JP2022045314A - 電源装置、照明装置 - Google Patents

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亮平 多田
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Abstract

【課題】防水性の高い電源装置を提供する。【解決手段】本発明の電源装置は、電源基板(30)と、前記電源基板(30)を収納する防水構造の導電性を有する電源ケースと、前記電源基板(30)を前記電源ケースから絶縁する絶縁シート(31)と、前記電源基板(30)におけるアースが必要な部位に接続された導体部(50)と、を含み、前記導体部(50)は、前記絶縁シート(31)から露出して、前記電源ケースに接触する。【選択図】図5

Description

本発明は、防水用の電源装置、照明装置に関する。
照明器具に備えられる電源装置として防水型のものがある。例えば特許文献1のような電源装置は、内部に電源ユニットが挿入されるケース筒と、ケース筒の端部に配置される一対のケース端板と、ケース筒と一対のケース端板に挟まれるシール材としてのパッキンと、ケース筒と電源ユニットとをアース接続する防水螺子とにより構成されている。
特開2018-166030号公報(2018年10月25日公開)
しかしながら、特許文献1のような電源装置では、電源ユニットを収容するケースが筒状であるため、工具が入りにくく、ケース筒と電源ユニットを接続する防水螺子を組み付ける作業の効率が悪くなる。また、防水螺子を使用したとしても、接合部の隙間から水が浸入する恐れがあった。
アース線を電源ユニットとケース端板に接続することで、上記問題点を解決できるが、アース線を設けることで電源線の数が増えてしまい、電源線の数だけパッキンに挿通孔を設けなければならない。パッキンの挿通孔の数が多くなると、水が内部に侵入する可能性が高くなり、防水性が低下することが考えられる。
本発明の一態様は、防水性が高く組立が容易な電源装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る電源装置は、防水型の電源装置であって、電源基板と、前記電源基板を収納する防水構造の導電性の筐体と、前記電源基板を前記筐体から絶縁する絶縁シートと、前記電源基板におけるアースが必要な部位に接続された導電部材と、を含み、前記導電部材は、前記絶縁シートから露出して、前記筐体に接触していることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、防水性が高く組立が容易な電源装置を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る電源装置を備えた照明装置の斜視図である。 図1に示す照明装置の内部構造を示す斜視図である。 図1に示す照明装置が備える電源装置を一側面から見た斜視図である。 図3に示す電源装置の電源ケースを開口部側から見た斜視図である。 図3に示す電源装置が備える電源基板の平面図である。 本発明の実施形態2に係る電源装置における電源基板との電源ケースとのアース接続(導電ピン)を示す図である。 本発明の実施形態2に係る電源装置における電源基板との電源ケースとのアース接続(電子部品のリード)を示す図である。 本発明の実施形態3に係る電源装置における電源基板の要部を示す図である。 図8に示す電源基板と電源ケースとのアース接続を示す図である。 本発明の実施形態4に係る電源装置における電源基板の平面図である。 図10に示す電源基板を収容する電源ケースを開口部側から見た斜視図である。 図11に示す電源ケースの開口部に接続される防水用のパッキンの斜視図である。 図10に示す電源基板を電源ケースに収容した状態を示す概略断面図である。 図13に示す要部Aの拡大図である。 図11に示す電源ケースに図10に示す電源基板を挿入前の状態を示す概略断面図である。 図11に示す電源ケースに図10に示す電源基板を挿入した状態を示す概略断面図である。 図11に示す電源ケースに他の構成の電源基板を挿入前の状態を示す概略断面図である。 図11に示す電源ケースに他の構成の電源基板を挿入した状態を示す概略断面図である。 図11に示す電源ケースに他の構成の防水用のパッキンを使用し、電源基板を挿入した状態を示す概略断面図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図1~図5を用いて詳細に説明する。図1は実施形態1に係る照明装置1の斜視図である。図2は照明装置1の内部構造を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、照明装置1は装置本体2と、装置本体2に取り付けられる光源モジュール3と、図示していない光源を点灯させる電源装置4を備えている。装置本体2は天井等に取り付けられ、金属または合成樹脂によって構成される。光源モジュール3は、例えば乳白色の半透明な、合成樹脂により構成される。光源は、例えばLED、ハロゲンランプ、蛍光ランプ等が光源モジュール3の内部に収容される。
