JP2022078597A - 貯蔵架台、姿勢変更装置及び放射性物質収納容器の貯蔵方法 - Google Patents

貯蔵架台、姿勢変更装置及び放射性物質収納容器の貯蔵方法 Download PDF

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Abstract

【課題】放射性物質収納容器の構造を変更することなく、耐震性が高い状態で固定できる。【解決手段】基礎に放射性物質収納容器を固定する貯蔵架台であって、放射性物質収納容器のボルト孔を有する底面と当接可能な架台本体を備え、架台本体は、ボルト孔に対応する位置に、ボルトが挿通される貫通孔を有する貯蔵架台。【選択図】図2

Description

本開示は、放射性物質収納容器の貯蔵架台、姿勢変更装置及び放射性物質収納容器の貯蔵方法に関する。
原子力発電プラントの原子炉などで発生した放射性廃棄物を収容する容器として放射性物質収納容器がある。放射性物質収納容器は、原子力発電プラントで放射性廃棄物が収納され、貯蔵施設などに輸送され、貯蔵される。特許文献1には、径方向に貫通した貫通孔を形成した筒状の固定リングを貯蔵架台の上面に設け、固定リング内に放射性物質収納容器を配置し、固定リングの外周面から貫通孔を挿通させて放射性物質収納容器下部の外周面のボルト孔にボルトを螺合する構造が記載されている。
特開2007-248186号公報
特許文献1に記載の放射性物質収納容器は、貯蔵架台と連結するためのネジ孔を底部の底面と側面に配置する必要がある。また、締結部分に負荷が集中し、耐震性を高くするために工夫が必要となる。
上記課題を解決するために、本開示は、放射性物質収納容器の構造を変更することなく、耐震性が高い状態で固定できる放射性物質収納容器の貯蔵架台、姿勢変更装置及び放射性物質収納容器の貯蔵方法を提供することを課題とする。
本開示の放射性物質収納容器の貯蔵架台は、基礎に放射性物質収納容器を固定する貯蔵架台であって、前記放射性物質収納容器のボルト孔を有する底面と当接可能な架台本体を備え、前記架台本体は、前記ボルト孔に対応する位置に、ボルトが挿通される貫通孔を有する。
本開示の姿勢変更装置は、放射性物質収納容器に上記に記載の放射性物質収納容器の貯蔵架台を装着する際に、前記貯蔵架台を支持する姿勢変更装置であって、前記貯蔵架台と連結し、前記貯蔵架台を回動させる支点となる回動部と、側面が基礎と平行な状態となった前記放射性物質収納容器を支持する横置き保持部と、底面が基礎と平行な状態となった前記放射性物質収納容器を支持する縦置き保持部と、を備え、前記縦置き保持部は、前記回動部を挟んで前記横置き保持部と対向する位置に配置される。
本開示の放射性物質収納容器の貯蔵方法は、放射性物質収納容器の底部と、貯蔵架台を対面させ、前記底部の緩衝体固定用のボルト孔と、前記貯蔵架台の前記ボルト孔に対面する位置に形成された貫通孔に、固定ボルトを挿入して前記ボルト孔と螺合させ、前記放射性物質収納容器に対して前記貯蔵架台を固定するステップと、前記貯蔵架台を基礎に配置して、前記貯蔵架台を介して前記放射性物質収納容器を基礎の上に配置して貯蔵するステップと、を含む。
本開示によれば、放射性物質収納容器の構造を変更することなく、耐震性が高い状態で固定できる。
図1は、本実施形態の貯蔵架台を含むキャスクユニットの概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施形態のキャスクユニットの分解斜視図である。 図3は、放射性物質収納容器の縦断面図である。 図4は、本実施形態の放射性物質収納容器の下面図である。 図5Aは、本実施形態の姿勢変更装置の側面図である。 図5Bは、本実施形態の姿勢変更装置の正面図である。 図5Cは、本実施形態の姿勢変更装置の背面図である。 図6は、本実施形態の放射性物質収納容器の固定方法の一例を示すフローチャートである。 図7は、本実施形態に係る姿勢変更装置の動作を示す説明図である。 図8Aは、他の実施形態の姿勢変更装置の側面図である。 図8Bは、他の実施形態の姿勢変更装置の正面図である。 図8Cは、他の実施形態の姿勢変更装置の背面図である。 図9は、他の実施形態に係る姿勢変更装置の動作を示す説明図である。
