JP2022040106A - 油性メイクアップ化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
透明もしくは半透明の液状化粧料の中に平均粒子径が0.5mm~10mm易崩壊性顆粒の1種または2種以上がその粒状を認識できる状態で分散されている組み合わせ化粧料であって、25℃における油性液状化粧料の粘度が5,000~500,000mPas以上であることを特徴とする油性メイクアップ化粧料。
【選択図】なし
Description
単一円筒回転式粘度計(芝浦システム社製)を用いて、ローターを1分間に60回転の速さで1分間回転させた際の測定値を読み取り、それぞれの乗数を乗じた値を意味する。本発明の透明とは、700nmの波長の光の透過率が30.0%以上のものをいい、半透明とは700nmの波長の光の透過率が0.5~30.0%のものをいう。尚、透過率は、光路長10mm×光路幅10mmの石英セル、またはプラスティックセルに試料を充填し、分光光度計にて測定される。セルの材質は、特に限定されず、ブランクでセル材質データを差し引くものである。
液状化粧料は、25℃で流動性を有するものであり、25℃における粘度の下限値が5,000mPas以上、好ましくは10,000mPas以上、更に好ましくは30,000mPas以上である。また、粘度の上限は、500,000mPas以下であり、150,000mPas以下であると好ましく、100,000mPas以下であるとより好ましい。この範囲であると、易崩壊性顆粒が化粧料中に均一に分散された状態を保つことができ、使用性にも優れるものである。
また、シェアストレスをかけた後の弾性の回復が早いものが好ましく、条件に関しては特に限定しないが、例えばストレス制御式レオメーター(TA INSTRUMENTS社製)を用いて25℃の100秒経過後の粘度回復率を測定した場合に、ステンレス製、直径4cm、コーン角2°のコーンプレートを使用し、サンプルを静置状態(ひずみ:0.01%)からゲル構造を崩す高シェア付加状態(シェアレート:100[1/s])へと変化させ、さらに静置状態(ひずみ:0.01%)へと変化させた際の各静置状態での弾性成分を比較した場合に、高シェア負荷状態によって失われた弾性成分が100秒で10%以上の回復を示すことが好ましい。この範囲であると、塗布時の使用性に優れ、使用後の化粧料中での易崩壊性顆粒の沈降を防ぎ、均一な分散状態を保つことができるため好ましい。
これらはフッ素化合物、シリコ-ン油、粉体、油剤、ゲル化剤、エマルションポリマー、界面活性剤等で表面処理されていてもよい。これらの粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、更に複合化したものを用いても良い。
外観審美性の観点から酸化鉄、コンジョウ、群青、有機色素などの着色顔料が好ましく挙げられる。また、酸化チタン被覆雲母、酸化チタン被覆ガラス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、シリカ酸化鉄被覆アルミニウム、シリカ酸化チタン被覆ガラス等のカラートラベル粉体等の光輝性粉体が好ましく、さらに、酸化鉄酸化チタン被覆雲母、酸化鉄酸化チタン被覆ガラス、コンジョウ被覆雲母等の着色パール剤がより好ましく用いられる。顆粒中への含有量は特に限定しないが、外観審美性の観点から、下限としては、15%以上が好ましく、25%以上がより好ましく、35%以上がさらに好ましい。上限としては、100%未満、98%以下が好ましく、70%以下がより好ましく、50%以下がさらに好ましい。
表1に示す油性液状化粧料(液状ベース)1~5、表2に示す易崩壊性顆粒(造粒物)1~8を調製し、表3及び4に示す組み合わせでリップグロスを調整し、評価を行った。
※2:リソカスタIOHS(高級アルコール工業社製)
※3:日石ポリブテン(JX日鉱日石エネルギー社製)
※4:AEROSIL R-976S(日本アエロジル社製)
※5:AEROSIL 380S(日本アエロジル社製)
※6:シリコンKF-96(20CS)(信越化学工業社製)
粘度は、1気圧下、25℃において、単一円筒回転式粘度計(芝浦システム社製)を用いて、ローターを1分間に60回転の速さで1分間回転させた際の測定値を読み取り、それぞれの乗数を乗じた値を測定した。
ストレス制御式レオメーター(TA INSTRUMENTS社製)を用いてステンレス製、直径4cm、コーン角2°のコーンプレートを使用し、測定した場合にサンプルを静置状態の弾性率Es(ひずみ:0.01%)からゲル構造を崩す高シェア負荷状態(シェアレート:100[1/s])に変化させ静置状態(ひずみ:0.01%)にした直後の弾性率E0から、100秒後の状態の弾性率E100を測定した。
Es、E0、E100それぞれの弾性率から下記式により100秒後の弾性率の回復率を求めた。
100秒後の弾性率の回復率=(E100/Es)×100
A.成分(1)~(7)を均一に混合する。
B.Aに成分(8)~(10)を加えて均一に分散し油性液状化粧料を得た。
※8:メタシャインMT1120RS(日本板硝子社製)
※9:HELIOS 100R(トピー工業社製)
※10:ビニゾール2140L((アクリレーツ/VA)コポリマー42.7%、ヒドロキシエチルセルロース1%未満 他)(大同化成工業社製)
A.成分(1)~(7)を均一に混合する。
B.成分(8)を精製水40質量部に分散する。
C.AにBを加えスーパーミキサーで造粒する。
D.Cを60℃で8時間乾燥し、易崩壊性顆粒を得た。
尚、易崩壊性顆粒1~6に関してはスクリーン径0.8mm、易崩壊性顆粒7に関してはスクリーン径10mm、易崩壊性顆粒8に関してはスクリーン径0.5mmを使用した。
液状ベースに造粒物を均一に混合し、70℃に加熱し、チューブ容器に充填しリップグロスを得た。
実施例1~12及び比較例1~5のリップグロスに対し、イ.使用前の外観(均一性)、ロ.使用後の外観(均一性)、ハ.使用性、ニ.外観(審美性)について下記の評価方法にて評価し判定した。その結果も併せて表3及び表4に示す。
イ.使用前の外観(均一性)
