JP2022083678A - 土留構造構築用治具及び土留構造構築方法 - Google Patents

土留構造構築用治具及び土留構造構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】土留構造の構築を容易にする土留構造構築用治具及び土留構造構築方法を提供する。【解決手段】土留構造構築用治具10は、複数の土留部材の端部に形成されているフランジ部を重ねた状態で保持する土留構造構築用治具10であって、本体部12と、本体部から互いに交差する方向に延びる複数の保持部11とを備え、複数の保持部11は、互いの先端がフランジ部の先端縁に沿った第1方向において所定の間隔をもって配置され、第1方向に直交する方向である第2方向に沿って並列している第1腕部及び第2腕部を有し、第1腕部と第2腕部とは、2つのフランジ部が挿入自在な幅の間隙を置いて並列される。【選択図】図5

Description

本発明は、土留構造を構築するための土留構造構築用治具及びそれを用いた土留構造構築方法に関する。
従来、構造物の基礎を構築するための立坑、地中に構築される集水井、斜面の擁壁などの土留構造は、地盤を堰き止めるために、例えば波付き鋼板で構成された土留部材(ライナープレートとも称する)を設置し、複数の土留部材を接続して環状又は馬蹄形(U字形)に土留構造を形成して構成される。
上記の土留構造を用いた立坑を構築する際、土留構造を構成するために立坑を掘り下げていく度に、上から下へと立坑の壁面に沿って複数の土留部材を連結していく。土留部材の端縁は、フランジによって囲まれており、複数の孔が形成されている。土留構造は、例えば、地盤面を浅く掘り下げて形成した掘削穴の内壁面を覆うように複数の土留部材を環状に連結して構成された最上段の環状体を形成する。その後、設置した土留部材の下方にさらに土留部材を連結し、地盤面をさらに掘り下げながら掘削穴の掘削内壁面を覆うようにして順次連結していく。このような土留構造の複数の土留部材は、波付き鋼板などで形成されており、それぞれが軽量であり、山間部等の大型の重機が使用できない現場においても施工が容易であるという利点がある。(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-295170号公報
しかし、特許文献1に開示された土留構造を構築する場合、フランジ同士を突き合わせて接合するにあたって孔にボルトを通し、ボルト及びナットを締結する必要がある。ボルトを孔に通しナットをボルトに螺合させて締結する作業は、作業者の手で行われ、土留部材のフランジを突き合わせた状態に保持しながら行う。このとき、作業者は、一方の手で土留部材を支持する必要があるため、ボルト及びナットを設置するにあたり両手を使用することができず、作業が困難であるという課題があった。
また、作業者がボルト及びナットを設置するために、土留部材を吊り上げる、ジャッキで持ち上げるなどの作業が必要となるか、または複数の作業者で作業を行う必要があった。そのため、重機を持ち込むことのできない山間部等に土留構造を設置する場合や、立坑の内径が小さい場合には、土留構造の設置が困難であるという課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するものであり、土留構造の構築を容易にする土留構造構築用治具及び土留構造構築方法を提供するものである。
本発明に係る土留構造構築用治具は、複数の土留部材の端部に形成されているフランジ部を重ねた状態で保持する土留構造構築用治具であって、
本体部と、
前記本体部から互いに交差する方向に延びる複数の保持部と、を備え、
前記複数の保持部は、
互いの先端が前記フランジ部の先端縁に沿った第1方向において所定の間隔をもって配置され、
前記第1方向に直交する方向である第2方向に沿って並列している第1腕部及び第2腕部を有し、
前記第1腕部と前記第2腕部とは、
2つの前記フランジ部が挿入自在な幅の間隙を置いて並列される。
本発明に係る土留構造構築方法は、上記の土留構造構築用治具を用いる土留構造構築方法であって、
土留構造を構成する第1土留部材の下端に形成されている下フランジ部と、前記第1土留部材の下方に位置し前記第1土留部材に接続される第2土留部材の上端に形成されている上フランジ部と、を重ねた状態にし、
前記下フランジ部と前記上フランジ部とを前記土留構造構築用治具の前記第1保持部と前記第2保持部との間に挿入させる仮止め工程を備える。
