JP2022080875A

JP2022080875A - プーラー

Info

Publication number: JP2022080875A
Application number: JP2021185320A
Authority: JP
Inventors: 陳儀芳; Yi-Fang Chen; 陳威利; Wei-Li Chen
Original assignee: Power Jaw Co Ltd
Current assignee: Power Jaw Co Ltd
Priority date: 2020-11-18
Filing date: 2021-11-14
Publication date: 2022-05-30
Also published as: CN216859581U; CN114516014A; CA3136897C; US20220152799A1; TWI797504B; CN216859561U; TW202220805A; AU2021261898A1; AU2021261898B2; US11679476B2; BR102021023059A2; CN114536265A; CA3136897A1; KR102603941B1; KR20220068160A

Abstract

【課題】簡素で効率的かつ安全で使い易いプーラーを提供する。【解決手段】プーラーは、カラー１０、爪２０、シンクロナイザー３０及び当接部材４０を備える。カラー１０は、スロット１８と、スロット１８に対応して設けられた枢着コネクタ１５とを有する。爪２０は、枢着コネクタ１５に枢着されるとともに、対応したスロット１８のうちの１つに沿って移動して挿入可能な突起２５を有する。シンクロナイザー３０は、突起２５を受ける受け部３２を有するとともに、カラー１０中で開き位置と閉じ位置との間で移動可能である。シンクロナイザー３０の突起２５が開き位置にあるときに爪２０が開き、突起２５が閉じ位置にあるときに爪２０が閉じる。当接部材４０は、カラー１０から延伸可能である。【選択図】図４

Description

本発明は、プーラーに関し、特に、簡素で効率的かつ安全で使い易いプーラーに関する。

一般に軸から環状要素を除去するには、プーラーが使用される。従来のプーラーは、カラー（ｃｏｌｌａｒ）に枢着されている２つの爪を含む。例えば、ねじ付きロッド、油圧装置などの当接部材は、カラーに挿入され、実際に使用する際、爪が環状要素に係合される。また、当接部材が作動されると、当接部材の一端が軸の一端に当接される。当接部材が作動されると、カラー及び爪が軸から離れるように動き続ける。そのため、前述した環状要素は、前述した軸から分離される。しかし、爪が互いに接続されていなかったため、各爪は、他の爪から独立した環状要素の一部に係合及び係合解除可能に構成される。前方の物が後方の物から不用意に係合解除される可能性があるため、環状要素の対応した部分で各爪が係合されていることに注意する必要がある。このような不用意な係合解除は、プーラーの使用者の安全が脅かされる虞があった。

図１に示すように、他の従来技術のプーラーは、当接部材９９を受けるねじ穴を有するカラー９０に枢着された３つの爪９１を含む。各爪９１は、スロット９２をそれぞれ含む。シンクロナイザー９６は、スロット９２に移動可能に挿入される返し９８により構成される。ばね９５は、シンクロナイザー９６とカラー９０との間で圧縮される。使用する際、シンクロナイザー９６はカラー９０に向かって移動する。シンクロナイザー９６は、返し９８がスロット９２に沿って移動するに伴い、爪９１が開く。爪９１は、軸から分離される環状要素の周りに位置する。当接部材９９の一端は、軸の一端に当接される。シンクロナイザー９６がリリースされるため、ばね９５は、カラー９０から離れるようにシンクロナイザー９６を移動させる。シンクロナイザー９６は、返し９８がスロット９２に沿って移動するに伴い、爪９１が閉じる。そのため、爪９１は、環状要素に係合される。当接部材９９がカラー９０に対して回転し、軸から離れるようにカラー９０及び爪９１を移動させるため、軸から環状要素が分離される。爪９１のスロット９２中のシンクロナイザー９６の返し９８の挿入は、爪９１の枢着と同期する。しかし、爪９１のスロット９２中のシンクロナイザー９６の返し９８の挿入により、爪９１の枢着角度が小さく制限されるため、軸から小さすぎるか大きすぎる環状要素を分離させるには適さなかった。その上、シンクロナイザー９６の返し９８が爪９１のスロット９２中に挿入されるため、爪９１を長めか短めの爪に代替することは困難であった。そのため、ユーザは、様々なサイズの複数のプーラーを購入して保持しなければならず、高価で不便であった。

