JP2022063628A - 遊技場用システム - Google Patents

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Yuto Kondo
宏道 青木
Hiromichi Aoki
敬幸 扇間
Atsuyuki Senma
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Abstract

【課題】遊技場に併設された駐車場の巡回におけるコストを削減すると共に、駐車車両の異常を適切に検知して報知する。【解決手段】遊技場用システム1は、遊技場に併設された駐車場への入庫車両を撮像し、入庫車両撮像カメラ33の撮像データから入庫車両の運転手に関する情報と、車両ナンバーに関する情報とを特定し、運転手に関する情報と車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車場内に駐車されている駐車車両を撮像し、当該駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車場内撮像カメラ34の撮像データから当該駐車車両に異常が発生しているか否かを判定し、駐車車両に異常が発生していると判定すると、遊技場に設けられた管理装置7において異常報知を行う。【選択図】図3

Description

本発明は遊技場用システムに関する。
遊技場へは車両で来店する遊技者も多く、車両のライトやハザードランプの消灯忘れによるバッテリー上がりや車上荒らし等の犯罪を防止する必要がある。駐車場内を巡回することで対策をしているが、人件費の削減等により巡回に人員を割くことができない遊技場も多くある。例えば特許文献1には、駐車場に駐車された駐車車両を監視するために、駐車車両をカメラにより撮影し、駐車装置により読み取られた会員カードのIDコード及び駐車装置のIDコードと、遊技場内の複数の島に配置された複数のパチンコ機の各々の周辺に配置された複数の表示装置により読み取られた会員カードのIDコード及び表示装置のIDコードとに基づいて、何れかの表示装置により読み取られた会員のIDコードと同一の会員のIDコードが読み取られた駐車装置を特定し、その特定した駐車装置に対応するカメラにより撮影された画像を表示装置に表示する技術が開示されている。
特開平10-51760号公報
しかしながら、駐車車両を監視するためには駐車時に会員カードのIDコードを登録する必要があり、遊技者にとっては非常に手間である。又、オペレータによる異常の監視を必要とし、監視のための人件費が必要になる。更に、遊技者自身による車両の確認操作も必要となり、遊技に熱中している遊技者は確認操作を怠ってしまい自身の車両の確認が遅れてしまう虞がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的は、遊技場に併設された駐車場の巡回におけるコストを削減すると共に、駐車車両の異常を適切に検知して報知することができる遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した遊技場用システムによれば、遊技場に併設された駐車場への入庫車両を撮像し、入庫車両撮像データから入庫車両の運転手に関する情報と、車両ナンバーに関する情報とを特定し、運転手に関する情報と車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車場内に駐車されている駐車車両を撮像し、当該駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車車両撮像データから当該駐車車両に異常が発生しているか否かを判定し、駐車車両に異常が発生していると判定すると、遊技場に設けられた管理装置において異常報知を行う。遊技場の従業員が駐車場内を監視する必要がなくなり、駐車場の巡回におけるコストを削減することができる。駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて管理することで、駐車車両と運転手及び車両ナンバーとをオペレータや遊技者自身が照合する必要がなくなり、駐車車両の異常を適切に検知して報知することができる。
本発明の一実施形態を示す遊技場内の構成図 情報表示装置の正面図 全体構成図 管理サーバの構成を示す図 管理サーバの処理を示すフローチャート(その1) システムの処理の流れを示す図(その1) 人物特定用領域及び車両ナンバー特定用領域を示す図 駐車情報を示す図 レコード示す図 管理サーバの処理を示すフローチャート(その2) 管理装置の処理を示すフローチャート(その1) システムの処理の流れを示す図(その2) 車両ナンバー特定用領域、ライト特定用領域、窓ガラス特定用領域を示す図 異常判定情報を示す図(その1) 異常判定情報を示す図(その2) 異常報知画面を示す図 管理サーバの処理を示すフローチャート(その3) システムの処理の流れを示す図(その3) 監視情報を示す図(その1) 監視情報を示す図(その2) 管理装置の処理を示すフローチャート(その2) システムの処理の流れを示す図(その4) 情報表示装置における異常報知を示す図 貸出装置における異常報知を示す図
以下、一実施形態について図面を参照して説明する。図1は遊技場用システムにおける遊技場内の構成を概略的に示している。遊技場用システム1が設けられている遊技場内には、例えばスロットマシンやパチンコ遊技機等の複数の遊技機が設置されている。各遊技機2には、貸出装置3(遊技用装置に相当する)及び情報表示装置4(遊技用装置に相当する)が付設されている。これら遊技機2、貸出装置3及び情報表示装置4は、2台ずつ中継装置5に接続されている。中継装置5は、LAN6を介して管理装置7に接続されており、遊技機2や貸出装置3等の遊技機2側の機器から送信された遊技信号を受信すると、その受信した遊技信号を管理装置7に送信(中継)する。管理装置7は、例えば遊技場内の事務所等に設置されており、遊技機2の遊技情報を管理している。管理装置7が管理する遊技情報は、例えばモニタ8等に表示出力される。
