JP2007240173A - 放射性物質の輸送・貯蔵容器 - Google Patents

放射性物質の輸送・貯蔵容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007240173A
JP2007240173A JP2006059066A JP2006059066A JP2007240173A JP 2007240173 A JP2007240173 A JP 2007240173A JP 2006059066 A JP2006059066 A JP 2006059066A JP 2006059066 A JP2006059066 A JP 2006059066A JP 2007240173 A JP2007240173 A JP 2007240173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shielding layer
neutron shielding
container
support portion
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006059066A
Other languages
English (en)
Inventor
Jun Shimojo
純 下条
Hiroshi Akamatsu
博史 赤松
Hiroaki Yanai
廣明 谷内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2006059066A priority Critical patent/JP2007240173A/ja
Publication of JP2007240173A publication Critical patent/JP2007240173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Abstract

【課題】軽量で且つ放射性物質の損傷が少ない放射性物質の輸送・貯蔵容器を提供する。
【解決手段】放射性物質の輸送・貯蔵容器1は、有底筒状構造を有しており、放射性物質が収められる収容空間17を有する筒状の胴部10と、胴部10の一端面に胴部10と同心に固定されており且つ胴部10の外径よりも径が小さい部分を有する底板11と、胴部10と同心に底板11から胴部10と反対方向へ延在し且つ胴部10の外径よりも小さい外径を有する筒状のサポート部12とを備えている。そのため、不要な金属部材を少なくすることができ、且つ、底面積を小さくすることで容器と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を緩和することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は放射線遮蔽機能を有する放射性物質の輸送・貯蔵容器に関する。
原子力発電所等で発生する使用済核燃料等の放射性物質(以下、放射性物質と記す)の輸送・貯蔵容器(以下、容器と記す)は、放射性物質を密封し、核的臨界を防止し、放射性物質の崩壊熱を効果的に放熱し、容器外での線量当量率を規定値以下に保持し、さらに、規定で定められた耐火条件、落下衝突条件、浸漬条件においても内容物を保護するように輸送物を収納し、さらに長期間貯蔵できるようにするものである(特許文献1)。
特許第3342994号公報
ところで、特許文献1に開示されているような従来の容器は筒状であり、その胴部、底部及び蓋部は炭素鋼などの金属部材から構成されている。また、容器内部の放射性物質から放射される放射線の遮蔽性能については、これらの金属部材や、金属部材の外周に配置されるレジンなどによりほぼ充足されている。このため、底部外周のコーナー領域における金属部材は、放射線の遮蔽目的としては過剰となっている。
また、このような容器は、通常、軸方向の両端(頭部及び底部)に緩衝体が固定された状態で輸送され、軸方向についての衝撃から容器が保護されている。また、緩衝体の外径は容器の最大外径よりも大きく設計されており、径方向についての衝撃からも容器が保護されるようになっている。一方で、貯蔵施設や原子力発電所等では、緩衝体を装着していない状態で、クレーン等により容器を高く持ち上げて移動させる場合があるが、このような場合に、クレーン等の誤操作によりコンクリート等の硬い床に容器を落下させてしまうことがある。このことは異常着床と呼ばれている。
このような異常着床の際に、容器と床との衝突により容器に生じる加速度α[m/s]は以下の数式(1)〜(6)のように仮定した条件の下で、これらの計算により数式(7)のように表わすことができる。ここで、容器と床面とは、容器の軸方向と床面とが直交するように衝突するものとする。
(1) E=(1/2)WV
(2) E=(1/2)Kδ
(3) E=E
(4) δ=εL
(5) K=EA/L
(6) α=F/W=εEA/W
(7) α=V((EA)/(WL))1/2
ここで、各変数は以下の通りである。
ε:床部材のひずみ[−]
L:床部材の厚さ[m]
δ:床部材の変形量[m]
K:床部材のばね定数[N/m]
E:床部材のヤング率[N/m
:床部材のひずみエネルギー[J]
W:容器の質量[W]
A:容器の底面積[m
V:異常着床時の容器の速度[m/s]
F:異常着床時に容器に生じる力[N]
