JP2022072964A - 導電性部材抽出装置および導電性部材抽出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】抽出すべき導電性部材以外の部材(部品)の影響を受けることなく、導電性部材のみを抽出することが可能な導電性部材抽出装置及び導電性部材抽出方法を提供する。【解決手段】元の高さ情報取得手段と、位置決め手段と、高さ抽出領域設定手段と、復元手段と、残り高さ情報取得手段と、抽出手段とを備える。元の高さ情報取得手段は電子デバイス全体の画像から全体の元の高さ情報を得る。位置決め手段は他の部材の位置決めを行う。高さ抽出領域設定手段は他の部材高さ抽出領域を設定する。復元手段は高さ抽出領域に基づいて他の部材全体の高さ画像を求める。残り高さ情報取得手段は元の高さ情報から復元画像を引いて残った高さ情報を得る。抽出手段は残り高さ情報から前記導電性部材のみを抽出する。【選択図】図1

Description

本発明は、導電性部材抽出装置および導電性部材抽出方法に関する。
半導体装置等の電子デバイスの製造工程(ワイヤボンディング工程を含む工程)において、ワイヤボンディング後には、ワイヤに形状品質検査を行う必要がある。ここで、形状品質検査には、例えば、ワイヤの高さや曲がり検査、さらには、ワイヤ間の間隔検査等がある。
このワイヤの形状品質検査には、通常、ワイヤの画像を取得することによる外観検査(観察)を行う。この検査を安定して行うためには、画像からワイヤの領域を正しく認識をする必要がある。このため、従来には、ワイヤの領域を認識する方法が提案されている(特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1に記載のものは、まず、ワイヤ及び接続面(ワイヤがボンディングされた接続面)の全焦点画像と距離画像を作成する。次に、全焦点画像から接続面領域を特定し、距離画像の高さ情報から、ワイヤ領域と、ワイヤ以外の領域とを分離する。そして、距離画像におけるワイヤ領域を全焦点画像に対応させて、全焦点画像におけるワイヤ領域を特定する。これによって、全焦点画像のワイヤ領域のうち、検出対象となるワイヤの、一方の接続面領域と他方の接続面領域とを繋ぐワイヤ領域を抽出するものである。
特許文献2に記載のものは、ボンディング前の画像を撮影して記憶する工程と、ボンディング後の画像を撮影して記憶する工程と、ボンディング前後の各ボンディング点部分の画像の差分演算行って、ボンディング点列の各ボンディングの各ボンディング点部分に接続されたボンディングワイヤ画像のみを抽出する工程等を備えたものである。
特許6433810号公報 特許4447101号公報
特許文献1では、ワイヤ1本につき始点と終点の2つの領域を設定する必要があり、ワイヤの本数が多い場合、その設定に時間を要することになり、さらには、ワイヤの抽出も1本1本行う必要があり、全体の抽出時間も大となる。このため、生産性に劣る検査となっている。
特許文献2では、ワイヤボンディング前の状態を参照しないと、ワイヤを抽出できないので、ワイヤボンディング前の画像を撮影・記憶できる手段が必要である。すなわち、ワイヤボンディング装置やその前工程装置にこの手段(ワイヤボンディング前の画像を撮影・記憶できる手段)を用いて、撮影・記憶する必要がある。このため、全体として装置構成が複雑化するとともに、処理作業が大となって生産性に劣る検査となっている。
そこで、本発明は斯かる実情に鑑み、導電性部材抽出のための設定時間及び設定後の抽出動作時間を短くでき、しかも、抽出すべき導電性部材以外の部材(部品)の影響を受けることなく、導電性部材のみを抽出することが可能な導電性部材抽出装置及び導電性部材抽出方法を提供しようとするものである。
本発明の導電性部材抽出装置は、導電性部材によりボンディング接続されている電子デバイスにおいて前記導電性部材を他の部材から抽出する導電性部材抽出装置であって、前記導電性部材を含む電子デバイスの画像から全体の元の高さ情報を得る元の高さ情報取得手段と、前記他の部材の位置決めを行う位置決め手段と、前記他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定する高さ抽出領域設定手段と、前記高さ抽出領域設定手段に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像である復元画像を求める復元手段と、前記元の高さ情報取得手段にて得られた元の高さ情報から復元手段にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得る残り高さ情報取得手段と、前記残り高さ情報取得手段にて取得した残り高さ情報から前記導電性部材のみを抽出する抽出手段とを備えたものである。