このような遊技場内には、例えば数百台の遊技機2が設置されており、管理装置7の管理対象となっている。尚、遊技場内には、景品を交換するPOS(図示せず)や一般カードや会員カードに記録されている残高を精算する精算装置(図示せず)も設置されており、これらPOSや精算装置もLAN6を介して管理装置7に接続されている。
本実施形態では、遊技機2としてスロットマシンを想定している。遊技機2は、その正面に表示窓9が設けられており、遊技者は表示窓9を通じて内部に設けられたリール10の図柄を視認可能となっている。各図柄は、左リール、中リール、右リールの円周面に描かれており、各リールが停止した状態では、表示窓9の上段、中段、下段に対応して表示される。即ち、表示窓9には、各リールの各々について3図柄ずつ合計9図柄分の図柄表示領域が形成されている。
遊技機2には、ボーナス役、小役、リプレイ役の3種類の役が設定されている。ボーナス役としてはBB(ビッグボーナス)役及びRB(レギュラーボーナス)役の2種類、小役としては15枚役、1枚役A、1枚役B及び2枚役の4種類が設定されている。遊技機2では、1回のゲームにおけるメダルの使用数(投入数であるBET数)は、通常状態では3枚(3BET)に設定されており、ボーナス状態では2枚(2BET)に設定されている。
表示窓9には、中段に対応した横方向の1本、上段、中段、下段に対応した斜め方向の2本、上段と下段に対応した横方向の2本の合計5本の入賞ラインが設定されており、入賞図柄が何れかの入賞ライン上に揃ったときに対応する入賞が発生する。
表示窓9の下方には、クレジットメダルの投入を行うMAXBET釦11、クレジットメダルの精算を行うクレジット精算釦12、メダルを投入するメダル投入口13が設けられており、これらの下方にはスタートレバー14、3つのストップ釦15が設けられている。クレジット数が1以上の状態でクレジット精算釦12が操作されると、そのクレジット数分のメダルが払出される。遊技機2には、最下部に受皿16が設けられ、最上部にランプ部17が設けられている。尚、遊技機2では、例えば「1」~「6」の6段階で役の内部当選確率を設定するための設定値が設けられており、その何れかの設定値を有効化する。設定値は、その値が高いほど遊技者にとって有利な設定であり、その値が低いほど遊技者にとって不利な設定である。設定値により遊技機2の出率等が調整される。
遊技機2は以下のように動作する。
(1)メダルが投入された状態でのスタートレバー14の操作によりゲームが開始されると、例えば0~65535の間で発生する乱数のうち1つを抽出し、その抽出した乱数と図示しない当選乱数テーブルと照合し、内部当選役を決定する。具体的には、例えば設定値1であれば、通常状態では、単独BB役に11個の抽選用乱数が割振られており、その理論上の内部当選確率は、11/65536である。同様に、単独RB役に11個、1枚役Aに1301個、15枚役+1枚役Bに5384個、単独2枚役に128個、BB役+2枚役に5個、RB役+2枚役に5個、リプレイ役は8978個の抽選用乱数が割振られている。又、BB又はRB状態では、単独15枚役に65535個の抽選用乱数が割振られており、単独15枚役が内部当選役となる確率が高くなるように設定されている。
(2)内部当選役を決定すると共にリール10を始動させた後、遊技者による各ストップ釦15の操作と内部当選役に応じて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御を実行する。引込制御は、各ストップ釦15の操作を検出した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を前記入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。そして、役に対応した図柄が入賞ライン上に停止することで入賞が発生する。
(3)通常状態において小役(15枚役、1枚役A、1枚役B、2枚役)が入賞した場合に、対応する数のメダルの払出しが行われる。又、リプレイ役が入賞した場合、新たにメダルを投入することなく再度ゲームを実行可能となる。ボーナス状態では、上記したようにBET数が2BETに削減されると共に、単独15枚役が内部当選役となる確率が高められ、多量のメダルの獲得が可能となる。ボーナス状態のうちBB状態は例えば315枚を越えるメダルの払出しにより終了し、RB状態は例えば105枚を越えるメダルの払出しにより終了し、ボーナス状態の終了により通常状態に移行する。
(4)所謂AT状態(AT)を発生可能であり、ATでは15枚役+1枚役B(以下、AT役)の内部当選時にストップ釦15の操作順をナビする。ナビ通り操作すれば15枚役が入賞する一方、ナビ通り操作しないと1枚役Bの引込制御を行い、1枚役Bが引込範囲内にあれば1枚役が入賞する一方、引込範囲内になければ非入賞となる。ATの発生条件等を上記した設定値により異なるようにしても勿論良いが、本実施形態では設定値による差をBB役等の内部当選率を異なる値とすることで調整している。
遊技機2からは遊技者による遊技の進行にしたがって以下に示す遊技信号が送信される。