そのため、本発明は従来技術の問題を解消するか、少なくとも軽減することを目的とする。

こうした現状に鑑み、本発明の目的は、簡素で効率的かつ安全で使い易いプーラーを提供することにある。

本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、従来技術の問題点を改善し、本発明を完成させた。すなわち、上記課題を解決するために、本発明の第１の形態によれば、カラー、爪、シンクロナイザー及び当接部材を備えた、プーラーであって、前記カラーは、スロットと、前記スロットに対応して設けられた枢着コネクタと、を有し、前記爪は、前記枢着コネクタに枢着されるとともに、対応した前記スロットのうちの１つに沿って移動して挿入可能な突起を有し、前記シンクロナイザーは、前記突起を受ける受け部を有するとともに、前記カラー中で開き位置と閉じ位置との間で移動可能であり、前記シンクロナイザーの前記突起が前記開き位置にあるときに前記爪が開き、前記突起が前記閉じ位置にあるときに前記爪が閉じ、前記当接部材は、前記カラーから延伸可能であることを特徴とする、プーラーを提供する。

本発明のプーラーは、簡素で効率的かつ安全で使い易い。

従来のプーラーの断面図である。本発明の第１実施形態に係るプーラーを示す斜視図である。図２のプーラーを示す分解斜視図である。図３のプーラーを示す拡大部分断面図である。図２のプーラーが他の位置にあるときの状態を示す拡大部分断面図である。図２のプーラーを使用して軸から環状要素を分離させる状態を示す断面図である。図６の他の位置にあるプーラー、環状要素及び軸を示す断面図である。爪を他の爪と交換するときの図２のプーラーを示す斜視図である。２つの延伸部材を使用するときの図２のプーラーを示す分解斜視図である。本発明の第２実施形態に係るプーラーを示す斜視図である。本発明の第３実施形態に係るプーラーを示す斜視図である。図１１のプーラーを示す分解斜視図である。図１１のプーラーを示す拡大部分断面図である。図１１のプーラーを使用して軸から環状要素を分離させる状態を示す断面図である。

以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。

（第１実施形態）
図２及び図３を参照する。図２及び図３に示すように、本発明の第１実施形態に係るプーラー（ｐｕｌｌｅｒ）は、カラー１０と、２つの爪２０と、シンクロナイザー３０と、当接部材４０と、を含む。爪２０は、カラー１０に枢着される。シンクロナイザー３０は、爪２０の枢着を環状要素８０の掛止に同期させ、軸８５から環状要素８０を分離させるために用いる（図６を参照する）。当接部材４０は、カラー１０に挿入されて接続される。当接部材４０がカラー１０から延びると、軸８５から環状要素８０が分離される（図７を参照する）。

図３及び図４を参照する。図３及び図４に示すように、カラー１０は、空間１１と、空間１１と連通したねじ穴１２と、空間１１と連通して互いに対向した２つのスロット１８と、スロット１８に対応して設けられた２つの枢着コネクタ１５と、を含む。空間１１は、ねじ穴１２と組み合わされて軸方向に延びてカラー１０に形成される。当接部材４０は、空間１１中に挿入される。爪２０は、以下で述べる方式で枢着コネクタ１５に接続される。各枢着コネクタ１５は、開口１７をそれぞれ有する２つの突出部１６を含む。各スロット１８は、枢着コネクタ１５のうちの１つに対応した突出部１６間に位置する。各スロット１８は、閉じリミット１８１及び開きリミット１８２を含む。各スロット１８のリミット１８１，１８２は、爪２０のうちの１つに対応した枢着範囲を限定するために使用される。

プーラーは、２つのディスク１９，３４をさらに含む。ディスク１９は、複数のねじ穴１９１を含む。ディスク３４は、ねじ穴１９１に対応した螺着孔３４１を含む。

各爪２０は、下端部の返し２１と、上端部の突起２５と、返し２１近くの枢着部２２と、を含む。各爪２０の返し２１は、環状要素８０の一部と係合させるために用いる（図６及び図７を参照する）。各爪２０の枢着部２２には、開口２３が形成されている。

実際に組み立てる際、各爪２０の突起２５が、スロット１８のうちの１つに対応するように移動可能に挿入されるため、各爪２０の上端部が枢着コネクタ１５のうちの１つに対応する突出部１６間に位置する。ピボット２４は、各枢着コネクタ１５の突出部１６の開口１７と、爪２０のうちの１つに対応する開口２３とに適合する。そのため、各爪２０の枢着部２２は、カラー１０の枢着コネクタ１５のうちの１つに対応して枢着される。各ピボット２４は、ピン、リベット又はねじボルトとナットとの組み合わせでもよい。