本発明によれば、土留部材のフランジ部を土留構造構築用治具の第1腕部と第2腕部との間隙に挿入するだけで土留部材のフランジ部同士を突き合わせた状態で仮固定が可能である。作業者は、土留部材を保持しながら容易に土留構造構築用治具をフランジ部にはめ込み仮固定できる。これにより、作業者は、ボルト及びナットなどの連結部材を用いて連結する作業を容易に行うことができる。
実施の形態1に係る土留構造100の斜視図である。 実施の形態1に係る土留構造100の平面図及び側面図である。 実施の形態1に係る土留構造100を構成する土留部材50の一例の斜視図である。 図2(b)のB部を拡大した模式図である。 実施の形態1に係る土留構造構築用治具10の三面図である。 土留構造100に実施の形態1に係る土留構造構築用治具10をはめ込んだ状態の側面図である。 図6の正面図である。 図6の上面図である。 実施の形態1に係る土留構造構築用治具10の変形例である土留構造構築用治具10aの三面図である。 図9の土留構造構築用治具10aの展開図である。 土留構造100に実施の形態1に係る土留構造構築用治具10aをはめ込んだ状態の側面図である。 図11の正面図である。 図11の上面図である。 実施の形態2に係る土留構造構築用治具210の上面図及び側面図である。 実施の形態2に係る土留構造構築用治具210を土留部材50に取り付けた状態の平面図である。 実施の形態3に係る土留構造構築用治具310の三面図である。 土留構造100に実施の形態3に係る土留構造構築用治具310をはめ込んだ状態の側面図である。 図17の正面図である。 図17の上面図である。 土留構造100に実施の形態3に係る土留構造構築用治具310の変形例である土留構造構築用治具310aをはめ込んだ状態の平面図である。
以下、実施の形態に係る土留構造構築用治具及び土留構造構築方法について図面を参照しながら説明する。なお、図1を含む以下の図面では、各構成部材の相対的な寸法の関係及び形状等が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。また、理解を容易にするために方向を表す用語(例えば、上、下、左、右、前、後、表及び裏等)を適宜用いるが、それらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具、あるいは部品等の配置、方向及び向きを限定するものではない。
実施の形態1.
(土留構造100)
図1は、実施の形態1に係る土留構造100の斜視図である。図2は、実施の形態1に係る土留構造100の平面図(a)及び側面図(b)である。図3は、実施の形態1に係る土留構造100を構成する土留部材50の一例の斜視図である。図1~図3を用いて土留構造構築用治具10を用いて構築される土留構造100について説明する。土留構造100は、例えば構造物の基礎を構築するための立坑又は地中に構築される集水井等の土木構造物であって、地盤92を掘削して形成された縦穴90に構築されるものである。図1において、土留構造100は、複数の土留部材50を接続して環状に形成されているが、図1に締めされる形状に限定されるものではない。例えば、土留構造100は、円形、楕円形、小判形、矩形又は馬蹄形(U字形)に形成されていても良い。
土留構造100は、まず地盤92を浅く掘削して形成された縦穴90に環状体70Aを設置し、その後縦穴90を掘り進めるごとに環状体70Aの下方に他の環状体70Bを形成し、下方に伸ばすようにして構築されるものである。環状体70A及び環状体70Bは、複数の土留部材50の長手方向の端縁に形成されている縦フランジ部53同士を突き合わせて形成された周方向連結部81に連結部材60を取り付けて連結する。連結部材60は、例えばボルト及びナット、又はフランジを挟みこんで連結するクリップ状の金具が用いられる。
図3に示されるように、土留部材50は、波付き部50aの端縁に、下フランジ部51a、上フランジ部51b、縦フランジ部53a及び53bと、を備える。下フランジ部51a及び上フランジ部51bのそれぞれの先端縁は、θ方向に延び、z方向に垂直な面を有する。縦フランジ部53a及び53bは、z方向に延び、θ方向に垂直な面を有する。なお、下フランジ部51aと上フランジ部51bとをまとめて横フランジ部51と称する。また、縦フランジ部53a及び53bをまとめて、縦フランジ部53と表示する場合がある。さらに、横フランジ部51と縦フランジ部53とをまとめて、フランジ部と称する場合がある。また、θ方向を第1方向と称し、z方向を第2方向とも称する。
図3において波付き部50aは、断面形状が矩形波状に形成されているが、サインカーブ状に形成されていても、その他の形状に構成されていても良い。特に波付き部50aがサインカーブ状に形成されているものはライナープレートと呼ばれる場合がある。
