JP2022052026A - 浴槽洗浄システム - Google Patents

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悠介 中塚
Yusuke Nakatsuka
秀仁 市丸
Hidehito Ichimaru
誠 濱田
Makoto Hamada
克博 藤原
Katsuhiro Fujiwara
恭士 小幡
Takashi Obata
洋明 後藤
Hiroaki Goto
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【課題】洗浄能力を一層向上させると共に、洗浄運転の無駄を省くことができる浴槽洗浄システムを提供すること。【解決手段】給湯装置(2)から供給される湯水と洗剤を含む洗浄液の散布を繰り返して浴槽(1)を洗浄する浴槽洗浄システム(20)において、湯水温度及び洗浄液散布後の待機時間を含む洗浄条件と洗浄液散布の繰り返し回数が定められた洗浄コースとに基づいて浴槽(1)の洗浄運転を制御する制御手段(8)と、洗浄運転に関する情報の報知手段を有し且つ洗浄運転に関する操作を行うための操作端末(11,12,13,17)と、外部の通信網(15)に接続するための外部通信手段(12,13)を備え、操作端末(11,12,13,17)による洗浄運転に関する操作時に、制御手段(8)は外部通信手段(12,13)を介して取得した天気情報に基づいて推奨される洗浄条件を設定する。【選択図】図9

Description

本発明は、湯水と洗剤を含む洗浄液を散布して浴槽を洗浄する浴槽洗浄装置に関する。
従来から浴槽を自動洗浄する洗浄運転を行う浴槽洗浄装置が利用されている。浴槽洗浄装置は、給湯装置から供給される湯水と洗剤を含む洗浄液を浴槽内に散布して汚れを浮かせ、湯水ですすいで洗浄液と共に汚れを洗い流す。ユーザはブラシ等を用いてこすり洗いしないので、労力がかからず便利である。
浴槽洗浄装置による洗浄運転は、浴室外に設置された洗浄リモコンや給湯装置の台所リモコン、浴室リモコンの操作によって開始される。また、インターネットを介して機器を操作する技術が様々な家庭用機器で既に利用されており、ユーザが外出先で、例えばスマートフォンからインターネットを介して洗浄運転を開始させることも可能である。
一般に、浴槽に付着する汚れの大部分は人体由来の皮脂等であり、人体程度の温度で落とし易くなる。それ故、洗浄時に浴槽内を適切な温度にするために、例えば特許文献1には給湯装置の入水温度による季節判定を行って、季節に応じて給湯装置から供給される湯水温度を変更する浴槽洗浄装置が記載されている。
また、特許文献2には、外気温に応じてすすぎに用いる湯水の温度を変更する浴槽洗浄装置が記載されている。上記特許文献の何れも、湯水を散布して浴槽内を適切な温度に温めることによって洗浄能力を高めるものである。
特開平10-300188号公報 特許第3171127号公報
空の状態の浴槽の温度は、気温の変動に追従するように変動する。一方、給湯装置の入水温度は季節を反映する程度に変動するが、浴槽の温度の変動を反映するものではない。それ故、特許文献1のように入水温度に応じて湯水温度を変更すると、入水温度が低く気温が高い場合に湯水温度が必要以上に高くなる虞があり、入水温度が高く気温が低い場合に低温の浴槽を十分に温められない虞がある。
また、特許文献2のように外気温に応じて湯水温度を変更する場合には、通常は浴槽洗浄装置や給湯装置には装備されていない外気温度センサ等の外気温検知手段が必要になるが、特許文献2には外気温検知手段について記載されていない。また、外気温度センサ等の設置環境によっては、外気温度センサの検知温度と浴槽付近の気温とが大きく乖離する場合がある。そのため、湯水によって浴槽を十分に温められない虞や、湯水温度が必要以上に高くなる虞がある。また、外気温度センサの追加により製造コストが増加し、外気温度センサを現場で適切な位置に設置する作業者の負担が増加するので、好ましくない。
