JP2022054039A - 用紙分別方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】用紙Pを再生紙と非再生紙とに分別する用紙分別方法を提供すること。【解決手段】用紙分別方法は、用紙Pを撮像する撮像工程と、用紙Pの下地色の画素データを取得し、下地色の画素データに基づく第2閾値を決定する閾値決定工程と、用紙Pのうち記録が行われていない非記録領域P2の画素データを抽出する非記録画素抽出工程と、第2閾値に基づいて非記録領域P2の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程と、2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程と、黒の比率に基づいて前記用紙が再生紙か否かを判断する判断工程と、を含む。【選択図】図4
Description
本発明は、用紙分別方法に関する。
従来から、使用済みの古紙を紙の状態に応じた複数の種類に分別する分別装置が知られていた。例えば、特許文献1には、マグネットローラーとカラーセンサーとを備えた分別装置が開示されている。この分別装置は、裏面に記録が可能な用紙の分別や、湿式の再生紙製造に用いるための用紙の分別を行うものであった。
シート状の用紙を原料として供給する再生紙製造装置では、原料として供給する古紙に含まれる再生紙の比率が多くなると、製造される再生紙の品質が低下するので、原料の古紙を再生紙製造装置で製造された再生紙と非再生紙とに分別する必要があった。しかしながら、特許文献1に記載の分別装置による用紙分別方法は、このような分別に対応したものではなかった。
用紙分別方法は、用紙を撮像する撮像工程と、前記用紙の下地色の画素データを取得し、前記下地色の画素データに基づく閾値を決定する閾値決定工程と、前記用紙のうち記録が行われていない非記録領域の画素データを抽出する非記録画素抽出工程と、前記閾値に基づいて前記非記録領域の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程と、前記2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程と、前記黒の比率に基づいて前記用紙が再生紙か否かを判断する判断工程と、を含む。
用紙分別方法は、閾値を決定するための第1用紙を撮像する第1撮像工程と、前記第1用紙の下地色の画素データを取得し、前記下地色の画素データに基づく前記閾値を決定する閾値決定工程と、分別するための第2用紙を撮像する第2撮像工程と、前記第2用紙のうち記録が行われていない非記録領域の画素データを抽出する非記録画素抽出工程と、前記閾値に基づいて前記非記録領域の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程と、前記2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程と、前記黒の比率に基づいて前記第2用紙が再生紙か否かを判断する判断工程と、を含む。
1.実施形態
実施形態に係わる分別装置100の概略構成について説明する。図面に付記する座標においては、分別装置100が水平面上に置かれているものとして、互いに直交する2つの仮想軸を、X軸及びZ軸とする。X軸は、分別装置100の左右方向と平行な軸であり、X軸を示す矢印の先端側を「右」とする。Z軸は鉛直方向と平行な仮想軸であり、Z軸を示す矢印の先端側を「上」とする。
実施形態に係わる分別装置100の概略構成について説明する。図面に付記する座標においては、分別装置100が水平面上に置かれているものとして、互いに直交する2つの仮想軸を、X軸及びZ軸とする。X軸は、分別装置100の左右方向と平行な軸であり、X軸を示す矢印の先端側を「右」とする。Z軸は鉛直方向と平行な仮想軸であり、Z軸を示す矢印の先端側を「上」とする。
図1に示すように、分別装置100は、Z方向に長い直方体状の筐体10を有し、その上部にシート状の用紙Pを供給する給紙部20を備える。筐体10は、分別された用紙Pを積載するボックス状の第1排紙カセット11、第2排紙カセット12、第3排紙カセット13、及び第4排紙カセット14を備えている。第1~第4排紙カセット11~14は、筐体10の下部から4段に積層され、筐体10に対して引出し式に挿抜可能に設けられている。第1~第4排紙カセット11~14は、用紙Pが満杯に積載されたことを報知する報知部61~64を備えている。各報知部61~64は、光を発するLEDや音を発するスピーカーなどを有する。