アウト信号=遊技機2から送信される信号である。開始操作に応じベット状態のメダルを消費したとしてベット状態のメダル数(3枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1がアウト(消費価値、使用媒体数、遊技に応じて消費した遊技価値の大きさを示す遊技情報)となる。尚、リプレイ時にも対応分が送信される。
セーフ信号=遊技機2から送信される信号である。メダルが1枚付与(払出)される毎に1パルス出力されるので、セーフ信号数×1がセーフ(入賞付与価値、払出媒体数、遊技に応じて遊技者に付与された遊技価値の大きさを示す遊技情報)となる。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分が送信される。
BB又はRB信号=遊技機2から送信される信号である。対応するボーナス状態(BB、RB)中にレベル出力されるので、信号受信期間をボーナス状態として特定する。
AT信号=遊技機2から送信される信号である。AT中にレベル出力されるので、信号受信期間をAT状態として特定する。
上記した構成は所謂AT機の一般的な構成の例示であり、どのようなスペックの遊技機であっても良いし、図示しない玉を遊技価値とするパチンコ遊技機等も対象となる。
貸出装置3は、遊技者が貨幣を入金するための貨幣挿入口18、遊技者がカードを挿入するためのカード挿入口19、メダルを払出すための貸出釦20、カードを発行するための返却釦21、各種情報を表示するタッチパネル式の液晶表示部22、従業員が携帯する従業員リモコン23から送信されたリモコン信号を受信するリモコン受光部24、メダルを遊技機2の受皿16に払出す払出ノズル25、投入口26等を備える。
貸出装置3は以下のように動作する。
(1)貨幣が貨幣投入口20に入金されると、貨幣を受付け(貨幣受付処理)、その残高を液晶表示部22に表示し、貸出釦20が押下(貸出操作、付与操作)されると、貸出1単位(例えば1000円分)の貸出メダル(対価付与価値)を払出ノズル25から払出し(対価付与処理)、その対価分を残高から引落とす。この場合、貨幣は複数回分の貸出処理の対応分(例えば1万円まで)を受付可能である。
(2)所謂各台計数機能を備えており、投入口26へのメダルの投入により遊技者が獲得したメダルを受付可能であり、投入口26に投入されたメダルを、自装置3に内蔵された計数部で計数し、その計数値を持玉(計数メダル数)として記憶部に記憶する。これにより、持玉を対価とした払戻処理(価値付与処理)も可能とし、払戻した場合には、その対価分(払戻したメダルと同数)を持玉より減算する。持玉や残高が残存する状態で返却釦21が押下(発行操作)されると、持玉や残高を特定可能なカードをカード挿入口19から発行する。尚、カードを受付けた場合は、その持玉や残高を引継ぐ。
(3)中継装置5を介したシリアル通信による売上信号により管理装置7にて貨幣受付処理や対価付与処理、残高や持玉、貸出玉数、払戻玉数、入金額、計数玉数や貸出玉数や貸出玉の対価となる売上額及びカードの受付や発行処理等の各種情報を特定可能とするが、これらをパルス信号(例えば入金1000円毎に1パルス、売上100円毎に1パルス等)にて特定可能としても良い。
情報表示装置4は、遊技機2から中継装置5を経由して受信した各種の遊技情報を表示したり管理装置7から受信した各種の遊技情報を表示したりする。図2に示すように、情報表示装置4は、LED表示部27、液晶表示部28、従業員を呼出すための呼出釦や液晶表示部28に表示される遊技情報の種類等を切替えるための切替釦を含む操作スイッチ群29、従業員リモコン23から送信されたリモコン信号を受信するリモコン受光部30を備える。
液晶表示部28は、操作スイッチ群29の操作に応じて各種の遊技情報を表示可能であり、本日の大当り回数を示す「本日BB・RB」表示部28a、前日の大当り回数を示す「前日BB・RB」表示部28b、前々日の大当り回数を示す「前々日BB・RB」表示部28c、過去最高の大当り回数を示す「過去最高BB」表示部28d、メダルの過去最高獲得枚数を示す「過去最高獲得」表示部28e、大当り間ゲーム回数を示す「ボーナス間G」表示部28f、本日累計ゲーム回数を示す「本日累計G」表示部28g、差枚数グラフ表示部28h、大当り間ゲーム数履歴最新10回分表示部28iが設けられている。図2の例示では、本日BB・RB回数がそれぞれ35・18回、前日BB・RB回数がそれぞれ8・2回、前々日BB・RB回数がそれぞれ13・10回、過去最高BB回数が47回、過去最高獲得枚数が5783枚、ボーナス間ゲーム回数が0回、本日累計ゲーム回数が0回であることが表示されている。
図3に示すように、遊技場には駐車場が併設されている。図3では、平面駐車場を例示しているが、立体駐車場であっても良い。駐車場には複数の駐車スペース31が区画されている。車両で来店する遊技者は、出入口32を通過して駐車場内に進入し、車両を駐車スペース31に駐車し、車両から降車して駐車場内から遊技場内に向かう。又、遊技を終えた遊技者は、遊技場内から駐車場内に向かい、駐車スペース31に駐車した車両に乗車し、車両を発進させて駐車場内から出入口32を通過して退出する。図3では、車両が駐車場内に進入する入口と駐車場内から退出する出口とを兼用する出入口32を例示しているが、例えば駐車場内を一方通行として入口と出口とが別々であっても良い。又、出入口32、入口及び出口が各々複数であっても良い。
駐車場内には、入庫車両撮像カメラ33(入庫車両撮像手段に相当する)、駐車場内撮像カメラ34(駐車車両撮像手段、場内撮像手段に相当する)及び中継装置35が設置されており、入庫車両撮像カメラ33及び駐車場内撮像カメラ34は、中継装置35と無線接続可能である。尚、入庫車両撮像カメラ33及び駐車場内撮像カメラ34が中継装置35と有線接続される構成であっても良い。