上述したように、爪２０の突起２５は、カラー１０のスロット１８に移動可能に挿入される。そのため、突起２５は、爪２０がカラー１０に対して枢着されているため、スロット１８に沿って移動されて挿入される。各突起２５は、上面上の閉じリミット２５１と、底面上の開きリミット２５２と、を含む。突起２５の閉じリミット２５１は、スロット１８の閉じリミット１８１に接触され、爪２０の閉じ動作を制限する。突起２５の閉じリミット２５１は、スロット１８の開きリミット１８２に接触され、爪２０の開き動作を制限する。各スロット１８のリミット１８１，１８２は、カラー１０の外面から内面まで延びるに伴って互いに離れ、対応する爪２０のうちの１つの枢着角度が大きくなる。

シンクロナイザー３０は、上端部の内フランジ３１と、下端部の受け部３２とから構成されたカラーであることが好ましい。シンクロナイザー３０の受け部３２は、複数の穿孔３３を含む。穿孔３３は、シンクロナイザー３０の一部又は全体の外面に、径方向で形成されてもよい。

実際に組み立てる際、シンクロナイザー３０は、カラー１０の空間１１中に移動可能に挿入される。ばね３５は、シンクロナイザー３０とカラー１０との間で圧縮されるため、ばね３５は、シンクロナイザー３０をカラー１０から離れるように移動させる傾向にある。ばね３５は、シンクロナイザー３０の内フランジ３１と、空間１１の周りに形成されたカラー１０の内フランジとに接触される一端を含む。ばね３５は、プーラーの見た目と、ユーザの安全性に鑑み、シンクロナイザー３０中に隠される。

各爪２０の突起２５は、シンクロナイザー３０の穿孔３３のうちの１つに対応して挿入される。そのため、シンクロナイザー３０は、カラー１０に対応して移動し、カラー１０に爪２０を同期で枢着させることができる。穿孔３３のうちの１つに対応するように、突起２５は、適切な長さ及び強度で製作してもよい。

ディスク１９がカラー１０に取り付けられているため、互いに移動することを防ぐことができる。ディスク１９の一端には、カラー１０の上端部が内側に適合する空洞（符号は付されていない）が形成されている。

ディスク３４がシンクロナイザー３０に取り付けられているため、互いに移動することを防ぐことができる。ディスク３４の一端には、シンクロナイザー３０の上端部が適合する空洞（符号は付されていない）が形成されている。

ディスク１９の各ねじ穴１９１には、ディスク３４の螺着孔３４１のうちの１つに対応してねじ３８が挿入される。そのため、ディスク１９，３４は、互いに移動可能に接続される。

他の実施形態では、ねじ穴１９１は、螺着孔３４１のような螺着孔と交換してもよい。他の実施形態では、ナット（図示せず）を各ねじ３８と組み合わせて使用してもよい。

当接部材４０は、好ましくは油圧装置又は空気圧装置であり、例えば、ＳＫＦ社製のシリンダー４１と、シリンダー４１中に移動可能に挿入されるピストン杆４２と、シリンダー４１中の油圧又は空気圧を高めてシリンダー４１からピストン杆４２を延ばすことが可能なレバー４３と、を含む。シリンダー４１には、ねじ穴１２中に挿入されるねじ部４１０が設けられているため、シリンダー４１をカラー１０に接続する一方、カラー１０に対するシリンダー４１の高さを変えることができる。レバー４３は、代替的に手動ポンプ、電気ポンプ又は空気ポンプを用いてもよく、さらに、ピストン杆４２より硬い材料からなる端部４４０を使用することが好ましい。端部４４０は、ピストン杆４２に取り付けられる。端部４４０は、一端に形成されたインサート４４１と、他端に形成されたチップ４４と、を有する。端部４４０のインサート４４１は、ピストン杆４２の空洞に挿入される。端部４４０のチップ４４は、軸８５の端部に当接される。しかし、他の実施形態では、端部４４０は、ピストン杆４２と一体成形されてもよい。

図４を参照する。図４に示すように、ばね３５は、シンクロナイザー３０をカラー１０の上部に維持させる。シンクロナイザー３０は、カラー１０の上部に爪２０の突起２５を保持させるため、爪２０は、ピボット２４近くの当接部材４０に枢着されて閉まる。各爪２０の突起２５の閉じリミット２５１は、カラー１０の各スロット１８の閉じリミット１８１と接触されるため、各爪２０と当接部材４０との角度は最小値である。さらに、突起２５は、シンクロナイザー３０の下部をカラー１０に保持させるため、ばね３５が位置決めされ続ける。

図５を参照する。図５に示すように、環状要素８０を軸８５から分離し、ユーザがディスク３４をディスク１９に向かって押圧すると、シンクロナイザー３０がカラー１０に向かって移動する。爪２０の突起２５がカラー１０のスロット１８の開きリミット１８２に向かって移動するため当接部材４０から離れて枢着された爪２０が開く。シンクロナイザー３０がカラー１０に移動するとばね３５が圧縮される。