鉛直方向における給紙部20と第1排紙カセット11との間には、表示部16及び入力部17が設けられている。入力部17は、入力操作するための複数の操作ボタンを備える。用紙Pの分別を開始する際の各種条件が入力部17から入力される。表示部16は、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどで構成される。表示部16には、入力部17による入力操作の案内や、入力部17で入力された内容が表示される。また、表示部16の左側には、分別装置100による用紙Pの分別を開始する開始ボタン18と、用紙Pの分別を終了する停止ボタン19とが設けられている。なお、表示部16、入力部17、開始ボタン18、及び停止ボタン19は、タッチパネル式のディスプレイにより一体で構成されていてもよい。
図2に示すように、給紙部20は、分別前のシート状の用紙Pを積載する給紙トレー21、ピックアップローラー22、セパレートローラー23、及びリタードローラー24などを有する。
ピックアップローラー22は、給紙トレー21に積載された用紙Pの下流側端部の上方に位置し、用紙Pを給紙トレー21から送り出す。ピックアップローラー22は、用紙Pの上面に接触した状態で回転することにより、用紙Pを取り出す。セパレートローラー23及びリタードローラー24は、ピックアップローラー22の下流において上下に対向して設けられる。セパレートローラー23及びリタードローラー24は、ピックアップローラー22によって給紙トレー21から取り出された用紙Pを挟み込んだ状態で回転することで、用紙Pを搬送経路30に沿う搬送方向の下流側に送り出す。
セパレートローラー23は、用紙Pに対してピックアップローラー22が接触する面と同一の上面に接触するローラーであり、リタードローラー24はその反対側の下面に接触するローラーである。すなわち、リタードローラー24は、セパレートローラー23の下方に位置する。図2において、セパレートローラー23とリタードローラー24とは、共に反時計回りに回転駆動するローラーである。
セパレートローラー23の回転駆動力はリタードローラー24の回転駆動力より強い。ピックアップローラー22により用紙Pが1枚送られた場合には、リタードローラー24は、用紙Pを介してセパレートローラー23に向けて押圧され、回転駆動力に勝るセパレートローラー23の回転に伴って時計回りに逆回転することで用紙Pを搬送方向の下流側に送り出す。
リタードローラー24は、用紙Pに対する摩擦係数がセパレートローラー23よりも大きくなるように構成されている。ピックアップローラー22により用紙Pが2枚送られた場合には、セパレートローラー23は、上側の用紙Pのみを搬送方向の下流側に送り出し、リタードローラー24は、下側の用紙Pを搬送方向の上流側に押し戻す。これにより、用紙Pが一枚ずつに分離して送り出される。
セパレートローラー23及びリタードローラー24の下流には、用紙Pを搬送方向に搬送させる搬送経路30が設けられている。搬送経路30には、搬送経路30に沿って用紙Pを搬送する複数の搬送ローラーが設けられる。搬送経路30には、用紙Pを所定の第1~第4排紙カセット11,12,13,14へ搬送させる第1~第3切替え部41,42,43が備えられている。
搬送経路30は、セパレートローラー23から第4排紙カセット14に至る主搬送路34と、主搬送路34から分岐し第1排紙カセット11に至る第1分岐路31と、主搬送路34から分岐し第2排紙カセット12に至る第2分岐路32と、主搬送路34から分岐し第3排紙カセット13に至る第3分岐路33とを有する。
第1切替え部41は、主搬送路34と第1分岐路31との分岐点に設けられる可動式のフラップである。第1切替え部41は、第1分岐路31への進入口を塞ぐ位置と、主搬送路34を塞ぐ位置とに変位可能に構成されている。第1切替え部41が主搬送路34を塞ぐ位置に変位することにより、用紙Pが主搬送路34から第1分岐路31に搬送され、第1排紙カセット11に積載される。第1切替え部41が第1分岐路31への進入口を塞ぐことにより、用紙Pが主搬送路34の下流に搬送される。
第2切替え部42は、第1切替え部41の下流側に位置する、主搬送路34と第2分岐路32との分岐点に設けられる可動式のフラップである。第2切替え部42は、第2分岐路32への進入口を塞ぐ位置と、主搬送路34を塞ぐ位置とに変位可能に構成されている。第2切替え部42が主搬送路34を塞ぐ位置に変位することにより、用紙Pが主搬送路34から第2分岐路32に搬送され、第2排紙カセット12に積載される。第2切替え部42が第2分岐路32への進入口を塞ぐことにより、用紙Pが主搬送路34の下流に搬送される。