遊技場内には、遊技場内撮像カメラ36(場内撮像手段に相当する)が設置されており、管理装置7と無線接続可能である。尚、遊技場内撮像カメラ36が管理装置7と有線接続される構成であっても良い。又、遊技場外には、第三者により管理される管理サーバ37が設置されている。駐車場内の中継装置35、遊技場内の管理装置7及び管理サーバ37は、例えばインターネット等を含む通信ネットワーク38を介してデータ通信可能に接続される。
入庫車両撮像カメラ33は、駐車場内において出入口32の周辺を撮像エリアとし、出入口32を通過して駐車場内に進入する車両を撮像する。入庫車両撮像カメラ33により撮像された撮像データ(入庫車両撮像データに相当する)には、車両を運転する運転手を略正面から撮像した画像と、車両の前端部に取り付けられているナンバープレートを略正面から撮像した画像とが含まれる。入庫車両撮像カメラ33により撮像された撮像データは、例えば30fpsのフレームレートで無線通信により中継装置35に送信され、中継装置35から通信ネットワーク38を介して管理サーバ37に送信される。
駐車場内撮像カメラ34は、一又は複数により駐車場内の全体を撮像エリアとし、駐車スペース31に駐車された駐車車両及び駐車場内を移動する遊技者を撮像する。駐車場内撮像カメラ34により撮像された撮像データ(駐車車両撮像データ、場内撮像データに相当する)には、駐車車両を撮像した画像と、駐車場内を移動する遊技者を撮像した画像とが含まれる。複数の駐車場内撮像カメラ34により駐車場内の全体を分担して撮像エリアとする場合には、駐車場内撮像カメラ34と、その駐車場内撮像カメラ34の撮像エリアとが紐付けられている。同一の遊技者に対して複数の駐車場内撮像カメラ34により撮像された撮像データを時系列で関連付け、その遊技者の駐車場内での移動軌跡を特定することで、その同一の遊技者の駐車場内での移動を追跡可能となる。駐車場内撮像カメラ34により撮像された撮像データは、例えば30fpsのフレームレートで無線通信により中継装置35に送信され、中継装置35から通信ネットワーク38を介して管理サーバ37に送信される。
遊技場内撮像カメラ36は、一又は複数により遊技場内の全体を撮像エリアとし、遊技場内を移動する遊技者を撮像する。遊技場内撮像カメラ36により撮像された撮像データ(場内撮像データに相当する)には、遊技場内を移動する遊技者を撮像した画像が含まれる。複数の遊技場内撮像カメラ36により駐車場内の全体を分担して撮像エリアとする場合には、遊技場内撮像カメラ36と、その駐車場内撮像カメラ36の撮像エリアとが紐付けられている。同一の遊技者に対して複数の遊技場内撮像カメラ36により撮像された撮像データを時系列で関連付け、その遊技者の遊技場内での移動軌跡を特定することで、その同一の遊技者の遊技場内での移動を追跡可能となる。遊技場内撮像カメラ36により撮像された撮像データは、例えば30fpsのフレームレートで無線通信により管理装置7に送信され、管理装置7から通信ネットワーク38を介して管理サーバ37に送信される。
図4に示すように、管理サーバ37は、マイクロコンピュータ(マイコンとも称する)39、データベース40(入庫車両情報記録手段、駐車車両情報記録手段、遊技者情報記録手段に相当する)、通信部41を備える。マイクロコンピュータ39は、CPU39a(入庫車両情報特定手段、異常判定手段、報知手段、遊技者特定手段、遊技機特定手段に相当する)、ROM39b、RAM39c、I/O39d等を備える。データベース40は、運転手IDを特定可能な運転手ID情報と、遊技者の会員IDを特定可能な会員ID情報と、車両ナンバーを特定可能な車両ナンバー情報と、入庫日時を特定可能な入庫日時情報とをレコード単位とするデータベースである。通信部41は、駐車場内の中継装置35から送信された撮像データや遊技場内の管理装置7から送信された撮像データを、通信ネットワーク38を介して受信したり、後述する異常報知信号を、通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信したりする。マイクロコンピュータ39は、撮像データが通信部41により受信されると、その受信された撮像データに対して所定の画像解析プログラムに基づいて画像解析を行い、画像解析により特定した情報をデータベース40に登録したり、その情報をデータベース40に登録されている情報と照合したりする。
次に、上記した構成の作用について図5から図22を参照して説明する。ここでは、
(1)車両入庫時の車両と運転手との紐付け処理
(2)駐車車両の異常判定処理
(3)遊技者の動線追跡処理
(4)遊技者に対する異常報知処理
について順次説明する。
(1)車両入庫時の車両と運転手との紐付け処理(図5から図9参照)
管理サーバ37は、車両入庫時の車両と運転手との紐付け処理を行う。管理サーバ37は、図5に示すように、入庫車両撮像カメラ33により撮像された撮像データを受信すると(A1)、その受信した撮像データから人物特定用領域及び車両ナンバー特定用領域を特定する(A2)。管理サーバ37は、図7に示すように、運転手の顔全体及び上半身の一部を含む領域を人物特定用領域として特定し、車両のナンバープレートの全体を含む領域を車両ナンバー特定用領域として特定する。尚、図7等で例示している車両ナンバーの「abcd」等は任意の数字である。
次いで、管理サーバ37は、その特定した人物特定用領域及び車両ナンバー特定用領域の画像解析を行い(A3)、画像解析結果から運転手及び車両ナンバーを特定する(A4)。次いで、管理サーバ37は、撮像データの撮像日時から入庫日時を特定し、運転手IDを付与し、図8に示すように、入庫日時と、運転手IDと、車両ナンバーとを紐付けて駐車情報を作成する(A5)。