図６を参照する。図６に示すように、爪２０は、環状要素８０の周りに位置する。ディスク１９，３４がリリースされると、ばね３５によりシンクロナイザー３０がカラー１０から離れるように移動される。爪２０の突起２５は、カラー１０のスロット１８の閉じリミット１８１に向かって移動するため、当接部材４０に枢着された爪２０が閉じ、爪２０の返し２１が環状要素８０の下部に掛止される。また、ピストン杆４２に取り付けられた端部４４０のチップ４４は、軸８５の上部上方に位置する。

図７を参照する。図７に示すように、レバー４３を操作すると、シリンダー４１からピストン杆４２が延び、カラー１０に対してピストン杆４２が低くなるため、ピストン杆４２に取り付けられた端部４４０が軸８５に向かって移動する。そのため、ピストン杆４２に取り付けられた端部４４０のチップ４４が、軸８５の上部に当接される。シリンダー４１から延びるピストン杆４２は、カラー１０及び爪２０を軸８５から離れるように移動し続ける。爪２０の返し２１が環状要素８０の底部に係合されているため、爪２０は、軸８５の上方に環状要素８０を移動させ、最終的に、環状要素８０は、軸８５から分離される。

他の実施形態では、カラー１０のねじ穴１２は、開口により代替されてもよく、シンクロナイザー３０の内フランジ３１には、当接部材４０を受けるねじ孔が形成されてもよい。そのため、シンクロナイザー３０に対して当接部材４０が回転されると、当接部材４０に対してシンクロナイザー３０及び爪２０が上方に移動する。

図８を参照する。図８に示すように、各爪２０は、別のサイズの爪２０Ａと代替してもよい。爪２０Ａは、さもなければ爪２０と同じであり、この一端では各ピボット２４が、対応した枢着コネクタ１５のうちの１つと、爪２０のうちの１つと対応した枢着部２２とから分離されるため、対応した爪２０のうちの１つが、カラー１０の対応した枢着コネクタ１５のうちの１つから分離される。次に、爪２０Ａは、ピボット２４によりカラー１０の枢着コネクタ１５に接続される。

爪２０を爪２０Ａと交換する際、ねじ３８によりディスク１９，３４が互いに分離することを防ぐことができる。ディスク３４によりシンクロナイザー３０の上端部を押圧すると、シンクロナイザー３０の下端部をカラー１０に維持させることができるため、ばね３５を所定の位置に保持させることができる（図４を参照する）。また、各スロット１８を、対応した穿孔３３のうちの１つと連通させることにより、対応した爪２０Ａ（又は爪２０）のうちの１つの突起２５を、対応した穿孔３３のうちの１つを介し、各スロット１８中に挿入することができる。

図９を参照する。図９に示すように、当接部材４０の長さが、軸８５から環状要素８０を分離するのに十分でない場合、当接部材４０は、２つの延伸部６０とともに使用してもよい。各延伸部６０は、上端部のインサート６１と、各端部の空洞６２と、を含む。延伸部６０の上端部のインサート６１は、ピストン杆４２の空洞中に挿入される。上方の延伸部６０の空洞６２は、下方の延伸部６０のインサート６１を受ける。端部４４０は、下方の延伸部６０の空洞６２に挿入される。端部４４０のチップ４４は、実際の操作では、軸８５の上端部に当接される。

好適には、各延伸部６０のインサート６１には、弾性リング（図示せず）を受ける環槽（数字が付されていない）か、スプリング－バイアスボール（図示せず）を受ける孔部（図示せず）がそれぞれ形成される。対応した空洞中にインサート６１を保持させるために、弾性リング又はスプリング－バイアスボールを使用してもよい。

同様に、端部４４０のインサート４４１には、弾性リング（図示せず）を受ける環槽（数字が付されていない）か、スプリング－バイアスボール（図示せず）を受ける孔部（図示せず）がそれぞれ形成されているため、端部４４０のインサート４４１を下方の延伸部６０の空洞６２中に保持することができる。

（第２実施形態）
図１０を参照する。図１０に示すように、本発明の第２実施形態に係るプーラーは、第１実施形態と略同じであるが、３つの枢着コネクタ１５に接続された３つの爪２０を含む点が異なる。