:異常着床時の容器の運動エネルギー[J]
数式(7)から、異常着床の際に容器に生じる加速度は、容器の底面積の増加に伴って増加することが分かる。このことから、ある重量の容器とある条件を有する床とが軸方向で衝突する場合に、容器の底面積が小さいほど、放射性物質への衝撃を少なくすることができる。
しかしながら、従来の容器は、その外径が頭部から底部までほぼ均一であるために、容器全体として重量が大きい。容器の取り扱いを容易にするため、容器は軽量であることが望ましく、不要な金属部材は少ない方がよい。
加えて、従来の容器は、その底部形状が殆ど凹凸のない平面となっている。そのため、底面積が大きく、容器と床とが軸方向で衝突する場合に放射性物質へ与える衝撃が大きい。
そこで、本発明の目的は、軽量で且つ放射性物質の損傷が少ない放射性物質の輸送・貯蔵容器を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記目的を達成するために、本発明の放射性物質の輸送・貯蔵容器は、有底筒状構造を有しており、放射性物質が収められる収容空間を有する筒状の胴部と、前記胴部の一端面に前記胴部と同心に固定されており且つ前記胴部の外径よりも径が小さい部分を有する底板と、前記胴部と同心に前記底板から前記胴部と反対方向へ延在し且つ前記胴部の外径よりも小さい外径を有する筒状のサポート部とを備えている。
この構成によると、不要な金属部材を少なくすることができ、且つ、底面積を小さくすることで容器と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を緩和することができる。このため、軽量で且つ放射性物質の損傷が少ない放射性物質の輸送・貯蔵容器が得られる。
前記サポート部内部には、前記サポート部の内径とほぼ同一の径を有する板状の底部中性子遮蔽層と底部中性子遮蔽層カバーとが前記底板側からこの順に収められており、前記底部中性子遮蔽層の単位体積当たりの水素含有率が、前記底板のそれよりも大きく、軸方向における前記底部中性子遮蔽層カバーの外側の端面位置が、前記サポート部の端面位置に対して凹んだ位置にあってもよい。これによると、底部中性子遮蔽層が中性子を遮蔽するので、容器表面の線量当量率を低減できる。また、底部中性子遮蔽層カバーの外側端面とサポート部の端面が同一平面上にある場合に比べて、重量を低減でき、且つ、接地底面積を小さくすることで、容器と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を緩和することができることから、放射性物質の損傷を少なくすることができる。
前記サポート部の内径が、前記胴部の内径よりも大きくてもよい。これによると、不要な金属部材をさらに少なくして容器の重量をより低減でき、且つ、容器と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を胴部で受けることで、底板への衝撃を緩和するので底板を必要以上に厚くする必要がない。
軸方向に関して少なくとも前記収容空間に係る前記胴部の外周面と前記底板の外周面とを覆う筒状の側部中性子遮蔽層を有し、前記側部中性子遮蔽層の単位体積当たり水素含有率が、前記胴部のそれよりも大きくてもよい。これによると、側部中性子遮蔽層が中性子を遮蔽するので、容器表面の線量当量率をさらに低減できる。
前記側部中性子遮蔽層が、軸方向に関して前記底部中性子遮蔽層の領域に係る前記サポート部の外周面を覆っていてもよい。これによると、容器表面の線量当量率をさらに低減できる。
前記側部中性子遮蔽層が、軸方向に関して前記底部中性子遮蔽層と前記底部中性子遮蔽層カバーとの領域に係る前記サポート部の外周面を覆っていてもよい。これによると、容器表面の線量当量率をさらに低減できる。
少なくとも前記サポート部の端面と前記サポート部の端面近傍に係る外周面とを覆う環状の緩衝体が、前記底部中性子遮蔽層カバーに対して軸方向に着脱可能に固定されていてもよい。これによると、輸送時に容器を衝撃から保護することができる。また、容器に対して底部緩衝体を容易に固定することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第一の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図である。
図1に示すように、本実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器1(以下、容器1と記す)は有底筒状構造であり、筒状の胴部10と、胴部10の一端面に胴部10と同心に固定されている底板11と、胴部10の頭部に着脱可能に嵌合固定される内蓋15aとを有しており、これらにより放射性物質が収められる収容空間17が形成されている。また、筒状のサポート部12が、胴部10と同心に底板11から胴部10と反対方向へ延在しており、サポート部12の外径は、底板11の径と等しく、底板11の径は、胴部10の外径よりも小さい。これにより、底板11及びサポート部12の外周部における、放射線の遮蔽目的としては過剰な金属部材が除かれた形状となっている。
また、内蓋15aの軸方向外側には、頭部中性子遮蔽層16を内部に有する外蓋15bが、胴部10に対して着脱可能に固定されている。