図3~図5を用いて電源装置4について説明する。図3は図1に示す照明装置1が備える電源装置4を一側面から見た斜視図である。図4は図3に示す電源装置4の電源ケース10を開口部側から見た斜視図である。図5は図3に示す電源装置4が備える電源基板30の平面図である。
電源装置4は、長手方向の両端が開口された筒状の防水構造の電源ケース(筐体)10と、電源ケース10の両側の開口部を塞ぐように設けられる一対の側面カバー20と、電源ケース10に収容される電源基板30とを含む。電源ケース10と側面カバー20の間に位置し、電源装置4の内部に液体(水)が浸入するのを防ぐ防水カバー25が設けられている。
側面カバー20に取り付けられる防水カバー25は、シリコーン樹脂などの合成ゴムによるシール材によって構成される。防水カバー25は、電源ケース10と側面カバー20との間の隙間および電源基板30からでる電気配線が挿通する挿通孔から液体が浸入するのを防いでいる。これにより、防水型の電源装置4を実現している。
図3に示すように、一対の側面カバー20は、電源ケース10にネジ5によって固定されている。ネジ5は、電源ケース10の外壁面に設けられたネジ穴12と螺合する。一対の側面カバー20のうち、一方側の側面カバー20には、電源装置4をアース接続するためのアース線40が取り付けられている。側面カバー20は、例えばステンレス、アルミニウム等の金属によって形成されている。
電源ケース10は、図4に示すように、電源基板30を収納するために内部に空間を有すように長手方向の両端が開口された略直方体状に形成されている。電源ケース10の内壁面11は、装置本体2側に設けられる下壁面11aと、下壁面11aの短手方向の両端部から延出する一対の側壁面11bと、一対の側壁面11bを接続する上壁面11cにより構成されている。側壁面11bには、図5に示す電源基板30の突出部32、34が挿入される溝部14が設けられている。電源ケース10の外壁面には、側面カバー20を固定するためのネジ穴12が設けられている。電源ケース10及び側面カバー20は、例えばステンレス、アルミニウム等の金属によって形成されている。つまり、電源ケース10及び側面カバー20は、導電性を有していれば、どのような材料で形成されていてもよい。
溝部14は、一対の側壁面11bの長手方向に沿って設けられている。溝部14は、側壁面11bから短手方向の外方に延出する一対の延出面14aと、一対の延出面14aを接続する底壁面14bとで構成されている。溝部14には、電源基板30の突出部32、34が挿入される。これにより、電源基板30の突出部32、34を、電源ケース10に形成された溝部14に沿って挿入するだけで、簡単に電源基板30を電源ケース10に収納することができる。
電源基板30は、略長方形状の絶縁基板(図示せず)上に、光源を点灯制御するための電気回路の配線をプリントし、集積回路、抵抗、コンデンサ等の電子部品が設けられたものである。電源基板30の長手方向の一方側は、図5に示すように、アース線40が接続される側面カバー20と、防水カバー25を介して、一体となって接続されている。さらに、電源基板30の裏面(電子部品を設けた面と反対側の面)全面には、絶縁シート31が設けられている。これにより、電源基板30を電源ケース10に収納したときに、電源基板30の裏面と電源ケース10とを絶縁するようになっている。
電源基板30の長手方向の両端には、短手方向の両側から外方に突出する突出部32、34が設けられている。突出部32、34は、図5に示すように、電源基板30の短手方向において、絶縁シート31の側面に設けられた開口から突出している。言い換えれば、突出部32、34は絶縁シート31(破線領域)から露出している。さらに、突出部32、34は、銅箔が貼られることで導電部材となる。導電部材となった突出部32、34は、電源基板30におけるアースが必要な部位に導通された導体部50に接続される。
電源基板30は、突出部32、34を電源ケース10の溝部14に挿入した状態で配置される。電源ケース10内に電源基板30が配置された状態では、突出部32、34に設けられた導体部50と、溝部14の延出面14aとが接触することになる。これにより、電源装置4と電源基板30におけるアースが必要な部位とが電気的に接続された状態となる。つまり、銅箔が貼り付けられた突出部32、34は、電源基板30におけるアースが必要な部位に導通された導体部50に接続されている導電部材であり、アース接続の役割を持つ。
導体部50は、銅箔に限定されるものではなく、他の導電性材料で形成された部材であってもよい。また、導体部50は突出部32,34の片面側にのみ設けても良いし、両面側に設けてもよい。
