JP2022082929A - 車両後部構造 - Google Patents

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知之 宮下
Tomoyuki Miyashita
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Abstract

【課題】ブレースの強度を効果的に高める。【解決手段】左右のリアサイドメンバ16と、リアサイドメンバ16の間に掛け渡されるリアサスペンションメンバ20と、リアサイドメンバ16の間に配置されるリアフロアパネル12と、リアサスペンションメンバ20とリアサイドメンバ16との各接続部とリアフロアパネル12とをそれぞれ接続するブレース30と、を備える。そして、ブレース30は、リアサスペンションメンバ20とリアサイドメンバ16との接続部に接続される一端部と、リアフロアパネルに接続される他端部とを含み、一端部と他端部とその間の中間部36を含む本体板302と、本体板302の中間部36に取付けられる補強板304とを含み、補強板304は、本体板302の中間部とは、長さ方向の中央部分が離れて両側で接続され、両者が重ね合わせされた部分において閉断面を構成する。【選択図】図5

Description

本発明は、車両後部において、リアサイドメンバとリアフロアパネルを接続する車両後部構造に関する。
車両後部の両側には、骨格部材として車両前後方向に伸びるリアサイドメンバが設けられる。特許文献1では、リアサイドメンバの車幅方向内側に補強メンバを設け、この補強メンバに対してリアサイドメンバを連結ブラケットによって連結している。これにより、各リアサイドメンバが補強され、車体の剛性が向上する。
特開2017-114411号公報
特許文献1では補強メンバをリアサイドメンバに沿って配置するとともに、連結ブラケットを用いて両者を連結することで車体の剛性を強化している。このために、比較的大きな補強メンバを設けるとともに、補強メンバをリアサイドメンバに沿って位置させることで連結ブラケットを比較的短いものとしてその強度を維持している。
しかし、レイアウトによっては、大きな補強メンバをリアサイドメンバに沿って配置することが難しい場合もある。また、車輪に掛かる荷重は、リアサスペンションメンバに印加されるが、この荷重を効果的に車体側に伝達し、走行安定性を向上したいという要求もある。
本発明に係る車両後部構造は、車両後方の左右両側において車両前後方向に伸びる左右のリアサイドメンバと、前記左右のリアサイドメンバの間に掛け渡され、後輪を支持する懸架装置が取付けられるリアサスペンションメンバと、前記左右のリアサイドメンバ間に位置し、前記左右のリアサイドメンバが取り付けられるリアフロアパネルと、前記リアサスペンションメンバと前記左右のリアサイドメンバとの各接続部と、前記リアフロアパネルとをそれぞれ接続するブレースと、を備え、前記ブレースは、前記リアサスペンションメンバと前記リアサイドメンバとの接続部に接続される一端部と、前記リアフロアパネルに接続される他端部を含む本体板と、前記本体板の前記一端部と前記他端部の中間に位置する中間部に取付けられる補強板とを含み、前記補強板と前記本体板の前記中間部とは、前記一端部から前記他端部に伸びる方向に直交する幅方向において中央部分が離れて両側で接続され、両者が重ね合わせされた部分において閉断面を構成する。
前記ブレースは、中間部において、長さ方向に湾曲しているとよい。
前記補強板は、中間部の中央に対応する部分の本体板に対する距離が他の部分よりも大きくなっているとよい。
前記補強板は、前記中間部の前記一端部寄りで前記本体板に接合されているとよい。
前記接合部は、補強板の中間部に前記本体板に向いて膨出する膨出部が形成され、その膨出部分が前記本体板に接合されることで形成されるとよい。
本発明によれば、補強板によって、荷重が大きく掛かるブレースの中間部を効果的に補強することができる。このため、車輪から伝達される荷重に対する車体の剛性を高め、高い走行安定性を維持することができる。
車両10の後部を下方から見た概略図である。 右側のブレース30の上から見た斜視図である。 右側のブレース30の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。 ブレース30の断面図であり、(a)は図3(a)におけるA-A断面、(b)は図3(a)におけるB-B断面、(c)は図3(a)におけるC-C断面である。 左側ブレース30の上下を逆にした正面図(取り付けた場合に車両の後方向から見た図)である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
