JP2022055512A - 後処理装置及び液体吐出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】液体を吐出された媒体に穿孔する場合、穿孔屑が残る穿孔不良を低減すること。【解決手段】液体3を吐出された媒体Pを載置する載置台9と、載置台9に載置された媒体に剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材11と、載置台9に設けられるダイ孔13と、穿孔部材11をダイ孔13よりも上方の待機位置と、ダイ孔13に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部15と、穿孔部材移動部15の移動を制御する制御部17と、を備え、制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、インクジェットプリンター等の記録装置によって液体を吐出された媒体に後処理として穿孔を行う後処理装置に関する。
特許文献1には、パンチ刃がパンチ位置へと移動して穿孔することで用紙に対してパンチ即ち穿孔を行う構成のシート処理装置が開示されている。
インクジェットプリンター等で印刷された用紙に対して特許文献1のシート処理装置で穿孔しようとした場合、用紙を適切に穿孔することができず穿孔不良が生じることがある。穿孔不良が発生した場合、穿孔された穴は、例えば円形となるべき穴の一部しか剪断できず、穿孔屑が用紙の穴の一部に付着したままの不良穴になることがある。穿孔屑が用紙に付着したままであると、その用紙を装置内あるいは装置外へ搬送経路を移動させて搬送する際に、前記穿孔屑が装置内に落下する、或いは搬送中に用紙が引っ掛かって搬送不良が生じる等の虞がある。
上記課題を解決するため、本発明に係る後処理装置は、液体を吐出された媒体を載置する載置台と、前記載置台に載置された媒体に剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材と、前記載置台に設けられるダイ孔と、前記穿孔部材を前記ダイ孔よりも上方の待機位置と、前記ダイ孔に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部と、前記穿孔部材移動部の移動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
以下、本発明について先ず概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明に係る後処理装置の第1の態様は、液体を吐出された媒体を載置する載置台と、前記載置台に載置された媒体に剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材と、前記載置台に設けられるダイ孔と、前記穿孔部材を前記ダイ孔よりも上方の待機位置と、前記ダイ孔に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部と、前記穿孔部材移動部の移動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
上記課題を解決するための本発明に係る後処理装置の第1の態様は、液体を吐出された媒体を載置する載置台と、前記載置台に載置された媒体に剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材と、前記載置台に設けられるダイ孔と、前記穿孔部材を前記ダイ孔よりも上方の待機位置と、前記ダイ孔に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部と、前記穿孔部材移動部の移動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
ここで、「前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際」における「穿孔動作の際」とは、全移動を基本とし、その全移動を経て前記待機位置に戻る移動動作の他に、前記穿孔部材が全移動できずに前記穿孔位置で止まってしまう場合も含む意味で本願明細書では使われている。ここで、「全移動」とは、前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動することを意味する。
また、前記穿孔部材の「穿孔位置」とは、前記穿孔部材が前記ダイ孔に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作をする位置を意味し、範囲を持っている。
また、「穿孔不良情報」における「穿孔不良」とは、媒体が正常に穿孔されずに穿孔屑が該媒体に付着して残留していることの他に、前記穿孔部材が前記穿孔位置において前記ダイ孔に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作が正常な動作状態から外れた状態になっていることを含む意味で使われている。後者の穿孔不良として、例えば穿孔部材の前記穿孔位置における前記穿孔動作の速さが通常の正常状態より遅くなった場合、不規則になった場合、或いはその穿孔動作が途中で止まった場合等が挙げられる。
そして、「穿孔不良情報」とは、前記「穿孔不良」に対応する情報である。例えば、穿孔部材で後処理、即ち穿孔された媒体の穿孔部位の画像に基づいて正常に穿孔されていないと判定された場合のその情報を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。更に、前記穿孔動作の際の前記穿孔部材の移動を制御する制御部における制御信号が通常の正常状態から変化した場合のその変化量、或いは前記穿孔部材の穿孔動作時の移動状態をセンサーで検出することで得られるセンシングデータにおいて正常動作時のセンシングデータと異なるデータがセンシングされた場合のそのデータ等を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。
また、「再度の剪断力を付与する」における「剪断力を付与する」とは、前記穿孔部材を前記ダイ孔の最下位置に向けて移動させて媒体に該媒体を穿孔する力を作用させることを意味する。
また、前記穿孔部材の「穿孔位置」とは、前記穿孔部材が前記ダイ孔に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作をする位置を意味し、範囲を持っている。
また、「穿孔不良情報」における「穿孔不良」とは、媒体が正常に穿孔されずに穿孔屑が該媒体に付着して残留していることの他に、前記穿孔部材が前記穿孔位置において前記ダイ孔に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作が正常な動作状態から外れた状態になっていることを含む意味で使われている。後者の穿孔不良として、例えば穿孔部材の前記穿孔位置における前記穿孔動作の速さが通常の正常状態より遅くなった場合、不規則になった場合、或いはその穿孔動作が途中で止まった場合等が挙げられる。
そして、「穿孔不良情報」とは、前記「穿孔不良」に対応する情報である。例えば、穿孔部材で後処理、即ち穿孔された媒体の穿孔部位の画像に基づいて正常に穿孔されていないと判定された場合のその情報を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。更に、前記穿孔動作の際の前記穿孔部材の移動を制御する制御部における制御信号が通常の正常状態から変化した場合のその変化量、或いは前記穿孔部材の穿孔動作時の移動状態をセンサーで検出することで得られるセンシングデータにおいて正常動作時のセンシングデータと異なるデータがセンシングされた場合のそのデータ等を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。
また、「再度の剪断力を付与する」における「剪断力を付与する」とは、前記穿孔部材を前記ダイ孔の最下位置に向けて移動させて媒体に該媒体を穿孔する力を作用させることを意味する。
本態様によれば、前記制御部は、前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する。これにより、媒体が正常に穿孔されずに穿孔屑が該媒体に付着して残留している不良穴に対して、同じ位置で再度の剪断力を付与するので、媒体に付着している前記穿孔屑を容易に除去することができ、簡単に正常な穴が形成された媒体に変えることができる。