突出部32、34は、本実施形態において、電源基板30の長手方向の端部に設けられているが、これに限られない。突出部を電源基板30の中間位置に設けるなど、溝部14の延出面14a又は底壁面14bと接触することができる位置であればよい。つまり、アース接続する位置に自由度を持たせることができる。これにより、例えばノイズ除去等のため、アースを設ける位置を適宜変更することができる。また、本実施形態において、電源基板30におけるアースに必要な部位と電気的に接続するために、電源基板30(厳密には電源基板30を構成する絶縁基板)に複数の突出部を設けたが、単一の突出部であってもよい。また、単一の突出部である場合には、アース接続するための電源ケース等の大きさに応じて、当該突出部の大きさも適宜変更すればよい。
〔実施形態2〕
実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
前記実施形態1では、電源基板30を構成する絶縁基板から突出した突出部32,34に導体部50を、電源基板30におけるアースが必要な部位に接続された導電部材として説明したが、本実施形態では、電源基板30におけるアースに必要な部位と、電源ケース10とを導通する導電ピンを導電部材として説明する。
図6は、本実施形態に係る電源装置における電源基板30と電源ケース10とのアース接続を示す図である。図6に示すように、絶縁シート31は、導体部50が設けられた部分に対応する位置に、円孔36が貫通している。電源基板30および導体部50には、円孔36と対応する位置に、円孔36と同形状の円孔52が貫通している。電源基板30には、円孔36、52内を挿通するピン(導電ピン)60が設けられている。ピン60はすずメッキがされた銅などの金属により構成される。
ピン60は円盤状の頭部61と脚部62を有する。ピン60の脚部62がはんだ65により、導体部50に接触している。ピン60の脚部62は、円孔36、52内を挿通し、電源ケース10の内壁面11に接触している。これにより、電源装置4と電源基板30が電気的に接続された状態となる。つまり、ピン60は、電源基板30におけるアースが必要な部位である導体部50に接続された導電部材であり、アース接続の役割を持っている。
ピン60は、導体部50と絶縁シート31とを連通した円孔を設けるだけで、電源基板30においてアースが必要な部位のアース接続を可能にしている。従って、このようなピン60を用いることで、アース接続する位置に自由度を持たせることができる。また、ピン60の脚部62の長さを長くすることで電源ケース10の内壁面11との接触状態を良くすることができる。さらに、ピン60は柔らかい金属により構成されても良い。これにより、電源基板30を電源ケース10に収納する際に、ピン60のひっかかりによる抵抗が小さくて済むので、電源基板30を電源ケース10内への収納を円滑に行うことができる。
実施形態2の変形例として、電源基板上に設けられる電子部品のリードを電源ケース10とアース接続させても良い。図7に示すように、電源基板上に電子部品70が設けられている。電子部品70は、例えば、サージ保護素子やYコンデンサなどアースへノイズを流す部品である。
電子部品70は、本体部71と一対のリード72、73を有する。一対のリード72、73は、電源基板30および導体部50に設けられた円孔52、54にそれぞれ挿通している。一対のリード72、73は、はんだ75により、導体部50と接触する。アース接続側のリード73は、他方側のリード72に比べ、リードの長さが長く設けられている。アース接続側のリード73は、絶縁シート31に設けられた円孔36内を挿通し、電源ケース10の内壁面11と接触している。アース接続側のリード73が、電源基板30におけるアースに必要な部位と、電源ケース10とを導通する導電部材としての役割を持つ。
上記変形例では一対のリード72、73の長さを変えることで、一方のリード72を電源ケース10とアース接続させているが、これに限られない。一対のリードを同程度の長さに設け、アース接続しない側のリードをキンクすることで、アース接続側のリードのみアース接続させても良い。
〔実施形態3〕
実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
前記実施形態2では、電源基板30におけるアースに必要な部位と、電源ケース10とを導通するピン60を導電部材として説明したが、本実施形態では、同じピン60を用いて電源ケース10との接触をさらによくする例について説明する。図8は、本実施形態に係る電源装置における電源基板の要部を示す図である。図9は、図8に示す電源基板と電源ケースとのアース接続を示す図である。
図8に示すように、電源基板30の側面カバー20が接続される側とは反対側の端部に、切欠き37、38が設けられている。切欠き37及び切欠き38に挟まれた電源基板30の領域には、応力発生部(付勢部材)39が形成される。応力発生部39には、ピン60が設けられている。応力発生部39は、電源基板30の基板面を基準として当該基準面に対して直交する方向に撓む。
図9に示すように、応力発生部39には、導体部50が設けられている。応力発生部39は、導体部50が設けられた部分に対応する位置に、円孔36が貫通している。電源基板30および導体部50は、円孔36と対応する位置に、円孔36と同形状の円孔52が貫通している。ピン60の脚部62は円孔36、52内を挿通している。ピン60の脚部62がはんだ65により、導体部50と接触する。脚部62は電源ケース10と接触する。これにより、電源装置4と電源基板30が電気的に接続される。ピン60は、電源基板30におけるアースが必要な部位である導体部50に接続された導電部材であり、アース接続の役割を持っている。