本発明の導電性部材抽出装置によれば、元の高さ情報取得手段によって、導電性部材を含む電子デバイス全体の画像から全体の元の高さ情報を得ることができる。位置決め手段によって他の部材の位置決めを行うことができる。また、高さ抽出領域設定手段にて、他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定することができる。復元手段にて、抽出領域設定手段に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像を求めることができる。残り高さ情報取得手段にて、元の高さ情報取得手段にて得られた元の高さ情報から復元手段にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得ることができる。抽出手段にて、前記残り高さ情報取得手段にて取得した残り高さ情報から導電性部材のみを抽出することができる。
このため、本発明の導電性部材抽出装置では、導電性部材が複数あっても、全導電性部材を一度に抽出することができ、各導電性部材に対して画像処理(1本1本の画像処理)を行う必要がない。導電性部材以外の部品の情報のみで導電性部材を抽出できるので、導電性部材の数に依存することなく、導電性部材候補が得られ、得られた導電性部材候補から二値化等で、安定して導電性部材を抽出できる。導電性部材のボンディング接続後に撮影した画像の処理で、導電性部材の抽出が可能である。このため、ボンディング接続前の画像の撮影やその処理の必要がない。
他の部材の領域及び高さ抽出領域を補正する補正手段を備えたものが好ましい。このように、補正手段を備えたものでは、他の部材の影響を受けることなく、導電性部材のみを安定して高精度に抽出することができる。
前記位置決め手段による位置決めには、全焦点画像又は距離画像を用いることができる。ここで、全焦点画像とは、焦点の異なる複数の画像から、画素ことにフォーカス度合を評価し、フォーカスが合っている局所画像の組み合わせで再構成されて全ての画素でフォーカスが合っている画像である。また、距離画像とは、画素ごとにフォーカス度合が最大となった時点の相対距離情報を輝度で表現した画像である。
前記元の高さ情報取得手段による元の高さ情報は、距離画像を用いて取得することができる。
導電性部材は導電性ワイヤであっても、導電性部材は導電性クリップであってもよい。すなわち、導電性ワイヤであれば、ワイヤボンディングでのボンディング接続となり、導電性クリップであれば、クリップボンディングでのボンディング接続となる。
前記他の部材は、フレーム、チップ、及びリードの少なくとも一の部材であったりする。すなわち、一般的な半導体装置等の電子デバイスの製造工程において、導電性部材(導電性ワイヤや導電性クリップ)を安定して抽出することができる。
本発明の導電性部材抽出方法は、導電性部材によりボンディング接続されている電子デバイスにおいて前記導電性部材を他の部材から抽出する導電性部材抽出方法であって、前記導電性部材を含む電子デバイスの画像から全体の元の高さ情報を得る元の高さ情報取得工程と、前記他の部材の位置決めを行う位置決め工程と、前記他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定する高さ抽出領域設定工程と、前記高さ抽出領域設定工程に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像である復元画像を求める復元工程と、前記元の高さ情報取得工程にて得られた元の高さ情報から復元工程にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得る残り高さ情報取得工程と、前記残り高さ情報取得工程にて取得した残り高さ情報から前記導電性部材のみを抽出する抽出工程とを備えたものである。
本発明の導電性部材抽出方法によれば、位置決め工程にて、他の部材の位置決めを行うことができる。元の高さ情報取得工程によって、導電性部材を含む電子デバイス全体の画像から全体の元の高さ情報を得ることができる。また、高さ抽出領域設定工程にて、他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定することができる。復元工程にて、抽出領域設定手段に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像を求めることができる。残り高さ情報取得工程にて、元の高さ情報取得工程にて得られた元の高さ情報から復元工程にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得ることができる。抽出工程にて、前記残り高さ情報取得工程にて取得した残り高さ情報から導電性部材のみを抽出することができる。
