JP2022074236A - ウェーハの切削方法、及び、切削装置 - Google Patents

ウェーハの切削方法、及び、切削装置 Download PDF

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【課題】工程を増やすことなくチップ飛びの発生を効果的に防止するための新規な技術を提供する。【解決手段】第1方向に伸長した第1分割予定ラインと、第1分割予定ラインに交差する第2分割予定ラインと、を有したウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで該ウェーハを切削する切削方法であって、切削液を供給しつつ切削ブレードで第1分割予定ラインに沿って完全切断する第1切削ステップと、それに続いて、切削液を供給しつつ切削ブレードで第2分割予定ラインに沿ってウェーハを完全切断する第2切削ステップと、を含む第2切削ステップでは、一端側から該他端側に向かう所定の切り始め範囲と、切り終わり範囲と、において、ウェーハに供給される切削液の量が第1ステップで供給されるよりも少なく設定する。【選択図】図4

Description

本発明は、ウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードでウェーハを切削する切削方法に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、半導体ウェーハ等の円板状のウェーハをテープに貼着し、保持テーブルでテープを介してウェーハを保持しつつ、高速回転する切削ブレードで分割予定ラインに沿ってウェーハを切削し、ウェーハをチップに分割することが知られている。
円板状のウェーハを切削して分割すると、外周部分に三角チップと呼ばれるチップが形成される。三角チップは、デバイスが形成されるデバイスチップと比べて、テープとの接触面積が小さいため、切削中に供給される切削液の水圧や、回転する切削ブレードの側面とチップの被切削面(チップの側面)とが接触する摩擦による加工負荷により、三角チップが飛ぶという、いわゆるチップ飛びが生じることがある。このチップ飛びが生じると、切削ブレードが割れたり、チップが欠けたりすることがある。
特許文献1では、チップ飛びの発生を防止すために、切削前にウェーハの外周縁を薄化しておくことについて開示がされている。
特開2019-91752号公報
特許文献1に開示される方法では、外周縁に沿って薄化する工程が生じることになるため、工程が増えてしまうことになり、スループット向上の妨げとなる。
また、仮に薄化したとしても、チップ飛びを完全に抑えることが難しく、さらなる改善が切望されている。
そこで、本発明は、以上に鑑み、工程を増やすことなくチップ飛びの発生を効果的に防止するための新規な技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
本発明の一態様によれば、第1方向に伸長した複数の第1分割予定ラインと、第1方向に交差する第2方向に伸長した複数の第2分割予定ラインと、を有したウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードでウェーハを切削するウェーハの切削方法であって、
ウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで第1分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第1切削ステップと、
第1切削ステップを実施した後、ウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで第2分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第2切削ステップと、を備え、
第2切削ステップでは、第2分割予定ラインの一端側から他端側へと切削ブレードで切削するものであり、
第2分割予定ライン上で、一端側から他端側に向かう所定の切り始め範囲と、他端側から一端側に向かう所定の切り終わり範囲と、において、ウェーハに供給される切削液の量が第1ステップで供給される切削液よりも少なく設定される、ウェーハの切削方法とする。
また、本発明の一態様によれば、第1方向に伸長した複数の第1分割予定ラインと、第1方向に交差する第2方向に伸長した複数の第2分割予定ラインと、を有したウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードでウェーハを切削するウェーハの切削装置であって、
ウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで第1分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第1切削ステップと、
第1切削ステップを実施した後、ウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで第2分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第2切削ステップと、を実行可能に構成され、
第2切削ステップでは、第2分割予定ラインの一端側から他端側へと切削ブレードで切削するものであり、
第2分割予定ライン上における所定の範囲において供給される切削液の量を、所定の量に設定することが可能に構成される、ウェーハの切削装置とする。
また、本発明の一態様によれば、一端側から他端側に向かう所定の切り始め範囲と、他端側から一端側に向かう所定の切り終わり範囲と、において、ウェーハに供給される切削液の量が第1ステップで供給される切削液よりも少なく設定することが可能に構成される、こととする。