脚部62の長さは、脚部62が電源ケース10の内壁面11と接触すると、応力発生部39が撓むように、構成されている(応力発生構造)。応力発生部39が撓むことで、ピン60が電源ケース10の内壁面11に接触する方向に付勢される。これにより、電源ケース10と電源基板30の接触関係が良好となる。
実施形態3では、電源基板30の絶縁基板の応力を利用したが、アースの役割を持つ部材自体に応力を発生させるような構造、例えばバネを利用して応力を発生させても良い。また、導電部材として、実施形態2の変形例で用いた電子部品70のアース接続側のリード73を適用しても良い。
〔実施形態4〕
実施形態4について、図10~図16を用いて詳細に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
本実施形態に係る照明装置は、前記実施形態1の図1および図2に示す照明装置1と装置本体2と同じ外観を有し、装置本体2に設けられた電源装置4の内部構造が異なる。
すなわち、本実施形態における電源装置4は、図10に示す電源基板130が内蔵されている。
電源基板130は、前記実施形態1で説明した電源基板30と同様に、略長方形状の絶縁基板(図示せず)上に、光源を点灯制御するための電気回路の配線をプリントし、集積回路、抵抗、コンデンサ等の電子部品が設けられたものである。また、電源基板130の長手方向には、図10に示すように、後述する電源ケース110(図11)に収容された状態で、当該電源ケース110の長手方向の両側から蓋をするための側面カバー120が防水用のパッキン125を介して接続される。さらに、電源基板130の裏面130b(電子部品を設けた面と反対側の面)全面には、絶縁シート131が設けられている。これにより、電源基板130を電源ケース110に収納したときに、電源基板130の裏面130bと電源ケース110とを絶縁するようになっている。
電源基板130の長手方向の両端および中央には、当該電源基板130の短手方向の両側には、外に向かって突出する突出部132、133、134が設けられている。これらの突出部132~134のうち、電源基板130の長手方向の両端部側に設けられ、対角線状に位置する突出部132と突出部134における当該電源基板130の表面130a(電子部品を設けた面)には、それぞれ銅等の導電部材からなる導電部150が設けられている。導電部150は、電源基板130におけるアースが必要な部位に導通されている。従って、導電部150は、電源基板130が電源ケース110に収納された状態で、当該電源ケース110に接触してアースが取れるような厚みであって、電源基板130の表面130aが電源ケース110に直接接触しない程度の厚みに設定される。
電源ケース110は、防水構造であり、前記実施形態1の電源ケース10とほぼ同じ構成であり、図11に示すように、電源基板130を収納するために内部に空間を有すように長手方向の両端が開口された略直方体状の筐体本体111と、筐体本体111の開口をパッキン125によって塞ぐ側面カバー120(図10)とを有している。筐体本体111の内壁面は、装置本体2側に設けられる下壁面111aと、下壁面111aの短手方向の両端部から延出する一対の側壁面111bと、一対の側壁面111bを接続する上壁面111cにより構成されている。側壁面111bには、電源基板130の突出部132、133、134が挿入される溝部114が設けられている。筐体本体111の外壁面には、側面カバー120を固定するためのネジ穴112が設けられている。筐体本体111及び側面カバー120は、例えばステンレス、アルミニウム等の金属によって形成されている。つまり、電源ケース110及び側面カバー120は、導電性を有していれば、どのような材料で形成されていてもよい。
溝部114は、一対の側壁面111bの長手方向に沿って設けられている。溝部114は、側壁面111bから短手方向の外方に延出する一対の延出面114aと、一対の延出面114aを接続する底壁面114bとで構成されている。溝部114には、電源基板130の突出部132、133、134が挿入される。これにより、電源基板130の突出部132、133、134を、筐体本体111に形成された溝部114に沿って挿入するだけで、簡単に電源基板130を電源ケース110に収納することができる。
電源基板130は、突出部132、133、134を筐体本体111の溝部114に挿入した状態で電源ケース110内に配置される。電源ケース110内に電源基板130が配置された状態では、突出部132、134に設けられた導電部150と、溝部114の上側の延出面114aとが接触することになる。これにより、電源装置4と電源基板130におけるアースが必要な部位とが電気的に接続された状態となる。つまり、突出部132、134に設けられた導電部150は、電源基板130におけるアースが必要な部位に導通された導電部材であり、アース接続の役割を持つ。