土留部材50の上フランジ部51bには、孔55が複数形成されている。複数の孔55は、上フランジ部51bをz方向に貫通し、θ方向に等間隔に設けられている。下フランジ部51aも上フランジ部51bと同様に孔55が複数形成されており、他の土留部材50の上フランジ部51bと突き合わされる。下フランジ部51aと上フランジ部51bとは、互いの孔55の位置を合わせた状態で連結部材60(図8参照)が挿通されることにより連結される。
土留部材50のθ方向の両端には縦フランジ部53が形成されており、それぞれ孔54が形成されている。孔54は、波付き部50aの形状に合わせて設けられており、土留部材50が縦穴90に設置された状態で内側から連結部材60を挿通することができるように構成されている。土留部材50は、縦フランジ部53aを他の土留部材の縦フランジ部53bと突き合わせた状態で、孔54に連結部材60を挿通させることにより連結される。
図4は、図2(b)のB部を拡大した模式図である。図4において環状体70Aの下方に環状体70Bを構築する方法について説明する。上部の構造に環状体70Aが固定された後、環状体70Aを構成する土留部材50Aの下端に形成された下フランジ部51aに、土留部材50Bの上端に形成された上フランジ部51bが突き合わされる。土留部材50Aの下フランジ部51aに形成されている孔55と土留部材50Bの上フランジ部51bの孔55とは、位置を合わせて仮固定される。また、土留構造100の周方向(θ方向)において土留部材50Bに隣り合って土留部材50Cが配置されており、土留部材50Cの上フランジ部51bも土留部材50Aの下フランジ部51aに突き合わされ、孔55の位置を合わせて仮固定される。さらに、土留部材50Bの縦フランジ部53aと土留部材50Cの縦フランジ部53bとは、θ方向に突き合わされて仮固定される。実施の形態1において、土留部材50Aの下方に土留部材50B及び50Cを仮固定する際には、後述する土留構造構築用治具10を用いて仮固定する。
環状体70Aの土留部材50Aの周方向に隣り合って土留部材50B及び土留部材50Cが連結されている。土留部材50Aの下方に仮固定された土留部材50Bは、環状体70Aを構成する土留部材50Cにも仮固定される。また、土留部材50Aの下方に仮固定された土留部材50Cは、環状体70Aを構成する土留部材50Bにも仮固定される。環状体70Aの下方に仮固定された土留部材50B及び50Cは、上下方向及び周方向に連結部材60を用いて連結される。
なお、環状体70Aと環状体70Bとは、上下方向に連結されており、環状体70Aの周方向連結部81と、環状体70Aの下方に連結されている環状体70Bの周方向連結部81は、土留構造100の周方向(図2(a)のθ方向)にずれて配置されている。つまり、環状体70Bの周方向連結部81は、環状体70Aを構成する複数の土留部材50の中間部の下方に接続されている。各環状体70ごとに周方向連結部81をずらして配置されていることにより、土留構造100は、周方向における各部分において、それぞれ強度及び剛性が均等に確保されている。ただし、上下に配置されている複数の土留部材50をθ方向にずらす量は、θ方向の長さの半分に限定されず、横フランジ部51に設けられた複数の孔55のピッチの分だけずらすこともできる。例えば、図3の土留部材50は、横フランジ部51に10個の孔55が形成されているが、上の土留部材50Aに対し下の土留部材50の孔55を1~5ピッチ分ずらして接続しても良い。
(土留構造構築用治具10)
図5は、実施の形態1に係る土留構造構築用治具10の三面図である。図5(a)は、土留構造構築用治具10の正面図、図5(b)は側面図、図5(c)は平面図である。土留構造構築用治具10は、本体部12から2方向に保持部11が延設されており、それぞれの保持部11の先端14から本体部12に向かってスリット20が形成されている。スリット20は、上下の土留部材50の横フランジ部51を重ねた状態で挿入自在な幅に形成されている。なお、本体部12から延びる一方の保持部を第1保持部と称し、他方を第2保持部と称する場合がある。
複数の保持部11は、互いに直交するように本体部12から延設されている。なお、複数の保持部11が成す角度は、直角のみに限定されず、x方向において先端14同士の間隔が所定の幅に形成されるのであれば直角よりも小さい角度、大きい角度又は平行であってもよい。ただし、複数の保持部11は、本体部12から見て一方向、つまり図5(c)におけるy方向に向かって伸びている必要がある。x方向は、土留構造構築用治具10の幅方向であり、複数の保持部11の先端が少なくともこの方向に間隔をおいて配置される。y方向は、本体部12から複数の保持部11の先端に向かう方向である。z方向は、x方向及びy方向に垂直であり、本体部12が延びる方向である。
