JPH02103494A - 原子炉圧力容器格納建屋 - Google Patents

原子炉圧力容器格納建屋

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JPH02103494A
JPH02103494A JP1165157A JP16515789A JPH02103494A JP H02103494 A JPH02103494 A JP H02103494A JP 1165157 A JP1165157 A JP 1165157A JP 16515789 A JP16515789 A JP 16515789A JP H02103494 A JPH02103494 A JP H02103494A
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JP
Japan
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reactor
internals
pressure vessel
reactor pressure
containment building
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JP1165157A
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English (en)
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Joseph W Richard
ジョセフ・ウィリアム・リチャード
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Hokkaido Electric Power Co Inc
Kansai Electric Power Co Inc
Kyushu Electric Power Co Inc
Japan Atomic Power Co Ltd
Shikoku Electric Power Co Inc
CBS Corp
Original Assignee
Hokkaido Electric Power Co Inc
Kansai Electric Power Co Inc
Kyushu Electric Power Co Inc
Japan Atomic Power Co Ltd
Shikoku Electric Power Co Inc
Westinghouse Electric Corp
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Publication date
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C19/00Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
    • G21C19/20Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
    • G21C19/207Assembling, maintenance or repair of reactor components
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電用原子炉、特に、一体に形成された炉内構
造物貯蔵領域を有する格納建屋に係わる。
1例を第1図に示す典型的な原子力発電所では、熱発生
用の原子炉圧力容器のほか、蒸気発生器、ポンプ、加圧
器、及び関連の配管などの構成成分も格納建屋に格納さ
れる。多くの場合、格納建屋はコンクリート、ステンレ
ススチールなど適当な材料で形成される。格納建屋は燃
料交換用空胴部を画定し、原子炉及び原子炉冷却系(R
C5)全体を完全に囲み、万−RC5に大きな故障が生
じても周囲の局部環境への放射性物質放出が許容限度を
超えないようにする。原子炉容器及びRC3の働きに関