次いで、管理サーバ37は、その運転手が会員登録している会員であるか否かを判定する(A6)。管理サーバ37は、その運転手が会員登録している会員であると判定すると(A6:YES)、運転手IDと会員IDとを紐付ける(A7)。一方、管理サーバ37は、その運転手が会員登録していない非会員であると判定すると(A6:NO)、運転手IDと会員IDとを紐付けない。管理サーバ37は、図9に示すように、運転手IDと、運転手が会員登録している場合の会員IDと、車両ナンバーと、入庫日時とをレコード単位としてデータベース40に登録、又はデータベース40を更新する。図9では、例えば運転手ID「321541253」の運転者等が会員である場合を例示している。即ち、運転手に関する情報と、車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録し、更に、駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。
次いで、管理サーバ37は、今回の付与した運転手IDをデータベースに登録済みであるか否かを判定する(A8)。管理サーバ37は、今回の付与した運転手IDを登録済みでなく未登録であると判定すると(A8:NO)、その運転手IDと、運転手が会員登録している場合の会員IDと、車両ナンバーと、入庫日時とをレコード単位として駐車情報をデータベース40に登録する(A9)。一方、管理サーバ37は、今回の付与した運転手IDを登録済みあると判定すると(A8:YES)、その登録済みの運転手IDのレコードを更新し、データベース40の駐車情報を更新する(A10)。
又、管理サーバ37は、データベース40に登録済みの遊技者が例えば車両を買い替えた等により登録済みの車両ナンバーとは異なる車両ナンバーの車両で来店した場合には、車両ナンバーを更新し、データベース40を更新する。又、管理サーバ37は、データベース40に登録済みの遊技者が車両で来店する毎に、入庫日時を更新し、データベース40を更新する。
図6は、管理サーバ37において、運転手が会員登録している会員であると判定し、今回の付与した運転手IDを登録済みでなく未登録であると判定した場合に、その運転手IDと、運転手が会員登録している場合の会員IDと、車両ナンバーと、入庫日時とをレコード単位としてデータベース40に登録する場合の処理を例示している。以上に説明した車両入庫時の車両と運転手との紐付け処理では、入庫車両撮像カメラ33からフレーム毎に送信される撮像データに対して画像解析を行うので、運転手及び車両ナンバーをリアルタイムで特定することが可能となり、運転手及び車両ナンバーの特定を迅速に判定することが可能となる。
(2)駐車車両の異常判定処理(図10から図16参照)
管理サーバ37は、駐車車両の異常判定処理を行う。管理サーバ37は、図10に示すように、駐車場内撮像カメラ34により撮像された撮像データを受信すると(A11)、その受信した撮像データから車両ナンバー特定用領域、ライト特定用領域及び窓ガラス特定用領域を特定する(A12)。管理サーバ37は、図13に示すように、車両のナンバープレートの全体を含む領域を車両ナンバー特定用領域として特定し、ライトの全体を含む領域をライト特定用領域として特定し、サイドガラスの少なくとも上側部分を含む領域を窓ガラス特定用領域として特定する。図13では、車両前方側のナンバープレートやライトを対象としているが、車両後方側のナンバープレートやライトを対象としても良いし、車両前方側と後方側との両方のナンバープレートやライトを対象としても良い。
次いで、管理サーバ37は、その特定した車両ナンバー特定用領域、ライト特定用領域及び窓ガラス特定用領域の画像解析を行い(A13)、画像解析結果から車両ナンバー、ライトやハザードランプの状態及び窓ガラスの状態を特定する。管理サーバ37は、ライトの点灯やハザードランプの点滅又は窓ガラスの開放を検知し、異常を検知すると(A14:YES)、その点灯や点滅又は開放が所定時間継続しているか否かを判定する(A15)。
管理サーバ37は、その点灯や点滅又は開放が所定時間継続していると判定すると(A15:YES)、ライトやハザードランプの消灯忘れ又は窓ガラスの閉め忘れを判定し、異常の発生を判定する(A16)。異常を検知してから当該異常が所定時間継続している場合に異常の発生を判定するのは、例えば運転手の操作誤り等を検知対象から排除するためである。又、例えば駐車場が屋外であり、遊技者が炎天下の環境下での車内の温度上昇を防ぐために意図的に窓ガラスを開放することを考慮し、窓ガラスの開放を検知する基準となる空き具合を季節や天候等により可変としても良い。
管理サーバ37は、このようにして異常の発生を判定すると、その異常に関する異常判定情報をデータベース40に登録済みであるか否かを判定する(A17)。管理サーバ37は、異常判定情報をデータベース40に登録済みでなく未登録であると判定すると(A17:NO)、図14に示すように、検知日時と、異常内容と、車両ナンバーと、異常報知とを紐付けて異常判定情報を作成し、その作成した異常判定情報をデータベース40に登録し(A18)、異常報知フラグに「0」を設定する(A19)。管理サーバ37は、異常報知を行う前では、異常報知を「未」に設定する。