また、後処理後の前記媒体を装置内あるいは装置外へ搬送する際に、前記穿孔屑が装置内に落下したり、搬送中に穿孔屑が引っ掛かって搬送不良が生じる虞を低減することができる。
インク等の液体を吐出された媒体に穿孔部材で穿孔する場合、前記媒体が水分を含んだ状態になると乾燥状態の場合よりも穿孔不良が発生しやすい。本態様は、このような液体を吐出された媒体に穿孔部材で穿孔する場合に特に有効である。
また、後処理後の前記媒体を装置内あるいは装置外へ搬送する際に、前記穿孔屑が装置内に落下したり、搬送中に穿孔屑が引っ掛かって搬送不良が生じる虞を低減することができる。
インク等の液体を吐出された媒体に穿孔部材で穿孔する場合、前記媒体が水分を含んだ状態になると乾燥状態の場合よりも穿孔不良が発生しやすい。本態様は、このような液体を吐出された媒体に穿孔部材で穿孔する場合に特に有効である。
ここで、第1の態様において、前記制御部は、前記穿孔部材が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合には、前記穿孔部材を前記待機位置に戻さずに前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ようにしてもよい。
ここで、「前記穿孔部材が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合」とは、前記穿孔不良情報を、前記穿孔部材が前記穿孔位置での移動範囲における最下位置に到達する前、最下位置に到達した後、及び最下位置に到達した時点のそれぞれの時点で得ることが可能であることを意味する。
また、「前記穿孔部材を前記待機位置に戻さずに」とは、前記穿孔部材が止まった位置からそのまま前記最下位置に向けて前記穿孔部材を下降させる場合と、一旦上昇させた後に下降させる場合の両方を含む意味で使われている。ここで、前記「一旦上昇」は前記待機位置までは上昇させない範囲の移動である。
ここで、「前記穿孔部材が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合」とは、前記穿孔不良情報を、前記穿孔部材が前記穿孔位置での移動範囲における最下位置に到達する前、最下位置に到達した後、及び最下位置に到達した時点のそれぞれの時点で得ることが可能であることを意味する。
また、「前記穿孔部材を前記待機位置に戻さずに」とは、前記穿孔部材が止まった位置からそのまま前記最下位置に向けて前記穿孔部材を下降させる場合と、一旦上昇させた後に下降させる場合の両方を含む意味で使われている。ここで、前記「一旦上昇」は前記待機位置までは上昇させない範囲の移動である。
これにより、前記穿孔部材が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合には、前記穿孔部材を前記待機位置に戻さずに前記媒体に対して再度の剪断力を付与する。これにより、穿孔処理すなわち後処理時間の増加を抑制することができる。
また、前記制御部は、前記穿孔部材が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合に、前記穿孔部材を前記待機位置に戻さずに前記媒体に対して再度の剪断力を付与する構成において、前記制御部は、前記穿孔不良情報を前記穿孔部材が最下位置に到達する前に受けた場合は、前記穿孔部材を順方向である前記最下位置に向かって移動することで前記再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御し、前記穿孔不良情報を前記穿孔部材が最下位置に到達した後に受けた場合は、前記穿孔部材を逆方向である前記最下位置に移動することで前記再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ようにしてもよい。
これにより、前記再度の剪断力の付与を、前記穿孔不良情報を得るタイミングに応じて適切に実行することができる。
本発明の第2の態様に係る後処理装置は、第1の態様において、前記制御部は、前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、前記媒体に対して再度の剪断力を付与する。これにより、前記液体が吐出された媒体は、前記第1時間が経過する間に乾燥が進むので、前記再度の剪断力を付与することで前記穿孔屑を除去しやすくなる効果が得られる。
本発明の第3の態様に係る後処理装置は、第2の態様において、前記制御部は、前記第1時間経過後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与した際に、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与する。これにより、前記液体が吐出された媒体は、前記第2時間が経過する間に乾燥が更に進むので、その後に前記再度の剪断力を付与することで前記穿孔屑を除去しやすくなる効果が得られる。
本発明の第4の態様に係る後処理装置は、第3の態様において、前記第2時間は前記第1時間よりも長い、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記第2時間は前記第1時間よりも長いので、前記2回目の穿孔不良情報を得てからの乾燥時間が1回目の乾燥時間より長くなり、その後に前記再度の剪断力を付与することで前記穿孔屑を除去しやすくなる効果が得られる。
本発明の第5の態様に係る後処理装置は、第3の態様又は第4の態様において、前記制御部は、前記第1時間及び前記第2時間を前記媒体に吐出された前記液体の量に応じて調整可能である、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記第1時間及び前記第2時間を前記媒体に吐出された前記液体の量に応じて調整可能である。これにより、媒体の水分量に応じて乾燥時間を決めることが可能となり、剪断屑を一層除去しやすくすることができる。
本発明の第6の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第5の態様のいずれか一つの態様において、前記媒体を乾燥させる乾燥機構を備え、前記制御部は、前記乾燥機構を制御可能であり、前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記乾燥機構によって前記媒体を乾燥処理した後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体を乾燥させる乾燥機構を備え、再度の剪断力付与は、前記乾燥機構によって前記媒体を乾燥処理した後に行う。これにより、液体で濡れている状態の媒体を前記乾燥機構によって積極的に乾燥させることが可能となり、以って剪断屑を一層除去しやすくすることができる。
本発明の第7の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第6の態様のいずれか一つの態様において、前記穿孔部材は軸回りに回転変位可能に設けられ、前記制御部は、前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔部材を回転変位させた後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記穿孔部材は軸回りに回転変位可能に設けられ、再度の剪断力付与は、前記穿孔部材を回転変位させた後に行う。これにより、穿孔部材の歯の不良穴に対する当たる位置が回転変位前と変わるので、穿孔屑を除去しやすくなる。
本発明の第8の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第7の態様のいずれか一つの態様において、前記制御部は、前記穿孔部材移動部を制御することで、前記穿孔部材の移動速度を変更可能であり、前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔不良情報を得る前の移動速度よりも速い移動速度で前記穿孔部材を移動させて前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、ことを特徴とする。