複数の保持部11は、それぞれ腕部16aと腕部16bとから構成される。図5(c)に示すように、腕部16aと腕部16bとは、z方向に沿って並列されている。腕部16aは、腕部16bが配置されている側に保持面13aを有する。腕部16bは、保持面13aに対向する保持面13bを有する。保持面13a及び保持面13bは、z方向及びz方向逆向きを向いた面であり、スリット20を形成している。腕部16aを第1腕部と称し、腕部16bを第2腕部と称する場合がある。
本体部12は、複数の保持部11を接続する部分である。また、本体部12は、保持面13a及び13bを接続する接続面15を備える。スリット20は、複数の保持部11に形成された切り欠きであり、保持面13a、保持面13b及び接続面15により形成されている。互いに対向する保持面13は、土留構造100を構成する土留部材50の横フランジ部51を重ねた状態で挿入自在な間隙を形成している。
図6は、土留構造100に実施の形態1に係る土留構造構築用治具10をはめ込んだ状態の側面図である。図7は、図6の正面図である。図8は、図6の上面図である。実施の形態1に係る土留構造構築用治具10は、図4の土留構造100の縦方向連結部82又は縦方向連結部82と周方向連結部81とが交わる交差連結部83にはめ込まれる。図6~図8は、図4に示されている土留構造100の交差連結部83に、土留構造構築用治具10がはめ込まれた状態について示している。交差連結部83は、土留部材50Aの下フランジ部51aと土留部材50B及び50Cの上フランジ部51bとが突き合わされた上下方向連結部82と、土留部材50B及び土留部材50Cの縦フランジ部53a及び53bとを突き合わせた縦方向連結部81とが交差する部分である。土留構造構築用治具10は、図5に示すx方向を、図8に示す土留構造100のθ方向に合わせるように設置される。
土留構造構築用治具10は、これから連結しようとする土留部材50の少なくとも2か所に取り付けられることにより、土留部材50を上方の土留部材50の下フランジ51aに仮固定するものである。図7及び図8に示されるように、交差連結部83にはめ込まれる土留構造構築用治具10は、周方向に隣合う土留部材50B及び50Cを同時に保持し上方にある土留部材50Aに仮固定することができる。
図6及び図7に示されるように、スリット20に挿入された2つの横フランジ部51は、突き合わされた状態で、腕部16aの保持面13aと腕部16bの保持面13bとの間に保持される。実施の形態1においては、保持面13aと保持面13bとの距離は、下フランジ部51aと上フランジ部51bとを合わせた厚さ以上に設定されている。保持面13aと保持面13bとは、平行に配置されているが、これに限定されるものではなく、保持面13aと保持面13bとの距離は、先端側が本体部12が配置されている側である根元側よりも大きく設定されていても良い。この時、保持面13aと保持面13bとの距離は、先端側がフランジ部を重ねた厚さよりも大きく、根元側がフランジ部を重ねた厚さよりも小さく設定されていても良い。また、後述するように、スリット20の先端部に面取り21(図9参照)が形成されていても良い。
図8に示されるように、土留構造構築用治具10は、図5で示すx方向を土留構造100のθ方向に合わせて設置されている。土留構造構築用治具10の保持部11の先端14同士は、所定の間隔Hをもって配置されており、複数の保持部11の間に縦フランジ部53a及び53bを重ねた状態で挿入することができる。換言すると、保持部11が備える互いに対向する平面18同士は、先端14側が間隔Hとなるように配置されている。また、平面18同士は、本体部12側においては、間隔がH1になるように構成されており、間隔H1は、少なくとも2つの縦フランジ部53a及び53bを重ねた状態で挿入できるように形成されている。これにより、土留構造構築用治具10は、周方向(θ方向)に隣合う2つの土留部材50B及び50Cにまたがるように配置することができ、2つの土留部材50B及び50Cを同時に土留部材50Aに仮固定することができる。なお、土留部材50B及び50Cは、図8に表示されている端部以外の他方の端部にも土留構造構築用治具10がはめ込まれることにより、重機による吊り上げやジャッキによる支持を必要とすることなく、連結部材60を取り付けられる位置に保持される。なお、土留構造構築用治具10の平面18は、内側面とも称する。