以下に、本開示に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能であり、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせることも可能である。
図1は、本実施形態の貯蔵架台を含むキャスクユニットの概略構成を示す模式図である。図2は、本実施形態のキャスクユニットの分解斜視図である。図3は、放射性物質収納容器の一部裁断概略図である。図4は、放射性物質収納容器の下面図である。
図1及び図2に示すキャスクユニット10は、放射性物質収納容器1と、貯蔵架台3と、を含む。貯蔵架台(架台本体)3は、複数のボルト16で放射性物質収納容器1に固定される。貯蔵架台は、架台本体と複数のボルトとを含む。放射性物質収納容器1は、内部に放射性廃棄物が収容される容器であり、キャスクともいう。キャスクユニット10は、基礎2に固定された状態で、貯蔵される。基礎2は、コンクリート等で形成された平坦な面である。基礎2は、放射性物質収納容器1を所定の期間貯蔵する貯蔵設備、例えば、中間貯蔵設備、最終貯蔵設備の床面である。
図2に示すように、放射性物質収納容器1は、胴部52と蓋部53とから構成されている。胴部52は、容器本体21を有している。容器本体21は、筒状(本実施形態では円筒形状)の上端に開口部22が形成され、下端が閉塞して形成されている。容器本体21は、内部にキャビティ23を有し、このキャビティ23にバスケット24が設けられている。バスケット24は、放射性物質(例えば、使用済燃料集合体)を個々に収納可能な複数のセル25が設けられている。容器本体21は、γ線遮蔽機能を有する炭素鋼製の鍛造品となっているが、炭素鋼の代わりにステンレス鋼を用いることもできる。また、球状黒鉛鋳鉄や炭素鋼鋳鋼などの鋳造品を用いることもできる。
胴部52は、容器本体21の外周面に所定の隙間を開けて外筒26が配設されている。容器本体21の外周面と外筒26の内周面との間に、熱伝導を行う銅製の伝熱フィン27が周方向に複数設けられている。容器本体21と外筒26と伝熱フィン27とで囲まれる空間部に、水素を多く含有する高分子材料であって中性子遮蔽機能を有するボロンまたはボロン化合物を含有したレジン(中性子遮蔽体)28が設けられている。
胴部52は、容器本体21の閉塞された下端の下側に突出する底部29が設けられている。底部29は、容器本体21の外径よりも小さく形成され、容器本体21の閉塞された下端とで囲まれる空間部を有し、この空間部にレジン(中性子遮蔽体)が設けられている。
胴部52は、容器本体21に放射性物質収納容器1を吊上げるためのトラニオン41が設けられている。トラニオン41は、容器本体21から外筒26を貫通して設けられ、放射性物質収納容器1において最も外周に突出する。
蓋部53は、容器本体21の開口部22に設けられ、開口部22を閉塞して容器本体21(胴部52))を密閉する。蓋部53は、一次蓋31と二次蓋32とを含んで構成される。一次蓋31は、γ線を遮蔽する炭素鋼やステンレス鋼を材料として円盤形状に形成される。二次蓋32は、一次蓋31を覆って放射性物質収納容器1の外側に表れるもので、一次蓋31と同様に、γ線を遮蔽する炭素鋼やステンレス鋼を材料として円盤形状に形成される。一次蓋31と二次蓋32との間は、レジン(中性子遮蔽体)28が設けられていてもよい。