また、サポート部12の内径は、胴部10の内径よりも大きくなっており、サポート部12の内部には、サポート部12の内径と同一の外径を有している板状の底部中性子遮蔽層13と底部中性子遮蔽層カバー14とが底板11側からこの順に収められている。
また、容器1の軸方向における底部中性子遮蔽層カバー14の外側(底面側)の端面位置は、サポート部12の端面位置に対して凹んだ位置にあるため、サポート部12の端面を下にして、容器1を、その軸方向と床面とが直交するように設置した場合には、サポート部端面12aのみが床面と接触することになる。
また、容器1の軸方向に関して、収容空間17に係る胴部10の外周面と、底板11の外周面とを覆うように、筒状の側部中性子遮蔽層18が設けられている。また、側部中性子遮蔽層18と容器外部の空間とを遮断するように、側部中性子遮蔽層カバー19が設けられている。ここで、底板11及びサポート部12の外径が胴部10の外径よりも小さいために、底板11の外周面は、胴部10の外周面に対して径方向内側の位置にあるが、その縮径した部分も側部中性子遮蔽層18により埋められている。
ここで、底板11、胴部10、サポート部12、内蓋15a、頭部中性子遮蔽層16を除いた外蓋15b、底部中性子遮蔽層カバー14及び側部中性子遮蔽層カバー19は主にガンマ線遮蔽材として機能する炭素鋼部材である。また、頭部中性子遮蔽層16、側部中性子遮蔽層18及び底部中性子遮蔽層13に用いられる中性子遮蔽材は、単位体積当たりの水素含有率が底板11、胴部10、内蓋15などの部材よりも大きく、より詳細には、エチレンプロピレン系ゴムである。
以上のような構成とすることで、容器1の不要な金属部材を少なくすることができ、且つ、底面積を小さくすることで、容器1と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を緩和することができる。このため、容器1の重量を低減し、且つ、容器1内部の放射性物質の損傷を少なくすることができる。
また、サポート部12内部には、サポート部の内径12とほぼ同一の径を有する板状の底部中性子遮蔽層13と底部中性子遮蔽層カバー14とが底板11側からこの順に収められており、底部中性子遮蔽層13の単位体積当たりの水素含有率が、底板11のそれよりも大きいために、底部中性子遮蔽層13が中性子を遮蔽するので、容器1の表面の線量当量率を低減できる。同様に、軸方向に関して少なくとも収容空間17に係る胴部10の外周面及び底板11の外周面を覆う筒状の側部中性子遮蔽層28を有し、側部中性子遮蔽層18の単位体積当たり水素含有率が、胴部10のそれよりも大きいために、側部中性子遮蔽層が中性子を遮蔽するので、容器1の表面の線量当量率をさらに低減できる。
また、軸方向における底部中性子遮蔽層カバー14の外側の端面位置が、サポート部12の端面位置に対して凹んだ位置にあるために、底部中性子遮蔽層カバー14の外側端面とサポート部12の端面が同一平面上にある場合に比べて、重量を低減でき、且つ、接地底面積を小さくすることで、容器1と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を緩和することができることから、放射性物質の損傷を少なくすることができる。
また、容器底部が平面である場合には、凹凸がある床面への設置を安定させるのが難しい。これに対して、本実施形態に係る容器1を用いた場合には、底部中性子遮蔽層カバー14の外側端面とサポート部12の端面が同一平面上にある場合に比べて、凹凸がある床面への設置が安定する。
また、サポート部12の内径が、胴部10の内径よりも大きいために、不要な金属部材をさらに少なくして重量をより低減でき(但し、容器を床面に対して支持する強度は必要)、且つ、容器1と床とが軸方向で衝突する場合の衝撃を胴部10で受けることで、底板11への衝撃を緩和するので、底板11を必要以上に厚くする必要がない。
次に、本発明の第二の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器について図2を用いて説明する。
図2は、本発明の第二の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図である。なお、本実施形態においては、上記の第一の実施形態の構成部材と同様の部分(210、211、212、212a、213、214、215a、215b、216、217)については、第一の実施形態の符号(10、11、12、12a、13、14、15a、15b、16、17)の部分にそれぞれ順に合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
本実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器2(以下、容器2と記す)においては、容器2の軸方向に関して、収容空間217に係る胴部210の外周面と、底板211の外周面と、底部中性子遮蔽層213及び底部中性子遮蔽層カバー214の領域に係るサポート部212の外周面とを覆うように、筒状の側部中性子遮蔽層218が設けられている。また、側部中性子遮蔽層218と容器外部の空間とを遮断するように、側部中性子遮蔽層カバー219が設けられている。
以上のような構成とすることで、本実施の形態に係る容器2は、第一の実施形態に係る容器1に比べて、側部中性子遮蔽層218が胴部210、底板211だけでなく、底部中性子遮蔽層213、及び、底部中性子遮蔽層カバー214の領域をも覆っているために、容器表面の線量当量率をさらに低減できる。
