JP2022084133A - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022084133A JP2022084133A JP2020195795A JP2020195795A JP2022084133A JP 2022084133 A JP2022084133 A JP 2022084133A JP 2020195795 A JP2020195795 A JP 2020195795A JP 2020195795 A JP2020195795 A JP 2020195795A JP 2022084133 A JP2022084133 A JP 2022084133A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- exhaust
- engine
- cover
- engine room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
Landscapes
- Combines (AREA)
Abstract
【課題】排気浄化装置の温度上昇を抑制して、排気浄化装置の周辺の空気の温度以上を防止したコンバインを提供する。
【解決手段】脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通した。
【選択図】図6
【解決手段】脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通した。
【選択図】図6
Description
本発明は、排気浄化装置を備えたコンバインに関するものである。
従来のコンバインでは、エンジンの排気ガスを浄化する排気浄化装置を脱穀装置の右壁に対向するグレンタンクの左壁に形成された凹部内に入り込ませて設ける技術が知られている。(特許文献1)
しかし、特許文献1の技術では、可動中に排気浄化装置も温度が上昇して排気浄化装置の放熱によって周辺の空気が過度に加熱される恐れがあった。
そこで、本発明の課題は、排気浄化装置の温度上昇を抑制して、排気浄化装置の周辺の空気の温度以上を防止したコンバインを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下側にエンジン(E)を搭載するエンジンルーム(6)を設け、前記操縦部(5)の後側に脱穀選別された穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、前記エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、前記エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、前記排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、前記エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通したことを特徴とするコンバインである。
すなわち、請求項1記載の発明は、機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下側にエンジン(E)を搭載するエンジンルーム(6)を設け、前記操縦部(5)の後側に脱穀選別された穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、前記エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、前記エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、前記排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、前記エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通したことを特徴とするコンバインである。
請求項2記載の発明は、前記後壁(52)の前側におけるダクト(60)の流入口よりも左側に前後と上下方向に所定の寸法を有するガイド部材(55)を設けた請求項1記載のコンバインである。
請求項3記載の発明は、平面視において、前記ガイド部材(55)の前部を後部よりも右側に位置させた請求項2記載のコンバインである。