導電部150と溝部114の延出面114aとの接触は、電源ケース110の開口を防水用のパッキン125で蓋をすることでより確実にできる。この点について以下に説明する。
パッキン125は、ゴム等の弾性を有する樹脂材料からなり、図12に示すように、電源ケース110の開口に挿入される内枠125aと、内枠125a内に設けられたケーブル挿入部125bと、内枠125aの下端の両側に設けられた突起部125cと、を含む。
内枠125aは、筐体本体111の開口の内周面に沿った形状であり、パッキン125が筐体本体111の開口に挿入したときに、下壁面111a、側壁面111b、上壁面111cに密着する。このように、パッキン125の内枠125aを挿入することによって、筐体本体111の開口を塞いで電源ケース110の防水を行なう。
ケーブル挿入部125bには、電源基板130から引き出された電線140(図13)が挿入される。なお、パッキン125は、図12に示すように、ケーブル挿入部125bが1つ設けられた例を示しているが、例えばパッキン125Aのように、ケーブル挿入部125bが2つ設けられていてもよい。パッキン125Aは、ケーブル挿入部125bの個数以外、パッキン125と同じ構成である。従って、電源基板130から引き出される電線140(図3)の本数に数に応じて、パッキン125を使用するか、パッキン125Aを使用するかを適宜選択すればよい。
突起部125cは、図13に示すように、内枠125aが筐体本体111の開口を塞いだ状態で、筐体本体111の溝部114内に挿入されている電源基板130と、筐体本体111の下壁面111aとの間に挿入される。
突起部125cは、ゴム等の弾性を有する樹脂材料で形成されており、内枠125aが筐体本体111の開口を塞いだ状態で、図14に示すように、応力によって電源基板130を溝部114の上側の延出面114aに押しつけるようになっている。これにより、電源基板130の突出部132に形成された導電部150を、筐体本体111の溝部114の上側の延出面114aに確実に押しつけることができる。
例えば、図15に示すように、突起部125cの厚みh2を、電源基板130が電源ケース110内に収容されたときの、電源基板130の下面と筐体本体111の下壁面111aとの間の距離h1よりも所定の厚み分大きく形成する。これにより、突起部125cは、厚み方向に少し縮みながら、筐体本体111の溝部114内に挿入されている電源基板130と、筐体本体111の下壁面111aとの間に挿入され、図16に示すように、挿入が完了すると、応力によって電源基板130の突出部132を溝部114の上側の延出面114aに押しつける。このようにして、電源基板130の突出部132に形成された導電部150は、筐体本体111の溝部114の上側の延出面114aに確実に押しつけることができるので、アースを確実にとることができる。
ここで、図15に示す距離h2と距離h1との差、すなわち突起部125cの所定の厚みは、当該突起部125cが縮むことで、電源ケース110の溝部114内に挿入されている電源基板130と、電源ケース110の下壁面111aとの間に挿入できる厚みに設定されていればよい。さらに、上記所定の厚みは、突起部125cが縮んだときの厚みが、距離h1と同じがそれ以下になる厚みであればよい。
さらに、図15に示すように、突起部125cの先端部の上側にアールを持たせることで、突起部125cの厚みh2よりも若干狭い、電源基板130の下面と筐体本体111の下壁面111aとの間に挿入させ易くすることができる。
また、突起部125cの長さL1は、図16に示すように、パッキン125の内面から導電部150の筐体本体111内部側の端部までの長さL2に、この端部から筐体本体111内部側の長さL3を加えた長さに等しくなるように形成されている。これにより、突起部125cによって突出部132上に形成された導電部150を筐体本体111の溝部114の上側の延出面114aに確実に接触させることができる。このように、突起部125cは、パッキン125によって筐体本体111の開口を塞いだ状態で、導電部150と筐体本体111との接触面までの長さかそれ以上の長さに設定されていればよい。
なお、本実施形態では、図10に示すように、電源基板130の絶縁基板の片面のみに電気回路の配線がプリントされている例について説明したが、これに限定されるものではない。
実施形態4の変形例として、前記実施形態1と同様に、絶縁基板の両面に電気回路の配線がプリントされた電源基板130A(図17)に本発明を適用しても良い。
電源基板130Aの表面130Aaは、図17に示すように、突出部132に銅箔等の導電部151が形成されている。電源基板130Aの場合も、突起部125cの厚みh2は、電源ケース110内に収容されたときの、電源基板130の裏面130Abと電源ケース110の下壁面111aとの間の距離h1よりも若干大きく形成されている。これにより、突起部125cは、図18に示すように、筐体本体111の溝部114内に挿入されている電源基板130Aの突出部132と、筐体本体111の下壁面111aとの間に挿入され、応力によって電源基板130の突出部132を溝部114の上側の延出面114aに押しつける。このようにして、電源基板130の突出部132に形成された導電部151は、筐体本体111の溝部114の上側の延出面114aに確実に押しつけることができるので、アースを確実にとることができる。