図8に示されるように、土留構造構築用治具10により仮固定された状態で、連結部材60が孔55に差し込まれ、土留部材50Aと土留部材50B及び50Cとが連結される。連結部材60は、先端に差し込み部61を備えフランジ部に係合するように構成されており、他方の端部がクリップ状に形成され重ねたフランジ部を挟持するように構成されているものである。ただし、連結部材60は、図8に示されるクリップ型のものに限定されず、ボルト及びナットを用いても良い。
なお、図6~図8においては、土留構造構築用治具10は、土留構造100の交差連結部83にはめ込まれているが、縦方向連結部82にはめ込むこともできる。
以上のように、実施の形態1に係る土留構造構築方法は、土留構造構築用治具10を用いた仮止め工程を備えるものである。仮止め工程は、土留構造100を構成する第1土留部材50Aの下端に形成されている下フランジ部51aと、第1土留部材50Aの下方に位置し第1土留部材50Aに接続される第2土留部材50Bの上端に形成されている上フランジ部51bと、を重ねた状態にする。そして、下フランジ部51aと上フランジ部51bとを土留構造構築用治具10の第1保持面13aと第2保持面13bとの間に挿入させるものである。
また、仮止め工程は、第1土留部材50Aの下方かつ第2土留部材50Bの側方に位置し第1土留部材50Aに接続される第3土留部材50Cの上端に形成されている上フランジ部51bと第1土留部材50Aの下フランジ部51aとを重ねた状態にする。そして、第2土留部材50B及び第3土留部材50Cのそれぞれの水平方向の端に形成された縦フランジ部53を重ねた状態にし、縦フランジ部53を複数の保持部11の間に挿入させるものである。
仮止め工程が完了したら、作業者は、第1土留部材50A、第2土留部材50B及び第3土留部材50Cのフランジ部同士を連結部材60により連結する。各土留部材50に連結部材60が設置されて上方の土留部材50に連結されたら、土留構造構築用治具10は取り外しても良い。
実施の形態1に係る土留構造構築用治具10及び土留構造構築用治具10を用いた土留構造構築方法によれば、土留部材50を仮固定することができるため、連結部材60を取り付ける作業を容易に行うことができる。また、土留構造構築用治具10は、土留構造100のフランジ部にはめ込むだけで取り付けが可能であり、作業者が片手で作業することもできる。これにより、一人の作業者が一方の手で土留部材50を保持しながら、他方の手で土留構造構築用治具10をはめ込むことも可能となる。従って、土留構造100を構築するにあたり、作業者を削減することも可能となる。
また、土留構造構築用治具10は、横フランジ部51のみで形成される縦方向連結部82にはめ込むことにより、土留部材50を仮固定することができる。土留構造構築用治具10は、使用する箇所が限定されず、土留構造100を構築する際に使用の自由度が高く、作業の効率化を図れる。
(土留構造構築用治具10の変形例)
図9は、実施の形態1に係る土留構造構築用治具10の変形例である土留構造構築用治具10aの三面図である。図9(a)は、土留構造構築用治具10aの正面図、図9(b)は側面図、図9(c)は平面図である。図10は、図9の土留構造構築用治具10aの展開図である。図11は、土留構造100に実施の形態1に係る土留構造構築用治具10aをはめ込んだ状態の側面図である。図12は、図11の正面図である。図13は、図11の上面図である。変形例に係る土留構造構築用治具10aは、複数の保持部11の形状及び配置が異なる。
土留構造構築用治具10aは、本体部12からy方向に延びる複数の保持部11を備える。複数の保持部11の本体部12が配置されている側の一部は、対向する平面18a同士が間隔H1で互いに平行になるように配置されている。そして、複数の保持部11の先端14側は、平面18bの間隔Hが根元側の間隔H1よりも広くなるように形成されている。平面18bは、y方向に対し傾斜しており、先端14側に向かうほど間隔が広くなるように形成されている。このように構成されることにより、土留構造構築用治具10aは、交差連結部83に設置される際に、縦フランジ部53が挿入しやすいという利点がある。なお、一方の保持部11の平面18a及び18bを第1平面と称し、第1平面に対向する位置になる平面18a及び18bを第2平面と称する場合がある。