連するすべての操作は格納建屋内で行なわれる。
典型的な構成として、燃料交換用空洞部はスプリット・
レベル領域であり、上方レベルは原子炉用の空洞部を含
み、下方レベルは燃料移送路から成る。原子炉容器は原
子炉用の空洞部に収容され、この原子炉用空洞部も鉄筋
コンクリート構造である。燃料交換のため注水されると
、原子炉用空洞部は燃料交換用空洞部内で原子炉の上方
にブールを形成する。燃料交換用空洞部は通常なら保守
作業が行なわれる作業デツキまで達する水面における放
射線を許容レベルに制限する深さまで水を満たす、多く
の場合、水は被曝レベルを最低限に抑えるのに寄与する
硼酸塩混入水である。水は作業デツキ上の作業員にとっ
て有効かつ透明な放射線遮蔽体として作用するだけでな
く、原子炉容器から崩壊熱を確実に除く媒質としても作
用する。燃料交換に際して使用済みまたは減損燃料が発
電所の燃料交換機により炉心から取り出され、水中を移
送されて燃料移送装置に配置され、同様にして燃料移送
建屋から新しい燃料が移送され、装荷される。この運転
停止時間中に他の保守または点検作業をも行なうことが
できる。これらの作業を行なうため、原子炉容器内のい
くつかの構成部分を原子炉内部から取り外さねばならな
い。
個々の燃料集合体以外の原子炉容器内の主要構成成分と
して上部及び下部炉内構造物がある。炉内構造物は容器
から完全に取り外せるように設計されている。従って、
供用期間中の炉内構造物の点検は容易であり、容器の内
面全体を点検するための接近が可能になる。このような
保守作業中、炉内構造物は燃料交換用空洞部内に貯蔵さ
れる。
炉内構造物は炉心の燃料集合体及び制御棒集合体を支持
し、かつ位置ぎめすると共に、原子炉冷却材の通路を画
定し、炉心計装を支持するように設計されている。下部
炉内構造物は、例えば、炉心槽、炉心バッフル板、下部
炉心支持板及び支持柱、熱遮蔽板、中間拡散板、及び下
部支持鋳造体から成る。炉心槽内には軸方向バッフル板
及びフォーマ−・プレートがあり、これらの板またはプ
レートが炉心槽壁に固定されて組み立てられた炉心の周
りを囲む。下部炉心支持板はバッフル板よりも下方の炉
心底レベルに配置され、燃料集合体を支持し、かつその
方向を制御する。下部炉心支持板は穿孔されており、そ
の上面には燃料集合体の方向を正しく制御するための燃
料集合体整列ビンを含む。下部炉心支持構造は冷却材流
の通路及び制御手段ともなる。
原子炉容器の上部炉心支持構造または上部炉内構造物集
合体としては、上部支持板、上部炉心板、支持柱、及び
制御棒案内管を含むものがある。上部炉内構造物の主な
機能は燃料集合体の上端を上部炉心板の底面から下向き
に突出する燃料集合体整列ピンとも整列させて位置ぎめ
すると共に、制御棒クラスター及びその駆動軸を案内す
ることにある。案内管集合体は制御棒駆動軸を包んでい
る。上部炉内構造物を炉心から取り外す際に制御棒駆動
軸は上部炉内構造物と一緒に取り外される。
燃料交換や原子炉容器内部の点検などのような典型的な
保守作業に際しては、先ず原子炉を停止し、周囲温度ま
で冷却する。次いで、原子炉容器蓋のスタッド及びナツ
トを原子炉容器から取り外し、スタッド孔のうちの任意
の孔、通常は3個の孔に案内スタッドを取り付ける。残
りのスタッド孔には栓をする。案内スタッドは燃料集合
体及び炉内構造物を正しく方向づけると共に原子炉容器
蓋集合体をもととおりに取り付けるための手段として機
能する。発電所備え付けのオーバヘッド・ボラ−・クレ
ーンによって原子炉容器蓋を持ち上げながら、原子炉用
空洞部の容器フランジ・レベルまで硼酸塩混入水を満た
す。この場合、空洞へ連続的に注水しながら蓋をゆっく
り持ち上げる。
即ち、水位と容器蓋が同時に上昇するようにする。容器
蓋は最終的に格納建屋内の乾式貯蔵領域へ移される。次
いで、上部炉内構造物及びこれと関連する制御棒駆動軸
を取り外す。炉内構造物はオーバヘッド・クレーンから
吊り下げられた構造フレームから成る炉内構造物リフト
装置によって取り出される。即ち、フレームを炉内構造
