JP2022064537A - 車両用火災時避難システム - Google Patents
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Abstract
【課題】火災時の駐車場に駐車している車両の避難が、人に負担を掛けることなく、安全に行われるようにすること。【解決手段】自動車Vの車輪Wf、Wrを路面Rより持ち上げるリフトアップ装置22及び自律走行する走行装置28を含む車両搬送装置10と、駐車場P周辺の火災に関する情報を検知する火災情報検知装置116、140と、火災情報検知装置116、140が検知した火災情報に基づいて駐車場Pから所定の避難場所までの避難経路を設定する火災時避難処理装置123と、前記火災情報に基づいて、前記駐車場に駐車している自動車Vの車輪Wf、Wrを路面Rより持ち上げ、前記避難経路に従って車両搬送装置10を自律走行させる制御を行う制御装置60とを有する。【選択図】図7
Description
本発明は、車両用火災時避難システムに関し、更に詳細には、駐車場に用いられる車両用火災時避難システムに関する。
レール及びパレット等が設けられた駐車場において、車両(自動車)をパレットに載せて駐車場内を搬送する駐車場システムが知られている(例えば、特許文献1)。
上述のような駐車場の周辺において火災が発生した場合には、人が車両を運転して車両を避難させる必要がある。このため、火災時の駐車場に駐車している車両の避難が、人に負担を掛けることになる。
本発明が解決しようとする課題は、火災時の駐車場に駐車している車両の避難が、人に負担を掛けることなく、安全に行われるようにすることである。
本発明の一つの実施形態による車両用火災時避難システムは、車両(V)の車輪(Wf、Wr)を路面(R)より持ち上げるリフトアップ装置(22)及び自律走行する走行装置(28)を含む車両搬送装置(10)と、駐車場(P)の周辺の火災に関する情報を検知する火災情報検知装置(116、140)と、前記火災情報検知装置が検知した火災情報に基づいて前記駐車場(P)から所定の避難場所までの避難経路を設定する火災時避難処理装置(123)と、前記火災情報に基づいて、前記駐車場に駐車している前記車両の車輪を路面より持ち上げ、前記避難経路に従って前記車両搬送装置を自律走行させる制御を行う制御装置(60)とを有する。
この構成によれば、火災時の駐車場に駐車している車両の避難が、人に負担を掛けることなく、安全に行われる。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記火災時避難処理装置は前記駐車場の管制センタ(100)に設けられ、前記制御装置は、前記車両搬送装置に設けられ、前記管制センタとの無線通信によって前記避難経路の情報を受信する。
この構成によれば、管制センタにおいて避難経路の設定、管理を行うことができる。
上記車両用火災時避難システムは、好ましくは、前記駐車場から前記避難場所までの地図情報を記憶した地図データ記憶部(108)を更に有し、前記火災時避難処理装置は前記地図データ記憶部の地図情報に基づいて前記避難経路を設定する。
この構成によれば、地図データ記憶部の地図情報のもとに駐車場から避難場所への車両搬送装置の自律走行が的確に行われる。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、前記火災時避難処理装置は、複数の避難候補場所が予め設定され、前記火災発生場所に応じて前記複数の避難候補場所から前記避難場所を選択設定する避難場所設定部(120)を含む。
この構成によれば、火災発生場所に対して適切な場所に避難場所を設定することができる。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記避難場所設定部は、前記火災発生場所の気象状況に応じて前記複数の避難候補場所から前記避難場所を選択設定する。
この構成によれば、災発生場所の気象状況に応じて火災発生場所に対して適切な場所に避難場所を設定することができる。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、前記火災時避難処理装置は、前記火災発生場所を特定する位置情報に基づいて、複数の前記車両を前記火災発生場所に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する。
この構成によれば、火災発生場所に近くて避難の緊急性が高い車両から順に避難が行われ、車両が熱害等を受ける虞が低減する。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記火災時避難処理装置は、前記駐車場の出口(Pex)に関する位置情報を保有し、前記出口に関する位置情報に基づいて、前記駐車場に駐車している複数の前記車両を前記出口に近い車両から順に避難させる。