次に、本発明の第三の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器について図3を用いて説明する。
図3は、本発明の第三の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面
の概略図である。なお、本実施形態においては、上記の第一の実施形態の構成部材と同様の部分(310、311、312、312a、313、314、315a、315b、316、317、318、319)については、第一の実施形態の符号(10、11、12、12a、13、14、15a、15b、16、17、18、19)の部分にそれぞれ順に合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
本実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器3(以下、容器3と記す)には、サポート部312の端面312aとサポート部312の端面近傍に係る外周面312bとを覆う環状の底部緩衝体51が、底部中性子遮蔽層カバー314に対して軸方向に着脱可能に固定されている。また、同様に、外蓋315bの端面と胴部310の頭部近傍に係る外周面とを覆う環状の頭部緩衝体52が、側部中性子遮蔽層カバー319に対して軸方向に着脱可能に固定されている。
また、底部緩衝体51の径方向内側であって、底部サポート部312の端面312a及び底部中性子遮蔽層カバー314に当接する部分には、固定具22が設けられており、その固定具と底部中性子遮蔽層カバー314とが、ボルト23によって固定されている。また、頭部緩衝体52は、ボルト(図示せず)により側部中性子遮蔽層カバー319に対して固定されている。
このように底部緩衝体51及び頭部緩衝体52を容器3に装着することにより、陸上、海上輸送時に容器3を衝撃から保護することができる。
一般に、放射性物質の輸送・貯蔵容器に用いる緩衝体は、容器に対して径方向外側からボルトなどにより固定され、緩衝体の取り付け、取り外しは、設置架台上に横置きに設置した容器に対して行なわれる。また、容器と緩衝体とを接続するボルトは、頭部、底部のそれぞれで、周方向に関してある間隔ごとに複数個取り付けられる。容器を架台に設置した状態で緩衝体の取り付け、取り外し作業を行なう場合に、容器の上方に位置するボルトの着脱をする場合には高所からの作業となり、容器の下方に位置するボルトの着脱をする場合には架台と容器の隙間からの狭所作業となってしまう。
これに対して、本実施形態の容器3のように容器3の軸方向に底部中性子遮蔽層カバー314へ直接底部緩衝体51を装着する場合には、環状の底部緩衝体51の内部から、すなわち、容器を横置きした場合の側方からボルトの着脱を行なうため、高所作業や狭所作業になることがなく、ボルトの着脱作業の効率が向上し、容器3に対して緩衝体を容易に固定することができる。頭部緩衝体52についても、同様に側方からボルトの着脱をすることができる。
また、放射性物質の輸送・貯蔵容器3の胴部310には、トラニオン41〜44が固定されており、トラニオン41〜44は、側部中性子遮蔽層318、側部中性子遮蔽層カバー319を貫通しており、その先端が容器外部の空間へ露出している。
トラニオン41〜44は容器3のハンドリング用に設けられているものであり、この部分に吊り具を装着して、クレーン等により容器3を移動させる。またトラニオン41〜44は、緩衝体51、52が装着されている状態でもその先端が露出するため、緩衝体51、52の装着、非装着に係らず、このようなハンドリングに使用可能である。
また、トラニオン41〜44の先端位置は、緩衝体51、52を装着した状態では、緩衝体51、52の外径よりも径方向内側に収まっている。そのため、容器3が落下し、容器3の軸方向と床面とが平行、すなわち容器3が横向きの状態で床面と衝突する場合に、トラニオン41〜44が床面に衝突することを防止できる。
また、このような衝突により、ある力が容器3に加えられた場合に、底部緩衝体51と当接しているサポート部312の外周面312bの面積が小さいほど、受圧面積が小さくなるので底部緩衝体51に加わる圧力が大きくなる。この圧力が大きくなると、緩衝体51が大きく潰れて軸方向へ拡がり、トラニオン41、43に当たるまでに変形し得る。そこで、底部緩衝体51と当接している外周面312bの面積を大きくして、底部緩衝体51に加わる圧力を小さくすることによりこれを回避できる。すなわち、緩衝体51の落下時の変形量を小さくするためには、サポート部312の軸方向長さを長くし、且つ底部緩衝体51の外周面312bと当接する部分の軸方向長さを長くすればよい。頭部緩衝体52についても同様の考え方により、落下時の変形量を小さくすることができる。
次に、本発明の第四の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器について図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第四の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面