第3切替え部43は、第2切替え部42の下流側に位置する、主搬送路34と第3分岐路33との分岐点に設けられる可動式のフラップである。第3切替え部43は、第3分岐路33への進入口を塞ぐ位置と、主搬送路34を塞ぐ位置とに変位可能に構成されている。第3切替え部43が主搬送路34を塞ぐ位置に変位することにより、用紙Pが主搬送路34から第3分岐路33に搬送され、第3排紙カセット13に積載される。また、第3切替え部43が第3分岐路33への進入口を塞ぐことにより、用紙Pが主搬送路34の下流に搬送され、第4排紙カセット14に積載される。
次に、分別装置100の各部に備えられる各種センサーについて説明する。
セパレートローラー23の下流側には、給紙部20から給紙される用紙Pの重送を検出する超音波センサー51が設けられる。超音波センサー51は、超音波を発信する発信部と、超音波を受信する受信部とを有する。送信部は、主搬送路34における用紙Pの一方の面と対向する側に設けられ、受信部は、主搬送路34における用紙Pの他方の面と対向する側に設けられる。超音波センサー51で計測される用紙Pを透過した超音波の減衰量によって、用紙Pの重送を検出することができる。
セパレートローラー23の下流側には、給紙部20から給紙される用紙Pの重送を検出する超音波センサー51が設けられる。超音波センサー51は、超音波を発信する発信部と、超音波を受信する受信部とを有する。送信部は、主搬送路34における用紙Pの一方の面と対向する側に設けられ、受信部は、主搬送路34における用紙Pの他方の面と対向する側に設けられる。超音波センサー51で計測される用紙Pを透過した超音波の減衰量によって、用紙Pの重送を検出することができる。
主搬送路34における第1切替え部41と第2切替え部42との間には、用紙Pの破損を検出する光センサー52が設けられる。光センサー52は、LEDやレーザーなどの光を出射する発光部と、発光部から出射された光が反射した反射光を受光する受光部とを有する反射型の光センサーである。光センサー52は、主搬送路34における用紙Pの一方の面と対向する側において紙幅方向にライン状に複数設けられることが好ましい。主搬送路34における用紙Pの他方の面と対向する側には、光の反射を抑制させる光吸収体が設けられる。光吸収体は、黒いシートや光を吸収する塗料などで構成できる。光センサー52で計測される反射光の受光量によって、用紙Pの破損を検出することができる。
主搬送路34における超音波センサー51と光センサー52との間には、用紙Pを画像として検出する画像センサー53が設けられる。画像センサー53は、スキャナーに含まれるCMOSセンサーなどで構成することができる。画像センサー53は、用紙Pに照射された光の反射光を受光し、用紙Pの画像の情報を電気信号に変換する。画像センサー53は、主搬送路34における用紙Pの一方の面と対向する側において紙幅方向にライン状に複数設けられる。なお、画像センサー53は、主搬送路34における用紙Pの両面と対向する両側に設けられていてもよい。
ピックアップローラー22には、用紙Pを送り出す際のピックアップローラー22のトルクを検出するトルクセンサー22aが設けられる。トルクセンサー22aは、ピックアップローラー22を回転駆動させるモーターに流れる電流を計測する電流センサーで構成することができる。トルクセンサー22aで計測された電流量によって、ピックアップローラー22のトルクを検出することができる。
第1~第4排紙カセット11,12,13,14には、積載された用紙Pが満杯になったことを検出する満杯センサー11a~14aが設けられる。満杯センサー11a~14aは、LEDやレーザーなどの光を出射する発光部と、発光部から出射された光を受光する受光部とを有する透過型の光センサーで構成することができる。発光部と受光部とは、各排紙カセット11,12,13,14の対向する内壁の上部に設けられる。用紙Pが積み上がり、発光部の光が遮られ、受光部で計測される受光量が減少することによって、用紙Pが満杯状態であることを検出することができる。
分別装置100は、上述の各部を制御する制御部1を備えている。
図3に示すように、制御部1は、CPU(Central Processing Unit)2、記憶部3、制御回路4などを含んで構成される。CPU2はバスにより各部と接続される。また、CPU2は、バスを介して超音波センサー51、光センサー52、画像センサー53、トルクセンサー22a、満杯センサー11a~14aを含む各種の検出器群50と接続される。
図3に示すように、制御部1は、CPU(Central Processing Unit)2、記憶部3、制御回路4などを含んで構成される。CPU2はバスにより各部と接続される。また、CPU2は、バスを介して超音波センサー51、光センサー52、画像センサー53、トルクセンサー22a、満杯センサー11a~14aを含む各種の検出器群50と接続される。