この構成によれば、駐車場の出口側の障害部(自動車)が減少し、駐車場の出口からの火災時避難が円滑に行われる。
上記車両用火災時避難システムにおいて、好ましくは、前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、前記火災時避難処理装置は、前記駐車場の出口に関する位置情報を保有し、前記火災発生場所と前記駐車場との距離が所定値以上である場合には、複数の前記車両を前記出口に近い車両から順に避難させ、前記火災発生場所と前記駐車場との距離が所定値未満である場合には、複数の前記車両を前記火災発生場所に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する。
この構成によれば、火災発生場所と前記駐車場との距離に応じて、火元側優先の避難と出口側優先の避難とが適切に使い分けられる。
上記車両用火災時避難システムは、好ましくは、前記車両に関連付けされた携帯通信機器(50)と無線通信する通信装置を更に有し、前記通信装置は、前記車両が前記避難場所へ搬送されることを示す情報を前記携帯通信機器に送信する。
この構成によれば、車両の所有者等に車両が避難場所へ搬送されることを知らせることができる。
本発明による車両用火災時避難システムによれば、火災時の駐車場に駐車している車両の避難が、人に負担を掛けることなく、安全に行われる。
以下に、本発明による車両用火災時避難システムの一つの実施形態を、図を参照して説明する。
本実施形態による車両用火災時避難システムは、図1に示されているように、公共施設や商業施設の屋内或いは屋外の駐車場Pにおいて使用される。
駐車場Pは、自動制御によって自動車V(図1では、V1~V8)の入出庫を行うバレー駐車システムが適用された駐車場であり、一台毎に自動車V(図1では、V1~V8)が駐車できる複数の駐車エリアP1~P10、駐車場Pの入口Pen近くの入庫エリアPi、駐車場Pの出口Pex近くの出庫エリアPo、充電エリアPc、バレー駐車及び火災時避難のための複数の車両搬送装置10が待機する待機エリアPwを区画されている。各車両搬送装置10には識別番号M1、M2...が付けられている。
駐車場Pに隣接してバレー駐車及び火災時避難のための制御及び指令を行う管制センタ100が設けられている。
図1は、4台の自動車V1~V4が駐車エリアP1~P4に駐車し、自動車V5が車両搬送装置10によって駐車エリアP5に搬送される過程にあり、入庫エリアPiにおいて自動車V6に車両搬送装置10が装着され、自動車V7が車両搬送装置10によって出庫エリアPoに搬送され、自動車V8が車両搬送装置10によって充電エリアPcに搬送された状態を示している。
車両搬送装置10は、図2及び図3に示されているように、自動車Vの前輪Wf及び後輪Wrに個別に対応する2個の台車12を有する。これにより、車両搬送装置10は、ホイールベースが異なる各種の自動車Vの搬送が可能である。車両搬送装置10の2個一組の台車12は、互いに同一構造であり、一方がマスタ機、他方がスレーブ機をなす。
台車12の詳細を、図4及び図5を参照して説明する。台車12は平面視で左右方向に長い矩形の外枠14A及び内枠14Bを含むフレーム組立体14を有する。フレーム組立体14には左右方向に水平に延在する軸線周りに回転可能な左右の第1リフトアップローラ16が取り付けられている。フレーム組立体14には左右の枢軸18によって左右のブラケット20が上下方向に延在する軸線周りに回動可能に取り付けられている。各ブラケット20は左右の第2リフトアップローラ22の一端を水平軸線に回転可能に支持している。左右の第1リフトアップローラ16及び後述の閉位置にある左右の第2リフトアップローラ22は、各々、左右方向にタイヤ幅よりも十分に大きい所定の軸長を有し、自動車Vの左右の前輪Wf及び左右の後輪Wrの標準的なトレッドに応じて左右方向に離れている。これにより、車両搬送装置10は、トレッドが異なる各種の自動車Vの搬送が可能である。尚、各第1リフトアップローラ16及び各第2リフトアップローラ22は互いに同じ高さに設けられている。
各第2リフトアップローラ22は、図4及び図5に実線によって示されているように、対応する第1リフトアップローラ16に対して前後方向に所定の間隔をおいて平行に延在する、図4に仮想線によって示されているように、閉位置から枢軸18の軸線周りに180度回転変位した開位置との間に回転変位(水平旋回)可能である。