管理サーバ37は、異常の発生を判定した時点から一定時間が経過したか否かを判定する(A20)。管理サーバ37は、異常の発生を判定した時点から一定時間が経過したと判定すると(A20:YES)、異常報知フラグに「1」を設定し(A21)、第1異常報知信号を通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信し(A22)、データベース40の異常判定情報を更新する(A23)。上記した一定時間は、例えば10分であり、遊技場の管理者により予め設定可能な時間である。異常の発生を判定した時点から一定時間が経過した後に第1異常報知信号を送信するのは、運転手が戻ってくることや車両が移動されることを考慮しているためである。又、管理サーバ37は、第1異常報知信号を通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信すると、図15に示すように、異常報知を「未」から「済」に変更すると共に、異常報知を行った日時を登録する。管理サーバ37から送信される第1異常報知信号には、異常内容と、車両ナンバーとが含まれる。
管理装置7は、図11に示すように、管理サーバ37から送信された第1異常報知信号を受信すると(B1)、その受信した第1異常報知信号から異常内容及び車両ナンバーを特定し(B2)、図16に示すように、その特定した異常内容及び車両ナンバーを特定可能な異常報知画面をモニタ8にポップアップ表示し、異常報知を行う(B3)。管理装置7は、ポップアップ表示以外に発生履歴を表示し、異常報知を行っても良く、更に、遊技場の従業員が装着するインカムやスマートウォッチ等により異常報知を行っても良い。
図12は、管理サーバ37において、異常を検知し、その異常が所定時間継続していると判定し、その異常に関する異常判定情報をデータベース40に登録済みでないと判定し、異常の発生を判定した時点から一定時間が経過したと判定した場合に、異常報知フラグに「1」に設定し、第1異常報知信号を通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信する場合の処理を例示している。以上に説明した駐車車両の異常判定処理では、駐車場内撮像カメラ34からフレーム毎に送信される撮像データに対して画像解析を行うので、異常をリアルタイムで検知することが可能となり、異常を迅速に検知することが可能となる。
(3)遊技者の動線追跡処理(図17から図20参照)
管理サーバ37は、遊技者の動線追跡処理を行う。管理サーバ37は、図17に示すように、駐車場内撮像カメラ34や遊技場内撮像カメラ36により撮像された撮像データを受信すると(A31)、その受信した撮像データから人物特定用領域を特定する(A32)。管理サーバ37は、図19に示すように、運転手の顔全体及び上半身の一部を含む領域を人物特定用領域として特定する。
次いで、管理サーバ37は、その特定した人物特定用領域の画像解析を行い(A33)、画像解析結果から駐車場内や遊技場内を移動する人物を特定する(A34)。管理サーバ37は、駐車場内や遊技場内を移動する人物を特定すると、その特定した人物の顔画像の特徴点と、データベース40に登録されている人物の顔画像の特徴点とを照合する。
管理サーバ37は、その特定した人物の顔画像の特徴点に対し、特徴点の一致率が所定値以上の顔画像がデータベース40に登録されていれば、その特定した人物を登録済みの遊技者として特定する。一方、管理サーバ37は、特徴点の一致率が所定値以上の顔画像がデータベース40に登録されていなければ、その特定した人物を未登録の遊技者として特定する。
管理サーバ37は、遊技者を特定すると(A35)、その特定した遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であるか否かを判定する(A36)。管理サーバ37は、会員IDが付与されている会員の遊技者であれば、その特定した遊技者の会員IDと、図9に例示したレコードの会員IDとを照合し、会員IDが一致すれば、その特定した遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると特定する。即ち、管理サーバ37は、会員の遊技者であれば、会員IDを照合することで当該遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると特定することが可能となる。
一方、管理サーバ37は、会員IDが付与されていない非会員の遊技者であれば、その特定した遊技者の顔画像の特徴点と、車両入庫時に撮像した顔画像の特徴点とを照合し、特徴点の一致率が所定値以上であれば、その特定した遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると特定する。即ち、管理サーバ37は、非会員の遊技者であれば、顔画像の特徴点を照合することで当該遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると特定することが可能となる。
管理サーバ37は、遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると判定すると(A36:YES)、図19に示すように、検知日時と、運転手が会員登録している場合の会員IDと、運転手IDと、車両ナンバーと、遊技/非遊技とを紐付けて監視情報を作成し、その作成した監視情報をデータベース40に登録する(A37)。管理サーバ37は、その特定した遊技者が着席する前では、遊技/非遊技を「非遊技」に設定する。図19では、車両で遊技場に来店した遊技者で会員であり、会員IDが付与されている場合を例示しているが、車両で遊技場に来店した遊技者で非会員であれば、会員IDは空欄となる。