本発明では、導電性部材が複数あっても、全導電性部材を一度に抽出することができ、各導電性部材に対して画像処理(1本1本の画像処理)を行う必要がない。このため、導電性部材抽出のための設定時間及び設定後の抽出動作時間を短くでき、生産性に優れた装置及び方法となる。しかも、抽出すべき導電性部材以外の部材(部品)の影響を受けることなく、導電性部材のみを抽出することが可能となる。このため、導電性部材の形状品質を安定して正確に検出することができる。また、ボンディング接続前の画像の撮影やその処理の必要がないので、装置全体の構成の簡略化及び処理時間の短縮化(作業性の向上)を図ることができ、しかも抽出の高精度化を図ることができる。
本発明の導電性部材抽出装置を示すブロック図である。 本発明の導電性部材抽出方法の工程図である。 半導体装置である電子デバイスの簡略平面図である。 半導体装置である電子デバイスの簡略側面図である。 フレームの高さ情報を得る工程を示し、(a)はフレーム位置決めを示す簡略図であり、(b)はフレームの高さ情報画像の平面図であり、(b)はフレームの高さ情報画像の側面図である。 チップの高さ情報を得る工程を示し、(a)はチップ位置決めを示す簡略図であり、(b)はチップの高さ情報画像の平面図であり、(b)はチップの高さ情報画像の側面図である。 リードの高さ情報を得る工程を示し、(a)はリード位置決めを示す簡略図であり、(b)はリードの高さ情報画像の平面図であり、(b)はリードの高さ情報画像の側面図である。 ワイヤ抽出工程を示し、(a)は元の高さ情報の簡略図であり、(b)は復元画像を示す簡略図であり、(c)は抽出されたワイヤ示す簡略図である。 ワイヤ領域候補からワイヤを抽出する工程を示し、(a)はワイヤ領域候補を示す距離画像図であり、(b)はワイヤ抽出画像図である。 ワイヤを抽出し、ワイヤ以外の領域高を0とした場合の簡略図である。 図10のX1-X1線断面図、X2-X2線断面図、及びX3-X3線断面図である。 導電性クリップを用いた電子デバイスの全焦点画像図である。 導電性クリップを用いた電子デバイスの距離画像図である。 導電性クリップを用いた電子デバイスの復元画像を求める工程を示し、(a)はリードの高さ情報復元図であり、(b)はチップの高さ情報画像図であり、(c)は復元画像を示す図である。 元の高さ情報からクリップ抽出する工程を示し、(a)は元の高さ情報を示す図であり、(b)は復元画像を示す図であり、(c)は残った高さ情報を示す図であり、(d)はクリップ抽出図である。 ワイヤボンディングされた電子デバイスの簡略図である。 図16のX1-X1線断面図、X2-X2線断面図、及びX3-X3線断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図1~図17に基づいて説明する。
本発明に係る導電性部材抽出装置は、導電性部材C(図3等参照)によりボンディング接続されている電子デバイスにおいて導電性部材Cを他の部材から抽出するものである。導電性部材Cとしては、導電性ワイヤ4(図3等参照)や導電性クリップ64(図12等参照)である。電子デバイスとは、半導体装置を備えた一定の機能を奏する機器一般をいい、半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指し、電気光学装置、半導体回路および電子機器は全て半導体装置である。なお、電子デバイスは、一般には、半導体、電子ディスプレイ、一般電子部品の3種類に分けられ、半導体は論理回路(ロジック)、記憶回路(メモリー)、アナログ回路、ディスクリートに分けられる。電子ディスプレイは、液晶デバイス、有機EL等である。一般電子部品は、コンデンサー、プリント回路、コネクター、センサ、インダクター、スイッチ、電源等である。
図3と図4は、電子デバイスを示し、この電子デバイスは、フレーム1と、このフレーム1上のチップ2およびリード3(3A,3B)を備えている。そして、チップ2およびリード3(3A,3B)とは、導電性部材Cである複数の導電性ワイヤ4にて接続されている。
図1は本発明に係る導電性部材抽出装置の全体構成を示すブロック図である。この導電性部材抽出装置は、元の高さ情報取得手段10と、位置決め手段11と、高さ抽出領域設定手段12と、復元手段13と、残り高さ情報取得手段14と、抽出手段15とを備える。