の概略図である。なお、本実施形態においては、上記の第一の実施形態の構成部材と同様の部分(610、612、612a、613、614、615a、615b、616、617、618、619)については、第一の実施形態の符号(10、12、12a、13、14、15a、15b、16、17、18、19)の部分にそれぞれ順に合致させて示しており、かかる同様の部分の説明が省略されることがある。
本実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器6(以下、容器6と記す)では、底板611の径が、軸方向について胴部610との境界付近では胴部610の外径と等しく、軸方向についてサポート部612との境界付近では胴部610の外径よりも小さい。そして、これらの径が異なる部分の境界部では、軸方向について次第に径が変化するようになっている。このような構成により、容器6において、底板611と胴部610との境界部分や、底板611の縮径部での局所的な応力集中の発生を回避できる。
本発明の第一の実施形態に係る容器1について、図1の位置Sにおける線量当量率の計算を行なった。位置Sは、側部中性子遮蔽層18と底部中性子遮蔽層13の隙間(図1のA)を通して収容空間17からの放射線(主に中性子)が放出しやすく、表面線量当量率が局所的に高くなる位置である。この位置で容器1表面の線量当量率が規定値以下であれば、容器1の遮蔽性能には問題がないといえる。
ここで、計算に用いた容器1の寸法値は以下の通りである。ここで、中性子遮蔽層をエチレンプロピレン系ゴム、その他の構造部材を炭素鋼とした。
(1)収容空間17の外径:1,660mm
(2)胴部10の厚み:278mm
(3)胴部10の外径:2,216mm
(4)側部中性子遮蔽層18の厚み:145mm
(5)側部中性子遮蔽層カバー19の厚み:20mm
(6)底板11の径:2,056mm
(7)底板11の厚み:200mm
(8)底部中性子遮蔽層13の径:1,856mm
(9)底部中性子遮蔽層13の厚み:100mm
(10)底部中性子遮蔽層カバー14の径:1,856mm
(11)底部中性子遮蔽層カバー14の厚み:120mm
(12)サポート部12の外径:2,056mm
(13)サポート部12の厚み:100mm
また、この計算に比較例として用いた放射性物質の輸送・貯蔵容器5(以下、容器5と記す)の寸法値は以下の通りである。図4に容器5の軸方向断面の概略図を示した。
(1)底板511の径:2216mm
(2)サポート部512の外径:2216mm
(3)サポート部512の厚み:180mm
容器5のこれ以外の寸法値は、対応部位について容器1の寸法値と共通であるために省略する。上記のように、容器5ではサポート部512の外径と、胴部510の外径と、底板511の径とが等しい。また、容器5についても、位置Sにおいて線量当量率の計算を行なった。
また、以下の計算条件は、容器1及び容器5に共通である。
(A)収容放射性物質の種類:PWR17×17使用済燃料
(B)収容放射性物質の平均燃焼度:44,000MWD/tU
(C)収容放射性物質の冷却年数:13年
(D)使用計算コード:二次元輸送計算コード(DORT)
(E)断面積ライブラリ:SCALEコードシステム内蔵 中性子27群、ガンマ線18群ライブラリ
上記の条件による、容器1及び容器5の位置Sにおける線量当量率の計算結果を次の表に示す。
Figure 2007240173
計算の結果、位置Sにおける線量当量率が容器1では1,580μSv/h、比較例である容器5では2,045μSv/hとなった。
容器5のように、胴部510、底板511、サポート部512の外径が等しい場合には、表面線量当量率の法令上の規定値である2,000μSv/hを超えてしまう。一方、容器1のように、胴部10の外径よりも底板11及びサポート部12の外径を小さくし、且つ、側部中性子遮蔽層18が底板11の外周面を覆うようにすることで、容器5の側部中性子遮蔽層518と底部中性子遮蔽層513の隙間(図4のB)よりも容器1の隙間Aを小さくすることができるため、位置Sにおける容器表面の線量当量率が減少し、表面線量当量率の法令上の規定値である2,000μSv/h以下に収まっている。よって、この場合、本発明の第一の実施形態に係る容器1の遮蔽性能には問題がないといえる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。
例えば、上記の実施形態において、中性子遮蔽材としてエチレンプロピレン系ゴムを用いているが、これには限られず、水素を多く含有している物質であればよく、例えば、水、エチレングリコール水、パラフィン、シリコン系ゴム、エポキシ系樹脂、ビニルエステル系樹脂などであってもよい。また、中性子遮蔽層にボロン、カドミウムなどを含有させることで、水素との衝突により減速した中性子を吸収させることが出来る。
また、容器を容易に製作するという観点では、胴部とサポート部は円筒状のもの、また、底板は円形状のものであることが望ましいが、これらの形状が多角形状であってもよい。例えば、胴部は、円筒状部材に対して切削加工などの機械加工が施され、その外周面や内周面に平面部が形成されたもの、すなわち、ほぼ円筒状のものであってもよい。
また、上記の実施形態において、胴部、蓋部、底板などの部材を、ガンマ線遮蔽のために炭素鋼としているが、これには限られず、原子番号の比較的大きい元素からなる物質であればよく、例えばステンレス鋼などであってもよい。
