12に対してフラットな状態で配置されていてもよい。
デッキボード40をフラットモードとして使用するときは、ベース11とサポート12とのロックを解除した状態で、ハンドル43を手で持って、サポート12をデッキボード40と一緒にベース11に対して車体4の後方にスライドさせる。このとき、デッキボード40の折れ部41は、サポート12に支えられてフラット状態になっている。
このような本実施形態においても、車両1の後方から荷室2に対して荷物の積み込み及び積み下ろしを行う際の作業性が向上する。
また、本実施形態では、デッキボード40の折れ部41は、複数枚の履板42が互いに回動可能に連結された構造を有している。このため、荷物の大きさ等に合わせて、デッキボード40の引き出し量が変えられる。また、車両1の後方のスペースが狭い場所でも、デッキボード40が荷室2から引き出しやすくなる。
なお、本発明は、上記実施形態には限定されない。例えば上記の第2実施形態でも、デッキボード40の折れ部41の後端面にゴム材(緩衝材)が装着されていてもよい。
また、上記の第1実施形態でも、デッキボード13のボード本体部22に、デッキボード13をサポート12に対してロックするためのハンドルを着脱可能に設けてもよい。
また、上記実施形態では、サポート12の後端面に、緩衝材であるゴム製のハンドルカバー21が装着されているが、緩衝材としては、特にゴムには限られず、軟らかい樹脂等であってもよい。折れ部24,41の後端面に装着される緩衝材についても同様である。
1…車両、2…荷室、4…車体、10…荷室構造、11…ベース、12…サポート、13…デッキボード、21…ハンドルカバー(緩衝材)、22…ボード本体部、24…折れ部、24a…ゴム材(緩衝材)、40…デッキボード、41…折れ部、42…履板。

Claims (5)

  1. 車体に固定されたベースと、
    前記ベースに前記車体の前後方向にスライド可能に取り付けられたサポートと、
    前記サポートに対して前記車体の前後方向にスライド可能なデッキボードとを備え、
    前記デッキボードは、前記サポートに前記車体の前後方向にスライド可能に取り付けられたボード本体部と、前記ボード本体部の後端部に前記車体の車幅方向に沿った軸回りに回動可能に連結された折れ部とを有し、
    前記折れ部は、前記デッキボードが荷室から引き出された状態において、前記ボード本体部に対して折れ下がる車両の荷室構造。
  2. 前記デッキボードは、前記荷室から引き出された状態において前記折れ部が前記ボード本体部に対して折れ下がる第1モードと、前記荷室から引き出された状態において前記折れ部が前記サポート上に配置される第2モードとを切り換え可能である請求項1記載の車両の荷室構造。
  3. 前記折れ部は、1枚の板材から構成されている請求項1または2記載の車両の荷室構造。
  4. 前記折れ部は、前記車体の前後方向に配列された複数枚の履板が互いに回動可能に連結された構造を有している請求項1または2記載の車両の荷室構造。
  5. 前記サポート及び前記デッキボードの前記折れ部の後端面には、緩衝材が装着されている請求項1~4の何れか一項記載の車両の荷室構造。
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