「全体構成」
図1は、車両10の後部を下方から見た概略図である。リアフロアパネル12が車幅方向および前後方向にも伸びて全体に広がっている。リアフロアパネル12の後方部には、スペアタイヤが載置されるスペアタイヤ載置部12aが形成されている。このスペアタイヤ載置部12aは、タイヤの形状に合わせたドーナツ状の窪みであり、下方に向けて凸の形状を有する。また、スペアタイヤ載置部12aのやや前方の両側には、リアフロアパネル12の両側が内側に凹んで一対のリアタイヤスペース14が形成されている。
リアフロアパネル12の車幅方向の両側(両端より内側)には、車両前後方向に伸びる一対のリアサイドメンバ16が設けられている。このリアサイドメンバ16は、車両の骨格部材であって、例えば断面が上方に開口したU字状や四角形状の鋼材などで構成される。リアサイドメンバ16はリアフロアパネル12の下側に位置する。なお、車両後部構造は、特に指摘しない限り基本的に鋼材など金属材料で構成されるとよい。
一対のリアサイドメンバ16間であってリアタイヤスペース14に対応する位置には、一対のリアサイドメンバ16を接続するリアサスペンションメンバ20が設けられている。なお、図1では、リアサスペンションメンバ20を、便宜的に砂地で示してある。リアサスペンションメンバ20は、下から見た場合に全体として車幅方向が大きい四角枠状で、四隅から両側方に腕が伸びる形状を有する。そして、リアサスペンションメンバ20の4つの腕の先端部がリアサイドメンバ16に固定される。また、リアサスペンションメンバ20は、その各辺が車両下方に向けて凸の断面U字状であり、これによって曲げに対する強度が大きくなっている。
リアサスペンションメンバ20には、その中央よりやや両端側にそれぞれ懸架装置の一端が固定され、この懸架装置の他端が後輪(リアタイヤ)の車軸を支持する。図1において、懸架装置の一端が取り付けられる箇所を点線の丸で示している。
そして、リアサスペンションメンバ20とリアサイドメンバ16との接続部には、ブレース30の一端が固定され、このブレース30の他端がリアフロアパネル12のスペアタイヤ載置部12a脇に固定されている。これによって、リアサスペンションメンバ20とリアサイドメンバ16の接続部に掛かる荷重がリアフロアパネル12に伝達される。なお、ブレース30のリアフロアパネル12との固定部には、リアフロアパネル12を補強する補強材を設け、この補強材を介し荷重をリアフロアパネル12に伝達することで、伝達する荷重を分散させるとよい。この補強材は、リアフロアパネル12を補強できればどのような形状でも構わない。
「ブレースの構成」
図2は、右側のブレース30の斜視図、図3(a)、図3(b)は、ブレース30の平面図および底面図である。図2では、ブレース30は、リアフロアパネル12に対し取り付けた際に、リアフロアパネル12側(上側)になる面を示している。
図3(b)に示すように、ブレース30は、本体板302と補強板304との2枚構成であり、図2および図3(a)においては、本体板302のみが見えている。
ブレース30は、全体として細長の板状である。一端部32は、リアサイドメンバ16に固定される部分(リアサイドメンバ16接続側)であり、円形の隆起部の中央に丸穴32aが形成されている。この丸穴32aにボルトが挿入されてリアサイドメンバ16およびリアサスペンションメンバ20に連結される。他端部34は、リアフロアパネル12に固定される部分(リアフロアパネル12接続側)であり、先端の平らな部分に2つの丸穴34aが形成され、この2か所においてブレース30がリアフロアパネル12にボルト固定される。
中間部36は、全体として長さ方向で湾曲しており、図2においては一端部32より他端部34の方が高い位置にある。従って、一端部32がリアサイドメンバ16に取り付けられた場合に、他端部34の方が上方に位置してリアフロアパネル12に取り付けられる。
また、中間部36は、長さ方向の両側に上に凸の一対のリブ38を有する。この一対のリブ38によって、長さ方向に直交する折れ線での曲げ(長さ方向の曲げ)等に対する強度が大きくなっている。
図3(b)に示すように、ブレース30は、補強板304は本体板302の中間部36のほぼ全面に覆いかぶさるように配置されている。本体板302および補強板304の幅方向の両側にはフランジ部302a、304aが形成されている。なお、図3(a)では、本体板302の凹凸について細線で模式的に示してあり、図3(b)では凹凸の細線は省略してある。
一端部32および中間部36には、溶接点が、〇内×の印で示してあり、ここにおいて重ねられている本体板302と補強板304が溶接される。このように、2枚構成とすることで、中間部36の強度が向上されている。