図13に示されるように、根元側の平面18aが縦フランジ部53を挟み込むように保持するため、土留構造構築用治具10aは、交差連結部83に設置した後に、がたつきがなく、振動等が加わっても外れにくいという利点がある。また、先端14側の平面18bが先端14に向かうに従い間隔が広くなっているため、土留構造構築用治具10aの2つの保持部11は、θ方向に広い間隔をもって土留部材50を支持することができ、安定した仮固定ができる。
また、図9(b)、図10及び図11に示されるように、横フランジ部51が挿入されるスリット20の先端には面取り21が形成されている。即ち、保持面13aと保持面13bとの距離は、先端側が根元側に対し広くなるように形成されていても良い。このように構成されることにより、土留構造構築用治具10aは、縦方向連結部82及び交差連結部83に横フランジ部51が挿入しやすいという利点がある。
図9(b)及び図11に示されるように、保持部11の腕部16bは、貫通した位置決め孔17が形成されている。土留構造構築用治具10aを交差連結部83に取り付けた状態において、位置決め孔17は、縦フランジ部53に設けられた孔54と重なるように構成されている。図11に示された状態で、位置決め孔17及び孔54に棒状の工具を差し込むことにより、土留構造構築用治具10aは、土留部材50から外れなくなるとともに、隣合う土留部材50B及び50Cの位置を正確な位置に合わせることができる。これにより、土留部材50を仮固定している間に土留部材50に衝撃が加わっても、土留部材50が外れて落下するのを防止でき、作業の安全性も向上する。
また、図13に示されるように、土留構造構築用治具10aは、横フランジ部51のみで形成される縦方向連結部82にはめ込むことにより、土留部材50を仮固定することができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る土留構造構築用治具210について説明する。土留構造構築用治具210は、実施の形態1に係る土留構造構築用治具10に梁部材40を追加したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図14は、実施の形態2に係る土留構造構築用治具210の上面図(b)及び側面図(a)である。実施の形態2に係る土留構造構築用治具210は、実施の形態1に係る土留構造構築用治具10に梁部材40を追加したものであり、本体部12及び保持部11は同じ形状になっている。梁部材40は、保持部11の対向する平面18から垂直方向に突出し、平面18同士を接続するように配置されている。梁部材40の下面40dは、保持面13aと略同一面となるように配置されている。梁部材40は、端部40aを平面18に溶接等の手段を用いて接合されている。
図15は、実施の形態2に係る土留構造構築用治具210を土留部材50に取り付けた状態の平面図である。梁部材40の中央部には位置決め孔41が貫通して設けられている。土留構造100の縦方向連結部82に取り付けられた土留構造構築用治具210は、横フランジ部51に設けられた孔55に位置決め孔41を合わせて取り付け、例えば棒状の工具などを位置決め孔41及び孔55に挿通させる。これにより、土留構造構築用治具210は、土留部材50から外れなくなるとともに、隣合う土留部材50の位置を正確な位置に合わせることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る土留構造構築用治具310について説明する。土留構造構築用治具310は、実施の形態1に係る土留構造構築用治具10aに梁部材30を追加したものである。なお、実施の形態1と同一の機能及び作用を有する構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図16は、実施の形態3に係る土留構造構築用治具310の三面図である。図16(a)は、土留構造構築用治具10の正面図、図16(b)は側面図、図16(c)は平面図である。図17は、土留構造100に実施の形態3に係る土留構造構築用治具310をはめ込んだ状態の側面図である。図18は、図17の正面図である。図19は、図17の上面図である。実施の形態3に係る土留構造構築用治具310は、梁部材30を備える。梁部材30は、実施の形態2に係る梁部材40と異なり、保持部11の外側面、即ち、対向する平面18a及び18bと反対側にある面同士を接続するように配置されている。従って、図19に示すように、実施の形態3に係る土留構造構築用治具310は、保持部11の間に縦フランジ部53を挿入することができるため、土留構造100の交差連結部83にはめ込むことができる。
