JP6653586B2 - 3次元造形装置 - Google Patents

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本発明は、インクジェット方式で立体造形物を作製する3次元造形装置に関するものである。
従来のインクジェット方式の3次元造型装置では、各スライスに対応した各層の厚みを均一に保つことで、高さ方向の造形精度が維持される。しかし、各層の厚みを均一に保つため、複数のノズルが同時に吐出する樹脂の量を常に一定に制御することは困難であることから、各層の造形に必要な樹脂量よりも多くすることによりマージンを設けて、モデル材やサポート材等の造形材料を余剰に吐出する。そして、樹脂の吐出後には、ノズルから吐出された樹脂の余剰分を、回収機構で回収しながら造形を行う。なお、このような回収機構には、ローラが用いられる。(特許文献1を参照)。
しかしながら、当該特許文献に記載の装置においては、まだ、改良の余地がある。すなわち、当該装置においては、モデル材やサポート材等の造形材料が室温で硬化する場合、回収作業が好適にいかない虞がある。
特開2013−067120号公報
本発明が解決しようとする課題は、ノズルから吐出されたワックス系インク(造形材料)の余剰分を回収機構で回収する際に、平坦化に使用するローラに付着した余剰のワックス系インクが硬化すると、回収作業が好適にできない点である。
本発明は、ノズルから吐出されたワックス系インクの余剰分を回収機構で回収する際に、ローラ及びブレードを所定の温度に加熱することにより、ローラに付着させたワックス系インクを液状化させ、ローラから剥がし易くすることを特徴とする。
本発明は、ローラに付着した余剰のワックス系インクをローラから剥がし易くすることで、余剰に吐出されたワックス系インクを効率よく回収できるという利点がある。
図1は3次元造形装置10の概略構成図である。 図2は第1のローラ35(又は第2のローラ36)とその周辺部材の断面図である。 図3は3次元造形ルーチンのフローチャートである。
本発明の好適な実施形態を、図面を参照しながら以下に説明する。図1は3次元造形装置10の概略構成図、図2は第1のローラ35(又は第2のローラ36)とその周辺部材の断面図である。なお、以下の説明において、X,Y,Z方向を用いるが、それぞれの方向は図1に示した通りである。
本実施形態の3次元造形装置10は、ステージ12と、ヘッド部20と、平坦化部30と、コントローラ(制御手段)60とを備えている。この3次元造形装置10は、インクジェット方式のヘッド部20からワックス系インクの硬化前流動物をステージ12に向かって吐出して硬化前層状物を形成し、その硬化前層状物を平坦化部30で平坦化したあと、室温で硬化させるという一連の操作を繰り返す。
ステージ12は、造形中の3次元物体を支持するための長方形状の台である。このステージ12は、3次元物体を造形するための造形エリア12aを有している。ステージ12は、Y方向のボールネジ14の移動体に取り付けられ、ボールネジ14をモータ15で駆動することによりY方向(左右方向)へ移動可能である。ステージ12は、Z方向のボールネジ16の移動体に取り付けられ、ボールネジ16をモータ17で駆動することによりZ方向(上下方向)へ移動可能である。
ヘッド部20は、ステージ12をX方向に沿って跨ぐように配置されたフレーム25に取り付けられている。このヘッド部20は、ステージ12の造形エリア12aのX方向の幅と略同じ長さの第1のラインヘッド21と第2のラインヘッド22とを備えている。第1のラインヘッド21は、小型の第1の吐出ヘッド23を図1のX方向にジグザグに並べたものである。第1の吐出ヘッド23は、ステージ12に対向する面にノズル列を有している。ノズル列は、多数のノズルがX方向と平行になるように設けられている。第1の吐出ヘッド23をX方向にジグザグではなく直線的に並べたとすると、隣り合う第1の吐出ヘッド23同士の間にはノズルの存在しない領域が生じてしまう。そのため、ノズルの存在しない領域が生じないように、第1の吐出ヘッド23をX方向にジグザグで且つ一部がオーバーラップするように並べている。