一次蓋31は、容器本体21の開口部22に形成された第一段部22aに対し、炭素鋼やステンレス鋼を材料とするボルト(図示せず)により固定されて容器本体21に取り付けられる。二次蓋32は、容器本体21の開口部22に形成された第二段部22bに対し、炭素鋼やステンレス鋼を材料とするボルト(図示せず)により固定されて容器本体21に取り付けられる。図には明示しないが、一次蓋31と第一段部22aとの間、および二次蓋32と第二段部22bとの間には、金属ガスケットが設けられる。これら、金属ガスケットにより、一次蓋31と第一段部22aとの間、および二次蓋32と第二段部22bとの間の密封性が確保される。
また、胴部52において、容器本体21の開口部22には、二次蓋32の周りを囲み、放射性物質収納容器1の外側に表れる筒状の上端縁22cが形成されている。上端縁22cは、その上面が二次蓋32の表面よりも高い位置にあって、二次蓋32の周りを囲む。
また、胴部52は、底部29の下側に底板35が連結されている。放射性物質収納容器1は、胴部52と底板35との空間部が形成され、レジン(中性子遮蔽体)が配置されている。
放射性物質収納容器1は、図4に示すように、底部29の底板35に覆われていない部分、つまり、リング状の胴部52には、周方向に複数のボルト孔11が形成されている。ボルト孔11は、ボルトの溝と螺合するねじ溝が形成される。本実施形態のボルト孔11は、周方向に等間隔で間隔を空けて配置されている。ボルト孔11は、放射性物質収納容器1の輸送時に、底面に装着する緩衝体を輸送用ボルトで取り付けるボルト孔ともなる。ここで、緩衝体は、内部に、木材、変形する材料が配置され、落下時等に変形することで、放射性物質収納容器1を保護する。
貯蔵架台3は、放射性物質収納容器1を基礎2に固定する際に、放射性物質収納容器1と基礎2との間に設置される板状の部材である。貯蔵架台3は、耐震性を評価する場合に剛と評価できる構造体である。貯蔵架台3は、輸送時に装着する緩衝体よりも剛であり、振動時に変形しない構造体である。本実施形態の貯蔵架台3は、ステンレス又は炭素鋼系で形成される。
貯蔵架台3は、上面3aが放射性物質収納容器1と対面し、下面3bが基礎2と対面する。貯蔵架台3は、上面3aに中央部に放射性物質収納容器1の底部29が嵌る円形凹部3a1が形成されている。本実施形態の貯蔵架台3は、円形凹部3a1を設けたが、上面3aを平坦な面とし、中央部に放射性物質収納容器1の底部29を設置する方式でもよい。貯蔵架台3は、下面3bに、基礎2に当接する複数の脚部3cが設けられる。脚部3cは、下面3bの他の部分よりも基礎2側に突出している。本実施形態の貯蔵架台3は、脚部3cを設けたが、下面3bを平坦な面としてもよい。
貯蔵架台3は、円形凹部3a1の放射性物質収納容器1のボルト孔11と対面する位置に貫通孔12が形成される。貫通孔12は、下面3bの脚部3cが設けられていない位置、つまり脚部3cと重ならない位置に形成される。貫通孔12は、貯蔵架台3の上面3aから下面3bに貫通している。貫通孔12は、ボルト16が挿入される。貫通孔12は、ボルト16に螺合するねじ溝が形成されていない。
ボルト16は、貫通孔12に挿入され、ボルト孔11に螺合し、貯蔵架台3に放射性物質収納容器1を固定する。ボルト16は、複数の貫通孔12のそれぞれに対して設けられる。