CPU2は、各種の入力信号処理や、記憶部3に格納されているプログラムに従って分別装置100全体の制御を行うための演算処理装置である。
記憶部3は、CPU2のプログラムを格納する領域や作業領域などを確保するための記憶媒体であり、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶素子を有する。
制御回路4は、給紙部20、第1切替え部41、第2切替え部42、第3切替え部43、報知部61~64と接続され、これらの各部の駆動を制御するための制御信号を生成する回路である。
記憶部3は、CPU2のプログラムを格納する領域や作業領域などを確保するための記憶媒体であり、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶素子を有する。
制御回路4は、給紙部20、第1切替え部41、第2切替え部42、第3切替え部43、報知部61~64と接続され、これらの各部の駆動を制御するための制御信号を生成する回路である。
超音波センサー51、光センサー52、画像センサー53、トルクセンサー22a、満杯センサー11a~14aは、各センサーで検出した結果を出力信号として出力する。
制御部1は、超音波センサー51、光センサー52、及び画像センサー53の検出結果に応じて用紙Pを所定の排紙カセット11~14に排紙させるために、第1~第3切替え部41~43を制御する。
制御部1は、給紙部20に含まれるピックアップローラー22のトルクを検出するトルクセンサー22aの検出結果に応じてリタードローラー24の駆動を制御する。
制御部1は、満杯センサー11a~14aの検出結果に応じて、対応する排紙カセット11~14に備えられる報知部61~64を駆動する。
制御部1は、給紙部20に含まれるピックアップローラー22のトルクを検出するトルクセンサー22aの検出結果に応じてリタードローラー24の駆動を制御する。
制御部1は、満杯センサー11a~14aの検出結果に応じて、対応する排紙カセット11~14に備えられる報知部61~64を駆動する。
1-1.用紙分別方法1
次に、分別装置100による用紙Pの用紙分別方法1について図4~図8を参照して説明する。なお、図5では、用紙Pの幅をPX方向とし、用紙Pの長さをPY方向とする。本実施形態の用紙分別方法は、給紙トレー21に用紙Pが積載され、ステップS101を実行後、開始ボタン18が押下されることで用紙Pの分別を開始する。
次に、分別装置100による用紙Pの用紙分別方法1について図4~図8を参照して説明する。なお、図5では、用紙Pの幅をPX方向とし、用紙Pの長さをPY方向とする。本実施形態の用紙分別方法は、給紙トレー21に用紙Pが積載され、ステップS101を実行後、開始ボタン18が押下されることで用紙Pの分別を開始する。
ステップS101は、外周部の寸法を入力する入力工程である。制御部1は、入力部17から入力された外周部の寸法を受信する。図5に示すように、用紙Pは、文字や画像などを記録可能な記録領域P1と、記録がおこなわれない非記録領域P2とに区画される。非記録領域P2は、用紙Pの外周部に設定される。外周部の寸法とは、例えば、用紙Pを印刷する際に設定する印刷設定において、用紙Pの余白として設定する寸法に相当する。余白は、用紙Pの4辺からの距離で規定され、通常、10mmから数10mmの範囲で設定されるので、外周部の寸法としては、MD=4mm程度に設定することが好ましい。
ステップS102は、用紙Pを給送する給紙工程である。制御部1は、ピックアップローラー22、セパレートローラー23、及びリタードローラー24を制御して、給紙トレー21に積載された用紙Pを搬送経路30に送り出す。また、制御部1は、トルクセンサー22aの出力信号を受信し、ピックアップローラー22のトルクが所定値以上の場合に、リタードローラー24を時計回りに逆回転する駆動に切り替える。例えば、用紙Pの上流側の端部にて、複数枚の用紙Pがステープラーなどの綴じ具で綴じられていた場合、給紙部20で紙ジャムを起こす恐れがある。本実施形態の分別装置100は、用紙Pを取り出す際に検出されたピックアップローラー22のトルクが所定値以上の場合、綴じ具で綴じられた用紙Pであると判断し、リタードローラー24を逆回転させるので、紙ジャムせずに綴じ具で綴じられた複数枚の用紙Pを同時に送り出すことができる。
ステップS103は、給紙部20から給送される用紙Pの重送を検出する重送検出工程である。制御部1は、超音波センサー51の出力信号を受信する。用紙Pが重送である場合、用紙Pを透過した超音波の減衰量が大きくなるので、制御部1は、用紙Pが重送か否かを検出することができる。