各枢軸18にはフレーム組立体14に取り付けられた左右のリフトアップ用電動モータ24に減速歯車装置26を介して駆動連結されている。これにより、左右の第2リフトアップローラ22はリフトアップ用電動モータ24によって互いに同期して閉位置と開位置との間に駆動される。
左右の第2リフトアップローラ22は、左右の第1リフトアップローラ16に搬送対象の自動車Vの前輪Wf或いは後輪Wrが当接するまで台車12が後述の走行輪28によって前進移動した状態で、リフトアップ用電動モータ24により開位置から閉位置に水平旋回することにより、路面Rと前輪Wf或いは後輪Wrとの間に自転しながら入り込み、前輪Wf或いは後輪Wrを路面Rより持ち上げる。
各第2リフトアップローラ22によって前輪Wf或いは後輪Wrが路面Rより持ち上げられる過程で、台車12が従動的に前進移動することにより、前輪Wf或いは後輪Wrが各第1リフトアップローラ16上に乗り上がる。これにより、前輪Wf或いは後輪Wrが路面Rより離れるリフトアップが完了する。
前輪Wf或いは後輪Wrのリフトアップの解除は、上述のリフトアップ時とは逆の動作により行われ、持ち上げられていた前輪Wf或いは後輪Wrが路面Rに着地する。
フレーム組立体14には前後左右4個の走行輪28が左右方向に水平に延在する軸線周りに回転可能に取り付けられている。各走行輪28は、メカナムホイールやオムニホイールにより構成され、フレーム組立体14に取り付けられた4個の走行用電動モータ30に減速歯車装置32を介して個別に駆動連結されている。
各走行輪28は走行輪28毎の個別の走行用電動モータ30によって回転駆動される。走行輪28毎の走行用電動モータ30は回転方向及び回転速度を個別に制御される。これにより、台車12は前後、左右真横及び左右旋回を含む全方向に走行する。
フレーム組立体14には自律走行制御及びリフトアップ制御等のための電気機器を収容した電気ボックス34及び台車12全体の電源をなす2次電池(不図示)を収容した電池ボックス36が取り付けられている。
フレーム組立体14には、前方、後方、左側方及び右側方の各方位の外界情報を検出する4個の外界情報検出器40が取り付けられている。
各外界情報検出器40は、図6に示されているように、外界撮影用のカメラ42、対物距離測定用のレーダ44及びライダ46を含み、台車12の周囲の物的な状況を検出する。外界情報検出器40が検出する物的な状況としては、路面Rの白線、各駐車エリアP1~P10、入庫エリアPi、出庫エリアPo及び充電エリアPcを区画するマーク、搬送対象の自動車Vの前輪Wf、後輪Wr及びその他の障害物等がある。
次に、車両搬送装置10の自律走行制御及びリフトアップ制御のための制御系を、図6を参照して説明する。
車両搬送装置10は、前述したように、マスタ機とスレーブ機の2個一組の台車12により構成され、各台車12に制御装置60を有する。制御装置60は、マイクロコンピュータを含む電子式制御式のものであり、電気ボックス34に収納されている。
制御装置60は、外界情報検出器40から外界情報を入力する。制御装置60は、通信装置62と、ナビゲーション装置64と、自律走行制御部66と、リフトアップ制御部68とを有する。
マスタ機の通信装置62は管制センタ100及び同組のスレーブ機と相互に無線通信する。スレーブ機の通信装置62は、マスタ機の通信装置62と相互に無線通信できるものであればよく、管制センタ100との通信は必須でない。
ナビゲーション装置64は、衛星航法処理部82、慣性航法処理部84、地図データ記憶部86、現在位置情報取得部88及び走行履歴記憶部90を含む。ナビゲーション装置64はマスタ機にのみ設けられていればよい。
衛星航法処理部82は公知のGPSにより台車12の地理上の現在位置(緯度及び経度)を特定する。
慣性航法処理部84は、加速度センサ92から台車12の走行加速度に関する情報を、方位センサ94から台車12の走行方位(方角)に関する情報を入力し、走行加速度の2回の積分により算出される走行起点からの台車12の移動量及び走行方位から、公知の手法によって台車12の地理上の現在位置(緯度及び経度)を特定する。
地図データ記憶部86は、駐車場P及び火災時の自動車Vの避難場所を含むエリアの電子化された地図情報を記憶している。この地図情報は、火災時の自動車Vの避難場所が予め定められている複数の避難候補地から選択設定される場合には、その複数の候補地の全てを含むエリアのものであればよい。
現在位置情報取得部88は、衛星航法処理部及び慣性航法処理部84により特定された台車12(マスタ機)の現在位置の地図情報(現在位置情報)を取得する。この現在位置情報は、更新される度に通信装置62によって固有の識別番号M1、M2...と共に管制センタ100に送信される。
各車両搬送装置10は、固有の識別番号M1、M2...と共に、現在の状態、つまり、自動車Vの搬送中(稼働中)か否かを示す情報を通信装置62によって管制センタ100に送信する。
