JP2022045256A - 教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能な教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法を提供する。
【解決手段】教師データに付与されるべきラベルが予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定部32により推定される。推定された第1のラベルが提示部33により提示される。教師データに付与されるべきラベルが第2のラベルとして受付部34により受け付けられる。あるいは、第1のラベルと第2のラベルとが異なるか否かが判定部により判定される。第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定された場合に報知部により報知が行われる。使用者による指示に応答して、第1のラベルと異なる第2のラベルが付与部により教師データに付与される。
【選択図】図2
【解決手段】教師データに付与されるべきラベルが予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定部32により推定される。推定された第1のラベルが提示部33により提示される。教師データに付与されるべきラベルが第2のラベルとして受付部34により受け付けられる。あるいは、第1のラベルと第2のラベルとが異なるか否かが判定部により判定される。第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定された場合に報知部により報知が行われる。使用者による指示に応答して、第1のラベルと異なる第2のラベルが付与部により教師データに付与される。
【選択図】図2
Description
本発明は、教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法に関する。
教師あり学習において用いられる教師データは、物体または文字等を示す画像データに正解を示すラベルが付与されることにより生成される。付与されたラベルが正確でない場合、教師あり学習の精度が低下する。したがって、正確なラベルの付与(ラベリング)を行うことが求められる。
例えば、特許文献1に記載されたデータラベリング作業検査方法においては、1つのイメージデータに関するラベリング情報が複数の作業者により提出される。各作業者により提出されたラベリング情報が比較され、全てのラベリング情報が一致すると判断されない場合、再作業が要請される。
高精度の教師あり学習を行うためには、大量の教師データを作成することが必要となる。しかしながら、大量の教師データにラベリングを行う場合、長時間の作業を要するため、集中力の低下または疲労等により作業者の判断にブレが生じることがある。そのため、大量の教師データに正確なラベリングを行うことは困難である。
本発明の目的は、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能な教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法を提供することである。
(1)第1の発明に係る教師データ作成支援装置は、教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援装置であって、教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定する推定部と、推定部により推定された第1のラベルを提示する提示部と、教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付ける受付部とを備える。
この教師データ作成支援装置においては、教師データに付与されるべきラベルとして学習モデルを用いて推定部により推定された第1のラベルが提示部により提示される。そのため、使用者は、教師データに付与されるべき第2のラベルを受付部に指定する際に、提示部により提示された第1のラベルを参照することができる。また、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
(2)推定部は、推定された第1のラベルの信頼度を評価し、提示部は、推定部により評価された信頼度をさらに提示してもよい。この場合、使用者は、第1のラベルの信頼度が低い教師データについてのみ指定すべき第2のラベルを念入りに判断すればよい。これにより、使用者の負担をより軽減することができる。
(3)推定部は、複数の教師データにそれぞれ付与されるべき複数の第1のラベルを推定するとともに、推定された各第1のラベルの信頼度を評価し、提示部は、推定部により推定された複数の第1のラベルを信頼度の順序で提示してもよい。この場合、使用者は、念入りに判断して第2のラベルを指定すべき複数の教師データの群を容易に認識することができる。これにより、使用者の負担をさらに低減することができる。
(4)教師データは画像を示す画像データを含み、提示部は、第1のラベルと対応するように教師データに基づく画像をさらに提示してもよい。この場合、使用者は、画像を示す教師データと、教師データについて推定された第1のラベルとの対応関係を容易に認識することができる。
(5)第2の発明に係る教師データ作成支援装置は、教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援装置であって、教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定する推定部と、教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付ける受付部と、第1のラベルと第2のラベルとが異なるか否かを判定する判定部と、判定部により第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定された場合に報知を行う報知部と、使用者による指示に応答して、第1のラベルと異なる第2のラベルを教師データに付与する付与部とを備える。