次いで、管理サーバ37は、画像解析結果から当該遊技者が遊技機2の前に着席したか否かを判定する(A38)。管理サーバ37は、遊技者が遊技機2の前に着席したと判定すると(A38:YES)、その遊技者が着席した遊技機2を特定し(A39)、図20に示すように、遊技/非遊技を「非遊技」から「遊技」に変更すると共に、その遊技機2の台番を登録する(A40)。管理サーバ37は、第2異常報知信号を通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信し(A41)、データベース40の監視情報を更新する(A42)。
尚、遊技者を撮像する遊技者撮像カメラ(遊技者撮像手段に相当する)が貸出装置3に設けられている構成であれば、管理サーバ37は、遊技者撮像カメラにより撮像された撮像データから人物特定用領域を特定し、その特定した人物特定用領域の画像解析を行い、遊技機2の前に着席した遊技者を特定し、その遊技者が着席した遊技機2を特定しても良い。
図18は、管理サーバ37において、遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると判定し、その遊技者が遊技機2の前に着席したと判定した場合の処理を例示している。以上に説明した遊技者の動線追跡処理では、駐車場内撮像カメラ34や遊技場内撮像カメラ36からフレーム毎に送信される撮像データに対して画像解析を行うので、遊技者の動線をリアルタイムで監視することが可能となり、遊技者を迅速に特定することが可能となり、更に当該遊技者が着席した遊技機2を迅速に特定することが可能となる。
(4)遊技者に対する異常報知処理(図21から図24参照)
管理装置7は、遊技者に対する異常報知処理を行う。管理装置7は、図21に示すように、管理サーバ37から送信された第2異常報知信号を受信すると(B11)、その受信した第2異常報知信号から車両ナンバー、遊技機2の台番及び撮像データを特定する(B12)。管理装置7は、遊技者が遊技中であるか否かを判定し(B13)、遊技者が遊技中であると判定すると(B13:YES)、車両ナンバー及び撮像データを特定可能な第3異常報知信号を、その特定した遊技機2の台番に対応する情報表示装置4に送信し(B14)、車両ナンバーを特定可能な第4異常報知信号を、その特定した遊技機2の台番に対応する貸出装置3に送信する(B15)。
情報表示装置4は、管理装置7から送信された第3異常報知信号を受信すると、その受信した第3異常報知信号から車両ナンバー及び撮像データを特定し、図23に示すように、確認を促すコメントと、車両ナンバーと、撮像データを特定可能な異常報知画面を液晶表示部28にポップアップ表示し、異常報知を行う。情報表示装置4は、遊技の妨げにならないように異常報知画面の表示と非表示とを繰り返す。
貸出装置3は、管理装置7から送信された第4異常報知信号を受信すると、その受信した第4異常報知信号から車両ナンバーを特定し、図24に示すように、確認を促すコメントと、車両ナンバーとを特定可能な異常報知画面を液晶表示部22に表示し、異常報知を行う。
図22は、管理装置7において、遊技者が遊技中であると判定した場合の処理を例示している。又、管理装置7において、第3異常報知信号を情報表示装置4に送信すると共に第4異常報知信号を貸出装置3に送信する場合を例示したが、何れかの異常報知信号を送信しなくても良く、第3異常報知信号を情報表示装置4に送信するだけでも良いし、第4異常報知信号を貸出装置3に送信するだけでも良い。
以上に説明した本実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
遊技場用システム1において、遊技場に併設された駐車場への入庫車両を撮像し、入庫車両撮像カメラ33の撮像データから入庫車両の運転手に関する情報と、車両ナンバーに関する情報とを特定し、運転手に関する情報と車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車場内に駐車されている駐車車両を撮像し、当該駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する。駐車場内撮像カメラ34の撮像データから当該駐車車両に異常が発生しているか否かを判定し、駐車車両に異常が発生していると判定すると、遊技場に設けられた管理装置7において異常報知を行うようにした。遊技場の従業員が駐車場内を監視する必要がなくなり、駐車場の巡回におけるコストを削減することができる。駐車車両に関する情報と、運転手に関する情報及び車両ナンバーに関する情報とを紐付けて管理することで、駐車車両と運転手及び車両ナンバーとをオペレータや遊技者自身が照合する必要がなくなり、駐車車両の異常を適切に検知して報知することができる。
ライトやハザードランプが所定時間以上点灯又は点滅している場合に、異常が発生していると判定するようにした。ライトやハザードランプの消し忘れによる車両のバッテリー上がり等を未然に防ぐことができる。窓ガラスが所定時間以上開放している場合に、異常が発生していると判定するようにした。窓ガラスの閉め忘れによる車上荒らし等を未然に防ぐことができる。
異常報知を情報表示装置4や貸出装置3において運転手に対して直接行うことで、異常に対して迅速に対応することができる。又、異常が発生したか否かを運転手自身が注意する必要が無く、安心して遊技を行うことができる。又、遊技を行う際には情報表示装置4や貸出装置3を目視する頻度が高いことから、異常を運転手に迅速に気付かせることができる。更に、撮像データを表示することで、どのような異常が発生しているかを運転手に一目瞭然に気付かせることができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、次のように変形又は拡張することができる。又、例示した構成は変形例も含め、どのように組み合わせても良いし、適宜採用しない構成としても良い。