第1の吐出ヘッド23は、第1の硬化前流動物の液滴をインクジェット方式によりノズルからステージ12に向かって吐出可能となっている。第1の硬化前流動物は、本実施形態では、所定の熱が印加されるとモデル材となる材料、つまり、モデル材の元となる熱溶融性ワックス系インクである。第1の吐出ヘッド23の各々には、図示しない供給ラインを介して第1の硬化前流動物が供給される。第2のラインヘッド22は、小型の第2の吐出ヘッド24を図1のX方向にジグザグに並べたものである。ジグザグに並べる理由は既に述べたとおりである。第2の吐出ヘッド24は、第2の硬化前流動物の液滴をインクジェット方式によりノズルからステージに向かって吐出可能となっている。第2の硬化前流動物は、所定の熱が印加されるとサポート材となる材料、つまり、サポート材の元となる熱溶融性ワックス系インクである。第2の吐出ヘッド24の各々には、図示しない供給ラインを介して第2の硬化前流動物が供給される。
ここで、モデル材とは、3次元物体のうち最終的に必要な部位(3次元目的物)を構成する材料であり、サポート材とは、3次元物体のうち最終的に除去される部位を構成する材料である。3次元目的物がピラミッド状であれば、サポート材を用いることなくモデル材をピラミッド状に積み上げていくことができる。しかし、3次元目的物が逆ピラミッド状であれば、モデル材だけを積層して造形することはできず、足場となる部分をサポート材で形成しながらモデル材を積み上げていき、最後にサポート材を除去する必要がある。サポート材を除去するには、サポート材を手ではぎ取ったり溶媒に溶かしたりする方法が知られている。
平坦化部30は、ステージ12をX方向に沿って跨(また)ぐように配置された第1及び第2のフレーム31,32を備えている。
第1のフレーム31には、ヒータ(図示せず)を内蔵し、モータ35aによって回転駆動される第1のローラ(第1の平坦化部材)35が取り付けられているほか、図2に示す第1のブレード37や第1の回収タンク39が取り付けられている。なお、第1のブレード37はヒータを内蔵している。第1のフレーム31は、第1のエアシリンダ(駆動機構)33によって上下動可能となっている。第1のローラ35は、図2に示すように、第1の硬化前層状物41の凹凸表面を平坦化するものである。第1の硬化前層状物41は、第1のラインヘッド21から吐出された第1の硬化前流動物によって造形エリア12aに形成された層状物である。第1のフレーム31が下方位置にあるとき(図1の実線参照)、第1のローラ35はステージ12に接近した位置である定位置に配置されて硬化前層状物を平坦化可能な状態となる。一方、第1のフレーム31が上方位置にあるとき(図1の1点鎖線参照)、第1のローラ35はステージ12から上方に離間した位置である退避位置に配置されて硬化前層状物と接触しない状態となる。第1のブレード37は、第1のローラ35に付着した第1の硬化前流動物を削ぎ落とすものである。第1の回収タンク39は、第1のブレード37によって削ぎ落とされた第1の硬化前流動物を回収するものである。
第2のフレーム32には、ヒータ(図示せず)を内蔵し、モータ36aによって回転駆動される第2のローラ(第2の平坦化部材)36が取り付けられているほか、第1のローラ35と同様、ヒータ(図示せず)を内蔵する第2のブレード38や第2の回収タンク40が取り付けられている。なお、第2のローラ36や第2のブレード38、第2の回収タンク40は、第1のローラ35や第1のブレード37、第1の回収タンク39と同じであるため、図2では括弧内にこれらの符号を示した。第2のフレーム32は、第2のエアシリンダ(駆動機構)34によって上下動可能となっている。第2のローラ36は、第2の硬化前層状物42の凹凸表面を平坦化するものである。第2の硬化前層状物42は、第2のラインヘッド21から吐出された第2の硬化前流動物によって造形エリア12aに形成された層状物である。第2のフレーム32が下方位置にあるとき(図1の実線参照)、第2のローラ36はステージ12に接近した位置である定位置に配置されて硬化前層状物を平坦化可能な状態となる。一方、第2のフレーム32が上方位置にあるとき(図1の1点鎖線参照)、第2のローラ36はステージ12から離間した位置である退避位置に配置されて硬化前層状物と接触しない状態となる。第2のブレード38は、第2のローラ36に付着した第2の硬化前流動物を削ぎ落とすものである。第2の回収タンク40は、第2のブレード38によって削ぎ落とされた第2の硬化前流動物を回収するものである。