なお、本実施形態では、図14に示すように、電源基板130の表面130aに導電部150を設け、導電部150を溝部114の上側の延出面114aに押しつけてアースをとるようにしている例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図19に示すように、電源基板130の電子部品が設けられていない裏面130bに導電部152を設け、パッキン125Bの突起部125cによって導電部152を溝部114の下側の延出面114aに押しつけてアースをとるようにしてもよい。この場合、電源基板130の裏面130bに銅箔を設け、この銅箔を導電部152として使用する。
このように、銅箔を導電部152として使用した場合、絶縁基板の片面のみに電子部品が設けられた電源基板130の他に、絶縁基板の両面に電子部品が設けられた電源基板30,130Aであっても導電部152を溝部114の下側の延出面114aに押しつけるパッキン125Bを使用すれば、確実にアースをとることができる。
さらに、前記実施形態1~4において、何れも電源基板30,130,130Aにおいてアースをとるために、銅箔、銅板等の導電部材を直接金属からなる電源ケース10,110に接触させている。これにより、アースをとるための電源基板から外部に引き出すための引き出し線を省略することができるため、電源装置内部の配線を簡略化することが可能となる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る電源装置は、防水型の電源装置であって、電源基板30と、前記電源基板30を収納する防水構造の導電性の筐体(電源ケース10)と、前記電源基板30を前記筐体(電源ケース10)から絶縁する絶縁シート31と、前記電源基板30におけるアースが必要な部位(導体部50)に接続された導電部材(突出部32,34,ピン60)と、を含み、前記導電部材(突出部32,34,ピン60)は、前記絶縁シート31から露出して、前記筐体(電源ケース10)に接触していることを特徴としている。
上記の構成によれば、電源基板におけるアースが必要な部位に接続された導電部材が、絶縁シートから露出して、金属製の筐体に接触していることで、電源基板のアースをとることができる。これにより、電源基板のアースをとるために、当該電源基板におけるアース電位となる部分から筐体外部に導電線を引き出す必要がなくなる。これにより、防水構造の筐体から外部に引き出す導線を少なくすることで、導線を引き出す部分(開口)の増加による防水性能の低下を抑制することができる。
本発明の態様2に係る電源装置は、上記態様1において、前記導電部材は、前記電源基板30から前記筐体(電源ケース10)に接触するように突出した突出部(32,34)であってもよい。
上記の構成によれば、電源基板におけるアースが必要な部位の箇所に合わせて突出部を設けることができる。つまり、電源基板のアースを取るために必要な箇所でアースをとることができる。
本発明の態様3に係る電源装置は、上記態様1において、前記導電部材は、前記電源基板30におけるアースに必要な部位(導体部50)から前記筐体(電源ケース10)に向けて前記絶縁シート31を貫通し、当該筐体(電源ケース10)に接触する導電ピン(ピン60)であってもよい。
上記構成によれば、導電ピンの長さを調整することで、電源基板におけるアースが必要な部位と、筐体との接触状態を簡単によくすることができる。
本発明の態様4に係る電源装置は、上記態様1において、さらに、電源基板30上に設けられる電子部品70を含み、電子部品70は電源基板30と接続する一対のリード72、73を有し、前記導電部材は、前記電源基板30におけるアースに必要な部位(導体部50)から前記筐体(電源ケース10)に向けて前記絶縁シート31を貫通し、当該筐体(電源ケース10)に接触する前記電子部品70のアース接続側のリード73であってもよい。
上記構成によれば、電源基板に別途アース接続する部材を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
本発明の態様5に係る電源装置は、上記態様3または4において、さらに、付勢部材(応力発生部39)を含み、前記導電ピン(ピン60)または前記電子部品70のアース接続側のリード73は、付勢部材(応力発生部39)による付勢力によって前記電源基板30側から前記筐体(電源ケース10)に接触するようにしてもよい。
上記構成によれば、導電ピンまたは電子部品のアース接続側のリードは、電源基板側から筐体に確実に接触させることが可能となり、電源基板におけるアースが必要な部位と、筐体との接触状態をさらによくすることができる。この場合、導電ピン自体が付勢部材(バネ等)で構成してもよい。