この教師データ作成支援装置においては、教師データに付与されるべきラベルとして指定された第2のラベルが学習モデルを用いて推定部により推定された第1のラベルと異なると判定部により判定された場合には、報知部により報知が行われる。そのため、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。また、使用者が指定に誤りがないと判断した場合には、第1のラベルと異なる第2のラベルが付与部により教師データに付与される。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
(6)教師データ作成支援装置は、判定部により第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定された場合に判定の根拠を示す提示部をさらに備えてもよい。この場合、使用者は、提示された根拠を考慮して、付与すべき第2のラベルについて再度の判断を行うことができる。これにより、使用者の負担をより低減することができる。
(7)教師データは画像を示す画像データを含み、提示部は、教師データに基づく画像の部分を視認可能に示すことにより判定の根拠を示してもよい。この構成によれば、使用者は、付与すべき第2のラベルについて再度の判断を行う場合において、考慮すべき画像の部分を容易に認識することができる。
(8)提示部は、教師データに基づく画像を提示し、受付部は、提示部により提示された画像を示す教師データについて第2のラベルを受け付けてもよい。この場合、使用者は、第2のラベルを指定すべき教師データを容易に認識することができる。
(9)推定部は第1のラベルを第1のスコアとして推定し、受付部は、第2のラベルを第2のスコアとして受け付け、判定部は、第1のスコアと第2のスコアとの差が予め定められたしきい値以上である場合に第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定してもよい。この構成によれば、学習モデルが回帰問題を学習することにより構築された場合でも、第1のラベルと第2のラベルとが異なるか否かを容易に判定することができる。
(10)教師データ作成支援装置は、使用者による指示に応答して、第2のラベルと、当該第2のラベルに対応する教師データに基づいて学習モデルを更新する更新部をさらに備えてもよい。これにより、教師データに付与すべき第1のラベルをより正確に推定することが可能になる。
(11)第3の発明に係る教師データ作成支援システムは、第1の発明に係る教師データ作成支援装置と、教師データ作成支援装置の提示部により提示される第1のラベルを表示する表示装置とを備える。
この教師データ作成支援システムにおいては、上記の教師データ作成支援装置の提示部により提示された第1のラベルが表示装置に表示される。そのため、使用者は、教師データに付与されるべき第2のラベルを指定する際に、表示装置に表示された第1のラベルを参照することができる。また、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
(12)第4の発明に係る教師データ作成支援システムは、第2の発明に係る教師データ作成支援装置と、教師データ作成支援装置の提示部により提示される判定の根拠を表示する表示装置とを備える。
この教師データ作成支援システムにおいては、上記の教師データ作成支援装置の提示部により提示された教師データに基づく画像の部分が判定の根拠として視認可能に表示装置に表示される。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。また、使用者は、付与すべき第2のラベルについて再度の判断を行う場合において、考慮すべき画像の部分を容易に認識することができる。
(13)第5の発明に係る教師データ作成支援方法は、教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援方法であって、教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定するステップと、推定された第1のラベルを提示するステップと、教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付けるステップとを含む。
この教師データ作成支援方法によれば、教師データに付与されるべきラベルとして学習モデルを用いて推定された第1のラベルが提示される。そのため、使用者は、教師データに付与されるべき第2のラベルを指定する際に、提示された第1のラベルを参照することができる。また、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
(14)第6の発明に係る教師データ作成支援方法は、教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援方法であって、教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定するステップと、教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付けるステップと、第1のラベルと第2のラベルとが異なるか否かを判定するステップと、第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定された場合に報知を行うステップと、使用者による指示に応答して、第1のラベルと異なる第2のラベルを教師データに付与するステップとを含む。
この教師データ作成支援方法によれば、教師データに付与されるべきラベルとして指定された第2のラベルが学習モデルを用いて推定された第1のラベルと異なると判定された場合には、報知が行われる。そのため、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。また、使用者が指定に誤りがないと判断した場合には、第1のラベルと異なる第2のラベルが教師データに付与される。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