本発明の目的は、洗浄能力を一層向上させると共に、洗浄運転の無駄を省くことができる浴槽洗浄システムを提供することである。
請求項1の発明の浴槽洗浄システムは、給湯装置から供給される湯水と洗剤を含む洗浄液の散布を繰り返して浴槽を洗浄する浴槽洗浄システムにおいて、湯水温度及び洗浄液散布後の待機時間を含む洗浄条件と洗浄液散布の繰り返し回数が定められた洗浄コースとに基づいて浴槽の洗浄運転を制御する制御手段と、前記洗浄運転に関する情報の報知手段を有し且つ前記洗浄運転に関する操作を行うための操作端末と、外部の通信網に接続するための外部通信手段を備え、前記操作端末による前記洗浄運転に関する操作時に、前記制御手段は、前記外部通信手段を介して取得した天気情報に基づいて推奨される前記洗浄条件を設定することを特徴としている。
上記構成によれば、取得した天気情報に基づいて最適な洗浄条件で洗浄運転が行われるので、浴槽を十分に温めて洗浄能力を向上させることができると共に、湯水を過剰に温めないので洗浄運転における無駄を省くことができる。
請求項2の発明の浴槽洗浄システムは、請求項1の発明において、前記操作端末による前記洗浄運転に関する操作時に、前記制御手段は、洗浄液散布の繰り返し回数が異なる複数の洗浄コースから、前記天気情報に基づいて推奨される洗浄コースを設定することを特徴としている。
上記構成によれば、取得した天気情報に基づいて最適な洗浄コースで洗浄運転が行われるので、洗浄能力を向上させることができると共に、洗浄液の過度の散布を防いで洗浄運転における無駄を省くことができる。
請求項3の発明の浴槽洗浄システムは、請求項1又は2の発明において、前記制御手段は、前記洗浄運転の開始前に、前記洗浄運転の予測される所要時間と推奨される洗浄コースの何れか一方又は両方を前記報知手段によって報知することを特徴としている。
上記構成によれば、推奨される洗浄コースに基づく洗浄運転よりも、洗浄運転を早く終了させたい場合や入念に洗浄したい場合等に、ユーザによる洗浄コースの選択を支援することができる。
請求項4の発明の浴槽洗浄システムは、請求項1の発明において、前記洗浄コースがユーザによって指定されている場合に、前記天気情報に基づいて推奨される洗浄コースが前記指定されている洗浄コースと異なるときには、前記指定されている洗浄コースと推奨される洗浄コースの何れか一方を選択するように前記報知手段によって報知することを特徴としている。
上記構成によれば、ユーザは、洗浄コースを指定している場合でも、天気情報に基づいて推奨される洗浄コースに変更することができるので、洗浄機能を向上させることができ、洗浄運転における無駄を省くことができる。
本発明の浴槽洗浄システムによれば、洗浄能力を一層向上させることができると共に、洗浄運転の無駄を省くことができる。
本発明の実施例に係る浴槽洗浄システムの構成の説明図である。 実施例に係る浴槽洗浄装置の説明図である。 操作端末のホーム画面の例を示す図である。 自動指定モード時のふろ洗浄画面の例を示す図である。 ふろ洗浄中画面の例を示す図である。 洗浄コース指定モード時のふろ洗浄画面の例を示す図である。 洗浄条件指定モード時のふろ洗浄画面の例を示す図である。 ユーザ指定モード時のふろ洗浄画面の例を示す図である。 実施例に係る洗浄コース洗浄条件設定制御のフローチャートである。 自動指定モード時の洗浄コースと所要時間の表示例を示す図である。 洗浄コース指定モード時の推奨される洗浄コースと所要時間の表示例を示す図である。 洗浄条件指定モード時の推奨される洗浄条件と所要時間の表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
最初に、本発明の浴槽洗浄システム20の全体構成について、図1に基づいて説明する。浴槽1には、浴槽1の湯張りや追焚きのための給湯装置2が湯張り追焚き配管3を介して接続されている。また、浴槽1の底部には、湯水を排水するための電動式の排水栓4と、洗浄液等を散布して浴槽1を洗浄するための洗浄ノズル5が配設されている。浴槽1には、蓋1aが覆い被せられている。
