JP2020123012A - 車両 - Google Patents

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義高 滝沢
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Abstract

【課題】通信網が使用しにくい状況であっても災害時の救助に車両を派遣することが可能な車両を提供する。【解決手段】車両1は、地図データ記憶部312と、無線通信装置41と、GPS受信機311と、乗員検出装置33と、ECU100とを備える。ECU100は、無線通信装置41で車両の現在位置から予め定められた距離の範囲内の場所に関連する災害情報を取得し、かつ乗員検出装置33で車両の乗員を検出しない場合は、地図データ記憶部312に登録された救援対象施設を目的地として無人運転を実行する。ECU100は、救援対象施設に到着後は、乗員が乗車したことを確認し、記憶装置に登録された避難候補場所のいずれかを目的地として無人運転または車両1の運転支援を実行する。【選択図】図2

Description

本開示は、車両に関し、特に自律して無人運転を行なうように構成された車両に関する。
特開2008−41032号公報(特許文献1)には、災害発生時に、一般車両を救援車両として用いることを円滑に推進する災害時供出車両登録システムが開示されている。この災害時供出車両登録システムは、災害予測情報を取得し、取得した災害予測情報に含まれるエリアの情報および予想される災害規模および災害種別の情報を抽出し、抽出されたエリアの情報および予測される災害規模および災害種別の情報に基づきデータベースから該当する車両情報を検索し、検索された車両情報に含まれる車両供出要請先に対して車両供出要請を送信する。
特開2008−41032号公報
特開2008−41032号公報(特許文献1)に記載された技術では、センター等に設けられる災害時供出車両登録システムから携帯電話網等の通信手段を介して車両に対して供出要請を送信している。しかし、災害時には被災者が被災状況等の情報収集のために携帯電話等を一斉に使用して、回線の通信量が過大となり、混雑のため通信が満足に行なえない可能性がある。また車両の近くに人がいない場合や、けが等によって運転が困難になった場合には、車両があっても避難できない。
本開示の車両は、上記の課題を解決するものであって、その目的は、通信網が使用しにくい状況であっても災害時の救助に車両を派遣することが可能な車両を提供することである。
本開示は、車両に関する。車両は、記憶装置と、災害情報取得装置と、位置取得装置と、乗員検出装置と、制御装置とを備える。
記憶装置は、救援対象施設と避難候補場所とが登録された地図情報を記憶するように構成される。災害情報取得装置は、車両外部から災害情報を取得するように構成される。位置取得装置は、車両の現在位置を取得するように構成される。制御装置は、設定された地図上の目的地まで自律して車両の無人運転を行なうように構成される。
制御装置は、災害情報取得装置で車両の現在位置から予め定められた距離の範囲内の場所に関連する災害情報を取得し、かつ乗員検出装置で車両の乗員を検出しない場合は、記憶装置に登録された救援対象施設を目的地として無人運転を実行する。
制御装置は、救援対象施設に到着後は、乗員が乗車したことを確認し、記憶装置に登録された避難候補場所のいずれかを目的地として無人運転または車両の運転支援を実行する。
上記のような構成とすることによって、災害発生時には、災害発生の報知さえ受ければ、予め登録された救護対象施設を目的地として無人運転されるので、目的地などを通信網で設定しなくても、救護対象施設に車両が派遣される。
本開示の車両によれば、災害の発生後に通信網が使用できない状況となっても、車両単体での救護活動を推進することができる。
本実施の形態に係る配車システムの全体構成を概略的に示す図である。 車両1の構成を概略的に示す図である。 車両のECU100が災害時に実行する処理を説明するためのフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
<配車システムの全体構成>