自律走行制御部66及びリフトアップ制御部68は、通信装置62が受信した管制センタ100からのバレー駐車指令或いは火災時避難指令によって起動され、予め設定されている制御則に従って動作する。バレー駐車指令は、バレー駐車のための車両搬送装置10の走行経路情報、即ちバレー駐車経路情報を含む。火災時避難指令は、火災時の自動車Vの避難のための車両搬送装置10の走行経路情報、即ち火災時避難経路情報を含む。
自律走行制御部66は、外界情報検出器40によって検出される外界情報及び現在位置情報取得部88に書き込まれた車両搬送装置10の現在位置の地図情報を参照し、車両搬送装置10がバレー駐車経路或いは火災時避難経路を自律走行するように走行用電動モータ30の駆動を制御する。この制御は、自動車の自動運転制御に準じるものであってよい。尚、2個の台車12のうちスレーブの台車12の走行はマスタの台車12の走行に従うものであってよい。この場合にはスレーブの台車12は自律走行機能を必要としない。
リフトアップ制御部68は、外界情報検出器40及び左右のリフトアップ用電動モータ24に接続され、外界情報検出器40から外界情報(搬送対象の自動車Vの前輪Wf或いは後輪Wrの位置情報等)を入力し、リフトアップ用電動モータ24の駆動を制御するものであり、外界情報によって搬送対象の自動車Vの前輪Wf或いは後輪Wrの位置を監視しつつ走行輪28による台車12の前進移動或いは後進移動及び左右の第2リフトアップローラ22の水平旋回によって搬送対象の自動車Vの前輪Wf或いは後輪Wrを路面より持ち上げる制御と、走行輪28による台車12の前進移動或いは後進移動及び第2リフトアップローラ22によるリフトアップ状態の前輪Wf或いは後輪Wrを路面に着地させる戻し制御とを所定のシーケンス制御のもとに行う。
管制センタ100は、マイクロコンピュータ等の電子式情報処理装置を含む無人のものであってよく、図7に示されているように、通信装置102と、車両搬送装置情報記憶部104と、バレー駐車情報記憶部106と、地図データ記憶部108と、バレー駐車受付部110と、バレー駐車処理部112と、バレー駐車指令出力部114と、火災情報検出部116と、気象情報検出部118と、避難場所設定部120と、火災時避難経路設定処理部122と、火災時避難指令出力部126と、火災時避難通知出力部128とを有する。避難場所設定部120及び火災時避難経路設定処理部122を総称して火災時避難処理装置123と呼ぶ。
通信装置102は、公衆無線通信網、LAN、Wi-Fi等によって駐車場Pに属する各車両搬送装置10、駐車対象の自動車Vのオーナの携帯電話等の携帯通信機器50(図1参照)及び駐車場Pに関連する公共施設や商業施設の保安センタ、消防署等と通信し、駐車場Pに属する各車両搬送装置10の現在位置、入庫及び出庫のリクエスト、駐車場Pに関連する公共施設や商業施設の火災及び気象等に関する情報を受信する。
車両搬送装置情報記憶部104は、図8に示されているように、各車両搬送装置10のM1、M2...の現在位置情報(地図情報)及び稼働中であるか否かの情報を格納したデータベースを有する。車両搬送装置10が稼働中であるか否かは、バレー駐車指令或いは火災避難指令を出力した車両搬送装置10であるか否かにより判別することができる。
バレー駐車情報記憶部106は、図9に示されているように、駐車場Pの各駐車エリアP1~P10の位置情報(地図情報)、各駐車エリアP1~P10の駐車の有無及び駐車している自動車Vの車両情報を格納したデータベースを有する。自動車Vの車両情報は、通信した携帯通信機器50(図1参照)の電話番号、メールアドレス等を含む。携帯通信機器50は、自動車Vの所有者、自動車Vの運転者等、自動車Vに関連付けさけた機器である。
地図データ記憶部108は、駐車場P及び火災時の自動車Vの避難場所を含むエリアの電子化された地図情報を記憶している。この地図情報は、地図データ記憶部86の地図情報と同一のものであってよく、火災時の自動車Vの避難場所が予め定められている複数の避難候補地から選択設定される場合には、その複数の候補地の全てを含むエリアのものになる。
バレー駐車受付部110は、通信装置102が携帯通信機器50から受信した入出庫のリクエスト或いは駐車場Pの入口等に設けられているマニュアル操作の入出庫受付操作盤130からの入出庫のリクエストを受け付け、バレー駐車処理部112を起動する。