コントローラ60は、CPU62を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、処理プログラムを記憶するROM64、各種データを記憶するHDD66、作業領域として用いられるRAM68などを備えている。これらは、図示しないバスを介して電気的に接続されている。コントローラ60は、入力デバイス70からの指令信号やヘッド部20の各種センサからの検出信号、モータ15,17からの検出信号などを入力可能である。また、コントローラ60は、ステージ12を移動させるモータ15,17やヘッド部20の各種アクチュエータ、第1及び第2のローラ35,36を回転させるモータ35a,36a、ヒータ、第1及び第2のフレーム31,32を昇降させる第1及び第2のエアシリンダ33,34などへ制御信号を出力可能である。
次に、こうした3次元造形装置10の動作について説明する。オペレータが入力デバイス70から3次元造形スタートの指示を入力すると、コントローラ60のCPU62は、ROM64から3次元造形ルーチンのプログラムを読み出し、これを実行する。図3は、3次元造形ルーチンのフローチャートである。なお、HDD66には、造形しようとする3次元物体の下から上へ所定間隔ごとに水平方向に層状にスライスしたスライスデータが保存されているものとする。スライスデータは、CADデータを加工することにより作成される。これらのスライスデータの中には、モデル材とサポート材とが混在した層のスライスデータもあれば、モデル材のみの層のスライスデータもある。
CPU62は、3次元ルーチンのプログラムを開始すると、まず、第1及び第2のローラ35,36を退避位置へ移動させる(ステップS102)。具体的には、CPU62は、第1及び第2のエアシリンダ33,34のスイッチをオフにすることにより、第1及び第2のフレーム31,32を上方位置に配置する。これにより、第1及び第2のローラ35,36は、図1の1点鎖線で示す退避位置に位置決めされる。
次に、CPU62は、造形エリア12aを初期位置へ配置する(ステップS104)。具体的には、CPU62は、造形エリア12aがヘッド部20の下方に位置するようにモータ15を制御してステージ12をY方向へ移動させると共に、ヘッド部20のノズル位置と造形エリア12aの表面との間隔が印刷に適した所定の間隔となるようにモータ17を制御してステージ12をZ方向に移動させる。
次に、CPU62は、第1の硬化前層状物を印刷する(ステップS106)。具体的には、CPU62は、今回の印刷に用いるスライスデータのうちモデル材のデータに基づいて、第1のラインヘッド21を構成する第1の吐出ヘッド23から第1の硬化前流動物を吐出させることにより、第1の硬化前層状物を印刷する。
次に、CPU62は、第1のローラ35及び第1のブレード37のヒータの加熱を開始する。第1のローラ35及び第1のブレード37がCPU62から入力された所定の温度に達すると、第1のローラ35を定位置へ移動させる(ステップS108)。具体的には、CPU62は、第1のエアシリンダ33のスイッチをオンにすることにより、第1のフレーム31を図1の実線で示す下方位置へ移動させる。これに伴って、第1のローラ35は定位置へ移動する。なお、第2のローラ36は退避位置のまま維持する。
次に、CPU62は、印刷した第1の硬化前層状物の平坦化を行う(ステップS110)。具体的には、CPU62は、造形エリア12aが平坦化部30の下方を通過するようにモータ15を制御してステージ12をY方向へ移動させると共に、第1のローラ35の周速がステージ12の移動速度と一致するようにモータ35aを制御する。第1のローラ35は、定位置に配置された状態では、印刷された第1の硬化前層状物の表面とわずかに接触するように設計されている。そのため、第1の硬化前層状物の凹凸表面は第1のローラ35によって平坦化される。このとき、第2のローラ36は退避位置にあるため、第1の硬化前層状物と接触することはない。