図16(c)に示されるように、土留構造構築用治具310の梁部材30は、保持部11の外側面から突出し、本体部12の外周に沿って伸び、複数の保持部11の外側面同士を接続している。また、梁部材30は、x方向に張り出し、x方向の両端部には位置決め孔33が形成されている。位置決め孔33は、土留部材50の横フランジ部51に形成された孔55に位置が合うように設けられている。これにより、位置決め孔33及び孔55に棒状の工具などを挿通させることにより、土留部材50の正確な位置決めを行えるとともに、土留構造構築用治具310が土留部材50から外れないようにできる。
土留構造構築用治具310の梁部材30の面34は、保持面13a及び13bと略同一面を形成するように配置されている。つまり、梁部材30の面34は、横フランジ部51を挟み込み保持する。梁部材30がx方向に広い幅で横フランジ部51を挟持するため、土留構造構築用治具310は、安定して土留部材50の横フランジ部51を仮固定できる。
また、土留構造構築用治具310は、複数の保持部11のそれぞれの腕部16a及び16bに位置決め孔17が設けられている。図17に示すように土留構造構築用治具310が土留構造100の交差連結部83に取り付けられたときに位置決め孔17と縦フランジ部53の孔54との位置が合うように形成されている。従って、土留構造構築用治具310は、位置決め孔17と孔54とに棒状の工具などを挿通することにより、土留部材50同士の位置決めをすることができ、かつ土留部材50から外れるのを防止できる。
土留構造構築用治具310は、複数の保持部11及び梁部材30の両方に位置決め孔17及び33が設けられているため、土留構造100の縦方向連結部82及び交差連結部83のいずれに配置しても、フランジ部の孔54及び55との位置決め及び固定を行えることができる。
(土留構造構築用治具310aの変形例)
図20は、土留構造100に実施の形態3に係る土留構造構築用治具310の変形例である土留構造構築用治具310aを土留構造100の交差連結部83にはめ込んだ状態の平面図である。土留構造構築用治具310aは、上記で説明した土留構造構築用治具310に対し、複数の保持部11を先端14に至るまで互いに平行になるように設けたものである。土留構造構築用治具310aは、土留構造構築用治具310と同様に、梁部材30の位置決め孔33を有するほかに、複数の保持部11に貫通して設けられた位置決め孔17も備える。土留構造構築用治具310aは、2つの梁部材30で横フランジ部51を保持するだけでなく、複数の保持部11の根元から先端14にわたり縦フランジ部53を保持するため、土留部材50のフランジ部をより安定して保持することができる。また、土留構造構築用治具310は、縦方向連結部82及び交差連結部83のいずれに配置しても、フランジ部の孔54及び55との位置決め及び固定を行えることができる。
土留構造構築用治具310aは、位置決め孔11及び33に棒状の工具を挿し込み、土留部材50同士の位置決めを可能としている。また、土留構造構築用治具310aの位置決め穴11及び33と土留部材50のフランジ部の孔54及び55とに棒状の工具が挿通されることにより、土留構造構築用治具310aは、縦方向連結部82又は交差連結部83から外れることがない。
以上の実施の形態に示した構成は、一例を示すものであり、各実施の形態同士を組み合わせることもでき、また別の公知の技術と組み合わせることも可能である。さらに、要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 土留構造構築用治具、10a 土留構造構築用治具、11 保持部、12 本体部、13 保持面、13a (第1)保持面、13b (第2)保持面、14 先端、15 接続面、16a 腕部、16b 腕部、17 位置決め孔、18 平面、18a 平面、18b 平面、20 スリット、21 面取り、30 梁部材、33 位置決め孔、34 面、40 梁部材、40a 端部、40d 下面、41 位置決め孔、50 土留部材、50A (第1)土留部材、50B (第2)土留部材、50C (第3)土留部材、50a 波付き部、51 横フランジ部、51a 下フランジ部、51b 上フランジ部、53 縦フランジ部、53a 縦フランジ部、53b 縦フランジ部、54 孔、55 孔、60 連結部材、61 差し込み部、70 環状体、70A 環状体、70B 環状体、81 周方向連結部、82 縦方向連結部、83 交差連結部、90 縦穴、92 地盤、100 土留構造、210 土留構造構築用治具、310 土留構造構築用治具、310a 土留構造構築用治具。