バレー駐車処理部112は、バレー駐車情報記憶部106の記憶情報から駐車エリアP1~P10のうち自動車Vが駐車していない一つの駐車エリアと、車両搬送装置情報記憶部104の記憶情報から待機エリアPwで待機している車両搬送装置10を含む非稼働の一つの車両搬送装置10とを選択し、入庫指令時には入庫経路を、出庫指令には出庫経路を、各々車両搬送装置情報記憶部104に格納されている車両搬送装置10の現在位置情報及び地図データ記憶部108に格納されている駐車場P内の地図情報に基づいて設定する。尚、バレー駐車処理部112は、入庫エリアPi及び出庫エリアPoの位置を特定する情報を予め保有している。
入庫経路は、選択された車両搬送装置10の現在位置から入庫エリアPiまで及び入庫エリアPiから駐車エリアP1~P10の何れか一つまでの車両搬送装置10の走行経路と、駐車エリアP1~P10の何れか一つから元の待機エリアPwまでの走行経路(帰路)とを含む。
出庫経路は、選択された車両搬送装置10の現在位置から出庫リクエストを受けた自動車Vが駐車している駐車エリアP1~P10の何れか一つまで及び駐車エリアP1~P10の何れか一つから出庫エリアPoまでの車両搬送装置10の走行経路と、出庫エリアPoから待機エリアPwまでの走行経路(帰路)とを含む。入庫経路及び出庫経路を総称してバレー駐車経路と云う。
尚、入出庫のリクエストにおいて、充電リクエストを伴う場合には、充電エリアPcを経由するバレー駐車経路が設定される。
バレー駐車指令出力部114はバレー駐車処理部112よりバレー駐車経路情報を含むバレー駐車指令情報を受け取り、そのバレー駐車指令情報を通信装置102によって入出庫の稼働対象の車両搬送装置10に送信する出力処理を行う。
入出庫の稼働対象の車両搬送装置10がバレー駐車指令情報に受信することにより、その車両搬送装置10の自律走行によって自動車Vのバレー駐車(入庫及び出庫)が自動的に行われる。
火災情報検出部116は、通信装置102が保安センタ、消防署等から受信した情報によって駐車場Pに関連する公共施設や商業施設及び駐車場Pに隣接する建物等の火災情報を受信し、避難場所設定部120及び火災時避難経路設定処理部122を起動する。火災情報は火災発生場所の地図情報を含む。
避難場所設定部120及び火災時避難経路設定処理部122は、駐車場Pに設置されている火災検出器140による駐車場Pの火災の検出によっても起動する。
火災検出器140は、駐車場Pを撮影するカメラ142、駐車場Pの温度を測定する温度センサ144、煙を検出する煙センサ146、水滴を検出する水滴センサ148及び音を検出するマイクロホーン150を含み、これらの少なくとも一つによって駐車場Pに火災が発生したことを検出する。
火災検出器140による火災の検出は、具体的に下記のように行われる。
(1)カメラ142の画像より撮影された画像を解析し、炎や煙を検出する。
(2)温度センサ144により駐車場Pの温度及び温度の変化率を検出する。
(3)煙センサ146により煙を検出する。
(4)水滴センサ148により屋内の駐車場Pに設置されているスクリンプラ(不図示)の噴射水を検出する。
(5)マイクロホーン150により駐車場Pに設置されている火災報知器(不図示)の警報音を検出する。
(1)カメラ142の画像より撮影された画像を解析し、炎や煙を検出する。
(2)温度センサ144により駐車場Pの温度及び温度の変化率を検出する。
(3)煙センサ146により煙を検出する。
(4)水滴センサ148により屋内の駐車場Pに設置されているスクリンプラ(不図示)の噴射水を検出する。
(5)マイクロホーン150により駐車場Pに設置されている火災報知器(不図示)の警報音を検出する。
気象情報検出部118は、通信装置102がネットワーク等から受信した火災発生場所の風力、風向き等の気象情報を検出し、気象情報を避難場所設定部120に渡す。
避難場所設定部120は、気象情報検出部118から火災発生場所の風向、風力等の気象情報を入力し、予め設定された複数の避難候補場所から、火災発生場所及び火災発生場所の風向、風力等の気象状況に応じて少なくとも一つの避難場所を選択設定する。この選択設定は、風上で、風力が強いほど駐車場Pから離れた位置にある避難場所が選ばれればよい。避難場所設定部120は、駐車場Pに設置されている風向・風力計132によって計測される風向・風力に応じて少なくとも一つの避難場所を選択設定してもよい。
火災時避難経路設定処理部122は、バレー駐車情報記憶部106の記憶情報から駐車エリアP1~P10のうち自動車Vが駐車している一つの駐車エリアと、車両搬送装置情報記憶部104の記憶情報から待機エリアPwで待機している車両搬送装置10を含む非稼働の一つの車両搬送装置10とを選択し、自動車Vの駐車位置から避難場所設定部120によって設定された避難場所までの往路及び復路を含む火災時避難経路を、車両搬送装置情報記憶部104に格納されている車両搬送装置10の現在位置情報及び地図データ記憶部108に格納されている駐車場P内の地図情報に基づいて設定する。駐車場Pに存在する自動車V6~V8も火災時に避難する対象であり、自動車V6~V8についても火災時避難経が設定される。
