JP2017132362A - 作業機のエンジン冷却装置 - Google Patents

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Kyohei Muramoto
恭平 村本
智之 市丸
Tomoyuki Ichimaru
智之 市丸
上路 嘉隆
Yoshitaka Ueji
嘉隆 上路
靖 井原
Yasushi Ihara
靖 井原
健太郎 辻
Kentaro Tsuji
健太郎 辻
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Abstract

【課題】ラジエータの冷却効果を向上させて、エンジンのオーバーヒートを防止する。
【解決手段】エンジン(9)の外側に冷却水を循環するラジエータ(91)を立設し、エンジン(9)とラジエータ(91)の間に冷却ファン(90)を設け、ラジエータ(91)の外側に沿って過給器(30)に接続されるインタークーラ(93)等の冷却器を設けた作業機のエンジン冷却装置において、ラジエータ(91)に備えた第1外気通過面(91a)に対して冷却器に備えた第2外気通過面(93a)を傾け、第1外気通過面(91a)から離間して配置された冷却器の周囲を迂回して吸入される外気が第1外気通過面(91a)へ導入される構成とする。また、冷却ファン(90)を逆回転することで内気を吹出す構成とし、第2外気通過面(93a)の外側面を下部側ほど機体内側に位置するように傾斜させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、作業機に搭載したエンジンに装備されるラジエータやインタークーラ等の冷却装置に関する。
作業機に使用するエンジンはラジエータを循環する冷却水で冷却し、ラジエータはエンジンで駆動する冷却ファンの外気吸入で空冷するが、エンジンには過給機を設けたターボエンジンがあり、この過給機でシリンダに圧入する混合気を冷却するインタークーラも、冷却ファンが吸入する外気で空冷している。
例えば、特許文献1に記載のエンジン冷却装置では、エンジンの外側に通気面積の大きいラジエータが配置され、その外側に通気面積が比較的小さいインタークーラとオイルクーラとミッションクーラが平行に並べて設けられ、冷却ファンによって吸引された外気が各クーラとラジエータを通過することで冷却している。
特開2015−189381号公報
前記のエンジン空冷装置では、インタークーラとオイルクーラやミッションクーラを通過して温まった外気をラジエータに供給して冷却しているために、ラジエータの冷却が不充分となり、外気温が高い場合にはエンジンがオーバーヒート気味になることがある。
本発明は、ラジエータとインタークーラを並設するエンジン冷却装置において、ラジエータの冷却効果を向上させて、エンジンのオーバーヒートを防止し、エンジンの出力低下を防止することを目的とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、エンジン(9)の外側に冷却水を循環するラジエータ(91)を立設し、前記エンジン(9)とラジエータ(91)の間に冷却ファン(90)を設け、該ラジエータ(91)の外側に沿って過給器(30)に接続されるインタークーラ(93)等の冷却器を設けた作業機のエンジン冷却装置において、前記ラジエータ(91)に備えた第1外気通過面(91a)に対して前記冷却器に備えた第2外気通過面(93a)を傾け、前記第1外気通過面(91a)から離間して配置された冷却器の周囲を迂回して吸入される外気が前記第1外気通過面(91a)へ導入される構成としたことを特徴とする作業機のエンジン冷却装置とする。
請求項2に記載の発明は、前記冷却ファン(90)を逆回転することで内気を吹出す構成とし、前記第2外気通過面(93a)の外側面を下部側ほど機体内側に位置するように傾斜させた請求項1に記載の作業機のエンジン冷却装置とする。
請求項3に記載の発明は、前記第2外気通過面(93a)の上部を、該第2外気通過面(93a)の外側を覆うエンジンカバー(95)の機体外側方への膨出部に入り込ませた請求項2に記載の作業機のエンジン冷却装置とする。
請求項1に記載の発明では、冷却ファン(90)で吸引される外気がまずインタークーラ(93)等の冷却器第2外気通過面(93a)を通りさらにラジエータ(91)の第1外気通過面(91a)を通ることで、インタークーラ(93)とラジエータ(91)等の冷却器が空冷されるが、この第2外気通過面(93a)が第1外気通過面(91a)に対して傾斜していることで、第1外気通過面(91a)から離間して配置された冷却器の周囲を迂回して吸入される外気も第1外気通過面(91a)を通過することになって、ラジエータ(91)がより効果的に冷却され、外気温が高い場合でもエンジン(9)のオーバーヒートを防ぐことが出来る。