ステップS104は、用紙Pを撮像する撮像工程である。制御部1は、画像センサー53の出力信号を受信し、用紙Pの画像データを生成し、記憶部3に格納する。
ステップS105は、用紙Pの画像データから用紙Pの下地色の画素データを取得し、下地色の画素データに基づく閾値としての第2閾値を決定する閾値決定工程である。図5に示すように、制御部1は、撮像された画像データから用紙Pの四隅の座標を求め、記憶部3に格納する。そして、制御部1は、例えば、四隅の座標に基づいて非記録領域P2におけるPX方向に伸びる走査線SL上の画素データを取得する。画素データは、RGB色空間の256階調で表される。以下では、RGBの内のR信号の第2閾値を決定する方法を例示する。
図6の横軸はPX方向の画素位置を表し、縦軸はR信号の階調値を表す。制御部1は、各画素の階調値からR信号の平均値Raveを算出する。この際、所定の第1閾値を下回る画素データは、汚れなどの異常がある画素として除外される。なお、RGBの各信号の第1閾値は、(R,G,B)=(135,145,140)で例示することができる。
制御部1は、式(1)を用いて、下地色の画素データに基づく第2閾値を算出する。
Rth=Rave×α+β ・・・(1)
なお、Rthは、R信号の第2閾値を示し、α及びβは、第2閾値を求めるための係数である。
RGBの各信号の係数αは、(R,G,B)=(0.58,0.58,0.58)で例示することができる。
RGBの各信号の係数βは、(R,G,B)=(39,43,43)で例示することができる。
制御部1は、R信号の第2閾値Rthのほか、G信号及びB信号の第2閾値を算出し、記憶部3に格納する。
Rth=Rave×α+β ・・・(1)
なお、Rthは、R信号の第2閾値を示し、α及びβは、第2閾値を求めるための係数である。
RGBの各信号の係数αは、(R,G,B)=(0.58,0.58,0.58)で例示することができる。
RGBの各信号の係数βは、(R,G,B)=(39,43,43)で例示することができる。
制御部1は、R信号の第2閾値Rthのほか、G信号及びB信号の第2閾値を算出し、記憶部3に格納する。
ステップS106は、用紙Pのうち記録が行われていない非記録領域P2の画素データを抽出する非記録画素抽出工程である。制御部1は、記憶部3に格納されている用紙Pの画像データを参照し、用紙Pの外周部である非記録領域P2の画素データを抽出する。
ステップS107は、第2閾値に基づいて非記録領域P2の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程である。図7の横軸は非記録領域P2の画素位置を表し、縦軸はR信号の階調値を表す。制御部1は、各画素において、RGBのうちのR信号の階調値がR信号の第2閾値Rthより小さい場合、その画素の画素データを(R,G,B)=(0,0,0)の黒に変換する。制御部1は、各画素において、RGBのうちのR信号の階調値がR信号の第2閾値Rthより大きい場合、その画素のR信号の階調値を255に変換する。制御部1は、G信号及びB信号についても同様に変換する。
すなわち、制御部1は、RGBの各階調値のうち、少なくとも1つの階調値が当該の第2閾値より小さい場合は、その画素の画素データを黒に変換し、すべての階調値が当該の第2閾値よりも大きい場合は、その画素の画素データを(R,G,B)=(255,255,255)の白に変換する。これにより、図8に示すように、非記録領域P2の各画素の画素データが白と黒とに2値化された2値化データを得る。以下の説明では、2値化で黒に変換された画素データを黒画素、白に変換された画素データを白画素ともいう。
ステップS108は、2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程である。制御部1は、黒画素の画素数と白画素の画素数とを求め、黒画素の比率を算出する。
ステップS109は、黒の比率に基づいて用紙Pが再生紙か否かを判断する判断工程である。乾式の再生紙製造装置で製造された再生紙は、特徴のある複数の微小斑点を有している。微小斑点のある画素は、2値化により黒画素に変換される。これにより、制御部1は、黒画素の比率に基づいて用紙Pが再生紙か非再生紙かを検出することができる。
ステップS110は、用紙Pの破損を検出する破損検出工程である。制御部1は、光センサー52で検出された受光量を受信する。用紙Pに破損がある場合、発光部から出射した光は、破損部を通過して光吸収体で減衰し、受光部で受光される受光量が著しく低下するので、制御部1は、用紙Pの破損を検出することができる。