つまり、火災時の避難経路は、地図データ記憶部108が記憶している駐車場P及び火災時の自動車Vの避難場所を含むエリアの電子化された地図情報を参照して、火災発生場所を特定する位置情報と自動車V1~V8が停車している位置の地図情報とに基づいて設定される。
尚、火災時避難経路は、消防活動の障害にならないように、火災場所の周辺を避けて設定される。
火災発時に充電エリアPcにおいて、充電中の自動車V8がある場合には、作業員によって充電ケーブルと自動車V8との接続が外され、作業員によってそのことが管制センタ100に通知されることにより、管制センタ100は、充電エリアPcに駐車している自動車V8が装着状態の車両搬送装置10によって充電エリアPcから所定の避難場所へ搬送する指令を出力する。
火災時避難経路設定処理部122は、火災発生場所と駐車場Pとの距離が所定値以上である場合には、つまり、火元が比較的遠い場合には、駐車場Pに駐車している自動車V1~V4のうち駐車場Pの出口Pexに近い自動車から順に避難させ、火災発生場所と自動車Vの駐車位置との距離が所定値未満である場合には、つまり、火元が比較的近い場合には、駐車場Pに駐車している自動車V1~V4のうち火災発生場所に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する。尚、火災発生場所が駐車場Pである場合には、駐車場Pに駐車している自動車V1~V4のうち火災発生場所に近い車両から順に避難させるべく避難順序が設定されればよい。尚、駐車場Pに存在する自動車V6~V8についても、自動車V1~V4と同様に避難の優先順序が設定される。
火災時避難指令出力部126は、火災時避難経路設定処理部122から火災時避難経路情報を含む火災時避難指令情報を受け取り、その火災時避難指令情報を通信装置102によって火災時避難のための稼働対象の車両搬送装置10に送信する出力処理を行う。
火災時避難のための稼働対象の車両搬送装置10が火災時避難指令情報を受信することにより、その車両搬送装置10によって自動車V1~V8の避難場所への火災時避難が無人で自動的に行われる。これにより、駐車場Pに駐車している自動車V1~V8の火災時の避難が、持ち主や作業員等人に負担を掛けることなく、安全に行われる。
この避難により、駐車場Pに存在する自動車V1~V8が熱害や延焼を受けることから免れ、自動車V1~V8の保全性が保たれる。
火災時の避難経路は、地図データ記憶部108が記憶している駐車場P及び火災時の自動車Vの避難場所を含むエリアの電子化された地図情報を参照して、火災発生場所を特定する位置情報と自動車V1~V8が停車している位置の地図情報とに基づいて設定されるから、駐車場P外の避難場所への車両搬送装置10の走行及び避難場所から駐車場Pへの自律走行が確実に行われる。
車両搬送装置10の避難場所からの帰路(復路)は、走行履歴記憶部90が記憶している車両搬送装置10の往路の走行履歴を参照して設定することもできる。
尚、火災時避難指令情報が出力される時にはバレー駐車の受付は禁止或いは無効になり、火災時避難が優先される。
火災発生場所と駐車場Pとの距離が所定値以上である場合には、避難緊急性があまり高くないとして、駐車場Pの自動車V1~V8が駐車場Pの出口Pexに近いものから順に避難することにより、駐車場Pの出口Pex側の障害部(自動車)が減少し、自動車V1~V8の避難経路の自由度が増し、出口Pexからの火災時避難が円滑に行われる。
これに対し、火災発生場所と駐車場Pとの距離が所定値未満である場合には、避難緊急性が高くとして、駐車場Pの自動車V1~V8が火災発生場所に近いものから順に避難することにより、自動車V1~V8が熱害や延焼を受ける虞が低減し、自動車V1~V8の保全性を保つ効果が向上する。
このようにして、火災発生場所と駐車場Pとの距離に応じて、火元側優先の避難と出口側優先の避難とが適切に使い分けられる。
避難場所は、複数の避難候補場所から火災発生場所の風上にある避難場所が選定されるから、避難場所に避難した自動車V1~V8が火災の影響を受け難く、自動車V1~V8の保全性が高度に保たれる。
火災時避難通知出力部128は、火災時避難経路設定処理部122から火災時避難指令情報を入力することにより、駐車場Pに駐車中の自動車V1~V4が避難場所へ搬送されることを示す情報を、バレー駐車情報記憶部106の車両情報に基づいて自動車V1~V4に対応する携帯通信機器50に通信装置102により送信する処理を行う。
上述の処理によって携帯通信機器50が、対応する自動車V1~V4が避難場所へ搬送されることを示す情報を受信することにより、対応する自動車V1~V4の所有者や運転者は、対応する自動車V1~V4が避難場所へ搬送されることを知ることができる。