また、貯蔵架台3は、脚部3cに、複数の固定ボルト孔13が形成される。固定ボルト孔13は、貯蔵架台3の上面3aから下面3bに貫通している。固定ボルト孔13は、貯蔵架台3に放射性物質収納容器1が固定された状態でも、露出している、つまり放射性物質収納容器1と重ならない位置に形成される。固定ボルト孔13は、ねじ溝が形成されていない貫通孔である。固定ボルト孔13は、貯蔵架台3を基礎2に固定する際に固定ボルト15が挿入される。固定ボルト孔13は、後述する姿勢変更装置100に貯蔵架台3を設置する際に、姿勢変更装置100と連結する連結部とすることもできる。また、本実施形態の固定ボルト孔13は、貫通した孔としたが、下面3bに開口し、基礎2の支持構造と連結できればよく、貫通していなくてもよい。また、貯蔵架台3を基礎2に固定できればよく、孔ではなく、基礎2に形成された凹凸に勘合する凹凸形状でもよい。
また、基礎2は、貯蔵架台3の固定ボルト孔13と重なる位置に基礎穴14が形成される。基礎穴14は、基礎2の貯蔵架台3を設置する位置に配置される。基礎穴14は、固定ボルト15と螺合するねじ溝が形成される。
固定ボルト15は、頭部が六角等の形状でねじがされている部分よりも径が大きい形状である。固定ボルト15は、固定ボルト孔13に挿入し、基礎穴14に螺合することで、基礎2に貯蔵架台3を固定する。固定ボルト15が、複数の固定ボルト孔13及び基礎穴14の組み合わせのそれぞれに対して設けられる。固定ボルト15は、貯蔵架台3を基礎2に剛となる状態で固定する。固定ボルト15は、貯蔵架台3と基礎2とを締結することで、地震発生時に、基礎2と貯蔵架台3とが一体を振動させることができ、固定ボルト15に力が集中することを抑制できる。なお、本実施形態では、基礎2に基礎穴14を設け、固定ボルト15を螺合させる構造としたが、これに限定されない。基礎2にボルトを固定し、ボルトに貯蔵架台3の基礎ボルト孔13を挿入し、ナットで固定する構造としてもよい。
次に、放射性物質収納容器1に貯蔵架台3を装着する動作について説明する。図5Aは、本実施形態の姿勢変更装置の側面図である。図5Bは、本実施形態の姿勢変更装置の正面図である。図5Cは、本実施形態の姿勢変更装置の背面図である。
姿勢変更装置100は、放射性物質収納容器1に貯蔵架台3を装着させる。姿勢変更装置100は、胴部52の側面が基礎2、つまり水平方向と平行になる横置き状態で、放射性物質収納容器1を支持し、底部29に貯蔵架台3を装着し、放射性物質収納容器1の底部29が基礎2と平行になる、つまり放射性物質収納容器1の底部29が鉛直方向下向きとなる縦置き状態とする。姿勢変更装置100は、放射性物質収納容器1に装着された貯蔵架台3を取り外すこともできる。
姿勢変更装置100は、横置き保持部101と、回動部102と、縦置き保持部103と、を備える。横置き保持部101と回動部102と縦置き保持部103とは、基台104上に配置されている。
横置き保持部101は、放射性物質収納容器1の側面と接し、放射性物質収納容器1の側面が基礎と対面した向きの放射性物質収納容器1を保持する。つまり、横置き保持部101は、放射性物質収納容器1を横置き状態で保持する。横置き保持部101は、上部保持部101aと、上部保持部101aよりも回動部102側の下部支持部101bと、を備える。上部保持部101aは、胴部52の蓋部53側で、且つ、鉛直方向下側となる位置の2カ所を保持する。なお、上部保持部101aは、放射性物質収納容器1を側面が基礎と対面した向きで保持できればよく、円弧形状で、胴部52の周方向で中心よりも鉛直方向下側の全面と接する構造でもよい。また、放射性物質収納容器1の上側、つまり蓋部側のトラニオン41を支持してもよい。下部保持部101bは、放射性物質収納容器1の下部側、つまり上部保持部101aよりも底部側を保持する。下部保持部101bは、放射性物質収納容器1の下部側(底部側)のトラニオン41のうち、水平方向に突出した2カ所を支持する。下部保持部101bは、横置き状態の放射性物質収納容器1のトラニオン41の鉛直方向下側の面と接する。また、下部保持部101bは、トラニオン41の支持部の回動部102側の面に切り欠きが形成される。つまり、下部保持部101bは、トラニオン41の支持部が、回動部102側の面よりも上部保持部101a側が突出した形状となる。