請求項2に記載の発明では、上記請求項1に記載の発明の効果に加え、冷却ファン(90)を逆回転して内気を吹出す際に、冷却器の第2外気通過面(93a)の外側面に付着した塵挨が吹き落とされ、エンジン(9)がオーバーヒートしにくくなる。
請求項3に記載の発明では、上記請求項2に記載の発明の効果に加え、エンジンカバー(95)の膨出部から吸入される多くの外気を第1外気通過面(91a)に導いてラジエータ(91)をより効果的に冷却でき、エンジン(9)のオーバーヒートをより効果的に防止することができる。
コンバインの正面図である。 コンバインの要部説明用の左側面図である。 コンバインの要部説明用の平面図である。 コンバインの要部説明用の背面図である。 第1テールパイプ周辺の左側面図である。 第2テールパイプ周辺の左側面図である。 保護カバーを取付けた第2テールパイプの右側面図である。 エアクリーナ周辺の左側面図である。 エアクリーナ周辺の平面図である。 エンジンルームの要部説明用の正面図である。 DPFユニットの右斜前から見た斜視図である。 DPFユニットの接続を示す右側面図である。 DPFユニットの接続を示す平面図である。 DPFユニットの接続を示す背面図である。 図14におけるDPFユニットの要部拡大図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ詳説する。なお、理解を容易にするため、便宜的に方向を示して説明しているが、これらにより構成が限定されるものではない。
<コンバイン>
図1〜4に示すように、コンバイン1は、圃場を走行する左右一対のクローラからなる走行装置3と、機体の前端位置で圃場から穀桿を刈取る刈取装置4と、その後方で穀桿の脱穀・選別を行なう脱穀装置5と、脱穀装置5の右側に並設され脱穀・選別された穀粒を貯留するグレンタンク6とを備え、グレンタンク6の前側で刈取装置5の背面に臨む部位に、操作者が搭乗するキャビン7を備えている。
また、グレンタンク6の後側には、貯留された穀粒を機外に排出する排出オーガ8を縦軸中心に旋回自在に備え、キャビン7の下方のエンジンルームEの内部には、ディーゼルエンジン(請求項における「エンジン」)9が搭載されている。
<脱穀装置>
刈取装置4によって刈取られた穀稈は、脱穀装置5に供給され、脱穀装置5によって脱穀・選別される。脱穀装置5は、上部に穀稈の脱穀を行う扱室を備え、下部に穀稈の選別を行なう選別室を備えている。扱室には、前後方向に複数の扱歯を有する扱胴が軸支され、選別室には、揺動選別装置から漏下する穀粒を回収する一番受樋と、枝梗等が付着した穀粒を回収する二番受樋が設けられている。
一番受樋によって回収された穀粒は、脱穀装置5の右側に配置された第1揚穀装置14によって上方へ搬送され、グレンタンク6に投入されて一時的に貯留される。第1揚穀装置14の下部は、脱穀装置5の右側下部に形成された排出口に連通し、第1揚穀装置14の上部は、グレンタンク6の投入口に連通している。
また、第1揚穀装置14は、脱穀装置5とグレンタンク6によって挟まれた空間Sを下部から先端部に向かい前上がり傾斜して設置されている。
二番受樋によって回収された枝梗等が付着した穀粒は、脱穀装置5の右側に設置された第2揚穀装置によって二番処理室に揚送される。第1揚穀装置14の下部の後方に位置する第2揚穀装置の下部は、脱穀装置5の右側下部に形成された排出口に連通し、第2揚穀装置の上部は、二番処理室の投入口に連通している。また、第2揚穀装置は、脱穀装置5とグレンタンク6によって挟まれた空間Sを下部から先端部に向かい前上がり傾斜して設置されている。
<グレンタンク>
第1揚穀装置14によって上方へ搬送された穀粒は、グレンタンク6に貯留される。グレンタンク6は、前後方向に間隔をおいて配置した前壁および後壁と、左右方向に間隔をおいて配置した右壁および左壁と、天井壁と、底壁で構成される。左壁の上部には穀粒を投入する投入口が形成され、グレンタンク6の底部には排出オーガ8に穀粒を移送する排出螺旋が設けられている。
また、図4に示す如く、グレンタンク6の左壁の上部は、多量の穀粒を貯留するために、上下方向に垂直に延在する垂直壁23Aで形成され、左壁の下部は、貯留された穀粒を能率良く排出螺旋に排出するために、左側から右側に安息角度を持つ傾斜した傾斜壁23Bで形成されている。なお、傾斜壁23Bは、機体前後方向で高さが異なる段差部が形成されている。
脱穀装置5とグレンタンク6との間に形成された空間Sを有効に活用するために、左壁の垂直壁23Aには、第1揚穀装置14と、第2揚穀装置を配置する凹部22Aを有している。なお、凹部22Aは、垂直壁23Aの機体前後方向で高さが異なる段差部によって形成されている。
左壁の傾斜壁23Bには、ディーゼル微粒子捕集フィルタであるDPFユニット40の排気管60を配置する凹部22Bを有している。なお、凹部22Bは、傾斜壁23Bの機体前後方向で高さが異なる段差部によって形成されている。