元の高さ情報取得手段10は、導電性部材を含む電子デバイス全体の画像から全体の元の高さ情報を得るものである。位置決め手段11は、他の部材の位置決めを行うものである、高さ抽出領域設定手段12は、他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定するものである。復元手段13は、高さ抽出領域設定手段12に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像を求めるものである。残り高さ情報取得手段14は、元の高さ情報取得手段10にて得られた元の高さ情報から復元手段13にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得るものである。抽出手段15は、残り高さ情報取得手段14にて取得した残り高さ情報から導電性部材のみを抽出するものである。また、この装置では、他の部材の領域及びその領域の高さ抽出領域を補正する補正手段16を備える。
ここで、他の部材とは、図1と図2に示す電子デバイスでは、ワイヤ4以外の、フレーム1と、チップ2、およびリード3(3A,3B)である。
元の高さ情報取得手段10は、電子デバイス全体を撮像する撮像手段(例えば、CCDカメラやCMOSカメラ等で構成される手段)と、距離画像作成手段と全焦点画像作成手段とを備える。ここで、距離画像とは、画像ごとにフォーカス度合が最大となった時点の相対距離情報を輝度で表現した画像である。このため、距離画像作成手段は、撮像手段による撮像と同時に画像ごとにフォーカス度合が最大となった時点の相対距離情報を記憶し、撮像手段から撮像物体までの距離画像を作成する。
全焦点画像とは、焦点の異なる複数の画像から、画素ごとにフォーカス度合を評価し、フォーカスが合っている局所画像の組み合わせで再構成されて全ての画素でフォーカスが合っている画像である。すなわち、全焦点画像とは、撮像系と物体との距離を連続的に変化させて(カメラをZ方向にスキャンさせて)、焦点の異なる画像を複数枚撮影し、局所領域ごとにフォーカスを評価し、フォーカスの合っている局所画像の組み合わせで再構成したものである。これにより、全焦点画像は、全てのピクセルにおいてフォーカスがあっている。このため、撮像手段を構成するカメラを少なくともZ方向(鉛直方向)に駆動させる駆動機構が必要となる。なお、この駆動機構としては、カメラのZ方向の駆動に加え、XY方向の水平面内の駆動を可能とするものであってもよい。駆動機構としては、例えば、XYZステージ等で構成できる。
位置決め手段11は、この撮像手段と、全焦点画像作成手段とで構成できる。位置決め手段11は、全焦点画像において、予め設定された目印(他の部材と離れた位置に存在する模様や物体等)を用いて位置合わせを行うものであって、目印と他の部材(例えば、フレーム1)の領域との相対位置関係が基準モデルと一致され、全焦点画像において、目印との相対位置が記憶されたモデルのものと一致する場所を特定するものである。あるいは、位置決め手段11は、この撮像手段と、距離画像作成手段とで構成し、距離画像において、予め設定された目印を用いて位置合わせを行ってもよい。
高さ抽出領域設定手段12は、他の部材(例えば、フレーム1)の領域において、任意の位置を高さ抽出領域31(図5(a)参照)に設定するものである。復元手段13は、他の部材(例えば、フレーム1)の全体の高さ情報を得るものである。
残り高さ情報取得手段14は、元の高さ情報取得手段10にて得られた元の高さ情報から復元手段13にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得るものであって、導電性部材であるワイヤ4の高さ情報を得ることができる。また、抽出手段15は、ワイヤ4の高さ情報からワイヤ4のみを抽出することができる。
ところで、前記各手段10、11、12、13、14、15、16及び撮像手段を構成するカメラを駆動する駆動機構等の制御は図示省略のコンピュータで行うことができる。コンピュータは、基本的には、入力機能を備えた入力手段と、出力機能を備えた出力手段と、記憶機能を備えた記憶手段と、演算機能を備えた演算手段と、制御機能を備えた制御手段にて構成される。入力機能は、外部からの情報を、コンピュータに読み取るためのものであって、読み込まれたデータやプログラムは、コンピュータシステムに適した形式の信号に変換される。出力機能は、演算結果や保存されているデータなどを外部に表示するものである。記憶手段は、プログラムやデータ、処理結果などを記憶して保存するものである。演算機能は、データをプログラムの命令に随って、計算や比較して処理するものである。制御機能は、プログラムの命令を解読し、各手段に指示を出すものであり、この制御機能はコンピュータの全手段の統括をする。入力手段には、キーボード、マウス、タブレット、マイク、ジョイスティック、スキャナ、キャプチャーボード等がある。また、出力手段には、モニタ、スピーカー、プリンタ等がある。記憶手段には、メモリ、ハードディスク、CD・CD-R,PD・MO等がある。演算手段には、CPU等があり、制御手段には、CPUやマザーボード等がある。