請求項4記載の発明は、前記排気浄化装置(21)の後部に接続された排気管(22)を、前記排気浄化カバー(40)の後側上部に形成された開口部(41)から後方に延在させ、前記排気管(22)の上流側部位を、内側排気管(22A)と、該内側排気管(22A)の外径よりも大径に形成された内径を有する外側排気管(22B)で形成した請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項5記載の発明は、前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間の上方に、前記エンジン(E)に供給する空気を吸引するプレクリーナ(10)を設け、前記プレクリーナ(10)に左右と上下方向に所定の寸法を有する遮熱板(19)を設け、側面視において、前記遮熱板(19)を排気浄化カバー(40)の後端部に近接させて設けた請求項1~4のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項6記載の発明は、前記グレンタンク(7)の左壁に前側と左側が開放された凹部(30)を形成し、前記排気浄化装置(21)の右部を凹部(30)内に入り込ませた請求項1~5のいずれか1項に記載のコンバインである。
請求項7記載の発明は、前記排気浄化装置(21)をグレンタンク(7)の前壁よりも前側に延出させた請求項6記載のコンバインである。
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通したので、ダクト(60)を介してエンジンルーム(6)内に吸引された空気を排気浄化カバー(40)内に流入させて排気浄化カバー(40)の温度上昇を抑制することができる。また、排気浄化カバー(40)の放熱によって加熱される周辺の空気の温度上昇を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明による効果に加えて、後壁(52)の前側におけるダクト(60)の流入口よりも左側に前後と上下方向に所定の寸法を有するガイド部材(55)を設けたので、ファン(51)によってエンジンルーム(6)内に吸引された空気を効率良くダクト(60)に流入させることができる。
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の発明による効果に加えて、平面視において、ガイド部材(55)の前部を後部よりも右側に位置させたので、ファン(51)によってエンジンルーム(6)内に吸引された空気をより効率良くダクト(60)に流入させることができる。
請求項4記載の発明によれば、請求項1~3のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、排気浄化装置(21)の後部に接続された排気管(22)を、排気浄化カバー(40)の後側上部に形成された開口部(41)から後方に延在させ、排気管(22)の上流側部位を、内側排気管(22A)と、内側排気管(22A)の外径よりも大径に形成された内径を有する外側排気管(22B)で形成したので、イジェクタ効果によって排気浄化カバー(40)内の空気を開口部(41)から外部に効率良く排気することができる。また、ダクト(60)を介してエンジンルーム(6)内により効率良く吸引することができる。
請求項5記載の発明によれば、請求項1~4のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間の上方に、エンジン(E)に供給する空気を吸引するプレクリーナ(10)を設け、プレクリーナ(10)に左右と上下方向に所定の寸法を有する遮熱板(19)を設け、側面視において、遮熱板(19)を排気浄化カバー(40)の後端部に近接させて設けたので、排気管(22)の放熱によって加熱された空気や排気ガスが操縦部(5)等に向かって逆流するのを防止することができる。
請求項6記載の発明によれば、請求項1~5のいずれか1項に記載の発明による効果に加えて、グレンタンク(7)の左壁に前側と左側が開放された凹部(30)を形成し、排気浄化装置(21)の右部を凹部(30)内に入り込ませたので、排気浄化装置(21)を脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に配置することができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明による効果に加えて、排気浄化装置(21)をグレンタンク(7)の前壁よりも前側に延出させたので、凹部(30)の前後方向の長さを短くしてグレンタンク(7)の貯留容量の減少を防止することができる。
図1示すように、コンバインは、機体フレーム1の下側に土壌面を走行する左右一対のクローラからなる走行装置2が設けられ、機体フレーム1の前側に圃場の穀稈を刈取る刈取装置3が設けられ、刈取装置3の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀・選別処理する脱穀装置4が設けられ、刈取装置3の後方右側に操縦者が搭乗する操縦部5が設けられている。
操縦部5の下側にはエンジンEを搭載するエンジンルーム6が設けられ、操縦部5の後側には脱穀・選別処理された穀粒を貯留するグレンタンク7が設けられている。また、脱穀装置4とグレンタンク7の間に形成される空間の上方には、エンジンEに供給する空気を吸引するプレクリーナ10が設けられている。
図2,3に示すように、プレクリーナ10で吸引された空気は、可撓性の吸気管11を介してエアクリーナ12に流入し、エアクリーナ12で粉塵等の不純物が除去された空気は、可撓性の吸気管13を介してエンジンEの吸気口からエンジンE内に供給される。