本発明によれば、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能な教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る教師データ作成支援装置、教師データ作成支援システムおよび教師データ作成支援方法について図面を用いて説明する。以下の説明では、教師データ作成支援装置を支援装置と略記し、教師データ作成支援システムを支援システムと略記し、教師データ作成支援方法を支援方法と略記する。
[1]第1の実施の形態
(1)支援システムの構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る支援システムの構成を示す図である。図1に示すように、支援システム100は、処理装置10および検査装置20を含む。処理装置10は、CPU(中央演算処理装置)11、RAM(ランダムアクセスメモリ)12、ROM(リードオンリメモリ)13、記憶装置14、操作部15、表示装置16および入出力I/F(インターフェイス)17により構成される。CPU11、RAM12、ROM13、記憶装置14、操作部15、表示装置16および入出力I/F17はバス18に接続される。
(1)支援システムの構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る支援システムの構成を示す図である。図1に示すように、支援システム100は、処理装置10および検査装置20を含む。処理装置10は、CPU(中央演算処理装置)11、RAM(ランダムアクセスメモリ)12、ROM(リードオンリメモリ)13、記憶装置14、操作部15、表示装置16および入出力I/F(インターフェイス)17により構成される。CPU11、RAM12、ROM13、記憶装置14、操作部15、表示装置16および入出力I/F17はバス18に接続される。
RAM12は、CPU11の作業領域として用いられる。ROM13にはシステムプログラムが記憶される。記憶装置14は、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記憶媒体を含み、教師データ作成支援プログラム(以下、支援プログラムと略記する。)を記憶する。支援プログラムは、ROM13または他の外部記憶装置に記憶されてもよい。また、記憶装置14は、予め用意された学習モデルを記憶する。
CPU11、RAM12およびROM13により、教師データ作成支援処理(以下、支援処理と略記する。)を実行するための支援装置30が構成される。支援処理においては、学習モデルに基づいて、教師データへのラベルの付与(ラベリング)が支援される。支援装置30および支援処理の詳細については後述する。
操作部15は、キーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスである。使用者は、操作部15を操作することにより、後述する教師データに付与すべきラベルの指定を支援装置30に行うことができる。表示装置16は、液晶表示装置等の表示デバイスであり、教師データに基づく画像等を表示する。入出力I/F17は、検査装置20に接続される。
検査装置20は、例えば基板検査装置であり、検査対象の複数の基板を順次撮像することにより、複数の基板の画像をそれぞれ示す複数の画像データを生成する。生成された各画像データには、固有の識別番号等が付与される。また、検査装置20は、生成された各画像データを教師データとして支援装置30に与える。なお、基板とは、半導体基板、液晶表示装置もしくは有機EL(Electro Luminescence)表示装置等のFPD(Flat Panel Display)用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板、セラミック基板または太陽電池用基板等をいう。
図2は、図1の支援装置30の構成を示す図である。図2に示すように、支援装置30は、機能部として、取得部31、推定部32、提示部33、受付部34および付与部35を含む。図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムを実行することにより、支援装置30の機能部が実現される。支援装置30の機能部の一部または全てが電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。
取得部31は、複数の基板の画像を示すそれぞれ示す複数の教師データを検査装置20から順次取得する。推定部32は、記憶装置14に記憶された学習モデルを用いて、取得部31により取得された複数の教師データにそれぞれ付与されるべき複数のラベルを推定する。本例では、ラベルは、教師データが示す画像における基板が正常または異常であることをそれぞれ示す「OK」または「NG」を含む。また、推定部32は、記憶装置14に記憶された学習モデルに基づいて、推定された各ラベルの信頼度(確率)を評価する。
提示部33は、推定部32により推定された複数のラベルと、教師データに基づく画像とを対応するように表示装置16に表示させる。また、提示部33は、推定部32により評価された各ラベルの信頼度を当該ラベルと対応するように表示装置16に表示させることができる。さらに、提示部33は、操作部15からの指示に基づいて、表示装置16に表示される複数のラベルの順序を信頼度の昇順または降順にすることができる。
受付部34は、取得部31により取得された各教師データに付与されるべきラベルを操作部15から受け付ける。使用者は、表示装置16に表示されるラベル指定画面において、学習モデルによる複数のラベルおよび信頼度を視認しつつ、操作部15を操作することにより各教師データに付与されるべきラベルを受付部34に指定することができる。付与部35は、各教師データについて受付部34により受け付けられたラベルを当該教師データに付与する。
(2)表示装置による表示
図3は、図2の表示装置16に表示されるラベル指定画面の一例を示す図である。図3に示すように、ラベル指定画面40は、選択画像表示領域41、画像選択領域42、画像リスト表示領域43、基本情報表示領域44およびラベル情報表示領域45を含む。本例では、選択画像表示領域41は、全体画像表示部41a、拡大画像表示部41bおよび推定ラベル表示部41cを含む。