図1は、本実施の形態に係る配車システムの全体構成を概略的に示す図である。図1を参照して、配車システム900は、複数の車両1と、配車センター9とを備える。配車センター9は、ユーザの携帯端末8(たとえばスマートフォン)からの配車要求に応じて、複数の車両のなかから、いずれか適切な車両を選択してユーザの現在地(あるいはユーザが指定した地点)に配車する。図示しないが、配車要求は、ユーザのコンピュータ端末(固定端末)から送信されてもよい。この場合には、配車センター9により選択された車両は、ユーザのユーザが指定した地点に配車される。
車両1は、無人での自動運転(以下、「無人運転」と記載する)が可能に構成されている。無人運転とは、車両の加速、減速、停止および操舵等の運転操作が車両のドライバの運転操作によらずに実行される制御を意味する。無人運転には、たとえば車線維持制御および航行制御が含まれる。車線維持制御では、車両が走行車線から逸脱せず走行車線に沿って走行するようにハンドル(図示せず)が自動で操舵される。航行制御では、たとえば、車両の前方に先行車が存在しない場合に、予め設定された速度で車両を定速走行させる定速制御が実行される一方で、車両の前方に先行車が存在する場合には、先行車との車間距離に応じて車両の車速を調整する追従制御が実行される。
車両1は、たとえば電気自動車(EV:Electric Vehicle)である。ただし、車両1の走行用の動力源は特に限定されない。車両1は、ガソリン車またはディーゼル車など走行に燃料を必要とする車両(いわゆるコンベ車)であってもよいし、ハイブリッド車(プラグインハイブリッド車を含む)であってもよいし、燃料電池車であってもよい。なお、図1では、図面が煩雑になるのを防ぐため3台の車両1を示すが、車両1の台数は特に限定されない。多くの場合、配車システム900には、より多くの車両が含まれる。
車両1、携帯端末8および配車センター9間の通信を実現するため、基地局装置5が通信ネットワーク7上に設けられている。
基地局装置5は、たとえばLTE(Long Term Evolution)に準拠した基地局装置である。しかし、基地局装置5の通信方式は、これに限定されず、たとえばW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)であってもよいし、他の通信方式であってもよい。あるいは、基地局装置5は、複数の通信方式を切り替え可能に構成されていてもよい。複数の車両1の各々と配車センター9とは、基地局装置5および通信ネットワーク7を介して双方向での無線通信が可能に構成されており、各種情報の授受が行なわれる。
配車センター9は、各車両1の走行状況を管理しており、必要な情報を車両1に提供したり様々な指令を車両1に送信したりする。配車センター9は、サーバ90と、地図情報データベース91と、車両情報データベース92と、通信装置95とを含む。
地図情報データベース91は、道路地図データを格納する。車両情報データベース92は、各車両1の使用状況を示す情報および位置情報など(包括的に「車両情報」とも称する)を格納する。
サーバ90は、ユーザからの要求に応じて、複数の車両1のなかから適切な車両をユーザの下に配車するための各種処理を行なう処理装置である。
通信ネットワーク7には、災害情報提供センター10から津波警報、土砂災害警報等の警報情報が発信される。車両1は、この警報情報を受信可能に構成される。
津波警報または土砂災害警報が発令された場合、直ちに避難するために車両を使用したいが、配車センター9と通信してカーシェアリングの車両1を呼んでいる時間的余裕はない。また、災害発生直後から時間が経過すると通信ネットワーク7がビジーで配車センター9につながらない場合もある。
また、車両が被災し使用不能となることを避けるために、車両1も退避させたいが、車両1を移動させる時間的余裕も無い。
そこで、本実施の形態の車両1は、津波警報、土砂災害警報等の警報を受信し、そのときに車両が未使用状態であれば、以下の(1)または(2)のアクションをとることによって被害を最小限に抑える。
(1)予め登録された救援対象施設(集会所、老人ホーム、病院など)に車両が自動的に向かい、避難の移動手段として役立つ。
(2)予め登録された救援対象施設が近くに無い場合には、車両が被害に遭わない場所、たとえば津波の場合には高台、土砂災害の場合には河川から離れた場所に自動で移動する。
<車両構成>