浴槽1の近傍には、湯水に洗剤を混合した洗浄液を洗浄ノズル5に供給する供給ユニット6と、洗剤をためておく洗剤タンク7と、排水栓4の開閉操作を行うための排水スイッチ9が配設されている。供給ユニット6には、洗剤タンク7から洗剤を供給するための洗剤配管7aと、給湯装置2から湯水を供給するための給湯配管2aが接続されている。
水を被る虞がない例えば浴室の天井裏には、浴槽1を洗浄する洗浄運転の制御を行う制御手段に相当する制御ユニット8が配設されている。浴槽洗浄装置10は、洗浄ノズル5と供給ユニット6と洗剤タンク7と制御ユニット8を有し、複数の配管類及びコード類によってこれらを接続して構成されている。
制御ユニット8と供給ユニット6は、通信コードと電源コードを束ねたコード8aによって接続されている。また、排水スイッチ9、洗剤タンク7が通信コードと電源コードを束ねたコード8bによって制御ユニット8に接続されている。制御ユニット8は、電力の供給を受けると共に洗浄運転に使用する湯水の温度を給湯装置2に伝えるために、通信コードと電源コードを束ねたコード8cによって給湯装置2に接続されている。
給湯装置2は、例えば燃料の燃焼熱により加熱して給湯設定温度にした湯水を給湯する燃焼式給湯装置であるが、ヒートポンプ式熱源機を有する給湯装置等であってもよい。給湯装置2には、湯張り運転や追焚き運転の開始操作や給湯設定温度の設定操作等を行うための浴室リモコン11、台所リモコン12が接続されている。また、洗浄運転の開始操作等、洗浄運転に関する操作を行うための洗浄リモコン13が給湯装置2に接続されている。これら洗浄リモコン13、台所リモコン12及び浴室リモコン11は、給湯装置2を介し制御ユニット8と通信可能であり、洗浄運転に関する操作を行うことができる。尚、浴室リモコン11は浴室内に、台所リモコン12は台所に設置され、洗浄リモコン13は浴室外の例えば脱衣室等に設置されることが多い。
台所リモコン12は、タッチ操作可能な表示部12aと音声出力部12bを有する。浴槽洗浄装置10の洗浄運転に関する情報をユーザに報知するために、表示部12aには洗浄運転に関する情報等が表示され、音声出力部12bからは洗浄運転に関する情報等が音声で出力される。洗浄リモコン13は、図示を省略するが、例えば2桁の数字を表示する表示部と複数の操作スイッチと音声出力部を有する。
台所リモコン12、洗浄リモコン13は、例えばルータ機能等を備えた回線終端装置14によって構築された家庭内無線ネットワークを介してインターネット15に接続された外部通信手段である。インターネット15には、給湯装置2及び浴槽洗浄装置10の提供者(製造者等)が設置したサーバ16が接続されている。
サーバ16は、操作用プログラムが導入されたスマートフォン17等により、インターネット15を介して洗浄運転に関する操作を行うことができるように中継する。これら台所リモコン12、洗浄リモコン13、スマートフォン17等は、浴槽洗浄装置10による洗浄運転に関する操作を行うための操作端末に相当する。尚、家庭内無線ネットワークに接続されたスマートフォン17からも洗浄運転に関する操作を行うことができる。浴槽洗浄システム20は、上記のように浴槽洗浄装置10のユーザが操作端末を用いて、浴槽洗浄装置10による洗浄運転に関する操作を行うことができるように構成されている。
次に、浴槽洗浄装置10について説明する。
図2に示すように、浴槽洗浄装置10の供給ユニット6は、給湯配管2aが接続されて洗浄ノズル5に湯水を供給する湯水供給管22と、洗浄ノズル5に供給する湯水に洗剤を混合する例えばベンチュリ等の混合器24等を備えている。湯水供給管22は、電磁弁23、流量センサ25、定流量弁26、複数の逆止弁27a~27c、排水弁28a,28b等を備えている。混合器24には、洗剤タンク7から洗剤を供給するための洗剤配管7aが接続されている。洗剤配管7aに装備された洗剤電磁弁7bは、洗剤を混合器24に供給するときに開けられる。