、
エンジンE内で燃焼した排気ガスは、エンジンEの排気口から排気され、可撓性の排気管20を介して排気ガス中の粒子状物質を除去する排気浄化装置21の流入口から排気浄化装置21内に流入される。排気浄化装置21で排気ガス中の粒子状物質を除去された排気ガスは、排気浄化装置21の流出口から流出され、可撓性の排気管22を介して外部に排気される。
エンジンE内で燃焼した排気ガスは、エンジンEの排気口から排気され、可撓性の排気管20を介して排気ガス中の粒子状物質を除去する排気浄化装置21の流入口から排気浄化装置21内に流入される。排気浄化装置21で排気ガス中の粒子状物質を除去された排気ガスは、排気浄化装置21の流出口から流出され、可撓性の排気管22を介して外部に排気される。
排気浄化装置21は、長手方向を機体前後方向に沿って設けられ、取付プレート25の上面に着脱自在に固定されている。取付プレート25の前部は、操縦部5の後側左部に立設された縦フレーム26と後側右部に立設された縦フレーム27の上部を連結する横フレーム28における左側部に固定され、取付プレート25の後部は、縦フレーム26よりも後側に立設された縦フレーム29の上部に固定されている。
排気浄化装置21は、脱穀装置4とグレンタンク7の間に形成される空間に設けられ、排気浄化装置21の右側部は、グレンタンク7の左壁に形成された前側と左側が開放された凹部30に入り込ませて設けられている。これにより、排気浄化装置21を脱穀装置4とグレンタンク7の間に形成された空間に配置することができ、また、排気浄化装置21の温度低下を抑制して排気浄化装置21の除去効果の低下を防止することができる。
排気浄化装置21の前端部は、グレンタンク7の前壁よりも前方に突出し、操縦部5の操作席の左側に設けられたサイドパネル18の後部の近傍に位置している。これにより、凹部30の前後方向長さを短く形成してグレンタンク7の貯留容量の減少を防止することができる。
正面視において、グレンタンク7の左壁に形成された凹部30は、左壁から右側下方に向かって延在する傾斜壁31と、上側傾斜壁31の下端から下方に向かって延在する垂直壁32と、垂直壁32の下端から左側下方に向かって延在する傾斜壁33から形成されている。また、傾斜壁33の左端は左壁に位置している。
傾斜壁31の右下り傾斜角度は、穀粒が自重で落下可能である安息角度よりも急傾斜角度の45度に形成されている。これにより、揚穀筒17によってグレンタンク7の上部に揚穀された穀粒をグレンタンク7の下部にスムーズに落下させてグレンタンク7内での穀粒の詰まりを防止することができる。
垂直壁32をグレンタンク7の下部に設けた搬送螺旋35の上方よりも左側に偏倚した位置に形成し、傾斜壁33の左下り傾斜角度を傾斜角度30度に形成している。これにより、グレンタンク7の貯留容量の大幅な減少を抑制することができる。
脱穀装置4の右壁の上部には、グレンタンク7に向かって延在する前後方向に所定の間隔を隔てた前後一対のステー70の基部が固定されている。ステー70の先端部には、前後方向に延在する棒状のロックピン71が設けられている。
グレンタンク7の左壁の上部における揚穀筒17の前側部位には、脱穀装置4に向かって延在する前後方向に所定の間隔を隔てた前後一対のステー75の基部が固定されている。ステー75の先端部には、前後方向に延在する棒状の支軸76が設けられ、支軸76には、ロックピン71に係合するフック部材77の基部が回転自在に支持されている。これによって、グレンタンク7の左壁の変形が揚穀筒17によって抑制されるので、ロックピン71とフック部材77の係合の外れを防止することができる。
フック部材58の先端部には、操作ワイヤ78の一側が接続されている。これにより、操作ワイヤ78を操作してロックピン71とフック部材77の係合を遠隔で解除することができる。
図4,5に示すように、排気浄化装置21は、浄化装置カバー40で覆われている。これにより、藁屑等の可燃物が稼働により温度が高くなった排気浄化装置21に堆積するのを防止すると共に、特に、排気浄化装置21の前部の放熱による操縦部5内の温度上昇を防止することができる。なお、浄化装置カバー40は、内側カバーと、外側カバーの2層構造にするのが好ましく、この場合には、外側カバーの天面部には、空気の流出口を設けるのがさらに好ましい。
左側面視において、排気管22は、排気浄化装置21の流出口から上方に向かって延在した後、後方上側に向かって延在し、その後、後方に向かって延在して形成されている。また、平面視において、排気管22は、排気浄化装置21の流出口から後方左側に向かって延在した後、後方に向かって延在して形成され、排気管22の前部は、揚穀筒17の排出部よりも下方を後方左側に向かって延在している。これにより、藁屑等の可燃物が排気ガスの排出により温度が高くなった排気管22の前部に堆積するのを防止することができる。なお、排気管22の上部に、左右方向の縦断面が三角形状の排気管カバーを設けるのが好ましい。