また、上記の実施形態において、胴部と底板とサポート部とは、それぞれの別個の部材を溶接で接合してもよいし、これらを一体として鍛造してもよい。また、胴部と底板とを一体として鍛造したものにサポート部を溶接してもよいし、底板とサポート部を一体として鍛造したものに胴部を溶接してもよい。
また、上記の第二の実施形態においては、容器2の軸方向に関して、収容空間217に係る胴部210の外周面と、底板211の外周面と、底部中性子遮蔽層213及び底部中性子遮蔽層カバー214の領域に係るサポート部212の外周面とを覆うように、筒状の側部中性子遮蔽層218が設けられていたが、これには限られず、筒状の側部中性子遮蔽層218は、収容空間217に係る胴部210の外周面と、底板211の外周面と、底部中性子遮蔽層213の領域に係るサポート部212の外周面とを覆っていてもよい。
また、第三の実施形態において、容器のトラニオンの位置は、必ずしも径方向について対向した位置になくてもよい。また、トラニオンの数は図に示した数に限定するものではなく、これ以上であってもよいし、これ以下であってもよい。
また、本発明において、胴部、側部中性子遮蔽層及びサポート部は筒状であると記載したが、これは、胴部、側部中性子遮蔽層及びサポート部のそれぞれの内径及び外径が、その軸方向について全領域に亘り同一であることに限定したものではない。
また、本発明において、「筒状」とは、その断面が常に円形になることを限定しているものではない。
本発明の第一の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図。 本発明の第二の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図。 本発明の第三の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図。 線量当量率計算の比較例としての放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図。 本発明の第四の実施形態に係る放射性物質の輸送・貯蔵容器の軸方向断面の概略図。
符号の説明
1、2、3、5、6 放射性物質の輸送・貯蔵容器
10、210、310、510、610 胴部
11、211、311、511、611 底板
12、212、312、512、612 サポート部
13、213、313、513、613 底部中性子遮蔽層
14、214、314、514、614 底部中性子遮蔽層カバー
15a、215a、315a、515a、615a 内蓋
17、217、317、517、617 収容空間
18、218、318、518、618 側部中性子遮蔽層
19、219、319、519、619 側部中性子遮蔽層カバー
51、52 緩衝体

Claims (7)

  1. 有底筒状構造を有する放射性物質の輸送・貯蔵容器であって、
    放射性物質が収められる収容空間を有する筒状の胴部と、
    前記胴部の一端面に前記胴部と同心に固定されており且つ前記胴部の外径よりも径が小さい部分を有する底板と、
    前記胴部と同心に前記底板から前記胴部と反対方向へ延在し且つ前記胴部の外径よりも小さい外径を有する筒状のサポート部とを備えていることを特徴とする放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  2. 前記サポート部内部には、前記サポート部の内径とほぼ同一の径を有する板状の底部中性子遮蔽層と底部中性子遮蔽層カバーとが前記底板側からこの順に収められており、
    前記底部中性子遮蔽層の単位体積当たりの水素含有率が、前記底板のそれよりも大きく、
    軸方向における前記底部中性子遮蔽層カバーの外側の端面位置が、前記サポート部の端面位置に対して凹んだ位置にあることを特徴とする請求項1に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  3. 前記サポート部の内径が、前記胴部の内径よりも大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  4. 軸方向に関して少なくとも前記収容空間に係る前記胴部の外周面と前記底板の外周面とを覆う筒状の側部中性子遮蔽層を有し、
    前記側部中性子遮蔽層の単位体積当たり水素含有率が、前記胴部のそれよりも大きいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  5. 前記側部中性子遮蔽層が、軸方向に関して前記底部中性子遮蔽層の領域に係る前記サポート部の外周面を覆っていることを特徴とする請求項4に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  6. 前記側部中性子遮蔽層が、軸方向に関して前記底部中性子遮蔽層と前記底部中性子遮蔽層カバーとの領域に係る前記サポート部の外周面を覆っていることを特徴とする請求項4に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
  7. 少なくとも前記サポート部の端面と前記サポート部の端面近傍に係る外周面とを覆う環状の緩衝体が、前記底部中性子遮蔽層カバーに対して軸方向に着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の放射性物質の輸送・貯蔵容器。