CPU62の制御により、第1のローラ35及び第1のブレード37はヒータで所定の温度に加熱されている。このため、第1のローラ35に付着した第1の硬化前流動物は液状化され、第1のブレード37により容易に削ぎ落とされる。第1のブレード37によって削ぎ落とされた第1の硬化前流動物は、第1の回収タンク39に回収される。
第1の硬化前層状物の平坦化が終了した後、CPU62は、第1のローラ35を退避位置へ退避させる(ステップS112)。具体的には、CPU62は、第1のエアシリンダ33のスイッチをオフにすることにより、第1のフレーム31を図1の1点鎖線で示す上方位置へ移動させる。これに伴って、第1のローラ35は退避位置へ移動する。その結果、第1及び第2のローラ35,36は共に退避位置に配置された状態となる。
次に、CPU62は、第1の硬化前層状物の硬化を実施する(ステップS114)。その結果、モデル材の層が形成される。
次に、CPU62は、今回、第2の硬化前層状物の印刷が必要か否かを判定する(ステップS116)。CPU62は、3次元物体の下から中央まではサポート材Sが存在するため第2の硬化前層状物の印刷が必要と判定し、中央から上まではモデル材Mのみのため第2の硬化前層状物の印刷は不要と判定する。
ステップS116で第2の硬化前層状物の印刷が必要だったならば、CPU62は、造形エリア12aを初期位置へ戻す(ステップS118)。具体的には、CPU62は、造形エリア12aがヘッド部20の下方に位置するようにモータ15を制御してステージ12をY方向へ移動させる。このとき、ヘッド部20のノズル位置と造形エリア12aの表面との間隔は変更しない。
次に、CPU62は、第2の硬化前層状物を印刷する(ステップS120)。具体的には、CPU62は、今回の印刷に用いるスライスデータのうちサポート材のデータに基づいて、第2のラインヘッド22を構成する第2の吐出ヘッド24から第2の硬化前流動物を吐出させることにより、第2の硬化前層状物を印刷する。第2の硬化前層状物は直前に形成したモデル材と同じ層に印刷される。
次に、CPU62は、ヒータにより第2のローラ36及び第2のブレード38の加熱を開始する。第2のローラ36及び第2のブレード38がCPU62から入力された所定の温度に達すると、第2のローラ36を定位置へ移動させる(ステップS108)。具体的には、CPU62は、第2のエアシリンダ34のスイッチをオンにすることにより、第2のフレーム32を図1の実線で示す下方位置へ移動させる。これに伴って、第2のローラ36は定位置へ移動する。なお、第1のローラ35は退避位置のまま維持する。
次に、CPU62は、印刷した第2の硬化前層状物の平坦化を行う(ステップS124)。具体的には、CPU62は、造形エリア12aが平坦化部30の下方を通過するようにモータ15を制御してステージ12をY方向へ移動させると共に、第2のローラ36の周速がステージ12の移動速度と一致するようにモータ36aを制御する。第2のローラ36は、定位置に配置された状態では、印刷された第2の硬化前層状物の表面とわずかに接触するように設計されている。そのため、第2の硬化前層状物の凹凸表面は第2のローラ36によって平坦化される。このとき、第1のローラ35は退避位置にあるため、第2の硬化前層状物と接触することはない。
CPU62の制御により、第2のローラ36及び第2のブレード38はヒータで所定の温度に加熱されている。このため、第2のローラ36に付着した第2の硬化前流動物は液状化され、第2のブレード38により容易に削ぎ落とされる。第2のブレード38によって削ぎ落とされた第2の硬化前流動物は、第2の回収タンク40に回収される。