左壁の傾斜壁23Bの凹部22Bに、高温状態のDPFユニット40の排気管60を配置することによって、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥が促進され穀粒の搬送を能率良く行なうことができる。
図2に示す如く、排出オーガ8は、グレンタンク6の後側に縦軸回動自在に立設した揚穀筒8Aと、揚穀筒8Aの上端部に横軸回動自在に接続した横移送筒8Bから構成され、横移送筒8Bは、脱穀装置5の上面に固定した支持部材8Dに載置した収納位置から、機体側方へ張り出した排出作業位置にわたって、旋回自在に構成されている。
<エンジン>
キャビン7の下方にはエンジン9を配置するエンジンルームEが設けられ、エンジンルームE内に配置されたエンジン9は、マウントゴムを介して機体フレーム2に取付けられている。図5に示すように、エンジン9には、エンジン9に空気を過給する吸気タービン30Aとエンジン9から排気ガスを排出する排気マニホールド30Bを有する過給器30が設けられている。
吸気タービン30Aには、接続管35を介して吸気された空気中の不純物を除去するエアクリーナ33が接続され、エアクリーナ33には接続管34を介して外気を濾過しながら吸気するプレクリーナ32が接続され、排気マニホールド30Bには、接続管50を介して排気ガス中の不純物を除去するDPFユニット40の流入口が接続されている。なお、燃料タンクからエンジン9に燃料を供給する配管は、DPFユニット40の右側に配置されている。
<エンジンルーム>
図10に示すように、エンジンルームEの側部を覆うエンジンカバー95の機体外側面部には、目抜き鉄板等からなる濾過体が設けられている。エンジンカバー95の内側には、外側から順に、インタークーラ93、オイルクーラ92、ラジエータ91,冷却ファン90、エンジン9が配置されている。(請求項では、インタークーラ93、オイルクーラ92を、「冷却器」と総称する。)
インタークーラ93は、エンジン9の燃焼効率を高めるため、燃焼用の混合気を冷却する機器であり、下部側がラジエータ91の外側に設けられた支持部材96で支持され、上部側がラジエータ91の前後側部に設ける支持部材で機体外側方へ突出させて支持され、外気を通す外気通過面(第2外気通過面)93aの外側面が、下部側ほど機体内側に位置するように傾斜状態に取付けられている。インタークーラ93の排気口は、ゴムホース93Aを介してエンジン9の吸気口に接続され、支持部材96は、支持部材96の上部に設けられた前後方向に延存する支軸を中心として左右方向に回動する。支持部材96の回動時に発生するゴムホース93Aの変形に伴う破損を防止するために、ゴムホース93Aの変形量を一定以下に規制する規制ガイド94を設けるのが好適である。なお、ゴムホース93Aに換えて熱伝導効率が高いアルミ配管を使用することもでき、アルミ配管の外周には放熱フィンを設けるのが更に好適である。
なお、本実施例では、インタークーラ93がラジエータ91の下半部の側方に位置しているが、上半部の側方に位置しても良く、インタークーラ93の下部が側方へ張り出すようにしても良く、側方へ張り出す位置がラジエータ91の外気通過面(第1外気通過面)91aの周縁より外側であると、新鮮な多くの外気をラジエータ91の外気通過面91aに吸引出来て冷却効果を向上する効果が期待できる。
エンジンカバー95もインタークーラ93の部分突出を収納するように部分膨出させた形状とし、この膨出分にインタークーラ93の上部を入り込ませる。
オイルクーラ92は、昇降用シリンダ及びミッションの駆動用オイルを冷却する機器であり、ラジエータ91の外側に設けられた支持部材96に取付けられている。なお、用途毎に複数個のオイルクーラ92を設けることもできる。
また、上記実施例では、インタークーラ93の外気通過面93aをラジエータ91の外気通過面91aに対して傾けているが、オイルクーラ92の外気通過面もラジエータ91の外気通過面91aに対して傾けて設けると、ラジエータ91の冷却を効果的に行える。
ラジエータ91は、エンジン9により加熱された冷却水を冷却する機器であり、エンジン9の冷却水経路であるマニホールドに接続されている。
ラジエータ91は、オイルクーラ92と冷却ファン90の間に配置され、ラジエータ91の外側には、インタークーラ93及びオイルクーラ92を取付ける支持部材が設けられ、ラジエータ91の内側には、冷却ファン90の吸入効率を高めるため、冷却ファン90を取り囲むシュラウドが設けられている。なお、ラジエータ91に供給する水を貯留するリザーブタンクは、エンジンルームE内の空間を有効活用するためにエンジン9の後方に配置されている。