（第３実施形態）
図１１～図１４を参照する。図１１～図１４に示すように、本発明の第３実施形態に係るプーラーは、以下（１）及び（２）以外の点で類似する。
（１）当接部材４０は、ねじ穴１２に挿入されるねじ付きロッド４８と、ねじ付きロッド４８に接続されたレバー４９と、を含む。
（２）端部４４０は、ねじ付きロッド４８と一体成形され、チップ４４は、ねじ付きロッド４８の端部に形成される。レバー４９を操作して回転させると、ねじ付きロッド４８をカラー１０に対して上下に変位させることができる。

上述したように、カラー１０に対して移動可能なシンクロナイザー３０は、カラー１０に枢着された爪２０と同期し、環状要素８０に向かうか環状要素８０から離れる。そのため、プーラーは簡素な構造である。

また、爪２０間には、軸８５の上端部に当接される当接部材４０のみ設けられる。そのため、爪２０の枢着に干渉するものは何も無いか、爪２０を他の爪と交換する必要もない。

また、爪２０の突起２５は、カラー１０のスロット１８及びシンクロナイザー３０の穿孔３３に挿入されるため、操作する際、シンクロナイザー３０の低めのセクションをカラー１０中に維持される。任意の爪２０を他の爪と交換する際、他の要素を使用しなくても、ねじ３８によりディスク１９，３４を互いにカラー１０中のシンクロナイザー３０の低めのセクションに保持し続けることができる。これにより、プーラーの構造を簡素化することができる。また、爪２０を別のサイズの爪２０Ａと容易に交換することができるため、様々なサイズのプーラーを購入して保有する必要も無いため、余計な費用がかからず不便となることを防ぐこともできる。

また、各スロット１８のリミット１８１，１８２間の開散型ギャップは、対応した爪２０のうちの１つの枢着範囲を大きくすることができる。しかしながら、スロット１８のリミット１８１，１８２は、爪２０の枢着範囲を比較的大きく維持することができる。

１０カラー
１１空間
１２ねじ穴
１５枢着コネクタ
１６突出部
１７開口
１８スロット
１９ディスク
２０爪
２０Ａ爪
２１返し
２２枢着部
２３開口
２４ピボット
２５突起
３０シンクロナイザー
３１内フランジ
３２受け部
３３穿孔
３４ディスク
３５ばね
３８ねじ
４０当接部材
４１シリンダー
４２ピストン杆
４３レバー
４４チップ
４８ねじ付きロッド
４９レバー
６０延伸部
６１インサート
６２空洞
８０環状要素
８５軸
１８１閉じリミット
１８２開きリミット
１９１ねじ穴
２５１閉じリミット
２５２開きリミット
３４１螺着孔
４１０ねじ部
４４０端部
４４１インサート
＜従来技術＞
９０カラー
９１爪
９２スロット
９５ばね
９６シンクロナイザー
９８返し
９９当接部材

Claims

カラー、爪、シンクロナイザー及び当接部材を備えた、プーラーであって、
前記カラーは、スロットと、前記スロットに対応して設けられた枢着コネクタと、を有し、
前記爪は、前記枢着コネクタに枢着されるとともに、対応した前記スロットのうちの１つに沿って移動して挿入可能な突起を有し、
前記シンクロナイザーは、前記突起を受ける受け部を有するとともに、前記カラー中で開き位置と閉じ位置との間で移動可能であり、
前記シンクロナイザーの前記突起が前記開き位置にあるときに前記爪が開き、前記突起が前記閉じ位置にあるときに前記爪が閉じ、
前記当接部材は、前記カラーから延伸可能であることを特徴とする、プーラー。
前記枢着コネクタは、２つの返しをそれぞれ有し、
前記スロットは、前記枢着コネクタのうちの１つに対応した前記返し間に形成され、
前記爪は、前記枢着コネクタのうちの１つに対応した前記返しの間にそれぞれ設けられて枢着されることを特徴とする請求項１に記載のプーラー。
前記シンクロナイザーの前記受け部は、前記爪の前記突起を受ける穿孔を有することを特徴とする請求項１に記載のプーラー。
ばねをさらに備え、
前記ばねは、前記シンクロナイザーと前記カラーとの間に設けられ、前記ばねが前記シンクロナイザーを前記カラーから離れるように移動させる傾向にあるため、前記爪が閉じられることを特徴とする請求項１に記載のプーラー。
前記当接部材は、油圧装置であり、
前記油圧装置は、前記カラーに挿入されて接続されるシリンダーと、前記シリンダーから延びるピストン杆と、を有することを特徴とする請求項１に記載のプーラー。
前記当接部材は、ねじ付きロッドであり、
前記カラーは、前記ねじ付きロッドを受けるねじ穴を有するため、前記ねじ付きロッドは、回転可能であり、前記カラーから延伸可能であることを特徴とする請求項１に記載のプーラー。