本発明の一態様によれば、切り始め範囲と切り終わり範囲において切削液の供給量が少なく設定されることで、切削液の水圧によるチップ飛びの発生を防止することができる。また、工程を増やすことなくチップ飛びの対策を図ることができるため、スループットを低下させずに実施することが可能である。
また、本発明の一態様によれば、第2分割予定ライン上における所定の範囲において供給される切削液の量を、所定の量に設定することが可能に構成されることで、ウェーハの種別、テープの接着力、三角チップの大きさなどに応じて、適宜最適な切削液の供給量を設定することができる。
(A)は被加工物の一例であるウェーハについて示す図。(B)はウェーハユニットの構成について示す図。 本発明の加工方法を実施するための切削装置の一例について示す図。 切削ユニットの構成について説明する図。 加工方法を実施する際の流れを示すフローチャート。 (A)は第1方向に延びる第1分割予定ラインの切削について説明する図。(B)は第2方向に延びる第2分割予定ラインの切削について説明する図。 (A)はアライメントステップについて説明する図。(B)は第1,第2切削ステップについて説明する図。
図1(A)は、本発明の切削方法により加工される被加工物の一例であるウェーハ10の構成について示すものである。ウェーハの素材としては、シリコン、ガラス、サファイア、SiC等が考えられ、特に限定されるものではない。また、デバイス等のパターンが形成されていないものの切削加工についても本発明は適用可能である。
図1(A)に示すように、ウェーハ10の表面10aには、表面10aには規則的な配列でデバイス11が形成され、各デバイスの間に分割予定ライン13が設定される。分割予定ライン13は、互いに交差する第1方向F1、第2方向F2に伸長し、格子状に配置されるように設定されている。なお、本願において、第1方向F1に伸長する分割予定ライン13が第1分割予定ラインであり、第2方向F2に伸長する分割予定ライン13が第2分割予定ラインである。
ウェーハ10の表面10aにおいて、デバイス11が形成される領域がデバイス形成領域12とされ、デバイス形成領域12の外側の領域が外周余剰領域17とされる。ウェーハ10の外周部には、結晶方位を示すノッチ15が形成されている。
図1(B)に示すように、ウェーハ10の裏面10bは、粘着性のあるテープTに貼着され、同じくテープTに貼着される環状のフレームFと一体化され、全体としてウェーハユニットUが構成される。
ウェーハユニットUにおいてウェーハ10の表面10aが上側に露出され、分割予定ライン13について切削加工を行うことで、チップにダイシング(個片化)される。
図2は、本発明の加工方法を実施するための切削装置2の一例について示す図である。
切削装置2の基台4には、保持テーブル27が図示せぬ移動機構によりX軸方向に往復動可能に配設されている。保持テーブル27の周囲にはウォーターカバー14が配設されており、このウォーターカバー14と基台4にわたり蛇腹16が連結されている。
図2に示すように、基台4の前側角部には、ウェーハユニットUを収容するカセット20を載置するためのカセット載置台21が設けられる。
カセット20内にはウェーハユニットUが複数枚収容され、搬送ユニット40によってカセット20から一対のガイドレール71上へと搬入される。また、加工の終わったウェーハユニットUは、搬送ユニット40によって一対のガイドレール71上からカセット20へと搬出される。
一対のガイドレール71は、保持テーブル27の上方に配置され、ウェーハユニットUを一時的に仮置するための仮置領域18を構成する。
搬送ユニット40は、X軸方向、及び、Z軸方向に移動する略L字状の第一アーム41の下部に設けた水平部41aに備えられる。
第一アーム41の水平部41aには、ガイドレール71と保持テーブル27の間でウェーハユニットUを移動させるための第一搬送手段47が構成される。この第一搬送手段47は、X軸方向に伸びる二本のアーム部47aと、アーム部47aの両端に設ける吸着部47bと、を有して構成される。吸着部47bによって、ウェーハユニットUのフレームFが吸着保持される。
基台4上には門型形状のコラム24が立設されており、コラム24にはY軸方向に伸長する一対のガイドレール26が固定されている。ガイドレール26には、Y軸移動ブロック28が移動可能に設けられており、ボールねじ30とパルスモータ32とからなるY軸移動機構34によって、Y軸移動ブロック28がガイドレール26に案内されてY軸方向に移動する。
Y軸移動ブロック28にはZ軸方向に伸長する一対のガイドレール36が固定されている。ガイドレール36に対しZ軸移動ブロック38が移動可能に設けられており、ボールねじ40とパルスモータ42とからなるZ軸移動機構44によって、Z軸移動ブロック38がガイドレール36に案内されてZ軸方向に移動する。
Z軸移動ブロック38には切削ユニット46及び撮像装置52が取付けられている。切削ユニット46は、図示せぬモータにより回転駆動されるスピンドルの先端部に切削ブレードB1を着脱可能に装着して構成されている。
図3は、切削ユニット46の構成について説明する図である。切削ユニット46は、切削ブレードB1とブレードカバー48を備え、ブレードカバー48の下方へと切削ブレードB1の刃先が突出される。ブレードカバー48には、切削ブレードB1の下部に純水等の切削液を供給する第一切削液供給ノズル49aと、切削ブレードB1の外周部分に切削液を供給する第二切削液供給ノズル49bと、が設けられている。