図3は、図2の表示装置16に表示されるラベル指定画面の一例を示す図である。図3に示すように、ラベル指定画面40は、選択画像表示領域41、画像選択領域42、画像リスト表示領域43、基本情報表示領域44およびラベル情報表示領域45を含む。本例では、選択画像表示領域41は、全体画像表示部41a、拡大画像表示部41bおよび推定ラベル表示部41cを含む。
全体画像表示部41aには、選択中の教師データに基づいて、図2の検査装置20により撮像された部分の全体を示す全体画像が表示される。使用者は、全体画像表示部41aに表示された画像を視認することにより、ラベルを指定すべき選択中の教師データを容易に認識することができる。拡大画像表示部41bには、全体画像の任意の部分が拡大された拡大画像が表示される。本例では、全体画像表示部41aにおける点線の矩形で囲まれた画像の部分が拡大画像表示部41bに拡大表示される。
推定ラベル表示部41cには、選択中の教師データについて図2の推定部32により推定されたラベルが表示される。使用者は、選択画像表示領域41を視認することにより、画像を示す教師データと、教師データについて推定されたラベルとの対応関係を容易に認識することができる。選択画像表示領域41には、選択中の教師データについて推定部32により評価された信頼度がさらに表示されてもよい。
画像選択領域42には、作業対象の教師データを選択するための操作ボタン42a,42bが表示される。使用者は、図2の操作部15を用いて操作ボタン42aまたは操作ボタン42bを操作することにより、所望の教師データを選択することができる。選択された教師データに対応する画像が選択画像表示領域41に表示される。また、画像選択領域42には、選択された教師データの識別番号および作業の進捗度がさらに表示される。図3の例では、2380の教師データのうち識別番号「1115」の教師データが選択されており、作業の進捗度は47%である。
画像リスト表示領域43には、図2の取得部31により取得された複数の教師データにそれぞれ基づく複数のサムネイル画像が識別番号の順で並ぶように表示される。また、選択中の教師データに対応するサムネイル画像は、カーソル43aまたは強調表示等により識別可能に表示される。画像リスト表示領域43には、各教師データについて推定部32により評価された信頼度がサムネイル画像に対応するようにさらに表示されてもよい。使用者は、操作部15を用いて任意のサムネイル画像を選択することによっても、作業対象の教師データを選択することができる。
基本情報表示領域44には、選択中の教師データの作成日時等を示す基本情報が表示される。ラベル情報表示領域45には、ラベル「OK」および「NG」にそれぞれ対応するチェックボックス45a,45bが表示される。使用者は、操作部15を用いてチェックボックス45a,45bのいずれかを操作することにより、選択中の教師データに付与すべきラベルを指示することができる。なお、ラベル情報表示領域45には、チェックボックス45a,45bに代えて、同様の機能を有するプルダウンメニュー等が表示されてもよい。
また、ラベル情報表示領域45には、推定部32により推定された各ラベルの総数を示す表45cが表示される。図3の例では、「OK」であると推定されたラベルの総数は1763であり、「NG」であると推定されたラベルの総数は617である。使用者は、教師データに付与すべきラベルを指示する際に、表45cに表示された各ラベルの総数を参照することができる。
図4は、図2の表示装置16に表示されるラベル指定画面40の他の例を示す図である。図4の例では、取得部31により取得された複数の教師データにそれぞれ基づく複数のサムネイル画像が推定部32により評価された信頼度の降順で画像リスト表示領域43に表示される。複数のサムネイル画像は、信頼度の昇順で画像リスト表示領域43に表示されてもよい。使用者は、操作部15を用いて所定の操作を行うことにより、画像リスト表示領域43の表示態様を図3の例と、図4の例とで切り替えることができる。
推定されたラベルの信頼度が高い教師データについては、使用者は容易に正確なラベルを指定することが可能である。そのため、使用者は推定されたラベルの信頼度が低い教師データについてのみ指定すべきラベルを念入りに判断すればよい。したがって、図3の例においても、使用者は、信頼度を視認することにより、念入りに判断してラベルを指定すべき教師データを容易に認識することができる。これにより、使用者の負担を低減することができる。
また、図4の例では、複数の教師データにそれぞれ対応する複数のサムネイル画像が信頼度の順序で並ぶように画像リスト表示領域43に表示される。そのため、使用者は、念入りに判断してラベルを指定すべき複数の教師データの群を容易に認識することができる。したがって、使用者の負担をさらに低減することができる。図4の例では、画像リスト表示領域43には、各サムネイル画像に対応する識別番号がさらに表示されてもよい。
(3)支援処理
図5は、図2の支援装置30による支援処理を示すフローチャートである。図5の支援処理は、図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムをRAM12上で実行することにより行われる。以下、図2の支援装置30、図3または図4のラベル指定画面40、および図5のフローチャートを用いて支援処理を説明する。
図5は、図2の支援装置30による支援処理を示すフローチャートである。図5の支援処理は、図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムをRAM12上で実行することにより行われる。以下、図2の支援装置30、図3または図4のラベル指定画面40、および図5のフローチャートを用いて支援処理を説明する。
まず、取得部31は、複数の教師データを検査装置20から順次取得する(ステップS1)。次に、推定部32は、ステップS1で取得された各教師データに付与されるべきラベルを学習モデルに基づいて推定する(ステップS2)。また、推定部32は、ステップS2で推定された各ラベルの信頼度を学習モデルに基づいて評価する(ステップS3)。これにより、表示装置16にラベル指定画面40が表示される。