電磁弁23、洗剤電磁弁7b、流量センサ25は、コード8aによって制御ユニット8に接続されている。洗剤タンク7の洗剤の残量を検知する図示外の液面センサ、排水スイッチ9、排水栓4は、コード8bによって制御ユニット8に接続されている。制御ユニット8は、排水スイッチ9の操作に応じて排水栓4を開閉する。
制御ユニット8には、例えば演算装置と記憶装置と入出力装置等を備えたコンピュータが装備され、記憶装置に格納された制御プログラム等に基づいて洗浄運転を制御する。この制御ユニット8は、洗浄運転において、排水栓4を開け、洗浄運転に使用する湯水の温度を給湯装置2に伝え、電磁弁23洗剤電磁弁7b等の開閉等を制御する。
次に、洗浄運転を開始する操作について、台所リモコン12の例を説明する。
図3は、現在の給湯設定温度や日時等を報知するために、台所リモコン12の表示部12aに表示されるホーム画面である。ユーザは洗浄運転に関する操作を行うために、このホーム画面の例えば「メニュー」を操作して、図4のふろ洗浄画面を表示させる。これと同時に音声出力部12bから音声によってふろ洗浄画面であること等を報知してもよい。
ふろ洗浄画面には、洗浄運転に関する項目の表示及び対応する操作用の表示等がなされている。ユーザが洗浄運転の開始操作に相当する「ふろ洗浄」項目の「開始」を操作すると、洗浄運転が開始され、図5の洗浄運転中の画面に移行する。洗浄運転中の画面には、洗浄運転の湯水温度や洗浄終了までの時間等が表示される。洗浄運転が終了すると図3のホーム画面に戻る。
次に洗浄運転について説明する。
洗浄運転が開始されると、湯水と洗剤を含む洗浄液の散布前に、予備洗浄として洗浄ノズル5から湯水を散布する。これにより、浴槽1内に付着した汚れに水分を含ませて落とし易くすると共に、洗浄能力が十分に発揮されるように浴槽1内を人体程度の温度(例えば35℃~45℃)に温める。
予備洗浄後、洗浄ノズル5から洗浄液を浴槽1内に散布して所定時間待機することを所定回数繰り返す。洗浄液散布を所定回数繰り返した後は、洗浄ノズル5から浴槽1内に湯水を散布してすすぎ洗いすることによって、洗浄液と共に汚れを洗い流す。尚、洗浄運転は、洗浄液等が浴槽1の外に飛び散らないように蓋1aを被せた状態で行う。
洗浄運転の洗浄能力は、一般的に洗浄液散布の繰り返し回数が多い程強力になる。浴槽洗浄装置10は、浴槽1の汚れ具合によって洗浄能力を調整できるように、洗浄液散布の繰り返し回数が異なる複数の洗浄コースを有する。例えば標準コースと、標準コースよりも洗浄液散布の繰り返し回数が少ない節約コースと、標準コースよりも洗浄液散布の繰り返し回数が多い強力コースの3つの洗浄コースを有する。
また、浴槽1に付着する汚れの大部分は人体由来の皮脂等なので、浴槽1が低温の状態よりも人体の温度程度に温まった状態の方が汚れを落とし易く、温かい方が洗浄液の洗浄機能も活性化する。それ故、洗浄運転に使用する湯水の温度と、洗浄液散布後の洗浄液の洗浄機能を発揮させる待機時間が、洗浄運転の洗浄能力に影響する。
そこで、浴槽洗浄装置10は、洗浄モードとして、例えば湯水温度と待機時間を含む洗浄条件及び洗浄コースを気温に応じて自動指定する自動指定モードと、ユーザが洗浄条件を指定できる洗浄条件指定モードと、ユーザが洗浄コースを指定できる洗浄コース指定モードと、ユーザが洗浄条件と洗浄コースを指定できるユーザ指定モードを有する。ユーザは洗浄モードを切り替えることができる。洗浄条件指定モードでは気温に応じて洗浄コースが自動指定され、洗浄コース指定モードでは気温に応じて洗浄条件が自動指定される。
制御ユニット8は、インターネット15上に公開されている天気情報であって浴槽洗浄装置10の設置地域に対応する天気情報を、例えば台所リモコン12を介して取得することによって現在の気温を取得する。このとき、サーバ16が浴槽洗浄装置10の設置地域に対応する天気情報を取得できるように中継してもよく、サーバ16が取得した浴槽洗浄装置10の設置地域に対応する天気情報を送信してもよい。