回動部102は、支持部102aと、回動支点102bと、支持支点102c、回転ボルト105と、支持台座106と、台座107と、を備える。回動部102は、横置き保持部101と縦置き保持部103との間に設けられる。支持部102aは、貯蔵架台3と一体で回動する。支持部102aは、回動部102の所定位置を回転軸として回動する。支持部102aは、板状の部材であり、貯蔵架台3の下面3bと対面する。なお、支持部102aは、板状とすることが好ましいが、梁や鋼材を組み合わせた構造、つまり、一部に空洞を備える板状としてもよい。支持部102aは、貯蔵架台3と連結する。本実施形態の支持部102aは固定ボルト孔13と重なる孔を有する。回転ボルト105は、支持部102aの固定ボルト孔13と重なる孔と、固定ボルト孔13に挿入され、支持部102aに貯蔵架台3を固定する。回動支点102bと、支持支点102cは、支持部102aの貯蔵架台3と対面する面と反対側の面に配置される。また、2つの回動支点102bと、2つの支持支点102cは、支持部102aの面内方向の中心軸に対して平行で、且つ、対称な位置に配置される。回転支点102bは、支持部102aの表面が垂直になった状態で、支持支点102cの鉛直方向下側に配置される。2つの回動支点102bは、鉛直方向下側に支点台座106が設けられ、支持部102aの回転軸となる。2つの支持支点102cは、支持部102aの表面が水平方向となった状態で、台座107と接する。回動支点102bは、貯蔵架台3が、横置き保持部101に置かれた放射性物質収納容器1と対面する位置と、縦置き保持部103に置かれた放射性物質収納容器1と対面する位置と、の間を回動する際の回転軸となる。これにより、回動部102は、貯蔵架台3に放射性物質収納容器1が固定されている場合、放射性物質収納容器1の回動の回転軸となる。
縦置き保持部103は、縦置き状態の放射性物質収納容器1を支持する貯蔵架台3を保持する。縦置き保持部103は、上述した支点台座106と、台座107と、を含む。縦置き保持部103は、支点台座106と、台座107とで、貯蔵架台3を鉛直方向下側から支持することで、貯蔵架台3の姿勢を支持する。これにより貯蔵架台3は、放射性物質収納容器1と対面する面が水平方向で維持され、放射性物質収納容器1を縦置き状態とする。
次に、図6及び図7を用いて、放射性物質収納容器1を基礎2に固定する方法について説明する。図6は、本実施形態の放射性物質収納容器の固定方法の一例を示すフローチャートである。図7は、本実施形態に係る姿勢変更装置の動作を示す説明図である。
図6に示す放射性物質収納容器1の固定方法は、放射性物質収納容器1を貯蔵施設に搬入した後から、基礎2の所定の位置に固定するまでの処理の一例を示している。図6に示す処理は、オペレータや制御装置が、種々の装置、治具を用いて実行する。以下、オペレータが実行する処理として説明するが、制御装置を用いて自動で実行してもよい。以下、放射性物質収納容器1を、単に収納容器1という。また、収納容器1は、トラニオン41に搬送治具を取り付け、貯蔵施設内で、移動させる装置で移動させ、姿勢を変更させることができる。
オペレータは、収納容器1を横置き保持部101に配置する(ステップS102)。収納容器1は、搬送車両で貯蔵施設に搬送され、その後、搬送治具を用いて吊るされ、移動されることで、姿勢変更装置100に移動される。収納容器1は、横置きの状態で姿勢変更装置100に配置される。
次に、オペレータは、収納容器1の両端に配置される緩衝体を取り外す(ステップS104)。収納容器1を搬送車両上から移動させる前に、緩衝体を取り外している場合は、この処理を省略できる。