本発明の態様6に係る電源装置は、上記態様1において、前記筐体(電源ケース110)は、収容した電源基板130の長手方向の少なくとも一方が開口した筐体本体111と、前記筐体本体111の開口を塞ぐ防水用のパッキン125と、を有し、前記パッキン125には、当該パッキン125によって前記筐体本体111の開口を塞いだ状態で、前記導電部材(導電部150)における前記筐体本体111との接触面とは反対側の面から当該導電部材(導電部150)を当該筐体本体111に向かって押しつける突起部125cが形成されていてもよい。
上記構成によれば、筐体に接触している導電部材をパッキンの突起部によって、当該筐体の接触面に押しつけられるので、筐体と導電部材との接触をより確実に行なうことができる。
本発明の態様7に係る電源装置は、上記態様6において、前記突起部125cの長さL1は、前記パッキン125によって前記筐体本体111の開口を塞いだ状態で、前記導電部材(導電部150)の当該パッキン125とは反対側の端部までの長さか当該端部を超える長さに設定されていてもよい。
上記構成によれば、突起部の長さがパッキンによって前記筐体本体の開口を塞いだ状態で、前記導電部材の当該パッキンとは反対側の端部までの長さか当該端部を超える長さであるため、突起部によって導電部材を筐体に確実に接触させることができる。
本発明の態様8に係る電源装置は、上記態様6または7において、前記パッキン125は、弾性を有する樹脂材料からなり、前記突起部125cの厚みh2は、前記筐体本体111の開口を塞ぐ際に、当該突起部125cが入り込む隙間の厚みh1よりも所定の厚み分厚いことが好ましい。
上記構成によれば、ゴムからなる突起部の厚みが、前記筐体本体の開口に蓋をする際に、当該突起部が入り込む隙間の厚みよりも所定の厚み分厚いことで、弾性を有する樹脂材料の応力を利用して導電部材を前記筐体本体に接触させることができる。これにより、筐体本体と導電部材との接触をより確実に行なうことができる。
本発明の態様9に係る電源装置は、防水型の電源装置であって、片面が絶縁された電源基板130と、前記電源基板130を収納する防水構造の導電性の筐体(電源ケース110)と、前記電源基板130におけるアースが必要な部位に接続された導電部材(導電部150)と、を含み、前記筐体(電源ケース110)は、長手方向の少なくとも一方の端部が開口され、短手方向の両側部分で前記電源基板130を支持する溝部114が形成された筐体本体111と、前記筐体本体111の開口を塞ぐ防水用のパッキン125と、を含み、前記導電部材(導電部150)は、前記電源基板130の絶縁側の面における、前記筐体本体111の溝部114に接触する位置に形成され、前記パッキン125には、前記筐体本体111の開口を閉じた状態で、前記導電部材(導電部150)と前記溝部114との接触面とは反対側から当該導電部材(導電部150)を当該溝部114に向かって押しつける突起部125cが形成されている。
上記構成によれば、筐体に接触している導電部材をパッキンの突起部によって、当該筐体の接触面に押しつけられるので、筐体と導電部材との接触をより確実に行なうことができる。
本発明の態様10に係る電源装置は、上記態様9において、前記突起部125cの長さL1は、前記パッキン125によって前記筐体本体111の開口を塞いだ状態で、前記導電部材(導電部150)の当該パッキン125とは反対側の端部までの長さか当該端部を超える長さに設定されていてもよい。
上記構成によれば、突起部の長さがパッキンによって前記筐体本体の開口を塞いだ状態で、前記導電部材の当該パッキンとは反対側の端部までの長さか当該端部を超える長さであるため、突起部によって導電部材を筐体に確実に接触させることができる。
本発明の態様11に係る電源装置は、上記態様9または10において、前記パッキン125は、弾性を有する樹脂材料からなり、前記突起部125cの厚みh2は、前記筐体本体111の開口を塞ぐ際に、当該突起部125cが入り込む隙間h1の厚みよりも所定の厚み分厚いことが好ましい。
上記構成によれば、ゴムからなる突起部の厚みが、前記筐体本体の開口に蓋をする際に、当該突起部が入り込む隙間の厚みよりも所定の厚み分厚いことで、弾性を有する樹脂材料の応力を利用して導電部材を前記筐体本体に接触させることができる。これにより、筐体本体と導電部材との接触をより確実に行なうことができる。
本発明の態様12に係る照明装置は、上記態様1~11の何れか1態様の電源装置4を備えている。
一般に、出力線(光源)からのノイズが大きい照明装置の場合、複数のアースが必要であり、従来ではアース用の導電線を複数本用意する必要があり、電源装置が大型化し、結果として照明装置も大型にならざるを得なかった。しかしながら、上記構成によれば、アースをとるための導電線は必要最小限で済むため、電源装置は大型化せず、結果として照明装置も大型にならない。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 照明装置
2 装置本体
3 光源モジュール
4 電源装置
5 ネジ
10 電源ケース(筐体)
11 内壁面
12 ネジ穴