ロ.使用後の外観(均一性)
イは使用前の化粧料について、ロはチューブから化粧料を押し出して使用する動作を3回行った後の化粧料の状態を、易崩壊性顆粒が化粧料中に均一に分散しているかを目視にて観察、下記判定基準により判定した。
<判定基準>
(判定):(評価)
A :造粒物が均一に分散し、美麗な外観を呈している
B :造粒物の一部が不均一、もしくは上部と下部を比較した際に若干の造粒物の偏りが見られる
C :造粒物が明らかに沈降している
化粧料評価専門パネル10名による使用テストを行い、使用時に造粒物が均一に出るかどうか、塗布しやすいかどうか、造粒物が崩壊し均一に広がるかどうかを、パネル各人が下記絶対評価基準にて評価し評点をつけ、パネル全員の評点合計からその平均値を算出し、下記階判定基準により判定し、その結果を表3及び表4に示した。
<絶対評価基準>
(評点):(評価)
5 :非常に良い
4 :良い
3:やや良い
2 :やや悪い
1 :悪い
0 :非常に悪い
<判定基準>
(判定):(評点の平均点)
A :4点を超える :非常
B :2.5点を超え4点以下
C :2.5点以下
二は使用前の化粧料について、易崩壊性顆粒が化粧料中に均一に分散し、着色・パール感を呈する美麗であるかを目視にて観察、下記判定基準により判定した。
<判定基準>
(判定):(評価)
A :造粒物が均一に分散、着色・パール感のある美麗な外観を呈している
B :造粒物の一部に不均一な部分がある、着色・パール感が物足りない
C :造粒物が沈降している、または着色・パール感がない。
易崩壊性顆粒の量が少ない実施例10では粒が目立たちにくい傾向があり、量の多い実施例11は全体が粒状となるものであった。易崩壊性顆粒中に水溶性ポリマーエマルジョンを含まないものを含有する実施例12は、使用性は問題ないものの、使用前から顆粒の形状を少し維持しにくいことから外観評価が下がる傾向があった。
一方、粘度回復率が低い油性液状化粧料を使用した比較例1、2は使用前の外観や使用感についてはよかったものの、使用後に易崩壊性顆粒が沈降する現象が見られた。また、パールを含まない比較例3は、顆粒の崩壊性が悪いため使用性が低く、また、易崩壊性顆粒の粒径が大きい比較例4では使用時に造粒物が均一に取れず、易崩壊性顆粒が崩壊後、塗布膜の中で不均一性が見られる面において使用性に劣り、粒径が小さい比較例5では造粒物の目視が困難であり審美性に劣るものであった。
Claims (9)
- 透明もしくは半透明の油相中に、平均粒子径が0.5mm~10mmの易崩壊性顆粒1種または2種以上が分散されている化粧料であって、25℃における粘度が5,000~500,000mPasである油性メイクアップ化粧料。
- 前記易崩壊性顆粒中に着色顔料、および光輝性粉体から選ばれる1種または2種以上を25~98質量%含有することを特徴とする請求項1に記載の油性メイクアップ化粧料。
- 前記易崩壊性顆粒を化粧料内に0.5~15質量%含有する請求項1または2に記載の油性メイクアップ化粧料。
- さらに親油性ゲル化剤を含有する請求項1~3のいずれか一項に記載の油性メイクアップ化粧料。
- さらに前記易崩壊性顆粒中に、水分散性ポリマーエマルジョンを含有する請求項1~4のいずれか一項に記載の油性メイクアップ化粧料。
- 前記水分散性ポリマーエマルジョンが、アクリル酸アルキル共重合体エマルジョン、(メタ)アクリル酸アルキル・スチレン共重合体エマルション、アクリルアミド系ポリマーエマルション、ポリ酢酸ビニルエマルジョン、ポリ塩化ビニルエマルジョン、ビニルピロリドン・スチレン共重合体エマルション、シリコーン系ポリマーエマルション、ウレタン系ポリマーエマルションから選ばれる1種または2種以上である請求項5に記載の油性メイクアップ化粧料。
- 前記水分散性ポリマーエマルジョンが、前記易崩壊性顆粒中に固形分換算で2.0~10質量%含有する請求項5または6に記載の油性メイクアップ化粧料。
- さらに充填温度50℃~95℃で充填する請求項1~7のいずれか一項に記載の油性メイクアップ化粧料。
- 前記油性メイクアップ化粧料が、25℃の条件下において静置状態から、高シェア付加状態へと変化させさらに静置状態へと応力を変化させた際の、各静置状態での弾性成分を比較した場合に、弾性成分が100秒で10%以上の回復率を示す請求項1~8のいずれか一項に記載の油性メイクアップ化粧料。
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|---|---|---|---|
| JP2020145096 | 2020-08-28 | ||
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|---|---|
| JP2022040106A true JP2022040106A (ja) | 2022-03-10 |
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|---|---|---|---|
| JP2021139408A Pending JP2022040106A (ja) | 2020-08-28 | 2021-08-27 | 油性メイクアップ化粧料 |
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Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2020109082A (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-16 | 株式会社コーセー | 易崩壊性造粒組成物を含有する固形化粧料 |
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- 2021-08-27 JP JP2021139408A patent/JP2022040106A/ja active Pending
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