Claims (15)

  1. 複数の土留部材の端部に形成されているフランジ部を重ねた状態で保持する土留構造構築用治具であって、
    本体部と、
    前記本体部から互いに交差する方向に延びる複数の保持部と、を備え、
    前記複数の保持部は、
    互いの先端が前記フランジ部の先端縁に沿った第1方向において所定の間隔をもって配置され、
    前記第1方向に直交する方向である第2方向に沿って並列している第1腕部及び第2腕部を有し、
    前記第1腕部と前記第2腕部とは、
    2つの前記フランジ部が挿入自在な幅の間隙を置いて並列される、土留構造構築用治具。
  2. 前記第1腕部は、
    前記第2方向を向いた第1保持面を備え、
    前記第2腕部は、
    前記第1保持面に対向する第2保持面を備え、
    前記第1保持面と前記第2保持面とは、
    互いに対向して配置され、
    前記本体部は、
    前記第1保持面と前記第2保持面とを接続する接続面を備える、請求項1に記載の土留構造構築用治具。
  3. 前記第1保持面と前記第2保持面との間隙は、
    先端が前記接続面が配置されている根元よりも広くなるように形成されている、請求項2に記載の土留構造構築用治具。
  4. 前記第1保持面と前記第2保持面とは、
    少なくとも一部に互いに平行な面を有する、請求項2又は請求項3に記載の土留構造構築用治具。
  5. 前記複数の保持部は、
    第1保持部と第2保持部とを含み、
    前記第1保持部は、
    前記第2方向に平行な第1平面を有し、
    前記第2保持部は、
    前記第1平面に対向して配置されている第2平面を有し、
    前記第1平面と前記第2平面との間は、
    2つの前記フランジ部を重ねた状態で挿入自在な間隙が形成されている、請求項1~請求項4の何れか1項に記載の土留構造構築用治具。
  6. 前記第1平面と前記第2平面との前記第1方向における距離は、
    先端が前記本体部が配置されている側よりも大きくなるように形成されている、請求項5に記載の土留構造構築用治具。
  7. 前記第1平面と前記第2平面とは、
    少なくとも一部が平行である、請求項5又は請求項6に記載の土留構造構築用治具。
  8. 前記複数の保持部は、
    第1保持部と第2保持部とを含み、
    前記第1保持部の前記第1腕部及び前記第2保持部の前記第1腕部とから前記第1方向に突出する梁部材を備える、請求項1~請求項7の何れか1項に記載の土留構造構築用治具。
  9. 前記梁部材は、
    前記第1保持部の前記第1腕部と前記第2保持部の前記第1腕部とを接続する、請求項8に記載の土留構造構築用治具。
  10. 前記梁部材は、
    前記第1保持部と前記第2保持部との間に位置する、請求項9に記載の土留構造構築用治具。
  11. 前記梁部材は、
    前記第1保持部及び前記第2保持部の表面のうち、互いに対向している内側面の反対側に配置されている外側面から突出している、請求項8又は請求項9に記載の土留構造構築用治具。
  12. 前記梁部材は、
    前記第2方向に貫通する位置決め孔を備える、請求項8~請求項11の何れか1項に記載の土留構造構築用治具。
  13. 前記複数の保持部は、
    前記第1方向に貫通する位置決め孔を備える、請求項1~請求項12の何れか1項に記載の土留構造構築用治具。
  14. 請求項1~請求項13の何れか1項に記載の土留構造構築用治具を用いる土留構造構築方法であって、
    土留構造を構成する第1土留部材の下端に形成されている下フランジ部と、前記第1土留部材の下方に位置し前記第1土留部材に接続される第2土留部材の上端に形成されている上フランジ部と、を重ねた状態にし、
    前記下フランジ部と前記上フランジ部とを前記土留構造構築用治具の前記第1保持面と前記第2保持面との間に挿入させる仮止め工程を備える、土留構造構築方法。
  15. 前記仮止め工程は、
    前記第1土留部材の下方かつ前記第2土留部材の側方に位置し前記第1土留部材に接続される第3土留部材の上端に形成されている上フランジ部と前記第1土留部材の前記下フランジ部とを重ねた状態にし、
    前記第2土留部材及び前記第3土留部材のそれぞれの水平方向の端に形成された縦フランジ部を重ねた状態にし、
    前記縦フランジ部を前記複数の保持部の間に挿入させる、請求項14に記載の土留構造構築方法。
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