シュラウドの形状は、冷却ファン90の外周に沿わせて円形状あるいは多角形状に形成し、冷却ファン90による外気の吸入の抵抗を小さくするため薄板状の鋼板により成形加工するのが好適である。
冷却ファン90は、正転駆動状態にあっては、エンジンカバー95の濾過体を介して外気を吸入し、インタークーラ93、オイルクーラ92、ラジエータ91、エンジン9を冷却し、逆転駆動状態にあっては、エンジンカバー95の濾過体を介して機体内側の内気を排気することで、濾過体やインタークーラ93とオイルクーラ92とラジエータ91に付着した藁屑、塵埃等を除去する機器である。実施例の如く、インタークーラ93の外気通過面93aの外側が下り傾斜していると、藁屑、塵埃等落下し易い。
また、冷却ファン90で吸入する外気は、インタークーラ93の下り傾斜した外気通過面93aを通過する外気に加えて上側突出側面を回り込む外気があり、オイルクーラ92の外気通過面92aを通り、ラジエータ91の外気通過面91aを通ってエンジン9側に多く流れる。
従って、オイルクーラ92の上側側面を回り込む外気が冷えたままでオイルクーラ92とラジエータ91を空冷するので、冷却効率を良くして、エンジン9のオーバーヒートを効果的に防ぐようになる。
<DPFユニット>
図5に示すように、DPFユニット40は、流入口側の酸化触媒(DOC)40Aと、流出口側のパティキュレートフィルタ(DPF)40Bが内装されており、エンジン9から排出される排気ガス中の未燃燃物はDOC40Aによって酸化され、排気ガス中の粒状化物質はDPF40Bの濾過作用によって除去される。
DPFユニット40は、エンジン9から排出される排気ガスの温度低下を防止するために、エンジン9の近傍であるエンジン9の背面と第1揚穀装置14の下部の間に配置している。また、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥を促進させるために、DPFユニット40の前端部をグレンタンク6の前壁と略同一位置に配置している。
図3,4に示すように、DPFユニット40は、DPFユニット40からの放熱によってグレンタンク6内に貯留された穀粒を乾燥させるために、グレンタンク6の左右方向の略中央部分の下側に配置され、平面視において、グレンタンク6の左壁の傾斜壁23Bのシルエット部の下方に配置されている。DPFユニット40の流出口も、傾斜壁23Bの下方に位置する。
図5に示すように、DPFユニット40の流入口は、接続管50を介して排気マニホールド30Bに接続され、DPFユニット40の流出口には、不純物等が除去された排気ガスを外部に排出する排気管60である第1テールパイプ61が接続されている。
接続管50は、鋼管からなる第1接続管51と、エンジン9の振動伝播を低減する可撓性を有するステンレス管からなるフレキシブルチューブ52と、鋼管からなる第2接続管53によって構成されている。
図5に示すように、側面視において、第1接続管51は、排気マニホールド30Bから略下方に向かって延在し、フレキシブルチューブ52は、第1接続管51の下端部から略下方に向かって延在し、第2接続管53は、フレキシブルチューブ52の下端部から略90度湾曲した後、後方に延在してDPFユニット40の流入口に接続されている。
また、図4に示すように、背面視において第1接続管51は、排気マニホールド30Bから略90度湾曲した後、下方へ向かって延在し、フレキシブルチューブ52は、第1接続管51の下端部から下方へ向かって延在し、第2接続管53は、フレキシブルチューブ52の下端部から下方へ向かって延在した後、右方に向かって略90度湾曲しDPFユニット40の流入口に接続されている。
図11〜14に示すように、DPFユニット40は、鋼材からなる覆い部材42によって機体フレーム2に装着されている。覆い部材42は、DPFユニット40の前後方向の中間部の上下から挟み込んで支持する前後2本の下側支持部材43,43および上側支持部材44,44と、上側支持部材44,44の外周部に設けられたステーに取付けられた内側カバー45と、内側カバー45の外周部に設けられたステーに装着された遮熱カバー46とを備えて構成されている。
また、エンジン9の排気マニホールド30Bから排出された排気ガスによって加熱されたDPFユニット40の温度上昇を抑制するために、内側カバー45の下側は開放されて形成されている。
図15に示すように、下側支持部材43の上端部は、縦断面形状が円形状に形成されたDPFユニット40の外周部を支持するために略半円弧状に形成され、上側支持部材44の下端部は、下側支持部材43と連結して縦断面形状が円形状に形成されたDPFユニット40の外周部を挟時するために略半円弧状に形成されている。また、下側支持部材43と上側支持部材44は、左右両端部において締結部材によって連結されている。