ステップS111は、用紙Pを所定の第1~第4排紙カセット11,12,13,14に排紙する排紙工程である。
制御部1は、ステップS103にて、用紙Pが重送であると判断した場合、第1切替え部41を、主搬送路34を塞ぐ位置に変位させ、第1分岐路31を開放する。これにより、綴じ具で綴じられた用紙Pが第1排紙カセット11に排紙される。なお、用紙Pが重送と判断された場合は、ステップS104及びステップS110をスキップさせてもよい。
制御部1は、ステップS103にて、用紙Pが重送であると判断した場合、第1切替え部41を、主搬送路34を塞ぐ位置に変位させ、第1分岐路31を開放する。これにより、綴じ具で綴じられた用紙Pが第1排紙カセット11に排紙される。なお、用紙Pが重送と判断された場合は、ステップS104及びステップS110をスキップさせてもよい。
制御部1は、ステップS110にて、用紙Pに破損があると判断した場合、第2切替え部42を、主搬送路34を塞ぐ位置に変位させ、第2分岐路32を開放する。これにより、破損した用紙Pが第2排紙カセット12に排紙される。
制御部1は、ステップS109にて、用紙Pが再生紙であると判断した場合、第3切替え部43を、主搬送路34を塞ぐ位置に変位させ、第3分岐路33を開放する。これにより、再生紙である用紙Pが第3排紙カセット13に排紙される。用紙Pが非再生紙の場合、第3切替え部43は、第3分岐路33を塞ぎ、主搬送路34を開放する位置に位置しているので、非再生紙である用紙Pが第4排紙カセット14に排紙される。
制御部1は、用紙PごとにステップS102~ステップS111を繰り返し実行し、実行中において、満杯センサー11a~14aから用紙Pが満杯になった出力信号を受信した場合、対応する排紙カセット11~14に備えられる報知部61~64を駆動する。
制御部1は、給紙トレー21に載置された用紙Pが無くなったか、停止ボタン19が押下されたことを検知して、本フローを終了する。
制御部1は、給紙トレー21に載置された用紙Pが無くなったか、停止ボタン19が押下されたことを検知して、本フローを終了する。
なお、上述した用紙分別方法1では、ステップS101として、外周部の寸法MDを入力する入力工程を含むフローを示したが、外周部の寸法MDが不明な場合、ステップS101は、入力工程に代えて、外周部の寸法MDを求める外周部決定工程であってもよい。以下、外周部決定工程を説明する。
外周部決定工程は、分別を行う用紙Pとは異なる外周部検出用紙TPを用いて外周部の寸法MDを求める。図9に示すように、外周部検出用紙TPは、用紙Pの印刷に使用した印刷装置にて、記録領域TP1の最外周を印刷した非再生紙である。外周部検出用紙TPは、分別装置100に供給される。制御部1は、外周部検出用紙TPの画像データを生成する。
制御部1は、外周部検出用紙TPの画像データから外周部検出用紙TPの四隅の座標を求め、記憶部3に格納する。そして、制御部1は、四隅の座標に基づいて外周部検出用紙TPにおいてPX方向に伸びる走査線SL上の画素データを取得し、上述したステップS105と同様に外周部検出用紙TPの第2閾値を決定する。なお、走査線SL上に記録領域TP1が印刷された画素が含まれる場合は、異常がある画素と同様に除外される。制御部1は、外周部検出用紙TPの全画素データを取得し、第2閾値を超える階調値を有する画素を抽出し、その座標を記憶部3に格納する。そして、制御部1は、外周部検出用紙TPの四隅の座標と、抽出した第2閾値を超える画素の座標とから非記録領域TP2である外周部の寸法MDを算出する。
1-2.用紙分別方法2
次に、分別装置100による用紙Pの用紙分別方法2について図10を参照して説明する。用紙分別方法2は、分別する複数の用紙Pとしての第2用紙の下地色が同じ場合に、予め第2閾値決定用の第1用紙を用いて第2閾値を算出する。
次に、分別装置100による用紙Pの用紙分別方法2について図10を参照して説明する。用紙分別方法2は、分別する複数の用紙Pとしての第2用紙の下地色が同じ場合に、予め第2閾値決定用の第1用紙を用いて第2閾値を算出する。
ステップS201は、外周部の寸法を入力する入力工程である。
本ステップは、用紙Pに代わって第1用紙及び第2用紙に対する外周部の寸法を入力すること以外、用紙分別方法1のステップS101と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
本ステップは、用紙Pに代わって第1用紙及び第2用紙に対する外周部の寸法を入力すること以外、用紙分別方法1のステップS101と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