図6,7に示すように、エンジンEとエンジンルームカバー50の間に設けられたファン51によってエンジンルームカバー50の外側の低温の空気がエンジンルーム6内に吸引される。これにより、エンジンEの温度上昇が防止されると共に、エンジンEの上方を通過した空気はエンジンルーム6の機体内側に向かって流入する。
エンジンルーム6の後壁52の上側左部に形成された連通口と浄化装置カバー40の前側下部に形成された吸気口はダクト60で連結されている。ダクト60は、側面視において三角形状に形成された左壁60Aと、右壁60Bと、左壁60Aと右壁60Bの後側下部を連結する後上がりに設けられた傾斜壁60Cで形成されている。これにより、コンバインの走行時に、エンジンルーム6の機体内側に向かって流入した空気を浄化装置カバー40内に効率良く流入して、浄化装置カバー40内の排気浄化装置21の放熱によって加熱された空気を冷却することができると共に、排気浄化装置21が過度に高温になるのを防止することができる。
浄化装置カバー40の後側上部には、排気管22が挿通する開口部41が形成されている。また、排気管22は、上流側の内側排気管22Aと、下流側の内側排気管22Aの外径よりも大きな内径を有する外側排気管22Bから形成されている。これにより、内側排気管22Aから外側排気管22Bに排気ガスが流入すると内側排気管22Aと外側排気管22Bの隙間から浄化装置カバー40内の排気浄化装置21の放熱によって加熱された空気を効率良く外側排気管22B内に流入して、外側排気管22Bを介して外部に効率良き排気することができる。
揚穀筒17の上部と吸気管11の上部は、連結部材18で連結されている。これにより、吸気管11を所定の位置に維持することができる。
図8に示すように、排気管20の後部は、後壁52の上側左部に形成された連通口を挿通した後に、上方に向かって湾曲して排気浄化装置21の前側下部に設けられた流入口に接続されている。また、排気管20の後部は、ダクト60の内部に設けられている。これにより、グレンタンク7のメンテナンス作業時等に、作業者が排気管20の後部に接触して火傷等するのを防止できメンテナンス作業を安全に行うことができる。
図9,10に示すように、エンジンルーム6の後壁52の上側左部の前側には前後方向と上下方向に所定の間隔を有する矩形状のガイド部材55が設けられている。これにより、エンジンルーム6の機体内側に向かって流入した空気の流れを遮って、流入した空気をダクト60に向かって流入させることができる。平面視において、ガイド部材55の前後方向を機体の前後方向に対して時計方向に所定の角度有して設ける、すなわち、ガイド部材55の前部を後部よりも右側に設けるのが好ましい。これにより、より多くの流入した空気をダクト60に向かって流入させることができる。
ガイド部材55は、排気管22よりも左側、すなわち機体内側に設けられている。また、エンジンEの後部の上方には、操縦席を装着するエンジンルーム6の上壁53が設けられている。
図11に示すように、揚穀筒17の上部と吸気管11の上部を連結する連結部材18の前部には矩形状の遮熱板19が設けられている。また、側面視において、遮熱板19は、排気管22よりも前方に設けられている。これにより、排気管22から外部に排出された排気ガスや、排気管22の放熱によって加熱された周辺の空気が操縦部5方向に向かって逆流するのを防止することができる。なお、図11に図示した形態では、遮熱板19を連結部材18の前部に設けているが、プレクリーナ10、揚穀筒17の上部に設けることもできる。
1 機体フレーム
3 刈取装置
4 脱穀装置
5 操縦部
6 エンジンルーム
7 グレンタンク
10 プレクリーナ
19 遮熱板
21 排気浄化装置
22 排気管
22A 内側排気管
22B 外側排気管
30 凹部
40 排気浄化カバー
41 開口部
50 エンジンルームカバー
51 ファン
55 ガイド部材
60 ダクト
E エンジン
3 刈取装置
4 脱穀装置
5 操縦部
6 エンジンルーム
7 グレンタンク
10 プレクリーナ
19 遮熱板
21 排気浄化装置
22 排気管
22A 内側排気管
22B 外側排気管
30 凹部
40 排気浄化カバー
41 開口部
50 エンジンルームカバー
51 ファン
55 ガイド部材
60 ダクト
E エンジン
Claims (7)
- 機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀選別する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の下側にエンジン(E)を搭載するエンジンルーム(6)を設け、前記操縦部(5)の後側に脱穀選別された穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、
前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間に、前記エンジン(E)の排気ガスを浄化する排気浄化装置(21)の長手方向を機体前後方向に向けて設け、
前記エンジンルーム(6)のエンジン(E)とエンジンルームカバー(50)の間に、外側の空気をエンジンルーム(6)内に吸引するファン(51)を設け、