尚、火災時の避難場所において駐車場Pと同等のバレー駐車が行われるように、避難場所にバレー駐車のシステムが構築されていてもよい。
以上、本発明を、その好適な実施形態について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施形態により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明による車両用火災時避難システムは、バレー駐車システムの駐車場に対する適用以外に、各種の駐車場等に駐車している自動車等の車両に対して適用することができる。この場合には、車両搬送装置10は、駐車場Pや車両搬送装置10等に設置されたカメラによる画像データから避難対象の自動車を見つけ出し、自律走行によって自動車の駐車位置に走行すればよい。避難場所が複数の避難場所から状況に応じて選定されることは必須でなく、避難場所は一つであってもよい。
また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
10 :車両搬送装置
12 :台車
14 :フレーム組立体
14A :外枠
14B :内枠
16 :第1リフトアップローラ
18 :枢軸
20 :ブラケット
22 :第2リフトアップローラ(リフトアップ装置)
24 :リフトアップ用電動モータ
26 :減速歯車装置
28 :走行輪(走行装置)
30 :走行用電動モータ
32 :減速歯車装置
34 :電気ボックス
36 :電池ボックス
40 :外界情報検出器
42 :カメラ
44 :レーダ
46 :ライダ
50 :携帯通信機器
60 :制御装置
62 :通信装置
64 :ナビゲーション装置
66 :自律走行制御部
68 :リフトアップ制御部
82 :衛星航法処理部
84 :慣性航法処理部
86 :地図データ記憶部
88 :現在位置情報取得部
90 :走行履歴記憶部
92 :加速度センサ
94 :方位センサ
100 :管制センタ
102 :通信装置
104 :車両搬送装置情報記憶部
106 :バレー駐車情報記憶部
108 :地図データ記憶部
110 :バレー駐車受付部
112 :バレー駐車処理部
114 :バレー駐車指令出力部
116 :火災情報検出部
118 :気象情報検出部
120 :避難場所設定部
122 :火災時避難経路設定処理部
123 :火災時避難処理装置
126 :火災時避難指令出力部
128 :火災時避難通知部
130 :入出庫受付操作盤
132 :風力計
140 :火災検出器
142 :カメラ
144 :温度センサ
146 :煙センサ
148 :水滴センサ
150 :マイクロホーン
P :駐車場
P1~P10 :駐車エリア
Pen :入口
Pex :出口
Pi :入庫エリア
Po :出庫エリア
Pw :待機エリア
R :路面
V :自動車
V1~V8 :自動車
Wf :前輪
Wr :後輪
12 :台車
14 :フレーム組立体
14A :外枠
14B :内枠
16 :第1リフトアップローラ
18 :枢軸
20 :ブラケット
22 :第2リフトアップローラ(リフトアップ装置)
24 :リフトアップ用電動モータ
26 :減速歯車装置
28 :走行輪(走行装置)
30 :走行用電動モータ
32 :減速歯車装置
34 :電気ボックス
36 :電池ボックス
40 :外界情報検出器
42 :カメラ
44 :レーダ
46 :ライダ
50 :携帯通信機器
60 :制御装置
62 :通信装置
64 :ナビゲーション装置
66 :自律走行制御部
68 :リフトアップ制御部
82 :衛星航法処理部
84 :慣性航法処理部
86 :地図データ記憶部
88 :現在位置情報取得部
90 :走行履歴記憶部
92 :加速度センサ
94 :方位センサ
100 :管制センタ
102 :通信装置
104 :車両搬送装置情報記憶部
106 :バレー駐車情報記憶部
108 :地図データ記憶部
110 :バレー駐車受付部
112 :バレー駐車処理部
114 :バレー駐車指令出力部
116 :火災情報検出部
118 :気象情報検出部
120 :避難場所設定部
122 :火災時避難経路設定処理部
123 :火災時避難処理装置
126 :火災時避難指令出力部
128 :火災時避難通知部
130 :入出庫受付操作盤
132 :風力計
140 :火災検出器
142 :カメラ
144 :温度センサ
146 :煙センサ
148 :水滴センサ
150 :マイクロホーン
P :駐車場
P1~P10 :駐車エリア
Pen :入口
Pex :出口
Pi :入庫エリア
Po :出庫エリア
Pw :待機エリア
R :路面
V :自動車
V1~V8 :自動車
Wf :前輪
Wr :後輪