上側支持部材44の外周部は、折曲げ加工された内側カバー45の装着を容易にするために5辺をから形成された多角形状に形成されている。なお、背面視において時計回りに数えて、第1辺は8時から9時に位置し、第2辺は9時から11時に位置し、第3辺は11時から1時に位置し、第4辺は1時から3時に位置し、第5辺は3時から4時に位置している。
図15に示すように、上側支持部材44の外周部には、DPFユニット40からの放熱によってDPFユニット40の周辺に堆積した藁屑等の引火を防止するために、内側カバー45が装着されている。内側カバー45は、折曲げ加工された5片から形成された側部カバー45Aと、側部カバー45Aの前端部に装着された前側カバー45Bと、側部カバー45Aの後端部に装着された後側カバー45Cを備えて構成されている。
側部カバー45Aは、ステーを介して締結部材によって上側支持部材44の外周部に着脱自在に装着されている。なお、背面視において時計回りに数えて、側部カバー45Aの第1カバーは7時から9時に位置し、第2カバーは9時から11時に位置し、第3カバーは11時から1時に位置し、第4カバーは1時から3時に位置して、第5カバーは3時から5時に位置している。
側部カバー45Aの第1カバーは上側支持部材44の第1辺面に取付けられ、側部カバー45Aの第2カバーは上側支持部材44の第2辺面に取付けられ、側部カバー45Aの第3カバーは上側支持部材44の第3辺面に取付けられ、側部カバー45Aの第4カバーは上側支持部材44の第4辺面に取付けられ、側部カバー45Aの第5カバーは上側支持部材44の第5辺面に取付けられ、DPFユニット40の下側には側部カバー45Aが設けられておらず開放されている。
前側カバー45Bの外周端部には、後側に向かって折曲げられた後折曲げ部が形成され、側部カバー45Aの前端部に締結手段によって着脱自在に装着されている。また、後側カバー45Cの外周端部には、前側に向かって折曲げられた前折曲げ部が形成され、側部カバー45Aの後端部に締結手段によって着脱自在に装着されている。
図15に示すように、内側カバー45の側部カバー45Aの外周部には、覆い部材42の上方に配置される温度センサ40S等が高温の外気に曝されることによる誤作動を防止するために、遮熱カバー46が装着されている。
遮熱カバー46は、ステーを介して締結部材によって側部カバー45Aの外周部に着脱自在に装着されている。遮熱カバー46は、折曲げ加工されて形成されており、背面視において時計回りに数えて、第1カバーは9時から12時に位置し、第2カバーは12時から1時に位置している。
遮熱カバー46の第1カバーは、側部カバー45Aの第2カバーの下端部の左方から側部カバー45Aの第3カバーの上方に向かって上がり傾斜に配置され、遮熱カバー46の第1カバーの第2カバーは、側部カバー45Aの第3カバーの上方から側部カバー45Aの右端部に向かって下がり傾斜に配置され、側部カバー45Aの第3カバーと、遮熱カバー46の第1カバー及び第2カバーで区画される空間S2を形成している。
図15に示すように、遮熱カバー46の上方には、DPFユニット40の温度を検出する温度センサ40S、DPFユニット40の差圧を検出する圧力センサ40Tが配置されている。なお、温度センサ40S等を支持するブラケットの下部は、内側カバー45の側部カバー45Aを装着するステーに装着され、側部カバー45Aの第3カバーおよび遮熱カバー46の第1板には、ブラケットを挿通するスリットが開口されている。
図12〜14に示すように、保守・点検作業の安全性を高めるために、第1接続管51とフレキシブルチューブ52の外周部に保護カバー54を取付けるのが好適である。保護カバー54は、エンジン9の排気マニホールド30Bから排出された排気ガスによって加熱された第1接続管51とフレキシブルチューブ52を覆うように、排気マニホールド30Bに接続される第1接続管51の上端部からフレキシブルチューブ52の下端部に接続されている第2接続管53の上端部の間に配置され、ステー(図示省略)を介して第1接続管51の上端部に取付けられている。なお、第1接続管51の外周部を覆う保護カバー54の部位は細径に形成され、フレキシブルチューブ52の外周部の覆う保護カバー54の部位は大径に形成されている。
保守・点検作業の安全性を高め、更に藁屑等が第2接続管53の上部へ堆積を防止するために、第2接続管53の外周部に保護カバー55を取付けるのが好適である。保護カバー55は、エンジン9の排気マニホールド30Bから排出された排気ガスによって加熱された第2接続管53の上側を覆うように、第2接続管53の上端部からDPFユニット40の流入口に接続される第2接続管53の上端部の間に配置され、ステー(図示省略)を介して第2接続管52の上端部に取付けられている。なお、保護カバー55は縦断面において略逆U字形状に形成されており下側部が開放されている。