ステップS202は、用紙Pとして閾値を決定するための第1用紙を供給する第1給紙供給工程である。制御部1は、給紙部20を制御して、給紙トレー21に積載された第1用紙を搬送経路30に送り出す。
ステップS203は、第1用紙を撮像する第1撮像工程である。制御部1は、画像センサー53の出力信号を受信し、第1用紙の画像データを生成し、記憶部3に格納する。
ステップS204は、第1用紙の画像データから第1用紙の下地色の画素データを取得し、下地色の画素データに基づく閾値としての第2閾値を決定する閾値決定工程である。
本ステップは、用紙Pに代わって第1用紙に対して第2閾値を決定すること以外、用紙分別方法1のステップS105と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
本ステップは、用紙Pに代わって第1用紙に対して第2閾値を決定すること以外、用紙分別方法1のステップS105と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
ステップS205は、用紙Pとして分別するための第2用紙を供給する第2給紙工程である。制御部1は、給紙部20を制御して、給紙トレー21に積載された第2用紙を搬送経路30に送り出す。
ステップS206は、給紙部20から給送される第2用紙の重送を検出する重送検出工程である。制御部1は、超音波センサー51の出力信号を受信し、第2用紙が重送か否かを検出する。
ステップS207は、第2用紙を撮像する第2撮像工程である。制御部1は、画像センサー53の出力信号を受信し、第2用紙の画像データを生成し、記憶部3に格納する。
ステップS208は、第2用紙のうち記録が行われていない非記録領域の画素データを抽出する非記録画素抽出工程である。制御部1は、記憶部3に格納されている第2用紙の画像データを参照し、第2用紙の外周部である非記録領域の画素データを抽出する。
ステップS209は、第2閾値に基づいて非記録領域の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程である。
本ステップは、用紙Pに代わって第2用紙に対して2値化すること以外、用紙分別方法1のステップS107と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
本ステップは、用紙Pに代わって第2用紙に対して2値化すること以外、用紙分別方法1のステップS107と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
ステップS210は、2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程である。制御部1は、黒画素の画素数と白画素の画素数とを求め、黒画素の比率を算出する。
ステップS211は、黒の比率に基づいて第2用紙が再生紙か否かを判断する判断工程である。制御部1は、黒画素の比率に基づいて第2用紙が再生紙か非再生紙かを検出する。
ステップS212は、第2用紙の破損を検出する破損検出工程である。制御部1は、光センサー52で検出された受光量を受信し、第2用紙の破損を検出する。
ステップS213は、第2用紙を所定の第1~第4排紙カセット11,12,13,14に排紙する排紙工程である。
本ステップは、用紙Pに代わって第2用紙を排出すること以外、用紙分別方法1のステップS111と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
本ステップは、用紙Pに代わって第2用紙を排出すること以外、用紙分別方法1のステップS111と同じであるので、その詳細な説明を省略する。
制御部1は、第2用紙ごとにステップS205~ステップS213を繰り返し実行する。
なお、用紙分別方法1及び用紙分別方法2は、上述のほか、各種の分別を行う機能を有していてもよい。例えば、用紙Pの画像データから用紙Pの色や印刷比率、汚れを検出して、再生紙の原料に不適切な用紙を排除する分別を行うことができる。
また、本実施形態では、用紙Pの載置部として、筐体10に対して挿抜可能な引き出し式の第1~第4排紙カセット11~14を備えた分別装置100を例示したが、用紙Pが筐体から突出して設けられた複数の排紙トレーに積載される構成の分別装置であってもよい。
また、本実施形態では、用紙Pの載置部として、筐体10に対して挿抜可能な引き出し式の第1~第4排紙カセット11~14を備えた分別装置100を例示したが、用紙Pが筐体から突出して設けられた複数の排紙トレーに積載される構成の分別装置であってもよい。