次に、オペレータは、支持部102aに貯蔵架台3を配置する(ステップS106)。具体的には、支持部102aを台座107と接触させた状態で、支持部102aに貯蔵架台3を配置し、支持部102aに貯蔵架台3を固定する。これにより、図7のステップS120に示すように、横置き保持部101に収納容器1が配置され、支持部102aに貯蔵架台3が固定された状態となる。
次に、オペレータは、回動部で支持部を収納容器側に回動させる(ステップS108)。これにより、図7のステップS122に示すように、横置き保持部101に保持された横置き状態の放射性物質収納容器1の底面と貯蔵架台3とが対面した状態となる。
次に、オペレータは、収納容器1に貯蔵架台3を固定する(ステップS110)。具体的には、貯蔵架台3の下面3b側から貫通孔12及びボルト孔11にボルト16を挿入し、収納容器1の底部に貯蔵架台3を固定する。
次に、オペレータは、収納容器1を回動させ、縦置き保持部103に配置する(ステップS112)。具体的には、収納容器1の蓋部側のトラニオンに搬送治具を設置し、収納容器1を吊り上げつつ、回動部102を軸として回動させ、収納容器1と貯蔵架台3と支持部102aを一体で縦置き保持部103側に回動させる。これにより、図7のステップ124に示すように、放射性物質収納容器1の底部及び貯蔵架台3の下面3bが水平方向と平行になる縦置き状態となる。
次に、オペレータは、収納容器1と貯蔵架台3を一体で移動させる(ステップS114)。オペレータは、貯蔵架台3と支持部102aとの連結を解除し、搬送機構で、貯蔵架台3と収納容器1を一体で、基礎2の固定ボルト15と対面する位置まで移動させる。さらに、オペレータは、貯蔵架台3の固定ボルト孔13に固定ボルト15を挿入し、固定ボルト15を基礎穴14に固定する。これにより、貯蔵架台3を介して、基礎2に収納容器1が固定される。
また、上記実施形態では、姿勢変更装置100の支持部102aに貯蔵架台3を固定した後、貯蔵架台3と収納容器1とをボルト16で連結したがこれに限定されない。固定方法としては、収納容器1に貯蔵架台3を固定した後、姿勢変更装置100の横置き保持部101に収納容器1を移動させ、貯蔵架台3と支持部102aとを連結し、収納容器1を縦置きにしてもよい。
キャスクユニット10は、貯蔵架台3を用いて放射性物質収納容器1を基礎2に固定する。キャスクユニット10は、放射性物質収納容器1の底部に貯蔵架台3を接し、貯蔵架台(架台本体)のボルト孔及び放射性物質収納容器の底面のボルト孔にボルトを螺合し、貯蔵架台3を放射性物質収納容器1に耐震評価上一体となるように固定することで、地震等で振動された場合も、貯蔵架台3と放射性物質収納容器1とが一体となって振動する。また、貯蔵架台3を基礎2に固定することで、放射性物質収納容器1を基礎に対して、耐震性が高い状態で固定することができる。また、放射性物質収納容器1の底面のみに固定する構造とすることで、一方向からの作業で貯蔵架台3を放射性物質収納容器1に固定することができる。また、ボルトで固定することで、貯蔵架台3と放射性物質収納容器1とを剛で固定することができ、貯蔵架台の剛性が考慮されるため耐震性を高くすることができる。また、ボルト孔として、下部緩衝体を固定する孔を用いることで、新たな穴を形成することなく、つまり、貯蔵するために放射性物質収納容器1の構造を変更せずに、放射性物質収納容器1の底部に貯蔵架台3を固定することができる。
貯蔵架台3を、耐震評価で剛とできる構造とすることで、放射性物質収納容器1に作用する地震力が低下し、放射性物質収納容器1の耐震性が向上する。また、貯蔵架台3の材質をステンレス又は炭素鋼系とすることで、剛体とすることができる。
また、姿勢変更装置100は、貯蔵架台3を支持し、回動させることで、放射性物質収納容器1に貯蔵架台3を固定する作業、放射性物質収納容器1を回動させる作業を効率よく行うことができる。