続いて、提示部33は、ステップS1で取得された複数の教師データにそれぞれ対応する複数のサムネイル画像を表示装置16におけるラベル指定画面40の画像リスト表示領域43に表示させる(ステップS4)。本例の初期設定では、複数のサムネイル画像は識別番号の順で並ぶように表示される。画像リスト表示領域43には、識別番号およびステップS3で評価されたラベルの信頼度が対応するサムネイル画像に対応するようにさらに表示されてもよい。
その後、提示部33は、サムネイル画像の配置の順序の変更が指示されたか否かを判定する(ステップS5)。順序の変更が指示されない場合、提示部33はステップS7に進む。順序の変更が指示された場合、提示部33は、サムネイル画像の配置の順序を変更し(ステップS6)、ステップS7に進む。ステップS6が実行されるごとに、サムネイル画像の配置の順序が識別番号の順序とステップS3で評価された信頼度の順序とで切り替わる。
ステップS7で、提示部33は、いずれかの教師データが選択されたか否かを判定する(ステップS7)。教師データが選択されない場合、提示部33はステップS11に進む。教師データが選択された場合、提示部33は、選択された教師データに基づく画像および当該教師データについてステップS2で推定されたラベルを表示装置16におけるラベル指定画面40の選択画像表示領域41に表示させる(ステップS8)。選択画像表示領域41には、選択された教師データについてステップS3で評価されたラベルの信頼度がさらに表示されてもよい。
次に、受付部34は、ステップS7で選択された教師データについて、ラベルの指定が受け付けられたか否かを判定する(ステップS9)。ラベルの指定が受け付けられない場合、受付部34はステップS11に進む。ラベルの指定が受け付けられた場合、付与部35は、受け付けられたラベルをステップS7で選択された教師データに付与し(ステップS10)、ステップS11に進む。
ステップS11で、付与部35は、終了が指示されたか否かを判定する(ステップS11)。使用者は、操作部15を用いて所定の操作を行うことにより終了または続行を指示することができる。終了が指示されていない場合、付与部35はステップS5に戻る。したがって、ラベルが付与されていない教師データが残っている場合、または一度付与されたラベルを変更する場合、使用者は、続行を指示することとなる。終了が指示された場合、付与部35は支援処理を終了する。
(4)効果
本実施の形態に係る支援装置30においては、学習モデルを用いて推定部32により推定された教師データに付与されるべきラベルが提示部33により提示される。そのため、使用者は、教師データに付与されるべきラベルを受付部34に指定する際に、提示部33により提示されたラベルを参照することができる。また、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
本実施の形態に係る支援装置30においては、学習モデルを用いて推定部32により推定された教師データに付与されるべきラベルが提示部33により提示される。そのため、使用者は、教師データに付与されるべきラベルを受付部34に指定する際に、提示部33により提示されたラベルを参照することができる。また、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
[2]第2の実施の形態
(1)支援システムの構成
第2の実施の形態に係る支援装置30について、第1の実施の形態に係る支援装置30と異なる点を説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る支援装置30の構成を示す図である。図2に示すように、支援装置30は、取得部31、推定部32、提示部33、受付部34および付与部35に加えて、判定部36、報知部37および更新部38を機能部としてさらに含む。図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムを実行することにより、支援装置30の機能部が実現される。支援装置30の機能部の一部または全てが電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。
(1)支援システムの構成
第2の実施の形態に係る支援装置30について、第1の実施の形態に係る支援装置30と異なる点を説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態に係る支援装置30の構成を示す図である。図2に示すように、支援装置30は、取得部31、推定部32、提示部33、受付部34および付与部35に加えて、判定部36、報知部37および更新部38を機能部としてさらに含む。図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムを実行することにより、支援装置30の機能部が実現される。支援装置30の機能部の一部または全てが電子回路等のハードウエアにより実現されてもよい。
判定部36は、推定部32により推定されたラベルと、受付部34により受け付けられたラベルとが異なるか否かを判定する。報知部37は、判定部36によりラベルが異なると判定された場合に報知を行う。本例では、受付部34により受け付けられたラベルが推定部32により推定されたラベルと異なる旨の文章が表示装置16に表示されることにより報知が行われる。使用者は、報知を認識することにより、指定したラベルが正しいか否かを再度判断する機会を得ることができる。
報知は表示装置16を用いて行われるが、実施の形態はこれに限定されない。例えば、支援システム100が音声出力装置を含む場合には、受付部34により受け付けられたラベルが推定部32により推定されたラベルと異なる旨の内容を示す音声、またはブザー等の警告音が出力されることにより報知が行われてもよい。あるいは、支援システム100がランプ等の表示灯を含む場合には、表示灯が点灯、消灯または点滅されることにより報知が行われてもよい。
提示部33は、判定部36によりラベルが異なると判定された場合に、判定の根拠を提示する。この場合、使用者は、提示された根拠を考慮して、付与すべきラベルについて再度の判断を行うことができる。本例では、教師データに基づく画像の部分が視認可能に表示装置16に表示されることにより、判定部36による判定の根拠が提示される。この構成によれば、使用者は、付与すべきラベルについて再度の判断を行う場合において、考慮すべき画像の部分を容易に認識することができる。