管理サーバ37が遊技場外に設置されている構成を例示したが、管理サーバ37が遊技場内に設置されていても良い。管理サーバ37で行う処理の一部をカメラで行って良いし、処理の全てを管理装置7で行っても良い
入庫車両の撮像を1台の入庫車両撮像カメラ33で行う構成を例示したが、運転手を撮像するカメラと、車両ナンバーを撮像するカメラとが別々であっても良い。
異常判定は、ライトの点灯やハザードランプの点滅又は窓ガラスの開放を検知することを例示したが、その他の事象を検知しても良く、例えば駐車場内における事故、悪戯、車上荒らし等を検知しても良い。その場合、運転手が戻ってくることや車両が移動される可能性が少ないので、管理サーバ37において、異常の発生を判定した時点から一定時間が経過した後でなく、異常の発生を判定した直後に直ちに第1異常報知信号を通信ネットワーク38を介して管理装置7に送信する。
ライトの点灯やハザードランプの点滅を画像解析により検知する構成を例示したが、例えばカメラに備えられた光センサに検知する構成でも良い。
カメラから送信される撮像データをフレーム単位で画像解析する構成を例示したが、負荷軽減のために所定のタイミングで画像解析しても良く、例えば定期時刻毎や異常が発生した時点で撮像データを画像解析しても良い。
対象となる遊技機としてスロットマシンを例示したが、パチンコ遊技機等にも採用することができる。又、遊技媒体をデータのみで管理する所謂封入式のスロットマシンやパチンコ遊技機等にも採用することができる。尚、所謂封入式を考慮して遊技媒体は必要に応じて遊技価値と表現する。
情報表示装置4が行う情報処理の一部を中継装置5や管理装置7にて行っても良いし、同様に、管理装置7が行う情報処理の一部を情報表示装置4や中継装置5にて行っても良い。
非会員の遊技者に対し、顔画像の特徴点を照合することで当該遊技者が車両で遊技場に来店した遊技者であると特定し、異常報知を行う構成を例示したが、異常報知を行わない構成としても良い。即ち、車両で遊技場に来店した会員の遊技者に対しては異常報知を行うが、車両で遊技場に来店した非会員の遊技者に対しては異常報知を行わない構成としても良い。
図面中、1は遊技場用システム、2は遊技機、3は貸出装置(遊技用装置)、4は情報表示装置(遊技用装置)、33は入庫車両撮像カメラ(入庫車両撮像手段)、34は駐車場内撮像カメラ(駐車車両撮像手段、場内撮像手段)、36は遊技場内撮像カメラ(場内撮像手段)、37は管理サーバ、39aはCPU(入庫車両情報特定手段、異常判定手段、報知手段、遊技者特定手段、遊技機特定手段)、40はデータベース(入庫車両情報記録手段、駐車車両情報記録手段、遊技者情報記録手段)である。

Claims (6)

  1. 遊技場に併設された駐車場を監視する遊技場用システムにおいて、
    前記駐車場への入庫車両を撮像する入庫車両撮像手段と、
    前記入庫車両撮像手段により撮像された入庫車両撮像データから入庫車両の運転手に関する情報と、車両ナンバーに関する情報とを特定する入庫車両情報特定手段と、
    前記特定された運転手に関する情報と車両ナンバーに関する情報とを紐付けて記録する入庫車両情報記録手段と、
    前記駐車場内に駐車されている駐車車両を撮像する駐車車両撮像手段と、
    当該駐車車両に関する情報と前記入庫車両情報記録手段により記録した情報とを紐付けて記録する駐車車両情報記録手段と、
    前記駐車車両撮像手段により撮像された駐車車両撮像データから当該駐車車両に異常が発生しているか否かを判定する異常判定手段と、
    前記駐車車両に異常が発生していると前記異常判定手段により判定された場合に、遊技場に設けられた管理装置において異常報知を行う報知手段と、を備えた遊技場用システム。
  2. 前記異常判定手段は、前記駐車車両においてライト及びハザードランプのうち少なくとも何れかが所定時間以上点灯又は点滅している場合に、前記異常が発生していると判定する請求項1に記載した遊技場用システム。
  3. 前記異常判定手段は、前記駐車車両において窓ガラスが所定時間以上開放している場合に、前記異常が発生していると判定する請求項1に記載した遊技場用システム。
  4. 前記駐車場内及び前記遊技場内のうち少なくとも何れかを撮像する場内撮像手段と、
    前記遊技場内及び前記遊技場内のうち少なくとも何れかが撮像された場内撮像データから遊技者に関する情報を特定する遊技者特定手段と、
    前記特定された遊技者に関する情報と、前記入庫車両情報記録手段により記録した情報とを紐付けて記録する遊技者情報記録手段と、
    遊技場に設けられた複数の遊技機に対応付けて設けられ、遊技者を撮像する遊技者撮像手段と、
    前記場内撮像手段により撮像された場内撮像データ及び前記遊技者撮像手段により撮像された遊技者撮像データのうち少なくとも何れかにより、前記複数設けられた遊技機のうち前記遊技者が遊技を開始した遊技機を特定する遊技機特定手段と、備え、
    前記遊技機特定手段は、前記駐車車両に異常が発生していると前記異常判定手段により判定された場合に、当該駐車車両の運転手に対応する遊技者が遊技している遊技機を特定し、
    前記報知手段は、当該特定された遊技機に対応付けて設けられる遊技用装置において異常報知を行う請求項1から3の何れか一項に記載した遊技場用システム。
  5. 前記遊技用装置は、情報表示装置及び貸出装置のうち少なくとも何れかである請求項4に記載した遊技場用システム。
  6. 前記情報表示装置は、前記異常が発生している駐車車両に対応する撮像データを表示する請求項5に記載した遊技場用システム。
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