本態様によれば、再度の剪断力付与は、前記穿孔部材の移動速度を前記穿孔不良情報を得る前より速い移動速度に変えて行う。これにより、穿孔屑を除去しやすくなる。
本発明の第9の態様に係る後処理装置は、第1の態様から第8の態様のいずれか一つの態様において、前記制御部は、前記媒体に対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モードを選択可能に備えている、ことを特徴とする。
本態様によれば、前記制御部は、前記媒体に対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モードを選択可能に備えている。これにより、穿孔不良が起きた媒体は損紙とすることをユーザーが望む場合に、当該他箇所穿孔モードを選択することで、その損紙処理を容易に実行することができる。
本発明の第10の態様に係る液体吐出装置は、搬送される媒体に液体を吐出する吐出部と、前記吐出部で前記液体を吐出された媒体に穿孔する後処理装置と、を備え、前記後処理装置は、第1の態様から第9の態様のいずれか一つの態様のものである、ことを特徴とする。
本態様によれば、液体吐出装置として前記後処理装置の各態様の効果を得ることができる。
本態様によれば、液体吐出装置として前記後処理装置の各態様の効果を得ることができる。
[実施形態1]
以下に、本発明の実施形態1に係る後処理装置を備える液体吐出装置について、図1から図3に基づいて詳細に説明する。
以下の説明においては、互いに直交する3つの軸を、各図に示すように、それぞれX軸、Y軸、Z軸とする。Z軸方向は、鉛直方向(重力が作用する方向)に相当する。X軸方向及びY軸方向は、水平方向に相当する。ここでは、Y軸方向は媒体の搬送方向に対応し、X軸方向は前記搬送方向と交差する媒体の幅方向に対応する。
以下に、本発明の実施形態1に係る後処理装置を備える液体吐出装置について、図1から図3に基づいて詳細に説明する。
以下の説明においては、互いに直交する3つの軸を、各図に示すように、それぞれX軸、Y軸、Z軸とする。Z軸方向は、鉛直方向(重力が作用する方向)に相当する。X軸方向及びY軸方向は、水平方向に相当する。ここでは、Y軸方向は媒体の搬送方向に対応し、X軸方向は前記搬送方向と交差する媒体の幅方向に対応する。
図1に表したように、本実施形態に係る液体吐出装置1は、搬送部2によって搬送される媒体Pに液体3を吐出する吐出部5と、吐出部5で液体3を吐出された媒体Pに穿孔する後処理装置7と、を備える。
<吐出部>
吐出部5は、本実施形態では、インクジェットプリンターの記録ヘッドである。この吐出部5である記録ヘッドは、単票紙等の媒体Pに液体3の一例であるインクを吐出して各種の情報を記録する。吐出部5は前記記録ヘッドに限定されないことは勿論である。
搬送部2は、駆動ローラーと従動ローラーとの対からニップローラーが使われている。吐出部5で液体3を吐出された媒体Pは、図示を省いた媒体搬送経路を搬送されて通過し、後処理装置7の後述する載置台9に載置される。図1では、搬送部2として、媒体Pの搬送方向であるY軸方向における吐出部5の上流側と下流側に位置する2組だけが示されている。
<吐出部>
吐出部5は、本実施形態では、インクジェットプリンターの記録ヘッドである。この吐出部5である記録ヘッドは、単票紙等の媒体Pに液体3の一例であるインクを吐出して各種の情報を記録する。吐出部5は前記記録ヘッドに限定されないことは勿論である。
搬送部2は、駆動ローラーと従動ローラーとの対からニップローラーが使われている。吐出部5で液体3を吐出された媒体Pは、図示を省いた媒体搬送経路を搬送されて通過し、後処理装置7の後述する載置台9に載置される。図1では、搬送部2として、媒体Pの搬送方向であるY軸方向における吐出部5の上流側と下流側に位置する2組だけが示されている。
図1に表したように、本実施形態に係る後処理装置7は、液体3を吐出された媒体Pを載置する載置台9と、載置台9に載置された媒体Pに剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材11と、載置台9に設けられるダイ孔13と、穿孔部材11をダイ孔13よりも上方の待機位置(図1の位置)と、ダイ孔13に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部15と、穿孔部材移動部15の移動を制御する制御部17と、を備える。
制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する1回の穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。
制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する1回の穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。
<穿孔部材、載置台、ダイ孔>
穿孔部材11は、本実施形態では、先端に穿孔刃4を有する円筒体構造の通常の構造のものである。図1において、符号6は穿孔部材11の軸芯線を示す。本実施形態では、穿孔部材11は、回転機構8によって軸芯線6回りに回転変位可能に構成されている。回転変位可能とは、単に回転することではなく、例えば穿孔部材11を軸芯線6の回りに90度或いは45度の角度の回転をさせて停止することである。回転機構8は、穿孔部材11を前記回転変位できる構造であれば足り、公知の構造を用いることができる。
尚、穿孔部材11は、回転機構8を有しない非回転の構造でもよい。
穿孔部材11は、本実施形態では、先端に穿孔刃4を有する円筒体構造の通常の構造のものである。図1において、符号6は穿孔部材11の軸芯線を示す。本実施形態では、穿孔部材11は、回転機構8によって軸芯線6回りに回転変位可能に構成されている。回転変位可能とは、単に回転することではなく、例えば穿孔部材11を軸芯線6の回りに90度或いは45度の角度の回転をさせて停止することである。回転機構8は、穿孔部材11を前記回転変位できる構造であれば足り、公知の構造を用いることができる。
尚、穿孔部材11は、回転機構8を有しない非回転の構造でもよい。
ダイ孔13は、載置台9に形成されていて、穿孔動作時に穿孔部材11が移動して、その先端の穿孔刃4がダイ孔13内に進入する。この進入によって媒体Pに剪断力が付与される。正常な穿孔動作により媒体Pに円形の穴18(図2の(D))が形成され、同時に図2の(C)(D)に示したように、穿孔屑14が分離される。ダイ孔13の下方は、排出孔12に連通している。排出孔12は、穿孔により生じた穿孔屑14を外部に排出する。
尚、ダイ孔13の上記構造は一例であって、排出孔12を含めて上記構造に限定されないことは勿論である。
穿孔部材11は、穿孔刃4の部分がダイ孔13の最下部10まで移動し(図2(C)の位置)、その後、上方の前記待機位置(図1の位置)に戻る。即ち、穿孔部材11は、前記待機位置(図1の位置)とダイ孔13の最下部10を最下位置として両者の間を往復移動可能に構成されている。
尚、ダイ孔13の上記構造は一例であって、排出孔12を含めて上記構造に限定されないことは勿論である。
穿孔部材11は、穿孔刃4の部分がダイ孔13の最下部10まで移動し(図2(C)の位置)、その後、上方の前記待機位置(図1の位置)に戻る。即ち、穿孔部材11は、前記待機位置(図1の位置)とダイ孔13の最下部10を最下位置として両者の間を往復移動可能に構成されている。
<穿孔部材移動部>
穿孔部材移動部15は、穿孔部材11を前記待機位置とダイ孔13内に進入する穿孔位置における前記最下位置との間を移動させる。本実施形態では、穿孔部材11の前記移動は、偏芯カム16の回転によって実現されている。偏芯カム16には、図示を省くモーター等の駆動源の回転力が動力伝達機構を介して伝達される。
尚、穿孔部材移動部15は、その具体的構造として偏芯カム16を用いた構造に限定されないことは勿論である。
穿孔部材移動部15は、穿孔部材11を前記待機位置とダイ孔13内に進入する穿孔位置における前記最下位置との間を移動させる。本実施形態では、穿孔部材11の前記移動は、偏芯カム16の回転によって実現されている。偏芯カム16には、図示を省くモーター等の駆動源の回転力が動力伝達機構を介して伝達される。
尚、穿孔部材移動部15は、その具体的構造として偏芯カム16を用いた構造に限定されないことは勿論である。
<制御部>