保護カバー54の下端部と保護カバー55の上端部の間に形成される間隙から保護カバー54、保護カバー55の内側に藁屑等の侵入を防止するために、保護カバー55の上端部の外周部を保護カバー54の下端部で覆うように配置している。
また、DPFユニット40の流入口の近傍部位に藁屑等の堆積を防止するために、図15に示すように、背面視において覆い部材42の遮熱カバー46の第1カバーの下端部には、保護カバー55の下端部の上方位置よりも左方に延出された庇部46Aを備えている。
図5に示すように、排気管60は、鋼管からなる第1テールパイプ61と、第1テールパイプ61への雨水等の浸入を防止する湾曲形状、又は屈折形状に形成された第1カバー62よって構成されている。
第1テールパイプ61の下部は、DPFユニット40の流出口から上方に向かって延在した後、傾斜壁23Bに沿って前側左上方に向かって傾斜して延在し、第1テールパイプ61の上部は、第1テールパイプ61の下部の上端部から前方の上側に向かって第1テールパイプ61の下部よりも急傾斜して延在している。第1カバー62は、第1テールパイプ61の上端部に形成された排気口の上側に、開口部62Aを後方に向けて取付けられている。
脱穀装置5とグレンタンク6の間に形成される空間Sを有効に活用するために、第1テールパイプ61の下部は、傾斜壁23Bに形成された左右方向の凹部22B内に配置され、第1テールパイプ61の上部は、第1揚穀装置14を配置するグレンタンク6の垂直壁23Aに形成された上下方向の凹部22Aに、第1揚穀装置14と平行な姿勢で、第1揚穀装置14の前方に配置されている。なお、第1テールパイプ61をグレンタンク6の傾斜壁23Bの凹部22B内や垂直壁23Aの凹部22A内に配置することによって、グレンタンク6に貯留された穀粒の乾燥が促進され、穀粒の搬送を能率良く行なうことができる。
第1テールパイプ61の下部の内径をDPFユニット40の流出口の外径に対して大径に形成するのが好適である。これにより第1テールパイプ61の下部とDPFユニット40の流出口との間に所定の隙間が形成され、DPFユニット40の流出口から第1テールパイプ61の下部側に排出される排気ガスの流れによってディフューザ効果が発生し、外気が吸い込まれて、第1テールパイプ61の下部に排出された排気ガスの温度を低下させることができる。また、第1テールパイプ61の下部周辺のDPFユニット40によって加熱された外気の排出も促進されることによって、DPFユニット40の周辺に設けられた温度センサ40S等の故障を防ぐことができる。更に第1カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を前記隙間から機外に排水することもできる。
第1テールパイプ61の上部は、第1揚穀装置14の前側にステー(図示省略)を介して着脱自在に取り付けられ、第1カバー62は、第1テールパイプ61の上端部にステー(図示省略)を介して着脱自在に取り付けられている。また、外部との衝突による第1カバー62の変形を防止し、第1カバー62の取付け姿勢を維持するために、第1カバー62を連結部材8Cを介して第1揚穀装置14の上端部に連結するのが好適である。
第1カバー62は、縦断面形状が半円弧状に形成され、第1カバー62の下部は筒状に形成されている。第1カバー62の筒状部の内径を第1テールパイプ61の上端部の外径に対して大径に形成するのが好適である。これにより第1カバー62の筒状部と第1テールパイプ61の上端部との間に所定の隙間が形成され、第1テールパイプ61の上端部から第1カバー62側に排出される排気ガスの流れによってディフューザ効果が発生し、外気が吸い込まれ、第1カバー62に排出された排気ガスの温度を低下させ、第1カバー62の開口部62Aから機外に排出される排気ガスの温度も低下させることができる。
第1テールパイプ61から外部に排出された排気ガスがプレクリーナ32によって吸気されるのを防止するために、第1カバー62の開口部62Aにおける上下方向の中心位置をプレクリーナ32の吸気口よりも高い位置に配置するのが好適である。
また、外部に排気ガスを能率良く排出するために、第1カバー62の開口部62Aからの排気ガスの排出案内方向は、排出オーガ8の横送り筒8Bを支持部材8Dに上載した収納状態にある横送り筒8Bと略平行に設定されている。
<第2テールパイプ>
次に、上述した第1テールパイプ61と置換可能な第2テールパイプ63について説明する。
図6に示すように、第2テールパイプ63は、DPFユニット40の流出口に下部が接続される鋼管からなる下側テールパイプ63Aと、下側テールパイプ63Aの外径に対して大径に形成された内径を有し、上端部に第1カバー62等が取付けられる鋼管からなる上側テールパイプ63Bを備えて構成されている。また、 図7に示すように、第2テールパイプ63の外周は、保護カバー67で包囲されている。この保護カバー67は、上側テールパイプ63Bの外周を包囲する保護カバー64と、下側テールパイプ63Aの外周を包囲する保護カバー65から構成される。