前記のように構成された導電性部材抽出装置は、図2に示すような工程を行うことができる。すなわち、元の高さ情報取得工程20と、位置決め工程21と、高さ抽出領域設定工程22と、復元工程23と、残り高さ情報取得工程24と、抽出工程25と、さらには、補正工程26を備えたものである。
次に、各工程を具体的に説明する。この場合、図3及び図4に示すように、フレーム1と、チップ2と、リード3(3A,3B)とを備え、チップ2とリード3(3A,3B)がワイヤ4にて接続されたもの(電子デバイス)の複数のワイヤ4のみを抽出する場合を説明する。このため、他の部材として、前記したように、フレーム1と、チップ2と、及びリード3(3A,3B)がある。
まず、この電子デバイスの全焦点画像及び距離画像を取得する。次に、図5(a)に示すように、フレーム1の位置決めを行って、フレーム領域30を決定する。そして、フレーム領域30における高さ抽出領域31(31A,31B)を設定する。この場合、フレーム領域30及び高さ抽出領域31(31A,31B)の位置補正が必要であれば、補正手段16を用いて補正する。この補正工程としては、予め設定された目印を用いるものであって、全焦点画像あるいは距離画像において、目印とフレーム領域30及び高さ抽出領域31との相対位置関係が基準モデルと一致するように補正するものである。その後は、高さ抽出領域に基づいてフレーム1の高さ及び傾きを求め、図5(b)(c)に示すようにフレーム1の全体の高さ情報画像40を復元する。
次に、図6(a)に示すように、チップ2の位置決めを行って、チップ領域32を決定する。そして、チップ領域32における高さ抽出領域33(33A,33B)を設定する。この場合、チップ領域32及び高さ抽出領域33(33A,33B)の位置補正が必要であれば、補正手段16を用いて補正する。その後は、高さ抽出領域に基づいてチップ2の高さ及び傾きを求め、図6(b)(c)に示すようにチップ2の全体の高さ情報画像41を復元する。
さらに、図7(a)に示すように、リード3(3A,3B)の位置決めを行って、リード領域34を決定する。そして、リード領域34における高さ抽出領域35(35A,35B)を設定する。この場合、リード領域34及び高さ抽出領域35(35A,35B)の位置補正が必要であれば、補正手段16を用いて補正する。その後は、高さ抽出領域に基づいてリード3の高さ及び傾きを求め、図7(b)(c)に示すようにリード3の全体の高さ情報画像42を復元する。この場合、高さ情報画像40と高さ情報画像41と高さ情報画像42とが加えられた復元画像43が求められる。
その後は、図8(a)に示すように、元の全体の高さ情報画像44から、図8(b)に示すフレーム1の高さ情報画像40、チップ2の高さ情報画像41、及びリード3の高さ情報画像42を引く(削除する)ことによって、図8(c)に示すようなワイヤ候補領域画像45を算出する。
ワイヤ候補領域画像45は、具体的には、図9(a)のような画像となり、このような画像からは、二値化処理を行って、図9(b)に示すよう導電性ワイヤ4を抽出することができる。すなわち、導電性ワイヤ4のみが表示される画像を得ることができる。この場合、図9(b)に示すように導電性ワイヤ4のみが表示される画像を電子デバイスの全体の全焦点画像や距離画像にマッピングすることができる。
ところで、ワイヤ本数が多いICなどのワイヤ検査を行う場合、一般的には、高さ情報を取得して高さのラインプロファイルを用いて、ワイヤ間のクリアランスを検査することがある。しかしながら、検査箇所によっては、フレーム、チップ、リードなど、ワイヤ以外の部品の高さが含まれる。このような場合、ワイヤと他の部品の高さの差が小さいときには、ワイヤと他の部品と区別することが難しく、ワイヤ間のクリアランスを評価することが困難となっていた。