制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。
ここで、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際」における「穿孔動作の際」とは、全移動を基本とし、その全移動を経て前記待機位置に戻る移動動作の他に、穿孔部材11が全移動できずに前記穿孔位置で止まってしまう場合も含む意味で本願明細書では使われている。ここで、「全移動」とは、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動することを意味する。
また、「穿孔位置」とは、穿孔部材11がダイ孔13に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作をする領域の位置を意味し、範囲を持っている。
制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。
ここで、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際」における「穿孔動作の際」とは、全移動を基本とし、その全移動を経て前記待機位置に戻る移動動作の他に、穿孔部材11が全移動できずに前記穿孔位置で止まってしまう場合も含む意味で本願明細書では使われている。ここで、「全移動」とは、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動することを意味する。
また、「穿孔位置」とは、穿孔部材11がダイ孔13に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作をする領域の位置を意味し、範囲を持っている。
また、「剪断力を付与する」とは、穿孔部材11をダイ孔13の最下位置に向けて移動させて媒体Pに該媒体Pを穿孔する力を作用させることを意味する。剪断力の強さは、予め設定されているが、強弱変更可能に構成してもよい。
本実施形態では、前記穿孔不良情報が、前記穿孔動作において、穿孔部材11が前記全移動をできずに前記穿孔位置で止まってしまった場合のものであるときは、穿孔部材11を前記待機位置まで一旦戻してから、再度下降させて媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように構成されている。
穿孔部材11を前記待機位置まで一旦戻す動作は、穿孔部材移動部15の前記駆動源の電源をOFFし、穿孔部材11を上昇させる状態に変更した後、電源をONにすることで行われる。穿孔部材11を前記待機位置まで戻すことができない場合は、故障のエラーとする。
本実施形態では、前記穿孔不良情報が、前記穿孔動作において、穿孔部材11が前記全移動をできずに前記穿孔位置で止まってしまった場合のものであるときは、穿孔部材11を前記待機位置まで一旦戻してから、再度下降させて媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように構成されている。
穿孔部材11を前記待機位置まで一旦戻す動作は、穿孔部材移動部15の前記駆動源の電源をOFFし、穿孔部材11を上昇させる状態に変更した後、電源をONにすることで行われる。穿孔部材11を前記待機位置まで戻すことができない場合は、故障のエラーとする。
また、「穿孔不良情報」における「穿孔不良」とは、媒体Pが正常な穴18になるように穿孔されずに穿孔屑14が媒体Pに付着して残留していることの他に、穿孔部材11が前記穿孔位置においてダイ孔13に進入を開始してから退出するまでの一連の進入退出動作が正常な動作状態から外れた状態になっていることを含む意味で使われている。後者の穿孔不良として、例えば穿孔部材11の前記穿孔位置における前記穿孔動作の速さが通常の正常状態より遅くなった場合、不規則になった場合、或いはその穿孔動作が途中で止まった場合等が挙げられる。
そして、「穿孔不良情報」とは、前記「穿孔不良」に対応する情報である。例えば、穿孔部材11で後処理、即ち穿孔された媒体11の穿孔部位の画像に基づいて正常な穴18が形成されていないと判定された場合のその情報を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。更に、前記穿孔動作の際の穿孔部材11の移動を制御する制御部17における制御信号が通常の正常状態から変化した場合のその変化量、或いは穿孔部材11の穿孔動作時の移動状態を図示を省くセンサーで検出することで得られるセンシングデータにおいて正常動作時のセンシングデータと異なるデータがセンシングされた場合のそのデータ等を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。
このセンサーの例としては、穿孔部材11の位置を検出できる位置センサーを穿孔部材の移動範囲の最上部と最下部にそれぞれ設けてセンシングする構造が挙げられる。
そして、「穿孔不良情報」とは、前記「穿孔不良」に対応する情報である。例えば、穿孔部材11で後処理、即ち穿孔された媒体11の穿孔部位の画像に基づいて正常な穴18が形成されていないと判定された場合のその情報を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。更に、前記穿孔動作の際の穿孔部材11の移動を制御する制御部17における制御信号が通常の正常状態から変化した場合のその変化量、或いは穿孔部材11の穿孔動作時の移動状態を図示を省くセンサーで検出することで得られるセンシングデータにおいて正常動作時のセンシングデータと異なるデータがセンシングされた場合のそのデータ等を穿孔不良に対応する情報として利用することができる。
このセンサーの例としては、穿孔部材11の位置を検出できる位置センサーを穿孔部材の移動範囲の最上部と最下部にそれぞれ設けてセンシングする構造が挙げられる。
<乾燥機構>
図1に示したように、本実施形態では、後処理装置7は、媒体Pを乾燥させる乾燥機構19を備える。乾燥機構19はダイ孔13の上部近傍に設けられている。乾燥機構19としては媒体Pの穿孔部位を乾燥処理できるものであればよく、赤外線乾燥、乾燥空気乾燥、近傍に位置するモーター等の駆動源の発熱を利用することができる。
制御部17は、乾燥機構19を制御可能であり、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、乾燥機構19によって媒体Pの穿孔部位を乾燥処理した後に媒体Pに対して再度剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
尚、後処理装置7は、乾燥機構19を備えていない構造でもよい。
図1に示したように、本実施形態では、後処理装置7は、媒体Pを乾燥させる乾燥機構19を備える。乾燥機構19はダイ孔13の上部近傍に設けられている。乾燥機構19としては媒体Pの穿孔部位を乾燥処理できるものであればよく、赤外線乾燥、乾燥空気乾燥、近傍に位置するモーター等の駆動源の発熱を利用することができる。
制御部17は、乾燥機構19を制御可能であり、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、乾燥機構19によって媒体Pの穿孔部位を乾燥処理した後に媒体Pに対して再度剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
尚、後処理装置7は、乾燥機構19を備えていない構造でもよい。
<速度調整機構>
図1に示したように、本実施形態では、穿孔部材移動部15に速度調整機構20が設けられている。速度調整機構20は、穿孔部材11の移動速度を調整できるものであればよく、前記動力伝達機構に設けられる切り替え可能なギア輪列等が挙げられる。
制御部17は、穿孔部材移動部15の速度調整機構20を制御することで、穿孔部材11の移動速度を変更可能に構成される。そして、本実施形態では、制御部17は、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔不良情報を得る前の移動速度よりも速い移動速度で穿孔部材11を移動させて媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15の速度調整機構20を制御する。
尚、穿孔部材移動部15に速度調整機構20が設けられていない構造でもよい。