第一切削液供給ノズル49aと第二切削液供給ノズル49bは、供給路62、流量制御弁64、開閉弁66を介して切削液供給源68に接続される。流量制御弁64、開閉弁66はコントローラ80により制御され、各ノズル49a,49bへの切削液の供給の開始/停止、及び、流量が制御される。
コントローラ80は、詳しくは後述する切削液の供給の開始/停止、及び、流量を制御するための構成として、第1、第2分割予定ラインの加工順記憶部81と、第1、第2分割予定ラインに対する切削水量記憶部82と、第2切削ステップで加工する分割予定ラインにおける切り始め範囲と切り終わり範囲記憶部83と、切り始め/切り終わり範囲で供給する切削水量記憶部84と、流量制御弁制御部85と、開閉弁制御部86と、を有して構成される。
図3に示す構成により、分割予定ライン上における所定の範囲において供給される切削液の量を、所定の量に設定することが可能となり、詳しくは後述するように、切り始め範囲と切り終わり範囲における切削液の供給量を所定の量に設定することが可能となる、
図2に示すように、基台4上には、スピンナーテーブル56を有するスピンナー洗浄ユニット54が設けられており、切削加工後の被加工物をスピンナーテーブル56で吸引保持してスピンナー洗浄するとともに、スピン乾燥できるようになっている。
第一搬送手段47の側方には、保持テーブル27とスピンナー洗浄ユニット54との間でウェーハユニットを移動させる第二搬送手段50が設けられる。
切削装置2はコントローラ80を備え、各種の駆動部の動作制御が行われる。また、タッチパネル等からなる表示モニター60が設けられ、切削装置2を制御するための各種入力作業や、情報表示に用いられる。
以下、本発明にかかるウェーハの加工方法について説明する。図4は本発明にかかる加工方法を実施する際の流れを示すフローチャートである。
<切削液の供給方法設定ステップ>
切削加工におけるウェーハへの切削液の供給方法を設定するステップである。
図5(A)に示すように、ウェーハ10には互いに直交する第1,第2方向F1,F2に分割予定ライン13,13が設定されており、まず、第1方向F1に延びる分割予定ライン13を加工する第1切削ステップが行われた後、図5(B)に示すように、第2方向F2に延びる分割予定ライン13加工する第2切削ステップが行われる。
切削液の供給方法設定ステップでは、第1,第2切削ステップにおける切削液の供給のタイミングや供給量等の供給方法が設定される。本実施例では、図5(B)に示すように、第2切削ステップにおいて、第2分割予定ライン13上で、一端側S1から他端側S2に向かう所定の切り始め範囲R1と、他端側S2から一端側S1に向かう所定の切り終わり範囲R2と、において、第1ステップと比較して切削液の供給量を少なくする設定が行われる。
この設定において、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2の設定は、例えば、切り始め範囲R1を30mm、50mm等の具体的な数値をオペレータが表示モニター60(図1)により設定することや、ウェーハの直径の20%、30%等の割合の数値をコントローラ80が自動計算することで行うことができる。なお、図5(B)では、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2を網掛けにて表している。
また、この設定において、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2を同一の距離として設定する他、互いに異なる距離として設定してもよい。また、図5(B)に示すように、加工送り方向(X軸方向)と直交するインデックス送り方向(Y軸方向)に並ぶ全ての第2分割予定ライン13について同一の設定がされることとする他、例えば、小さいサイズの三角チップC1が生じ得る箇所にある第2分割予定ライン13の切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2について、距離を短く設定してもよい。
切削液の供給量の設定は、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2について、例えば、第1切削ステップにおける供給量と比較して少なくする設定とすることに加え、第2分割予定ライン13上の他の範囲と比較して30%減や60%減とする設定としてもよい。
また、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2についての切削液の供給量の設定は、ウェーハの種別、テープの接着力、三角チップの大きさなどに応じて、適宜最適な値に設定することとしてもよい。
<アライメントステップ>
図6(A)に示すように、撮像装置52にてウェーハ10の表面10aを撮像し、分割予定ラインを検出し、分割予定ラインと切削ブレードの位置を合わせるアライメントを行うステップである。
具体的には、まず、第2方向(図1(A))に延びる分割予定ライン13を加工送り方向(X軸方向)と平行にするとともに、図6(A)に示すように撮像装置52にてウェーハ10の表面10aを撮像して分割予定ライン13を検出し、図示せぬ切削ブレードの位置と分割予定ラインが一致するようにアライメントを行う。
次いで、図6(A)に示す保持テーブル27を90度回転させて、第1方向(図1(A))に延びる分割予定ライン13を加工送り方向(X軸方向)と平行にするとともに、図6(A)に示すように撮像装置52にてウェーハ10の表面10aを撮像して分割予定ライン13を検出し、図示せぬ切削ブレードの位置と分割予定ラインが一致するようにアライメントを行う。
<第1切削ステップ>