すなわち、図16に示すような、ICチップ50と、複数のリード51とを備え、ICチップ50とリード51とが複数のワイヤ52でボンディング接続されている電子デバイスにおいて、高さ情報を取得して高さのラインプロファイルを用いて、ワイヤ間のクリアランスを検査する場合、図16のX1-X1線、X2-X2線、及びX3-X3線での高さ情報は、図17に示すものとなる。このため、X1-X1線及びX3-X3線上では、チップ50やリード51が邪魔して、ワイヤ間のクリアランスを評価することが困難であった。
これに対して、本導電性部材抽出装置を用いれば、図10及び図11に示すように、ワイヤを抽出して、ワイヤ以外の領域高さ領域を0にした画像を得ることができる。このため、X1-X1線及びX3-X3線上でも、チップ50やリード51が消えており、ワイヤ間のクリアランスを評価することができる。
このように、導電性部材Cが複数あっても、全導電性部材Cを一度に抽出することができ、各導電性部材Cに対して画像処理(1本1本の画像処理)を行う必要がない。このため、導電性部材抽出のための設定時間及び設定後の抽出動作時間を短くでき、生産性に優れた装置及び方法となる。しかも、抽出すべき導電性部材以外の部材(部品)の影響を受けることなく、導電性部材Cのみを抽出することが可能となる。このため、導電性部材の形状品質を安定して正確に検出することができる。また、ボンディング接続前の画像の撮影やその処理の必要がないので、装置全体の構成の簡略化及び処理時間の短縮化(作業性の向上)を図ることができ、しかも抽出の高精度化を図ることができる。
ところで、他の部材は、前記したように、フレーム1、チップ2、及びリード3の少なくとも一の部材であったりする。すなわち、一般的な電子デバイスの製造工程において、導電性部材Cを安定して抽出することができる。
次に、図12及び図13に示すように、導電性部材Cに導電性クリップ64を用いた電子デバイスにおいて、導電性クリップ64を抽出する方法を説明する。図12に示す電子デバイスは、リード(フレーム)60と、チップ61とを備え、チップ61やリード60に接続される導電性クリップ64がボンディング接続されている。
この場合も、図12に示す全焦点画像及び図13に示す距離画像を作成する。その後、
導電性部材Cに導電性ワイヤ4が用いられたものと同様、まず、リード60の位置決めを行う。そして、リード領域における高さ抽出領域(図示省略)を設定する。この場合、リード領域及び高さ抽出領域の位置補正が必要であれば、補正手段16を用いて補正する。その後は、高さ抽出領域に基づいてリード60の高さ及び傾きを求め、図14(a)に示すようにリード60の全体の高さ情報画像70を復元する。
次に、チップ61の位置決めを行って、チップ領域における高さ抽出領域を設定する。この場合、チップ領域及び高さ抽出領域の位置補正が必要であれば、補正手段16を用いて補正する。その後は、高さ抽出領域に基づいてチップ61の高さ及び傾きを求め、図14(b)に示すようにチップ61の全体の高さ情報画像71を復元する。
その後は、図14(a)に示す高さ情報画像70と、図14(b)に示す高さ情報画像71とを加えて、図14(c)に示すような復元画像73を求める。
次に、図15(a)に示すようなこの電子デバイスの元の高さ情報画像74から、図15(b)(図14(c))に示す復元画像73を差し引いて(削除して)、図15(c)に示すような残り高さ情報の画像を作成する。この残り高さ情報の画像は、クリップ領域候補画像75となる。そして、このクリップ領域候補画像75において、二値化処理を行うことによって、図15(d)に示すようにクリップ64のみが表示される画像を得ることができる。この場合、図15(d)に示すようにクリップ64のみが表示される画像を電子デバイスの全体の全焦点画像や距離画像にマッピングすることができる。
このように、導電性部材Cとして導電性クリップ64であっても、導電性ワイヤ4である場合と同様、抽出すべき導電性部材以外の部材(部品)の影響を受けることなく、導電導電性クリップ64のみを抽出することが可能となる。このため、導電性クリップ64の形状品質を安定して正確に検出することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、例えば、他の部材に対して、高さ抽出領域を設定する場合、前記実施形態では2箇所であったが、2箇所に限ることなく、少なくも1か所あればよく、もちろん3箇所以上であってもよい。また、各高さ抽出領域の範囲としては任意である。電子デバイスとして、図3と図4に示すように、フレーム1と、チップ2と、リード3を有するものにおいて、導電性部材として、フレーム同士の接続、チップ同士の接続、リード同士の接続、フレーム1とチップ2とを接続、フレーム1とリードとを接続、又はチップ2とリード3とを接続するものであってもよい。なお、電子デバイスとして、フレーム1とチップ2とリード3を有するものに限るものではない。