図4は、ブレース30の断面図であり、(a)は図3(a)におけるA-A断面、(b)は図3(a)におけるB-B断面、(c)は図3(a)におけるC-C断面である。このように、本体板302および補強板304は、フランジ部302a、304aにおいて接合され、幅方向中央部分は両者が離れており、ここに閉断面が形成されている。なお、フランジ部302a、304aは、例えば溶接により接合されるが、接着剤などで接合したりボルト締めなどで結合したりしても構わない。このように、本体板302と補強板304とを重ね合わせ、閉断面を構成することで、ブレース30の強度を効果的に高めることができる。
図4(a)に示すように、長さ方向の端部においては、幅方向中央部分では本体板302および補強板304は、離れているがその距離X1は比較的小さい。図4(b)に示すように、溶接ポイント50において、補強板304は、本体板302に向けて膨出しており、この膨出部の先端部が本体板302に接触し、ここにおいて、両者を溶接することで、ブレース30の強度が向上している。
また、図4(c)に示すように、長さ方向の中央付近においては、本体板302および補強板304の離れている距離X2は比較的大きい。これによって、この部分においてねじれや曲げに対する強度が長さ方向端部に比べ大きくなっている。リアサイドメンバ16から車体側への荷重伝達はブレース30の両端部間で行われるため、両者のねじれや曲げ荷重はブレース30の長さ方向の中央部において大きくなる。本実施形態では、この部分において、本体板302および補強板304の離れている距離が大きいため、集中する荷重に耐えることができる。
図5は、左側のブレース30の上下方向を逆さにした正面図(取り付けた場合に車両の後方向から見た図)である。ブレース30は、中間部36が湾曲しており、図においてはリアサイドメンバ16側が下方に高く(車両の下方側)なっている。図5においては、ブレース30の一端部32は、ボルト54によって、リアサスペンションメンバ20とともにリアサイドメンバ16に固定される。なお、樹脂などの弾性材料からなるブッシュ52を介在させることによって、若干の揺動が可能になっている。他端部34は、リアフロアパネル12にボルト56により固定されているが、この例ではリアフロアパネル12に補強パネル58が取り付けられており、他端部34が補強パネル58を介し、リアフロアパネル12に固定される。なお、図5において、リアフロアパネル12および補強パネル58は、二点鎖線で模式的に示してある。
図4(a)~(c)、図5に示したように、本実施形態においては、本体板302と補強板304との間の空間の距離が、一端部32および他端部34において小さく、中間部36の中央辺りにおいて大きくなっている。従って、中間部36における閉断面を比較的正方形に近い四角形状とすることができ、ブレース30の捩じり強度を高くして荷重に対する強度を高めている。これによって、車両の剛性を高め、車両の走行安定性を高めることができる。
10 車両、12 リアフロアパネル、12a スペアタイヤ載置部、14 リアタイヤスペース、16 リアサイドメンバ、20 リアサスペンションメンバ、30 ブレース、32 一端部、32a,34a 丸穴、34 他端部、36 中間部、38 リブ、50 溶接ポイント、52 ブッシュ、54,56 ボルト、58 補強パネル、302 本体板、302a,304a フランジ部、304 補強板。

Claims (1)

  1. 車両後方の左右両側において車両前後方向に伸びる左右のリアサイドメンバと、
    前記左右のリアサイドメンバの間に掛け渡され、後輪を支持する懸架装置が取付けられるリアサスペンションメンバと、
    前記左右のリアサイドメンバ間に位置し、前記左右のリアサイドメンバが取り付けられるリアフロアパネルと、
    前記リアサスペンションメンバと前記左右のリアサイドメンバとの各接続部と、前記リアフロアパネルとをそれぞれ接続するブレースと、
    を備え、
    前記ブレースは、前記リアサスペンションメンバと前記リアサイドメンバとの接続部に接続される一端部と、前記リアフロアパネルに接続される他端部を含む本体板と、前記本体板の前記一端部と前記他端部の中間に位置する中間部に取付けられる補強板とを含み、
    前記補強板と前記本体板の前記中間部とは、前記一端部から前記他端部に伸びる方向に直交する幅方向において中央部分が離れて両側で接続され、両者が重ね合わせされた部分において閉断面を構成する、
    車両後部構造。
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