物の案内管支持板まで下ろし、手作業で支持板にボルト
止めする。炉内構造物パッケージの取り外し及び交換に
際してはフレーム側のブッシングが案内スタッドと係合
して正確な案内機能を果たす。上部炉内構造物及びこれ
と関連の制御棒駆動軸を容器から持ち上げ、燃料交換用
空洞部の水面下貯蔵スタンドに貯蔵する。この時点で燃
料集合体は障害物から解放され、炉心から移動させるこ
とができる状態となる。必要に応じて下部炉内構造物も
同様に取り出し、それぞれの貯蔵スタンドに貯蔵する。
燃料交換用空洞部は(第1図に鎖線で示す)上下炉内構
造物及び燃料交換や保守に使用する種々の工具の貯蔵空
間を提供するのに充分な広さを備えている。炉内構造物
は燃料交換用空洞部内に設蓋される典型的にはステンレ
ススチール製の取り付は構造に取り付けて貯蔵される。
上部炉内構造物貯蔵スタンドは原子炉容器から取り出す
時、上部炉内構造体をその頂部フランジにより吊るすの
に利用される。上部炉内構造物はその構成上、普通の方
法で底部からだけで全体を支持することは不可能であり
、従フて、上方からも支持する。保守作業中、スタンド
も上部炉内構造物も完全に水中に保持される。下部炉内
構造物も燃料交換用空洞部内に携成された貯蔵スタンド
上に貯蔵される。しかしながら下部炉内構造物は下部炉
心支持板上に完全に載置することで貯蔵、支持すること
ができる。これらの貯蔵スタンドは溶接され、ボルト止
めされた箱状部分の形態に設計するのが−般的である。
これらの支持構造を構成するためには格納建屋を構築し
てから支持構造を配置しなければならない。貯蔵スタン
ドはその設計上、構築に要するコストが極めて高く、多
大の時間を要する。このような大型のステンレススチー
ル構造体は製造が極めて困難であり、従って、特殊な工
具類と熟練を必要とする。格納建屋内でスタンドを組み
立てるには多くの場合広範な穴あけ作業が必要である。
さらにまた、貯蔵されている炉内構造物に損傷を加えな
いように前記ステンレス構造体を横方向からしっかりと
支持しなければならない。また、燃料交換やその他の保
守作業を妨げないように燃料交換用空洞部内に配置しな
ければならない。燃料集合体を炉心との間で穆送する過
程で燃料交換用空洞部内に貯蔵されている上下炉内構造
物を傷つけないように慎重な配慮が要求される。
そこで、本発明の目的は容易に且つ低コストで構築でき
る炉内構造物貯蔵領域の構成を提供することにある。
本発明の他の目的は炉内構造物のための構造的に堅固な
貯蔵スタンドを提供することにある。
本発明の利点はこのような貯蔵領域の構成により、種々
の保守作業中炉内構造物が損傷を受ける危険が極力回避
されることにある。
本発明は、上記目的を保守作業中に取り外される上部炉
内構造物及び下部炉内構造物を有する原子炉圧力容器を
備え、床及び壁を有する燃料交換用空洞部を画定し、圧
力容器が燃料交換用空洞部の床に形成された開口部内に
配置されて、保守作業中に上部及び下部炉内構造物を貯
蔵するための実質的に開いた領域が圧力容器の上方及び
周囲に得られるように構成した原子炉圧力容器の格納建
屋であって、原子炉の炉内構造物貯蔵手段を燃料交換用
空洞部の前記床及び壁と一体に形成したことを特徴とす
る原子炉圧力容器格納建屋によって達成する。
本発明の内容は添付図面に沿った実施例に関する以下の
説明からさらに明らかになるであろう。
第1図に示す典型的な原子炉発電プラントでは、原子炉
圧力容器1oがほぼ円筒形のコンクリート製格納建屋1
3内に格納されている。格納建屋の囲壁や屋根は鉄筋コ
ンクリートで形成するのが好ましく、内面に(図示しな
い)鋼板の内張りを施すのが普通である。格納建屋13
は(図示しない)蒸気発生器、その関連配管、原子炉冷
却材ポンプなどから成る原子炉冷却系(RCS)をも格
納する。典型的な加圧木型原子炉(PWR)の原子炉容
器10は、発電プラントの稼動中に(図示しない)原子
炉容器M集合体が密封係合する原子炉容器フランジ22
が燃料交換用空洞部33の第1床部31とほぼ同高とな
るように原子炉用空洞部19内に配置される。燃料交換