第2の硬化前層状物の平坦化が終了した後、CPU62は、第2のローラ36を退避位置へ退避させる(ステップS126)。具体的には、CPU62は、第2のエアシリンダ34のスイッチをオフにすることにより、第2のフレーム32を図1の1点鎖線で示す上方位置へ移動させる。これに伴って、第2のローラ36は退避位置へ移動する。その結果、第1及び第2のローラ35,36は共に退避位置に配置された状態となる。
次に、CPU62は、第2の硬化前層状物の硬化を実施する(ステップS128)。その結果、モデル材とサポート材とが混在した層が形成される。
次に、CPU62は、3次元物体が完成したか否かを判定する(ステップS130)。具体的には、今回の3次元物体を造形するためのすべてのスライスデータについて処理を実行したか否かを判定する。3次元物体が完成していなければ、つまりまだ未処理のスライスデータが残っていれば、CPU62は、ステージ12を一段下げ(ステップS132)、再びステップS104以降の処理を実行する。その際、スライスデータは、前回のスライスデータよりも3次元物体の一つ上の層のものを使用する。なお、ステージ12を一段下げることにより、ヘッド部20のノズル位置と造形途中の3次元物体の表面との間隔が印刷に適した所定の間隔となる。一方、ステップS130で3次元物体が完成したならば、つまり未処理のスライスデータが残っていなければ、CPU62は、このルーチンを終了する。
このようにして得られた3次元物体は、不要なサポート材を包含しているため、サポート材を手で剥がすか所定の溶媒で溶解させて除去することにより、モデル材のみからなる3次元目的物を得る。
以上詳述した本実施形態の3次元造形装置10によれば、第1のローラ35、第2のローラ36にヒータを内蔵させ、CPU62の制御でヒータを加熱することにより、ローラ35,36に付着した硬化前層状物が第1のブレード37、第2のブレード38により剥がし易くされ、効率的に第1の回収タンク39、第2の回収タンク40に回収される。
本発明は、ヘッド部から硬化前流動物をステージに向かって吐出して硬化前層状物を形成し、該硬化前層状物を平坦化部で平坦化したあと硬化するという一連の操作を繰り返すことにより、3次元物体を造形する3次元造形装置に利用可能である。
10…3次元造形装置、12…ステージ、12a…造形エリア、14…ボールネジ、15…モータ、16…ボールネジ、17…モータ、18…筐体、20…ヘッド部、21…第1のラインヘッド、22…第2のラインヘッド、23…第1の吐出ヘッド、24…第2の吐出ヘッド、25…フレーム、30…平坦化部、31…第1のフレーム、32…第2のフレーム、33…第1のエアシリンダ、34…第2のエアシリンダ、35…第1のローラ、35a…モータ、36…第2のローラ、36a…モータ、37…第1のブレード、38…第2のブレード、39…第1の回収タンク、40…第2の回収タンク、41…第1の硬化前層状物、42…第2の硬化前層状物、55…フレーム、60…コントローラ、62…CPU、64…ROM、66…HDD、68…RAM、70…入力デバイス、135…第1のスキージ、136…第2のスキージ。

Claims (1)

  1. ヘッド部から硬化前流動物をステージに向かって吐出して硬化前層状物を形成し、該硬化前層状物を平坦化部で平坦化したあと硬化するという一連の操作を繰り返すことにより、3次元物体を造形する3次元造形装置であって、
    前記平坦化部は、前記硬化前流動物により形成された硬化前層状物を平坦化するローラと、
    前記ローラに設けられるヒータと、
    前記ローラに当接し、前記ローラに付着した前記硬化前層状物を前記ローラから剥離するブレードと、
    前記ブレードに設けられるヒータと、
    前記ローラに設けられるヒータ及び前記ブレードに設けられるヒータの温度調整を行う制御部と、
    前記ローラから剥離した前記硬化前層状物を回収する回収容器と、を備え、
    前記制御部は、前記硬化前流動物が液状化する温度に前記ローラに設けられるヒータ及び前記ブレードに設けられるヒータを制御することを特徴とする3次元造形装置。
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