次に洗浄モードの切り替えについて説明する。
図4は、自動指定モードに対応するふろ洗浄画面である。自動指定モードでは、例えば現在の気温が30℃以上の場合に、推奨される洗浄コースとして節約コースが指定され、推奨される洗浄条件として湯水温度が35℃、待機時間が30秒に指定される。また、例えば現在の気温が16℃以上且つ30℃未満の場合に、標準コース、湯水温度が40℃、待機時間が40秒に指定され、現在の気温が16℃未満の場合に強力コース、湯水温度が45℃、待機時間が60秒に指定される。
自動指定モードで例えば「洗浄コース」に対応する「次へ」を操作することにより、「節約コース」と「標準コース」と「強力コース」と「自動」のうちの何れか1つの洗浄コースを指定することができる。「自動」以外の例えば「標準コース」を指定すると、例えば図6のふろ洗浄画面が表示され、洗浄コース指定モードに切り替えられる。
洗浄コース指定モードでは、洗浄条件が現在の気温に応じて自動的に指定される。例えば気温が30℃以上の場合に洗浄条件として湯水温度が35℃、待機時間が30秒に指定され、気温が16℃以上且つ30℃未満の場合に湯水温度が40℃、待機時間が40秒に指定され、気温が16℃未満の場合に湯水温度が45℃、待機時間が60秒に指定される。
また、例えば自動指定モードで「洗浄条件」に対応する「次へ」を操作することにより、「給湯設定温度」と「自動」のうちの何れか一方を指定することができ、「給湯設定温度」を指定すると図7のふろ洗浄画面が表示され、洗浄条件指定モードに切り替えられる。
洗浄条件指定モードでは、洗浄運転の湯水温度は、ユーザが設定してホーム画面に表示された給湯設定温度になり、洗浄コースは現在の気温に応じて自動的に指定される。例えば気温が30℃以上の場合に洗浄コースとして節約コースが指定され、気温が16℃以上且つ30℃未満の場合に標準コースが指定され、気温が16℃未満の場合に強力コースが指定される。
洗浄コース指定モードで洗浄条件を「自動」以外に指定した場合、又は洗浄条件指定モードで洗浄コースを「自動」以外に指定した場合に、例えば図8のふろ洗浄画面が表示され、ユーザ指定モードに切り替えられる。ユーザ指定モードでは、ユーザが指定した洗浄コースと洗浄条件で洗浄運転が行われる。
洗浄条件のうち、湯水温度は給湯設定温度になり、待機時間は給湯設定温度に応じて設定される。例えば給湯設定温度が45℃以上の場合に待機時間は60秒、給湯設定温度が40℃以上45℃未満の場合に待機時間は40秒、給湯設定温度が40℃未満の場合に待機時間は30秒のように設定される。尚、待機時間も独立して設定できるようにしてもよい。
次に、図9のフローチャートと図10~図12に基づいて、指定された洗浄条件と洗浄コースを洗浄運転開始前に設定する制御ユニット8(制御手段)による洗浄コース洗浄条件設定制御について説明する。図中のSi(i=1,2,・・・)はステップを表す。
ホーム画面からふろ洗浄画面に移行すると、洗浄コース洗浄条件設定制御が開始される。S1において、ふろ洗浄画面が表示され、現在の洗浄モード、洗浄コース、洗浄条件、天気情報を取得してS2に進む。
次に、S2において、現在の洗浄モードが自動指定モードであるか否か判定する。S2の判定がYesの場合(自動指定モードの場合)はS3に進み、S3においてS1で取得した天気情報(現在の気温)に基づいて推奨される洗浄コースと、予測される洗浄運転の所要時間を報知する。所要時間は、洗浄液散布時間と待機時間、洗浄コース(洗浄液散布の繰り返し回数)に基づき予測される。
このとき、例えば台所リモコン12の表示部12aには自動指定モードのふろ洗浄画面に推奨される洗浄コースと所要時間が表示され、操作可能な「確認」が表示される(図10参照)。推奨される洗浄コースと所要時間の何れか一方のみが表示されるように構成することもできる。「確認」を操作することによってこの推奨される洗浄コースと所要時間の表示を消去してS4に進み、S4において天気情報に基づいて推奨される洗浄コースと推奨される洗浄条件を設定してリターンする。尚、洗浄運転の開始操作が行われるまでは、洗浄コースの指定等の操作を行うことが可能である。