以上述べたように、本実施形態に係る用紙分別方法によれば、以下の効果を得ることができる。
用紙分別方法は、非記録領域P2の画素データを2値化する2値化工程、2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程などを含んでいる。また、再生紙製造装置で製造された再生紙は、特徴のある微小斑点を有している。2値化工程において微小斑点が存在する画素データは、黒に変換されるので、比率算出工程で算出された黒の比率に基づいて用紙Pを再生紙と非再生紙とに分別することができる。
非記録領域P2は、用紙Pの外周部である。用紙Pの外周部には、通常、記録が行われない余白が設定されているので、外周部の画素を用いて2値化を行うことで、用紙Pを再生紙と非再生紙とに分別する精度を向上することができる。
用紙分別方法は、外周部の寸法MDを入力する入力工程を含んでいる。入力工程では、用紙Pの印刷に使用した印刷装置に設定されている余白の寸法が外周部の寸法として入力される。これにより、非記録領域P2を容易に特定することができる。
用紙分別方法は、外周部の寸法MDを求める外周部決定工程を含んでいる。外周部決定工程では、記録領域TP1の最外周を印刷した外周部検出用紙TPを使用して外周部の寸法MDが算出される。これにより、非記録領域P2を容易に特定することができる。
用紙分別方法は、分別を行う第2用紙と異なる第1用紙を用いて閾値を決定する閾値決定工程、非記録領域P2の画素データを2値化する2値化工程、2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程などを含んでいる。また、再生紙製造装置で製造された再生紙は、特徴のある微小斑点を有している。2値化工程において微小斑点が存在する第2用紙の画素データは、第1用紙を用いて決定された閾値に基づいて黒に変換されるので、比率算出工程で算出された黒の比率に基づいて第2用紙を再生紙と非再生紙とに分別することができる。また、閾値は、第1用紙を用いて事前に求められているので、複数の第2用紙を連続して分別する場合の分別時間を短縮することができる。
1…制御部、11…第1排紙カセット、12…第2排紙カセット、13…第3排紙カセット、14…第4排紙カセット、20…給紙部、22…ピックアップローラー、22a…トルクセンサー、41…第1切替え部、42…第2切替え部、43…第3切替え部、51…超音波センサー、52…光センサー、53…画像センサー、100…分別装置、P…用紙、P1…記録領域、P2…非記録領域。
Claims (5)
- 用紙を撮像する撮像工程と、
前記用紙の下地色の画素データを取得し、前記下地色の画素データに基づく閾値を決定する閾値決定工程と、
前記用紙のうち記録が行われていない非記録領域の画素データを抽出する非記録画素抽出工程と、
前記閾値に基づいて前記非記録領域の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程と、
前記2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程と、
前記黒の比率に基づいて前記用紙が再生紙か否かを判断する判断工程と、
を含むことを特徴とする用紙分別方法。 - 前記非記録領域は、前記用紙の外周部であること、
を特徴とする請求項1に記載の用紙分別方法。 - 前記外周部の寸法を入力する入力工程を含むこと、
を特徴とする請求項2に記載の用紙分別方法。 - 前記外周部の寸法を求める外周部決定工程を含むこと、
を特徴とする請求項2に記載の用紙分別方法。 - 閾値を決定するための第1用紙を撮像する第1撮像工程と、
前記第1用紙の下地色の画素データを取得し、前記下地色の画素データに基づく前記閾値を決定する閾値決定工程と、
分別するための第2用紙を撮像する第2撮像工程と、
前記第2用紙のうち記録が行われていない非記録領域の画素データを抽出する非記録画素抽出工程と、
前記閾値に基づいて前記非記録領域の画素データを白と黒との2値に2値化する2値化工程と、
前記2値化された画素データのうち黒の比率を算出する比率算出工程と、
前記黒の比率に基づいて前記第2用紙が再生紙か否かを判断する判断工程と、
を含むことを特徴とする用紙分別方法。
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JP2020161001A JP2022054039A (ja) | 2020-09-25 | 2020-09-25 | 用紙分別方法 |
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