図1に示したように、本実施形態では、穿孔部材移動部15に速度調整機構20が設けられている。速度調整機構20は、穿孔部材11の移動速度を調整できるものであればよく、前記動力伝達機構に設けられる切り替え可能なギア輪列等が挙げられる。
制御部17は、穿孔部材移動部15の速度調整機構20を制御することで、穿孔部材11の移動速度を変更可能に構成される。そして、本実施形態では、制御部17は、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔不良情報を得る前の移動速度よりも速い移動速度で穿孔部材11を移動させて媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15の速度調整機構20を制御する。
尚、穿孔部材移動部15に速度調整機構20が設けられていない構造でもよい。
<他箇所穿孔モード>
図1に示したように、本実施形態では、制御部17は、媒体Pに対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モード21を選択可能に備えている。この他箇所穿孔モード21が選択されると、前記再度の剪断力の付与は行われないで、損紙処理が行われる。この損紙処理とは、穿孔不良の媒体Pであることをユーザーに解り易く知らせるために、本来の穿孔個所と異なる場所に穿孔して損紙であることを知らせるための穴を形成する処理である。
この損紙処理は、本来の穿孔用の穿孔部材11と別に図示を省く損紙用穿孔部材を設けておき、穿孔不良情報を得た場合は、前記損紙用穿孔部材を移動させて前記穴を形成することで行える。或いは、穿孔不良情報を得た場合に載置台9上の媒体Pを搬送方向における一方側に少し移動させて別の個所に損紙用に穴を形成することでも行える。
尚、後処理装置7は、他箇所穿孔モード21を備えていない構造でもよい。
図1に示したように、本実施形態では、制御部17は、媒体Pに対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モード21を選択可能に備えている。この他箇所穿孔モード21が選択されると、前記再度の剪断力の付与は行われないで、損紙処理が行われる。この損紙処理とは、穿孔不良の媒体Pであることをユーザーに解り易く知らせるために、本来の穿孔個所と異なる場所に穿孔して損紙であることを知らせるための穴を形成する処理である。
この損紙処理は、本来の穿孔用の穿孔部材11と別に図示を省く損紙用穿孔部材を設けておき、穿孔不良情報を得た場合は、前記損紙用穿孔部材を移動させて前記穴を形成することで行える。或いは、穿孔不良情報を得た場合に載置台9上の媒体Pを搬送方向における一方側に少し移動させて別の個所に損紙用に穴を形成することでも行える。
尚、後処理装置7は、他箇所穿孔モード21を備えていない構造でもよい。
<実施形態1の作用の説明>
次に、図1から図3に基づいて、実施形態1の作用を説明する。
制御部17は、図3のフローチャートにおけるステップS101において、穿孔部材11を図1の待機位置からダイ孔13に向けて移動を開始する。穿孔部材11は、ダイ孔13の入口に到達して媒体Pに対して穴をあける穿孔動作を行う。即ち、ステップS102において、穿孔部材11は穿孔位置における穿孔動作を行う。
次に、図1から図3に基づいて、実施形態1の作用を説明する。
制御部17は、図3のフローチャートにおけるステップS101において、穿孔部材11を図1の待機位置からダイ孔13に向けて移動を開始する。穿孔部材11は、ダイ孔13の入口に到達して媒体Pに対して穴をあける穿孔動作を行う。即ち、ステップS102において、穿孔部材11は穿孔位置における穿孔動作を行う。
続いてステップS103において、制御部17が前記穿孔動作の際に穿孔不良情報を得たかどうかが判断される。穿孔不良情報を得なかった場合は、正常な穴18を形成する穿孔が行われたことになり、終了となる。
ステップS103で、制御部17が穿孔不良情報を得た場合は、ステップS104において穿孔部材11が前記穿孔位置を通過して前記待機位置に戻れたかどうかが判断される。穿孔部材11が待機位置に戻れた場合は、そのままステップS105に進んで再度の剪断力の付与を行う。
ステップS103で、制御部17が穿孔不良情報を得た場合は、ステップS104において穿孔部材11が前記穿孔位置を通過して前記待機位置に戻れたかどうかが判断される。穿孔部材11が待機位置に戻れた場合は、そのままステップS105に進んで再度の剪断力の付与を行う。
一方、図2の(A)に示したように、穿孔部材11が穿孔動作の途中で止まってしまった場合、制御部17は、上記の如く、穿孔部材11を前記待機位置に戻すように穿孔部材移動部15を制御する。これにより、図2の(B)に示したように、穿孔部材11が上昇できて待機位置に戻れた場合は、ステップS105に進んで再度の剪断力の付与を行う。
これにより、図2の(C)と(D)に示したように、穿孔部材11は、前記最下位置まで移動して剪断屑14を媒体Pから切り離し(図2の(C))、その後上昇して待機位置に戻る(図2の(D))。
これにより、図2の(C)と(D)に示したように、穿孔部材11は、前記最下位置まで移動して剪断屑14を媒体Pから切り離し(図2の(C))、その後上昇して待機位置に戻る(図2の(D))。
ステップS104で、前記穿孔位置で止まってしまった穿孔部材11(図2の(B))に対して上昇させるための処理を行っても穿孔部材11が上昇しない場合は、ステップS106に進んでユーザーに故障を知らせるエラーとする。
<実施形態1の効果の説明>
(1)本実施形態によれば、制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。これにより、媒体Pが正常に穿孔されずに穿孔屑14が該媒体Pに付着して残留している不良穴に対して、同じ位置で再度の剪断力を付与するので、媒体Pに付着している穿孔屑14を容易に除去することができ、簡単に正常な穴18が形成された媒体Pに変えることができる。
また、後処理後の媒体Pを装置内あるいは装置外へ搬送する際に、穿孔屑14が装置内に落下したり、搬送中に穿孔屑14が引っ掛かって搬送不良が生じる虞を低減することができる。
インク等の液体3を吐出された媒体Pに穿孔部材11で穿孔する場合、媒体Pが水分を含んだ状態になると乾燥状態の場合よりも穿孔不良が発生しやすい。本態様は、このような液体3を吐出された媒体Pに穿孔部材11で穿孔する場合に特に有効である。
(1)本実施形態によれば、制御部17は、穿孔部材11が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。これにより、媒体Pが正常に穿孔されずに穿孔屑14が該媒体Pに付着して残留している不良穴に対して、同じ位置で再度の剪断力を付与するので、媒体Pに付着している穿孔屑14を容易に除去することができ、簡単に正常な穴18が形成された媒体Pに変えることができる。
また、後処理後の媒体Pを装置内あるいは装置外へ搬送する際に、穿孔屑14が装置内に落下したり、搬送中に穿孔屑14が引っ掛かって搬送不良が生じる虞を低減することができる。
インク等の液体3を吐出された媒体Pに穿孔部材11で穿孔する場合、媒体Pが水分を含んだ状態になると乾燥状態の場合よりも穿孔不良が発生しやすい。本態様は、このような液体3を吐出された媒体Pに穿孔部材11で穿孔する場合に特に有効である。
(2)本実施形態で、後処理装置7が媒体Pを乾燥させる乾燥機構19を備える構造である場合は、再度の剪断力付与は、乾燥機構19によって媒体Pを乾燥処理した後に行うことができる。これにより、液体3で濡れている状態の媒体Pを乾燥機構19によって積極的に乾燥させることが可能となり、以って剪断屑14を一層除去しやすくすることができる。
(3)本実施形態で、後処理装置7が穿孔部材11を軸回りに回転変位可能に備える構造である場合は、再度の剪断力付与は、穿孔部材11を回転変位させた後に行う。これにより、穿孔部材11の穿孔刃4の不良穴に対する当たる位置が回転変位前と変わるので、穿孔屑14を除去しやすくなる。
(4)本実施形態で、制御部17は、媒体Pに対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モード21を選択可能に備えている場合は、下が可能になる。
穿孔不良が起きた媒体Pは損紙とすることをユーザーが望む場合に、他箇所穿孔モード21を選択することで、その損紙処理を容易に実行することができる。