図2は、車両1の構成を概略的に示す図である。図2を参照して、車両1は、蓄電装置21と、パワーコントロールユニット(PCU:Power Control Unit)22と、モータジェネレータ(MG:Motor Generator)23と、動力伝達ギア24と、駆動輪25と、アクセルおよびブレーキアクチュエータ26と、ステアリングアクチュエータ27と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
蓄電装置21は、再充電可能な直流電源であり、車両1の走行駆動力を生成するための電力をPCU22へ供給する。また、蓄電装置21は、モータジェネレータ23の回生制動により発電された電力により充電されたり、車両外部から供給される電力により充電されたりする。
PCU22は、ECU100からの指令に従って、蓄電装置21とモータジェネレータ23との間で電力変換を行なう。PCU22は、蓄電装置21から電力を受けてモータジェネレータ23を駆動するインバータと、インバータに供給される直流電圧のレベルを調整するコンバータ(いずれも図示せず)等とを含んで構成される。
モータジェネレータ23は、PCU22に含まれるインバータによって駆動され、駆動軸(図示せず)を回転させる。モータジェネレータ23が出力するトルクが動力伝達ギア24を介して駆動輪25に伝達され、それにより車両1が走行する。また、モータジェネレータ23は、車両の制動時には駆動輪の回転力を受けて発電する。モータジェネレータ23によって発電された電力は、PCU22を通じて蓄電装置21に蓄えられる。
アクセルおよびブレーキアクチュエータ26は、ECU100からの指令に応じて図示しないアクセルおよびブレーキを操作する。ステアリングアクチュエータ27は、ECU100からの指令に応じて操舵輪を操作する。
車両1は、車両1の外部状況または車両1の走行状態を取得するための構成として、ナビゲーション装置31と、センサ群32と、乗員検出装置33とをさらに備える。
ナビゲーション装置31は、人工衛星からの電波に基づいて車両1の現在地を特定するGPS(Global Pointing System)受信機311と、地図データを記憶する地図データ記憶部312とを含む。ナビゲーション装置31は、GPS受信機311により特定された車両1の現在地の位置情報(GPS情報)を用いて車両1の各種ナビゲーション処理を実行する。より具体的には、ナビゲーション装置31は、車両1のGPS情報と地図データ記憶部312に格納された道路地図データとに基づいて、車両1の現在地から目的地までの走行ルート(走行予定ルートまたは目標ルート)を算出し、その走行ルートの情報をECU100に出力する。
センサ群32は、車両1の外部状況を検出したり、車両1の走行状態に応じた情報および車両1の操作(操舵操作、アクセル操作およびブレーキ操作)を検出したりする。ECU100は、センサ群32により検出(または取得)された各種情報に基づいて無人運転(完全自動運転あるいは自動回送)が可能に構成されている。つまり、センサ群32による自動運転においては、すべての状況下においてドライバの乗車もドライバの操作も必要としない。より詳細には、センサ群32は、カメラ321と、レーダー(Radar)322と、ライダー(LIDAR:Laser Imaging Detection and Ranging)323と、車速センサ324と、加速度センサ325と、ジャイロセンサ326とを含む。
カメラ321は、車両1の外部状況を撮像し、車両1の外部状況に関する撮像情報をECU100に出力する。
レーダー322は、電波(たとえばミリ波)を車両1の周囲に送信し、障害物で反射された電波を受信して障害物を検出する。レーダーは、たとえば、障害物までの距離および障害物の方向を障害物に関する障害物情報としてECU100に出力する。
ライダー323は、光(典型的には紫外線、可視光線または近赤外線)を車両1の周囲に送信し、障害物で反射された光を受信することで反射点までの距離を計測し、障害物を検出する。ライダー323は、たとえば、障害物までの距離および障害物の方向を障害物情報としてECU100に出力する。
車速センサ324は、車両1の車輪または駆動軸などに設けられる。車速センサ324は、車輪の回転速度を検出して車両1の速度を含む車速情報をECU100に出力する。
加速度センサ325は、たとえば、車両1の前後方向の加速度を検出する前後加速度センサと、車両1の横加速度を検出する横加速度センサとを含む。加速度センサ325は、両方の加速度を含む加速度情報をECU100に出力する。