Claims (9)
- 車両の車輪を路面より持ち上げるリフトアップ装置及び自律走行する走行装置を含む車両搬送装置と、
駐車場の周辺の火災に関する情報を検知する火災情報検知装置と、
前記火災情報検知装置が検知した火災情報に基づいて前記駐車場から所定の避難場所までの避難経路を設定する火災時避難処理装置と、
前記火災情報に基づいて、前記駐車場に駐車している前記車両の車輪を路面より持ち上げ、前記避難経路に従って前記車両搬送装置を自律走行させる制御を行う制御装置とを有する車両用火災時避難システム。 - 前記火災時避難処理装置は前記駐車場の管制センタに設けられ、
前記制御装置は、前記車両搬送装置に設けられ、前記管制センタとの無線通信によって前記避難経路の情報を受信する請求項1に記載の車両用火災時避難システム。 - 前記駐車場から避難場所までの地図情報を記憶した地図データ記憶部を有し、前記地図データ記憶部の地図情報に基づいて前記避難経路を設定する請求項1又は2に記載の車両用火災時避難システム。
- 前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、
前記火災時避難処理装置は、複数の避難候補場所が予め設定され、前記火災発生場所に応じて前記複数の避難候補場所から前記避難場所を選択設定する避難場所設定部を含む請求項3に記載の車両用火災時避難システム。 - 前記避難場所設定部は、前記火災発生場所の気象状況に応じて前記複数の避難候補場所から前記避難場所を選択設定する請求項4に記載の車両用火災時避難システム。
- 前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、
前記火災時避難処理装置は、前記火災発生場所を特定する位置情報に基づいて、複数の前記車両を前記火災発生場所に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する請求項1~5の何れか一項に記載の車両用火災時避難システム。 - 前記火災時避難処理装置は、前記駐車場の出口に関する位置情報を保有し、前記出口に関する位置情報に基づいて、前記駐車場に駐車している複数の前記車両を前記出口に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する請求項1~5の何れか一項に記載の車両用火災時避難システム。
- 前記火災情報は火災発生場所を特定する位置情報を含み、
前記火災時避難処理装置は、前記駐車場の出口に関する位置情報を保有し、前記火災発生場所と前記駐車場との距離が所定値以上である場合には、複数の前記車両を前記出口に近い車両から順に避難させ、前記火災発生場所と前記駐車場との距離が所定値未満である場合には、複数の前記車両を前記火災発生場所に近い車両から順に避難させる避難順序を設定する請求項1~5の何れか一項に記載の車両用火災時避難システム。 - 前記車両に関連付けされた携帯通信機器と無線通信する通信装置を有し、
前記通信装置は、前記車両が前記避難場所へ搬送されることを示す情報を前記携帯通信機器に送信する請求項1~8の何れか一項に記載の車両用火災時避難システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020173240A JP2022064537A (ja) | 2020-10-14 | 2020-10-14 | 車両用火災時避難システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020173240A JP2022064537A (ja) | 2020-10-14 | 2020-10-14 | 車両用火災時避難システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022064537A true JP2022064537A (ja) | 2022-04-26 |
Family
ID=81385942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020173240A Pending JP2022064537A (ja) | 2020-10-14 | 2020-10-14 | 車両用火災時避難システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2022064537A (ja) |
-
2020
- 2020-10-14 JP JP2020173240A patent/JP2022064537A/ja active Pending
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