図5(A)及び図6(B)に示すように、第1方向に延びる分割予定ライン13についてアライメントがされている状態で、切削ブレードB1を所定の高さに位置づけて高速回転をさせるとともに、ウェーハに切削液を供給しつつ、保持テーブルを加工送り方向に移動させることでウェーハを厚み方向に完全切断するステップである。
図5(A)に示すように、第1方向に延びるある分割予定ライン13についての切削加工を完了後は、保持テーブルをインデックス送りすることで、切削した分割予定ラインの隣りにある別の分割予定ライン13について切削加工を行い、第1方向に延びる全ての分割予定ライン13について切削加工を完了させる。切削加工により第1方向に延びる切削溝M1が形成される。
図5(A)に示すように、この第1切削ステップでは、上述した切削液の供給方法設定ステップでの設定に従って切削液が供給される。第1切削ステップでは、第1方向に延びる分割予定ライン13についてのみ切削が行われるため、チップ飛びが生じる可能性が低く、冷却や洗浄に必要とされるのに十分な量の切削液が供給される。
<第2切削ステップ>
図5(B)及び図6(B)に示すように、第2方向に延びる分割予定ライン13についてアライメントがされている状態で、切削ブレードB1を所定の高さに位置づけて高速回転をさせるとともに、ウェーハに切削液を供給しつつ、保持テーブルを加工送り方向に移動させることでウェーハを厚み方向に完全切断するステップである。
図5(B)に示すように、第2方向に延びるある分割予定ライン13についての切削加工を完了後は、保持テーブルをインデックス送りすることで、切削した分割予定ラインの隣りにある別の分割予定ライン13について切削加工を行い、第2方向に延びる全ての分割予定ライン13について切削加工を完了させる。切削加工により第2方向に延びる切削溝M2が形成される。
図5(B)に示すように、この第2切削ステップでは、上述した切削液の供給方法設定ステップでの設定に従って切削液が供給される。第2切削ステップでは、第2方向に延びる分割予定ライン13についての切削が行われることで、外周余剰領域17に三角チップC1が形成されるが、切り始め範囲R1と切り終わり範囲R2において切削液の供給量が少なく設定されることで、切削液の水圧によるチップ飛びの発生を防止することができる。
以上の方法によりチップ飛びの発生を防止することができ、また、この方法では工程を増やすことなくチップ飛びの対策を図ることができるため、スループットを低下させずに実施することが可能である。
2 切削装置
4 基台
10 ウェーハ
10a 表面
10b 裏面
11 デバイス
12 デバイス形成領域
13 分割予定ライン
15 ノッチ
17 外周余剰領域
48 ブレードカバー
49a 第一切削液供給ノズル
49b 第二切削液供給ノズル
62 供給路
64 流量制御弁
66 開閉弁
68 切削液供給源
80 コントローラ
B1 切削ブレード
C1 三角チップ
F1 第1方向
F2 第2方向
R1 切り始め範囲
R2 切り終わり範囲
S1 一端側
S2 他端側

Claims (3)

  1. 第1方向に伸長した複数の第1分割予定ラインと、該第1方向に交差する第2方向に伸長した複数の第2分割予定ラインと、を有したウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで該ウェーハを切削するウェーハの切削方法であって、
    該ウェーハに該切削液を供給しつつ該切削ブレードで該第1分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第1切削ステップと、
    該第1切削ステップを実施した後、該ウェーハに該切削液を供給しつつ該切削ブレードで該第2分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第2切削ステップと、を備え、
    該第2切削ステップでは、該第2分割予定ラインの一端側から他端側へと該切削ブレードで切削するものであり、
    該第2分割予定ライン上で、該一端側から該他端側に向かう所定の切り始め範囲と、該他端側から該一端側に向かう所定の切り終わり範囲と、において、該ウェーハに供給される該切削液の量が該第1ステップで供給される該切削液よりも少なく設定される、ウェーハの切削方法。
  2. 第1方向に伸長した複数の第1分割予定ラインと、該第1方向に交差する第2方向に伸長した複数の第2分割予定ラインと、を有したウェーハに切削液を供給しつつ切削ブレードで該ウェーハを切削するウェーハの切削装置であって、
    該ウェーハに該切削液を供給しつつ該切削ブレードで該第1分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第1切削ステップと、
    該第1切削ステップを実施した後、該ウェーハに該切削液を供給しつつ該切削ブレードで該第2分割予定ラインに沿ってウェーハを厚み方向に完全切断する第2切削ステップと、を実行可能に構成され、
    該第2切削ステップでは、該第2分割予定ラインの一端側から他端側へと該切削ブレードで切削するものであり、
    該第2分割予定ライン上における所定の範囲において供給される該切削液の量を、所定の量に設定することが可能に構成される、ウェーハの切削装置。
  3. 該一端側から該他端側に向かう所定の切り始め範囲と、該他端側から該一端側に向かう所定の切り終わり範囲と、において、該ウェーハに供給される該切削液の量が該第1ステップで供給される該切削液よりも少く設定することが可能に構成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載のウェーハの切削装置。
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