用空洞部33は2つの部分から成るいわゆるスプリット
・レベル領域として構成されることが多く、この領域は
原子炉容器10の上方及び周りに、三方から原子炉用空
洞部19を囲む保護壁36及び第4の側の燃料移送路3
9によフて画定される領域(即ち、原子炉用空洞部19
)を含む(保護壁36は燃料移送路をも形成する)。第
2床部41を有する格納建屋13の燃料υ送路39は燃
料移送管45を介して(図示しない)燃料貯蔵建屋と協
動することにより格納建屋13と燃料貯蔵建屋の間で燃
料集合体46を穆送する。
原子炉容器蓋集合体の取り外しや、その他の構成部分及
び工具の操作を容易にするため、格納建屋13はRCS
及び作業デツキ47の上方にオーバヘッド・ボラ−・ク
レーンを具備する。このように構成すれば、作業員はボ
ラ−・クレーンから吊るされた柄の長い工具を利用して
遠隔の作業デツキ47から原子炉容器10及びRCSに
関する種々の保守作業を行なうことができる。発電プラ
ントの設計に応じて燃料交換用空洞部33のサイズも多
様であるが、典型的な格納建屋13では作業デツキ47
の約6m以上下方に燃料交換用空洞部の床31があり、
燃料移送路の床41はさらに下方に位首する。従って、
蓋集合体を取り外す時、保守要員の全体的なマンレム被
曝を最少限に抑えるために原子炉容器10、特に炉心5
1を冷却材52で完全に】うことができる。燃料貯蔵建
屋及び原子炉容器10間の燃料集合体46の移送を助け
るため、格納建屋は燃料交換機55をも具備する。
炉心51の燃料交換など種々の保守作業中、原子炉容器
10から上下炉内構造物60.63を取り出す。燃料移
送路39を含む燃料交換用空洞部33は上下炉内構造物
60.63及びこれと併用される種々の工具を貯蔵する
のに充分な面積を有する。本発明は炉内構造物のための
低コストの貯蔵手段を提供するものであり、しかも本発
明による上下炉内構造物貯蔵領域の構成は堅牢かつ高信
顆度の支持構造を提供する。
上部炉内構造物貯蔵領域66を第2.5A及び5B図に
示す。設計によっては底面からだけで支持し難い上部炉
内構造物もあるから、床41よりも上方の軸方向中間高
さにおいて燃料交換用空洞部33の壁36から外方へ、
または互いに半径方向に内方へ、上部炉心構造物60を
支持するためのコンクリート製支持段部67を突出させ
る。底面だけで支持し難いのは、原子炉容器10から取
り外しても、第2図に示すように、制御棒駆動軸69が
上部炉内構造物6oと一体のままであるからである。制
御棒駆動軸69はその下限位置において上部炉内構造物
60よりも下方へ約430cm突出する。さらにまた、
炉心51内で燃料集合体46の整列に使用される複数の
燃料集合体整列ピン72は上部炉内構造物60の上部炉
心板75の下面に固定されている。制御棒駆動軸69ま
たは燃料集合体整列ピン72を曲げたり傷つけたりしな
いように配慮しなければならない。支持段部67は整列
ピン72及び制御棒駆動111169のための充分な間
隙を確保しながら炉内構造物60を上部炉心板75に載
置するだけでその重量を支持できるようにオミ成されて
いる。
上部炉内構造物貯蔵領域66において燃料交換用空洞部
33の壁36には、容器蓋取り外しの際に原子炉容器フ
ランジ22上に配置されるものと同様の少なくとも2木
の案内スタッド78′が固定されている。上部炉内構造
物60の取り外しに使用される工具は整列のため原子炉
容器10に固定されている案内スタッド78と協働する
から、上部炉内構造物貯蔵領域66の一部である案内ス
タッド78°も同じ目的に使用される。これにより、原
子炉容器10から炉内構造物を取り外し、再び正しい向
きに取り付ける作業が容易になるという点で燃料交換作
業の能率が改善される。
下部炉内構造物貯蔵領域85を第3.6A、6B及び6
0図に示した。上部炉内構造物60とは異なり、下部炉
内構造物63は下部支持板88だけで容易に支持するこ
とができる。即ち、下部炉内構造物支持構造の一部を形
成するタイプレート91はその外周縁にまで延びておら
ず、燃料交換用空洞部の床41から上向きに突出するコ