上記実施形態では、回動部の支持部102aが貯蔵架台3の全面と対面し、面上に支持したが、姿勢変更装置はこれに限定されない。図8Aは、他の実施形態の姿勢変更装置の側面図である。図8Bは、他の実施形態の姿勢変更装置の正面図である。図8Cは、他の実施形態の姿勢変更装置の背面図である。
図8Aから図8Cに示す姿勢変更装置100Aは、横置き保持部101、支持部202c及び縦置き保持部103の構造が、姿勢変更装置100と異なる。横置き保持部101は、放射性物質収納容器1の底部側で、トラニオン41と支持する構造物を備えていない。支持部202cは、貯蔵架台3の一部、具体的には、貯蔵架台3の回動部202に最も近い一部のみと連結する。支持部202cは、姿勢変更装置100の基台104に回動支点となる回動軸と共に回動自在に取り付けられている。
縦置き保持部103は、載置台108を有する。載置台108は、台座107と同様の位置に配置される。載置台108は、縦置き状態の放射性物質収納容器1に連結された貯蔵架台3の鉛直方向下側の面と接し、貯蔵架台3を支持する。つまり、縦置き状態の放射性物質収納容器1は、支持部202cと載置台108とで支持される。
図9は、他の実施形態に係る姿勢変更装置の動作を示す説明図である。姿勢変更装置100Aを用いる場合も上記実施形態と同様の処理で放射性物質収納容器1に貯蔵架台3を固定し、放射性物質収納容器1を縦置き状態とすることができる。
オペレータは、放射性物質収納容器1が搬送車両上から移動される前に、放射性物質収納容器1の底部に貯蔵架台3を装着する。次に、オペレータは、放射性物質収納容器1と貯蔵架台3とを一体で搬送し、横置き状態に対応した位置に支持部202cを移動させた姿勢変更装置100Aに横置き状態で、載置する(ステップS222)。次に、オペレータは、支持部202cに貯蔵架台3を固定する。
次に、オペレータは、放射性物質収納容器1と貯蔵架台3と支持部202cと、を一体で回動させ、放射性物質収納容器1を縦置き状態とする(ステップS224)。次に、オペレータは、支持部202cと貯蔵架台3の連結を解除し、放射性物質収納容器1と貯蔵架台3と一体で搬送し、基礎2に固定する。
る。
姿勢変更装置100Aは、支持部202cを小型にすることができ、放射性物質収納容器1の回動をより小さい負荷で行うことができる。また、姿勢変更装置100Aは、下部保持部101bを備えていないため、放射性物質収納容器1に貯蔵架台3を固定した後、姿勢変更装置100Aに移動させる必要があるが、下部保持部101bを備えていてもよい。
上記に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるものや、実質的に同一のものを含む。さらに、上記に記載した構成は、適宜組み合わせ可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において構成の種々の省略、置換又は変更が可能である。
1 放射性物質収納容器
2 基礎
3 貯蔵架台
3a 上面
3a1 円形凹部
3b 下面
3c 脚部
10 キャスクユニット
11 ボルト孔
12 貫通孔
13 固定ボルト孔
14 基礎穴
15 固定ボルト
16 ボルト
21 容器本体
22 開口部
22a 第一段部
22b 第二段部
22c 上端縁
23 キャビティ
24 バスケット
25 セル
26 外筒
27 伝熱フィン
29 底部
31 一次蓋
32 二次蓋
35 底板
41 トラニオン
52 胴部
53 蓋部
100、100A 姿勢変更装置
101 横置き保持部
101a 上部保持部
101b 下部保持部
102、202 回動部
102a、202c 支持部
102b 回動支点
102c 支持支点
103 縦置き保持部
104 基台
105 回動用ボルト