報知部37により報知が行われた場合、使用者は、指示したラベルが正しいか否かを再度判断する。その結果、使用者は、指示したラベルは誤りであると判断した場合には、教師データに付与されるべきラベルを受付部34に再度指示することができる。一方、使用者は、指定したラベルは正しいと判断した場合には、操作部15を操作することにより、指定したラベルを付与することを付与部35に指示することができる。
付与部35は、受付部34により受け付けられたラベルが推定部32により推定されたラベルと異なる場合でも、使用者による指示に応答して、受付部34により受け付けられたラベルを教師データに付与する。更新部38は、使用者による指示に応答して、受付部34により受け付けられたラベルと、当該ラベルに対応する教師データとに基づいて、記憶装置14に記憶された学習モデルを更新する。これにより、以降の支援処理において、推定部32は教師データについてより正確なラベルを推定することが可能になる。
(2)表示装置による表示
図7は、図6の表示装置16に表示されるラベル指定画面40の一例を示す図である。図7のラベル指定画面40が図3のラベル指定画面40と異なるのは以下の点である。本実施の形態においては、図6の推定部32により推定されたラベルおよび評価された信頼度がラベル指定画面40に表示されない。そのため、選択画像表示領域41には、推定ラベル表示部41cが表示されない。また、ラベル情報表示領域45には、表45cが表示されない。
図7は、図6の表示装置16に表示されるラベル指定画面40の一例を示す図である。図7のラベル指定画面40が図3のラベル指定画面40と異なるのは以下の点である。本実施の形態においては、図6の推定部32により推定されたラベルおよび評価された信頼度がラベル指定画面40に表示されない。そのため、選択画像表示領域41には、推定ラベル表示部41cが表示されない。また、ラベル情報表示領域45には、表45cが表示されない。
ラベル指定画面40において、使用者は、各教師データを順次選択し、選択された教師データについて付与すべきラベルを指定する。ここで、指定されたラベルが推定部32により推定されたラベルと異なると判定された場合には、その旨を提示する報知画面が表示装置16に表示される。
図8は、図6の表示装置16に表示される報知画面の一例を示す図である。図8に示すように、報知画面50は、文章表示領域51、画像表示領域52、再指定ボタン53および付与ボタン54を含む。文章表示領域51には、例えば推定されたラベルとは異なるラベルが指定されたことを示す文章、および使用者に再度の判断を促す文章が表示される。
画像表示領域52には、推定されたラベルとは異なるラベルが指定された教師データに基づく画像が表示される。画像においては、指定されたラベルが推定されたラベルとは異なると判定された根拠となる部分が視認可能に示される。本例では、Grad-CAM(Gradient-weighted Class Activation Mapping)等により画像の該当部分にマーキング52aが付されることにより、根拠となる部分が視認可能に示される。また、画像表示領域52には、教師データの識別番号、推定されたラベルおよび信頼度、ならびに指定されたラベルがさらに表示される。
使用者は、再度の判断の結果、自己の判断に誤りがあると考えた場合には、図6の操作部15を用いて再指定ボタン53を操作することによりラベルの再指定を指示する。この場合、表示装置16に図7のラベル指定画面40が再度表示される。これにより、判断対象の教師データについて、付与すべきラベルを再度指定することができる。
一方、使用者は、再度の判断の結果、自己の判断に誤りがないと考えた場合には、操作部15を用いて付与ボタン54を操作することによりラベルの付与を指示する。これにより、指定されたラベルが推定されたラベルとは異なる場合でも、指定されたラベルが教師データに付与される。また、指定されたラベルと教師データとに基づいて、図6の記憶装置14に記憶された学習モデルが更新される。
(3)支援処理
図9は、図6の支援装置30による支援処理を示すフローチャートである。図9の支援処理は、図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムをRAM12上で実行することにより行われる。以下、図6の支援装置30、図7のラベル指定画面40、図8の報知画面50および図9のフローチャートを用いて支援処理を説明する。
図9は、図6の支援装置30による支援処理を示すフローチャートである。図9の支援処理は、図1のCPU11がROM13または記憶装置14等に記憶された支援プログラムをRAM12上で実行することにより行われる。以下、図6の支援装置30、図7のラベル指定画面40、図8の報知画面50および図9のフローチャートを用いて支援処理を説明する。
まず、取得部31は、複数の教師データを検査装置20から順次取得する(ステップS31)。これにより、表示装置16にラベル指定画面40が表示される。次に、推定部32は、いずれかの教師データが選択されたか否かを判定する(ステップS32)。教師データが選択されない場合、推定部32はステップS43に進む。教師データが選択された場合、推定部32は、選択された教師データに付与されるべきラベルを学習モデルに基づいて推定する(ステップS33)。また、推定部32は、ステップS33で推定されたラベルの信頼度を学習モデルに基づいて評価する(ステップS34)。
続いて、受付部34は、ステップS32で選択された教師データについて、ラベルの指定が受け付けられたか否かを判定する(ステップS35)。ラベルの指定が受け付けられない場合、受付部34はステップS43に進む。ラベルの指定が受け付けられた場合、判定部36は、ステップS35で受け付けられたラベルと、ステップS33で推定されたラベルとが異なるか否かを判定する(ステップS36)。なお、ステップS33,S34は、ステップS35とステップS36との間に実行されてもよい。