ンクリート製支柱94だけで下部炉内構造物を容易に支
持できるように充分な空間が存在するからである。ここ
でも、上向き案内スタッド78°を設けることにより、
原子炉容器10からの取り外し及び再取り付けに際して
原子炉容器10に対して下部炉内構造物63を正しく姿
勢制御出来るようにする。
上下炉内構造物貯蔵領域66.85のそれぞれについて
、4つのコンクリート製支柱67.94を互いに90°
の角度に配置してほぼ円形のアレイを形成する。貯蔵ス
タンド用のコンクリート支柱は発電プラント建設の際に
燃料交換用空洞部33の床41及び璧36に打ち込む。
従って、格納建屋13内に大きいステンレススチールの
構造体を特別に設計し、建造する必要はない。従って、
上下炉内構造物貯蔵構造のコストをさらに下げることに
なる。それぞれの突縁67及び支柱94と連携させて、
第1及び第2頂面95.96に台座集合体100を設け
る。台座集合体100の構成成分は上下炉内構造物貯蔵
領域66.85共にほぼ同じである。上部炉内構造物6
0の台座集合体100を第5A及び5B図に、下部炉内
構造物63の台座集合体100を第6A、6B及び60
図にそれぞれ詳細に示した。下部炉内構造物63は上部
炉内構造物60よりもやや大きくかつ重いのが普通であ
るから、それぞれの下部炉内構造物台座集合体100が
固定されるコンクリート支柱94の頂面96は上部炉内
構造物60と連携するコンクリート支柱の頂面よりもや
や広い。
台座集合体100は埋め込みプレート106及び中間プ
レート109から成る水平な基礎集合体103がその主
要部分である。埋め込みプレート106は硬化に先立っ
てコンクリート製支持段部67または支柱94内に一部
を埋め込むことによりそれぞれの頂面95.96に固定
するのが好ましい。中間プレート109はコンクリート
製支持手段67.94から上向きに突出して埋め込みプ
レート106に形成された連携の孔を貫通する(図示し
ない)ボルトにより埋め込みプレート106に固定する
トップ・プレート112は中間プレート109 と作動
的に関連し、互いに横方向調節自在であり、その目的及
び作用の詳細はあらためて後述する。トップ・プレート
112の頂面には1個または2個以上の、好ましくは2
偲の支持バッド115が設けられ、これに炉内構造物6
0.63が載置される。
トップ・プレート112及び支持バッド115はボルト
116で中間プレート109に固定される。トップ・プ
レートは中間プレート109に対してトップ・プレー)
−112を横方向調節できるようにボルト11′oを挿
通ずる大きい通孔117を有する。ボルト116は中間
プレート109のねじ孔118に螺入される。2枚の垂
直な案内プレート119を、はぼ円形の領域が画定され
るような角度で、溶接などにより各トップ・プレート1
12に固定する。このように構成すれば、台座集合体1
00の案内プレート119によって画定されるほぼ円形
の領域120内で上部または下部炉内構造物60.63
を支持バッド115上に容易に載置することができる。
貯蔵領域における炉内構造物の姿勢制御を助けるため、
案内プレート119の上部に半径方向に内方に面取りし
た前縁121を形成することにより、支持バッド115
上への炉内構造物載置を容易にする。燃料交換用空洞部
33内における上下炉内構造物貯蔵領域66.85の位
置関係の1例を第4図に平面図で示した。
トップ・プレート112及びこれに取り付けた案内プレ
ート119及び支持バッド115の横方向調節はトップ
・プレート112及び中間プレート109の側面にそれ
ぞれ固定した互いに協働する1対のボス122.123
によって行なわれる。トップ・プレート112のボス1
22は座ぐり通孔126を有し、中間プレート109の
ボス123は前記圧ぐり通孔126と同心関係に整列す
る内側螺条孔129を有する。好ましくは、発電プラン
ト建設の際に(即ち、原子炉構成成分が放射性を帯びる
前に)、それぞれに対応の貯蔵領域66.85内の、案
内プレート119によって画定されるほぼ円形の領域1
20内で、台座集合体100上に上下炉内構造物60.
