JP4765816B2 - 車両の後部荷室構造 - Google Patents
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Description
上述のシートは、リヤシートに設定してもよい。
上記構成によれば、シートバックをシートクッション上に倒伏して折畳むと共に、軸部材の前方移動により荷室ボードを使用状態に移動すると、シートバックと荷室フロア面との間の段差が解消され、シートバックと荷室ボードとが前後方向に連続したフラットな荷室面が形成されるので、この荷室面上に前後方向寸法が大きい荷物の搭載が許容される。
また、上述の軸部材の後方移動により荷室ボードをフロアパネルに沿って平坦に収納される収納状態に移動すると、上下方向の寸法が大きい荷室スペースが形成されるので、この荷室スペースに高さが大きい荷物の搭載が許容される。
上記構成によれば、軸部材を荷室ボード側方のガイド部にて円滑に案内することができる。
上記構成によれば、荷物をシート後方の荷室空間と、収納部とに区別して格納することができると共に、荷室ボードで収納部の上方を開放すると収納部内とのアクセスが容易となり、収納部に対して荷物を簡単に出し入れすることができる。
上記構成によれば、荷室ボードを起立状態に選択すると、シート後方の荷室空間と、収納部内とが上下方向に連通するので、高さ寸法が大きい大型の荷物の積載に対応することができ、また、荷室ボードは収納状態と使用状態と起立状態とに選択できるので、荷室のアレンジ性の向上を図ることができる。
上記構成によれば、荷室ボードを3分割構造と成したので、必要最小限の分割により上記収納状態、使用状態、起立状態を確保することができる。
しかも、荷室ボードを収納状態から使用状態に移動させる時、荷室ボードをワンタッチで使用状態に上昇移動させることができる効果がある。
図面は車両の後部荷室構造を示すが、まず、図1を参照して車体構造について説明する。
図1において、車室1の床面(底部)を形成するフロアパネル2を設け、このフロアパネル2の後部にはキックアップ部3を連設している。
このキックアップフロア部3bのさらに後方には、後方に延びる凹状の荷室フロアパネル4を形成し、この荷室フロアパネル4の上方に荷室空間5を形成する一方、上述の凹状の荷室フロアパネル4には仕切り板6と収納ボックス7とを取付けている。
ここで、仕切り板6の前側にはジャッキ(図示せず)が格納され、また、上述の収納ボックス7はその上方が開口された形状に構成されている。
一方、上述の凹状の荷室フロアパネル4の後端開放側には車幅方向に延びるリヤエンドパネル8を取付け、このリヤエンドパネル8のリヤ側の面には車幅方向に延びるリヤエンドメンバ9を接合固定して、このリヤエンドメンバ9と上述のリヤエンドパネル8との間には車幅方向に延びるリヤエンド閉断面9aを形成して、後部車体剛性を確保すべく構成すると共に、リヤエンドメンバ9のさらに後方にはリヤバンパ10を配設している。
ここで、上述のリヤゲート12は、リヤゲートインナパネル13と、リヤゲートアウタパネル14と、リヤウインド15とを備え、荷室空間5と対向する車室側の所定部が内装材としてのリヤゲートトリム16で覆われている。
なお、図2において、34はインストルメントパネル、35はステアリングホイールである。
図3は図1の要部拡大側面図、図4は荷室ボードの拡大側面図、図5は荷室ボードの分解斜視図であって、上述の荷室空間5には、少なくとも上下方向に移動可能な荷室ボード40が設けられている。
さらに、図5に示すように、上述の開口部51,52よりもさらに前方において上記メインボード41には取手部を兼ねる別の開口部58が形成されている。
また、荷室ボード40の側方には上述のピン63の前後方向の移動を案内するガイド部としてのスライド溝64が荷室サイドトリム49に一体形成されている。
しかも、上述の荷室ボード40は、図3、図4に示す収納状態と、図11、図12に示す起立状態と、図13、図14に示す使用状態と、図15、図16に示す起立状態とに選択的(択一的)に移動可能に設けられている。
この構成によれば、シートバック33Bをシートクッション33C上に倒伏して折畳むと共に、軸部材(ピン63参照)の前方移動により荷室ボード40を使用状態に移動すると、シートバック33Bと荷室フロア面4aとの間の段差が解消され、シートバック33Bと荷室ボード40とが前後方向に連続したフラットな荷室面が形成されるので、この荷室面上に前後方向寸法が大きい荷物の搭載が許容される。
また、上述の軸部材(ピン63参照)の後方移動により荷室ボード40をフロアパネル(荷室フロア面4a参照)に沿って平坦に収納される収納状態に移動すると、上下方向の寸法が大きい荷室スペースが形成されるので、この荷室スペースに高さが大きい荷物の搭載が許容される。
この構成によれば、軸部材(ピン63)を荷室ボード40側方のガイド部(スライド溝64)にて円滑に案内することができる。
この構成によれば、荷物をリヤシート33後方の荷室空間5と、収納部(収納ボックス7)とに区別して格納することができると共に、荷室ボード40で収納部(収納ボックス7)の上方を開放すると収納部(収納ボックス7)内とのアクセスが容易となり、収納部(収納ボックス7)に対して荷物を簡単に出し入れすることができる。
この構成によれば、荷室ボード40を起立状態に選択すると、リヤシート33後方の荷室空間5と、収納部(収納ボックス7)内とが上下方向に連通するので、高さ寸法が大きい大型の荷物の積載に対応することができ、また、荷室ボード40は収納状態と使用状態と起立状態とに選択できるので、荷室のアレンジ性の向上を図ることができる。