(3)本実施形態で、後処理装置7が穿孔部材11を軸回りに回転変位可能に備える構造である場合は、再度の剪断力付与は、穿孔部材11を回転変位させた後に行う。これにより、穿孔部材11の穿孔刃4の不良穴に対する当たる位置が回転変位前と変わるので、穿孔屑14を除去しやすくなる。
(4)本実施形態で、制御部17は、媒体Pに対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モード21を選択可能に備えている場合は、下が可能になる。
穿孔不良が起きた媒体Pは損紙とすることをユーザーが望む場合に、他箇所穿孔モード21を選択することで、その損紙処理を容易に実行することができる。
[実施形態2]
以下に、本発明の実施形態2に係る後処理装置について、図4から図5に基づいて詳細に説明する。図4と図5は後処理装置7の構成要素の内の穿孔部材11と穿孔部材移動部15と載置台9に載置されている媒体Pだけ記載し、載置台9を含む他の構成部材の記載は省かれている。また、穿孔部材11の形状も単純化して記載されている。
また、実施形態1と同様の作用及び効果については説明を省略する。
以下に、本発明の実施形態2に係る後処理装置について、図4から図5に基づいて詳細に説明する。図4と図5は後処理装置7の構成要素の内の穿孔部材11と穿孔部材移動部15と載置台9に載置されている媒体Pだけ記載し、載置台9を含む他の構成部材の記載は省かれている。また、穿孔部材11の形状も単純化して記載されている。
また、実施形態1と同様の作用及び効果については説明を省略する。
本実施形態では、制御部17は、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合には、穿孔部材11を前記待機位置に戻さずに媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御する。
ここで、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合とは、前記穿孔不良情報を、穿孔部材11が前記穿孔位置での移動範囲における最下位置に到達する前、最下位置に到達した後、及び最下位置に到達した時点のそれぞれの時点で得ることが可能であることを意味する。
ここで、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合とは、前記穿孔不良情報を、穿孔部材11が前記穿孔位置での移動範囲における最下位置に到達する前、最下位置に到達した後、及び最下位置に到達した時点のそれぞれの時点で得ることが可能であることを意味する。
また、穿孔部材11を前記「待機位置に戻さずに」とは、穿孔部材11が止まった位置からそのまま前記最下位置に向けて穿孔部材11を下降させる場合と、穿孔部材11を一旦上昇させた後に下降させる場合の両方を含む意味で使われている。
ここで、前記「一旦上昇」は、前記待機位置までは上昇させない範囲の移動である。穿孔部材11が前記最下位置に到達した時点で止まってしまった場合は、前記「一旦上昇」を行った後に下降させることになる。穿孔部材11が前記最下位置以外の位置で止まってしまった場合でも、その止まった位置が前記最下位置までの距離が短くて必要な大きさの剪断力を出せない位置である場合は、前記「一旦上昇」を行った後に下降させることになる。この穿孔部材11を「一旦上昇」させるか否かは、穿孔部材11が止まった位置に対応して予めテーブル化されて実行されるように構成されている。
尚、穿孔部材11が穿孔不良で止まった位置の情報は、上記したセンサーや画像等に基づいて得ることができる。
ここで、前記「一旦上昇」は、前記待機位置までは上昇させない範囲の移動である。穿孔部材11が前記最下位置に到達した時点で止まってしまった場合は、前記「一旦上昇」を行った後に下降させることになる。穿孔部材11が前記最下位置以外の位置で止まってしまった場合でも、その止まった位置が前記最下位置までの距離が短くて必要な大きさの剪断力を出せない位置である場合は、前記「一旦上昇」を行った後に下降させることになる。この穿孔部材11を「一旦上昇」させるか否かは、穿孔部材11が止まった位置に対応して予めテーブル化されて実行されるように構成されている。
尚、穿孔部材11が穿孔不良で止まった位置の情報は、上記したセンサーや画像等に基づいて得ることができる。
本実施形態では、制御部17は、前記穿孔不良情報を穿孔部材11が最下位置に到達する前に受けた場合は、穿孔部材11を順方向である前記最下位置に向かって移動することで前記再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御し、前記穿孔不良情報を穿孔部材11が最下位置に到達した後に受けた場合は、穿孔部材11を逆方向である前記最下位置に移動することで前記再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
以下、図4と図5に基づいて具体的に説明する。
以下、図4と図5に基づいて具体的に説明する。
<穿孔部材が最下位置に到達する前に穿孔不良情報を受けた場合>
図4の(A)から(D)が、穿孔不良情報を穿孔部材11が前記最下位置に到達する前に受けた場合に対応する。穿孔部材11が待機位置にある(A)の状態から穿孔部材移動部15の偏芯カム16が回転して下方に移動を開始する。(B)は、穿孔部材11の穿孔刃4が媒体Pの表面に到達した時点を示す。続く(C)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達する前であり、この(C)の位置で穿孔部材11が穿孔不良によって止まってしまったとする。
制御部17は、(C)の位置で穿孔部材11が止まってしまった穿孔不良情報を受けることで、穿孔部材11を待機位置((A)の位置)まで戻さずに、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する(図4の(D))。
具体的には、制御部17は、前記穿孔不良情報を受けると穿孔部材移動部15を駆動させ、図4の(D)に示したように、前記止まった位置から穿孔部材11の移動を再開させて、再度の剪断力を付与する。
図4の(A)から(D)が、穿孔不良情報を穿孔部材11が前記最下位置に到達する前に受けた場合に対応する。穿孔部材11が待機位置にある(A)の状態から穿孔部材移動部15の偏芯カム16が回転して下方に移動を開始する。(B)は、穿孔部材11の穿孔刃4が媒体Pの表面に到達した時点を示す。続く(C)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達する前であり、この(C)の位置で穿孔部材11が穿孔不良によって止まってしまったとする。
制御部17は、(C)の位置で穿孔部材11が止まってしまった穿孔不良情報を受けることで、穿孔部材11を待機位置((A)の位置)まで戻さずに、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する(図4の(D))。
具体的には、制御部17は、前記穿孔不良情報を受けると穿孔部材移動部15を駆動させ、図4の(D)に示したように、前記止まった位置から穿孔部材11の移動を再開させて、再度の剪断力を付与する。
<穿孔部材が最下位置に到達した後に穿孔不良情報を受けた場合>
図5の(A)から(E)が、穿孔不良情報を穿孔部材11が前記最下位置に到達した後に受けた場合に対応する。穿孔部材11が待機位置にある(A)の状態から穿孔部材移動部15の偏芯カム16が回転して下方に移動を開始する。(B)は、穿孔部材11の穿孔刃4が媒体Pの表面に到達した時点を示す。続く(C)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達した時点を示す。偏芯カム16がそのまま回転することで、穿孔部材11は上昇をはじめる。続く(D)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達した後、少し上昇した時点であり、この(D)の位置で穿孔部材11が穿孔不良によって止まってしまったとする。
制御部17は、(D)の位置で穿孔部材11が止まってしまった穿孔不良情報を受けることで、穿孔部材11を待機位置((A)の位置)まで戻さずに、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する(図5の(E))。