一方、S2の判定がNoの場合(自動指定モードでない場合)はS5に進み、S5において現在の洗浄モードが洗浄コース指定モードであるか否か判定する。S5の判定がYesの場合(洗浄コース指定モードの場合)はS6に進み、S6においてS1で取得した天気情報に基づいて洗浄コースの変更を推奨するか否か判定する。
S6の判定がYesの場合(天気情報に基づき推奨される洗浄コースが現在の指定された洗浄コースと異なる場合)にはS7に進み、S7において天気情報に基づき推奨される洗浄コースと、予測される洗浄運転の所要時間を報知する。このとき、例えば台所リモコン12の表示部12aには、洗浄コース指定モードのふろ洗浄画面に推奨される洗浄コース(推奨コース)と予測される所要時間が表示される(図11参照)。この推奨コースと所要時間の報知と共に、推奨コースに変更するか否かの問いかけと、この問いかけに応答する操作可能な選択肢として「変更しない」、「変更する」が表示される。尚、推奨される洗浄コースと所要時間の何れか一方のみが報知されるように構成することもできる。
推奨コースに変更するか否かの問いかけに応答する操作があったときにS8に進み、S8において操作が変更承認操作か否か判定する。S8の判定がYesの場合(「変更する」が操作された場合)にはS4に進み、S4において天気情報に基づいて推奨される洗浄コースと推奨される洗浄条件を設定してリターンする。
S8の判定がNoの場合(「変更しない」が操作された場合)には、S9に進む。また、S6の判定がNoの場合(天気情報に基づき推奨される洗浄コースが現在の指定された洗浄コースと同じ場合)には、洗浄コースと所要時間の何れか一方又は両方の報知を行ってS9に進む。そしてS9において、指定された洗浄コースと推奨される洗浄条件を設定してリターンする。
また、S5の判定がNoの場合(自動洗浄モードでもなく洗浄コース指定モードでもない場合)にはS10に進み、S10において現在の洗浄モードが洗浄条件指定モードであるか否か判定する。S10の判定がYesの場合(洗浄条件指定モードの場合)はS11に進み、S11においてS1で取得した天気情報に基づいて洗浄条件の変更を推奨するか否か判定する。
S11の判定がYesの場合(天気情報に基づき推奨される洗浄条件が指定された洗浄条件と異なる場合)にはS12に進み、S12において天気情報に基づき推奨される洗浄条件と、予測される洗浄運転の所要時間を報知する。このとき、例えば台所リモコン12の表示部12aには、洗浄条件指定モードのふろ洗浄画面に推奨される洗浄条件と所要時間が表示される(図12参照)。この推奨される洗浄条件と所要時間の報知と共に、推奨される洗浄条件に変更するか否かの問いかけと、この問いかけに応答する操作可能な選択肢として「変更しない」、「変更する」が表示される。尚、推奨される洗浄条件と所要時間の何れか一方のみが報知されるように構成することもできる。
推奨される洗浄条件に変更するか否かの問いかけに対する操作があったときにS13に進み、S13において操作が変更承認操作か否か判定する。S13の判定がYesの場合(「変更する」が操作された場合)にはS4に進み、S4において推奨される洗浄コース、推奨される洗浄条件を設定してリターンする。
S13の判定がNoの場合(「変更しない」が操作された場合)には、S14に進む。また、S11の判定がNoの場合(天気情報に基づき推奨される洗浄条件が指定された洗浄条件と同じ場合)には、洗浄条件と所要時間の何れか一方又は両方の報知を行ってS14に進む。そして、S14において推奨される洗浄コース、現在の指定された洗浄条件を設定してリターンする。