この構成によれば、荷室ボード40を3分割構造と成したので、必要最小限の分割により上記収納状態、使用状態、起立状態を確保することができる。
図17〜図34は車両の後部荷室構造の他の実施例を示すものである。
なお、図17〜図34において前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳しい説明を省略している。
さらに、この実施例においては、図18、図20に示すように、前後のサブボード42,43のそれぞれの遊端部に軸部材としてのピン63,73が設けられている。
ここで、上述の駆動機構74は各要素75〜84から構成されたものである。
図19、図20に示す荷室ボード40の収納状態から、該荷室ボード40を図31、図32に示す使用状態と成すには、まず、リヤシート33のシートバック33Bをシートクッション33C上に倒伏して折畳む。
この構成によれば、シートバック33Bをシートクッション33C上に倒伏して折畳むと共に、軸部材(ピン63)の前方移動により荷室ボード40を使用状態に移動すると、シートバック33Bと荷室フロア面4aとの間の段差が解消され、シートバック33Bと荷室ボード40とが前後方向に連続したフラットな荷室面が形成されるので、この荷室面上に前後方向寸法が大きい荷物の搭載が許容される。
また、上述の軸部材(ピン63)の後方移動により荷室ボード40をフロアパネル(荷室フロア面4a参照)に沿って平坦に収納される収納状態に移動すると、上下方向の寸法が大きい荷室スペースが形成されるので、この荷室スペースに高さが大きい荷物の搭載が許容される。
この構成によれば、軸部材(ピン63)を荷室ボード40側方のガイド部(スライド溝64)にて円滑に案内することができる。
この構成によれば、荷物をリヤシート33後方の荷室空間5と、収納部(収納ボックス7)とに区別して格納することができると共に、荷室ボード40で収納部(収納ボックス7)の上方を開放すると収納部(収納ボックス7)内とのアクセスが容易となり、収納部(収納ボックス7)に対して荷物を簡単に出し入れすることができる。
この構成によれば、荷室ボード40を起立状態に選択すると、リヤシート33後方の荷室空間5と、収納部(収納ボックス7)内とが上下方向に連通するので、高さ寸法が大きい大型の荷物の積載に対応することができ、また、荷室ボード40は収納状態(図19、図20参照)と使用状態(図31、図32参照)と起立状態(図29、図30、図33、図34参照)とに選択できるので、荷室のアレンジ性の向上を図ることができる。
この構成によれば、荷室ボード40を3分割構造と成したので、必要最小限の分割により上記収納状態、使用状態、起立状態を確保することができる。
この構成によれば、荷室ボード40を収納状態から使用状態に移動させる時、上述の駆動機構74が前後のサブボード42,43を押し開くので、荷室ボード40をワンタッチで使用状態に上昇移動させることができる。
この発明のシートは、実施例のリヤシート33に対応し、
以下同様に、
シートを配設するフロアパネルは、キックアップフロア部3bに対応し、
軸部材は、ピン63に対応し、
軸部材の前後方向の移動を案内するガイド部は、スライド溝64に対応し、
3分割されたボード部は、メインボード41、サブボード42,43に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
5…荷室空間
7…収納ボックス(収納部)
33…リヤシート(シート)
33B…シートバック
33C…シートクッション
40…荷室ボード
41…メインボード
42,43…サブボード
63…ピン(軸部材)
64…スライド溝(ガイド部)
74…駆動機構
Claims (5)
- 車両のフロアパネル上にシートクッションとシートバックとを備えるシートを配設し、
該シートの後方に荷室空間が形成されると共に、該荷室空間には少なくとも上下方向に移動可能な荷室ボードが設けられた車両の後部荷室構造であって、
上記シートはシートクッション上にシートバックが倒伏して折畳み可能に構成され、
上記荷室ボードはフロアパネルに沿って平坦に収納される収納状態と、
上記シートが折畳まれた状態でのシートバック後端部と略同一高さに位置する使用状態とに選択的に移動可能に設けられ、
上記荷室ボードは複数に分割されて、その前側部にはフロア高さに位置する軸部材を有し、
該軸部材が前後方向に移動することで上記収納状態と使用状態とを選択すべく構成し、
上記荷室ボードは、メインボードと、使用状態のメインボードを支持する一方で、収納状態時には該メインボードの下部に折畳まれる前後のサブボードと、を備え、
荷室ボードを収納状態から使用状態に移動させる時、前後のサブボードを押し開く駆動機構を設けた
車両の後部荷室構造。 - 上記荷室ボードの側方には上記軸部材の前後方向の移動を案内するガイド部を設けた
請求項1記載の車両の後部荷室構造。 - 上記フロアパネルには該フロアパネルより下方に凹設された収納部が設けられ、該収納部の上方を上記荷室ボードで開閉すべく構成した
請求項1または2記載の車両の後部荷室構造。 - 上記荷室ボードは、シートバックの起立した状態での背面に沿って上下方向に延びて配設される起立状態に移動可能に構成された
請求項1〜3の何れか1に記載の車両の後部荷室構造。 - 上記荷室ボードは互いに回動可能に連結された3つのボード部から形成された
請求項1〜4の何れか1に記載の車両の後部荷室構造。
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