具体的には、制御部17は、前記穿孔不良情報を受けると穿孔部材移動部15の偏芯カム16を逆方向に回転する状態に変えて穿孔部材11を移動させる。これにより、図5の(E)に示したように、前記止まった位置から穿孔部材11の前記最下位置に向かう移動を再開させて、再度の剪断力を付与する。
図5の(A)から(E)が、穿孔不良情報を穿孔部材11が前記最下位置に到達した後に受けた場合に対応する。穿孔部材11が待機位置にある(A)の状態から穿孔部材移動部15の偏芯カム16が回転して下方に移動を開始する。(B)は、穿孔部材11の穿孔刃4が媒体Pの表面に到達した時点を示す。続く(C)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達した時点を示す。偏芯カム16がそのまま回転することで、穿孔部材11は上昇をはじめる。続く(D)は、穿孔部材11が前記最下位置に到達した後、少し上昇した時点であり、この(D)の位置で穿孔部材11が穿孔不良によって止まってしまったとする。
制御部17は、(D)の位置で穿孔部材11が止まってしまった穿孔不良情報を受けることで、穿孔部材11を待機位置((A)の位置)まで戻さずに、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する(図5の(E))。
具体的には、制御部17は、前記穿孔不良情報を受けると穿孔部材移動部15の偏芯カム16を逆方向に回転する状態に変えて穿孔部材11を移動させる。これにより、図5の(E)に示したように、前記止まった位置から穿孔部材11の前記最下位置に向かう移動を再開させて、再度の剪断力を付与する。
<実施形態2の効果の説明>
(1)本実施形態によれば、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合には、穿孔部材11を前記待機位置に戻さずに媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、穿孔処理すなわち後処理時間の増加を抑制することができる。
(2)また、本実施形態では、制御部17は、前記穿孔不良情報を前記穿孔部材が最下位置に到達する前に受けた場合と、最下位置に到達した後に受けた場合とを分けて前記再度の剪断力を付与する。これにより、前記再度の剪断力の付与を、前記穿孔不良情報を得るタイミングに応じて適切に実行することができる。
(1)本実施形態によれば、穿孔部材11が前記穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合には、穿孔部材11を前記待機位置に戻さずに媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、穿孔処理すなわち後処理時間の増加を抑制することができる。
(2)また、本実施形態では、制御部17は、前記穿孔不良情報を前記穿孔部材が最下位置に到達する前に受けた場合と、最下位置に到達した後に受けた場合とを分けて前記再度の剪断力を付与する。これにより、前記再度の剪断力の付与を、前記穿孔不良情報を得るタイミングに応じて適切に実行することができる。
[実施形態3]
以下に、本発明の実施形態3に係る後処理装置について、図6に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、制御部17は、前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、媒体Pに対して再度剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
具体的には、図6のフローチャートにおけるステップS201において、穿孔部材11を図1の待機位置からダイ孔13に向けて移動を開始する。穿孔部材11は、ダイ孔13の入口に到達して媒体Pに対して穴をあける穿孔動作を行う。即ち、ステップS202において、穿孔部材11は穿孔位置における穿孔動作を行う。
以下に、本発明の実施形態3に係る後処理装置について、図6に基づいて詳細に説明する。本実施形態では、制御部17は、前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、媒体Pに対して再度剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
具体的には、図6のフローチャートにおけるステップS201において、穿孔部材11を図1の待機位置からダイ孔13に向けて移動を開始する。穿孔部材11は、ダイ孔13の入口に到達して媒体Pに対して穴をあける穿孔動作を行う。即ち、ステップS202において、穿孔部材11は穿孔位置における穿孔動作を行う。
続いてステップS203において、制御部17が前記穿孔動作の際に穿孔不良情報が得たかどうかが判断される。穿孔不良情報を得なかった場合は、正常な穴18を形成する穿孔が行われたことになり、終了となる。
ステップS203で、制御部17が穿孔不良情報を得た場合は、ステップS204において穿孔部材11の穿孔動作を一旦停止して、所定の第1時間が経過するまでその停止状態を維持する。この第1時間が経過する間に媒体Pの乾燥が進む。この乾燥が進んだ分だけ穿孔屑14を除去しやすくなる。この第1時間が経過した後、ステップS205に進んで、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。
尚、再度の剪断力を付与するに際して、穿孔部材11が穿孔屑14によって穿孔位置に引っ掛かって止まってしまった場合における、穿孔部材11に対する再度の剪断力の付与が可能な状態への移行処置は、実施形態1と同様であるので、ここでは説明を単純化するために、その説明は省く。
ステップS203で、制御部17が穿孔不良情報を得た場合は、ステップS204において穿孔部材11の穿孔動作を一旦停止して、所定の第1時間が経過するまでその停止状態を維持する。この第1時間が経過する間に媒体Pの乾燥が進む。この乾燥が進んだ分だけ穿孔屑14を除去しやすくなる。この第1時間が経過した後、ステップS205に進んで、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。
尚、再度の剪断力を付与するに際して、穿孔部材11が穿孔屑14によって穿孔位置に引っ掛かって止まってしまった場合における、穿孔部材11に対する再度の剪断力の付与が可能な状態への移行処置は、実施形態1と同様であるので、ここでは説明を単純化するために、その説明は省く。
更に本実施形態では、制御部17は、前記第1時間経過後に媒体Pに対して再度の剪断力を付与した際に、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に媒体Pに対して再度の剪断力を付与するように穿孔部材移動部15を制御するように構成されている。
具体的には、図6のステップS206において、制御部17が前記再度の剪断力の付与動作の際に2回目の穿孔不良情報が得たかどうかが判断される。2回目の穿孔不良情報を得なかった場合は、正常な穴18を形成する穿孔が行われたことになり、終了となる。
ステップS206で、制御部17が2回目の穿孔不良情報を得た場合は、ステップS207において穿孔部材11の穿孔動作を一旦停止して、所定の第2時間が経過するまでその停止状態を維持する。この第2時間が経過する間に媒体Pの乾燥が進む。この第2時間が経過した後、ステップS208に進んで、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。
具体的には、図6のステップS206において、制御部17が前記再度の剪断力の付与動作の際に2回目の穿孔不良情報が得たかどうかが判断される。2回目の穿孔不良情報を得なかった場合は、正常な穴18を形成する穿孔が行われたことになり、終了となる。
ステップS206で、制御部17が2回目の穿孔不良情報を得た場合は、ステップS207において穿孔部材11の穿孔動作を一旦停止して、所定の第2時間が経過するまでその停止状態を維持する。この第2時間が経過する間に媒体Pの乾燥が進む。この第2時間が経過した後、ステップS208に進んで、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。