また、S10の判定がNoの場合(自動洗浄モード、洗浄コース指定モード、洗浄条件指定モードの何れでもないユーザ指定モードの場合)にはS15に進む。そしてS15において、ユーザに指定された洗浄コース、ユーザに指定された洗浄条件を設定してリターンする。
上記のように洗浄運転の洗浄コース、洗浄条件が設定された後、洗浄運転の開始操作が行われると、設定された洗浄コース、設定された洗浄条件で洗浄運転が実行される。図示を省略するが、スマートフォン17や浴室リモコン11による洗浄運転に関する操作において、台所リモコン12の場合と表示態様は異なるが同様の内容が表示され、表示と同時に音声によっても報知される。
また、これも図示を省略するが、洗浄リモコン13は、電源ONの状態がふろ洗浄画面が常時表示されている状態と同等なので、例えば電源ONの操作や電源ON時に洗浄運転の開始操作を1回行うと、上記と同じように天気情報に基づき推奨される洗浄コースの報知等が行われて推奨される洗浄コース等への変更が可能な状態になる。そして、推奨される洗浄コース等への変更が可能な状態になってから、所定時間内(例えば3分以内)に洗浄運転の開始操作を行うと、洗浄運転が開始されるように構成されている。
上記の浴槽洗浄システム20の作用、効果について説明する。
給湯装置2から供給される湯水と洗剤を含む洗浄液の散布を繰り返して浴槽1を洗浄する浴槽洗浄装置10は、外部通信手段に相当する洗浄リモコン13又は台所リモコン12が家庭内無線ネットワークに接続され、家庭内無線ネットワークを介してインターネット15(外部の通信網)に接続されている。浴槽洗浄システム20は、ユーザが台所リモコン12や、家庭内無線ネットワーク又はインターネット15に接続されたスマートフォン17等の操作端末を用いて、浴槽洗浄装置10による洗浄運転に関する操作を行うことができるように構成されている。
自動指定モード、洗浄コース指定モードでは、操作端末による洗浄運転に関する操作時に、制御ユニット8は、外部通信手段である洗浄リモコン13又は台所リモコン12を介して現在の天気情報(気温)を取得する。この天気情報に基づき推奨される洗浄運転の洗浄条件として、湯水温度と洗浄液散布後の待機時間を設定する。
例えば気温が16℃未満の場合には温めた浴槽1の温度低下が早いことを考慮して湯水温度を45℃、待機時間を60秒に設定して、浴槽1内を温めた状態で洗浄液の洗浄機能を発揮させ易くしている。一方、例えば気温が30℃以上の場合には既に浴槽1がある程度温まっていることを考慮して、湯水温度を35℃、待機時間を30秒に設定して、湯水を加熱するエネルギーの過剰な消費を防いでいる。従って、取得した天気情報に基づいて推奨される最適な洗浄条件で洗浄運転が行われるので、洗浄能力を向上させることができ、洗浄運転における無駄を省くことができる。
また、自動指定モード、洗浄条件指定モードでは、操作端末による洗浄運転に関する操作時に、制御ユニット8は、洗浄液散布の繰り返し回数が異なる複数の洗浄コースから、天気情報に基づいて推奨される洗浄コースを設定する。
例えば気温が16℃未満の場合には、洗浄液の洗浄機能が低下すること考慮して、洗浄コースを洗浄液散布の繰り返し回数が多い強力コースに設定して、洗浄能力を高めている。一方、例えば気温が30℃以上の場合には洗浄液の洗浄機能が十分発揮されるので、洗浄液の過度の散布を防ぐために洗浄コースを洗浄液散布の繰り返し回数が少ない節約コースに設定して、洗剤の消費と湯水を加熱するエネルギーの消費を低減している。従って、取得した天気情報に基づいて推奨される最適な洗浄コースで洗浄運転が行われるので、洗浄能力を向上させることができ、洗浄運転における無駄を省くことができる。
自動指定モード、洗浄コース指定モードでは、制御ユニット8は、予測される洗浄運転の所要時間と天気情報に基づき推奨される洗浄コースの何れか一方又は両方を、操作手段に装備された報知手段によってユーザに報知する。従って、推奨される洗浄コースの洗浄運転よりも、洗浄運転を早く終了させたい場合や入念に洗浄したい場合等に、ユーザによる洗浄コースの選択を支援することができる。