全焦点画像や距離画像としては、モノクロであってもカラーであってもよく、さらには、2次元であても、3次元であってもよい。導電性部材Cとして、導電性ワイヤ4の場合、抽出しようとする数には限定されない。また、撮像手段にて撮像する場合、前記実施形態では、撮像手段であるカメラ側を駆動(移動)させていたが、カメラ側を停止させて、電子デバイス側を駆動するようにして、カメラ側および電子デバイス側を駆動するようにしてもよい。
1 フレーム
2 チップ
3 リード
4 導電性ワイヤ
10 元の高さ情報取得手段
11 位置決め手段
12 抽出領域設定手段
13 復元手段
14 残り高さ情報取得手段
15 抽出手段
16 補正手段
20 情報取得工程
21 位置決め工程
22 抽出領域設定工程
23 復元工程
24 情報取得工程
25 抽出工程
26 補正工程
30 フレーム領域
64 導電性クリップ

Claims (8)

  1. 導電性部材によりボンディング接続されている電子デバイスにおいて前記導電性部材を他の部材から抽出する導電性部材抽出装置であって、
    前記導電性部材を含む電子デバイスの画像から全体の元の高さ情報を得る元の高さ情報取得手段と、
    前記他の部材の位置決めを行う位置決め手段と、
    前記他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定する高さ抽出領域設定手段と、
    前記抽出領域設定手段に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像である復元画像を求める復元手段と、
    前記元の高さ情報取得手段にて得られた元の高さ情報から復元手段にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得る残り高さ情報取得手段と、
    前記残り高さ情報取得手段にて取得した残り高さ情報から前記導電性部材のみを抽出する抽出手段とを備えたことを特徴とする導電性部材抽出装置。
  2. 他の部材の領域及び高さ抽出領域を補正する補正手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の導電性部材抽出装置。
  3. 前記位置決め手段による位置決めは、全焦点画像又は距離画像を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の導電性部材抽出装置。
  4. 前記元の高さ情報取得手段による元の高さ情報の取得は距離画像を用いることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の導電性部材抽出装置。
  5. 前記導電性部材は導電性ワイヤであることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の導電性部材抽出装置。
  6. 前記導電性部材は導電性クリップであることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の導電性部材抽出装置。
  7. 前記他の部材は、フレーム、チップ、及びリードの少なくとも一の部材であることを特徴とする請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の導電性部材抽出装置。
  8. 導電性部材によりボンディング接続されている電子デバイスにおいて前記導電性部材を他の部材から抽出する導電性部材抽出方法であって、
    前記導電性部材を含む電子デバイスの画像から全体の元の高さ情報を得る元の高さ情報取得工程と、
    前記他の部材の位置決めを行う位置決め工程と、
    前記他の部材における少なくとも1か所の高さ抽出領域を設定する高さ抽出領域設定工程と、
    前記抽出領域設定工程に設定した高さ抽出領域に基づいて、この他の部材の高さを求めて、この他の部材全体の高さ画像である復元画像を求める復元工程と、
    前記元の高さ情報取得工程にて得られた元の高さ情報から復元工程にて得られた復元画像を引いて残った高さ情報を得る残り高さ情報取得工程と、
    前記残り高さ情報取得工程にて取得した残り高さ情報から前記導電性部材のみを抽出する抽出工程とを備えたことを特徴とする導電性部材抽出方法。
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