ラベルが異ならない場合、付与部35は、受け付けられたラベルをステップS32で選択された教師データに付与し(ステップS37)、ステップS43に進む。ラベルが異なる場合、報知部37は、表示装置16に報知画面50を表示することにより報知を行う(ステップS38)。報知画面50には、ステップS33で推定されたラベルおよびステップS34で評価された信頼度がさらに表示されてもよい。
その後、受付部34は、ラベルの再指定が指示されたか否かを判定する(ステップS39)。ラベルの再指定が指示された場合、受付部34はステップS32に戻る。この場合、表示装置16にラベル指定画面40が再度表示される。これにより、使用者は任意の教師データを選択し、選択された教師データについてラベルの再指定を行うことができる。
ラベルの再指定が指示されない場合、付与部35は、ラベルの付与が指示されたか否かを判定する(ステップS40)。ラベルの付与が指示されない場合、付与部35はステップS39に戻る。ラベルの再指定が指示されるか、ラベルの付与が指示されるまでステップS39,S40の処理が繰り返される。
ラベルの付与が指示された場合、付与部35は、ステップS35で受け付けられたラベルと、ステップS33で推定されたラベルとが異なる場合でも、ステップS35で受け付けられたラベルを教師データに付与する(ステップS41)。また、更新部38は、ステップS41でラベルが付与された教師データと、当該ラベルとに基づいて学習モデルを更新する(ステップS42)。
最後に、付与部35は、終了が指示されたか否かを判定する(ステップS43)。使用者は、操作部15を用いて所定の操作を行うことにより終了または続行を指示することができる。終了が指示されていない場合、付与部35はステップS32に戻る。したがって、ラベルが付与されていない教師データが残っている場合、または一度付与されたラベルを変更する場合、使用者は、続行を指示することとなる。終了が指示された場合、付与部35は支援処理を終了する。
(4)効果
本実施の形態に係る支援装置30においては、使用者により指定されたラベルが学習モデルを用いて推定部32により推定されたラベルと異なると判定部36により判定された場合には、報知部37により報知が行われる。そのため、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。また、使用者が指定に誤りがないと判断した場合には、推定されたラベルと異なるラベルが付与部35により教師データに付与される。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
本実施の形態に係る支援装置30においては、使用者により指定されたラベルが学習モデルを用いて推定部32により推定されたラベルと異なると判定部36により判定された場合には、報知部37により報知が行われる。そのため、使用者は、集中力の低下または疲労等により誤った指定を行った場合でも、容易に誤りに気付くことができる。また、使用者が指定に誤りがないと判断した場合には、推定されたラベルと異なるラベルが付与部35により教師データに付与される。これにより、使用者の負担を軽減しつつ正確な教師データを作成することが可能になる。
[3]他の実施の形態
(1)上記実施の形態において、支援システム100は、基板を検査するための検査装置20を含み、基板の画像を示す教師データの作成の支援に用いられるが、実施の形態はこれに限定されない。支援システム100は、他の教師データの作成の支援に用いられてもよい。また、教師データは画像を示す画像データを含むが、実施の形態はこれに限定されない。教師データは、例えば音声を再生する音声データであってもよい。
(1)上記実施の形態において、支援システム100は、基板を検査するための検査装置20を含み、基板の画像を示す教師データの作成の支援に用いられるが、実施の形態はこれに限定されない。支援システム100は、他の教師データの作成の支援に用いられてもよい。また、教師データは画像を示す画像データを含むが、実施の形態はこれに限定されない。教師データは、例えば音声を再生する音声データであってもよい。
(2)上記実施の形態において、教師データが2種類に分類され、分類された教師データの各々にラベル「OK」または「NG」が付与されるが、実施の形態はこれに限定されない。教師データは、3種類以上に分類され、分類された教師データの各々にラベルが付与されてもよい。
また、第2の実施の形態において、学習モデルは分類問題を学習することにより構築されるが、実施の形態はこれに限定されない。学習モデルは回帰問題を学習することにより構築されてもよい。この場合、推定部32は第1のラベルを第1のスコアとして推定し、受付部34は第2のラベルを第2のスコアとして受け付ける。また、判定部36は、第1のスコアと第2のスコアとの差が予め定められたしきい値以上である場合に第1のラベルと第2のラベルとが異なると判定する。
(3)上記実施の形態において、推定部32は推定されたラベルの信頼度を評価するが、実施の形態はこれに限定されない。推定部32は推定されたラベルの信頼度を評価しなくてもよい。この場合、第1の実施の形態においては、複数のサムネイル画像は、信頼度の順序ではなく、例えば識別番号の順序で画像リスト表示領域43に表示される。
(4)第2の実施の形態において、提示部33は、ラベルが異なると判定された場合、画像の部分を提示することにより判定の根拠を提示するが、実施の形態はこれに限定されない。提示部33は、文章または音声等により判定の根拠を提示してもよい。あるいは、提示部33は、判定の根拠を提示しなくてもよい。
(5)第2の実施の形態において、使用者により指定されたラベルと、当該ラベルが指定されたラベルに対応する教師データとに基づいて学習モデルが更新されるが、実施の形態はこれに限定されない。学習モデルは更新されなくてもよい。この場合、支援装置30は更新部38を含まない。
[4]請求項の各構成要素と実施の形態の各部との対応関係
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
上記実施の形態においては、支援装置30が教師データ作成支援装置の例であり、推定部32が推定部の例であり、提示部33が提示部の例であり、受付部34が受付部の例であり、判定部36が判定部の例である。報知部37が報知部の例であり、更新部38が更新部の例であり、表示装置16が表示装置の例であり、支援システム100が教師データ作成支援システムの例である。