63を配置する。トップ・プレート112は炉内構造物
と案内プレート119の間に充分な公称クリアランス、
典型的には約0.16cmのクリアランスが得られるよ
うに横方向調節する。キャップねじ134を回すことに
より、トップ・プレート112を中間プレート109に
対して横方向に調節することができる。適正な位置ぎめ
が検出されたら、必要に応じてボス122.123間に
シムパック135を挿入する。キャップねじ134はト
ップ・プレート・ボス122の座ぐり通孔126を貫通
し、さらにシムバック135を貫通して中間プレート・
ボス123の孔129に螺入する。次いで、台座集合体
100の両側のキャップねじ134を締め付ける。次い
で、中間プレート109のねじ孔118にボルト116
を螺入する。このようにすれば、案内スタッド78° 
と協働させることもあって、原子炉容器10からの取り
外しや原子炉容器10への再取り付けに際して上下炉内
構造物60.63が損傷することはない。
第5B及び6B図を比較すれば明らかなように、上部炉
内構造物の台座集合体100は整列ピン72のためのク
リアランスを残すべく支持段部67のエツジまで延びて
いない。下部炉内構造物63は上部炉内構造物60より
も大きくかつ重いから、下部炉内構造物貯蔵領域85の
台座集合体100は下部支持板88の下にあってその比
較的広い面積と対応する面積を占めることが好ましい。
燃料交換用空洞部33は上下炉内構造物60.63のほ
か、これに関連する設備の貯蔵にも当てられる広い領域
を画定するから、支持段部67及び支柱94を燃料交換
用空洞部33の壁36及び床41の任意の位置に打ち込
めばよい。コンクリートに埋め込まれる埋め込みプレー
ト106はすべて既製品でよく、発電プラントごとに特
注する必要はない。コンクリート製支持手段67.94
は特製のステンレススチール支持構造よりも安定性にす
ぐれ、上下炉内構造物の重量を側方から支持するために
外部ブレーシングを設ける必要がない。
以上に本発明の具体的な実施例を詳述したが、当業者な
らば本明細書の開示内容全体から種々の改良、変更を試
みることができるであろう。例えば、原子炉用空洞部1
9の床31内に、前記空洞部19に原子炉容器10を配
置するのとほぼ同様に貯蔵領域を一体的に形成すること
も可能である。従って、上述した特定の実施態様はあく
までも説明の便宜上取り上げたに過ぎず、頭書した特許
請求の範囲における記載事項及これと等価の記載事項に
よって総括される発明の範囲を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃料交換作業中の状態で示す格納建屋内部空間
の典型的な公知構成である。 第2図は本発明の上部炉内構造物貯蔵領域の構成である
。 第3図は本発明の下部炉内構造物貯蔵領域の構成である
。 第4図は第2図及び第3図の炉内構造物貯蔵領域の頂面
図である。 第5A図は第2図に示した上部炉内構造物の台座集合体
の頂面図である。 第5B図は第5A図VB−VB線に沿って見た立面図で
ある。 第6A図は第3図に示した下部炉内構造物台座集合体の
頂面図である。 第6B図は第6A図VIB−VIB線に沿って見た立面
図である。 第6C図は第6A図VIC−VIC線に沿って見た立面
図である。 0・・・・圧力容器 3・・・・格納建屋 1.41・・・・床 5・・・・燃料移送管 1・・・・炉心 0・・・・上部炉内構造物 3・・・・下部炉内構造物 7・・・・支持段部 4・・・・支柱 00・・・・台座集合体 出 代 願  人: 理 人: ウエスチンクへウス・エレクトリック・コーボレーシ(
ン(ばか5名) 加  藤  紘  一部 FIG、2 FIG、 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)保守作業中に取り外される上部炉内構造物及び下
    部炉内構造物を有する原子炉圧力容器を備え、床及び壁
    を有する燃料交換用空洞部を画定し、圧力容器が燃料交
    換用空洞部の床に形成された開口部内に配置されて、保
    守作業中に上部及び下部炉内構造物を貯蔵するための実
    質的に開いた領域が圧力容器の上方及び周囲に得られる
