JP2022040742A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】摩擦材51及び当該摩擦材51が取り付けられた裏板50を有する摩擦パット5を備え、摩擦パッド5a,5bをディスクロータ2の面に押圧して制動する車両用ディスクブレーキ1である。摩擦パッド5a,5bを支持する支持部材を備えており、支持部材にひずみゲージ55a~55dが取り付けられている。支持部材は、キャリパボディ4をディスクロータ2の回転軸方向に摺動可能に支持するキャリパブラケット3である。キャリパブラケット3においてひずみゲージ55a~55dは、ディスクロータ2の径方向の内側となる部位に取り付けられている。
【選択図】図3
Description
特に、支持部材に生じたひずみにより制動トルクを数値化できるので、制動時に生じる熱の影響を比較的受け難く、精度のよい制動トルクの数値化が可能である。
また、ディスク回入側のキャリパブラケットのひずみは、ディスク回出側を支点とした摩擦パッドを回転させようとす力によってディスク回入側のトルク受けに制動トルクが加わって変形となって現れる。これにより、ひずみゲージの耐久性を確保しながら、より精度よく制動トルクを数値化できる。
以下の説明において、図5に示す矢印Aは、車両前進時のディスクロータの回転方向である。また、以下で説明するディスク回出側及びディスク回入側とは車両前進時におけるものとする。また、車両用ディスクブレーキの前後左右上下を言うときは、図1に示す方向を基準とするが、車両に対する車両用ディスクブレーキの組み付け方向を限定する趣旨ではない。
以下では、ピストン7に近い左側の摩擦パッド5aをイン側摩擦パッド5aと称することがあり、また、これとは反対側となる右側の摩擦パッド5bをアウト側摩擦パッド5bと称することがある。イン側摩擦パッド5aとアウト側摩擦パッド5bとは、ディスクロータ2を挟んで略対称形状であり、ライニング51,51をディスクロータ2に向けた状態で対向配置されている。
耳片52には、摩擦パッド5a,5bの摩耗(ライニング51の摩耗)を警報するインジケータ53(図2参照)が取り付けられている。インジケータ53は、耳片52を貫通して取り付けられている。
ひずみゲージ55a~55dは、図3,図4に示すように、キャリパブラケット3のブラケットロッド31及びタイバー33に取り付けられている。ひずみゲージ55a~55dは、制動時に摩擦パッド5a,5bに与えられたブレーキトルクの大きさに応じたひずみを検出するものであり、ブレーキトルクの大きさに応じたひずみ量を信号(電流値)として出力する。
はじめに、本実施形態のように、ブラケットロッド31及びタイバー33の上下それぞれの部位にひずみゲージ55a~55dを計4個取り付けた場合には、ブラケットロッド31及びタイバー33の両方において、前後進時の制動トルクをモニタすることができる。これにより、精度の高い制動トルクの検出が可能である。
一方、片側のブラケットロッド31において、ディスク回出側にのみ、ひずみゲージ55bを1個取り付けた場合には、最小限の数のひずみゲージ55bにより後進時の制動トルクをモニタすることができる。
また、ディスク回出側のキャリパブラケット3のひずみは、ディスク回入側を支点とした摩擦パッドを回転させようとする力によってディスク回出側のトルク受けに制動トルクが加わって変形となって現れる。これにより、ひずみゲージ55b(55d)の耐久性を確保しながら、より精度よく制動トルクを数値化できる。
同様に、タイバー33に対して、ディスク回出側のみひずみゲージ55dを1個取り付けた場合にも、最小限の数のひずみゲージ55dにより後進時の制動トルクをモニタすることができる。
特に、キャリパブラケット3に生じたひずみにより制動トルクを数値化できるので、制動時に生じる熱の影響を比較的受け難く、精度のよい制動トルクの数値化が可能である。
例えば、前記第1実施形態では、耳片52の端部外側面にひずみゲージ55を取り付けたが、これに限られることはなく、耳片52の外側面の他の位置にひずみゲージ55を取り付けてもよい。
2 ディスクロータ
3 キャリパブラケット(支持部材)
4 キャリパボディ
5a イン側摩擦パッド(摩擦パッド)
5b アウト側摩擦パッド(摩擦パッド)
31 ブラケットロッド(支持部材)
33 タイバー(支持部材)
50 裏板
51 ライニング(摩擦材)
52 耳片
55a~55d ひずみゲージ
56c 隅部
Claims (4)
- 摩擦材及び当該摩擦材が取り付けられた裏板を有する摩擦パットを備え、前記摩擦パッドをディスクロータの面に押圧して制動する車両用ディスクブレーキであって、
前記摩擦パッドを支持する支持部材を備えており、前記支持部材にひずみゲージが取り付けられていることを特徴とする車両用ディスクブレーキ。 - 前記支持部材は、キャリパボディを前記ディスクロータの回転軸方向に摺動可能に支持するキャリパブラケットであり、
前記キャリパブラケットにおいて前記ひずみゲージは、前記ディスクロータの外周縁よりも径方向の内側となる部位に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記キャリパボディは、前記摩擦パッドを前記ディスクロータの面に押圧するための作用部及び反作用部を有しており、
前記キャリパブラケットは、作用部側に設けられたブラケットロッド及び反作用部側に設けられたタイバーとを備えており、
前記ひずみゲージは、前記ブラケットロッド及び前記タイバーの少なくとも一方に取り付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用ディスクブレーキ。 - 前記ひずみゲージは、前記ディスクロータのディスク回入側に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用ディスクブレーキ。
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---|---|---|---|---|
JPS6238334A (ja) * | 1985-08-14 | 1987-02-19 | Akebono Brake Res & Dev Center Ltd | デイスクブレ−キ |
JPH094660A (ja) * | 1995-06-20 | 1997-01-07 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ディスクブレーキ |
JP2003014019A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Tokico Ltd | ディスクブレーキ |
JP2008248902A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Honda Motor Co Ltd | ブレーキ力検出装置 |
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2020
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