10…処理装置,11…CPU,12…RAM,13…ROM,14…記憶装置,15…操作部,16…表示装置,17…入出力I/F,18…バス,20…検査装置,30…支援装置,31…取得部,32…推定部,33…提示部,34…受付部,35…付与部,36…判定部,37…報知部,38…更新部,40…ラベル指定画面,41…選択画像表示領域,41a…全体画像表示部,41b…拡大画像表示部,41c…推定ラベル表示部,42…画像選択領域,42a,42b…操作ボタン,43…画像リスト表示領域,43a…カーソル,44…基本情報表示領域,45…ラベル情報表示領域,45a,45b…チェックボックス,45c…表,50…報知画面,51…文章表示領域,52…画像表示領域,52a…マーキング,53…再指定ボタン,54…付与ボタン,100…支援システム
Claims (14)
- 教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援装置であって、
前記教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定する推定部と、
前記推定部により推定された前記第1のラベルを提示する提示部と、
前記教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付ける受付部とを備える、教師データ作成支援装置。 - 前記推定部は、推定された前記第1のラベルの信頼度を評価し、
前記提示部は、前記推定部により評価された前記信頼度をさらに提示する、請求項1記載の教師データ作成支援装置。 - 前記推定部は、複数の前記教師データにそれぞれ付与されるべき複数の前記第1のラベルを推定するとともに、推定された各第1のラベルの前記信頼度を評価し、
前記提示部は、前記推定部により推定された複数の前記第1のラベルを前記信頼度の順序で提示する、請求項2記載の教師データ作成支援装置。 - 前記教師データは画像を示す画像データを含み、
前記提示部は、前記第1のラベルと対応するように前記教師データに基づく画像をさらに提示する、請求項1~3のいずれか一項に記載の教師データ作成支援装置。 - 教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援装置であって、
前記教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定する推定部と、
前記教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付ける受付部と、
前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なると判定された場合に報知を行う報知部と、
使用者による指示に応答して、前記第1のラベルと異なる前記第2のラベルを前記教師データに付与する付与部とを備える、教師データ作成支援装置。 - 前記判定部により前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なると判定された場合に判定の根拠を示す提示部をさらに備える、請求項5記載の教師データ作成支援装置。
- 前記教師データは画像を示す画像データを含み、
前記提示部は、前記教師データに基づく画像の部分を視認可能に示すことにより前記判定の根拠を示す、請求項6記載の教師データ作成支援装置。 - 前記提示部は、前記教師データに基づく画像を提示し、
前記受付部は、前記提示部により提示された画像を示す前記教師データについて前記第2のラベルを受け付ける、請求項7記載の教師データ作成支援装置。 - 前記推定部は前記第1のラベルを第1のスコアとして推定し、
前記受付部は、前記第2のラベルを第2のスコアとして受け付け、
前記判定部は、前記第1のスコアと前記第2のスコアとの差が予め定められたしきい値以上である場合に前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なると判定する、請求項5~7のいずれか一項に記載の教師データ作成支援装置。 - 使用者による指示に応答して、前記第2のラベルと、当該第2のラベルに対応する前記教師データに基づいて学習モデルを更新する更新部をさらに備える、請求項1~9のいずれか一項に記載の教師データ作成支援装置。
- 請求項1~4のいずれか一項に記載の教師データ作成支援装置と、
前記教師データ作成支援装置の前記提示部により提示される前記第1のラベルを表示する表示装置とを備える、教師データ作成支援システム。 - 請求項6~8のいずれか一項に記載の教師データ作成支援装置と、
前記教師データ作成支援装置の前記提示部により提示される前記判定の根拠を表示する表示装置とを備える、教師データ作成支援システム。 - 教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援方法であって、
前記教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定するステップと、
推定された前記第1のラベルを提示するステップと、
前記教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付けるステップとを含む、教師データ作成支援方法。 - 教師データへのラベルの付与を支援する教師データ作成支援方法であって、
前記教師データに付与されるべきラベルを予め用意された学習モデルを用いて第1のラベルとして推定するステップと、
前記教師データに付与されるべきラベルを第2のラベルとして受け付けるステップと、
前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なるか否かを判定するステップと、
前記第1のラベルと前記第2のラベルとが異なると判定された場合に報知を行うステップと、
使用者による指示に応答して、前記第1のラベルと異なる前記第2のラベルを前記教師データに付与するステップとを含む、教師データ作成支援方法。
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