JP2006059066A 2006-03-06 2006-03-06 放射性物質の輸送・貯蔵容器 Pending JP2007240173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059066A JP2007240173A (ja) 2006-03-06 2006-03-06 放射性物質の輸送・貯蔵容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006059066A JP2007240173A (ja) 2006-03-06 2006-03-06 放射性物質の輸送・貯蔵容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007240173A true JP2007240173A (ja) 2007-09-20

Family

ID=38585867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006059066A Pending JP2007240173A (ja) 2006-03-06 2006-03-06 放射性物質の輸送・貯蔵容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007240173A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115455A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JP2013170894A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2013170892A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
CN104240783A (zh) * 2014-09-22 2014-12-24 上海阿波罗机械股份有限公司 一种高温气冷堆新燃料元件运输贮存容器
JP2016161571A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ゲーエヌエス・ゲゼルシャフト・フューア・ヌクレアール−サービス・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 放射能インベントリを収容するための容器及び容器を製造するための方法
JP2019163936A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社神戸製鋼所 放射性物質輸送貯蔵容器
JP2022100019A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 三菱重工業株式会社 評価データ提供方法及び評価データ提供装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0954192A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JPH10206591A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Hitachi Zosen Corp 使用済燃料貯蔵容器
JP2000193790A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JP2001083289A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd キャスク
JP2001108787A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 中性子遮蔽体およびこれを用いたキャスク
JP2002174694A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送貯蔵用密閉容器
JP2004099425A (ja) * 2002-07-18 2004-04-02 Kobe Steel Ltd 組成物、硬化体、コンクリートキャスク、および硬化体の製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0954192A (ja) * 1995-08-11 1997-02-25 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JPH10206591A (ja) * 1997-01-27 1998-08-07 Hitachi Zosen Corp 使用済燃料貯蔵容器
JP2000193790A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JP2001083289A (ja) * 1999-09-09 2001-03-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd キャスク