106 支点台座
107 台座
108 載置台
202 回転部
202c 支持部

Claims (14)

  1. 基礎に放射性物質収納容器を固定する貯蔵架台であって、
    前記放射性物質収納容器のボルト孔を有する底面と当接可能な架台本体を備え、
    前記架台本体は、前記ボルト孔に対応する位置に、ボルトが挿通される貫通孔を有する貯蔵架台。
  2. 前記架台本体が前記放射性物質収納容器の底面と接した状態で、前記架台本体の貫通孔及び前記放射性物質収納容器の底面のボルト孔に螺合し、前記架台本体と前記放射性物質収納容器とを締結するボルトを有する請求項1に記載の貯蔵架台。
  3. 前記ボルトは、前記架台本体と前記放射性物質収納容器と締結し、前記架台本体と前記放射性物質収納容器を耐震性の評価で一体とする請求項2に記載の貯蔵架台。
  4. 前記架台本体は、耐震性の評価で剛となる構造体である請求項1から3のいずれか一項に記載の貯蔵架台。
  5. 前記架台本体は、ステンレスまたは炭素鋼である請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の貯蔵架台。
  6. 前記架台本体は、前記基礎に固定される連結機構を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の貯蔵架台。
  7. 前記連結機構は、前記貫通孔と異なる位置に形成され、基礎に締結するボルトが挿入される複数の孔である請求項6に記載の貯蔵架台。
  8. 放射性物質収納容器に請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の貯蔵架台を装着する際に、前記貯蔵架台を支持する姿勢変更装置であって、
    前記貯蔵架台と連結し、前記貯蔵架台を回動させる支点となる回動部と、
    側面が基礎と平行な状態となった前記放射性物質収納容器を支持する横置き保持部と、
    底面が基礎と平行な状態となった前記放射性物質収納容器を支持する縦置き保持部と、を備え、
    前記縦置き保持部は、前記回動部を挟んで前記横置き保持部と対向する位置に配置される姿勢変更装置。
  9. 前記回動部は、前記貯蔵架台の全面と対面する支持部を有する請求項8に記載の姿勢変更装置。
  10. 前記回動部は、前記貯蔵架台の回動部側の一部を支持する支持部を有する請求項8に記載の姿勢変更装置。
  11. 放射性物質収納容器の底部と、貯蔵架台を対面させ、前記底部の緩衝体固定用のボルト孔と、前記貯蔵架台の前記ボルト孔に対面する位置に形成された貫通孔に、固定ボルトを挿入して前記ボルト孔と螺合させ、前記放射性物質収納容器に対して前記貯蔵架台を固定するステップと、
    前記貯蔵架台を基礎に配置して、前記貯蔵架台を介して前記放射性物質収納容器を基礎の上に配置して貯蔵するステップと、を含む放射性物質収納容器の貯蔵方法。
  12. 前記放射性物質収納容器に対して前記貯蔵架台を固定するステップは、
    胴部が水平方向に沿った向きで配置された前記放射性物質収納容器の底部に貯蔵架台をボルトで固定するステップと、
    前記貯蔵架台に姿勢変更装置の支持部を固定し、支持部を回動させて、前記貯蔵架台と前記放射性物質収納容器とを一体で回動させ、前記放射性物質収納容器を底部が水平方向に沿った向きにするステップと、を含む請求項11に記載の放射性物質収納容器の貯蔵方法。
  13. 前記支持部は、前記貯蔵架台の全面と対面する請求項12に記載の放射性物質収納容器の貯蔵方法。
  14. 前記支持部は、前記貯蔵架台の回動部側の一部を支持する請求項12に記載の放射性物質収納容器の貯蔵方法。
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