ジャイロセンサ326は、車両1の水平方向からの傾きを検出し、車両1の走行経路の勾配情報をECU100に出力する。
乗員検出装置33は、車両1が使用中であるか否かを判断するために、乗員が車両1に乗車しているか、または車両1の近辺に乗員となる人がいるかを検出する。
車両1は、車外と無線通信を行なうための無線通信装置41をさらに備える。無線通信装置41は、たとえば、基地局通信モジュールである。
無線通信装置41は、たとえばLTEに準拠した通信を基地局装置5との間で行なうためのLTE用送受信回路を含む機器であり、アンテナ42に接続される。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)101と、メモリ102と、各種信号を入出力するための入出力ポート(図示せず)と等を含んで構成されている。ECU100は、センサ群32からの入力に基づき、車両1の無人運転を実現するための各種制御(車線維持制御、航行制御など)を実行する。また、ECU100は、無線通信装置41を介して様々な情報(車両1の位置情報など)をサーバ90に送信したり、サーバ90から指令または通知を受信したりする。
車両1の災害時の避難救助に関わる構成を以下に説明する。図2の車両1は、地図データ記憶部312と、無線通信装置41と、GPS受信機311と、乗員検出装置33と、ECU100とを備える。地図データ記憶部312は、「記憶装置」に相当する。無線通信装置41は、「災害情報取得装置」に相当する。GPS受信機311は、「位置取得装置」に相当する。乗員検出装置33は、「乗員検出装置」に相当する。ECU100は、「制御装置」に相当する。
地図データ記憶部312は、救援対象施設と避難候補場所とが登録された地図情報を記憶するように構成される。無線通信装置41は、車両外部(図1の災害情報提供センター10)から災害情報を取得するように構成される。GPS受信機311は、車両の現在位置を取得するように構成される。ECU100は、設定された地図上の目的地まで自律して車両1の無人運転を行なうように構成される。
なお、救援対象施設と避難候補場所については、メモリ102に地図上の座標のみ登録を行なっておき、地図データ記憶部312は登録された場所に到達するための道を検索するために使用しても良い。
ECU100は、無線通信装置41で車両の現在位置から予め定められた距離の範囲内の場所に関連する災害情報を取得し、かつ乗員検出装置33で車両の乗員を検出しない場合は、地図データ記憶部312に登録された救援対象施設を目的地として無人運転を実行する。
ECU100は、救援対象施設に到着後は、乗員が乗車したことを確認し、記憶装置に登録された避難候補場所のいずれかを目的地として無人運転または車両1の運転支援を実行する。
図3は、車両のECU100が災害時に実行する処理を説明するためのフローチャートである。図2、図3を参照して、まずステップS1においてECU100は、津波警報、土砂災害警報など、避難が必要な警報が発令されているか否か判断するとともに、現在位置が避難の対象区域か否かを判断する。
そのような警報が発令されている場合(S1でYES)、ステップS2において、ECU100は、乗員検出装置33の乗員検出結果を参照して、車両1が未使用状態か否かを判断する。
車両が未使用状態である場合(S2でYES)、ステップS3において、ECU100は、ナビゲーション装置31の地図データ記憶部312に記憶されている地図情報と、予め登録された救援対象施設(集会所、老人ホーム、病院など)と、GPS受信機311によって検出された現在位置とを参照して、現在位置の付近(たとえば、2km以内)に救援対象施設があるか否かを判断する。
救援対象施設が現在位置付近にある場合(S3でYES)、ステップS4において、ECU100は、津波などの到達予測時間と救援時点を経由した避難地点までの所要時間とを比較し、避難できる時間が十分にあるか否かを判断する。
避難できる時間が十分にある場合(S4でYES)、ステップS5において、ECU100は、予め登録された救援対象施設の一つに向かうように車両を無人運転し、要救援者をピックアップする。救援対象施設に到着後は、ECU100は、図示しないスピーカーなどから、緊急用の避難車両である旨を予め登録した音声で案内する。