下側テールパイプ63Aは、DPFユニット40の流出口から上方に向かって延在した後、傾斜壁23Bに沿って前側左上方に向かって傾斜して延在し、上側テールパイプ63Bは、下側テールパイプ63Aの上端部を覆う上側テールパイプ63Bの下端部から前方の上側に向かって下側テールパイプ63Aよりも急傾斜して延在している。なお、第1カバー62は、第1テールパイプ61の上端部に形成された排気口の上側に、開口部62Aを後方に向けて取付けられている。
下側テールパイプ63Aの下部の内径をDPFユニット40の流出口の外径に対して大径に形成されている。これにより下側テールパイプ63Aの下部とDPFユニット40の流出口との間に所定の隙間が形成され、DPFユニット40の流出口から下側テールパイプ63A側に排出される排気ガスの流れによってディフューザ効果が発生し、外気が吸い込まれて、下側テールパイプ63Aに排出された排気ガスの温度を低下させることができる。また、下側テールパイプ63Aの下部周辺のDPFユニット40によって加熱された外気の排出も促進されることによって、DPFユニット40の周辺に設ける温度センサ40S等の故障を防ぐことができる。更に第1カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を該隙間から機外に排水することもできる。
図7に示すように、保守・点検作業の安全性を高めるために、下側テールパイプ63Aの外周部に保護カバー65を取付けるのが好適である。保護カバー65は、DPFユニット40から下側テールパイプ63Aに排出された排気ガスによって加熱された下側テールパイプ63Aを覆うように、下側テールパイプ63Aの下端部から上側テールパイプ63Bの下部が挿入される下側テールパイプ63Aの上部の間にステー(図示省略)を介して下側テールパイプ63Aに取付けられている。
また、保護カバー65には、多数の上下方向に長径を有する略楕円形状の開口部65Aが上下方向および周方向に所定の間隔をおいて開口されている。これにより上側テールパイプ63Bの下部と下側テールパイプ63Aの上部の部位におけるディフューザ効果を一定以上に維持することができ、第1カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を該隙間から機外に排出する排水性能も一定以上に維持することができる。
上側テールパイプ63Bの下部の内径を下側テールパイプ63Aの上部の外径に対して大径に形成されている。これにより上側テールパイプ63Bの下部と上側テールパイプ63Bの下部が挿入された下側テールパイプ63Aの上部との間に所定の隙間が形成され、下側テールパイプ63Aから上側テールパイプ63B側に排出される排気ガスの流れによってディフューザ効果が発生し、外気が吸い込まれて、上側テールパイプ63Bに排出された排気ガスの温度を低下させることができる。また、上側テールパイプ63Bの下部周辺のDPFユニット40によって加熱された外気の排出も促進されることによって、DPFユニット40の周辺に設ける温度センサ40S等の故障を防ぐことができる。更に第1カバー62の開口部62Aから浸入してきた雨水等を前記隙間から機外に排水することもできる。
上側テールパイプ63Bは、第1揚穀装置14の前側にステー(図示省略)を介して着脱自在に取り付けられ、第1カバー62は、第1テールパイプ61の上端部にステー(図示省略)を介して着脱自在に取り付けられている。
また、保守・点検作業の安全性を高めるために、上側テールパイプ63Bの外周には、保護カバー64が設けられている。保護カバー64は、高温となる上側テールパイプ63Bの熱気による脱穀装置5やグレンタンク6の加熱を抑制する。また、保護カバー64は、その下端部が下側テールパイプ63Aの保護カバー65の上端部と所定の間隙を有して配置されており、この間隙部分から、カバー外側の外気を吸引可能とすることにより第2テールパイプ内の排気ガス温度低減効果を高めている。
<第2カバー>
次に、上述した第1カバー62と置換可能な第2カバー66について説明する。
図7に示すように、作業時の安全性を高めるために、第2カバー66は、排気ガスが通る内側カバー66Aと、内側カバー66Aを覆う外側カバー66Bを備えた2重構造に構成されている。
内側カバー66Aは、上側テールパイプ63Bの上部と連結された下端部から上方に向かって延在した後、後方に向かって湾曲して形成されている。内側カバー66Aは縦断面形状が半円弧状に形成され、後側は開口されている。
外側カバー66Bは、内側カバー66Aに沿って、下端部から上方に向かって延在した後、後方に向かって湾曲して形成されている。外側カバー66Bは、下部の縦断面形状が円筒状に形成されている。また、上部の縦断面形状が半円弧状に形成され、後側は開口されている。