更に本実施形態では、前記第2時間は前記第1時間よりも長く設定されている。更に、制御部17は、前記第1時間及び前記第2時間を媒体Pに吐出された液体3の量に応じて調整可能に構成されている。
<実施形態3の効果の説明>
(1)本実施形態によれば、制御部17が前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、液体3が吐出された媒体Pは、前記第1時間が経過する間に乾燥が進むので、前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(2)また、本実施形態によれば、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、液体3が吐出された媒体Pは、前記第2時間が経過する間に乾燥が更に進むので、その後に前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(3)また、本実施形態によれば、前記第2時間は前記第1時間よりも長いので、前記2回目の穿孔不良情報を得てからの乾燥時間が1回目の乾燥時間より長くなり、その後に前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(4)また、本実施形態によれば、前記第1時間及び前記第2時間を媒体Pに吐出された液体3の量に応じて調整可能である。これにより、媒体Pの水分量に応じて乾燥時間を決めることが可能となり、剪断屑14を一層除去しやすくすることができる。
(1)本実施形態によれば、制御部17が前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、液体3が吐出された媒体Pは、前記第1時間が経過する間に乾燥が進むので、前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(2)また、本実施形態によれば、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に媒体Pに対して再度の剪断力を付与する。これにより、液体3が吐出された媒体Pは、前記第2時間が経過する間に乾燥が更に進むので、その後に前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(3)また、本実施形態によれば、前記第2時間は前記第1時間よりも長いので、前記2回目の穿孔不良情報を得てからの乾燥時間が1回目の乾燥時間より長くなり、その後に前記再度の剪断力を付与することで穿孔屑14を除去しやすくなる効果が得られる。
(4)また、本実施形態によれば、前記第1時間及び前記第2時間を媒体Pに吐出された液体3の量に応じて調整可能である。これにより、媒体Pの水分量に応じて乾燥時間を決めることが可能となり、剪断屑14を一層除去しやすくすることができる。
〔他の実施形態〕
本発明の実施形態に係る後処理装置7及び液体吐出装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
本発明の実施形態に係る後処理装置7及び液体吐出装置1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
1…液体吐出装置、2…搬送部、3…液体、4…穿孔刃、5…吐出部、6…軸芯線、
7…後処理装置、8…回転機構、9…載置台、10…最下部、11…穿孔部材
12…排出孔、13…ダイ孔、14…穿孔屑、15…穿孔部材移動部、
16…偏芯カム、17…制御部、18…穴、19…乾燥機構、20…速度調整機構、
21…他箇所穿孔モード、P…媒体
7…後処理装置、8…回転機構、9…載置台、10…最下部、11…穿孔部材
12…排出孔、13…ダイ孔、14…穿孔屑、15…穿孔部材移動部、
16…偏芯カム、17…制御部、18…穴、19…乾燥機構、20…速度調整機構、
21…他箇所穿孔モード、P…媒体
Claims (10)
- 液体を吐出された媒体を載置する載置台と、
前記載置台に載置された媒体に剪断力を付与することで穿孔する穿孔部材と、
前記載置台に設けられるダイ孔と、
前記穿孔部材を前記ダイ孔よりも上方の待機位置と、前記ダイ孔に進入する穿孔位置との間で移動させる穿孔部材移動部と、
前記穿孔部材移動部の移動を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記穿孔部材が前記待機位置から移動を開始し前記穿孔位置を経て前記待機位置に移動する穿孔動作の際に穿孔不良情報を得た場合には、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記穿孔不良情報を得た場合、その穿孔不良情報を得てから予め設定された第1時間が経過した後に、前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項2に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記第1時間経過後に前記媒体に対して再度剪断力を付与した際に、2回目の穿孔不良情報を得た場合、前記2回目の穿孔不良情報を得てから予め設定された第2時間が経過した後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項3に記載の後処理装置において、
前記第2時間は前記第1時間よりも長い、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項3または請求項4に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記第1時間及び前記第2時間を前記媒体に吐出された前記液体の量に応じて調整可能である、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の後処理装置において、
前記媒体を乾燥させる乾燥機構を備え、
前記制御部は、
前記乾燥機構を制御可能であり、
前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記乾燥機構によって前記媒体を乾燥処理した後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の穿孔理装置において、
前記穿孔部材は軸回りに回転変位可能に設けられ、
前記制御部は、前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔部材を回転変位させた後に前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の後処理装置において、
前記制御部は、
前記穿孔部材移動部を制御することで、前記穿孔部材の移動速度を変更可能であり、
前記穿孔部材が穿孔位置にある際に穿孔不良情報を得た場合、前記穿孔不良情報を得る前の移動速度よりも速い移動速度で前記穿孔部材を移動させて前記媒体に対して再度の剪断力を付与するように前記穿孔部材移動部を制御する、
ことを特徴とする後処理装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の後処理装置において、
前記制御部は、前記媒体に対して、前記穿孔不良情報を得たときの穿孔箇所とは別の箇所に穿孔を行う他箇所穿孔モードを選択可能に備えている、
ことを特徴とする後処理装置 - 搬送される媒体に液体を吐出する吐出部と、
前記吐出部で前記液体を吐出された媒体に穿孔する後処理装置と、を備え、
前記後処理装置は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のものである、
ことを特徴とする液体吐出装置。
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JP2008044039A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Canon Finetech Inc | シート穿孔装置、シート処理装置、および画像形成装置 |
JP2010163279A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-29 | Canon Inc | シート処理装置及び画像形成システム |
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