一方、ステップS3において、現在地付近に予め登録された救援対象施設が無い場合(S3でNO)、またはステップS4において、救援対象施設を経由すると避難の時間が不足する場合(S4でNO)、ECU100は、ステップS6に処理を進める。
ステップS6では、ECU100は、津波などの到達予測時間と現在地から直接に避難地点に向かう場合の所要時間とを比較し、車両を待避させる時間が十分にあるか否かを判断する。なお、この場合の避難地点は、ステップS4の避難地点とは同じでなくても良く、現在地から最も近い避難地点を選択することが好ましい。
ステップS5で要救援者をピックアップした場合、または、直接に避難場所に向かう時間がある場合(S6でYES)、ECU100は、ステップS7において、車両1を自動で避難場所まで走行させる。避難場所は、災害の種類によって、変更されることが好ましい。たとえば、災害が津波である場合には、ECU100は、避難場所を高台の広場に設定する。またたとえば、災害が土砂災害である場合には、ECU100は、避難場所を河川から離れた広場に設定する。
ステップS7では、要救援者をピックアップした場合には、ECU100は、自動運転の代わりに、ナビゲーション装置31を使用した避難場所の案内のみ、すなわち運転支援を行なっても良い。
なお、ステップS1,S2,S6のいずれかでNOと判断された場合、ECU100は車両を走行させずに処理を終了する。これにより、災害時の道路の渋滞を悪化させる事態を避けることもできる。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両は、平常時には、配車センター9の指示に従って走行し、災害発生時には、災害発生の報知さえ受ければ、その後は、通信障害が発生しても外部からの指示なしで、予め登録された救護対象施設を目的地として無人走行する。したがって、予め、救護対象施設へ対象車両を割り当てておき、車両にその情報を記憶させておけば、目的地などを通信網で設定しなくても、救護対象施設に必要な車両が派遣される。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、5 基地局装置、7 通信ネットワーク、8 携帯端末、9 配車センター、10 災害情報提供センター、21 蓄電装置、23 モータジェネレータ、24 動力伝達ギア、25 駆動輪、26 ブレーキアクチュエータ、27 ステアリングアクチュエータ、31 ナビゲーション装置、32 センサ群、33 乗員検出装置、41 無線通信装置、42 アンテナ、90 サーバ、91 地図情報データベース、92 車両情報データベース、95 通信装置、102 メモリ、311 受信機、312 地図データ記憶部、321 カメラ、322 レーダー、323 ライダー、324 車速センサ、325 加速度センサ、326 ジャイロセンサ、900 配車システム。

Claims (1)

  1. 救援対象施設と避難候補場所とが登録された地図情報を記憶する記憶装置と、
    車両外部から災害情報を取得する災害情報取得装置と、
    車両の現在位置を取得する位置取得装置と、
    乗員検出装置と、
    設定された地図上の目的地まで自律して車両の無人運転を行なうように構成された制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記災害情報取得装置で車両の現在位置から予め定められた距離の範囲内の場所に関連する災害情報を取得し、かつ前記乗員検出装置で車両の乗員を検出しない場合は、前記記憶装置に登録された前記救援対象施設を前記目的地として前記無人運転を実行し、
    前記制御装置は、前記救援対象施設に到着後は、乗員が乗車したことを確認し、前記記憶装置に登録された前記避難候補場所のいずれかを目的地として前記無人運転または車両の運転支援を実行する、車両。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022053313A (ja) * 2020-09-24 2022-04-05 いすゞ自動車株式会社 出動車両制御装置および出動車両制御方法
JP7416009B2 (ja) 2021-04-05 2024-01-17 トヨタ自動車株式会社 車両の制御装置、車両の制御方法及び車両制御用コンピュータプログラム

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