14 溝部
20 側面カバー
25 防水カバー
30 電源基板
31 絶縁シート
32、34 突出部(導電部材)
36 円孔
37、38 切欠き
39 応力発生部(付勢部材)
40 アース線
50 導体部(アースが必要な部位)
60 ピン(導電ピン)
61 頭部(導電ピン)
62 脚部(導電ピン)
70 電子部品
72、73 リード
110 電源ケース(筐体)
111 筐体本体
112 ネジ穴
114 溝部
114a 延出面
114b 底壁面
125、125A、125B パッキン
125a 内枠
125b ケーブル挿入部
125c 突起部
130、130A 電源基板
130a、130Aa 表面
130b、130Ab 裏面
131 絶縁シート
132、134 突出部
140 電線
150 導電部
h1、h2 厚み
L1、L2、L3 距離

Claims (12)

  1. 防水型の電源装置であって、
    電源基板と、
    前記電源基板を収納する防水構造の導電性の筐体と、
    前記電源基板を前記筐体から絶縁する絶縁シートと、
    前記電源基板におけるアースが必要な部位に接続された導電部材と、を含み、
    前記導電部材は、前記絶縁シートから露出して、前記筐体に接触していることを特徴とする電源装置。
  2. 前記導電部材は、
    前記電源基板から前記筐体に接触するように突出した突出部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記導電部材は、
    前記電源基板におけるアースに必要な部位から前記筐体に向けて前記絶縁シートを貫通し、当該筐体に接触する導電ピンであることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  4. さらに、電源装置は、前記電源基板上に設けられる電子部品を含み、
    前記電子部品は前記電源基板と接続する一対のリードを有し、
    前記導電部材は、
    前記電源基板におけるアースに必要な部位から前記筐体に向けて前記絶縁シートを貫通し、当該筐体に接触する前記電子部品のアース接続側のリードであることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  5. さらに、電源装置は、付勢部材を含み、
    前記導電部材は、前記付勢部材による付勢力によって、前記電源基板側から前記筐体に接触することを特徴とする請求項3または4に記載の電源装置。
  6. 前記筐体は、
    収容した前記電源基板の長手方向の少なくとも一方が開口した筐体本体と、
    前記筐体本体の開口を塞ぐ防水用のパッキンと、を有し、
    前記パッキンには、当該パッキンによって前記筐体本体の開口を塞いだ状態で、前記導電部材における前記筐体本体との接触面とは反対側の面から当該導電部材を当該筐体本体に向かって押しつける突起部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  7. 前記突起部は、前記パッキンによって前記筐体本体の開口を塞いだ状態で、前記導電部材と前記筐体との接触面を超える長さに設定されていることを特徴とする請求項6に記載の電源装置。
  8. 前記突起部は、弾性を有する樹脂材料からなり、
    前記突起部の厚みは、前記筐体本体の開口を塞ぐ際に、当該突起部が入り込む隙間の厚みよりも所定の厚み分厚いことを特徴とする請求項6または7に記載の電源装置。
  9. 防水型の電源装置であって、
    片面が絶縁された電源基板と、
    前記電源基板を収納する防水構造の導電性の筐体と、
    前記電源基板におけるアースが必要な部位に接続された導電部材と、を含み、
    前記筐体は、
    長手方向の少なくとも一方の端部が開口され、短手方向の両側部分で前記電源基板を両面側から支持する溝部が形成された筐体本体と、
    前記筐体本体の開口を塞ぐ防水用のパッキンと、
    を含み、
    前記導電部材は、
    前記電源基板の絶縁側の面における、前記筐体本体の溝部に接触する位置に形成され、
    前記パッキンには、前記筐体本体の開口を閉じた状態で、前記導電部材と前記溝部との接触面とは反対側から当該導電部材を当該溝部に向かって押しつける突起部が形成されていることを特徴とする電源装置。
  10. 前記突起部は、前記パッキンによって前記筐体本体の開口を塞いだ状態で、前記導電部材と前記筐体との接触面を超える長さに設定されていることを特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 前記突起部は、弾性を有する樹脂材料からなり、
    前記突起部の厚みは、前記筐体本体の開口を塞ぐ際に、当該突起部が入り込む隙間の厚みよりも所定の厚み分厚いことを特徴とする請求項9または10に記載の電源装置。
  12. 請求項1~11の何れか1項に記載の電源装置を備えた照明装置。
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