前記排気浄化装置(21)を排気浄化カバー(40)で覆い、
前記エンジンルーム(6)の後壁(52)における左側上部と排気浄化カバー(40)における前側下部をダクト(60)を介して連通したことを特徴とするコンバイン。 - 前記後壁(52)の前側におけるダクト(60)の流入口よりも左側に前後と上下方向に所定の寸法を有するガイド部材(55)を設けた請求項1記載のコンバイン。
- 平面視において、前記ガイド部材(55)の前部を後部よりも右側に位置させた請求項2記載のコンバイン。
- 前記排気浄化装置(21)の後部に接続された排気管(22)を、前記排気浄化カバー(40)の後側上部に形成された開口部(41)から後方に延在させ、
前記排気管(22)の上流側部位を、内側排気管(22A)と、該内側排気管(22A)の外径よりも大径に形成された内径を有する外側排気管(22B)で形成した請求項1~3のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記脱穀装置(4)とグレンタンク(7)の間に形成された空間の上方に、前記エンジン(E)に供給する空気を吸引するプレクリーナ(10)を設け、
前記プレクリーナ(10)に左右と上下方向に所定の寸法を有する遮熱板(19)を設け、
側面視において、前記遮熱板(19)を排気浄化カバー(40)の後端部に近接させて設けた請求項1~4のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記グレンタンク(7)の左壁に前側と左側が開放された凹部(30)を形成し、
前記排気浄化装置(21)の右部を凹部(30)内に入り込ませた請求項1~5のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記排気浄化装置(21)をグレンタンク(7)の前壁よりも前側に延出させた請求項6記載のコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020195795A JP2022084133A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020195795A JP2022084133A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022084133A true JP2022084133A (ja) | 2022-06-07 |
Family
ID=81868329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020195795A Pending JP2022084133A (ja) | 2020-11-26 | 2020-11-26 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022084133A (ja) |
-
2020
- 2020-11-26 JP JP2020195795A patent/JP2022084133A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5908222B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2021019530A (ja) | コンバイン | |
JP6016122B2 (ja) | コンバイン | |
JP2014108064A (ja) | コンバイン | |
JP2015208242A (ja) | コンバイン | |
JP5505389B2 (ja) | コンバイン | |
JP6198147B2 (ja) | 作業車輌の原動部構造 | |
JP2022084133A (ja) | コンバイン | |
JP5667523B2 (ja) | 収穫機 | |
JP2018113992A (ja) | 収穫機 | |
JP6142777B2 (ja) | 排気ガス冷却装置を備えたコンバイン | |
JP2014193122A (ja) | コンバイン | |
JP2008072927A (ja) | エンジン吸気構造 | |
JP5733297B2 (ja) | コンバイン | |
JP6319482B2 (ja) | コンバイン | |
JP6555319B2 (ja) | コンバイン | |
JP2017132362A (ja) | 作業機のエンジン冷却装置 | |
JP6958505B2 (ja) | コンバイン | |
JP6194946B2 (ja) | コンバイン | |
JP6652187B2 (ja) | コンバイン | |
JP6652188B2 (ja) | コンバイン | |
JP6868224B2 (ja) | コンバイン | |
JP6319481B2 (ja) | コンバイン | |
JP6911807B2 (ja) | コンバイン | |
JP6497599B1 (ja) | コンバイン |