上記の構成で、第1接続管51とフレキシブルチューブ52の保護カバー54と、第2接続管53の保護カバー55と、上側テールパイプ63Bの外周を包囲する保護カバー64と、下側テールパイプ63Aの外周を包囲する保護カバー65は、六角筒を半割状にして、分割端の重ね面を内外に重ねて、内側重ね縁の内側に熔着したウエルドナットに外側重ね縁の外側からボルトを通して締めつけて組み付けるようにすることで、組み付けが容易になる。
また、内側カバー66Aを覆う外側カバー66Bを設けた2重構造の第2カバー66は、半割状の内側カバー66Aのウエルドナットに半割状の外側カバー66Bを重ねたものを組み付けて六角筒にする。ウエルドナットは六角対面或いはそれ以外に熔着する。
<エアクリーナおよびプレクリーナの配置>
図1〜4に示すように、エンジン9に供給される外気を濾過する大型のエアクリーナ33を脱穀装置5の上側に配置し、エンジン9の吸気効率を高めている。
エアクリーナ33は、脱穀装置5の上側において、キャビン7の左側後部の左側方に隣接した位置に、前後方向に沿って配置されている。エアクリーナ33は、脱穀装置5の上面に設けた支持部材80によって支持されている。なお、支持部材80は、脱穀装置5の上面を覆う上部カバー81のうち、開閉する部分を避けて固定側のカバー82に取り付けているので、上部カバー81を開閉操作しても支障がない。
図8,9に示すように、プレクリーナ32は、支持部材83を介して第1揚穀装置14の上部に支持されている。また、支持部材83の中間部は、横移送筒8Bを支持する支持部材8Dに連結されている。
エンジン9や排気管60によって加熱された外気の吸込みを防止するために、プレクリーナ32の外周部が遮蔽カバー36によって区画されている。プレクリーナ32の下部と対向する遮蔽カバー36の底板を支持部材83の上部に設けられたステー37に着脱自在に取付けられており、プレクリーナ32の側部に対向する遮蔽カバー36の側板は、平面視において略U字状に形成され、略U字状の開口部が脱穀装置5側に向けて配置されている。
平面視における遮蔽カバー36の側板の形状は、多角形に折り曲げた形状にすることも可能であるが、遮蔽カバー36の側板の前後方向の左側端部がプレクリーナ32の左側端部よりも脱穀装置5側に延出させるのが好適である。また、プレクリーナ32としては、保守・点検作業頻度を低減するために自己清掃式仕様のプレクリーナを使用するのが好適である。
プレクリーナ32は、エアクリーナ33よりも高い位置に配置され、平面視においてキャビン7の後側に配置されているので、横移送筒8Bとの干渉を防止できる。また、プレクリーナ32とテールパイプ61の上端部に配置した第1カバー62は、略同じ高さに配置され、左右方向においても略同じ位置に配置されるが、第1カバー62の開口部62Aは、プレクリーナ32の存在する側とは反対側を向けて開口している。これによって、第1カバー62によって排出案内された排気ガスが、プレクリーナ32に吸込まれにくいものとしている。
9 エンジン
30 過給器
90 冷却ファン
91 ラジエータ
91a 外気通過面(第1外気通過面)
93 インタークーラ
93a 外気通過面(第2外気通過面)

Claims (3)

  1. エンジン(9)の外側に冷却水を循環するラジエータ(91)を立設し、前記エンジン(9)とラジエータ(91)の間に冷却ファン(90)を設け、該ラジエータ(91)の外側に沿って過給器(30)に接続されるインタークーラ(93)等の冷却器を設けた作業機のエンジン冷却装置において、
    前記ラジエータ(91)に備えた第1外気通過面(91a)に対して前記冷却器に備えた第2外気通過面(93a)を傾け、前記第1外気通過面(91a)から離間して配置された冷却器の周囲を迂回して吸入される外気が前記第1外気通過面(91a)へ導入される構成としたことを特徴とする作業機のエンジン冷却装置。
  2. 前記冷却ファン(90)を逆回転することで内気を吹出す構成とし、前記第2外気通過面(93a)の外側面を下部側ほど機体内側に位置するように傾斜させた請求項1に記載の作業機のエンジン冷却装置。
  3. 前記第2外気通過面(93a)の上部を、該第2外気通過面(93a)の外側を覆うエンジンカバー(95)の機体外側方への膨出部に入り込ませた請求項2に記載の作業機のエンジン冷却装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020016190A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 マツダ株式会社 エンジンの冷却装置

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