    ように構成した原子炉圧力容器の格納建屋であって、原
    子炉の炉内構造物貯蔵手段を燃料交換用空洞部の前記床
    及び壁と一体に形成したことを特徴とする原子炉圧力容
    器格納建屋。 (2)前記炉内構造物貯蔵手段がa)燃料交換用空洞部
    の前記壁と一体に形成され、前記壁から張り出した支持
    段部を含む上部炉内構造物貯蔵領域と、b)燃料交換用
    空洞部の床と一体に形成され、床から上方へ突出した支
    柱を含む下部炉内構造物貯蔵領域とより成ることを特徴
    とする請求項第(1)項に記載の原子炉圧力容器格納建
    屋。 (3)前記支持段部及び前記支柱のそれぞれに基礎が固
    定され、前記上部及び下部炉内構造物貯蔵領域内にそれ
    ぞれ上部及び下部炉内構造物を収容するためのほぼ円形
    の領域を画定するように少なくとも1つの垂直ガイドプ
    レートがそれぞれの基礎の上方に設けられ、前記基礎と
    ガイドプレート間に配置され、前記ガイドプレートを基
    礎に対して横方向に調節する手段を設けて成ることを特
    徴とする請求項第(2)項に記載の原子炉圧力容器の格
    納建屋。 (4)支持段部及び支柱上への炉内構造物の載置を容易
    にするためガイドプレート頂部に半径方向に内方に向け
    て面取り前縁を形成したことを特徴とする請求項第(3
    )項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋。 (5)各貯蔵領域が原子炉容器からの取外し及び再取り
    付けに際して貯蔵領域内で前記炉内構造物を正しく方向
    制御出来るように貯蔵領域の上方に突出する複数の上向
    きガイドスタッドを備えたことを特徴とする請求項第(
    4)項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋。(6)基礎
    が前記支持段部及び支柱のそれぞれに少なくとも一部を
    埋め込んだ埋め込みプレート及びこの埋め込みプレート
    に固定した中間プレートより成ることを特徴とする請求
    項第(3)項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋。 (7)横方向調節手段が、前記中間プレートとガイドプ
    レートの間に介在させたトッププレートと、トッププレ
    ートに固定され、通孔を有するトッププレートボスと、
    中間プレートに固定され、通孔と同心関係のねじ孔を有
    する中間プレートボスと、通孔を貫通してねじ孔と螺合
    し、ねじ孔内で回転することによってトッププレートを
    中間プレートに対して横方向に並進させるキャップねじ
    とより成ることを特徴とする請求項第(6)項に記載の
    原子炉圧力容器の格納建屋。 (8)トッププレートの上に前記それぞれの炉内構造物
    を受けるための支持バッドを設けて成ることを特徴とす
    る請求項第(7)項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋
    。 (9)格納建屋の壁及び床、及び前記一体に形成されて
    いる上部及び下部炉内構造物貯蔵領域のそれぞれがコン
    クリート製であることを特徴とする請求項第(2)項に
    記載の原子炉圧力容器の格納建屋。 (10)上部炉内構造物貯蔵領域において4つのコンク
    リート製支持段部が90°間隔の第1のほぼ円形列を形
    成するように並んでいることを特徴とする請求項第(9
    )項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋。 (11)下部炉内構造物貯蔵領域において4つのコンク
    リート製支柱が90°間隔の第2のほぼ円形列を形成す
    るように並んでいることを特徴とする請求項第(10)
    項に記載の原子炉圧力容器の格納建屋。
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