JP2001108787A (ja) * 1999-10-13 2001-04-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 中性子遮蔽体およびこれを用いたキャスク
JP2002174694A (ja) * 2000-12-07 2002-06-21 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輸送貯蔵用密閉容器
JP2004099425A (ja) * 2002-07-18 2004-04-02 Kobe Steel Ltd 組成物、硬化体、コンクリートキャスク、および硬化体の製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115455A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Kobe Steel Ltd 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JP4724702B2 (ja) * 2007-11-01 2011-07-13 株式会社神戸製鋼所 放射性物質の輸送兼貯蔵用容器
JP2013170894A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
JP2013170892A (ja) * 2012-02-20 2013-09-02 Ihi Corp 放射線防護体
CN104240783A (zh) * 2014-09-22 2014-12-24 上海阿波罗机械股份有限公司 一种高温气冷堆新燃料元件运输贮存容器
JP2016161571A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ゲーエヌエス・ゲゼルシャフト・フューア・ヌクレアール−サービス・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 放射能インベントリを収容するための容器及び容器を製造するための方法
JP2019163936A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社神戸製鋼所 放射性物質輸送貯蔵容器
JP7071852B2 (ja) 2018-03-19 2022-05-19 株式会社神戸製鋼所 放射性物質輸送貯蔵容器
JP2022100019A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 三菱重工業株式会社 評価データ提供方法及び評価データ提供装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007240173A (ja) 放射性物質の輸送・貯蔵容器
JP2008076270A (ja) 放射性物質の輸送兼貯蔵容器
EP2352154B1 (en) Shock-absorbing device for fuel assembly and fuel assembly housing container
US11676736B2 (en) Ventilated metal storage overpack (VMSO)
KR101014006B1 (ko) 단열 및 충격완충 기능을 구비한 방사성물질 운반용기
WO2016018928A1 (en) Apparatus for supporting spent nuclear fuel
JP6769902B2 (ja) 貯蔵容器
KR20220070315A (ko) 충격 보호 기능이 있는 핵폐기물 캐스크
US8822964B2 (en) Radioactive substance storage container
JP5808303B2 (ja) 放射性物質輸送貯蔵容器
JP4625530B1 (ja) 燃料集合体収納容器
JP4082179B2 (ja) 使用済核燃料収納容器
JP7356953B2 (ja) 緩衝蓋、放射性物質収納容器の保護装置および放射性物質収納容器の保護方法
JP2007071787A (ja) キャスクおよびキャスクの取扱方法
JP6129501B2 (ja) 放射性物質収納容器用架台及び放射性物質収納容器の支持構造
JP5357661B2 (ja) 放射性物質収納容器
JP5634924B2 (ja) 放射性物質輸送貯蔵容器の仕立作業方法およびその仕立作業用蓋部補助遮蔽体
JP5006241B2 (ja) 使用済燃料格納容器
CN210073345U (zh) 一种乏燃料运输容器
JP2005321304A (ja) キャスク用緩衝体
JP7071852B2 (ja) 放射性物質輸送貯蔵容器
JP2692215B2 (ja) 使用済燃料用キャスクへの燃料集合体の収納方法
JP2020173114A (ja) 放射性物質収納容器および放射性物質収納容器の貯蔵方法
JP2018054309A (ja) 使用済燃料集合体の収納方法および金属キャスク用遮へい体
JP4940253B2 (ja) キャスク用緩衝体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100916

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110201