洗浄コース指定モードでは、指定された洗浄コースと天気情報に基づいて推奨される洗浄コースが一致しない場合に、指定された洗浄コースと推奨される洗浄コースの何れか一方を選択するように、報知手段によってユーザに報知する。従って、洗浄コース指定モードであっても洗浄運転の開始前に、ユーザは天気情報に基づいて推奨される最適な洗浄コースに変更することができるので、洗浄運転の洗浄能力を向上させることができ、洗浄運転における無駄を省くことができる。
洗浄条件指定モードでは、指定された洗浄条件と天気情報に基づいて推奨される洗浄条件が一致しない場合に、指定された洗浄条件と推奨される洗浄条件の何れか一方を選択するように、報知手段によってユーザに報知する。これにより、洗浄条件指定モードであっても洗浄運転の開始前に、ユーザは天気情報に基づいて推奨される最適な洗浄条件に変更することができる。従って、洗浄運転の洗浄能力を向上させることができ、洗浄運転における無駄を省くことができる。
ユーザ指定モードにおいても、取得した天気情報に基づき推奨される洗浄条件、洗浄コースを報知して、ユーザが推奨される洗浄条件、洗浄コースに変更できるようにしてもよい。また、浴室暖房装置がある場合には、浴室暖房装置の浴室温度センサの検知温度に基づいて推奨される洗浄条件、推奨される洗浄コースを設定できるように浴槽洗浄システム20を構成することもできる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、上記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 :浴槽
2 :給湯装置
2a :給湯配管
3 :湯張り追焚き配管
4 :排水栓
5 :洗浄ノズル
6 :供給ユニット
7 :洗剤タンク
7a :洗剤配管
8 :制御ユニット(制御手段)
9 :排水スイッチ
10 :浴槽洗浄装置
11 :浴室リモコン(操作端末)
12 :台所リモコン(操作端末、外部通信手段)
13 :洗浄リモコン(操作端末、外部通信手段)
14 :回線終端装置
15 :インターネット(外部の通信網)
16 :サーバ
17 :スマートフォン(操作端末)
20 :浴槽洗浄システム

Claims (4)

  1. 給湯装置から供給される湯水と洗剤を含む洗浄液の散布を繰り返して浴槽を洗浄する浴槽洗浄システムにおいて、
    湯水温度及び洗浄液散布後の待機時間を含む洗浄条件と洗浄液散布の繰り返し回数が定められた洗浄コースとに基づいて浴槽の洗浄運転を制御する制御手段と、前記洗浄運転に関する情報の報知手段を有し且つ前記洗浄運転に関する操作を行うための操作端末と、外部の通信網に接続するための外部通信手段を備え、
    前記操作端末による前記洗浄運転に関する操作時に、前記制御手段は、前記外部通信手段を介して取得した天気情報に基づいて推奨される前記洗浄条件を設定することを特徴とする浴槽洗浄システム。
  2. 前記操作端末による前記洗浄運転に関する操作時に、前記制御手段は、洗浄液散布の繰り返し回数が異なる複数の洗浄コースから、前記天気情報に基づいて推奨される洗浄コースを設定することを特徴とする請求項1に記載の浴槽洗浄システム。
  3. 前記制御手段は、前記洗浄運転の開始前に、前記洗浄運転の予測される所要時間と推奨される洗浄コースの何れか一方又は両方を前記報知手段によって報知することを特徴とする請求項1又は2に記載の浴槽洗浄システム。
  4. 前記洗浄コースがユーザによって指定されている場合に、前記天気情報に基づいて推奨される洗浄コースが前記指定されている洗浄コースと異なるときには、前記指定されている洗浄コースと推奨される洗浄コースの何れか一方を選択するように前記報知手段によって報知することを特徴とする請求項1に記載の浴槽洗浄システム。
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